JP2013075586A - 自動2輪車の後部灯体構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】リヤフェンダ上方に設けたリヤコンビネーションランプに対するバルブメンテナンスを容易にする。
【解決手段】リヤフェンダ6は後端部にリヤコンビネーションランプ8を備え、その下方に垂下部7を有し、リヤコンビネーションランプ8から垂下部7にかけてメンテナンス用開口25を形成し、メンテナンス用リッド15で開閉する。垂下部7にメンテナンス用開口25の一部をなし前方へ凹入されたメンテナンス用凹部27を設け、上方でリヤコンビネーションランプ8の内側に設けられたメンテナンス用空間32へ通させる。メンテナンス用リッド15を外すと、車体後方よりメンテナンス用開口25に手60を入れて、さらにメンテナンス用凹部27に腕を入れて斜め上方へ伸ばし、手60をメンテナンス用空間32へ入れ、手首61を曲げてソケット22bを回すことによりバルブ交換を行う。このとき手首61の曲げ角度が少なくなり作業が容易になる。
【選択図】図12

Description

この発明は、自動2輪車の後部灯体構造に係り、特にテールランプ等のバルブメンテナンスを容易にしたものに関する。
自動2輪車のリヤフェンダ後端部にテールランプを設け、後輪上方となるリヤフェンダの底部にメンテナンス用リッドで開閉されるメンテナンス用開口を設けたものがある。この構造によれば、テールランプのバルブメンテナンスに際して、まずメンテナンス用リッドを外し、前腕を上腕に対して略直角に曲げて後輪近傍から前腕を上方へ伸ばして、手をメンテナンス用開口へ入れ、さらにここで手首を略直角に曲げてバルブをつかんで交換作業をするようになっていた。
特開2010−215215号公報
上記従来技術の場合、テールランプのバルブをメンテナンスするとき、下方のメンテナンス用開口から腕を入れて作業することになるが、メンテナンス用開口がリヤフェンダの後端部で後輪の後方に垂下する垂下部より前方となる後輪近傍に設けられるため、作業者は後輪近傍から腕を差し込んで作業する必要があり、後輪が邪魔になって作業がしにくいこと、及び手首の曲げが大きくなって作業がしにくいという課題がある。
これを解決するためには、メンテナンス用開口をリヤフェンダの後方に配置し、後輪と関係ない車体後方位置から手を差し込んで作業できるようにすることが考えられる。
しかし、単純にリヤフェンダ後方にメンテナンス用開口を配置しただけでは、腕を後方から差し込んだ際、バルブを外すために手首を大きく曲げる必要があり、作業性に課題が残る。そのうえ、メンテナンス用開口のスペースを確保するためにテールランプを後方にずらして取付ければ、車体が必要以上に大型化してしまい、重量増を招くとともに、見た目にも影響が出てしまうことになりかねない。
そこで本発明は、リヤフェンダの下方に垂下する垂下部の後方で、テールランプの下方のリヤフェンダに凹部を形成するとともに、凹部とテールランプバルブの空間を覆う脱着可能なカバーを設けることにより、テールランプを必要以上に大型化することなく、しかも、そのバルブ交換作業をする際に、腕を前記凹部に入れることができ、作業時における手首の曲げ角度を小さくすることができるようにした自動2輪車の後部灯体構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため請求項1に記載した発明は、後輪の上方に配置されるリヤカバーと、
このリヤカバーの後部に配置され、後方を照射するランプと、
このランプの下方に配置され、後端部に下方へ垂下する垂下部を備えたリヤフェンダと、
前記ランプのバルブをメンテナンスするために、前記ランプの前方に配置されるメンテナンス用空間と、
このメンテナンス用空間と外部とを連通するメンテナンス用開口を開閉自在に閉じるメンテナンス用リッドとを備えた自動2輪車の後部灯体構造において、
前記垂下部の後面側に、前方へ凹入して前記メンテナンス用空間へ連なるように形成されたメンテナンス用凹部を設け、
このメンテナンス用凹部を前記メンテナンス用リッドにて後方から脱着可能に塞いだことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、上記請求項1において、前記メンテナンス用凹部は、側面視にて前記垂下部の側壁が設けられている範囲内に形成されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、上記請求項1又は2において、前記ランプに設けられたバルブの取付軸線のうち前記メンテナンス用空間側が下方に向くように傾斜して取付けられることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、上記請求項3において、前記ランプは、中央に配置されるストップランプと、このストップランプの左右に配置されるウインカを備え、前記ウインカのバルブに対する取付軸線は、前記ストップランプのバルブに対する取付軸線よりも大きく傾斜していることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、上記請求項3又は1において、前記ランプは、中央に配置されるストップランプと、このストップランプの左右に配置され、かつ前記ストップランプの下端部よりも下方へ延びるウインカを備え、前記メンテナンス用リッドは、前記左右のウインカに挟まれる位置に配置されることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は、上記請求項5において、前記ウインカのバルブは、その取付軸線が車体の左右方向へ向けられ、かつ前記メンテナンス用空間に臨む側は車幅方向中央側を指向するように配置されることを特徴とする。
請求項7に記載した発明は、上記請求項1〜6のいずれか1項において、前記垂下部の前記メンテナンス用リッド下方にライセンスプレートが支持されるとともに、前記メンテナンス用リッドには、前記ライセンスプレートを照らすためのライセンスランプが取付けられることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、リヤフェンダの垂下部後面にメンテナンス用凹部を設けたので、作業者が垂下部の後下方からメンテナンス用凹部へ腕を斜めに入れて、手をメンテナンス用空間内へ差し込むことができるので、バルブ交換の際に手首を大きく曲げる必要がなく、作業性が向上する。また、作業者が、車体後方となる垂下部後方から手を差し込むことができるので、後輪などが邪魔にならず、作業がし易くなる。
そのうえ、作業者の手を入れるための空間を確保するために、灯火器を必要以上に大型化する必要がないので、車両を小型軽量にすることができる。
請求項2の発明によれば、側面視にて、メンテナンス用凹部は垂下部の側壁によって覆われ、かつ後方はメンテナンス用リッドで覆われるので、外観性を良好に保つことができる。
請求項3の発明によれば、バルブの取付軸線がメンテナンス用空間側を下方に向けて傾斜した状態でランプに取付けられるので、作業者が腕を垂下部の後下方から入れて作業する場合、手首の角度が緩やかになり、作業性が向上する。
請求項4の発明によれば、ウインカのバルブが左右にオフセット配置されることにより、作業者の手首の曲げ角度がきつくなりがちであるところ、ウインカのバルブにおける取付軸線の傾斜角度をストップランプの傾斜角度よりもさらに急傾斜させたので、バルブ交換時における手首の曲げ角度をさらに少なくしてウインカのバルブのメンテナンス性を向上させることができる
請求項5の発明によれば、メンテナンス用リッドを左右のウインカに挟まれて配置することにより、メンテナンス用リッドを小さく設定することができるとともに、メンテナンス用リッドからストップランプ及び左右のウインカまでの距離を小さくできるので、それぞれのランプのバルブ交換がし易くなる。
請求項6の発明によれば、ウインカのバルブにおける取付軸線が車体の左右方向へ向けられ、かつメンテナンス用空間に臨む側は車幅方向中央側を指向するように配置されるので、バルブをつかみ易くなり、メンテナンス作業が容易になる。
請求項7の発明によれば、メンテナンス用リッドの下方にライセンスプレートを配置し、このライセンスプレートを照明するライセンスランプをメンテナンス用リッドと一体に設けたので、テールランプ等のメンテナンス時にメンテナンス用リッドを外すと、ライセンスランプがメンテナンス用リッドと一緒に外され、かつメンテナンス用リッドと一体になっている。このため、取り外したライセンスランプを支持するための支持部を別途設ける必要がなくなる。また、メンテナンス用リッドを外したメンテナンス時にライセンスランプが邪魔になることがなく、メンテナンス作業が容易になる。
そのうえ、ライセンスランプの位置に制限されずにメンテナンス用開口を設けることができるから、メンテナンス用開口を大きく採りやすくなり、バルブ交換等のメンテナンスがし易くなる。

実施形態に係るスクータ型車両の左側面図 図1における後席近傍部を拡大した図 図2と同様部位の側断面図 図3における車両後部拡大図 図2の5−5線相当断面図 図2の6−6線相当断面図 車両後部の後方視図 車両後部の斜視図(メンテナンス用リッドを外した状態) 車両後部の側断面図(メンテナンス用リッドを外した状態) リヤフェンダとリヤコンビネーションランプの小組体側面図 上記小組体の前方視図 上記小組体の側断面図
以下、図面に基づいて、本願発明をスクータ型車両に適用した一実施形態を説明する。
図1はスクータ型車両の左側面図であり、この車両は、前輪1と後輪2の間に低床式フロア3を備える。
低床式フロア3の後部上方には、シート4が配置されている。シート4は前席4a及び後席4bを一体に有するタンデムシートであり、後席4bは後輪2の上方まで後方へ延出し、下方はリヤカバー5によって覆われている。
6はリヤフェンダ、7はリヤフェンダ6の後端部をなす垂下部、8はリヤコンビネーションランプ、9は収納ボックス、10は燃料タンク、11は後席4bの乗員用に設けられたリヤグリップ、12はスイング式パワーユニット、13はエアクリーナ、14はリヤクッションユニットである。
収納ボックス9及び燃料タンク10はシート4の下方かつリヤカバー5の内側へ配置され、燃料タンク10は収納ボックス9の後方に配置されている。
収納ボックス9はヘルメット等を収納可能な大容量のものであり、上方が開放され、シート4で開閉される。シート4は、例えば前端部等をヒンジ結合することにより回動自在になっている。燃料タンク10もシート4を回動することにより給油可能である。
図2は図1における後席4b近傍部を拡大した図、図3は同様部位を車体中心に沿って切断した断面で示す側断面図(図7の3−3線相当断面)、図4は、図3のうちリヤコンビネーションランプ8近傍部を拡大した図、図5は図2の5−5線断面、図6は図2の6−6線断面である。
図2に示すように、リヤフェンダ6の後端部6a、垂下部7及びリヤコンビネーションランプ8の各後面に詳細を後述するメンテナンス用リッド15が着脱自在に設けられている。16はメンテナンス用リッド15へ一体に設けられて後方へ突出するライセンスランプ、17はライセンスランプ16の下方にてメンテナンス用リッド15へ取付けられた反射プレートであり、ライセンスランプ16の光を後方へ反射させるようになっている。
18は垂下部7の後面に取付けられたライセンスプレートであり、夜間等において、上方のライセンスランプ16により照明されるようになっている。
リヤフェンダ6は後輪2を上方から覆う部材であり、樹脂等の適宜材料で形成され、その後部はリヤカバー5の後部から後方へ出て外観部となっている。この外観部のうち、リヤコンビネーションランプ8の下部へ接続する部分は、側面視で斜め下がりに延出する上縁部6aをなす。上縁部6aの後端部はライセンスランプ16の基部側方まで延出する後方延出部6bをなしている。また、上縁部6aは垂下部7の上部へ連続している。
リヤカバー5の後端部は、側面視でリヤグリップ11と略平行にその下方を斜め上がりに後方へ延出する後方延出部5aをなしている。
この後方延出部5aとリヤフェンダ6の上縁部6aにより、側面視で略V字状をなす凹部が形成され、この凹部内にリヤコンビネーションランプ8の大部分が収容されている。
リヤコンビネーションランプ8は後述するテールランプ等複数のランプを複合一体化したものであり、平面視(図示省略)で前方へ開放された略U字状をなし、後端部の後部ユニット20と左右両側部のウインカ21を一体に備える。ウインカ21は車体側方から後方を照射するようリヤコンビネーションランプ8の左右両側部に設けられ、側面視で前方へ凸となる略V字状をなし、上記後方延出部5aとリヤフェンダ6の上縁部6aによる略V字状の凹部内に嵌合されている。
後部ユニット20はストップランプ22とテールランプ23を一体化してあり、ウインカ21よりも後方へ突出しており、一部は後方延出部5aよりも後方かつライセンスランプ16の後端上方まで突出している。また、後方延出部5aよりも上方へ突出してカバー部材19で覆われている。リヤグリップ11の後端部は、後部ユニット20の後端部近傍まで後方延出部5aよりも長く後方へ延出し、後部ユニット20の上方はリヤグリップ11によりガードされている。
ストップランプ22はブレーキをかけたとき点灯し、車体後方を照射する。
テールランプ23は夜間等において、後続車両等へ存在を認識させるための後部識別灯であり、ヘッドライトの点灯に連動して例えば赤色に点灯して車体後方を照射するようなっている。
図4は、図3のうちリヤコンビネーションランプ8近傍部を拡大した図である。
メンテナンス用リッド15を取付けた状態のリヤコンビネーションランプ8部分を示す。メンテナンス用リッド15のリッド上部15aは側面視前方へ凸のV字状をなし、その上部15dは、後部壁20bのうち、ハウジング30と接続する前部20c近傍の上に重なっている。
図3において、リヤコンビネーションランプ8はハウジング30とレンズ31を備え、ハウジング30とレンズ31による密閉空間内にバルブが収容されている。図では、ストップランプ22のバルブ22aのみが示されている。22bはソケットである。なお、図示されていないが他のテールランプ及びウインカも同様にバルブが設けられている。23bはテールランプのソケット、21bはウインカのソケットである。
ハウジング30は、左右のウインカ21部分から後部の後部ユニット20にかけて平面視略U字状をなし、その略U字状をなす内側空間内に車体フレーム40の後端に設けられた後部ブラケット41が配置されている。この後部ブラケット41とハウジング30の間に空間が形成され、この空間がメンテナンス用空間32をなす。
後部ブラケット41の後端上部にはナット41aが設けられ、ここにリヤグリップ11の後部がボルト42によりカバー部材19が共締めされている。
また、後部ブラケット41の前部にはシートロック43が設けられ、後席4b下方におけるシート4の底板4cに設けられたロック金具44をロックするようになっている。
後部ブラケット41の前部下方には、リヤフェンダ6の底部50から上方へ突出する取付部51がボルト52で取付けられている。
車体フレーム40上かつシート4下方には燃料タンク10が設けられ、その給油キャップ10aが後席4bで覆われている。給油キャップ10aは後席4bの回動により取り外して給油可能になる。
メンテナンス用空間32はバルブ交換のため手を入れて交換作業ができる程度の大きさをなし、下方はリヤフェンダ6の底部50及び垂下部7で覆われている。底部50は上方へ凸に湾曲する厚肉部50aにて垂下部7の凹部底壁7aに連続している。凹部底壁7aは垂下部7に形成されたメンテナンス用凹部27の底壁部をなし、厚肉部50aに近似した比較的厚肉をなして斜め下がり後方へ延出している。
メンテナンス用凹部27は、垂下部7の上部に後方へ向かって開放された凹部として凹部底壁7aに沿って上下方向へ斜めに長く形成され、上方はメンテナンス用空間32に向かって開放され、その凹部内空間がメンテナンス用空間32と連通している。
メンテナンス用凹部27の下方側はライセンスプレート18近傍で閉じられている。また、メンテナンス用凹部27の左右は、垂下部側壁7bによって囲まれている。垂下部側壁7bはメンテナンス用凹部27の左右に対向して設けられている。換言すれば、メンテナンス用凹部27は、垂下部側壁7bの形成される範囲内に設けられ、垂下部側壁7bにより側面視で外観されないようになっている。
さらに、メンテナンス用空間32の後方及びメンテナンス用凹部27はメンテナンス用リッド15で開閉されている。すなわち、リヤコンビネーションランプ8の後部は後部ユニット20の下方が開口され、この開口部とメンテナンス用凹部27の開口部とによりメンテナンス用開口25が形成され、このメンテナンス用開口25をメンテナンス用リッド15で開閉するようになっている。詳細は後述する。
図4に示すように、バルブ22aは後方へ向かって斜め上がりの取付軸線L1で傾斜して取付けられ、ソケット22bはハウジング30の取付穴33周囲へ係合して取付けられ、メンテナンス用空間32に臨んでいる。そこで、メンテナンス用空間32内へ手を入れ、取付軸線L1の回りにソケット22bを捩るように回すことでバルブ22aをソケット22bと一緒にハウジング30へ着脱できる。このとき、取付軸線L1が傾斜していることにより、手首の曲げ角を少なくすることができるため、メンテナンス作業が容易になり効率化する。
なお、他のテールランプ23及び左右のウインカ21におけるバルブの取付及び着脱も同様であり、図示されているソケット23bも、取付軸線L1と若干異なる傾斜の取付軸線L2で取付けられている。左右のウインカ21のバルブは車体内方から左右方向外方へ向かって取付けられ、そのソケットもやはりメンテナンス用空間32に臨んでいる。
また、メンテナンス用リッド15のリッド上部15aにおける上端部は、ストップランプ22(後部ユニット20)におけるレンズ31の下面上に重なり、メンテナンス用開口25の開口上部25aを覆っている。
図5に示すように、メンテナンス用凹部27は左右の下方突出部5bの間に形成されている。このように下方突出部5bを設けるのは、デザイン的要請による。
また、メンテナンス用凹部27は左右の下方突出部5bの間に形成されるので、下方突出部5bを設けた場合であっても、メンテナンス用凹部27へ腕を入れて手をメンテナンス用空間32へ入れる際における腕通しが容易になり、良好な腕通し性を確保できる。
16dはライセンスランプ16(レンズとハウジング部分)を予めメンテナンス用リッド15へ締結して一体化しておくためのネジである。
図6にも示すように、メンテナンス用凹部27は垂下部7の後面に、前方へ凹入するように上下方向へ長く形成される。メンテナンス用凹部27の下端部は、ライセンスプレート18の取付位置の近傍かつ上方である。メンテナンス用凹部27の上部は、上方のメンテナンス用空間32内へ連通するように開放されている。メンテナンス用凹部27の凹部内空間とメンテナンス用空間32とは連続している。
図7は車両後部の後方視図であり、リヤコンビネーションランプ8は後部ユニット20と左右のウインカ部21を備える。後部ユニット20の上半部は中央にストップランプ22、左右にテールランプ23が配置されている。
リヤコンビネーションランプ8後面のうち後部ユニット20の下方部から、垂下部7の後面上部に及ぶ部分はメンテナンス用リッド15にて覆われている。
メンテナンス用リッド15は上下方向に長い形状をなし、下方突出部5bの後端部と接する部分が最も幅狭にくびれた中央部15bをなし、これを挟んで上下にリッド上部15a,リッド下部15cが一体に形成されている。
リッド上部15aはリヤコンビネーションランプ8の後面形状に合わせて、側面視で前方へ凸となる略V字状に屈曲し(図2参照)、この屈曲部より上側の左右2カ所でビス26によりリヤコンビネーションランプ8側へ取付けられている。
中央部15bには横長のライセンスランプ16が締結で一体化され、その下方に反射プレート17が同様の横長形状で取付けられている。
このように、ライセンスランプ16をメンテナンス用リッド15と一体に設けると、リヤコンビネーションランプ8に対するバルブメンテナンス時に、メンテナンス用リッド15を外すと、ライセンスランプ16(レンズとハウジング部分)がメンテナンス用リッド15と一緒に外され、メンテナンス用リッド15と一体になっている。このため、取り外したライセンスランプ16を支持するための支持部を別途設ける必要がなくなる。なお、バルブ16bはハウジングから外れてリヤフェンダ6(垂下部7)側へ残る。また、メンテナンス用リッド15を外してメンテナンス用開口25へ手を入れるメンテナンス作業時に、ライセンスランプ16が邪魔になることがなくなり、メンテナンス作業が容易になる。
そのうえ、ライセンスランプ16はライセンスプレート18を照明するため、ライセンスプレート18より上方に配置する必要があり、仮にライセンスランプ16をメンテナンス用リッド15と別体にして垂下部7へ設けるとすれば、メンテナンス用凹部27は、ライセンスランプ16とライセンスプレート18の間に形成しなければならず、その結果、メンテナンス用開口25の大きさに制約を受けることになる。しかし、ライセンスランプ16をメンテナンス用リッド15と一体化することにより、このような制約がなくなるので、ライセンスランプ16の位置に制限されずにメンテナンス用開口25を設けることができるから、メンテナンス用開口25を大きく採りやすくなり、リヤコンビネーションランプ8に対するバルブ交換等のメンテナンスが容易になる。
図8はメンテナンス用リッド15を取り外した状態の車両後部を斜め後方から示す斜視図、図9は図7において、メンテナンス用リッド15を取り外した状態を示す。
これらの図において、メンテナンス用開口25はメンテナンス用リッド15と対応する形状をなし、下方突出部5bの後端部が左右から接する中央部25b、これを上下に挟んで形成される開口上部25a、開口下部25cを備える。
開口上部25aはリヤコンビネーションランプ8の後面における後部ユニット20の下方を切り欠いた部分であり、開口下部25cは垂下部7の上端部中央に形成された前方へ凹入するメンテナンス用凹部27の後方へ向かって開放された開口部として形成されている。
開口上部25a内の上部左右には、ナット部26aが設けられ、ここにビス26が取付けられるようになっている。また、ナット部26aの近傍には、後部ユニット20(正確にはそのレンズ部)がビス20aによりリヤコンビネーションランプ8へ取付けられている。
開口下部25c内の上部左右にはナット部が設けられ、ここにリヤコンビネーションランプ8の後端下部がビス28で取付けられている。
また、開口下部25cの下部における左右方向中央にもナット部29aが設けられ、ここにリッド下部15cの下端部がビス29で取付けられる。ナット部29aは凹部底壁7aから後方へ突出する取付突部29bに設けられている。
メンテナンス用開口25内には、各ランプの電線16c,21c,22c,23cが配線されている。これらは後方視で開口上部25aの中央部から略放射状にメンテナンス用開口25内へ延び、電線22cは直上へ延びて、ストップランプ22のバルブ22aへ接続している。
電線23cは左右に分かれて、斜め上方へ延び、左右のテールランプ23のバルブ23aへ接続している。
電線21cは左右に分かれて、斜め下方へ延び、中央部25b近傍にて左右のウインカ部21のバルブ21a(図2参照)へ接続している。
電線16cは中央を下方へ延び、中央部25bを越えて開口下部25c内にてライセンスランプ16のバルブ16aへ接続している。
図10は、リヤフェンダ6とリヤコンビネーションランプ8を一体化した小組部の側面図、図11はその小組部の正面図、図12は小組部の側断面図(図8の9−9線相当断面図)である。なお、図12はメンテナンス用リッド15を取り外した状態を示す。
これらの図において、リヤフェンダ6は底部50の左右を本体部側壁53で囲まれ、各本体部側壁53の後部は垂下部側壁7bへ連続している。前端部には車体フレーム40へ係合するためのフック54が形成されている。リヤフェンダ6はこのフック54と後部左右の取付部51からなる3点で車体フレーム40へ取付けられる。
底部50の厚肉部50a及び垂下部7の上方には、リヤコンビネーションランプ8が取付けられている。図12に示すように、リヤコンビネーションランプ8のハウジング30は、後部ユニット20をなす後部34と、左右のウインカ21をなす側部35とが連続して設けられ、これら後部34と左右の側部35とで囲まれた空間の一部がメンテナンス用空間32をなす。
図11に示すように、リヤコンビネーションランプ8のハウジング30は略山形をなし、かつ中央部側である後部34の下方はメンテナンス用開口25の上部開口25aをなす。
メンテナンス用開口25は手を入れることができる程度に十分な大きさである。
ハウジング30の後部中央にはストップランプ用のソケット22bが取付けられ、その左右で若干低い位置にはテールランプ用のソケット23bが設けられている。また、ハウジング30の左右の側部35には、ウインカ用のソケット21bが側方かつやや後方へ向けて取付けられている。
これらのバルブは、ハウジング30の前方にて左右方向へ回転させることにより、容易にハウジング30へ着脱できる。
また、このメンテナンス用開口25は後方からメンテナンス用空間32への入口になるから、メンテナンス用開口25からメンテナンス用空間32へ手を入れて各ソケット21b、22b及び23bを操作できる。しかも、各ソケット21b、22b及び23bへ接続する電線21c、22c及び23cは、上部開口25aの近傍にて略放射状に配線されるので、それぞれ比較的短くすることができる。
また、メンテナンス用空間32の下方は、リヤフェンダ6の底部50並びに垂下部7で覆われるので、後輪2により跳ね上げられた水や泥は、リヤフェンダ6により遮断され、メンテナンス用空間32内への侵入を阻止する。しかも、メンテナンス用リッド15は底部50より上方におけるリヤコンビネーションランプ8の後部及び垂下部7の後面側を覆うから、後輪2により跳ね上げられた水や泥がメンテナンス用リッド15へ付着・蓄積されるようなことがなくなる。
側部35にはウインカ21のバルブ21aを差し込んだソケット21bが取付けられ、メンテナンス用空間32に臨んでいる。左右のバルブ21aは、左右へオフセット配置されることになり、各取付軸線L3は車幅方向(左右方向)へ向けるとともに、取付軸線L3のメンテナンス用空間32に臨む側は車幅方向中央側を指向して下向きに傾斜している。なお、図からは明らかでないが、ストップランプ22におけるバルブ22bの取付軸線L1よりもきつい傾斜角度になっている。
次に、リヤコンビネーションランプ8のバルブメンテナンスについて説明する。
まず、図7に示すメンテナンス用リッド15でメンテナンス用開口25が閉じられた状態において、計3本のビス26及び29を外して、メンテナンス用リッド15を取り外す。
すると、図8及び図9に示すように、メンテナンス用開口25が開放される。このメンテナンス用開口25は、後部ユニット20の下から垂下部7の後面におけるライセンスプレート18の上まで上下方向へ幅広く開口する。
このとき、ライセンスランプ16はメンテナンス用リッド15と一体に取り外されるが、バルブ16aはライセンスランプ16から出てリヤコンビネーションランプ8側へ残され、電線16cと接続したままになっている(図12参照)。
したがって、メンテナンス用リッド15をはずすことで、ライセンスランプ16を一緒に外すことができるので、バルブメンテナンス時にライセンスランプ16が邪魔にならず、ライセンスランプ16を支持するための特別な支持部を別途設ける必要がない上に、メンテナンス用開口25を大きく確保し易くなり、作業者が手をメンテナンス用開口25へ入れ易くなり、バルブ交換等のメンテナンスがし易くなるので、作業性が向上する。
次に、図12に示すように、メンテナンス用開口25の後方から手60を垂下部7の後方からメンテナンス用空間32内へ入れる。このとき、手首61もメンテナンス用空間32内のメンテナンス用開口25近傍に位置し、前腕部62はメンテナンス用凹部27へ入り、凹部底壁7aの傾斜に沿って前方斜め上がりに傾斜する前傾状態になる。また、この傾斜により前腕部62は垂下部7の後方へ略水平をなす上腕部63に対して鈍角をなす。例えば、前腕部62の傾斜が水平に対して45°〜60°程度であれば、垂下部7の後方へ略水平をなす上腕部63に対して略120°〜135°程度の鈍角になる。したがって、前腕部62の曲げ角度を緩くすることができ、前腕部62側をメンテナンス用開口25へ通す腕通しが容易になる。
この状態でストップランプのバルブ22aを交換するには、上部開口25a近傍にて手首61を返して手60を後方に曲げ、ソケット22bをつかんで取付軸線L1の回りに回して、ソケット22bとハウジング30の後部34に対する係合を解き、取付穴33からメンテナンス用空間32内へ抜き出し、メンテナンス用開口25内にて目視によりソケット22bに対してバルブ22aを交換し、逆手順でバルブ22aを取付穴33へ差し込んでからソケット22bをハウジング30の後部34へ係合させて取付ける。
このとき、バルブ22aの取付軸線L1は手60に向かって下方傾斜しており、しかも、前腕部62も前傾しているから、手首の曲げ角度は緩くなり、例えば、90°程度の急な曲げは不要になる。このため、手首の曲げ角度を少なくして、バルブ交換作業を容易にすることができるので、バルブ22aに対するメンテナンス性を向上させることができる。
また、メンテナンス用開口25が上下方向へ長く形成されているので、手首61を後方へ曲げることが容易になる。
なお、テールランプ23に対するバルブメンテナンスも同様にできる。但し、テールランプ23のバルブ23aはストップランプ22のバルブ22aに対して、左右へ若干傾くとともに低い位置にあるので、取付軸線L2の傾斜角度を取付軸線L1よりも若干緩くして作業し易いように手首の曲げ角度を調整している。
さらに、これらバルブ22a及び23aに対する作業は、上部開口25a近傍にてできるので、手60をメンテナンス用空間32へあまり深く差し込むことなく作業できる。
しかも、手60によるハウジング30の後部34に対するソケットの係脱作業は直接目視できず、手探りとなるが、メンテナンス用開口25の上部開口25aが後部ユニット20の下端まで達しているから、手60の大部分を目視した状態で作業でき、指先位置の見当がつき易くなるので、従来のように手60が全く見えない状態で手探りによる作業をする場合と比べて、作業性が向上する。
また、ウインカ21のバルブ21aを交換する場合は、前腕部62の傾斜をより緩くしてメンテナンス用空間32の奥まで手60を入れ、左右いずれか側へ手を曲げる。
このようにすると、ウインカのバルブ21aの交換において、バルブ21aが左右にオフセット配置されているため、作業者の手首の角度がきつくなりがちであるところ、取付軸線L3の水平に対する傾きをストップランプのバルブ22bの取付軸線L1の傾きよりもきつくしたことにより、手首の曲げ角度を少なくして、作業を容易にしたので、ウインカのバルブ21aに対するメンテナンス性を向上させることができる。
そのうえ、メンテナンス用開口25を通して指先を目視した状態で作業できるので、作業性が向上する。
また、メンテナンス用リッド15は左右のウインカ21に挟まれて位置する。このため、メンテナンス用リッド15を小さく設定することができるとともに、メンテナンス用開口25が、左右のウインカ21、ストップランプ22及びテールランプ23に接近することになり、各バルブのソケット21b、22b及び23bまでの距離を小さくできるので、それぞれのバルブ交換が容易になる。
しかも、メンテナンス用リッド15を小さく設定することができるとともに、メンテナンス用リッド15からストップランプ22及び左右のウインカ21までの距離を小さくできるので、それぞれのランプのバルブ交換がし易くなる。
メンテナンス作業が終了すると、再び、メンテナンス用リッド15でメンテナンス用開口25を覆い、ビス26と29により締結する。これにより、メンテナンス用空間32はメンテナンス用リッド15で閉じられ、同時にメンテナンス用凹部27もリッド下部15cで閉じられる。
このように、リヤフェンダ6の垂下部7の後面にメンテナンス用凹部27を設けたので、作業者が垂下部7の後下方から手60を差し込むことができるようになり、バルブ交換の際に手首61を大きく曲げる必要がなく、作業性が向上する。
また、リヤフェンダ6の後面に設けたメンテナンス用凹部27により、作業者の手を入れるための空間を確保するために、灯火器を必要以上に大型化する必要がないので、車両を小型軽量にすることができる。
そのうえ、メンテナンス用凹部27は、後方をメンテナンス用リッド15で覆われるとともに、側面視にて垂下部側壁7bによって覆われるので、外観性を良好に保つことができる。
さらに、垂下部7に設けられたメンテナンス用凹部27を利用してメンテナンス用開口25を設け、このメンテナンス用開口25からメンテナンス用空間32へ手60を入れるとき、前腕62をメンテナンス用凹部27へ入れて腕通しを行うようにしたので、従来のようにメンテナンス用開口をリヤフェンダ6へ貫通して形成する必要がない。
このため、メンテナンス用空間32に対して、リヤフェンダ6により十分な防水・防埃性を確保できる。また、リヤフェンダ6下面には、後輪2により跳ね上げられた泥等が付着しやすいところであり、ここにメンテナンス用開口を設けた場合には、メンテナンスするとき、まず泥落としをしてからメンテナンス用リッドを外さなければならないので、作業が面倒になる。しかし、リヤコンビネーションランプ8及び垂下部7の後方へメンテナンス用開口25及びメンテナンス用リッド15を設けることにより、このような面倒も生じない。
なお、本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の原理内において種々に変形や応用が可能である。例えば、ウインカ21、ストップランプ22及びテールランプ23を一体化したリヤコンビネーションランプ8でなくても、これらを独立して設けたものでもよく、さらにはこれらのうちの少なくとも1つであればよい。要は車体後部に設けられている灯体であれば足りる。
2:後輪、6:リヤフェンダ、8:リヤコンビネーションランプ、15:メンテナンス用リッド、20:後部ユニット、21:ウインカ、21a:バルブ、22:ストップランプ、22a:バルブ、23:テールランプ、23a:バルブ、25:メンテナンス用開口、27:メンテナンス用凹部、30:ハウジング、32:メンテナンス用空間、60:手

Claims (7)

  1. 後輪(2)の上方に配置されるリヤカバー(5)と、
    このリヤカバー(5)の後部に配置され、後方を照射するランプ(8)と、
    このランプ(8)の下方に配置され、後端部に下方へ垂下する垂下部(7)を備えたリヤフェンダ(6)と、
    前記ランプ(8)のバルブをメンテナンスするため、前記ランプ(8)の前方に配置されるメンテナンス用空間(32)と、
    このメンテナンス用空間(32)と外部とを連通するメンテナンス用開口(25)を開閉自在に閉じるメンテナンス用リッド(15)とを備えた自動2輪車の後部灯体構造において、
    前記垂下部(7)の後面側に、前方へ凹入して前記メンテナンス用空間(32)へ連なるように形成されたメンテナンス用凹部(27)を設け、
    このメンテナンス用凹部(27)を前記メンテナンス用リッド(15)にて脱着可能に後方から塞いだことを特徴とする自動2輪車の後部灯体構造。
  2. 前記メンテナンス用凹部(27)は、側面視にて前記垂下部(7)の側壁(7b)が設けられている範囲内に形成されることを特徴とする請求項1に記載した自動2輪車の後部灯体構造。
  3. 前記ランプ(8)に設けられたバルブ(21a・22a・23a)の取付軸線(L1・L2・L3)のうち前記メンテナンス用空間(32)側が下方に向くように傾斜して取付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載した自動2輪車の後部灯体構造。
  4. 前記ランプ(8)は、中央に配置されるストップランプ(22)と、このストップランプの左右に配置されるウインカ(21)を備え、前記ウインカ(21)のバルブに対する取付軸線(L3)は、前記ストップランプ(22)のバルブに対する取付軸線(L1)よりも大きく傾斜していることを特徴とする請求項3に記載した自動2輪車の後部灯体構造。
  5. 前記ランプ(8)は、中央に配置されるストップランプ(22)と、このストップランプの左右に配置され、かつ前記ストップランプの下端部よりも下方へ延びるウインカ(21)を備え、前記メンテナンス用リッド(15)は、前記左右のウインカ(21)に挟まれる位置に配置されることを特徴とする請求項3又は4に記載した自動2輪車の後部灯体構造。
  6. 前記ウインカ(21)のバルブ(21a)は、その取付軸線(L3)が車体の左右方向へ向けられ、かつ前記メンテナンス用空間(32)に臨む側は車幅方向中央側を指向するように配置されることを特徴とする請求項5に記載した自動2輪車の後部灯体構造。
  7. 前記垂下部(7)の前記メンテナンス用リッド(15)下方にライセンスプレート(18)が支持されるとともに、前記メンテナンス用リッド(15)には、前記ライセンスプレート(18)を照らすためのライセンスランプ(16)が取付けられることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載した自動2輪車の後部灯体構造。
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