JP2013048530A - モータ駆動装置及びこれを備えたポンプ - Google Patents

モータ駆動装置及びこれを備えたポンプ Download PDF

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Abstract

【課題】高速で細かな回転数制御ができる上にスイッチングロスを低減することができるものとする。
【解決手段】モータ出力レベルについての指示が入力される指示入力部2と、前記指示入力部に入力された指示入力に応じて出力される信号レベルに応じてモータ電圧を制御するモータ電圧制御部40と、前記指示入力部から出力される信号レベルに応じて前記モータの動作をPWM制御するモータ制御部6とを有する。上記モータ電圧制御部40はPWM制御のデューティ比が所定の値以下となるときにモータ電圧を下げる。
【選択図】図1

Description

本発明はモータ駆動装置及びこれを備えたポンプに関するものである。
ポンプ駆動用のモータとして、速度指令値と回転数フィードバック値とが追従するように、要求される出力能力が小さいときはPWM制御を行い、要求される出力能力が大きいときはPAM制御を行うモータ駆動装置が特許文献1に示されている。PAM制御とPWM制御とを使い分けることから、昇圧回路のスイッチングロスやインバータのスイッチングロスを小さくすることができる。
しかし、高出力時の回転数制御がPAM制御のみで行われるために、高速で細かな回転数制御ができないという問題を有しており、またPWM制御時のスイッチングロスが大きいという問題を有している。
特開平6−105563
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、高速で細かな回転数制御ができる上にスイッチングロスを低減することができるモータ駆動装置及びこれを備えたポンプを提供することを課題とする。
本発明は、モータ出力レベルについての指示が入力される指示入力部と、前記指示入力部に入力された指示入力に応じて出力される信号レベルに応じてモータ電圧を制御するモータ電圧制御部と、前記指示入力部から出力される信号レベルに応じて前記モータの動作をPWM制御するモータ制御部とを有するモータ駆動装置であって、上記モータ電圧制御部はPWM制御のデューティ比が所定の値以下となるときにモータ電圧を下げることに特徴を有している。
上記モータ電圧制御部は、指示入力に応じた複数段のモータ電圧を持ち、最低モータ電圧印加時を除くモータ電圧印加時において、PWM制御のデューティ比を所定の値以上とするものが好ましい。
また、指示入力に応じた複数段のモータ電圧が等比数列であったり、指示入力に応じて複数段のモータ電圧を切り替える信号によって指示電圧を所定の分圧比にて分圧することが好ましい。
指示入力はDC電圧、もしくはPWM信号を平滑してDC化した電圧であることも好ましい。
そして本発明に係るポンプは、上記モータ駆動装置を動力源として備えていることに特徴を有している。
本発明においては、PWM制御を行うために、高出力時において高速で細やかな回転数制御を行うことができるものであり、しかも低出力時においてはモータ電圧を下げるために、PWM制御において低出力時に問題となるスイッチングロスを低減することができる。
本発明の実施の形態の一例のブロック回路図である。 同上の動作を示すフローチャートである。 同上の動作説明図である。 同上のモータ駆動装置を備えたポンプの斜視図である。
以下、本発明を図示の実施の形態の一例に基づいて詳述すると、図1に示すモータ駆動装置は、モータ7の出力レベル指示が入力される指示入力部2と、指示入力部2から出力された指示電圧と既定の電圧値とを比較して出力するモータ電圧閾値判定回路3(31,32,33)と、モータ電圧閾値判定回路3からの出力の組み合わせで出力信号を作成するモータ電圧指示部4と、モータ電圧指示部4から作成される出力信号により決定されるモータ電圧を作成してモータに印加するモータ電圧制御部40と、モータ電圧閾値判定回路3からの出力の組み合わせでPWM制御のDuty比を決定するための指示電圧を作成するDuty比指示部5と、Duty比指示部5から出力される電圧によりDuty比を決定してモータ7のPWM制御を行うモータ制御部6と、モータ制御部6によって回転制御されるポンプ駆動用モータ7とからなる。
指示入力部2に入力された出力レベル指示電圧は、抵抗R1,R2により分圧された後、コンデンサC1にて平滑されてモータ電圧閾値判定回路3に伝えられる。指示入力部2に入力される信号がPWM信号である場合も、抵抗R1,R2により分圧された後、コンデンサC1にて平滑してDC化された指示電圧となる。
モータ7に対して最大出力を要求し、その後、徐々にモータ出力を下げていくときの場合の動作について説明すると、最大指示電圧値である指示電圧aが指示入力部2に入力されたとき、モータ電圧閾値判定回路31,32,33内の全てのオペアンプOP1〜OP3の−入力端子電圧よりも+端子入力電圧が大きくなり、モータ電圧閾値判定回路31,32,33内の全てのオペアンプOP1〜OP3の出力がHとなる。このためにモータ電圧指示部4内のトランジスタTr1〜Tr3が全てONとなり、抵抗R3〜R5が全てGNDと接続され、モータ電圧制御部40のトランジスタTr4のベース端子には抵抗R3〜R8の分圧比による電圧が抵抗R3〜R8,R9とコンデンサC2による時定数で平滑されて入力される。
この分圧比で決定される所定のモータ電圧値Vaとなるべくモータ電圧制御部40ではトランジスタTr4がONし、フォトカプラPC1が発光することでスイッチング電源に信号をフィードバックし、所定のモータ電圧Vaがモータ7に印加される。
また、モータ電圧閾値判定回路31,32,33の各オペアンプOP1〜OP3の出力端に接続されたDuty比指示部5内のトランジスタTr5〜Tr7も全てONとなり、抵抗R10〜R12が全てGNDと接続されることから、Duty比指示部5に入力された出力指示電圧aは抵抗R10〜R17による分圧比によって分圧された後、抵抗R10〜R17,R18とコンデンサC3とによる時定数で平滑されてモータ制御部6へDuty比指示電圧aとして出力され、Duty比指示電圧aに対応したDuty比aによるPWM制御がモータ7になされることから、ポンプは図2に示すポンプ性能曲線a上にて稼働する。
このとき各モータ電圧閾値判定回路31,32,33にあるトランジスタTr8〜Tr10は全てONしており、各トランジスタTr8〜Tr10のコレクタとオペアンプOP1〜OP3の−入力端子間に接続された抵抗R19〜R21がGNDと接続される。このために各オペアンプOP1〜OP3の−入力端子には抵抗R19〜R21を含めた分圧抵抗による分圧値が入力され、各オペアンプOP1〜OP3の−入力端子電圧が下がるので、各オペアンプOP1〜OP3の+入力端子に対してヒステリシスを設けることができ、各オペアンプOP1〜OP3出力のチャタリングを防止できる。
指示電圧が指示電圧aから下がって指示電圧aaとなったとき、指示電圧aaは抵抗R10〜R17による分圧比によって分圧された後、抵抗R10〜R18とコンデンサC3とによる時定数で平滑されて、Duty比指示電圧aaとしてモータ制御部6へと出力され、Duty比指示電圧aaに対応したDuty比aaによるPWM制御がモータになされる。このとき、ポンプはポンプ性能曲線領域aaの範囲にて運転する。
次に指示電圧がさらに下がって指示電圧bとなれば、モータ電圧閾値判定回路31内のオペアンプOP1の−入力端子電圧よりも+端子入力電圧が小さくなり、モータ電圧閾値判定回路31内のオペアンプOP1の出力がLとなる。よってモータ電圧指示部4内のトランジスタTr1がOFFとなり、抵抗R3がGNDと非接続となり、モータ電圧制御部40のトランジスタTr4のベース端子には、抵抗R3〜R8の分圧比よりも大きい分圧比である抵抗R4〜R8の分圧比による電圧が、抵抗R4〜R9とコンデンサC2による時定数で平滑されて入力される。
このために、モータ電圧制御部40はモータ電圧値Vaよりも小さい所定のモータ電圧値VbとなるようにトランジスタTr4がONしてフォトカプラPC1を発光させることでスイッチング電源に信号をフィードバックし、所定のモータ電圧Vbをモータ7に印加する。
また、オペアンプOP1の出力端に接続されたDuty比指示部5内のトランジスタTr5もOFFとなり、抵抗R10がGNDと非接続となるために、Duty比指示部5に入力された指示電圧bは抵抗R11〜R16による分圧比によって分圧された後、抵抗R11〜R17,R18とコンデンサC3とによる時定数で平滑されて、Duty比指示電圧bとしてモータ制御部6へと出力され、Duty比指示電圧bに対応したDuty比bによるPWM制御がモータ7になされ、ポンプはポンプ性能曲線b上にて運転する。
このときモータ電圧閾値判定回路31にあるトランジスタTr8がOFFし、トランジスタTr8のコレクタとオペアンプOP1の−入力端子間に接続された抵抗R19がGNDと非接続となる。オペアンプOP1の−入力端子には抵抗R22、R23の分圧による分圧値が入力されるため、オペアンプOP1の−入力端子電圧が上昇するので、オペアンプOP1の+入力端子に対してヒステリシスを設けることができ、オペアンプOP1出力のチャタリングを防止できる。
指示電圧が指示電圧bからさらに下がって指示電圧baとなったとき、指示電圧baは抵抗R11〜R16による分圧比によって分圧された後、抵抗R11〜R17,R18とコンデンサC3とによる時定数で平滑されて、Duty比指示電圧baとしてモータ制御部6へと出力され、Duty比指示電圧baに対応したDuty比baによるPWM制御がモータ7になされ、ポンプはポンプ性能曲線領域baの範囲にて運転される。
以下、指示電圧が指示電圧baより低い指示電圧c、指示電圧cより低い指示電圧ca、指示電圧caより低い指示電圧d、指示電圧dより低い指示電圧daへと下がっていくにしたがって、オペアンプOP2、オペアンプOP3の出力が順次Lとなり、トランジスタTr2、トランジスタTr3が順次OFFされて抵抗R4,抵抗R5が順次GNDと非接続となり、モータ電圧制御部40内のトランジスタTr4のベース端子に加わる電圧の分圧比も順次大きくなり、モータ電圧Vbよりも低いモータ電圧Vc、モータ電圧Vcよりも低いモータ電圧Vdが順次モータ7に印加される。
Duty比指示部5のトランジスタTr6、トランジスタTr7も指示電圧の低下に従って順次OFFされて抵抗R11、抵抗R12も順次GNDと非接続となり、トランジスタTr6がOFFすれば、指示電圧c及び指示電圧caは抵抗R12〜R15による分圧比によって分圧された後、抵抗R12〜R17,R18とコンデンサC3とによる時定数で平滑されて、Duty比指示電圧c及びDuty比指示電圧cよりも低いDuty比指示電圧caとしてモータ制御部6に出力され、Duty比指示電圧cに対応したDuty比c及びDuty比cよりも低いDuty比caによるPWM制御がモータ7になされ、ポンプはポンプ性能曲線c及びポンプ性能曲線領域caにて運転される。
トランジスタTr7がOFFすれば、指示電圧caよりも低い指示電圧d及び指示電圧daは抵抗R13、R14による分圧比によって分圧された後、抵抗R13〜R17,R18とコンデンサC3とによる時定数で平滑されて、Duty比指示電圧d及びDuty比指示電圧dよりも低いDuty比指示電圧daとしてモータ制御部6へ出力され、Duty比指示電圧dに対応したDuty比d及びDuty比dよりも低いDuty比daによるPWM制御がモータ7になされ、ポンプはポンプ性能曲線d及びポンプ性能曲線領域daにて運転される。
次に、指示電圧が0Vの状態からモータ7に対して最小出力要求があり、この後、徐々に指示電圧を上げてモータ出力を上げていくときについて説明すると、最小指示電圧値である指示電圧0Vが指示入力部2に入力されたとき、モータ電圧閾値判定回路31,32,33内の全てのオペアンプOP1〜OP3の−入力端子電圧よりも+端子入力電圧が小さくなり、モータ電圧閾値判定回路31,32,33内の全てのオペアンプOP1〜OP3の出力がLとなる。このためにモータ電圧指示部4内のトランジスタTr1〜Tr3が全てOFFとなり、抵抗R3〜R5が全てGNDと非接続となることから、モータ電圧制御部40のトランジスタTr4のベース端子には、抵抗R6〜R8の分圧比による電圧が抵抗R6〜R9とコンデンサC2による時定数で平滑されて入力される。このためにモータ電圧制御部40は上記分圧比で決定される所定のモータ電圧値VdとなるようにトランジスタTr4をONしてフォトカプラPC1を発光させることでスイッチング電源に信号をフィードバックし、所定のモータ電圧Vdをモータ7に印加する。
これと同時に各オペアンプOP1〜OP3の出力端に接続されたDuty比指示部5内のトランジスタTr5〜Tr7も全てOFFとなり、抵抗R10〜R12が全てGNDと非接続となる。従ってDuty比指示部5に入力された指示電圧0Vは抵抗R13、R14による分圧比によって分圧された後も0Vであることから、抵抗R13〜R18とコンデンサC3とによる時定数で平滑されて、Duty比指示電圧OVとしてモータ制御部6へと出力され、Duty比指示電圧0Vに対応したDuty比0%によるPWM制御がモータ7になされる。
このとき各モータ電圧閾値判定回路31,32,33にあるトランジスタTr8〜Tr10は全てOFFしており、各トランジスタTr8〜Tr10のコレクタと各オペアンプOP1〜OP3の−入力端子間に接続された抵抗R19〜R21がGNDと非接続となる。従って各オペアンプOP1〜OP3の−入力端子には抵抗R19〜R21を除いた抵抗R22〜R27による分圧抵抗による分圧値が入力される。
最小指示電圧値である指示電圧0Vよりも大きい指示電圧daが指示入力部に入力されたとき、指示電圧daは抵抗R13、R14による分圧比によって分圧された後、抵抗R13〜R18とコンデンサC3とによる時定数で平滑されてモータ制御部6へDuty比指示電圧daとして出力され、Duty比指示電圧daに対応したDuty比daによるPWM制御がモータ7になされることから、ポンプはポンプ性能曲線領域daの範囲にて運転される。
指示電圧daよりも大きい指示電圧dが指示入力部に入力されたとき、指示電圧dは抵抗R13、R14による分圧比によって分圧された後、抵抗R13〜R18とコンデンサC3とによる時定数で平滑されてモータ制御部6へDuty比指示電圧dとして出力され、Duty比指示電圧dに対応したDuty比dによるPWM制御がモータ7になされることから、ポンプはポンプ性能曲線d上にて運転される。
指示電圧が指示電圧dからさらに上がって指示電圧caとなったとき、モータ電圧閾値判定回路33内のオペアンプOP3の−入力端子電圧よりも+端子入力電圧が大きくなり、モータ電圧閾値判定回路33内のオペアンプOP3の出力がHとなる。このためにモータ電圧指示部4内のトランジスタTr3がONとなり、抵抗R5がGNDと接続されることから、モータ電圧制御部40のトランジスタTr4のベース端子には抵抗R5〜R8の分圧比による電圧が抵抗R5〜R9とコンデンサC2による時定数で平滑されて入力される。このために、モータ電圧制御部40は、モータ電圧値Vdよりも大きい所定のモータ電圧値VcとなるようにトランジスタTr4のONでフォトカプラPC1を発光させることでスイッチング電源に信号をフィードバックし、所定のモータ電圧Vcをモータ7に印加する。
また、オペアンプOP3の出力端に接続されたDuty比指示部5内のトランジスタTr7もONとなり、抵抗R12がGNDと接続されることから、指示入力部2に入力された指示電圧caは抵抗R12〜R15による分圧比によって分圧された後、抵抗R12〜R18とコンデンサC3とによる時定数で平滑されて、Duty比指示電圧caをモータ制御部6へ出力し、この結果、Duty比指示電圧caに対応したDuty比caによるPWM制御がモータ7になされ、ポンプはポンプ性能曲線領域caの範囲にて運転される。
このときモータ電圧閾値判定回路33にあるトランジスタTr10がONし、トランジスタTr10のコレクタとオペアンプOP3の−入力端子間に接続された抵抗R21がGNDと接続されることで、オペアンプOP3の−入力端子には抵抗R21,R26,R27の分圧による分圧値が入力され、オペアンプOP3の−入力端子電圧が低下するので、オペアンプOP3の+入力端子に対してヒステリシスを設けることができ、オペアンプOP3出力のチャタリングを防止できる。
指示電圧caよりも大きい指示電圧cが指示入力部2に入力されたとき、指示電圧cは抵抗R12〜R15による分圧比によって分圧された後、抵抗R12〜R18とコンデンサC3とによる時定数で平滑されて、Duty比指示電圧cとしてモータ制御部6へと出力され、Duty比指示電圧cに対応したDuty比cのPWM制御がモータ7になされ、ポンプはポンプ性能曲線c上にて運転される。
以下、指示電圧が指示電圧cより大きい指示電圧ba、指示電圧baより大きい指示電圧b、指示電圧bより大きい指示電圧aa、指示電圧aaより大きい指示電圧aへと上がっていくにしたがって、オペアンプOP2、オペアンプOP1の出力が順次Hとなり、トランジスタTr2、トランジスタTr1が順次ONされて抵抗R4、抵抗R3が順次GNDと接続されることで、モータ電圧制御部40内のトランジスタTr4のベース端子に加わる電圧の分圧比が順次小さくなり、モータ電圧Vcよりも高いモータ電圧Vb、モータ電圧Vbよりも高いモータ電圧Vaが順次モータに印加される。
Duty比指示部5のトランジスタTr6、トランジスタTr5も順次ONされて抵抗R11、抵抗R10も順次GNDと接続され、トランジスタTr6がONすると指示電圧ba及び指示電圧bは抵抗R11〜R16による分圧比によって分圧された後、抵抗R11〜R18とコンデンサC3とによる時定数で平滑されて、Duty比指示電圧ba及びDuty比指示電圧baよりも高いDuty比指示電圧bとしてモータ制御部6へと出力され、Duty比指示電圧baに対応したDuty比ba及びDuty比baよりも高いDuty比bのPWM制御がモータ7になされ、ポンプはポンプ性能曲線領域ba、及びポンプ性能曲線b上にて運転される。
トランジスタTr5がONすると指示電圧aa及び指示電圧aは抵抗R10〜R17による分圧比によって分圧された後、抵抗R10〜R18とコンデンサC3とによる時定数で平滑されて、Duty比指示電圧aa及びDuty比指示電圧aaよりも高いDuty比指示電圧aとしてモータ制御部6へと出力され、Duty比指示電圧aaに対応したDuty比aa及びDuty比aaよりも高いDuty比aでPWM制御がモータになされ、ポンプはポンプ性能曲線領域aa、及びポンプ性能曲線a上にて運転される。
ここで、R14/(R13+R14)、R12〜R15の分圧比、R11〜R16の分圧比、R10〜R17の分圧比がk,k^2,k^3,k^4となるように抵抗R10〜R17の値を設定するとともに、指示電圧a、指示電圧b、指示電圧c、指示電圧dの関係が指示電圧b=指示電圧a×k、指示電圧c=指示電圧a×k^2、指示電圧d=指示電圧a×k^3となる等比数列の関係となるように設定しておくと、
指示電圧a時のDuty比指示電圧=指示電圧a×k^4
指示電圧b時のDuty比指示電圧=指示電圧b×k^3=指示電圧a×k^4
指示電圧c時のDuty比指示電圧=指示電圧c×k^2=指示電圧a×k^4
指示電圧d時のDuty比指示電圧=指示電圧d×k=指示電圧a×k^4
となって指示電圧a〜d時のDuty比指示電圧はすべて指示電圧a×k^4となる。
つまり、指示電圧a〜b間、指示電圧b〜c間、指示電圧c〜d間におけるDuty比指示電圧a〜b、Duty比指示電圧b〜c、Duty比指示電圧c〜dが同じ電圧範囲となり、指示電圧a〜b間、指示電圧b〜c間、指示電圧c〜d間におけるPWM制御のDuty比を同じ範囲に設定することができる。
そして、指示電圧a〜b間、指示電圧b〜c間、指示電圧c〜d間においてPWM制御のDuty比が所定の下限値となる毎にモータ電圧をVaからVb、Vc、Vdへと切り替え、PWM制御のDuty比を都度上限値から開始することで、PWM制御のDuty比を所定の値以上に設定できるために、PWM制御においてDuty比が小さくなるにつれてスイッチングロスが増加するという問題を避けることができるものであり、スイッチングロスを小さく抑えることができる。
指示電圧d〜0間については、指示電圧が0Vまでを含むため、Duty比指示電圧d〜0の範囲は上限値がDuty比指示電圧a〜b、Duty比指示電圧b〜c、Duty比指示電圧c〜dの上限値と同じとなり、PWM制御のDuty比の上限値が指示電圧a〜b間、指示電圧b〜c間、指示電圧c〜d間のPWM制御のDuty比の上限値と等しくなる。
つまり、最低モータ電圧であるVd以外のモータ電圧Va、Vb、Vcが印加される制御範囲において、PWM制御のDuty比を所定の値以上とできるため、PWM制御のスイッチングロスを小さくできるだけでなく、モータ電圧Vdが印加される場合のPWM制御におけるスイッチングロスも、モータ電圧Vd自身が小さいために小さくすることができるものであり、全制御範囲におけるPWM制御のスイッチングロスを小さくすることができる。
ここでモータ電圧Va、Vb、Vc、Vdの比率も
Vb=Va×k
Vc=Va×k^2
Vd=Va×k^3
と等比数列の関係とし、指示電圧a〜b間、指示電圧b〜c間、指示電圧c〜d間のPWM制御のDuty比上限値を1、Duty比下限値をkとすれば、指示電圧a〜b間の下限時のモータ電圧実効値はVa×k、指示電圧b時のモータ電圧実効値はVb×1=Va×kとなって、両者が共にVa×kであるために、指示電圧がaaからbに変化する際のポンプ性能を滑らかにつなぐことができる。指示電圧がbaからc、指示電圧がcaからdへと変化する際も同様に滑らかにポンプ性能をつなぐことができる。
上記所定値kは、0.7以上、好ましくは0.8以上とすることでPWM制御時のスイッチングロスをかなり小さくすることができる。これは例えば抵抗R13:抵抗R15〜R17:抵抗R10〜R12,R14=1:0.2:4とすることで、k=0.8とすることができる。
また、指示電圧をA/Dコンバータからマイクロコンピュータに取り込み、モータ電圧閾値判定をマイコンにて判定した後にモータ電圧指示部への信号、もしくはスイッチング電源のフィードバック用信号を直接マイコンから出力してモータ電圧を制御してもよいし、Duty比指示部への出力、Duty比指示電圧、もしくはDuty比を直接マイクロコンピュータから出力してモータをPWM制御する構成としてもよい。
上記の例では、モータ電圧を多数段に切り換えているが、本発明は2段に切り換えるだけのものであってもよいのはもちろんである。
図4は上記モータ7を備えたポンプ9の一例を示しており、キャンドモータポンプである該ポンプ9は、モータ7によって回転駆動される羽根車(図示せず)を内蔵して、羽根車の回転中心の軸方向に位置する吸い込み口91から吸い込んだ液体を、羽根車の外周に位置する吐出口92へと送り出す。
2 指示入力部
3 モータ電圧閾値判定回路
4 モータ電圧指示部
40 モータ電圧制御部
5 Duty比指示部
6 モータ制御部
7 モータ

Claims (6)

  1. モータ出力レベルについての指示が入力される指示入力部と、前記指示入力部に入力された指示入力に応じて出力される信号レベルに応じてモータ電圧を制御するモータ電圧制御部と、前記指示入力部から出力される信号レベルに応じて前記モータの動作をPWM制御するモータ制御部とを有するモータ駆動装置であって、上記モータ電圧制御部はPWM制御のデューティ比が所定の値以下となるときにモータ電圧を下げることを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 上記モータ電圧制御部は、指示入力に応じた複数段のモータ電圧を持ち、最低モータ電圧印加時を除くモータ電圧印加時において、PWM制御のデューティ比を所定の値以上とするものであることを特徴とする請求項1記載のモータ駆動装置
  3. 指示入力に応じた複数段のモータ電圧が等比数列であることを特徴とする請求項2記載のモータ駆動装置。
  4. 指示入力に応じて複数段のモータ電圧を切り替える信号によって指示電圧を所定の分圧比にて分圧することを特徴とする請求項2または3記載のモータ駆動装置。
  5. 指示入力はDC電圧、もしくはPWM信号を平滑してDC化した電圧であることを特徴とする請求項1〜4記載のモータ駆動装置
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のモータ駆動装置を動力源として備えていることを特徴とするポンプ。
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