JP2013048018A - 防水型コネクタの接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】
組み立てが容易な、防水型接続装置を提供する。
【解決手段】
ケース9と、このケース9に固定される回路基板6と、この回路基板6に実装される内部コネクタ3と、前記ケース9に形成されたコネクタ孔9dを介して取り付けられる、前記内部コネクタ3に接続する外部コネクタ1と、この外部コネクタ1と前記ケース9との間に挟持されるシール材5とを備え、前記内部コネクタ3は一端に開口部33を備えたフード部31からなるハウジング30を有し、前記外部コネクタ1は一方の端部に前記コネクタ孔9dに嵌入される台部12、この台部12の中央部に形成される前記開口部33を通って前記フード部31内に嵌合される筒部13、及び前記台部12の他方の端部に外向きに広がる前記シール材5を挟持する鍔部11を有するハウジング10を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、ケースに組み付けられる防水型コネクタの接続構造に関する。
自動車は、多くの電子機器で制御されている。これら電子機器は、水滴、油、埃等からケースで保護されている。ケースには、コネクタが取り付けられていて、ここから外部の回路につながっている(特許文献1)。
このようなコネクタと、ケースとの間の機密性を確保する方法として、たとえば、回路基板に実装されたコネクタを、シール性接着剤を間に介してケースに直接取り付ける方法が知られている。また、コネクタとケースとの間に、合成ゴム等の弾性シール材を配し、コネクタをネジで締め付けて機密性を確保する方法も知られている。この場合、ケースに取り付けられたコネクタは、回路基板に実装されたコネクタと、の間を中継型コネクタで接続される構成をとるのが一般的である。
しかし、シール性接着剤を使用する場合、扱いが容易でない接着剤塗布工程を要し、作業性の低下は免れえない。また、この場合回路基板は、コネクタによる保持だけでケースに固定されるものであるが、振動や回路基板の重量増加によってコネクタの実装部に亀裂や剥がれが生じるおそれがでてくる。同じく、コネクタをケースに固定して、別途中継コネクタを使用する場合、ケースに取り付けられるコネクタ、及び回路基板に実装されるコネクタの組み付け精度に関しては、厳しい制限を要しないけども、この方式では、部品点数が増加する。さらに、ハーネスの接続など組み付け作業の負荷も増大する。
特開平10−21988
本発明は、上記事情に鑑みて、組み立てが容易な、防水型コネクタの接続構造、防水型コネクタの組み付け構造、及び防水型コネクタの組み付け方法を提供することを目的とする。
本発明は、上述した問題を解決するものである。すなわち、本発明の防水型コネクタの接続構造は、(1)ケースに固定される回路基板に実装される内部コネクタと、前記ケースに形成されたコネクタ孔を介して取り付けられる、前記内部コネクタに接続する、外部コネクタと、この外部コネクタと前記ケースとの間に挟持される環状のシール材と、を備え、前記内部コネクタは、一端に開口部を備えたフード部からなるハウジングを有し、前記外部コネクタは、一方の端部に前記コネクタ孔に嵌入される嵌入部、この嵌入部の中央部に形成される前記開口部を通って前記フード部内に嵌合される筒部、および、前記嵌入部の他方の端部に外向きに広がる、前記シール材を挟持する鍔部、を有するハウジングを備えるところに特徴を有するものである。
この発明によれば、外部コネクタをケース外側から、コネクタ孔に嵌入される端部をケース側に向けて挿入することによって、嵌入部は、コネクタ孔に嵌入され、鍔部が、コネクタ孔を外側から覆った状態に組み付けられる。このとき、鍔部とケースとの間には、シール材が挟持されている。また、ケース内では、外部コネクタと、内部コネクタとが電気
的機械的に接続されている。
ケースに対する回路基板の組み付け位置のズレ、および回路基板に対する内部コネクタの組み付け位置のズレによって、内部コネクタのケースに対する組み付け位置にズレが生じる。このようなズレが生じた状態で、外部コネクタは、ケースに組み付けられる。本発明の防水型コネクタの接続構造によれば、外部コネクタと、内部コネクタとの組み付け位置が相対的にズレが生じた状態でも、外部コネクタと、ケースとの隙間がシール材で塞がれた状態が維持される。これによって、回路基板がケースに固定されて、ケースに対して回路基板の組み付け位置がズレ、さらに回路基板に対して内部コネクタの組み付け位置がズレても、外部コネクタとケースとの機密性は確保されているので、ケース内に水、油、埃等の進入は生じることはない。
したがって、本発明の防水型コネクタの接続構造によれば、内部コネクタが実装された回路基板をケース内に固定し、外部コネクタをケースに外側から固定することで、コネクタ孔を介して内部コネクタと、外部コネクタとが嵌合し、同時にケースは機密状態になっている。このように、防水型コネクタの組み付け作業が簡易に行なえるようになる。
さらに好ましくは、本発明の防水型コネクタの接続構造は、(2)前記外部コネクタは、直線状に延びるコンタクトと、このコンタクトを保持する前記ハウジングと、を備え、前記コンタクトは、一端に棒状のオス接触部と、他端に内部に板ばね部を形成した、対応するオス型端子を受け入れるボックス部からなるメス接触部と、を備えるところに特徴を有する(1)記載のものである。
この発明によれば、外部コネクタは、一端に棒状のオス接触部と、他端に内部にばね部を形成したボックス部からなるメス接触部とを備える。ボックス部は、ランスやリテーナが係合する穴が形成されている。これによって、コンタクトは、ハウジングに保持されるので、圧入作業が不要になる。したがって、組み付け作業が容易になる。また、外部回路と、ケースとの接続は、従来と同様のメス型コネクタが使用可能である。
さらに好ましくは、本発明の防水型コネクタの接続構造は、(3)前記内部コネクタの開口部は、嵌合方向に対する垂直面上で前記外部コネクタとの相対的な位置ズレが生じても、前記筒部が挿入できる程度に、前記筒部の外形よりも大きく形成され、前記筒部の相手側コンタクトを受け入れる挿入孔の開口部は、嵌合方向に対する垂直面上で前記内部コネクタとの相対的な位置ズレが生じても、前記コンタクトが前記開口部に挿入される程度に、前記コンタクトの外形よりも大きく形成されている、ところに特徴を有する(1)又は(2)記載のものである。
この発明によれば、内部コネクタの開口部は、外部コネクタの筒部の外形よりも大きく形成され、且つ、挿通孔の開口部は、内部コネクタのコンタクトの外形よりも大きく形成されている。このことによって、外部コネクタと、内部コネクタとの組み付け位置が相対的にズレが生じた状態でも、外部コネクタと、ケースとの隙間がシール材で塞がれた状態に維持される。これによって、回路基板がケースに固定されて、ケースに対して回路基板の組み付け位置がズレ、さらに回路基板に対して内部コネクタの組み付け位置がズレても、外部コネクタとケースとの機密性は確保されるので、ケース内に水、油、埃等の進入は生じない。
さらに好ましくは、本発明の防水型コネクタの接続構造は、(4)前記内部コネクタは、長手方向に直交する方向に屈曲部を有するコンタクトを備えるところに特徴を有する(1)から(3)のうち一項記載のものである。
この発明によれば、内部コネクタのコンタクトは、屈曲部を有している。これによって、コンタクトの弾性変形の有効長は、屈曲部がない状態に比べて長くなっている。その結果、コンタクトは、弾性変形容易となり、且つ、コンタクト前部の変形によるコンタクト固定部にかかる変形応力が緩和されることになる。したがって、防水型コネクタの組み付け作業が、安全且つ容易に行なえるようになる。
さらに好ましくは、本発明の防水型コネクタの組み付け構造は、(5)ケースと、このケースに固定される回路基板と、この回路基板に実装される内部コネクタと、前記ケースに形成されたコネクタ孔を介して取り付けられる、前記内部コネクタに接続する、外部コネクタと、この外部コネクタと前記ケースとの間に挟持されるシール材と、を備え、前記内部コネクタは、一端に開口部を備えたフード部からなるハウジングを有し、前記外部コネクタは、一方の端部に前記コネクタ孔に嵌入される嵌入部、この嵌入部の中央部に形成される前記開口部を通って前記フード部内に嵌合される筒部、および、前記嵌入部の他方の端部に外向きに広がる、前記シール材を挟持する鍔部、を有するハウジングを備えるところに特徴を有するものである。
この発明によれば、外部コネクタと、内部コネクタとの組み付け位置が相対的にズレが生じた状態でも、外部コネクタと、ケースとの隙間がシール材で塞がれた状態が維持される。これによって、回路基板がケースに固定されて、ケースに対して回路基板の組み付け位置がズレ、さらに回路基板に対して内部コネクタの組み付け位置がズレても、外部コネクタとケースとの機密性は確保されるので、ケース内に水、油、埃等の進入は生じない。
また、シール用の接着剤や電線に繋がった中継コネクタ等を使用しないので、コネクタの組み付け作業が容易に行なえるようになる。
さらに好ましくは、本発明の防水型コネクタの組み付け構造は、(6)前記外部コネクタは、直線状に延びるコンタクトと、このコンタクトを保持する前記ハウジングと、を備え、前記コンタクトは、一端に棒状のオス接触部と、他端に内部に板ばね部を形成した、対応するオス型端子を受け入れるボックス部からなるメス接触部と、を備えるところに特徴を有する(5)記載のものである。
この発明によれば、コンタクトは、ハウジングに保持されるので、圧入作業が不要になる。したがって、組み付け作業が容易になる。また、外部回路と、ケースとの接続は、従来と同様のメス型コネクタが使用可能である。
さらに好ましくは、本発明の防水型コネクタの組み付け構造は、(7)前記内部コネクタの開口部は、嵌合方向に対する垂直面上で前記外部コネクタとの相対的な位置ズレが生じても、前記筒部が挿入できる程度に、前記筒部の外形よりも大きく形成され、前記筒部の相手側コンタクトを受け入れる挿入孔の開口部は、嵌合方向に対する垂直面上で前記内部コネクタとの相対的な位置ズレが生じても、前記コンタクトが前記開口部に挿入される程度に、前記コンタクトの外形よりも大きく形成されている、ところに特徴を有する(5)又は(6)記載のものである。
この発明によれば、外部コネクタと、内部コネクタとの組み付け位置が相対的にズレが生じた状態でも、外部コネクタと、ケースとの隙間がシール材で塞がれた状態が維持される。これによって、回路基板がケースに固定されて、ケースに対して回路基板の組み付け位置がズレ、さらに回路基板に対して内部コネクタの組み付け位置がズレても、外部コネクタとケースとの機密性は確保されるので、ケース内に水、油、埃等の進入は生じない。
また、シール用の接着剤や電線に繋がった中継コネクタ等を使用しないので、コネクタの組み付け作業が容易に行なえるようになる。
図1は、本発明の実施形態に係る外部コネクタと、内部コネクタとからなる防水型コネクタの接続構造の外観斜視図である。 図2は、同防水型コネクタの接続構造の断面図である。(A)は、縦方向断面図、(B)は、横方向断面図である。 図3は、同防水型コネクタをケースに組み付けた状態の断面図である。 図4は、ケースに組み付けた同防水型コネクタの組み付け構造の分解斜視図である。 図5は、同防水型コネクタの組み付け順序を示す外観斜視図であり、(A)は、内部コネクタが実装された回路基板をケース内に固定するところを示し、(B)は、外部コネクタをケースに形成されたコネクタ孔を介して内部コネクタに嵌合させるところを示し、(C)は、外部コネクタをケースにネジで固定するところを示す。 図6は、同防水型コネクタの組み付け構造を示す側面図であり、(A)は、嵌合部の断面図、(B)は、位置ズレがない状態の嵌合部の断面拡大図、(C)は位置ズレが生じた状態の嵌合部の断面拡大図である。 図7は、同防水型コネクタの組み付け構造を示す平面図であり、(A)は、嵌合部の断面図、(B)は、位置ズレがない状態の嵌合部の断面拡大図、(C)は位置ズレが生じた状態の嵌合部の断面拡大図である。 図8は、同外部コネクタに保持されるコンタクトの外観斜視図である。 図9は、図8に示すコンタクトの展開図である。 図10は、同外部コネクタのハウジングに図8に示すコンタクトを嵌挿するところを示す断面図であり、(A)は、嵌挿前、(B)は、嵌挿後を示す。 図11は、図8に示すコンタクトが嵌挿された同外部コネクタに相手側コネクタが接続される状態を示す断面側面図である。 図12は、図8に示すコンタクトが嵌挿された同外部コネクタと相手側コネクタをケースに組み付けた状態の外観斜視図である。 図13は、S字状に屈曲したオスコンタクトが組み込まれた同内部コネクタの平面図であり、(A)は、内部コネクタ全体の平面図、(B)は、天板を取り去ってS字状コンタクトの配列を見やすくした平面図、(C)は、S字状コンタクトと、外部コネクタとの嵌合前の平面図である。 図14は、同内部コネクタに嵌挿されるS字状に屈曲したオスコンタクトの外観斜視図である。
以下図面に従って本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る外部コネクタと、内部コネクタとからなる防水型コネクタの接続構造の外観斜視図である。図2は、同防水型コネクタの接続構造の断面図である。(A)は、縦方向断面図、(B)は、横方向断面図である。説明中の方向を定義しておく。図1に示されるように、嵌合軸上のケース外側に向かう方向を前、反対方向を後とする。
〈外部コネクタ〉
外部コネクタ1は、図1、図2に示されるように、扁平矩形状の絶縁ハウジング10と、一軸状に延びるコンタクト20とを備える。
なお、特許請求の範囲で用いた嵌入部は、本実施形態で用いる台部12を含むものである。
また、本説明で、方向が明確になるように、ここに方向を定義しておく。図1の(A)に示されるように、紙面上コネクタの嵌合方向に沿って、外部コネクタ側が前方、反対に位置する内部コネクタ側が後方、奥側が右、手前側が左とする。
〈ハウジング〉
ハウジング10は、合成樹脂の一体成形品である。ハウジング10は、板状矩形の鍔部11と、鍔部11の中央に平鍋状に、前方に窪み後方に張出した台部12と、台部12の中央に後方に箱状に張出した筒部13とを備えている。
鍔部11は、図1、図2に示されるように、台部12を環状に囲む。鍔部11は平坦面を有し、ケース9の壁面に接する。鍔部11は、ケース9にネジ締めされるネジ穴11aを四隅に備える。締め付けネジによって鍔部11は、ケース9に密着する。鍔部11は、台部12の周縁に溝部11bが形成されている。溝部11bは、ケース9との密着面に形成されている。溝部11bには、シール材5が配される。鍔部11と、ケース9との密着面にシール材5が配されるのでケース9の機密性が確保される。
台部12は、図1、図2に示されるように、鍔部11の中央から平鍋状に後方に張出す。台部12の天面(後方の面)は平坦で、中央で筒部13が張出す。ハウジング10は、台部12をケース9のコネクタ孔9dに嵌入して、組み付けられる。台部12の周面は、垂直に立ち上がる。しかし、左側壁は、緩やかな勾配をもつ。台部12の周面には、高さ方向(前後方向)に延びるリブ12aが所定間隔で備わる。
筒部13は、図2に示されるように、内部にコンタクト20を保持している。筒部13は、前後方向に貫通する収容室13aを上下2段で左右方向に配列している。コンタクト20は、収容室13aに保持される。外部コネクタ1は、筒部13を内部コネクタ3のフード部31に収容して、嵌合する。
〈コンタクト〉
コンタクト20は、図2に示されるように、板状の銅合金の成形品である。コンタクト20は、一端にボックス部が形成され、他端に棒状部が形成される。
ボックス部は、内部にバネ部27を形成し、ここで挿入された相手コンタクトに弾接する。ボックス部は、メス接触部21を構成する。ボックス部は、図2に示されるように、板状体の折り畳みで断面四角形が形成される。折り畳みが解けないように係止部が形成され、ここで形が保持される。バネ部27は、板状体を起こして先端に屈曲部が形成されたものである。バネ部27の接圧で接点が形成される。
棒状部は、金属板を折り重ねたものである。先端は、テーパー状に形成されている。本体は、滑らかな面が形成されている。棒状部は、オス接触部21を構成する。このようにコンタクト20は、一端に、メス接触部25が形成され、他端に、オス接触部21が形成されている。ハウジング10には、内部コネクタ3と嵌合する側(後側)にメス接触部25、反対側にオス接触部21が位置するように配置される。
〈内部コネクタ〉
内部コネクタ3は、図1、図2に示されるように、ハウジング30と、回路基板6に実装されるコンタクト40と、補強金具8とを備える。内部コネクタ3は、回路基板6に実装される。その際コンタクト40、及び補強金具8で保持される。内部コネクタ3は、嵌合面をコネクタ孔9dに向けて回路基板6の縁部に固定される。内部コネクタ3は、外部コネクタ1と嵌合する。
〈ハウジング〉
ハウジング30は、図1、図2に示されるように、合成樹脂の一体成形品である。ハウジング30は、外部コネクタ1の筒部13と嵌合するための空間からなる収容部34を備える。ハウジング30は、前面に開口部33を備えた箱体である。ハウジング30は、収容部34を囲うフード部31を備える。ハウジング30は、側面に補強金具8を保持するための溝部36を備えている。補強金具8は、この溝部36に圧入されて保持される。ハウジング30は収容部34後方に基部32を備える。基部32には、コンタクト40圧入
用の圧入孔35が形成されている。圧入孔35は、上下2段で左右方向に配列されている。
フード部31は、図1、図2に示されるように、コンタクト40の接触部を囲うように前方に延びている。
〈コンタクト〉
コンタクト40は、銅合金の角材を屈曲成形したものである。コンタクト40は、銅合金の母材が金或いは錫めっき等で保護されている。コンタクト40は、外部コネクタ1に接続する接触部、回路基板6に実装される接続部、ハウジング30に保持される固定部を備えている。
固定部は、ハウジング30の圧入孔35に圧入されて保持される。接触部は、フード部31内で前方に延びる。接続部は、ハウジング30後面から後方に延び、90度曲がって回路基板6面に向かい、先端で回路基板6の端子に接続される。
〈別の実施形態〉
次に、本発明の別の実施形態である、自動車の電子制御機器に防水型コネクタを組み付けた例を、図3、図4に従って説明する。
図3は、同防水型コネクタをケースに組み付けた状態の断面図である。図4は、同防水型コネクタをケースに組み付けた状態の外観斜視図である。
〈ケース〉
ケース9は、図3、図4に示されるように、ケース本体9aと、蓋9bとが別体になっている。ケース本体9a上面の開口部は、組み付け後蓋9bで塞がれる。シール材を介して蓋9bがネジで締め付けられて機密性が確保される。ケース9は、アルミニウム合金からなる箱体である。ケース本体9aは、前面にコネクタ孔9dが形成されている。コネクタ孔9dには、外部コネクタ1のハウジング10の台部12が嵌入されている。
コネクタ孔9dは、横方向に広がる矩形状の貫通孔である。コネクタ孔9dを介して内部コネクタ3と、外部コネクタ1とが嵌合する。コネクタ孔9d内周面と、台部12周面とが接する。外部コネクタ1と、ケース本体9aとの接合面に、シール材5が配されることで機密性が確保される。ケース本体9aには、回路基板6を固定するための支柱9cが備わる。支柱9cの下端部は、ケース本体9aに固定されている。支柱9cの上端部で回路基板6をネジ締めによって固定する。
〈防水型コネクタの組み付け方法〉
図4は、ケースに組み付けられた同防水型コネクタの分解斜視図である。図5は、同防水型コネクタの組み付け順序を示す外観斜視図であり、(A)は、内部コネクタが実装された回路基板をケース内に固定するところを示し、(B)は、外部コネクタをケースに形成されたコネクタ孔を介して内部コネクタに嵌合させるところを示し、(C)は、外部コネクタをケースにネジで固定するところを示す。
ケース9の内側には、図4、図5に示されるように、内部コネクタ3が実装された回路基板6が支柱9cを介してケース9に固定されている。固定は、締め付けネジでおこなわれる。
防水型コネクタの組み付け構造は、回路基板6に実装された内部コネクタ3、この回路基板6を内部に固定するケース9、ケース9に形成されたコネクタ孔9dを介して組み付けられる外部コネクタ1、及びこの外部コネクタ1と、ケース9との間に配されるシール材5を備えている。回路基板6は、支柱9cを介してケース9に固定されている。
防水型コネクタのケース9への組み付け順序について、図5を参照しながら、説明する
。内部コネクタ3、及び必要な電子部品が実装された回路基板6を準備し、ケース本体9a上面の開口部からケース9内に配置する(A)。内部コネクタ3の開口部33が、ケース9のコネクタ孔9dに合致するように位置調整をする。
正規位置に配置された回路基板6は、支柱9cに固定される。固定は、締め付けネジでおこなわれる。回路基板6には、ネジ穴が形成され、支柱9cの上端にはネジ溝が彫られている。回路基板6が正規位置に固定されると、内部コネクタ3の開口部33の位置は、ケース9のコネクタ孔9dの位置に合致する(A)。
外部コネクタ1を、内部コネクタ3に嵌合させていく(B)。このとき、鍔部11の溝部11bには、シール材5が配されている。外部コネクタ1は、筒部11を内部コネクタ3の収容部34に嵌合させながら、台部12をコネクタ孔9dに嵌入させる態様で、ケース9に組み付けられる。ケース9に組み付けられたときには、外部コネクタ1は、内部コネクタ3に対して、正規嵌合位置で嵌合されている(B)。
正規嵌合位置で嵌合された外部コネクタ1は、台部12をコネクタ孔9dに嵌入させるとともに、鍔部11をコネクタ孔9d周縁に密着させて、コネクタ孔9dを塞いでいる(B)。
台部12がコネクタ孔9dに正規嵌入位置まで嵌入されるとき、鍔部11は、シール材5を介してコネクタ孔9d周縁に密着している。
外部コネクタ1がケース9に組み付けられて、このような状態になったとき、外部コネクタ1は、ケース9に対して鍔部11の四隅でネジ締めされる(C)。ネジ締めによって、間にシール材5を介した状態で鍔部11は、ケース9のコネクタ孔9d周縁に密着する。これによって、ケース9の機密性は確保される。
〈位置ズレ修正〉
外部コネクタ1をコネクタ孔9dを介して内部コネクタ3に嵌合させる組み付け作業の詳細について、図6、図7を参照しつつ説明する。図6は、同防水型コネクタの組み付け構造を示す側面図であり、(A)は、嵌合部の断面図、(B)は、位置ズレがない状態の嵌合部の断面拡大図、(C)は位置ズレが生じた状態の嵌合部の断面拡大図である。図7は、同防水型コネクタの組み付け構造を示す平面図であり、(A)は、嵌合部の断面図、(B)は、位置ズレがない状態の嵌合部の断面拡大図、(C)は位置ズレが生じた状態の嵌合部の断面拡大図である。
回路基板6がケース9の支柱9cに固定された状態で、内部コネクタ3のフード部31前端は、図6、図7に示されるように、コネクタ孔9dの近くに位置している。
外部コネクタ1をコネクタ孔9dを介して内部コネクタ3に嵌合させる組み付け作業において、最初に外部コネクタ1の台部12の後端がコネクタ孔9dに係りはじめたとき、筒部13後端は、内部コネクタ3の開口部33に近接している。
鍔部11のネジ穴11aは、台部12がコネクタ孔9dに嵌入されたとき、ケース9のネジ穴9eに合致するように形成されている。ケース9に外部コネクタ1が組み付けられたとき、筒部13は、コネクタ孔9dの中央部に配置されている。この筒部13の位置は、ハウジング30の加工公差、組み付け公差、及びネジ穴9eやコネクタ孔9dの加工公差等のバラツキが集積された結果、設計上の位置に対してズレが生じている。この外部コネクタ1のハウジング10の位置ズレは、ケース9の所定の位置を基準にして上下方向、左右方向、及び前後方向に生じている。
また、この位置ズレは、図6、図7に示されるように、内部コネクタ3側でも生じている。内部コネクタ3は、回路基板6上に位置し、回路基板6は、支柱9cで固定され、支柱9cはケース本体9a底面に固定されているという組み付け構造であるから、内部コネ
クタ3の位置ズレ量は、外部コネクタ1の場合に比べて一般的に大きいものと思われる。外部コネクタ1と、内部コネクタ3とが嵌合する場合、これら位置ズレは、相対的に影響を及ぼす。
内部コネクタ3が、外部コネクタ1に対して、図6の(B)に示されるように、上下方向の位置ズレがない場合、外部コネクタ1の筒部13は、内部コネクタ3のフード部31の中心に位置する。ここで、内部コネクタ3のコンタクト40が正規位置に配置されている場合には、コンタクト40の中心線は、外部コネクタ1の挿入孔13bの中心線と合致する。したがって、この後の嵌合は、スムーズに行なわれ、筒部13は、フード部31内の収容部34にその基部まですっかり嵌合されて、内部コネクタ3のコンタクト40は、挿入孔13bを挿通し外部コネクタ1のコンタクト20のボックス部に接続される。
内部コネクタ3が、外部コネクタ1に対して、図6の(C)に示されるように、上下方向の上向に位置ズレが生じている場合、フード部31の位置は、筒部13の位置に対して上方に寄る。
本実施形態の場合、図6に示されるように、フード部31の開口部33は、筒部13の外形よりも上下方向に大きく、且つ、筒部13後端のコンタクト挿入孔13bの間口13cは、コンタクト40の外形よりも上下方向に大きく形成されている。
これにより、内部コネクタ3が、外部コネクタ1に対して、上下方向に位置ズレが生じても、フード部31は、筒部13をその収容部34に収容可能である。また同時に、コンタクト挿入孔13bは、コンタクト40の先端をそのテーパー面で案内し、その先端の位置を修正するようにコンタクト40を若干変形させつつ、挿入孔13bの奥に位置する相手側コンタクト20のボックス部へと誘導していく。
このようにして、本来外部コネクタ1と、内部コネクタ3間で上下方向に位置ズレが生じて、双方コンタクト20、40同士の中心線にズレが生じている場合でも、ハウジング10、30同士の嵌合の許容度が高いので、双方コンタクト20、40は、上述したように接続可能である。
さらに、内部コネクタ3と、外部コネクタ1との左右方向の位置ズレに関しても、図7に示されるように、フード部31の開口部26は、筒部13の外形よりも左右方向に大きく、且つ、筒部13後端のコンタクト挿入孔13bの間口13cは、コンタクト40の外形よりも左右方向に大きい。
これにより、内部コネクタ3と、外部コネクタ1間に相対的に位置ズレが生じていても、双方コネクタ1、3同士は、嵌合可能で、双方コンタクト20、40同士は、接続可能である。
外部コネクタ1と、内部コネクタ3との前後方向の位置ズレに関しても、図6、図7に示されるように、双方コンタクト20、40同士の接触長は長いので、たとえば、外部コネクタ1と、内部コネクタ3とが前後方向に沿って離れた位置にある場合でも、双方コンタクト20、40の電気的機械的接続は確保されうる。
本実施形態の場合、内部コネクタ3のコンタクト40は、通常用いられる全長に比べて全長が長めに設計されている。これにより、前後方向の位置ズレに対して、よりズレ許容度が高められている。
また、コンタクト40の全長が長いので、上述したような上下方向、左右方向の位置ズレが生じた場合、コンタクト40の嵌合によって生じる集中的な変形応力を緩和させる能力が高められている。
また、筒部13の後端の壁厚が厚いので挿入孔13bのテーパー角度は従来程度のままでも間口13cの拡大が可能である。
〈オスメスコンタクト〉
図8は、同外部コネクタに保持されるコンタクトの外観斜視図である。図9は、図8に示すコンタクトの展開図である。図10は、同外部コネクタのハウジングに図8に示すコンタクトを嵌挿するところを示す断面図であり、(A)は、嵌挿前、(B)は、嵌挿後を示す。
外部コネクタ1のコンタクト20は、図8、図9に示されるように、金属の板状体を展開形状に切り出し、所定の順序で曲げ加工等を加えて形成されるものである。コンタクト20は、導電性や加工性等を考慮して銅合金が一般的に用いられる。
コンタクト20は、図8に示されるように、オス接触部21、メス接触部25、及び連結部24を備え、これらは、基底部20aで連なっている。コンタクト20は、耐久性を増すために銅合金母材の上に金或いは錫等でめっき被覆されている。
オス接触部21は、図8に示されるように、金属板状材を折り重ねて形成される。オス接触部21は、断面矩形で棒状に延びている。先端21aは、テーパーを有し、幅狭になっている。基端は、メス接触部25との連結部24に連なっている。
連結部24は、幅広のメス接触部25と、幅狭のオス接触部21とをつなぐために、略四角柱に形成されている。断面形状は、矩形である。連結部24の基部は、メス接触部25に連なっている。
メス接触部25は、図8に示されるように、後方に開口部26を備えている。後方から相手側コンタクトを受け入れる構造である。オス接触部21の挿抜方向、及びメス接触部25の挿抜方向は、同軸上にある。
メス接触部25は、ハウジング10との係止部を備えている。メス接触部25は、金属の板状片を断面4角形に折り曲げ加工したものである。メス接触部25は、断面四角形のボックス部29を備えている。ボックス部29は、内部に弾性のあるバネ片27を備えている。このバネ片27は、ボックス部29に挿通された相手側コンタクトに弾接し、電気的接続を担うところである。
〈外部コネクタの組み立て〉
図10は、同外部コネクタのハウジングに図8に示すコンタクトを嵌挿するところを示す断面図であり、(A)は、嵌挿前、(B)は、嵌挿後を示す。
外部コネクタ1のコンタクト20は、図10に示されるように、ハウジング10の収容部15側から、メス接触部25を先頭にして収容室13aに挿通される。コンタクト20が収容室13aの正規位置まで挿通されると、ハウジング10のランス17がコンタクト20の係止口28に係合する。
外部コネクタ1は、筒部13内の収容室13aにメス接触部25を備えている。コンタクト20の開口部26は、ハウジング10の挿入孔13bに向いている。相手側コンタクト40は、挿入孔13bを通って、開口部26からメス接触部25に挿入される。外部コネクタ1は、前側の筒部16内の収容部15に先頭を前側に向けたオス接触部21を上下二段で左右方向に配置している。
したがって、外部コネクタ1は、後方でオス型コネクタ(内部コネクタ3)に接続し、前方でメス型コネクタに接続する構造である。
図11は、図8に示すコンタクトが嵌挿された同外部コネクタに相手側コネクタが接続される状態を示す断面側面図である。図12は、図8に示すコンタクトが嵌挿された同外部コネクタと相手側コネクタをケースに組み付けた状態の外観斜視図である。
外部コネクタ1は、図11、図12に示されるように、後方でオス型コネクタ(内部コネクタ3)に接続し、前方でメス型コネクタ(相手側コネクタ100)に接続する。外部
コネクタ1は、相手側コネクタ100と、内部コネクタ3との間にあって、外部コネクタ1は、シール材5を間に配した状態でケース9に固定されている。
ケース9のコネクタ孔9dの機密性は、外部コネクタ1によって果たされている。内部コネクタ3と、相手側コネクタ100との電気的接続は、外部コネクタ1を介して行なわれる。双方ともケースに固定された内部コネクタ3と、外部コネクタ1との接続は、ズレ許容度の大きな嵌合機構によって、ハウジング10、30やコンタクト20、40に過大な負担をかけることなく、容易な作業でなされうる。
このように、外部コネクタ1を設けることで、ケース9の機密性を確保すると共に、容易な接続作業によって嵌合可能である。
〈他の実施形態、内部コネクタ〉
図13は、S字状に屈曲したオスコンタクトが組み込まれた同内部コネクタの平面図であり、(A)は、内部コネクタ全体の平面図、(B)は、天板を取り去ってS字状コンタクトの配列を見やすくした平面図、(C)は、S字状コンタクトと、外部コネクタとの嵌合前の平面図である。図14は、同内部コネクタに嵌挿されるS字状に屈曲したオスコンタクトの外観斜視図である。
他の実施形態の内部コネクタ3のコンタクト40は、図14に示されるように、S字形の屈曲部430を接触部410の後方に備えている。S字形は、水平面上で形成されている。コンタクト400は、前方に接触部410、その後方に屈曲部430、その後方に固定部450、その後方にはんだ実装部420を備えている。
屈曲部430を備えたコンタクト400は、図13に示されるように、ハウジング30の圧入孔35に圧入されて、内部コネクタ3の左右方向に配列する。S字形は水平面上に形成されている。S字形の屈曲部430によって、コンタクト400の接触部410から固定部450までの実長は直線状に比べて延長されている。これによって、接触部410に加わる変形力によって生じる固定部でのひずみは、緩和されることになる。
したがって、コネクタの前後長を延長することなく、コンタクトを延長したことと同じ効果が得られるものである。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、発明思想の範囲内で種々の変更が可能である。
1 外部コネクタ
10 ハウジング
11 鍔部
11a ネジ穴
11b 溝部
12 台部
12a リブ
13 筒部
13a 収容室
13b 挿入孔
13c 間口
14 窪み部
15 収容部
16 筒部
17 ランス
18 リテーナ
20 コンタクト
20a 基底部
21 オス接触部
24 連結部
25 メス接触部
26 開口部
27 バネ部
3 内部コネクタ
30 ハウジング
31 フード部
32 基部
33 開口部
34 収容部
35 圧入孔
36 溝部
40、400 コンタクト
5 シール材
6 回路基板
7 ネジ
8 補強金具
9 ケース
9a ケース本体
9b 蓋
9c 支柱
9d コネクタ孔
9e ネジ穴
100 相手側コネクタ

Claims (7)

  1. ケースに固定される回路基板に実装される内部コネクタと、
    前記ケースに形成されたコネクタ孔を介して取り付けられる、前記内部コネクタに接続する、外部コネクタと、
    この外部コネクタと前記ケースとの間に挟持される環状のシール材と、を備え、
    前記内部コネクタは、一端に開口部を備えたフード部からなるハウジングを有し、
    前記外部コネクタは、一方の端部に前記コネクタ孔に嵌入される嵌入部、
    この嵌入部の中央部に形成される前記開口部を通って前記フード部内に嵌合される筒部、および、前記嵌入部の他方の端部に外向きに広がる、前記シール材を挟持する鍔部、を有するハウジングを備えるところに特徴を有する、防水型コネクタの接続構造。
  2. 前記外部コネクタは、直線状に延びるコンタクトと、このコンタクトを保持する前記ハウジングと、を備え、
    前記コンタクトは、一端に棒状のオス接触部と、他端に内部に板ばね部を形成した、対応するオス型端子を受け入れるボックス部からなるメス接触部と、を備えるところに特徴を有する請求項1記載の防水型コネクタの接続構造。
  3. 前記内部コネクタの開口部は、嵌合方向に対する垂直面上で前記外部コネクタとの相対的な位置ズレが生じても、前記筒部が挿入できる程度に、前記筒部の外形よりも大きく形成され、
    前記筒部の相手側コンタクトを受け入れる挿入孔の開口部は、嵌合方向に対する垂直面上で前記内部コネクタとの相対的な位置ズレが生じても、前記コンタクトが前記開口部に挿入される程度に、前記コンタクトの外形よりも大きく形成されている、ところに特徴を有する請求項1又は2記載の防水型コネクタの接続構造。
  4. 前記内部コネクタは、長手方向に直交する方向に屈曲部を有するコンタクトを備えるところに特徴を有する請求項1から3のうち一項記載の防水型コネクタの接続構造。
  5. ケースと、
    このケースに固定される回路基板と、
    この回路基板に実装される内部コネクタと、
    前記ケースに形成されたコネクタ孔を介して取り付けられる、前記内部コネクタに接続する、外部コネクタと、
    この外部コネクタと前記ケースとの間に挟持されるシール材と、を備え、
    前記内部コネクタは、一端に開口部を備えたフード部からなるハウジングを有し、
    前記外部コネクタは、一方の端部に前記コネクタ孔に嵌入される嵌入部、
    この嵌入部の中央部に形成される前記開口部を通って前記フード部内に嵌合される筒部、および、前記嵌入部の他方の端部に外向きに広がる、前記シール材を挟持する鍔部、を有するハウジングを備えるところに特徴を有する、防水型コネクタの組み立て構造。
  6. 前記外部コネクタは、直線状に延びるコンタクトと、このコンタクトを保持する前記ハウジングと、を備え、
    前記コンタクトは、一端に棒状のオス接触部と、他端に内部に板ばね部を形成した、対応するオス型端子を受け入れるボックス部からなるメス接触部と、を備えるところに特徴を有する請求項5記載の防水型コネクタの組み立て構造。
  7. 前記内部コネクタの開口部は、嵌合方向に対する垂直面上で前記外部コネクタとの相対的な位置ズレが生じても、前記筒部が挿入できる程度に、前記筒部の外形よりも大きく形成され、
    前記筒部の相手側コンタクトを受け入れる挿入孔の開口部は、嵌合方向に対する垂直面上で前記内部コネクタとの相対的な位置ズレが生じても、前記コンタクトが前記開口部に挿入される程度に、前記コンタクトの外形よりも大きく形成されている、ところに特徴を有する請求項5又は6記載の防水型コネクタの組み立て構造。
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