JP2013014539A - 保湿化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】十分な保湿効果を付与することができ、その効果を十分に持続させることができるとともに、塗布後のべたつき感がなく、使用感に優れる保湿化粧料の提供。
【解決手段】(A)ジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステル、(B)アミノ酸および/又はその誘導体、並びに(C)多価アルコールを含有し、前記(B)成分の含有量が、1〜20質量%である保湿化粧料とする。所望により、(D)リン脂質、リン脂質誘導体およびリン脂質重合体の群から選ばれる少なくとも1種を含有させることができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、保湿化粧料に関する。更に詳しくは、皮膚又は毛髪に好適に用いられる保湿化粧料に関する。
皮膚又は毛髪に潤いを与える化粧料としては、化粧水、霧状(ミスト)化粧水、ジェルなどの水系化粧料がある。これら水系化粧料は、水分を高配合し、多価アルコールやアミノ酸などの保湿成分を更に配合することにより、より好ましい保湿効果を皮膚又は毛髪に付与することができる。
しかしながら、上記試みでは、保湿効果の持続性が乏しいといった欠点がある。そこで、持続性を高めるために多価アルコールやアミノ酸などの保湿成分を高配合する試みがなされているが、べたつき感が高まり使用感に劣ってしまうだけでなく、効果的な持続性が十分に得られ難いといった問題がある。そのため、油分を配合して皮膚上に皮膜を形成させ、水分の蒸発を防止し、保湿効果の持続性を高める試みもなされている。具体的には、ベタイン類、シリコーン類を含有する皮膚化粧料(例えば、特許文献1を参照)などが提案されている。
しかしながら、保湿効果と持続性を十分に満足させる量の油分を配合した場合、持続性は向上する反面、塗布後のべたつき感、油っぽさ、皮膜の膜厚感といった使用感に劣るといった問題がある。また、皮膚や毛髪からの洗い落ちが悪くなるといった問題もある。
このような問題点を解決するために、油分を配合しないで保湿効果を付与する試みもなされている。例えば、動植物抽出保湿成分、低分子量のヒアルロン酸、クエン酸を含有する液状皮膚化粧料(例えば、特許文献2を参照)、特定の植物抽出物と、アミノ酸、ペプチド、蛋白質、多価アルコール、高級アルコール、リン脂質、糖脂質、ステロイド類から選ばれる成分を含有する皮膚外用剤(例えば、特許文献3および4を参照)、コエンザイムQ10、保湿成分を含有する保湿化粧料(例えば、特許文献5を参照)、水溶性多価アルコール、ヒアルロン酸などのムコ多糖類、ポリオキシアルキレンアルキルグルコシドを含有する皮膚外用剤(例えば、特許文献6を参照)などが提案されている。
しかしながら、これら試みに拠って、ある程度の保湿効果を付与することはできるものの、得られる保湿効果の持続性については未だ十分に満足しうるものではない。加えて、十分な保湿効果を付与するために保湿成分を高配合とすると、ベタつき感が高まり、使用感に劣るといった問題が依然としてある。
そこで、最近では、親水性、親油性の両方の機能を持ち保湿効果を付与する成分として、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシグリコールなどのシクロヘキサンジカルボン酸ジエステル(例えば、特許文献7および8を参照)、グリセリンのアルキレンオキシド誘導体(例えば、特許文献9を参照)などが開発され、水を媒体とする化粧料に配合する試みがなされている。
しかしながら、これら試みに拠っても、ある程度の保湿効果を付与することはできるものの、得られる保湿効果の持続性については未だ十分に満足しうるものではない。加えて、十分な持続性を付与するために保湿成分を高配合とすると、塗布時の肌へのなじみが悪く肌のきしみ感が生じたり、塗布後の肌のベタつき感が高まるなど使用感に劣るといった問題が依然としてある。
特開平07−173043号公報 特開2002−179522号公報 特開2003−267824号公報 特開2003−335657号公報 特開2004−99564号公報 特開2009−23980号公報 特開2008−127342号公報 特開2009−35497号公報 特開2006−199665号公報
本発明は、前記従来技術に鑑みてなされたものであり、十分な保湿効果を付与することができ、その効果を十分に持続させることができるとともに、塗布後のべたつき感がなく、使用感に優れる保湿化粧料を提供することを課題とする。
即ち、本発明は、
〔1〕(A)ジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステル、(B)アミノ酸および/又はその誘導体、並びに(C)多価アルコールを含有し、前記(B)成分の含有量が、1〜20質量%である保湿化粧料、
〔2〕前記(A)成分が、シクロヘキサンジカルボン酸とポリオキシアルキレンアルキルエーテルとのジエステル化合物および/又はコハク酸とポリオキシアルキレンアルキルエーテルとのジエステル化合物である前記〔1〕に記載の保湿化粧料、
〔3〕前記(A)成分が、シクロへキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールおよび/又はコハク酸ビスエトキシジグリコールである前記〔1〕に記載の保湿化粧料、
〔4〕前記(C)成分が、少なくとも、グリセリン、ジグリセリンおよびポリグリセリンの群から選ばれる少なくとも1種を含むことを特徴とする前記〔1〕〜〔3〕の何れかに記載の保湿化粧料、
〔5〕更に、(D)リン脂質、リン脂質誘導体およびリン脂質重合体の群から選ばれる少なくとも1種を含有してなる前記〔1〕〜〔4〕の何れかに記載の保湿化粧料、
〔6〕皮膚用であることを特徴とする前記〔1〕〜〔5〕の何れかに記載の保湿化粧料、並びに
〔7〕毛髪用であることを特徴とする前記〔1〕〜〔5〕の何れかに記載の保湿化粧料
に関する。
本発明の保湿化粧料は、皮膚に適用した場合、塗布時の肌なじみに優れ、きしみ感なく延展させることができるとともに、塗布後のべたつき感を低減して優れた保湿効果を付与し、その保湿効果が格段に持続するという効果を奏する。
また、本発明の保湿化粧料を毛髪に適用した場合には、塗布時の毛髪へのなじみに優れ、きしみ感なく延展させることができるとともに、塗布後のべたつき感を低減して優れた潤い感を付与し、その潤い感が格段に持続するという効果を奏する。
本発明の保湿化粧料は、(A)ジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステル、(B)アミノ酸および/又はその誘導体、並びに(C)多価アルコールを含有し、前記(B)成分の含有量が、1〜20質量%である。
用いられる(A)成分のジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステルとは、ジカルボン酸とポリオキシアルキレンアルキルエーテルとのジエステル化合物である。
ジエステル化合物を構成するジカルボン酸の具体例としては、例えば、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、酒石酸、リンゴ酸、グルタル酸、アジピン酸、ペメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、アセトンジカルボン酸、フタル酸、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸などを例示することができる。また、ジエステル化合物を構成するポリオキシアルキレンアルキルエーテルとしては、例えば、ポリオキシエチレンモノアルキルエーテルなどが挙げられる。具体的には、例えば、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテルなどを例示することができる。本発明においては、保湿効果を付与する観点から、上記したジカルボン酸と、上記したポリオキシアルキレンアルキルエーテルとのジエステル化合物が用いられる。
好適な(A)成分としては、持続性に優れる保湿効果を付与する観点から、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸とジエチレングリコールモノエチルエーテルとのジエステル化合物、具体的には、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第13版,第1巻,CTFA,2010年,p.331):BIS−ETHOXYDIGLYCOL CYCLOHEXANE 1,4−DICARBOXYLATEで表記される、シクロへキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールと称される化合物、並びにコハク酸とジエチレングリコールモノエチルエーテルとのジエステル化合物、具体的には、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第13版,第1巻,CTFA,2010年,p.331−332):BIS−ETHOXYDIGLYCOL SUCCINATEで表記される、コハク酸ビスエトキシジグリコールと称される化合物を用いることが好ましく、中でも、シクロへキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールを用いることがより好ましい。
尚、(A)成分は、市販品をそのまま用いることもできる。シクロへキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールの市販品としては、例えば、Neosolue−Aqulio(商品名,日本精化社製)などを例示することができる。また、コハク酸ビスエトキシジグリコールの市販品としては、例えば、ハイアクオスター DCS(商品名,高級アルコール工業社製)などを例示することができる。
(A)成分の含有量は、所望の効果が充分に発揮されるのであれば特に限定されないが、通常、塗布時の肌なじみ感を向上させる観点、並びに持続性に優れる保湿効果を付与する観点から、化粧料中、0.01質量%以上が好ましく、より好ましくは0.05質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上である。また、塗布時のきしみ感を低減させる観点から、10質量%以下が好ましく、より好ましくは7質量%以下、更に好ましくは5質量%以下である。これらの観点から、(A)成分の含有量は、0.01〜10質量%が好ましく、より好ましくは0.05〜7質量%、更に好ましくは0.1〜5質量%である。
用いられる(B)成分のアミノ酸としては、例えば、アラニン、アルギニン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン酸、グリシン、ヒスチジン、ロイシン、プロリン、セリン、チロシン、バリンなどを例示することができる。また、アミノ酸誘導体としては、トリメチルグリシン、γ−ブチロベタイン、ホマリン、トリゴネリン、β−アラニンベタイン、カルニチン、アトリニン、アントプレウリン、バリンベタイン、リジンベタイン、アラニンベタイン、グルタミン酸ベタインなどを例示することができる。これら(B)成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いることもできる。好適な(B)成分としては、持続性に優れる保湿効果を付与する観点から、アミノ酸誘導体を用いることが好ましく、中でも、トリメチルグリシンを用いることがより好ましい。
尚、(B)成分は、市販品をそのまま用いることもできる。トリメチルグリシンの市販品としては、例えば、アミノコート(商品名,旭化成ケミカルズ社製)などを例示することができる。また、トリメチルグリシンを含む混合原料としては、例えば、プロデュウ400(商品名,味の素社製)などを例示することができる。
(B)成分の含有量は、通常、持続性に優れる保湿効果を付与する観点から、化粧料中、1〜20質量%とされ、より好ましくは1.3〜18質量%、更に好ましくは1.5〜15質量%とするのがよい。その理由は、1質量%未満の場合、持続性に優れる保湿効果を付与することに劣り、20質量%を超えて配合すると、塗布後のべたつき感が生じるために好ましくないからである。
用いられる(C)成分の多価アルコールとしては、グリコール類、グリセリン類などが挙げられる。グリコール類の具体例としては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール、1,2−デカンジオールなどを例示することができる。また、グリセリン類としては、例えば、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリンなどを例示することができる。これら(C)成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いることもできる。本発明においては、持続性に優れる保湿効果を付与する観点から、少なくとも、グリセリン、ジグリセリンおよびポリグリセリンの群から選ばれる1種を含む多価アルコールを用いることが好ましい。尚、本発明において「グリセリン」とは、「グリセリン」と「濃グリセリン」の双方を意味する。
(C)成分の含有量は、所望の効果が充分に発揮されるのであれば特に限定されないが、通常、塗布時の肌のきしみ感と塗布後の肌のべたつき感を抑制する観点、並びに持続性に優れる保湿効果を付与する観点から、化粧料中、0.5質量%以上が好ましく、より好ましくは1質量%以上、更に好ましくは2質量%である。また、塗布時の肌なじみ感の悪化を低減する観点から、30質量%以下が好ましく、より好ましくは25質量%以下、更に好ましくは20質量%以下である。これらの観点から、(C)成分の含有量は、0.5〜30質量%が好ましく、より好ましくは1〜28質量%、更に好ましくは2〜25質量%である。
本発明においては、上記した(A)成分〜(C)成分の総含有量を、化粧料中、1〜40質量%の範囲内で調製することが好ましく、より好ましくは3〜35質量%、更に好ましくは5〜30質量%である。その理由は、(A)成分〜(C)成分の総含有量が1質量%未満では、十分な保湿効果を付与することができず、また、総含有量が40質量%を超えると、塗布後のべたつき感が際立つために何れも好ましくないからである。
本発明の保湿化粧料には、べたつき感などの使用感を損なわない範囲内で、更に保湿効果を高める観点から、(D)リン脂質、リン脂質誘導体およびリン脂質重合体の群から選ばれる少なくとも1種を含有させることもできる。用いられる(D)成分のリン脂質としては、例えば、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルイノシトール、リゾホスファチジルコリン、スフィンゴミエリン、卵黄レシチン、大豆レシチンなどの天然リン脂質;ジラウロイルホスファチジルコリン、ジミリストイルホスファチジルコリン、ジパルミトイルホスファチジルコリン、ジステアロイルホスファチジルコリン、ジオレオイルホスファチジルコリン、パルミトイル・オレオイルホスファチジルコリンなどの合成リン脂質などを例示することができる。
用いられる(D)成分のリン脂質誘導体としては、例えば、水素添加大豆レシチン、水素添加卵黄レシチン、水素添加ホスファチジルコリン、水素添加ホスファチジルセリン、水酸化大豆レシチンなどを例示することができる。
用いられる(D)成分のリン脂質重合体としては、例えば、ポリメタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル・メタクリル酸ナトリウム共重合体、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・2−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド共重合体、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ステアリル共重合体などを例示することができる。
好適な(D)成分としては、塗布時の肌なじみ感を更に向上させる観点、並びに保湿効果を更に持続させる観点から、リン脂質誘導体、リン脂質重合体を用いることが好ましく、中でも、水素添加大豆レシチン、水酸化大豆レシチン、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体を用いることがより好ましい。
尚、(D)成分は、市販品をそのまま用いることもできる。水素添加大豆レシチンの市販品としては、例えば、NIKKOL レシノール S−10(商品名,日光ケミカルズ社製)などを例示することができる。水酸化大豆レシチンの市販品の市販品としては、例えば、NIKKOL レシノール SH50(商品名,日光ケミカルズ社製)などを例示することができる。2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体の市販品としては、例えば、Lipidure−PMB(商品名,日油社製)などを例示することができる。
(D)成分の含有量は、所望の効果が充分に発揮されるのであれば特に限定されないが、通常、保湿効果を更に高め、より一層持続させる観点から、化粧料中、0.001質量%以上が好ましく、より好ましくは0.003質量%以上、更に好ましくは0.005質量%である。また、塗布後のべたつき感を低減する観点から、10質量%以下が好ましく、より好ましくは8質量%以下、更に好ましくは5質量%以下である。これらの観点から、(D)成分の含有量は、0.001〜10質量%が好ましく、より好ましくは0.003〜8質量%、更に好ましくは0.005〜5質量%である。
また、本発明の保湿化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲内に限り、化粧料において保湿効果を付与する成分として公知の油性成分を含有させることもできる。具体的な油性成分としては、例えば、ヒマワリ油、綿実油、大豆油、オリーブ油、ヤシ油、ヒマシ油、ホホバ油、椿油、ミンク油、シア脂、マカデミアナッツ油、水素添加ホホバ油、月見草湯、ローズヒップ油、ハッカ油などの油脂;カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ミツロウ、コメヌカロウ、セラックロウ、鯨ロウ、ラノリンなどのロウ類;セレシン、パラフィン、流動パラフィン、流動イソパラフィン、マイクロクリスタリンワックス、ポリエチレン末、ポリエチレンワックス、ワセリン、スクワランなどの炭化水素油;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸、ウンデシレン酸、ラノリン酸、イソステアリン酸などの高級脂肪酸;ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、ラノリンアルコール、ベヘニルアルコール、セトステアリルアルコール、オクチルドデカノールなどの高級アルコール;オレイン酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸セチル、オレイン酸オレイル、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチルドデシル、ステアリン酸ステアリル、イソステアリン酸エチル、イソステアリン酸イソプロピル、2−エチルヘキサン酸セチル、2−エチルヘキサン酸セトステアリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、オクタン酸イソセチル、オクタン酸イソステアリル、イソステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸オクチルドデシル、イソノナン酸イソノニル、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、12−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ネオペンタン酸イソステアリル、コハク酸ジオクチル、トリオレイン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルなどの脂肪酸エステル;メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、メチルシクロポリシロキサン、アルコール変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、糖変性シリコーンなどのシリコーン類などを例示することができる。これら油性成分は、1種を単独で用いてもよく、2種以上を適宜組み合わせて用いることもできる。
油性成分の含有量は、化粧料中、10質量%以下が好ましく、より好ましくは8質量%以下、更に好ましくは5質量%以下である。その理由は、10質量%を超えて配合すると、油性成分特有の油っぽさやべたつき感が際立ち、本発明の効果を打ち消してしまうために好ましくないからである。
尚、本発明の保湿化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲内であれば、上記した成分の他に通常化粧品に用いられる成分、例えば、エタノール、イソプロパノール、などの低級アルコール;モノステアリン酸グリセリル、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル、モノラウリン酸デカグリセリル、モノステアリン酸ジグリセリル、モノステアリン酸エチレングリコール、ソルビタンモノイソステアレート、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、サポニンなどの非イオン性界面活性剤;N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム、ココイルメチルタウリンナトリウム、ステアリン酸カリウム、ポリオキシエチレンスルホコハク酸ラウリル二ナトリウムなどの陰イオン性界面活性剤;塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−アルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸塩、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミドなどの陽イオン性界面活性剤;ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、N−[3−アルキル(12,14)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン塩酸塩液などの両性界面活性剤;キサンタンガム、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキルコポリマー、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンナトリウム)コポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウムメタクリル酸ポリオキシエチレン(25)べへニルエーテル)クロスポリマー、(アクリル酸/ビニルピロリドン)コポリマー、(アクリレーツ/メタクリル酸ポリオキシエチレン(25)べへニルエーテル)コポリマー、(ジメチルアクリルアミド/エチルトリモニウムクロリドメタクリレート)コポリマー、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン、ヘクトライト、ベントナイト、無水ケイ酸などの水溶性増粘剤;トコフェロールおよびその誘導体、アスコルビン酸およびその誘導体などのビタミン類;ジブチルヒドロキシトルエン、亜硫酸塩などの酸化防止剤;フェノキエタノール、オクトキシグリセリン、パラベンなどの防腐成分;パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシルなどの紫外線吸収剤;無機顔料、パール化剤、植物抽出エキス、金属イオン封鎖剤、香料、pH調整剤などを目的に応じて適宜配合することができる。
本発明の保湿化粧料は、塗布時のなじみに優れ、きしみ感なく延展させることができるとともに、塗布後のべたつき感を低減して優れた保湿効果を付与し、その保湿効果が持続するという効果を奏するものであるから、皮膚用又は毛髪用の保湿化粧料として好適に用いることができる。
また、保湿化粧料の剤型についても、所望の効果が充分に発揮されるのであれば特に限定されないが、例えば、液状、乳液状、クリーム状、ジェル状などの種々の剤型として用いることができる。また、剤型が、液状、乳液状であり、皮膚用の保湿化粧料とする場合には、不織布やコットンなどの担体に含浸させて用いることもできる。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではない。尚、配合量は、特記しない限り「質量%」を表す。また、表中、「POE」はポリオキシエチレンの略であり、括弧内の数値は、ポリオキシエチレンの付加モル数を表す。
(試料の調製1)
表1に記した組成に従い、実施例1〜4および比較例1〜4の各保湿化粧料を常法に準じて液状の剤型に調製し、下記評価に供した。
Figure 2013014539
(試験例1:保湿効果の持続性の評価(角質水分量の測定))
実施例および比較例で得られた各試料の保湿効果の持続性について、10名の被験者により個々に評価した。すなわち、各被験者の前腕内側部を固形石鹸で洗浄後、タオルで軽く拭取り、温度21±2℃,湿度50±5%の恒温恒湿室にて10分間馴化させた。その後、測定部位の角質水分量を皮表角層水分量測定装置(Corneometer CM820;Courage+Khazaka electronic社製)にて初期値を測定した。
次いで、2×2cmコットンに各試料を2mL含浸させ、先と同様の測定部位に10分間貼付した後、コットンを取り除いた。除去直後を0分とし、10分後、20分後、30分後、90分後、120分後の角質水分量を先と同様に測定した。その後、流水で測定部位を洗い流し、自然乾燥させ、20分後の角質水分量を測定した。結果を表2に示す。
尚、表2に示す測定結果は、10名の被験者の平均値を採用し、塗布後の最大角質水分量を100%とした場合の角質水分量の変化を表したものである。
Figure 2013014539
表2に示された試験結果から、各実施例の保湿化粧料は、一定時間経過後においても高い水分量を保持しており、保湿効果が持続していることが分かる。これに対し、比較例1〜4の本発明の構成を充足しない保湿化粧料では、塗布20分経過後においては高い水分量を保持しているが、経時的にその水分量は失われ、保湿効果が持続していないことが分かる。また、驚くべき事に、本発明の保湿化粧料は、水洗い後においても比較例と対比して、高い水分量を保持していることが明らかであり、優れた保湿効果を付与するものであることが分かる。
(試料の調製2)
表3および表4に記した組成に従い、実施例5〜11および比較例5〜8の各保湿化粧料を常法に準じて液状の剤型に調製し、皮膚に用いられる形態として下記評価に供した。結果を表3および表4に併記する。また、評価はすべて、温度21±2℃,湿度50±5%の恒温恒湿の条件下で実施した。
(試験例2:塗布時の評価)
化粧を施していない女性専門評価パネル20名により、各実施例および各比較例で得られた試料を、実際に顔面へ塗布して使用試験を行ってもらい、塗布時の「肌へのなじみ」および「肌のきしみ感のなさ」に関し、以下の5段階の評価基準に従って官能評価した。
尚、「肌のきしみ感のなさ」については、きしみ感なく、延び広がりに優れるものを「良好」として評価した。また、評価は、下記評価基準により算出された平均点から下記判定基準にしたがって判定を行った。
<評価基準>
5点:非常に良好
4点:良好
3点:普通
2点:不良
1点:非常に不良
<判定基準>
◎:平均4.0点以上
○:平均3.0点以上4.0点未満
△:平均2.0点以上3.0点未満
×:平均2.0点未満
(試験例3:塗布後の評価)
同パネルにより、試験例2の塗布から5分後の「肌のべたつき感のなさ」および「保湿効果(しっとり感)」に関し、試験例2で用いた「評価基準」および「判定基準」に則って同様に官能評価した。
(試験例4:保湿効果の持続の評価)
同パネルにより、試験例2の塗布から1時間後の「保湿効果の持続」に関し、試験例2で用いた「評価基準」および「判定基準」に則って同様に官能評価した。
Figure 2013014539
Figure 2013014539
表3および表4に示された結果から、皮膚に用いられる形態で使用された各実施例の保湿化粧料は、各比較例と対比して、塗布時の肌なじみが良く、きしみ感なく延展させることができるとともに、塗布後のべたつき感がなく、優れた保湿効果を奏し、そのしっとりとした保湿効果が持続していることが分かる。これに対し、比較例5〜8の本発明の構成を充足しない保湿化粧料では、本発明の効果の全てを十分に満足させる結果が得られていないことが分かる。
一方、本発明の保湿化粧料は、皮膚以外にも毛髪に適用することもでき、毛髪用の保湿化粧料としても好適に用いることができる。即ち、本発明の保湿化粧料は、毛髪に適用した場合、塗布時のなじみに優れ、きしみ感なく延展させることができるとともに、塗布後のべたつき感を低減して優れた潤い感を付与し、その潤い感が持続するという効果を奏する。
毛髪に用いられる保湿化粧料の剤型についても、所望の効果が充分に発揮されるのであれば特に限定されないが、例えば、液状、乳液状、クリーム状、ジェル状、ワックス状、泡状などの種々の剤型として用いることができる。
(試料の調製3)
表5および表6に記した組成に従い、実施例12〜17および比較例9〜12の各保湿化粧料を常法に準じて液状の剤型に調製し、毛髪に用いられる形態として下記評価に供した。結果を表5および表6に併記する。また、評価はすべて、温度21±2℃,湿度50±5%の恒温恒湿の条件下で実施した。
(試験例5:塗布時の評価)
専門評価パネル20名により、23℃、湿度60%の恒温恒湿下で一晩放置した毛束(長さ10cm、重量10g)に各実施例および各比較例で得られた試料の2gを塗布してもらい、塗布時の「毛髪へのなじみ」および「毛髪のきしみ感のなさ」に関し、以下の5段階の評価基準に従って官能評価した。
尚、「毛髪のきしみ感のなさ」については、きしみ感なく、延び広がりに優れるものを「良好」として評価した。また、評価は、下記評価基準により算出された平均点から下記判定基準にしたがって判定を行った。
<評価基準>
5点:非常に良好
4点:良好
3点:普通
2点:不良
1点:非常に不良
<判定基準>
◎:平均4.0点以上
○:平均3.0点以上4.0点未満
△:平均2.0点以上3.0点未満
×:平均2.0点未満
(試験例6:塗布後の評価)
同パネルにより、試験例4の塗布から5分後の「毛髪のべたつき感のなさ」および「毛髪の潤い感」に関し、試験例5で用いた「評価基準」および「判定基準」に則って同様に官能評価した。
(試験例7:潤い感の持続の評価)
同パネルにより、試験例5の塗布から1時間後の「毛髪の潤い感の持続」に関し、試験例5で用いた「評価基準」および「判定基準」に則って同様に官能評価した。
Figure 2013014539
Figure 2013014539
表5および表6に示された結果から、毛髪に用いられる形態で使用された各実施例の保湿化粧料は、各比較例と対比して、塗布時の毛髪へのなじみが良く、きしみ感なく延展させることができるとともに、塗布後のべたつき感がなく、優れた潤い感を奏し、その潤い感が持続していることが分かる。これに対し、比較例9〜12の本発明の構成を充足しない保湿化粧料では、本発明の効果の全てを十分に満足させる結果が得られていないことが分かる。
以下、本発明に係る保湿化粧料の処方例を示す。尚、含有量は質量%である。
(処方例1:保湿化粧水)
シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 1.0
トリメチルグリシン 2.0
グリセリン 4.0
1,2−ペンタンジオール 0.5
ポリエチレングリコール20000 0.5
水酸化大豆レシチン 1.0
グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液 1.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.2
エタノール 4.0
精製水 残 部
合計 100.0
(処方例2:保湿化粧水)
シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 0.5
トリメチルグリシン 4.0
濃グリセリン 2.0
1,3−ブチレングリコール 8.0
ポリエチレングリコール1500 1.0
2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・
メタクリル酸ブチル共重合体(5%溶液) 0.5
ヒドロキシプロピルセルロース 0.1
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.5
メチルパラベン 0.1
精製水 残 部
合計 100.0
(処方例3:保湿白濁化粧水)
シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 1.5
トリメチルグリシン 2.0
濃グリセリン 2.0
ジクリセリン 1.0
水酸化大豆レシチン 0.8
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシル
テトラデシルエーテル(30E.O.)(6P.O.) 0.2
エタノール 8.0
フェノキシエタノール 0.1
(スチレン/ビニルピロリドン)共重合体エマルジョン 0.4
精製水 残 部
合計 100.0
(処方例4:乳化保湿化粧水(クリームインフェイスウォーター))
シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 0.1
トリメチルグリシン 4.0
グリセリン 4.0
1,3−ブチレングリコール 8.0
2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・
メタクリル酸ブチル共重合体(5%溶液) 1.0
グリセリンモノ2−エチルヘキシルエーテル 0.2
キサンタンガム 0.1
(アクリル酸/ビニルピロリドン)コポリマー 0.3
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.05
シリコーンエマルジョン 1.0
水酸化カリウム 適 量
精製水 残 部
合計 100.0
(処方例5:皮脂抑制化粧水)
シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 2.5
トリメチルグリシン 2.5
濃グリセリン 2.0
ジプロピレングリコール 2.0
水酸化大豆レシチン 0.2
エタノール 40.0
l−メントール 0.05
架橋ポリスチレン 1.0
精製水 残 部
合計 100.0
(処方例5:アフターシェイブウォーター)
シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 3.0
トリメチルグリシン 2.0
濃グリセリン 2.0
水酸化大豆レシチン 0.1
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシル
テトラデシルエーテル(30E.O.)(6P.O.) 0.4
エタノール 30.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
イソプロピルメチルフェノール 0.1
l−メントール 0.05
乳酸 0.02
水酸化ナトリウム 適 量
精製水 残 部
合計 100.0
(処方例6:スキンウォータークリーム)
シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 1.0
トリメチルグリシン 4.0
濃グリセリン 1.0
ジグリセリン 6.0
水酸化大豆レシチン 2.0
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.15
エデト酸二ナトリウム 0.05
エタノール 5.0
メチルパラベン 0.1
シリコーンエマルジョン 2.0
水酸化カリウム 適 量
精製水 残 部
合計 100.0
(処方例7:スキンモイスチャージェル)
シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 0.5
トリメチルグリシン 4.0
濃グリセリン 4.0
2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・
メタクリル酸ブチル共重合体(5%溶液) 2.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.2
キサンタンガム 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.25
フェノキシエタノール 0.3
エタノール 4.0
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.05
水酸化カリウム 適 量
精製水 残 部
合計 100.0
(処方例8:シートマスク(含浸液))
シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 1.0
トリメチルグリシン 4.0
濃グリセリン 4.0
ジプロピレングリコール 4.0
1,3−ブチレングリコール 8.0
ポリエチレングリコール1500 1.0
1,2−オクタンジオール 0.2
水酸化大豆レシチン 1.0
キサンタンガム 0.1
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.05
水酸化カリウム 適 量
精製水 残 部
合計 100.0
(処方例9:スキンコンディショナー)
シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 3.0
トリメチルグリシン 5.0
濃グリセリン 2.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
水酸化大豆レシチン 0.5
2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・
メタクリル酸ブチル共重合体(5%溶液) 0.5
モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 0.2
モノステアリン酸グルセリル 0.2
2−エチルヘキサン酸セチル 2.0
フェノキシエタノール 0.2
(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/メタクリル酸
ポリオキシエチレン(25)べへニルエーテル)クロスポリマー 0.7
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.1
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.05
水酸化カリウム 適 量
精製水 残 部
合計 100.0
(処方例10:乳液)
シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 1.0
トリメチルグリシン 4.0
濃グリセリン 4.0
1,2−オクタンジオール 0.1
1,2−ペンタンジオール 0.5
2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・
メタクリル酸ブチル共重合体(5%溶液) 0.5
モノラウリン酸デカグリセリル 0.8
2−エチルヘキサン酸セチル 2.0
メチルポリシロキサン 0.2
デカメチルシクロペンタシロキサン 2.0
グリセリンモノ2−エチルヘキシルエーテル 0.2
キサンタンガム 0.1
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.05
水酸化カリウム 適 量
精製水 残 部
合計 100.0
(処方例11:スキンクリーム)
シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 4.0
トリメチルグリシン 8.0
濃グリセリン 4.0
ジグリセリン 2.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
水素添加大豆レシチン 1.0
モノステアリン酸グリセリル 0.3
モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 0.7
α−オレフィンオリゴマー 0.5
ワセリン 0.5
水素添加ホホバ油 0.5
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 2.0
ステアリン酸 0.5
ステアリルアルコール 0.5
フェノキシエタノール 0.3
キサンタンガム 0.05
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.25
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.05
水酸化カリウム 適 量
精製水 残 部
合計 100.0
(処方例12:ヘアウォーターミスト(モイスチャライジングウォーター))
シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 0.5
トリメチルグリシン 4.0
濃グリセリン 1.0
ジプロピレングリコール 8.0
水酸化大豆レシチン 0.1
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシル
テトラデシルエーテル(30E.O.)(6P.O.) 0.5
エタノール 20.0
精製水 残 部
合計 100.0
(処方例13:トリートメントウォーター(スムージングウォーター))
シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 1.5
トリメチルグリシン 2.0
グリセリン 4.0
1,3−ブチレングリコール 4.0
2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・
メタクリル酸ブチル共重合体(5%溶液) 0.2
ポリオキシプロピレングリセリルエーテル(9P.O.) 0.5
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシル
テトラデシルエーテル(30E.O.)(6P.O.) 0.2
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.1
ビニルピロリドン・N,N−ジメチルアミノエチル
メタクリル酸共重合体ジエチル硫酸塩(20%溶液) 1.0
エタノール 8.0
香料 0.05
精製水 残 部
合計 100.0
(処方例14:カールウォーター)
シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 0.5
トリメチルグリシン 4.0
濃グリセリン 2.0
水酸化大豆レシチン 0.2
2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・
メタクリル酸ブチル共重合体(5%溶液) 0.5
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 0.5
N−メタクリロイルオキシエチルN,N−ジメチルアンモニウム−α−N−
メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体
(30%溶液) 1.0
エタノール 10.0
フェノキシエタノール 0.1
精製水 残 部
合計 100.0
(処方例15:アウトバストリートメント)
シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 0.5
トリメチルグリシン 4.0
濃グリセリン 5.0
水素添加大豆レシチン 0.5
高重合メチルポリシロキサン 0.3
デカメチルシクロペンタシロキサン 1.5
セチルアルコール 3.0
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.0
ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン 1.5
精製水 残 部
合計 100.0
(処方例16:モイスチャライジングヘアクリーム)
シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 2.0
トリメチルグリシン 8.0
グリセリン 2.0
ジグリセリン 8.0
水酸化大豆レシチン 0.5
モノステアリン酸グリセリル 1.0
モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 1.0
ジステアリン酸ポリエチレングリコール(250E.O.) 0.02
ベヘニルアルコール 0.5
流動パラフィン 3.5
メチルフェニルポリシロキサン 0.5
(ジメチルアクリルアミド/
エチルトリモニウムクロリドメタクリレート)コポリマー 2.0
エデト酸ニナトリウム 0.05
フェノキシエタノール 0.2
トリエタノールアミン 適 量
精製水 残 部
合計 100.0
(処方例17:モイスチャライジングヘアワックス)
シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 4.0
トリメチルグリシン 4.0
濃グリセリン 2.0
ジグリセリン 8.0
1,3−ブチレングリコール 3.0
イソプレングリコール 8,0
1,2−オクタンジオール 0.5
水素添加大豆レシチン 0.5
モノステアリン酸グリセリル 4.0
モノステアリン酸ソルビタン 4.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 4.0
ステアリン酸 0.5
パラフィンワックス 0.8
流動パラフィン 3.0
メチルポリシロキサン 0.5
カルボキシビニルポリマー 0.3
エデト酸ニナトリウム 0.05
トリエタノールアミン 適 量
精製水 残 部
合計 100.0

Claims (7)

  1. (A)ジカルボン酸ビス(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル)エステル、(B)アミノ酸および/又はその誘導体、並びに(C)多価アルコールを含有し、前記(B)成分の含有量が、1〜20質量%である保湿化粧料。
  2. 前記(A)成分が、シクロヘキサンジカルボン酸とポリオキシアルキレンアルキルエーテルとのジエステル化合物および/又はコハク酸とポリオキシアルキレンアルキルエーテルとのジエステル化合物である請求項1に記載の保湿化粧料。
  3. 前記(A)成分が、シクロへキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールおよび/又はコハク酸ビスエトキシジグリコールである請求項1に記載の保湿化粧料。
  4. 前記(C)成分が、少なくとも、グリセリン、ジグリセリンおよびポリグリセリンの群から選ばれる少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の保湿化粧料。
  5. 更に、(D)リン脂質、リン脂質誘導体およびリン脂質重合体の群から選ばれる少なくとも1種を含有してなる請求項1〜4の何れかに記載の保湿化粧料。
  6. 皮膚用であることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の保湿化粧料。
  7. 毛髪用であることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の保湿化粧料。
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