JP3479048B2 - 化粧料及び不織布含浸化粧料 - Google Patents

化粧料及び不織布含浸化粧料

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酵母及び/又は酵
母抽出物と納豆エキスを必須成分として含有し、さらに
キサンタンガム及び/又はプルランを配合した化粧料に
関し、皮膚の保湿性に優れた有用かつ新規な化粧料に関
するものである。すなわち、本発明の目的とするところ
は皮膚の新陳代謝を活発にし、皮膚の弾力性、柔軟性を
付与し、乾燥、肌荒れを防止する等、皮膚の保護と水分
の保持性並びに皮膚改善に優れた効果を有する化粧料を
提供することにある。
【0002】本発明は、シート状パック化粧料等として
用いられる不織布含浸化粧料に関し、さらに詳しくは、
不織布からの垂れ落ちがなく、保湿効果の高い不織布含
浸化粧料に関する。
【0003】
【従来の技術】従来より、化粧料はその重要な機能のひ
とつである皮膚の乾燥を防止し、皮膚に潤いを与え健や
かに保つこと等の目的で利用されてきた。皮膚の適度な
水分保持は皮膚が正常な機能を営む上で必要不可欠であ
る。したがって、これらの観点から皮膚の保湿性を維
持、向上することを目的として皮膚保湿効果の高い化粧
料及び保湿剤の開発研究がなされると共に、消費者から
強く要望されていた。
【0004】従来、酵母の保湿効果もしくは皮膚の美容
効果を利用して化粧料等に配合することは公知である。
例えば、酵母菌体そのものをパックに用いた特公昭39
−4899、また酵母菌体を洗浄料に利用した特開昭5
3−2507、特開昭53−2508等がある。
【0005】不織布含浸化粧料はそれに特に適した処方
の組成物が吸収体に含浸されている形態の化粧料で、肌
上にこれを被覆することにより、その肌上において優れ
た閉塞効果を発揮し、簡便に、かつ効果的に肌のたるみ
を引き締め、清涼感を与え、肌を滑らかにする等の効果
を発揮することが可能であり、肌の健康と美しさを保つ
上で重要な役割を果たしている。
【0006】また、不織布含浸化粧料に適した処方の組
成物としては水溶性高分子と多価アルコールを主成分と
した特開平10−279429がよく知られている。
【0007】さらに、皮膚柔軟作用、肌の潤いを促す作
用を有する点で、ヒアルロン酸等のムコ多糖類は化粧品
に汎用されてきた(特公昭33−500、特開昭55−
160712、特公昭64−7043)。
【0008】また、ムコ多糖類を含む化粧料、皮膚外用
剤として、酵母及び/又は酵母抽出物とムコ多糖類とを
必須成分として含有し、さらに特定の植物抽出物及び/
又は特定の微生物産生多糖類を配合した化粧料(特公平
6−23088)、ムコ多糖類と納豆エキスを配合し、
保湿効果に優れ、ムコ多糖類のもつ特有なべたつき感を
抑えた皮膚外用剤(特開2000−34219)等が開
示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記したごとく、酵母
もしくは酵母抽出物、納豆エキスは皮膚の保湿効果、美
容効果に有用なものである。しかしながら、これらの単
独配合では、その期待される作用効果が十分に発揮され
ず、満足すべきものに至っていない。また、これらと他
の成分の相乗作用効果について十分検討されていないの
が現状であり、有効利用した例もあまり知られていな
い。したがって、単に配合しただけでは保湿効果に優れ
た化粧料も得られていない。さらに、皮膚保湿は化粧料
の究極的な問題でもあり、優れた保湿効果を有する化粧
料の開発が切望されてきた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、従来にな
く保湿効果の高い化粧料を得るべく、種々の保湿剤につ
いて幅広く鋭意研究した結果、酵母及び/又は酵母抽出
物と納豆エキスを併用し、さらに前記成分と共にキサン
タンガム及び/又はプルランを配合することで皮膚保湿
効果が極めて顕著に高められることを見出し、この知見
をもって本発明を完成させたのである。
【0011】 すなわち、本発明は、酵母及び/又は酵
母抽出物と納豆エキスを成分として含有し、さらに前記
成分と共にキサンタンガム及び/又はプルランを配合し
た化粧料にあり、皮膚の新陳代謝を活発にし、皮膚の弾
力性、柔軟性を付与し、乾燥を防止する等皮膚の保護と
水分の保持性並びに皮膚改善に優れた効果を有する化粧
料を提供することにある。
【0012】 具体的には、酵母及び/又は酵母抽出物
0.001%〜20.0%と納豆エキス0.01%〜2
0.0%を含有し、さらにキサンタンガム及び/又はプ
ルラン0.001%〜10.0%を配合した化粧料を提
供する。
【0013】さらに本発明は、上記化粧料の成分にムコ
多糖類を配合した化粧料を提供する。
【0014】また、上記化粧料を不織布に含浸させるこ
とにより、不織布からの垂れ落ちがなく、使用感が優
れ、さらに保湿効果の高い不織布含浸化粧料を得ること
を見出し、本発明を完成するに至った。
【0015】 すなわち、本発明は、酵母及び/又は酵
母抽出物と納豆エキスを含有し、さらにキサンタンガム
及び/又はプルランを配合した化粧料を吸水量が自重の
7倍から10倍、目付けは50g/m〜100g/m
の不織布に含浸させてなる不織布含浸化粧料を提供す
る。
【0016】 さらに、本発明は、ムコ多糖類を配合し
た不織布含浸化粧料を提供する。ムコ多糖類の不織布へ
の配合は、酵母及び/又は酵母抽出物と納豆エキスを含
有し、さらにキサンタンガム及び/又はプルランと共に
配合した化粧料として不織布に含浸する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0018】本発明に必須成分として使用される酵母、
酵母抽出液には酵母生菌体そのもの、酵母菌体を乾燥粉
末化したもの及び酵母菌体を自己消化、熱水抽出、酸加
水分解、酵素分解等の適当な条件下で可溶化、抽出、精
製等を行った酵母エキス等がある。
【0019】特に、酵母抽出物は、酵母類の中から原料
としてSaccharomyces Cerevisiaeを選び抽出、濃縮、
無臭化した生理活性を有する水溶性エキスが皮膚の細胞
賦活に関与する核酸、核酸関連物質等を豊富に含有して
いるので好ましい。
【0020】本発明に必須成分として使用される納豆エ
キスは大豆の種子を納豆菌Bacillusnatto Sawamuraで
発酵して作ったものならいかなるものでもよく、好まし
くは納豆菌の20.0%エタノール抽出エキスに無水エ
タノールを加えて析出する塊状粘質物をエタノール溶液
に分散して得られる液で、γ−グルタミン酸ポリマーを
主成分とし、他に糖なども含む粘稠性のあるエキスであ
る。市販品としては一丸ファルコス株式会社製商標名
「フィトコラージュ」又は「フィトコラージュPFE」
が挙げられる。
【0021】つぎに、配合量について説明する。なお、
配合量は重量%であり以下単に%と表記する。
【0022】本発明において、酵母、酵母抽出物の配合
量は0.001%〜20.0%で所望に応じて選択でき
る。さらに好ましくは0.01%〜10.0%である。
納豆エキスは0.01%〜20.0%の範囲であれば効
果が十分に発揮でき、本発明の目的を達成し得る。さら
に好ましくは0.1%〜10.0%である。とりわけ、
本発明において、酵母及び/又は酵母抽出物と納豆エキ
スの配合比が0.1:50〜50:0.1の範囲で使用
すると最も好適であり、併用効果が非常に効果的に発揮
される。
【0023】 本発明の化粧料は、上記酵母、酵母抽出
物と納豆エキスを併用し必須含有成分の相乗作用効果を
有効利用することを特徴とするものであるが、さらにそ
れら成分に加えキサンタンガム及び/又はプルランを添
加することにより皮膚保湿性がさらに増強される。
【0024】 キサンタンガム及び/又はプルランの配
合量は化粧料の総量を基準として0.001%〜10.
0%であり、さらに好ましくは0.05%〜1.00%
である。この配合量の上限を超えても、その超えた配合
量に見合った効果は期待できず、また下限未満の配合量
では本発明の目的を達成することができない。
【0025】 本発明に用いる不織布の材質としては、
安全性、フィット性、吸水性等の点からキュプラ、コッ
トンが特に好適に用いられる。
【0026】 また、吸水量としては、自重の7倍から
10倍で、目付けは50g/m〜100g/mであ
る。この範囲の上限を超えると自身の重みでマスクがず
れ落ちてしまい、下限未満では本発明の目的を達成する
ことができない。市販品としてはフェイスマスク用素材
として旭化成工業株式会社製商標名「ベンリーゼ」銘柄
としてJE550、JF601、RB609、RB75
9、RB502、RE509、RE754、RK62
9、BA559、BA557、BA74S、RP70
9、RC807、RC857、TS507、TS100
が挙げられる。
【0027】本発明中のムコ多糖類としては、動物粘質
物の成分である粘稠な蛋白質又はその類似成分であり、
具体的には、ヒアルロン酸、テイコイン酸、コロミン
酸、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、ヘパリン、
ヘパラン硫酸、ケラタン硫酸等の酸性ムコ多糖類、キチ
ン糖等の中性ムコ多糖類等が挙げられる。また、これら
はナトリウム塩、カリウム塩等の塩の形で配合してもよ
い。本発明において、これらムコ多糖類の中から一種又
は二種以上が任意に選択され配合されるが、これらの中
で特にヒアルロン酸またはその塩がべたつき改良等の点
で好ましい。
【0028】本発明に用いられるムコ多糖類の配合量
は、化粧料の総量を基準として0.001%〜5.0%
であり、さらに好ましくは0.01%〜1.00%であ
る。この配合量の上限を超えてもその超えた配合量に見
合った効果は期待できず、また下限未満の配合量では本
発明の目的を達成することができない。
【0029】また、本発明に使用できる成分としては、
本発明の効果を損なわない質的、量的範囲で上記以外の
任意の成分を配合することができ、化粧料に通常配合さ
れる成分、例えば乳化剤、油性成分、界面活性剤、保湿
剤、酸化防止剤、防腐剤、香料、各種ビタミン剤、キレ
ート剤、着色剤、増粘剤、紫外線吸収剤、薬効成分、無
機塩類等を配合することができる。
【0030】本発明の化粧料とは、化粧品、医薬品、医
薬部外品として皮膚保湿性を高め、皮膚の弾力性、柔軟
性を増し、肌にしっとり感、うるおいを与え、乾燥、肌
荒れを防止することを目的として適用されるものを指
し、例えばクリーム、軟膏、乳液、美容液、化粧水、パ
ック、浴用剤、メークアップ化粧料等に用いることがで
き、剤型は特に問わない。
【0031】つぎに、実施例を挙げて本発明をさらに詳
細に説明するが、本発明の技術範囲がこれらの実施例に
よって何ら限定されるものではない。なお、以下実施例
における配合量の単位はいずれも全量に対する重量%で
ある。
【0032】本発明の保湿効果について、本発明品及び
比較品の保湿効果測定結果を以って説明する。表1及び
表2に本発明品及び比較対照品である美容液の処方を示
す。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】〔製造方法〕 A 成分17に成分1〜13を溶解する。 B 成分16に成分14、15を溶解する。 C AにBを加え均一に混合して美容液を得た。
【0036】表1及び表2に示した実施例1〜5、比較
例1〜5をサンプルとして用い、以下に記載する評価方
法を用いて、しっとり感、翌日の肌の張り及び塗布感に
ついて評価した。
【0037】〔使用性〕 (評価方法)使用性に関しては、使用時のしっとり感と
就寝前に使用してもらい翌日の肌の張りについて官能に
より評価した。
【0038】(しっとり感の評価基準) ◎ 25名中20名以上がしっとりすると評価 ○ 25名中15名以上20名未満がしっとりすると評
価 △ 25名中10名以上15名未満がしっとりすると評
価 × 25名中10名未満がしっとりすると評価
【0039】(肌の張りの評価基準) ◎ 25名中20名以上が肌に張りがあると評価 ○ 25名中15名以上20名未満が肌に張りがあると
評価 △ 25名中10名以上15名未満が肌に張りがあると
評価 × 25名中10名未満が肌に張りがあると評価
【0040】(塗布感の評価基準) ◎ 25名中20名以上が塗布感が良いと評価 ○ 25名中15名以上20名未満が塗布感が良いと評
価 △ 25名中10名以上15名未満が塗布感が良いと評
価 × 25名中10名未満が塗布感が良いと評価
【0041】以上の結果から明らかなごとく、本発明品
である実施例1〜5の美容液は比較例1〜5の美容液と
比較して、優れた保湿性及び使用感が認められた。
【0042】〔インピーダンスによる水分保持能測定〕
正常皮膚の前腕屈側部を予めI.B.S株式会社製皮表
角層水分量測定装置にてコンダクタンス(単位はμS)
を測定し、次いで各測定箇所に各サンプル10μLを塗
布し、30秒毎、2分後まで測定する。保湿性値は次式
のごとく求め、結果を表3に示す。
【0043】 なお、水分保持能は、値が大きいほど保湿効果が高いこ
とを示している。
【0044】〔表3〕サンプル 水分保持能 サンプル 水分保持能 実施例1 16.98 比較例1 9.46 実施例2 34.82 比較例2 5.26 実施例3 14.26 比較例3 4.28 実施例4 13.56 比較例4 3.67 実施例5 28.65 比較例5 0.00
【0045】表3の結果から明らかなごとく、本発明品
である実施例1〜5の美容液は比較例1〜5の美容液と
比較して、はるかに高い保湿性が認められる。
【0046】つぎに、女性パネル(25名)につき、下
記表4に示す組成からなるサンプルを不織布に含浸させ
たマスクを15分間顔面に塗布した場合とサンプルを直
接顔面に塗布した場合とで使用性を評価した。
【0047】〔使用性〕 (評価方法)夜就寝前に顔面の反面に、サンプルを不織
布に含浸させたマスクを塗布し、もう反面は直接顔面に
塗布し、使用後のしっとり感、翌日の肌の張り及び化粧
のりを官能により比較評価した。
【0048】 〔表4〕 成分名 重量% 1 濃グリセリン 6.00 2 ジプロピレングリコール 3.00 3 1,3−ブチレングリコール 7.50 4 ヒドロキシエタンジホスホン酸四ナトリウム 0.10 5 エチレンジアミン四酢酸三ナトリウム 0.10 6 トリエタノールアミン 0.03 7 グリチルリチン酸ジカリウム 0.10 8 酵母エキス 5.00 9 納豆エキス 5.00 10 キサンタンガム 0.30 11 銅クロロフィリンナトリウム 適量 12 防腐剤 適量 13 香料 適量 14 エタノール 3.50 15 精製水 残余
【0049】(結果)25名全員が不織布に含浸させた
マスクの方が使用後のしっとり感、翌日の肌の張り及び
化粧のりにおいて、良好と答えた。
【0050】以上の結果から明らかなように、不織布に
含浸させることによってさらに使用性が優れるものにな
る。
【0051】 〔表5〕 実施例6 クリーム 成分名 重量% 1 ステアリン酸 7.5 2 セトステアリルアルコール 1.5 3 流動パラフィン 10.0 4 トリイソオクタン酸グリセリン 12.0 5 ラノリン 3.0 6 パルミチン酸セチル 4.0 7 モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40) 2.0 8 モノステアリン酸グリセリン(自己乳化型) 5.0 9 酵母エキス 5.0 10 納豆エキス 5.0 11 キサンタンガム 0.1 12 防腐剤・酸化防止剤 適量 13 香料 適量 14 精製水 残余 上記処方にてクリームを製造した。
【0052】以上のごとくして得られた実施例6のクリ
ームは、保湿効果が極めて高く、使用後肌にしっとり感
があり、肌になめらかさ、弾力性を与え、張りが感じら
れ、また肌荒れ防止等の効果を奏するものであった。
【0053】 〔表6〕 実施例7 乳液 成分名 重量% 1 自己乳化ワックス 5.0 2 シア脂 10.0 3 マルチトールヒドロキシアルキル(12,14)エーテル液 3.0 4 プロピレングリコール 2.0 5 酵母エキス 5.0 6 納豆エキス 5.0 7 キサンタンガム 0.03 8 防腐剤・酸化防止剤 適量 9 香料 適量 10 精製水 残余 上記処方にて乳液を製造した。
【0054】以上のごとくして得られた実施例7の乳液
は、保湿効果が極めて高く、使用後肌にしっとり感があ
り、肌になめらかさ、弾力性を与え、張りが感じられ、
また肌荒れ防止等の効果を奏するものであった。
【0055】以上のごとく、本発明は皮膚にとって極め
て有用なものであり、本発明品の使用により、皮膚の新
陳代謝を活発にし、皮膚の保湿性が高く、皮膚の弾力
性、柔軟性を増し、肌にしっとり感、うるおいを与え、
乾燥、肌荒れを防止すること等が可能となる。
【0056】
【発明の効果】本発明は、酵母及び/又は酵母抽出物と
納豆エキスとを必須成分として併用し、これにキサンタ
ンガム及び/又はプルランを添加することにより、これ
ら成分の作用効果が相乗的に発揮され、皮膚保湿に極め
て優れた効果を奏する化粧料が得られたことにある。
【0057】したがって、本発明の化粧料を使用した場
合、皮膚の新陳代謝を活発にし、また皮膚に水分を保持
し、皮膚に弾力性、柔軟性、湿潤性を付与し、乾燥、肌
荒れを防止する等の顕著な効果が得られる。すなわち本
発明により、従来になく優れた保湿効果を有し、皮膚の
保護と水分の保持性並びに皮膚改善に優れた極めて有用
な化粧料の提供が可能となったのである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−246207(JP,A) 特開 昭61−171405(JP,A) 特開2000−34219(JP,A) 特開2000−72652(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酵母及び/又は酵母抽出物0.001%
    〜20.0%と納豆エキス0.01%〜20.0%を含
    有し、さらにキサンタンガム及び/又はプルラン0.0
    01%〜10.0%を配合したことを特徴とする化粧
    料。
  2. 【請求項2】 さらにムコ多糖類を配合したことを特徴
    とする請求項1に記載の化粧料。
  3. 【請求項3】 酵母及び/又は酵母抽出物0.001%
    〜20.0%と納豆エキス0.01%〜20.0%を含
    有し、さらにキサンタンガム及び/又はプルラン0.0
    01%〜10.0%を配合した化粧料を吸水量が自重の
    7倍から10倍、目付けは50g/m〜100g/m
    の不織布に含浸させたことを特徴とする不織布含浸化
    粧料。
  4. 【請求項4】 さらにムコ多糖類を配合したことを特徴
    とする請求項3に記載の不織布含浸化粧料。
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