JP2012517168A - 感光点のアレイによって取得される画像の補正方法 - Google Patents

感光点のアレイによって取得される画像の補正方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、感光点のマトリックスによって取得された画像を補正する方法に関する。本発明は、特に、マトリックスが電磁妨害を受けやすい場合に有用である。
本発明によれば、本補正方法は、マトリックスを行ごとに読み取る、第1のステップ(E)を含む。各行の第1の読み取り時に読み取られる信号は、マトリックスが光放射にさらされた後に蓄積されている電荷を表し、これによって、マトリックスの列ごとに離散信号Xreal(n)を形成することが可能になる。第2の読み取り時に読み取られる信号は、露光がないときに蓄積された電荷を表し、マトリックスの列ごとに離散信号OF(n)を形成する。本方法の第2のステップ(E)では、露光がない場合に第1の読み取り時に形成されていたであろう信号OF(n)に実質的に相当する信号OFX(n)を決定する。第3のステップ(E)では、列ごとに、信号Xreal(n)から信号OFX(n)を減算する。

Description

本発明は、(たとえば、半導体材料を堆積させる技術により生成される)感光点のマトリックスを含む感光装置によって取得された画像を補正する方法に関する。本方法は、基本的に(ただし、限定的にではなく)放射線画像の検出に用いられる感光装置に適用される。本発明は、特に、感光装置が電磁妨害を受けやすい場合に有用である。
水素化アモルファスシリコン(aSiH)のような半導体材料をガラス絶縁支持物上に薄膜堆積させる技術は、たとえば、可視または近可視の放射線に基づいて画像を生成することが可能な、感光点のマトリックスを構築することを可能にする。ただし、これらのマトリックスは、放射線画像の検出の枠組内で使用可能である。この目的のためには、X線放射とマトリックスとの間にシンチレータスクリーンを置くだけで十分である。シンチレータスクリーンは、X線放射を、感光点の感度が良い波長の帯域の光放射に変換する。
これらのマトリックスを形成する感光点は、大まかには、オン/オフスイッチ機能を果たす素子に関連付けられた感光素子で構成される。感光点は、行導体と列導体との間にマウントされる。そして、感光装置は、要件に応じて、マトリックスまたはストリップとしてレイアウトされた複数の感光点で構成される。
感光素子は、一般に、オン/オフスイッチ素子と直列にマウントされたダイオードで構成される。オン/オフスイッチ素子は、たとえば、いわゆるスイッチングダイオードであってよく、スイッチングダイオードの「閉」状態、すなわち、「導通」状態が、ダイオードを順方向モードでオンにするバイアスに対応し、スイッチングダイオードの「開」状態、すなわち、「遮断」状態が、ダイオードの逆方向バイアスに対応する。これら2つのダイオードは、いわゆる「ヘッドツーテール」構成で、導通方向が互いに逆になるようにマウントされる。このような構成は周知であり、特に、仏国特許出願第8614058号(公開第2605166号)明細書によって周知であり、同特許には、「ヘッドツーテール」構成の2つのダイオードによるタイプの感光点のマトリックス、感光点の読み出し方法、およびこのような感光装置の作成方法が記載されている。アモルファス半導体材料は、いくらかのメモリ効果を示す。これは、そのアモルファス構造が、結晶質材料の場合よりずっと多い、多数のトラップを含むことに関係する。これらのトラップは、禁制帯の全体に広がる構造的欠陥である。これらは、有効画像のキャプチャが行われている間、具体的には、感光点が光放射にさらされている間に生じた電荷を保持する。この材料は、与えられた光放射に対応する画像を記憶し、この画像に関連する電荷を、後続の画像、または、実際には複数の後続の画像の読み取り中に修復する。この効果は、画質に反映される。
さらに、感光点のマトリックスまたはストリップに使用される半導体部品は、すべて同一というわけではなく、そのため、このマトリックスまたはこのストリップが組み込まれた感光装置は、本質的に不均質性を有することとなり、これによって、時間とともに変化する、正常に機能しないゾーンができる。
最適品質の有効画像を取得すべく、いわゆるオフセット画像(対応するフランス語の用語では黒色画像と呼ばれる)に基づいて、有効画像の補正が行われる。オフセット画像は、たとえば、動作サイクルの開始時、または有効画像のキャプチャの後にキャプチャされる。このオフセット画像は、感光装置が輝度ゼロの信号にさらされている間に取得される画像であり、一種の背景画像に相当する。オフセット画像は、感光点の部品の電気的状態に応じて、かつ、それらの電気的特性のばらつきに応じて、変化する。有効画像は、感光装置が有効信号にさらされている間に読み取られた画像であり、有効信号は、たとえば、シンチレータをX線放射にさらすことに対応する。このことはオフセット画像にも当てはまる。そして、有効画像の補正とは、有効画像からオフセット画像を減算することである。この補正が信頼できるのは、オフセット画像をキャプチャした時点と、有効画像をキャプチャした時点との間で、オフセット画像が変化していない場合だけである。これは、オフセット画像をキャプチャする直前と、有効画像をキャプチャする直前とで、感光点の電気的状態が同じである場合を意味する。
しかしながら、感光点は、一般に、電磁妨害を受けやすい。感光装置の使用状態によっては、電磁妨害は避けられない。これは、たとえば、放射線介入治療の枠組内で、感光装置を電気メスと同時に使用する場合である。その結果、感光点の電気的状態は、有効画像キャプチャ時点とオフセット画像キャプチャ時点との間で変化する可能性がある。電磁妨害が永続的かつ周期的であるとすると、電磁妨害の周波数が画像キャプチャの周波数に比べて非常に遅いわけではない限り、感光装置の形成画像にストリップが現れる可能性がある。
感光装置の形成画像に対する電磁妨害の影響を減らすために、感光装置を、これらの妨害に対して鈍感にすることが可能であり、特に、シールドを設計することや、電流ループを除去することにより、可能である。しかしながら、これは、重い制約、たとえば、機械的制約(重量、サイズ)または電気的制約(絶縁)がある場合には、常に可能とは限らない。また、有効画像キャプチャの時点と同じ振幅の妨害を、オフセット画像を用いて減算すべく、画像キャプチャを妨害と同期させることも可能である。この同期が可能であるのは、単一の電磁妨害が存在する場合、または、場合によっては、複数の電磁妨害が存在していて、それらの周波数が互いに倍数の関係にある場合に限られる。さらに、妨害を特性評価し、この妨害に応じて感光装置の制御を精密に順序付けることが必要であるため、感光装置の設計に様々な制約を課すことになる。第3のソリューションは、フィルタリングによって得られた画像を、たとえば、画像補正ソフトウェアを用いて補正することである。しかしながら、フィルタリングは、医療情報の喪失や改変を引き起こすおそれがある。さらに、フィルタリングは、電磁妨害の広い周波数スペクトルへの適応が困難である。
本発明の目的は、特に、感光装置の設計に何ら制約を加えることなく、感光装置によって取得された、あらゆるタイプの電磁妨害の影響の画像を補正することを可能にする方法を提案することにより、前述の弱点のすべて、または一部を軽減することである。この目的のために、本発明の主題は、Nl行×Nc列のマトリックスとして編成された感光点を含む感光装置によって取得された画像を補正する方法である。各感光点は、光放射にさらされている間に電荷を蓄積することが可能である。本発明によれば、本方法は以下のステップを含む。
− 各感光点に蓄積されている電荷を表す信号を、時点t=2nおよびt=2n+1において行ごとに読み取る、第1のステップであって、nは、0とN−1との間にある整数であり、Nは、2と、マトリックスの行数Nlとの間にある整数であり、1つの同じ行の信号は、一斉に読み取られ、連続する2つの読み取り時点の間隔が、決定された継続時間Tsamplingであり、時点t=2nに読み取られた、有効信号とも呼ばれる信号は、感光点が有効光放射にさらされた後に各感光点に蓄積されている電荷を表し、時点t=2n+1に読み取られた、オフセット信号とも呼ばれる信号は、放射にさらされないときに前記各感光点に蓄積された電荷を表し、マトリックスの各列について、有効信号は、離散信号Xreal(n)を形成し、オフセット信号は、離散信号OF(n)を形成する、第1のステップ。
− マトリックスの列に対応する各信号OF(n)について、オフセット信号が時点t=2nに読み取られていればオフセット信号によって形成されていたであろう信号OFX(n)を決定する、第2のステップであって、信号OFX(n)は、信号OF(n)を補正することによって決定される、第2のステップ。
− マトリックスの各列について、信号OFX(n)を、対応する信号Xreal(n)から減算する、第3のステップ。
本発明により、電磁妨害(特に永続的かつ周期的な電磁妨害)を受けやすい感光点のマトリックスによって取得された画像を効果的に補正することが可能になる。
添付図面と関連して提供される、例示的実施形態の詳細な説明を読むことにより、本発明がよりよく理解され、他の利点も明らかになるであろう。
本発明が適用可能な、第1の例示的な受動的感光装置を示す図である。 本発明が適用可能な、第2の例示的な受動的感光装置を示す図である。 本発明が適用可能な、例示的な能動的感光装置を示す図である。 本発明による補正方法の可能なステップを示す図である。 感光装置に蓄積された電荷を行ごとに読み取る、可能なサブステップを示す図である。 有効信号から減算するオフセット信号を決定する、可能なサブステップを示す図である。
図1は、従来方式で編成されたマトリックス2を含む感光装置1を示す簡略図である。マトリックス2は、感光点P〜Pを含んでおり、各感光点は、ヘッドツーテール構成に従って直列にマウントされた感光ダイオードDpおよびスイッチングダイオードDcによって形成されている。マトリックス2は、列導体X〜Xに行導体Y〜Yが交差しており、各交差線において、行導体Y〜Yと列導体X〜Xとの間に感光点P〜Pが接続されている。したがって、感光点P〜Pは、行L〜Lおよび列Cl〜Clの配列になっている。これらの感光点は、画素とも呼ばれる。
図1の例では、9個の感光点P〜Pを定義する3つの行および3つの列だけを示しているが、このようなマトリックスは、容量がずっと大きくてもよく、数百万点ほどであってもよい。たとえば、このようなマトリックスを、3000行および3000列の配列(約40cm×40cmの面積)の感光点で構築することも、検出ストリップを構成するために1列および数行の配列の感光点で構築することも、よく行われる。
感光装置1は、行制御回路3を含んでおり、その出力SY、SY、およびSYは、それぞれ、行導体Y、Y、およびYと連結されている。行制御回路3は、たとえば、クロック回路、スイッチング回路、シフトレジスタなど、図示されていない様々な要素を有しており、これらは、行導体Y〜Yの順次アドレス指定の実行を可能にしている。感光装置1はさらに、電圧源4を含んでおり、電圧源4は、行導体Y〜Yに印加される、いわゆる読み取りパルスの振幅を定義するように働く電圧Vを行制御回路3に与える。
各感光点P〜Pでは、2つのダイオードDpおよびDcの(図1に示したような)アノード同士、またはカソード同士が連結されている。フォトダイオードDpのカソードは、列導体X〜Xに連結されており、スイッチングダイオードDcのカソードは、行導体Y〜Yに連結されている。なお、一般に、これら2つのダイオードDpおよびDcは、フォトダイオードDpの示すキャパシタンスが最大(たとえば、ほぼ50倍程度)になるように設計されている。
マトリックス2がいわゆる「有効」光放射にさらされているフェーズの間は、各感光点P〜Pの2つのダイオードDpおよびDcが逆バイアスされている。この状態では、各ダイオードはキャパシタを構成する。フォトダイオードDpの属する感光点P〜Pが露光されることによって、フォトダイオードDp内に電荷が発生する。これらの電荷は、露光強度に応じた電荷量で、2つのダイオードDpおよびDcの接合点に形成されたノード上のA点に蓄積される。感光点P〜Pの読み取りは、行ごとに行われ、1つの同じ行導体Y〜Yに連結されたすべての感光点において一斉に行われる。この目的のために、行制御回路3は、所定の振幅の読み取りパルスを、アドレス指定された各行導体Y〜Yに印加する。アドレス指定されていない行導体は、基準電位Vまたは残留電位で維持される。この基準電位Vは、たとえば、接地電位である。基準電位Vは、列導体X〜Xに適用される基準電位と同じ電位であってもよい。
感光点P〜PのA点に電荷の蓄積があると、この点の電圧が低下する。すなわち、フォトダイオードDpの逆バイアス電圧が低下する。行導体Y〜Yに読み取りパルスを印加すると、この行導体に連結されているすべての感光点のA点の電位が、有効光放射にさらされる前のバイアスレベルに復元される。この結果、列導体X〜Xのそれぞれに、対応するA点に蓄積されていた電荷に比例する電流が流れる。
列導体X〜Xは、読み取り回路CLと連結されている。読み取り回路CLは、図1の例では、積分回路5、多重化回路6、ビデオ増幅器7、およびアナログデジタル変換器8を含んでいる。積分回路5は、列導体X〜Xと同じ数の増幅器を含む。すなわち、図1の例では、3つの増幅器G〜Gを含んでいる。積分回路5はさらに、増幅器G〜Gのそれぞれに対し、積分キャパシタC〜Cおよびオン/オフスイッチ素子I〜Iを含んでいる。各列導体X〜Xは、積分器としてマウントされた増幅器G〜Gの逆相入力「−」に連結されている。各増幅器の逆相入力「−」と出力S〜Sとの間には、積分キャパシタC〜Cがマウントされている。各増幅器G〜Gの第2の入力「+」は、ある電位に連結されており、この電位は、図1の例では、基準電位Vである。したがって、この電位は、すべての列導体X〜Xにかかる。各積分キャパシタC〜Cと並列に、いわゆるリセットツーゼロオン/オフスイッチ素子I〜Iがマウントされている。オン/オフスイッチ素子I〜Iは、たとえば、MOS型トランジスタである。したがって、積分回路5は、列導体X〜Xを流れる電荷を電圧に変換する。
増幅器G〜Gの出力S〜Sは、多重化回路6の入力Ent〜Entに連結される。多重化回路6は、たとえば、並列入力および直列出力を有するシフトレジスタで形成されており、このシフトレジスタは、一般的にはCCD(「Charged−Coupled Device(電荷結合素子)」の略)と呼ばれる電荷結合型シフトレジスタであってもよい。この従来型の構成により、すべての感光点P〜PのA点に蓄積された電荷を表す電圧を、多重化回路6の出力において、「直列に」かつ1行ずつ順に(LからLの順に)出力することが可能になる。これらの電圧を、多重化信号SMと呼ぶ。
多重化信号SMは、その後、ビデオ増幅器7で増幅し、アナログデジタル変換器(ADC)8でデジタル信号SNに変換することが可能である。
なお、図1の例ではスイッチングダイオードDcによって行われるオン/オフスイッチ機能を達成するためにトランジスタを用いることも知られている。トランジスタは、ダイオードに比べて接続が非常に複雑になるが、「オン」状態の質の点では有利である。
図2は、感光装置1’を概略的に示す。図1の感光装置との主な違いとして、感光装置1’に含まれるマトリックス2’では、スイッチングダイオードDcの代わりにトランジスタTが使用されており、トランジスタTは、たとえば、薄膜を薄層状に堆積させる技術によって作成される。これらの技術は、文献では、「薄膜トランジスタ(TFT)」という用語で知られている。これらの技術を用いて、図1および2に示したマトリックス2および2’のセットを構築することが可能である。
例として図2に示した図では、各感光点P〜Pにおいて、トランジスタTは、ソースSが、フォトダイオードDpのカソード、すなわち、A点に連結されており、ゲートGが、当該の感光点P〜Pの属する行導体Y〜Yに連結されており、ドレインDが、当該の感光点P〜Pの属する列導体X〜Xに連結されている。すべてのフォトダイオードDpのアノードが、行制御回路3の出力SYに連結されている。出力SYは、いわゆるバイアス電圧Vbiasを与える。バイアス電圧Vbiasは、基準電位Vまたは接地電位に対して負であり、たとえば、−5ボルト程度である。このバイアス電圧Vbiasは、フォトダイオードDpの逆バイアスを構成するように働く。行制御回路3は、たとえば、このバイアス電圧を電力供給源13から受ける。
図1および図2に示した装置の全体動作をよりよく理解するためには、仏国特許出願公開第2760585号および第2605166号明細書を参照されたい。
図1および図2は、感光装置1および1’の例示的実施形態を示しており、ここでは、感光点P〜Pは受動的であると言える。しかしながら、本発明は、感光点が能動的であると言える感光装置に特によく当てはまる。すなわち、画像取得フェーズの間に蓄積された電荷が、マトリックスの外の積分回路においてではなく、画素のレベルで電圧に変換される感光点の場合によく当てはまる。
図3は、そのような感光装置1’’を示しており、感光装置1’’は、2行(LおよびL)×2列(ClおよびCl)の感光点P〜Pからなるマトリックス2’’を含んでいる。行制御回路3は、2つの行導体YおよびYにそれぞれ連結された2つの出力SYおよびSYを含んでいる。行制御回路3はさらに、2つの出力SRTZ1およびSRTZ2を含んでおり、これらはそれぞれ、2つのリセットツーゼロ導体YRTZ1およびYRTZ2に連結されている。各感光点P〜Pは、フォトダイオードDpと、3つのトランジスタT、T、およびTとを含んでいる。各感光点P〜Pの第1のトランジスタTにおいては、ゲートGは、当該の感光点P〜Pの属する行導体LまたはLのリセットツーゼロ導体YRTZ1またはYRTZ2に連結されており、ドレインDは、電圧源31に連結されてリセットツーゼロ電位VRTZがかかっており、ソースSは、当該の感光点P〜Pに属するフォトダイオードDpのカソードに連結されている。すべてのフォトダイオードDpのアノードが、共通電位、たとえば、接地電位に連結されている。同じA点を、トランジスタTのソースSとフォトダイオードDpのカソードとの間に定義してもよい。このA点はさらに、同じ感光点P〜Pの第2のトランジスタTのゲートGに連結されている。このトランジスタTのソースSは、同じ感光点P〜Pの第3のトランジスタTのソースSに連結されており、すべてのトランジスタTのドレインDは、電圧源32に連結されて、電源電位Vddがかかっている。各感光点P〜Pの第3のトランジスタTにおいてはさらに、ゲートGが、当該の感光点P〜Pの属する行LまたはLの行導体YまたはYに連結されており、ドレインDが、当該の感光点P〜Pの属する列ClまたはClの列導体XまたはXに連結されている。
トランジスタTにより、感光点P〜Pを、それぞれの元の状態、すなわち、放射にさらされる前の状態にリセットすることが可能になる。より具体的には、行制御回路3からリセットツーゼロ導体YRTZ1またはYRTZ2にリセットツーゼロパルスが送出されたときに、トランジスタTにより、当該の行LまたはLのすべての感光点P〜PのA点の電位を、開始電位(この例では、リセットツーゼロ電位VRTZ)に戻すことが可能になる。トランジスタTによって、列導体XおよびXのA点を隔離することが可能になる。トランジスタTによって、各トランジスタTのソースSを、当該のトランジスタTが連結されている列導体XまたはXに連結することが可能になる。
感光点P〜Pの読み取りも、行ごとに行われる。行制御回路3は、各行導体YおよびYに読み取りパルスを連続的に印加する。すると、読み取り対象の行LまたはLに属する感光点P〜PのA点の電圧が、トランジスタTを介して、列導体XおよびXにコピーされる。
図1および図2の感光装置1および1’と比較対照すると、感光装置1’’は、積分回路をまったく含まず、A点に蓄積された電荷は、トランジスタTのレベルで電圧積分される。列導体XおよびXは、多重化回路6の入力EntおよびEntに直接連結される。多重化回路6は、多重化信号SMを出力する。多重化信号SMを、ビデオ増幅器7で増幅し、アナログデジタル変換器8でデジタル化して、デジタル信号SNを与えることも可能である。
図3で参照した感光装置1’’は、2行2列のみの感光点を含んでいる。もちろん、本発明は、ずっと大きな容量のマトリックスにも当てはまる。さらに、各感光点は、4つ以上のトランジスタを含んでよく、電源電圧Vddおよびリセットツーゼロ電圧VRTZは、感光点ごとに異なってよい。
図1−図3の感光装置1、1’、および1’’では、電荷の蓄積は、感光点P〜Pの露光中にフォトダイオードDpによって行われるとした。しかしながら、これらの電荷の蓄積は、任意の感光素子、たとえば、フォトトランジスタで行われてもよい。
図4は、本発明による補正方法の可能なステップを示す。本補正方法は、たとえば、図1−図3を参照して説明した感光装置1、1’、および1’’のうちの1つによって取得された画像に適用される。本補正方法の第1のステップEでは、画像を取得する。この過程では、マトリックス2、2’、または2’’を有効光放射にさらすことによって、各感光点P〜Pが電荷を蓄積することが可能である。この光放射は、たとえば、放射線画像の取得が必要な患者の身体の一部を通り抜けたX線を受けるシンチレータから発生する。本補正方法の第2のステップEでは、各感光点P〜Pに蓄積された電荷を表す信号を行ごとに読み取る。言い換えると、マトリックス2、2’、または2’’のすべての列Cl〜Clについて、1つの同じ行の信号を同時に読み取る。信号の読み取りは、時点t=2nおよびt=2n+1に行う。nは、0とN−1との間にある整数であり、Nは、2と、マトリックス2、2’、または2’’の行数Nlとの間にある整数である。連続する2つの読み取り時点tとt+1の間隔が、決定された継続時間Tsamplingである。本発明によれば、時点t=2nに読み取られる信号は、ステップEの間に各感光点P〜Pに蓄積された電荷を表す。これらの信号を、有効信号と呼ぶ。時点t=2n+1に読み取られる信号は、放射にさらされていない時点t=2nと時点t=2n+1との間に蓄積された電荷を表す。これらの信号を、オフセット信号と呼ぶ。行ごとに有効信号およびオフセット信号を連続して取得する原理は、相関二重サンプリングという用語で知られている。有効信号およびオフセット信号は、たとえば、アナログデジタル変換器8で生成されたデジタル信号SNに基づいて構築される。有効信号およびオフセット信号は、その後、列ごとに処理される。このように列ごとに処理を行うことにより、特に、マトリックス全体に対する電磁妨害の影響が必ずしも均一ではないという事実を考慮に入れることが可能になる。マトリックス2、2’、または2’’の各列Cl〜Clについて、有効信号は、離散信号Xreal(n)を形成し、オフセット信号は、離散信号OF(n)を形成する。第3のステップEでは、マトリックス2、2’、または2’’の列Cl〜Clに対応する各信号OF(n)について、オフセット信号が時点t=2nに読み取られていればオフセット信号によって形成されていたであろう信号OFX(n)が決定される。これらの信号OFX(n)は、ダミーオフセット信号と呼ばれ、信号OF(n)を補正することにより、決定される。信号OFX(n)は、マトリックス2、2’、または2’’が有効光放射にさらされていないときの、有効信号の読み取り時点における、感光点に蓄積された電荷の量を表す。言い換えると、信号OFX(n)は、読み取り時点t=2nにおけるオフセット信号に相当する。感光点に蓄積された電荷の一部は、電磁妨害によって生成されたものである可能性がある。そうである場合には、各信号Xreal(n)のうちの、電磁妨害に由来する電荷の量に対応する振幅比は、各信号OFX(n)のうちの、電磁妨害に由来する電荷の量に対応する振幅比と同じになる。第4のステップEでは、次の関係式に従って、列ごとに、信号Xreal(n)から信号OFX(n)を減算する。
S(n)=Xreal(n)−OFX(n) (1)
ただし、S(n)は、当該の列Cl〜Clの、補正された有効信号を表す。この関係式(1)により、オフセット信号OF(n)の信号Xreal(n)だけでなく、電磁妨害によって生成された電荷の信号Xreal(n)も補正することが可能になる。全体として、補正された有効信号S(n)のセットにより、補正された画像の構築が可能になる。
図5は、ステップEの行ごとの読み取りの一特定実施形態を示す。この特定実施形態によれば、ステップEは、以下の連続するサブステップを含んでおり、これらのサブステップは、読み取り対象のマトリックス2、2’、または2’’の各行について連続的に繰り返される。サブステップE201では、当該の行の各感光点P〜Pに蓄積された電荷を読み取る。サブステップE202では、これらの電荷を、これらの電荷を表すアナログ信号に変換する。サブステップE203では、これらの信号をデジタル化する。行の電荷を読み取るサブステップE201は、当該の行の行導体Y〜Yに読み取りパルスを送出することを含む。本発明によれば、サブステップE201〜E203は、各行について、後続の行の処理の前に、2回目が繰り返される。したがって、当該の行の感光点が、2回目の電荷読み取りに先だって、それぞれの元の電気的状態にリセットされている限り、時点t=2nにおける1回目の読み取りの間に読み取られた電荷は、ステップEの間に感光点P〜Pが有効光放射にさらされた後に蓄積されている電荷に相当し、時点t=2n+1における2回目の読み取りの間に読み取られた電荷は、露光がないときに蓄積された電荷に相当する。この、感光点をそれぞれの元の電気的状態にリセットすること(「ゼロにリセットする」と言う)は、たとえば、図1および図2に示したような受動的感光点を含む感光装置の場合には、電荷を読み取るサブステップE201において一斉に行われる。たとえば、図3に示したような、能動的感光点を含む感光装置の場合、ゼロにリセットすることは、当該の行のリセットツーゼロ導体YRTZ1またはYRTZ2にリセットツーゼロパルスを送出することにより、可能である。
図5に示した一特定実施形態では、サブステップE201〜E203の繰り返しは、カウンタCptを用いて行われ、Cptの値は、現在の読み取り繰り返し回数を示す。この例では、このカウンタCptがとる値は2つだけであり、たとえば、「1」は1回目の読み取りを表し、「2」は2回目の読み取りを表す。したがって、サブステップE201の前に、カウンタCptの値を(たとえば、値「1」に)初期化するサブステップE204を置くことが可能である。サブステップE203のデジタル化の完了後、サブステップE205において、カウンタCptの値が値「2」に等しいかどうかを判定する。カウンタCptの値が値「2」に等しくない場合は、サブステップE206でカウンタCptの値を1単位増加させてから、サブステップE201〜E205を繰り返す。カウンタCptの値が値「2」に等しい場合は、後続の行を、読み取り対象として処理する。
図5に示した一特定実施形態では、行ごとの読み取りは、第2のカウンタnを用いて行われ、nの値は、現在の行の番号を示す。したがって、前に示したとおり、カウンタnは、0とN−1との間にある整数値をとり、Nは、2と、マトリックス2、2’、または2’’の行数Nlとの間にある整数である。この特定実施形態によれば、サブステップE201の前、または、必要であれば、サブステップE204の前に、カウンタnの値を値nに初期化するサブステップE207を置くことが可能である(nは0とN−2との間にある整数)。整数nは、読み取り対象の第1の行の番号を示しており、この第1の行は、一般に、マトリックス2、2’、または2’’の第1の物理行に対応する。サブステップE203のデジタル化の完了後、または、必要であれば、サブステップE205の完了後、サブステップE208において、カウンタnの値が値「N−1」に等しいかどうかを判定する。カウンタnの値が値「N−1」に等しくない場合は、サブステップE209でカウンタnの値を1単位増加させ、その後、サブステップE201、または、必要であれば、サブステップE204で、本方法を再開する。カウンタnの値が値「N−1」に等しい場合は、ステップEの行ごとの読み取りをサブステップE210で終了し、本方法をサブステップEで再開する。
さらに一特定実施形態では、ステップEは、図5に示したような、サブステップE202から発生するアナログ信号、または、サブステップE203から発生するデジタル信号を多重化するサブステップE211を含む。この多重化は、たとえば、図1−図3に示した多重化器6で実行する。ステップEは、増幅するサブステップE212を含むことも可能である。この増幅は、特に、アナログ信号、多重化信号、および/またはデジタル化信号に関して行うことが可能である。
図6は、信号OFX(n)を決定するステップEの一特定実施形態を示す。この特定実施形態によれば、離散信号から削除することが求められている妨害信号の「位相」を決定することが求められている。この妨害信号は明らかに未知であるため、離散信号Xreal(n)の「位相」を決定することが求められている。しかしながら、信号の位相は、既知の周波数の周期的基準関数に対してのみ定義可能である。この目的のために、サブステップE31で信号Xreal(n)の離散フーリエ変換を実行して、マトリックスの列ごとに信号
Figure 2012517168
を与える。信号
Figure 2012517168
は、次の関係式にしたがって取得される。
Figure 2012517168
ただし、kは、0からN−1まで変化する周波数成分インデックスである。サブステップE32では、次の関係式に従って、各信号
Figure 2012517168
の、マトリックスの列に関連付けられた各非ゼロ周波数成分について、位相Ψを決定する。
Figure 2012517168
サブステップE31と類似の様式で、次の関係式に従って、サブステップE33において信号OF(n)の離散フーリエ変換を実行して、マトリックスの列ごとに信号
Figure 2012517168
を与える。
Figure 2012517168
サブステップE34で、次の関係式に従って、信号
Figure 2012517168
の周波数成分および信号
Figure 2012517168
の周波数成分の位相Ψに基づいて、各信号
Figure 2012517168
について信号
Figure 2012517168
を決定する。
Figure 2012517168
各信号
Figure 2012517168
は、オフセット信号が時点t=2nに読み取られていればオフセット信号によって形成されていたであろう、当該の列の信号OF(n)の離散フーリエ変換に実質的に相当する。言い換えると、信号
Figure 2012517168
は、信号OFX(n)の離散フーリエ変換に相当する。したがって、各信号OFX(n)は、サブステップE35において、次の関係式に従って、当該の列の信号
Figure 2012517168
の逆離散フーリエ変換によって決定することが可能である。
Figure 2012517168
一特定実施形態によれば、マトリックス2、2’、または2’’の各列Cl〜Clについて、次の関係式で決定される周波数Fの近傍で、信号Xreal(n)およびOF(n)をフィルタリングする。
Figure 2012517168
この周波数Fは、サンプリングされた信号Xreal(n)およびOF(n)のナイキスト周波数に相当する。関係式(7)における、第2の係数1/2の存在は、各行を2回読み取ることから、各信号のサンプル間隔が、継続時間Tsamplingではなく継続時間2Tsamplingであるという事実に由来する。

Claims (4)

  1. Nl行(L〜L)×Nc列(Cl〜Cl)のマトリックス(2、2’、2’’)として編成された感光点(P〜P)を含む感光装置(1、1’、1’’)によって取得された画像を補正する方法であって、各感光点(P〜P)は、光放射にさらされている間に電荷を蓄積することが可能であり、
    前記各感光点(P〜P)に蓄積された電荷を表す信号を、時点t=2nおよびt=2n+1において行ごとに読み取る、第1のステップ(E)であって、nは、0とN−1との間にある整数であり、Nは、2と、前記マトリックス(2、2’、2’’)の行(L〜L)の数Nlとの間にある整数であり、1つの同じ行(L〜L)の前記信号は、一斉に読み取られ、連続する2つの読み取り時点の間隔が、決定された継続時間Tsamplingであり、前記時点t=2nに読み取られた、有効信号とも呼ばれる前記信号は、前記感光点(P〜P)が有効光放射にさらされた後に前記各感光点(P〜P)に蓄積されている電荷を表し、前記時点t=2n+1に読み取られた、オフセット信号とも呼ばれる前記信号は、放射にさらされないときに前記各感光点(P〜P)に蓄積された電荷を表し、前記マトリックス(2、2’、2’’)の各列(Cl〜Cl)について、前記有効信号は、離散信号Xreal(n)を形成し、前記オフセット信号は、離散信号OF(n)を形成する、前記第1のステップ(E)と、
    − 前記マトリックス(2、2’、2’’)の列(Cl〜Cl)に対応する各信号OF(n)について、前記オフセット信号が前記時点t=2nに読み取られていれば前記オフセット信号によって形成されていたであろう信号OFX(n)を決定する、第2のステップ(E)であって、前記信号OFX(n)は、前記信号OF(n)を補正することによって決定される、前記第2のステップ(E)と、
    − 前記マトリックス(2、2’、2’’)の各列(Cl〜Cl)について、前記信号OFX(n)を前記対応する信号Xreal(n)から減算する、第3のステップ(E)と、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 行ごとの読み取りを行う前記ステップ(E)は、読み取り対象の各行(L〜L)について連続的に繰り返される、連続する複数のサブステップを含み、前記連続する複数のサブステップは、
    − 前記感光点(P〜P)が光放射にさらされた後に当該の行の各感光点(P〜P)に蓄積されている電荷を読み取るサブステップ(E201)と、
    − 前記電荷を、前記電荷を表すアナログ信号に変換するサブステップ(E202)と、
    − 前記電荷を表す前記アナログ信号をデジタル化するサブステップ(E203)と、
    − 前記感光点(P〜P)をそれぞれの元の電気的状態にリセットした後に前記当該の行の各感光点(P〜P)に蓄積された電荷を読み取るサブステップ(E201)と、
    − 前記電荷を、前記電荷を表すアナログ信号に変換するサブステップ(E202)と、
    − 前記電荷を表す前記アナログ信号をデジタル化するサブステップ(E203)と、
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のステップ(E)は、前記マトリックス(2、2’、2’’)の各列(Cl〜Cl)について、
    − 前記信号Xreal(n)を信号
    Figure 2012517168
    (kは、0からN−1まで変化する周波数成分インデックス)に離散フーリエ変換するサブステップ(E31)と、
    − 前記信号
    Figure 2012517168
    の各非ゼロ周波数成分について、位相Ψを決定するサブステップ(E32)と、
    − 前記信号OF(n)を信号
    Figure 2012517168
    に離散フーリエ変換するサブステップ(E33)と、
    − 前記信号
    Figure 2012517168
    の周波数成分と、前記信号
    Figure 2012517168
    の周波数成分の位相Ψとに基づいて、関係式
    Figure 2012517168
    により、信号
    Figure 2012517168
    を決定するサブステップ(E34)と、
    − 前記信号
    Figure 2012517168
    の逆離散フーリエ変換により、前記信号OFX(n)を決定するサブステップ(E35)と、
    を含むことを特徴とする、請求項1または2のいずれか一項に記載の方法。
  4. 前記マトリックス(2、2’、2’’)の各列(Cl〜Cl)について、関係式
    Figure 2012517168
    で決定される周波数Fの近傍で、前記信号Xreal(n)およびOF(n)をフィルタリングすることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
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