JP2012255430A - 圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内部が吐出雰囲気となるケーシング1内に、圧縮機構部2で圧縮した冷媒ガスを導く吐出配管21を設けた吐出空間40が、電動機部3が設けられた電動機空間50と仕切られるように設けられているので、圧縮機構部2で圧縮された高温高圧の冷媒ガスが、電動機部3を通過することがなく、冷媒ガスにより加熱されないため、電動機部3の高効率化が図れる。
【選択図】図1
Description
この構成により、圧縮機構部で圧縮された高温高圧の冷媒ガスが、電動機部を通過することなく、ケーシング外部へ吐出配管より吐出されるため、電動機部が冷媒ガスにより加熱されることがなく、電動機部の高効率化が図れる。また、高温高圧の冷媒ガスによって圧縮機構部が加熱されることによる吸入加熱が抑制されるため、体積効率の高い圧縮機を実現することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係わる圧縮機の縦断面図である。以下に本実施の形態における圧縮機の動作、作用を説明する。
図1に示すように、本実施の形態の圧縮機は、内部が吐出雰囲気となるケーシング1内に、冷媒ガスを圧縮する圧縮機構部2と、圧縮機構部2を駆動する電動機部3を備えている。
ケーシング1には、ケーシング1外部へ圧縮機構部2で圧縮した冷媒ガスを導く吐出配管21を有している。
ケーシング1内には、吐出配管21を設けた吐出空間40と電動機部3を設けた電動機空間50が形成される。
吐出空間40は、圧縮機構部2によって電動機空間50と仕切られている。
すなわち、圧縮機構部2によって仕切られたケーシング1内の一方の空間は吐出空間40を形成し、ケーシング1内の他方の空間は電動機空間50を形成している。
旋回スクロール13の鏡板13aの背面と主軸受部材11との間には、摺動仕切り環78が配置されている。摺動仕切り環78の内側領域は、吐出圧力雰囲気の高圧領域30となり、摺動仕切り環78の外側領域は、吐出圧力と吸入圧力との間の中間圧に設定された背圧室29となる。高圧領域30と背圧室29からの圧力付加により、旋回スクロール13は固定スクロール12に安定的に押しつけられ、漏れを低減するとともに安定して円軌道運動を行うことができる。
図2は固定スクロールに旋回スクロールを噛み合わせた状態の圧縮機構部の横断面図である。図2(I)〜図2(IV)の順番に位相を90度ずつずらした状態を示す。ここで旋回スクロール13のラップ13bの外壁と固定スクロール12のラップ12bの内壁に囲まれて形成される圧縮室15を第1の圧縮室15a、旋回スクロール13のラップ13bの内壁と固定スクロール12のラップ12bの外壁に囲まれて形成される圧縮室15を第2の圧縮室15bとする。図2(I)は、第1の圧縮室15aが冷媒ガスを閉じ込めた瞬間の状態であり、その圧縮室を15a−1とする。その後、第1の圧縮室15a−1は、(II)の15a−2、(III)の15a−3、(IV)の15a−4、(I)の15a−5、(II)の15a−6、(III)の15a−7となる。そして、(IV)の第1の圧縮室15a−8は固定スクロール12の中心部に形成された吐出口18の位置となり、第1の圧縮室15a−8内の冷媒ガスは吐出口18から吐出される。
すなわち、冷媒ガスによって電動機部3が加熱されることなく、電動機部3の効率低下を抑制できるので、高効率な圧縮機を実現することができる。
これによって、マフラ77内で冷媒ガス中のオイル6を分離し、さらにマフラ77の出口に設けた冷媒ガスに直交する平面を有する衝突体81で衝突分離することによって、冷媒ガスに含まれるオイル6の分離をより効率よく行なうことができる。
図4は、本発明の実施の形態2に係わる圧縮機の縦断面図である。
本実施の形態では、圧縮機構部2によってケーシング1内を一方の空間と他方の空間に仕切り、一方の空間60に、圧縮機構部2から冷媒ガスを吐出する吐出口18を設け、他方の空間に、吐出空間40と電動機空間50とを設けている。
すなわち、図に示すように、吐出配管21を設けた吐出空間40を圧縮機構部2に対して、電動機部3側に設けている。また、吐出空間40と電動機空間50は、仕切り板53によって、仕切られている。
これにより、冷媒中のオイル6をさらに効率よく分離することが可能となり、冷凍サイクル上での熱交換器性能の低下を抑制することができる。
図5は、本発明の実施の形態3に係わる圧縮機の縦断面図である。図に示すように第1のマフラ77a、第2のマフラ77bとを設けている。
第1のマフラ77aは吐出口18を覆い、第2のマフラ77bは第1のマフラ77aを覆っている。そして、第1のマフラ77aの開口部80aと、第2のマフラ77bの開口部80bとは、吐出口18を挟んで反対の位置に配設されることが好ましい。これにより、さらに冷媒ガスに含まれるオイル6の分離をより効率的に行うことが可能となる。
なお、3つ以上のマフラを設けてもよい。
2 圧縮機構部
3 電動機部
18 吐出口
20 オイル溜め
21 吐出配管
40 吐出空間
50 電動機空間
77 マフラ
80 連通路
81 衝突体
Claims (11)
- 内部が吐出雰囲気となるケーシング内に、冷媒ガスを圧縮する圧縮機構部と、前記圧縮機構部を駆動する電動機部を備え、
前記ケーシングには、前記ケーシング外部へ前記圧縮機構部で圧縮した冷媒ガスを導く吐出配管を有し、
前記ケーシング内には、前記吐出配管を設けた吐出空間と前記電動機部を設けた電動機空間が形成される圧縮機において、
前記吐出空間が前記電動機空間と仕切られたことを特徴とする圧縮機。 - 前記圧縮機構部によって前記ケーシング内を一方の空間と他方の空間に仕切り、
前記一方の空間に、前記圧縮機構部から前記冷媒ガスを吐出する吐出口を設け、
前記他方の空間を前記電動機空間としたことを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。 - 前記ケーシングの下部にオイル溜めを設け、前記圧縮機構部を、前記電動機部よりも上部に設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の圧縮機。
- 前記一方の空間を前記吐出空間としたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の圧縮機。
- 前記吐出空間を前記他方の空間に設けたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の圧縮機。
- 前記吐出口を覆うマフラを設け、前記マフラに、前記ケーシング内へ前記冷媒ガスを吐出する連通路を設けたことを特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載の圧縮機。
- 前記連通路の出口に、前記冷媒ガスの流れに直交する平面を有する衝突体を設けたことを特徴とする請求項6記載の圧縮機。
- 前記連通路の出口を、前記ケーシングの内壁面に近接させたことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の圧縮機。
- 前記マフラを複数個設けたことを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載の圧縮機。
- 前記マフラとして、前記吐出口を覆う第1のマフラと、前記第1のマフラを覆う第2のマフラとを設け、前記第1のマフラの開口部と、前記第2のマフラの開口部とを、前記吐出口を挟んで反対の位置に配設したことを特徴とする請求項9に記載の圧縮機。
- 高圧冷媒、例えば二酸化炭素を冷媒として用いることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の圧縮機。
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