JP2000018184A - ロータリコンプレッサ - Google Patents

ロータリコンプレッサ

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JP2000018184A JP10184816A JP18481698A JP2000018184A JP 2000018184 A JP2000018184 A JP 2000018184A JP 10184816 A JP10184816 A JP 10184816A JP 18481698 A JP18481698 A JP 18481698A JP 2000018184 A JP2000018184 A JP 2000018184A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吐出ポートから吐出される冷媒ガスによりマ
フラ内で発生するマフラ内固有の共鳴周波数帯域音の騒
音低減を図る。 【解決手段】 吐出ポート27を有する圧縮機構部9
に、前記吐出ポート27を覆うと共に圧縮機構部9のシ
ャフト軸心Xを中心とする円形状に形成されたマフラ3
5を設置し、そのマフラ35に、前記吐出ポート27に
対してシャフト軸心Xを挟んで周方向に180度移動し
た位置にマフラ吐出口47を設け、このマフラ吐出口4
7での圧力を下げることで、騒音を低減させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ロータリコンプ
レッサに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ロータリコンプレッサにあって
は、電動機部と、電動機部によって回転動力が与えられ
る圧縮機構部とから成り、圧縮機構部で圧縮された冷媒
ガスは、吐出ポートから吐出されると共に、吐出ポート
はマフラにより覆われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】圧縮機構部で圧縮され
た冷媒ガスは、吐出ポートから急激にマフラ内空間に吐
出されると膨張し、大きな音を発生するため、マフラに
より消音が図られている。
【0004】図13は円形状に形成されたマフラ101
を上からみたもので、点線で示す如く吐出ポート103
から吐出された冷媒ガスを急激に膨張させて圧力を下げ
て消音する膨張型マフラとして機能する。
【0005】ところで、膨張型マフラにおいて、周方向
の1次共鳴モードを考えた場合、音響的加振位置となる
吐出ポート103と、この吐出ポート103に対して周
方向に約180度移動した位置が、モードの腹(図13
に示すプラス又はマイナスの位置)となり、大きな音圧
が励起される。この時、マフラ101内の固有の音響的
な共鳴周波数の付近の領域では、騒音・振動が増大する
問題があった。
【0006】そこで、この発明は、膨張型マフラとして
機能させながら、マフラ内共鳴周波数付近の音圧値を下
げて騒音を低減させることが出来るようにしたロータリ
コンプレッサを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明の請求項1にあっては、吐出ポートを有す
る圧縮機構部に、前記吐出ポートを覆うと共に圧縮機構
部のシャフト軸心を中心とする円形状に形成されたマフ
ラを設置し、そのマフラに、前記吐出ポートに対してシ
ャフト軸心を挟んで周方向に約180度移動した位置に
マフラ吐出口を設ける。
【0008】これにより、吐出ポートからの冷媒ガス
は、膨脹型マフラとして機能するマフラ内に吐出され、
マフラ吐出口からの音は減衰される。一方、マフラ内に
おいて、音圧値が高くなる位置に吐出口を設けたので、
そこでの圧力が下がって、マフラ内の周方向共鳴周波数
付近の騒音とそれに起因する振動を小さく抑える大幅な
騒音低減効果を得ることができる。
【0009】また、この発明の請求項2にあっては、マ
フラ吐出口を、円形状に形成されたマフラの外周縁に寄
せた位置に設ける。
【0010】これにより、音圧値が高くなる音圧をマフ
ラの外周縁に寄せてマフラ吐出口を設けたので、そこで
の圧力を有効に下げることができるため、マフラ内の周
方向共鳴周波数付近の騒音とそれに起因する振動を小さ
く抑えることが出来る。
【0011】また、この発明の請求項3にあっては、マ
フラ吐出口を、周方向に長い長円の形状とする。
【0012】これにより、マフラ吐出口での圧力をさら
に低減させて大幅な騒音低減効果を得ることができる。
【0013】また、この発明の請求項4にあっては、マ
フラ吐出口を、1つとする。
【0014】これにより、吐出ポートからマフラ吐出口
までのマフラ内空間の距離を長くすることが可能とな
る。これにより、膨張空間が長くなり、騒音低減効果を
増すことができる。
【0015】また、この発明の請求項5にあっては、吐
出ポートを有する圧縮機構部に、前記吐出ポートを覆う
と共に圧縮機構部のシャフト軸心を中心とする円形状に
形成された第1マフラと第2マフラを設け、前記第1マ
フラに、吐出ポートに対してシャフト軸心を挟んで周方
向に約180度移動した位置にマフラ吐出口を設け、第
2マフラに、前記第1マフラのマフラ吐出口から周方向
に60〜90度移動した位置に第2マフラのマフラ吐出
口を設ける。
【0016】また、この発明の請求項6にあっては、マ
フラ内空間の高さを約16mm以下とする。
【0017】これにより、コンプレッサの密閉ケース内
を振動・騒音が伝達し、外部へ放射されにくい6kHz
以上の高さ方向共鳴周波数にすることが可能となり、主
にコンプレッサ騒音の大きな原因である4kHz,5k
Hz帯域での高さ方向共鳴周波数を無くして効果的な騒
音低減が図れる。
【0018】また、この発明の請求項7にあっては、マ
フラ内空間を高さ方向に仕切り、1つのマフラ内空間の
高さを約16mm以下とする。
【0019】これにより、コンプレッサの密閉ケース内
を振動・騒音が伝達し、外部へ放射されにくい6kHz
以上の高さ方向共鳴周波数にすることが可能となり、4
kHz,5kHz付近の音圧が低減する。
【0020】また、この発明の請求項8にあっては、マ
フラ内空間は、仕切部材により高さ方向に仕切ることで
構成される。
【0021】これにより、マフラ内を仕切り部材により
容易に2段に仕切ることが出来るので安価なマフラ構成
を実現できる。
【0022】また、この発明の請求項9にあっては、マ
フラは、第1マフラと第2マフラとによる2ピースで構
成され、第1マフラの外周縁外面と第2マフラの外周縁
内面とを互いに隙間がないように密着結合する。
【0023】これにより、第1,第2マフラを重ね合わ
せることで2段マフラの組立が簡単にできる。
【0024】また、この発明の請求項10にあっては、
請求項6において、マフラは、少なくとも第1マフラと
第2マフラとから構成され、前記第1マフラに、吐出ポ
ートに対してシャフト軸心を挟んで周方向に約180度
移動した位置に吐出口を設け、第2マフラのマフラ吐出
口を、前記第1マフラのマフラ吐出口から周方向に60
〜90度移動した位置に配置する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図7の図面を参照
しながらこの発明の第1の実施形態について具体的に説
明する。
【0026】図1において、1はロータリコンプレッサ
3の密閉ケースを示している。密閉ケース1は、上端部
に吐出管5を有すると共に、内部には、電動機構部7と
圧縮機構部9がそれぞれ配置されている。
【0027】電動機構部7は、密閉ケース1の内壁面に
固着されたステータ11と、シャフト13に装着された
ロータ15とから成り、ステータ11が通電されること
でロータ15を介して前記シャフト13に回転動力が与
えられるようになっている。
【0028】圧縮機構部9は、フレーム15を介して密
閉ケース1の内壁面に固着されたシリンダ17と、シリ
ンダ17内に配置されたローラ19とで構成され、ロー
ラ19は、前記シャフト13に設けられた偏心軸部21
に嵌挿され、偏心軸部21の回転によって偏心回転が与
えられるようになっている。
【0029】シャフト13は、主軸受部材23と副軸受
部材25とにより回転自在に軸支され、主軸受部材23
には吐出ポート27が設けられている。
【0030】シリンダ17には、吸込管29と連通し合
う吸込ポート31と、ばね等による付勢手段によって前
記ローラ19の外周面と常時接触し合うブレード(図示
していない)が設けられ、シリンダ17、ローラ19及
びブレードとにより圧縮室33が作られるようになって
いる。
【0031】圧縮室33は、前記吐出ポート27と連通
し、吐出ポート27はマフラ35により覆われると共
に、吐出弁37と吐出弁37の開度を制限する弁ストッ
パー39を有している。
【0032】マフラ35は、前記主軸受部材23を貫通
した貫通孔41のシャフト軸心Xを中心とする円形状に
形成され、内部は環状空間となっていて膨張型マフラの
マフラ室43となっている。マフラ35の周縁フランジ
は、ボルト45により前記主軸受部材23に固着され、
上面には、マフラ吐出口47が設けられている。
【0033】図2,図4,図5は、吐出ポート27と、
マフラ吐出口47を設置する位置関係とその形状を具体
的に示したものである。
【0034】マフラ35内に励起される周方向の1次共
鳴モードは、例えば、図2に示す如く、吐出ポート27
からマフラ35内に冷媒ガスが吐出される際に、マフラ
35内空間の音響特性により、マフラ形状及び寸法で定
まる数多くの周波数で共鳴が発生するので、それらの周
波数付近では音が増幅され騒音が増大する。
【0035】しかしながら、それらの共鳴周波数は、マ
フラ35内で明確な共鳴モードを持ち、騒音が増幅する
箇所と、騒音がほとんど増幅されない箇所が分布される
形態をとる。それらの箇所は、共鳴周波数により異なっ
てくるが、マフラ35の形状が単純な円形の場合には、
基準点がほぼシャフト軸心Xを通る共鳴の節49の位置
となり、騒音が増幅されない箇所となる。節49を挟ん
で吐出ポート27に位置する部位がプラスで示すモード
の腹となり音圧値が最大となる。一方、周方向180度
移動した位置でもマイナスで示す共鳴モードの腹とな
り、音圧値が最大となるため、このマイナスで示す共鳴
モードの腹の領域に、吐出ポート27から遠く、膨張空
間が長くとれ、しかも効率よく音圧を下げられるマフラ
吐出口47を1つ配置してある。
【0036】この場合、共鳴音は、マフラの外周に近づ
くほど音圧値が高くなる所から図4に示す如くマフラ吐
出口47をマフラ35の外周に接近aさせて配置するよ
うにしてもよい。
【0037】また、図5に示す如く、さらに効率よく吐
出できるようにマフラ吐出口47を、軸心中心とする長
円の形状にすることも可能である。
【0038】このように構成されたロータリコンプレッ
サ3によれば、圧縮室33で圧縮された冷媒ガスは、マ
フラ35内に吐出され、マフラ35に設けられたマフラ
吐出口47から密閉ケース1内へ吐出されるようにな
る。
【0039】この動作時において、マフラ35は、急激
な冷媒ガスの吐出に際して発生する騒音に対し、膨張型
マフラとして作用し、騒音を低減させる。この時、マフ
ラ吐出口47は、吐出ポート27から遠く離れた位置で
1つ設けられているため、長い膨張空間が確保され、効
率よく音を弱められる。
【0040】一方、マフラ吐出口47は、音圧値が高く
なる位置に設けて、圧力を下げることができるため、図
3点線(従来例)から実線(本発明)で示す如く、1.
6kHz帯域音や3.15kHz帯域音において大幅な
騒音低減効果(斜線領域)が得られた。
【0041】図6,図7はマフラ35を高さ方向に仕切
って構成される第2の実施形態を示したものである。
【0042】即ち、吐出ポート27を有する圧縮機構部
9に、前記吐出ポート27を覆うと共に圧縮機構部9の
シャフト軸心Xを中心とする円形状に形成された上下2
段の第1マフラ35aと第2マフラ35bを設け、下位
側となる第1マフラ35aの上面に、吐出ポート27に
対してシャフト軸心Xを挟んで周方向に180度移動し
た位置に第1マフラのマフラ吐出口47aを設ける。上
位側となる第2マフラ35bの上面に、図7矢印の如く
前記第1マフラのマフラ吐出口47aから周方向に60
〜90度移動した位置に第2マフラのマフラ吐出口47
bを設けるものである。
【0043】なお、他の構成要素は第1の実施形態と同
一のため同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0044】かかる第2の実施形態によれば、吐出ポー
ト27から周方向に180度移動した位置にマフラ吐出
口47a設けられた第1マフラ35aにより、図3に示
す如く、1.6kHzや3.15kHz帯域音の騒音低
下が得られる一方、第1マフラ35aのマフラ吐出口4
7aから周方向に60〜90度移動した位置にマフラ吐
出口47bが設けられた第2マフラ35bにより、1.
6kHzや3.15kHz帯域音から外れた周方向の共
鳴周波数帯域の騒音低減が図れる。これにより、広域に
わたる周波数帯域の騒音を低下させることが出来る。
【0045】図8は、高さ方向の1次共鳴モードの騒音
低減を図った第3の実施形態を示したもので、図におい
て、プラスとマイナスは音圧が最大となる共鳴モードの
腹を示し、点線が音圧が最小となる共鳴モードの節を示
している。
【0046】マフラ35は、マフラ内空間の周方向の共
鳴と同様に、マフラ35内高さ方向共鳴も騒音(特に、
4kHzおよび5kHz帯域音)の原因となっている。
高さ方向の1次共鳴周波数が密閉ケース1下面の共振周
波数と一致した場合、大きな騒音として放射される。
【0047】この対策としてマフラ35内の高さを低く
し、高さ方向の1次共鳴周波数を、およそ6000Hz
以上に設定することが効果的である。6000Hz以上
の周波数の振動および騒音は、密閉ケース1内を伝達・
放射されにくく、かつ、人の耳に伝わる騒音となりにく
い。
【0048】そこで、例えば、冷媒ガスの音速を190
m/secとした場合、高さ方向の1次共鳴周波数を6
000Hz以上に設定するには、高さHは下式によって
導き出される。
【0049】H≦190/6000/2≒0.016 これにより、マフラ35内空間を16mm以下とするこ
とで、図9点線(従来例)から実線(本発明)で示す如
く、高さ方向の1次共鳴周波数となる4kHzおよび5
kHz帯域音の騒音低減(斜線領域)が図れる。
【0050】図10と図11は、高さ方向の1次共鳴周
波数の騒音低減を図るのに、マフラ内を上下2段とした
第4の実施形態を示したものである。
【0051】即ち、マフラ内を仕切部材51により上下
2段に仕切ることで、第1マフラ53と第2マフラ55
とを構成するものである。
【0052】第1マフラ53内の高さ空間は16mm以
下に、第2マフラ55内の高さ空間は16mm以下にそ
れぞれ設定されている。
【0053】上下に仕切る仕切部材51には、第1マフ
ラ53の1段目のマフラ吐出口57が、第2マフラ55
の上面には2段目のマフラ吐出口59がそれぞれ設けら
れている。
【0054】図11に示すように1段目のマフラ吐出口
57は、吐出ポート27に対して180度反対側に配置
されている。2段目のマフラ吐出口59は、1段目のマ
フラ吐出口57に対して図11矢印で示す如く周方向に
60〜90度移動した位置に配置されている。
【0055】なお、他の構成要素については第1の実施
形態と同一のため同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【0056】したがって、この第4の実施形態によれ
ば、1段目のマフラ吐出口57を有する第1マフラ53
により、図9に示す如く、高さ方向の1次共鳴周波数と
なる4kHz及び5kHz帯域音の騒音低減(斜線領
域)が図れる。
【0057】また2段目のマフラ吐出口59を有する第
2マフラ55により、4〜5kHz帯域音から外れた高
さ方向の1次共鳴周波数帯域の騒音を低減することが出
来る。これにより、広域にわたる周波数帯域での騒音を
低減出来る。
【0058】また、第1,第2マフラ53,55は、図
12に示す如く、仕切部材51を用いずに、円形状に形
成された第1マフラ61の外側に、円形状に形成された
第2マフラ63を組付け、第1マフラ61の外周縁外面
61aと第2マフラ63の外周縁内面63aとを隙間が
ないように密着結合させて、上下2段のマフラを構成す
るようにしてもよい。
【0059】なお、前記の2段マフラ構成は、上下に設
けられているが、これに限定されるものではなく、ロー
タリコンプレッサの駆動軸が水平に配置されたタイプの
ものにあっては、2段マフラ構成は左右に設けても良
い。
【0060】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明のロー
タリコンプレッサによれば、吐出ポートに対して周方向
に180度移動した位置に設けられたマフラ吐出口を有
するマフラにより、周方向の共鳴周波数帯域音の騒音低
減を図ることが出来る。
【0061】また、マフラ内の高さを16mm以下とす
ることで、高さ方向の共鳴周波数帯域音の騒音低減を図
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるロータリコンプレッサの全体
を示す縦断面図。
【図2】圧縮機構部側の吐出ポートに対するマフラ吐出
口の位置を示した第1の実施形態のマフラの概要平面
図。
【図3】第1の実施形態による周方向の共鳴周波数帯域
音の騒音効果を示した説明図。
【図4】マフラ吐出口を、マフラ外周縁に寄せた位置に
配置した図2と同様の概要平面図。
【図5】マフラ吐出口を、長円の形状とした図2と同様
の概要平面図。
【図6】マフラ内を高さ方向に仕切った第2の実施形態
を示したマフラの断面図。
【図7】第1マフラのマフラ吐出口と第2マフラのマフ
ラ吐出口の位置関係を示したマフラの概要平面図。
【図8】マフラ内の高さを16mm以下とした第3の実
施形態を示したマフラの概要説明図。
【図9】第3の実施形態による高さ方向の共鳴周波数帯
域音の騒音効果を示した説明図。
【図10】マフラ内の高さを16mm以下とした上下2
段のマフラを示した第4の実施形態の断面図。
【図11】上下2段とした1段目のマフラ吐出口と2段
目のマフラ吐出口の位置関係を示したマフラの概要平面
図。
【図12】仕切部材を用いずに上下2段のマフラとした
図10と同様の断面図。
【図13】周方向の一次共鳴モードを示した説明図。
【符号の説明】
9 圧縮機構部 27 吐出ポート 35 マフラ 47 マフラ吐出口 X シャフト軸心

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐出ポートを有する圧縮機構部に、前記
    吐出ポートを覆うと共に圧縮機構部のシャフト軸心を中
    心とする円形状に形成されたマフラを設置し、そのマフ
    ラに、前記吐出ポートに対してシャフト軸心を挟んで周
    方向に約180度移動した位置にマフラ吐出口を設けた
    ことを特徴とするロータリコンプレッサ。
  2. 【請求項2】 マフラ吐出口を、円形状に形成されたマ
    フラの外周縁に寄せた位置に設けることを特徴とする請
    求項1記載のロータリコンプレッサ。
  3. 【請求項3】 マフラ吐出口を、周方向に長い長円の形
    状としたことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに
    記載のロータリコンプレッサ。
  4. 【請求項4】 マフラ吐出口を、1つとしたことを特徴
    とする請求項1,2又は3のいずれかに記載のロータリ
    コンプレッサ。
  5. 【請求項5】 吐出ポートを有する圧縮機構部に、前記
    吐出ポートを覆うと共に圧縮機構部のシャフト軸心を中
    心とする円形状に形成された第1マフラと第2マフラを
    設け、前記第1マフラに、吐出ポートに対してシャフト
    軸心を挟んで周方向に約180度移動した位置にマフラ
    吐出口を設け、第2マフラに、前記第1マフラのマフラ
    吐出口から周方向に60〜90度移動した位置に第2マ
    フラのマフラ吐出口を設けたことを特徴とするロータリ
    コンプレッサ。
  6. 【請求項6】 吐出ポートを有する圧縮機構部に、前記
    吐出ポートを覆うと共に圧縮機構部のシャフト軸心を中
    心とする円形状に形成されたマフラを設置し、このマフ
    ラ内空間の高さを約16mm以下とすることを特徴とす
    るロータリコンプレッサ。
  7. 【請求項7】 マフラ内空間を高さ方向に仕切り、1つ
    のマフラ内空間の高さを約16mm以下としたことを特
    徴とする請求項6記載のロータリコンプレッサ。
  8. 【請求項8】 マフラ内空間は、仕切部材により高さ方
    向に仕切られていることを特徴とする請求項7記載のロ
    ータリコンプレッサ。
  9. 【請求項9】 マフラは、第1マフラと第2マフラとに
    よる2ピースで構成され、第1マフラの外周縁外面と第
    2マフラの外周縁内面とを互いに隙間がないように密着
    結合したことを特徴とする請求項7記載のロータリコン
    プレッサ。
  10. 【請求項10】 マフラは、少なくとも第1マフラと第
    2マフラとから構成され、前記第1マフラに、吐出ポー
    トに対してシャフト軸心を挟んで周方向に180度移動
    した位置に吐出口を設け、第2のマフラ吐出口を、前記
    第1マフラのマフラ吐出口から周方向に60〜90度移
    動した位置に配置することを特徴とする請求項6記載の
    ロータリコンプレッサ。
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