JP2012239104A - 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法、及び電子機器 - Google Patents

固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法、及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 固体撮像装置において、グローバルシャッタ構造を用いずにゲート電極の微細化が可能な電界効果型トランジスタを提供する。
【解決手段】 固体撮像装置1は、輝度情報を有する第1の入射光を透過する第1色目フィルタ成分と、輝度情報及び色情報を有する第2の入射光を透過する第2色目フィルタ成分とを有するカラーフィルタ114と、第1の入射光を第1の信号電荷に変換する第1の光電変換部を有する複数の第1の画素と、第2の入射光を第2の信号電荷に変換する第2の光電変換部を有する複数の第2の画素とを有する画素アレイ部12と、第1の期間で第1の信号電荷の読み出しを行う複数の第1の画素を選択し、第2の期間で第2の信号電荷の読み出しを行う複数の第2の画素を選択する走査部18と、第1又は第2の画素から読み出された第1又は第2の信号電荷に応じた画素信号を生成する出力回路17と、を備える。
【選択図】図1

Description

本開示は、固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法、及び電子機器に関する。
従来のCMOSイメージセンサは、フォトダイオードで光電変換を行うことで信号電荷を蓄積する。CMOSイメージセンサは、蓄積された信号電荷を読み出し電極を介してフローティングディフュージョンと呼ばれる電荷‐電圧変換アンプに信号電荷を転送する。
CMOSイメージセンサは、電荷‐電圧変換アンプで、蓄積された信号電荷の量を電圧としてマトリクス状に配置された画素の行または列毎に電圧を出力することで、映像信号を出力する。
例えば行毎に電圧を出力する場合、CMOSイメージセンサは、1行目からN行目まで、露光(光電変換、電荷蓄積)と信号出力とを1行ずつタイミングをずらして順次行う。CMOSイメージセンサは、1フレームの間に全ての画素の露光及び信号出力を行う。
このように、CMOSイメージセンサでは、露光及び信号出力が行または列毎に行われるため、撮像領域全体では、光電変換と電荷蓄積が同一時刻で行われない。従ってCMOSイメージセンサでは、フォーカルプレーンと呼ばれる画像のゆがみが発生してしまう。
この問題を解決する方法として、グローバルシャッタ構造を有するCMOSイメージセンサが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
CMOSイメージセンサは、グローバルシャッタ構造を有することで、光電変換及び電荷蓄積を撮像領域の全画素で同一時刻に行うことができ、フォーカルプレーン減少を抑制することができる。
特開2011−3737号公報
特許文献1に開示されるように、グローバルシャッタ構造を実現するためには、画素内にアナログメモリを設ける必要があり、画素の受光面積が減少して感度が低下するという問題があった。
また、アナログメモリを設けない場合でも信号電荷を一時的に蓄積するために、特許文献1に開示されるCMOSイメージセンサでは、n型の半導体領域を増幅トランジスタのバックゲート部にまでわたって形成し、さらにp型高濃度の半導体領域を増幅トランジスタのチャネル領域とn型の半導体領域との間に形成している。
このように、CMOSイメージセンサにグローバルシャッタ構造を設けるためには、画素に光電変換部とは別の素子又は半導体領域を形成する必要がある。
本開示は、上述の点を鑑みてなされたものであり、グローバルシャッタ構造を用いない構成でフォーカルプレーン現象による画像のゆがみを低減する固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法を提供するものである。
また、本開示は、かかる固体撮像装置を備えた電子機器を提供するものである。
本開示に係る固体撮像装置は、輝度情報を有する第1の入射光を透過する第1色目フィルタ成分と、前記輝度情報及び色情報を有する第2の入射光を透過する第2色目フィルタ成分とを有するカラーフィルタと、前記第1の入射光を第1の信号電荷に変換する第1の光電変換部を有する複数の第1の画素と、前記第2の入射光を第2の信号電荷に変換する第2の光電変換部を有する複数の第2の画素とを有する画素アレイ部と、第1の期間で前記第1の信号電荷の読み出しを行う前記複数の第1の画素を選択し、第2の期間で前記第2の信号電荷の読み出しを行う前記複数の第2の画素を選択する走査部と、前記第1の画素又は前記第2の画素から読み出された前記第1の信号電荷又は前記第2の信号電荷に応じた第1の画素信号及び第2の画素信号を生成する出力回路と、を備える。
輝度情報を有する第1の画素11に蓄積された第1の信号電荷と、輝度情報及び色情報を有する第2の画素11に蓄積された第2の信号電荷とを別々に読み出すことで、グローバルシャッタ構造を用いることなく、フォーカルプレーン現象による画像のゆがみを低減することができる。
本開示に係る固体撮像装置の駆動方法は、輝度情報を有する第1の入射光を透過する第1色目フィルタ成分と、前記輝度情報及び色情報を有する第2の入射光を透過する第2色目フィルタ成分とを有するカラーフィルタと、前記第1の入射光を第1の信号電荷に変換する第1の光電変換部を有する複数の第1の画素と、前記第2の入射光を第2の信号電荷に変換する第2の光電変換部を有する複数の第2の画素とを有する画素アレイ部と、前記第1の信号電荷又は前記第2の信号電荷の読み出しを行う前記第1の画素又は前記第2の画素を選択する走査部と、前記第1の画素又は前記第2の画素から読み出された前記第1の信号電荷又は前記第2の信号電荷に応じた画素信号を生成する出力回路と、を備える固体撮像装置の駆動方法であって、前記走査部が、第1の期間で前記第1の信号電荷の読み出しを行う前記複数の第1の画素を選択するステップと、前記信号処理部が、前記第1の期間で前記第1の画素から読み出された前記第1の信号電荷に応じた第1の画素信号を生成するステップと、前記走査部が、第2の期間で前記第2の信号電荷の読み出しを行う前記複数の第1の画素を選択するステップと、前記信号処理部が前記第2の期間で前記第2の画素から読み出された前記第1の信号電荷に応じた第2の画素信号を生成するステップと、を備える。
本開示に係る電子機器は、上述した固体撮像装置と、光学レンズとを有する。
本開示によれば、グローバルシャッタ構造を用いない構成でフォーカルプレーン現象による画像のゆがみを低減することができる。
第1実施形態に係る固体撮像装置を示す図。 第1実施形態に係るカラーフィルタを示す図。 第1実施形態に係る固体撮像装置の駆動方法を示す図。 第2実施形態に係る固体撮像装置を示す図。 第2実施形態に係るカラーフィルタを示す図。 第3実施形態に係る固体撮像装置を示す図。 第3実施形態に係るカラーフィルタを示す図。 第4実施形態に係るカラーフィルタを示す図。 第5実施形態に係る電子機器を示す図。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る固体撮像装置1を示す図である。固体撮像装置1は、センサ部10と信号処理部20とを有する。
センサ部10は、複数の画素11がマトリクス状に配置された画素アレイ部12と、垂直信号線13と、垂直選択回路14と、水平選択回路15と、走査制御部16と、出力回路17を備えている。垂直選択回路14及び水平選択回路15をまとめて走査部18と称する。
信号処理部20は、メモリ21及び信号処理回路22を有する。
画素アレイ部12は、マトリクス状に半導体基板に配置された複数の画素11を有する。
画素11は、図示を省略するが、それぞれ光電変換素子(例えば、フォトダイオード)、転送トランジスタ、リセットトランジスタ、及び増幅トランジスタを有する。転送トランジスタは、光電変換素子で得られた信号電荷をFD(フローティングディフュージョン)部に転送する。リセットトランジスタは、FD部の電位をリセットする。増幅トランジスタは、FD部の電位に応じた画素信号を出力する。これらの各トランジスタの動作は、水平信号線19及び垂直信号線13を介して走査部18から供給される信号により制御される。なお、画素11は、上述の3トランジスタによる構成の他に、画素選択を行うための選択トランジスタが設けられている4トランジスタによる構成などを用いることもできる。
垂直信号線13は、各画素11で取り込んだ画素信号を水平選択回路15へ送る配線である。垂直信号線13は、画素11の並びの垂直方向に沿って配線される。垂直選択回路14は、制御信号及び垂直同期信号に基づき、行単位で画素11を選択し、垂直方向に沿って順次走査する。
水平選択回路15は、制御信号及び水平同期信号に基づき、列単位で画素11を選択し、水平方向に沿って順次走査する。水平選択回路15は、垂直選択回路14による走査に同期して水平方向に沿った画素11を順次選択する。画素11に蓄積された画素信号は、垂直信号線13を介して順次水平選択回路15へ送られる。水平選択回路15は、順次送られてきた画素信号を出力回路17へ送る。
走査制御部16は、外部から入力されるクロックまたは自身で生成するクロックに基づき垂直同期信号及び水平同期信号を生成し、垂直選択回路14及び水平選択回路15にそれぞれ供給する。
走査制御部16は、垂直選択回路14及び水平選択回路15が順次走査する画素11を指定する制御信号を生成し、垂直選択回路14及び水平選択回路15に供給する。具体的には、各画素11の位置情報は、各画素11のアドレスとして走査制御部16に記憶されている。走査制御部16は、アドレス情報を含む制御信号を生成することで、垂直選択回路14及び水平選択回路15が走査する画素11を制御する。
走査制御部16は、1フレームの間に全ての画素11の画素信号を読み出すように垂直同期信号、水平同期信号、及び制御信号を生成する。
出力回路17は、水平選択回路15から順に送られる画素信号に対して種々の信号処理を施し、画素データを生成し、信号処理部20に出力する。
出力回路17が出力した画素データは、信号処理部20のメモリ21に格納される。信号処理回路22は、1フレーム分の画素データをメモリ21から読み出し、種々の信号処理を施すことで画像データを生成する。信号処理回路22は、生成した画像データを図示しない後段の回路へ出力する。
カラーフィルタ114は、各画素11に対応してマトリクス状に形成される。図2は、本実施形態に係るカラーフィルタ114の配置例を示す図である。
カラーフィルタ114は、各画素11に対応した輝度情報を有する第1の入射光を透過する第1色目フィルタ成分と、輝度情報及び色情報を有する第2の入射光を透過する第2色目フィルタ成分とを有する。例えば、第1色目フィルタ成分はホワイトフィルタ成分Wであり、第2色目フィルタ成分は、レッドフィルタ成分R、グリーンフィルタ成分G、及びブルーフィルタ成分Bである。
図2に示すように、カラーフィルタ114は、水平方向に一列に配置された複数の第1色目フィルタ成分、及び水平方向に一列に配置された複数の第2色目フィルタ成分が垂直方向にそれぞれ交互に複数配置される。
各画素11の垂直アドレス(Vアドレス)を、図2の下、つまり水平選択回路15に近い画素11から順に「1,2,・・・,N」(N≧2)とする。このとき、垂直アドレスが奇数(以下、奇数Vアドレスとも称する。)の画素11に対応するカラーフィルタの色目フィルタ成分は、第2色目フィルタ成分となる。すなわち、第2色目フィルタ成分であるレッドフィルタ成分R、グリーンフィルタ成分G、及びブルーフィルタ成分Bは、奇数Vアドレスの画素11と対応するように配置される。
図2では、第2色目フィルタ成分は、レッドフィルタ成分R及びグリーンフィルタ成分Gが交互に配置された行と、グリーンフィルタ成分G及びブルーフィルタ成分Bが交互に配置された行とが複数交互に配置された構成となっている。つまり、グリーンフィルタ成分Gは、奇数Vアドレスに市松配置される。ブルーフィルタ成分B及びレッドフィルタ成分Rは、市松配置されたグリーンフィルタ成分Gの間に配置される。
垂直アドレスが偶数(以下、偶数Vアドレスとも称する。)の画素11に対応するカラーフィルタの色目フィルタ成分は、第1色目フィルタ成分となる。すなわち、第1色目フィルタ成分である、ホワイトフィルタ成分Wは、偶数Vアドレスの画素11と対応するように配置される。
ここで、第1色目フィルタ成分に対応する画素11を第1の画素11−1とする。第1の画素11−1は、第1色目フィルタ成分を透過した第1の入射光を第1の信号電荷に変換する第1の光電変換部を有する。
第2色目フィルタ成分に対応する画素11を第2の画素11−2とする。第2の画素11−2は、第2色目フィルタ成分を透過した第2の入射光を第2の信号電荷に変換する第2の光電変換部を有する。
つまり、画素アレイ部12は、水平方向に一列に配置された複数の第1の画素11−1、及び水平方向に一列に配置された複数の第2の画素11−2が垂直方向にそれぞれ交互に複数配置されるマトリクス形状を有する。
続いて、固体撮像装置1の駆動方法を説明する。
固体撮像装置1の走査部18は、第1の期間で輝度情報を有する第1の入射光を第1の信号電荷として蓄積する第1の画素11−1を選択し、第1の信号電荷を第1の画素信号として読み出す。走査部18は、第2の期間で輝度情報及び色情報を有する第2の入射光を第2の信号電荷として蓄積する第2の画素11−2を選択し、第2の信号電荷を第2の画素信号として読み出す。このように本実施形態に係る固体撮像装置1は、輝度情報を有する第1の信号電荷と、輝度情報及び色情報を有する第2の信号電荷とを別々に読み出す。
図3を用いて固体撮像装置1の駆動方法の詳細を説明する。図3は、本実施形態に係る画素読み出しにおけるシャッタ動作及び読み出し動作のタイミングチャートを示す図である。
図3の垂直同期信号は、1フレームの始まりで所定期間Highレベルとなる信号である。従って、垂直同期信号が一度Highレベルになってから次にHighレベルになるまでの期間が全画素11の読み出し処理を行う時間となる。
水平同期信号は、各行の始まりで所定時間Highレベルとなる信号である。従って、水平同期信号が一度Highレベルになってから次にHighレベルになるまでの期間が1行の画素11を読み出し処理する時間(1水平時間)に相当する。
本実施形態では、露光期間を最大限確保するため、シャッタ動作を行った後、次にシャッタ動作を行う直前に読み出し動作を行う。従って、1フレームの間に各行で1回ずつシャッタ動作及び読み出し動作が行われる。露光期間は、シャッタ動作を行ってから次に読み出し動作を行うまでの期間となる。なお、実際には、ブルーミング対策などのために実際の露光期間を決定するシャッタ動作以外にもシャッタ動作を行う場合もあるが、本実施形態では、そのようなシャッタ動作は考慮しないものとする。
まず1フレームの始まりに第1行目の画素11の読み出し動作が行われる。第1行目の画素11は、レッドフィルタ成分又はグリーンフィルタ成分に対応し、輝度情報及び色情報を有する第2の入射光を蓄積する第2の画素11−2である。読み出し動作は、走査制御部16が第1行に相当する垂直アドレスを指定する制御信号を生成し、垂直選択回路14に渡すことで行われる。
第1行目の画素11は、垂直選択回路14に選択されると、露光を終了し1つ前のフレームで蓄積された信号電荷を画素信号として出力する。即ち、第1行目の画素11に対し読み出し動作が行われる。
そして、図3では2水平時間後に、第1行目の画素11は、蓄積された信号電荷をリセットし、露光を開始する。即ち、第1行目の画素11に対しシャッタ動作が行われる。
固体撮像装置1は、第1行目の画素11の読み出し動作を行った1水平時間後に第3行目の画素11の読み出し動作を行う。図2に示すように、第3行目の画素11は、グリーンフィルタ成分又はブルーフィルタ成分に対応し、輝度情報及び色情報を有する第2の入射光を蓄積する第2の画素11−2である。読み出し動作及びシャッタ動作は、第1行目の画素11と同様である。
このように固体撮像装置1は、第1行目、第3行目、第5行目・・・、第N−1行目(Nは偶数)の順に奇数Vアドレスの画素11の読み出し及びシャッタ動作を行い、輝度情報及び色情報を有する画素信号を読み出す。奇数Vアドレスの画素11は、本実施形態では全画素11の半数であるため、固体撮像装置1は、1/2フレーム期間で輝度情報及び色情報を有する全ての画素信号を読み出す。固体撮像装置1が輝度情報及び色情報を有する画素信号を読み出す時間を色情報読み出し期間と呼ぶ。
固体撮像装置1は、輝度情報及び色情報を有する画素信号を読み出すと、次に輝度情報を有する画素信号を読み出す。まず、固体撮像装置1は、第2行目の画素11の読み出し動作を行う。第2行目の画素11は、ホワイトフィルタ成分に対応し、輝度情報を有する第1の入射光を蓄積する第1の画素11−1である。読み出し動作は、走査制御部16が第2行に相当する垂直アドレスを指定する制御信号を生成し、垂直選択回路14に渡すことで行われる。
第2行目の画素11は、垂直選択回路14に選択されると、露光を終了し1つ前のフレームで蓄積された信号電荷を画素信号として出力する。即ち、第2行目の画素11に対し読み出し動作が行われる。
そして、図3では2水平時間後に、第2行目の画素11は、蓄積された信号電荷をリセットし、露光を開始する。即ち、第2行目の画素11に対しシャッタ動作が行われる。
固体撮像装置1は、第2行目の画素11の読み出し動作を行った1水平時間後に第4行目の画素11の読み出し動作を行う。図2に示すように、第4行目の画素11は、第2行目の画素11と同様ホワイトフィルタ成分に対応し、輝度情報を有する第1の入射光を蓄積する第1の画素11−1である。読み出し動作及びシャッタ動作は、第2行目の画素11と同様である。
このように固体撮像装置1は、第2行目、第4行目、第6行目・・・、第N行目の順に偶数Vアドレスの画素11の読み出し及びシャッタ動作を行い、輝度情報を有する画素信号を読み出す。偶数Vアドレスの画素11は、全画素11の半数であるため、固体撮像装置1は、1/2フレーム期間で輝度情報を有する全ての画素信号を読み出す。固体撮像装置1が輝度情報を有する画素信号を読み出す時間を輝度情報読み出し期間と呼ぶ。
固体撮像装置1は、1/2フレームに相当する色情報読み出し期間に輝度情報及び色情報を有する画素信号を読み出し、1/2フレームに相当する輝度情報読み出し期間に輝度情報を有する画素信号を読み出すことで、1フレームで全画素信号の読み出しを行う。
読み出された画素信号は、出力回路17で信号処理を施され、画素データに変換されて信号処理部20のメモリ21に格納される。出力回路17が出力する順にメモリ21に画素データを格納した場合、メモリ21にはまず奇数Vアドレスに対応する画素データが格納され、次に偶数Vアドレスに対応する画素データが格納される。この場合、信号処理回路22は、メモリ21に格納されている画素データをVアドレスにそって並べ替えてから信号処理を施し、1フレームの画像データを生成する。
以上のように、第1実施形態に係る固体撮像装置1は、輝度情報を有する第1の信号電荷と、輝度情報及び色情報を有する第2の信号電荷とを別々に読み出す。
本実施形態では、全画素を読み出すのに必要な1フレーム期間を輝度情報読み出し期間(第1の期間)と色情報読み出し期間(第2の期間)とに2等分し、輝度情報読み出し期間で第1の信号電荷を全て読み出し、色情報読み出し期間で第2の信号電荷を全て読み出すように、走査部18が選択するラインを走査制御部16が決定する。
全信号電荷をVアドレス順に読み出すと、輝度情報を有する第1の信号電荷を読み出す時間(輝度情報読み出し期間)、及び輝度情報及び色情報を有する第2の信号電荷を読み出す時間(色情報読み出し期間)ともに1フレームとなる。
一方、本実施形態に係る固体撮像装置1は、輝度情報を有する第1の信号電荷を読み出す時間(輝度情報読み出し期間)、及び輝度情報及び色情報を有する第2の信号電荷を読み出す時間(色情報読み出し期間)がそれぞれ1/2フレームとなり、全信号電荷をVアドレス順に読み出す場合に比べ、読み出し期間が1/2となる。
固体撮像装置1は、読み出す順番を替えるだけで、読み出し期間を従来の1/2とすることができ、グローバルシャッタ構造を用いることなく、フォーカルプレーン現象による画像のゆがみを低減することができる。
画素信号を半数ずつ読み出すと、先に読み出した半数の画素信号と後に読み出した半数の画素信号との間に1/2フレーム分の時間的なずれが発生する。本実施形態の固体撮像装置1では、読み出す画素を、輝度情報を有する画素信号と輝度情報及び色情報を有する画素信号とで分けることで、時間的なずれによる画像のゆがみを最小限に抑えることができる。
なお、本実施形態では、奇数Vアドレスに対応し輝度情報及び色情報を有する第2の信号電荷から読み出しているが、偶数Vアドレスに対応し輝度情報を有する第1の信号電荷から読み出してもよい。また、カラーフィルタ114の配置も一例であり、輝度情報を有する第1の入射光を透過する第1色目フィルタ成分を奇数Vアドレスに対応して配置し、輝度情報及び色情報を有する第2の入射光を透過する第2色目フィルタ成分を偶数Vアドレスに配置してもよい。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る固体撮像装置2を説明する。図4は、本実施形態に係る固体撮像装置2を示す図である。固体撮像装置2は、列単位で画素11を選択し、水平方向に沿って順次走査する点で図1の固体撮像装置1と異なる。図1に示す固体撮像装置1と同じ構成要素には同一の符号を振り説明を省略する。
水平信号線29は、各画素11で取り込んだ画素信号を垂直選択回路24へ送る配線である。水平信号線29は、画素11の並びの水平方向に沿って配線される。水平選択回路25は、制御信号及び水平同期信号に基づき、列単位で画素11を選択し、水平方向に沿って順次走査する。
垂直選択回路24は、制御信号及び垂直同期信号に基づき行単位で画素11を選択し、垂直方向に沿って順次走査する。垂直選択回路24は、水平選択回路25による走査に同期して垂直方向に沿った画素11を順次選択する。画素11に蓄積された画素信号は、垂直信号線23を介して順次垂直選択回路24へ送られる。垂直選択回路24は、順次送られてきた画素信号を出力回路17へ送る。
走査制御部26は、垂直選択回路24及び水平選択回路25が順次走査する画素11を指定する制御信号を生成し、垂直選択回路24及び水平選択回路25に供給する。具体的には、各画素11の位置情報は、各画素11のアドレスとして走査制御部26に記憶されている。走査制御部26は、アドレス情報を含む制御信号を生成することで、垂直選択回路24及び水平選択回路25が走査する画素11を制御する。
カラーフィルタ214は、各画素11に対応してマトリクス状に形成される。図5は、本実施形態に係るカラーフィルタ214の配置例を示す図である。
図5に示すように、カラーフィルタ214は、垂直方向に一列に配置された複数の第1色目フィルタ成分、及び垂直方向に一列に配置された複数の第2色目フィルタ成分が水平方向にそれぞれ交互に複数配置される。
各画素11の水平アドレス(Hアドレス)を、図5の左、つまり垂直選択回路25に遠い画素11から順に「1,2,・・・,N」(N≧2)とする。このとき、水平アドレスが奇数(以下、奇数Hアドレスとも称する。)の画素11に対応するカラーフィルタの色目フィルタ成分は、第2色目フィルタ成分となる。すなわち、第2色目フィルタ成分であるレッドフィルタ成分R、グリーンフィルタ成分G、及びブルーフィルタ成分Bは、奇数Vアドレスの画素11と対応するように配置される。
水平アドレスが偶数(以下、偶数Hアドレスとも称する。)の画素11に対応するカラーフィルタの色目フィルタ成分は、第1色目フィルタ成分となる。すなわち、第1色目フィルタ成分である、ホワイトフィルタ成分Wは、偶数Hアドレスの画素11と対応するように配置される。
続いて、固体撮像装置2の駆動方法を説明する。固体撮像装置2の駆動方法は、図3の垂直同期信号を水平同期信号と、水平同期信号を垂直同期信号と、VアドレスをHアドレスと読み替えた場合と同じである。
すなわち、本実施形態で走査制御部26が生成する水平同期信号は、1フレームの始まりで所定期間Highレベルとなる信号である。従って、水平同期信号が一度Highレベルになってから次にHighレベルになってから次にHighレベルになるまでの期間が全画素11の読み出し処理を行う時間となる。
本実施形態の走査制御部26が生成する垂直同期信号は、各列の始まりで所定時間がHighレベルとなる信号である。従って、垂直同期信号が一度Highレベルになってから次にHighレベルになるまでの期間が1列の画素11を読み出し処理する時間(1垂直時間)に相当する。
まず、固体撮像装置2は、第1列目、第3列目、第5列目・・・、第N−1列目(Nは偶数)の順に奇数Hアドレスの画素11の読み出し及びシャッタ動作を行い、輝度情報及び色情報を有する画素信号を読み出す。奇数Hアドレスの画素11は、全画素11の半数であるため、固体撮像装置2は、1/2フレーム期間で輝度情報及び色情報を有する全ての画素信号を読み出す。
固体撮像装置2は、第2列目、第4列目、第6列目・・・、第N列目の順に偶数Hアドレスの画素11の読み出し及びシャッタ動作を行い、輝度情報を有する画素信号を読み出す。偶数Hアドレスの画素11は、全画素11の半数であるため、固体撮像装置2は、1/2フレーム期間で輝度情報を有する全ての画素信号を読み出す。
本実施形態の固体撮像装置2のように、列単位で画素11を選択し、水平方向に沿って順次走査する場合であっても、輝度情報を有する第1の画素11に蓄積された第1の信号電荷と、輝度情報及び色情報を有する第2の画素11に蓄積された第2の信号電荷とを別々に読み出すことで、第1の実施形態の固体撮像装置1と同様にローバルシャッタ構造を用いることなく、フォーカルプレーン現象による画像のゆがみを低減することができる。
なお、本実施形態では、奇数Hアドレスに対応し輝度情報及び色情報を有する第2の信号電荷から読み出しているが、偶数Hアドレスに対応し輝度情報を有する第1の信号電荷から読み出してもよい。また、カラーフィルタ214の配置も一例であり、輝度情報を有する第1の入射光を透過する第1色目フィルタ成分を奇数Hアドレスに対応して配置し、輝度情報及び色情報を有する第2の入射光を透過する第2色目フィルタ成分を偶数Hアドレスに配置してもよい。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る固体撮像装置3を説明する。図6に示す本実施形態に係る固体撮像装置3は、カラーフィルタ314及び走査制御部36を除き、図1に示す固体撮像装置1と同じ構成である。
図7に示すカラーフィルタ314は、ホワイトフィルタ成分Wとブルーフィルタ成分Bとが交互に一列に配置された行と、レッドフィルタ成分とグリーンフィルタ成分Gとが交互に一列に配置された行とが、垂直方向にそれぞれ交互に複数配置された構成を有する。
本実施形態では、輝度情報を有する第1の入射光を透過する第1色目フィルタ成分を、ホワイトフィルタ成分W、及びグリーンフィルタ成分Gとする。また輝度情報及び色情報を有する第2の入射光を透過する第2色目フィルタ成分を、レッドフィルタ成分R、及びブルーフィルタ成分Bとする。グリーンフィルタ成分Gを透過した入射光は、色情報を含むが、輝度情報も多く含んでいるため、本変形例ではグリーンフィルタ成分Gも第1色目フィルタ成分とする。
固体撮像装置3の走査部18は、まず輝度情報及び色情報を有する第2の入射光を信号電荷として蓄積する第2の画素11−2を選択する。すなわち、固体撮像装置3は、レッドフィルタ成分R及びブルーフィルタ成分Bに対応する第2の画素11−2の信号電荷を全て読み出す。
次に、固体撮像装置3の走査部18は、輝度情報を有する第1の画素11−1を選択する。すなわち、固体撮像装置3は、ホワイトフィルタ成分W及びグリーンフィルタ成分に対応する第1の画素11−1の信号電荷を全て読み出す。
走査制御部36は、図3と同じ垂直同期信号及び水平同期信号を生成する。第1の実施形態の走査制御部16は、水平同期信号に同期して、Vアドレスを指定する制御信号を生成する。実施形態のカラーフィルタ314は、第1色目フィルタ成分及び第2色目フィルタ成分が市松配置されているため、走査制御部36は、水平同期信号に同期して、Vアドレス及びHアドレスを指定する制御信号を生成する。
以下、走査制御部36が指定するアドレスを具体的に説明する。走査制御部36が指定するVアドレス、Hアドレスを(V,H)と表記する。例えば、走査制御部36が第1行目、第1列目の画素を選択する場合に、走査制御部が指定するVアドレス及びHアドレスを(1,1)と表記する。
走査制御部36は、まず第1行目の奇数列目の画素11、及び第2行目の偶数列目の画素11を指定する。走査制御部36が指定するアドレスは、「(1,1)、(1,3)、・・・、(1,N−1)」及び「(2,2)、(2,4)、・・・、(2、N)」となる。これにより、固体撮像装置3は、図7の網掛けで示す第2色目フィルタ成分に対応する第2の画素の信号電荷を読み出す。
走査制御部36は、第3行目の奇数列目の画素11、及び第4行目の偶数列目の画素11を指定する。走査制御部36が指定するアドレスは、「(3,1)、(3,3)、・・・、(3,N−1)」及び「(4,2)、(4,4)、・・・、(4、N)」となる。これにより、固体撮像装置3は、第3、4行目の第2色目フィルタ成分に対応する第2の画素の信号電荷をN個読み出す。
走査制御部36は、N個の第2の画素11のアドレスを、Vアドレスが小さい順に指定していく。これをN/2回繰り返すことで、固体撮像装置3は、第2の画素11に蓄積された輝度情報及び色情報を有する第2の信号電荷全てを1/2フレーム期間で読み出す。
次に固体撮像装置3は、第1の画素11に蓄積された輝度情報を有する第1の信号電荷全てを1/2フレーム期間で読み出す。
具体的に走査制御部36は、第1行目の偶数列目の画素11、及び第2行目の奇数列目の画素11を指定する。走査制御部36が指定するアドレスは、「(1,2)、(1,4)、・・・、(1,N)」及び「(2,1)、(2,3)、・・・、(2、N−1)」となる。これにより、固体撮像装置3は、第1、2行目の第1色目フィルタ成分に対応する第1の画素の信号電荷をN個読み出す。
走査制御部36は、N個の第1の画素11のアドレスを、Vアドレスが小さい順に指定していく。これをN/2回繰り返すことで、固体撮像装置3は、第1の画素11に蓄積された輝度情報及び色情報を有する第1の信号電荷全てを1/2フレーム期間で読み出す。
以上、本変形例の固体撮像装置3のように、走査制御部36がVアドレス及びHアドレスの両方を指定するようにしても、輝度情報を有する第1の信号電荷と、輝度情報及び色情報を有する第2の信号電荷とを別々に読み出すことで、第1の実施形態の固体撮像装置1と同様にローバルシャッタ構造を用いることなく、フォーカルプレーン現象による画像のゆがみを低減することができる。
また、固体撮像装置3のように、走査制御部36がVアドレス及びHアドレスの両方を指定するようにすると、第1色目フィルタ成分及び第2色目フィルタ成分がそれぞれ一行ずつに並んでいない場合も、輝度情報を有する第1の信号電荷と輝度情報及び色情報を有する第2の信号電荷とを別々に読み出すことができるため、各色目フィルタ成分の配置の自由度を増加させることができる。さらに、グリーンフィルタ成分Gを第1色目フィルタ成分とすることで、第1の実施形態のカラーフィルタ114と比べて、ホワイトフィルタ成分Wの数を減らし、その他の色目フィルタ成分の数を増やすことができる。このように、グリーンフィルタ成分Gを第1色目フィルタ成分とすることで、各色目フィルタ成分の割合の自由度を増加させることができる。
(第4実施形態)
第4実施形態に係る固体撮像装置4を説明する。本実施形態に係る固体撮像装置4は、カラーフィルタ414を除き、図1に示す固体撮像装置1と同じ構成であるため、カラーフィルタ414を除く固体撮像装置4については図1を参照して説明する。
図8に示すカラーフィルタ414は、水平方向に一列に配置された複数の第1色目フィルタ成分、及び水平方向に一列に配置された複数の第2色目フィルタ成分が垂直方向にそれぞれ交互に複数配置される。
本変形例では、第1色目フィルタ成分は、ホワイトフィルタ成分Wであり、第2色目フィルタ成分はレッドフィルタ成分R、グリーンフィルタ成分G、及びブルーフィルタ成分Bである。
カラーフィルタ414は、ある行の色目フィルタ成分の中心に対して次の行の色目フィルタ成分の中心が行方向と列方向に1/2フィルタ成分の分だけずれた斜め格子状の配置を有する。
従って、カラーフィルタ414の各色目フィルタ成分に対応して配置される画素11も、図8のカラーフィルタ414と同様に斜め格子状に配置される。すなわち、画素アレイ部12は、マトリクス状に配置されるとともに、ある行の画素中心に対して次の行の画素中心が両方向及び列方向に1/2画素分ずれた斜め格子状の画素配列を有する。
なお、固体撮像装置4の駆動方法は、図3と同じであるため説明を省略する。
固体撮像装置4のように、カラーフィルタ及び画素を斜め格子状に配置しても第1の実施形態の固体撮像装置1と同様にグローバルシャッタ構造を用いることなく、フォーカルプレーン現象による画像のゆがみを低減することができる。
なお、第2、3実施形態の固体撮像装置2,3のカラーフィルタ及び画素を斜め格子状に配置してもよい。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態では、固体撮像装置1の応用例を説明する。図9は、固体撮像装置1を電子機器400に応用した例を示す。電子機器400としては、例えばデジタルカメラや、携帯電話機等のカメラ、スキャナ、監視カメラ等が挙げられるが、ここでは電子機器400がデジタルカメラである場合について説明する。
本実施形態に係る電子機器400は、固体撮像装置1と、光学レンズ210と、駆動回路212とを有する。
光学レンズ210は、被写体からの像光(入射光)を固体撮像装置1の撮像面上に結像させる。これにより固体撮像装置1内に一定期間信号電荷が蓄積される。
駆動回路212は、固体撮像装置1の転送動作を制御する駆動信号を供給する。
固体撮像装置1は、駆動信号に基づき光電変換素子に蓄積された信号電荷に各種の信号処理を行う。固体撮像装置1は、生成した撮像信号である画像データを図示しないメモリなどの記憶媒体やモニタ等に出力する。
以上のように、本実施形態に係る電子機器400は、第1実施形態に係る固体撮像装置1を搭載しているため、グローバルシャッタ構造を用いることなく、フォーカルプレーン現象による画像のゆがみを低減することができる。
ここでは、電子機器400に第1実施形態に係る固体撮像装置1を搭載する例を示したが、電子機器400に第2〜第4実施形態に係る固体撮像装置2〜4を搭載してもよい。
最後に、上述した各実施形態の説明は本開示の一例であり、本開示は上述の実施の形態に限定されることはない。このため、上述した各実施の形態以外であっても、本開示に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
10 センサ部
11 画素
12 画素アレイ部
13,23 垂直信号線
14,24 垂直選択回路
15,25 水平選択回路
16,26,36 走査制御部
17 出力回路
18 走査部
19,29 水平信号線
20 信号処理部
21 メモリ
22 信号処理回路
214,314,414 カラーフィルタ

Claims (7)

  1. 輝度情報を有する第1の入射光を透過する第1色目フィルタ成分と、前記輝度情報及び色情報を有する第2の入射光を透過する第2色目フィルタ成分とを有するカラーフィルタと、
    前記第1の入射光を第1の信号電荷に変換する第1の光電変換部を有する複数の第1の画素と、前記第2の入射光を第2の信号電荷に変換する第2の光電変換部を有する複数の第2の画素とを有する画素アレイ部と、
    第1の期間で前記第1の信号電荷の読み出しを行う前記複数の第1の画素を選択し、第2の期間で前記第2の信号電荷の読み出しを行う前記複数の第2の画素を選択する走査部と、
    前記第1の画素又は前記第2の画素から読み出された前記第1の信号電荷又は前記第2の信号電荷に応じた第1の画素信号及び第2の画素信号を生成する出力回路と、
    を備える固体撮像装置。
  2. 前記カラーフィルタは、
    水平方向に一列に配置された複数の前記第1色目フィルタ成分と、
    水平方向に一列に配置された複数の前記第2色目フィルタ成分と、が垂直方向にそれぞれ交互に複数配置されるマトリクス形状を有する請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記カラーフィルタの前記第1及び第2色目フィルタ成分は、マトリクス状に配置されるとともに、ある行の色目フィルタ成分の中心に対し、次の行の色目フィルタ成分の中心が行方向及び列方向に2分の1ずれた斜め格子状の配列を有する請求項1に記載の固体撮像装置。
  4. 前記画素アレイ部が有する全ての画素を読み出すのに必要な1フレームを前記第1の期間及び前記第2の期間に2等分し、前記第1の期間で前記第1の信号電荷を全て読み出し、前記第2の期間で前記第2の信号電荷を全て読み出すように前記走査部が選択するラインを決定する走査制御部をさらに備える請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  5. 前記第1色目フィルタ成分はホワイトフィルタ成分であり、
    前記第2色目フィルタ成分はレッドフィルタ成分、グリーンフィルタ成分、ブルーフィルタ成分を含む請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  6. 輝度情報を有する第1の入射光を透過する第1色目フィルタ成分と、前記輝度情報及び色情報を有する第2の入射光を透過する第2色目フィルタ成分とを有するカラーフィルタと、前記第1の入射光を第1の信号電荷に変換する第1の光電変換部を有する複数の第1の画素と、前記第2の入射光を第2の信号電荷に変換する第2の光電変換部を有する複数の第2の画素とを有する画素アレイ部と、前記第1の信号電荷又は前記第2の信号電荷の読み出しを行う前記第1の画素又は前記第2の画素を選択する走査部と、前記第1の画素又は前記第2の画素から読み出された前記第1の信号電荷又は前記第2の信号電荷に応じた画素信号を生成する出力回路と、を備える固体撮像装置の駆動方法であって、
    前記走査部が、第1の期間で前記第1の信号電荷の読み出しを行う前記複数の第1の画素を選択するステップと、
    前記信号処理部が、前記第1の期間で前記第1の画素から読み出された前記第1の信号電荷に応じた第1の画素信号を生成するステップと、
    前記走査部が、第2の期間で前記第2の信号電荷の読み出しを行う前記複数の第1の画素を選択するステップと、
    前記信号処理部が前記第2の期間で前記第2の画素から読み出された前記第1の信号電荷に応じた第2の画素信号を生成するステップと、
    を備える固体撮像装置の駆動方法。
  7. 輝度情報を有する第1の入射光を透過する第1色目フィルタ成分と、前記輝度情報及び色情報を有する第2の入射光を透過する第2色目フィルタ成分とを有するカラーフィルタと、
    前記第1の入射光を第1の信号電荷に変換する第1の光電変換部を有する複数の第1の画素と、前記第2の入射光を第2の信号電荷に変換する第2の光電変換部を有する複数の第2の画素とを有する画素アレイ部と、
    第1の期間で前記第1の信号電荷の読み出しを行う前記複数の第1の画素を選択し、第2の期間で前記第2の信号電荷の読み出しを行う前記複数の第2の画素を選択する走査部と、
    前記第1の画素又は前記第2の画素から読み出された前記第1の信号電荷又は前記第2の信号電荷に応じた第1の画素信号及び第2の画素信号を生成する出力回路と、
    前記電気信号を処理する信号処理回路と、
    を備える固体撮像装置と、
    前記光電変換部に前記入射光を導く光学レンズと、
    を備える電子機器。
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