JP2009171545A - 撮像システム、撮像素子の駆動方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

撮像システム、撮像素子の駆動方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の異なる画像領域の画像信号を読み出す場合に、更新間隔を短くしたい画像を、更新間隔を均一に、かつ高速に得ることができる撮像装置及びその駆動方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 複数の画素が行列状に配された撮像領域を有する撮像素子と、前記画素からの信号の読み出しを制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記撮像素子から第1の画像を読み出す第1フレーム期間を、第1及び第2の分割フレーム期間を含む複数の分割フレーム期間に分割し、前記第1の画像に係る前記画素の数が第2の画像に係る前記画素の数よりも多い場合に、前記第1の分割フレーム期間と前記第2の分割フレーム期間との間に第2の画像に係る信号を全て読み出すのに要する時間を第2フレーム期間を設け、さらに、前記第2の画像の更新周期は前記第1の画像の更新周期よりも短くする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像素子の駆動方法に関する。
1つの撮像素子の、異なる撮像領域からの画像信号を得て画像を形成することが可能な撮像装置としては、例えば下記の特許文献1や特許文献2がある。
特許文献1には、撮像素子から信号を読み出す動作として、画素を間引いて走査するスキップモードと、一部の(所定範囲の)画素を間引かずに走査するためのブロックモードとを備え、それぞれのモードで走査して得た画像データを1画面分ずつ読み出すことが記載されている。また、スキップモードとブロックモードとで得た画像は1画面交互で読み出すことに限らず、両者の走査時間の比率を変えても良いことが記載されている。
特許文献2には、2次元状に画素を配列された画素アレイの一部の領域を間引いて読み出し、別の一部の領域を間引かずに、領域に含まれる全画素の信号を読み出すことが記載されている。画素アレイの全体の間引き画像を取得するためには、全画素を読み出した領域の信号のうち、間引き走査に対応する位置の画素の信号のみが、撮像素子の後段にあるバッファメモリから読み出される。
特許文献3には、モニタリング画像を表示しつつ、モニタリング画像の周期よりも速い周期でオートフォーカス処理を実現する技術が開示されている。特許文献3の図8(B)に示されるように複数の測距枠が存在するときに、特許文献3の図12に示されるようなシーケンスを行う。具体的には、モニタリング画像の一部を読み込んだ後に複数の測距枠の全てを読み込むという動作を繰り返すことが開示されている。
特開平09−214836号公報 特開2000−032318号公報 特開2007−150643号公報
例えば、特許文献1のように画面の全体を間引いて低密度に画素からの読み出し、一部の注目する領域からは全画素を読み出す動作を行った場合、撮像素子の全体の画素数が増加すると、全体画像を読み出す時間が長くなる傾向にある。そのため、特許文献1のように、スキップモードによる画像とブロックモードによる画像とを交互に出力すると、高速に読み出せる部分画像であるブロックモードによる画像の更新速度が、スキップモードによる画像全体画像の更新速度に律則されて遅くなる。画角合わせとピント合わせとを同時に行うような用途においては、注目している領域の画像を高精細に取得し、更新速度を高くする要求があるが、例えば特許文献1によると、注目している領域の画像を十分な更新速度で得られないことが考えられる。
また、スキップモードとブロックモードとを切り換える比率を変える、すなわち、この場合は注目する部分画像を複数画面(複数フレーム)連続して取得した後に全体画像を1画面取得する動作を繰り返すと、部分画像の平均的な更新周期は短くなる。しかしながら、全体画像を挟んで取得される2つの部分画像間の更新間隔すなわち更新周期と、全体画像を挟まずに取得される連続する部分画像間の更新間隔とは異なるために、得られる動画の動きが不均一となる問題が生じる。
また、部分画像として読み出す領域が大きく、全体画像を大きく間引いて極めて低い密度で読み出す場合には、部分画像を読み出すのに要する時間が全体画像の読み出しに要する時間よりも長くなるので、部分画像の読み出し速度に律則されて全体画像の更新周期が長くなる。この場合に全体画像と部分画像とを読み出す比率を変えた場合にも上述した問題が生じる。つまり、読み出しに要する時間の短い画像が、読み出しに要する時間の長い画像の更新速度に律則されて更新速度が遅くなるという問題がある。
特許文献2の発明においては、1フレーム内で異なる領域に対して異なる走査を行うとしているので、全体画像と部分画像との更新速度は、1フレームの総読出し時間で決まる。この場合、注目する画像の更新間隔を短くするためには両者の更新速度を向上させることが必要となるが、困難である。
特許文献3の発明において、モニタリング画像の一部を読み込む期間と、複数の測距枠を全て読み込む期間と、のそれぞれをサブフレームとして考えると、次の問題が考えられる。例えば特許文献3の図12のようにモニタリング画像を4分割すると、モニタリング画像が更新されるのに8サブフレームの期間を必要とする。一方、測距枠が更新されるのには2サブフレームの期間を必要とする。したがって、モニタリング画像の分割された部分同士で露光タイミングのずれが大きくなってしまう。このことは、モニタリング画像を分割する数が増大するほどに顕著になる。
本発明は、上述した問題点に鑑みて成されたものであり、複数の異なる画像領域の画像信号を読み出す場合に、更新間隔を短くしたい画像を、更新間隔を均一に、かつ高速に得ることができる撮像装置及びその駆動方法を提供することにある。
上記課題を解決するための、本発明の第1側面である撮像システムは、複数の画素が行列状に配された撮像領域を有する撮像素子と、前記画素からの信号の読み出しを制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記撮像素子から第1の画像を読み出す第1フレーム期間を、第1及び第2の分割フレーム期間を含む複数の分割フレーム期間に分割し、前記第1の画像に係る前記画素の数が第2の画像に係る前記画素の数よりも多い場合に、前記第1の分割フレーム期間と前記第2の分割フレーム期間との間に第2の画像に係る信号を全て読み出すのに要する時間である第2フレーム期間を設け、さらに、前記第2の画像の更新周期は前記第1の画像の更新周期よりも短くすることを特徴とする。
本発明の第2側面である撮像素子の駆動方法は、複数の画素が行列状に配された撮像領域を有する撮像素子から第1及び第2の画像に係る信号を読み出す駆動方法であって、前記第1の画像に係る画素数が前記第2の画像に係る画素数よりも多い場合に、前記第1の画像に係る信号を全て読み出す第1フレーム期間を、第1及び第2の分割フレーム期間を含む複数の分割フレーム期間に分割し、前記第1の分割フレーム期間と前記第2の分割フレーム期間との間に前記第2の画像に係る信号を全て読み出す第2フレーム期間を設け、さらに、前記第2の画像の更新周期を前記第1の画像の更新周期よりも短くすることを特徴とする。
本発明によれば、複数の異なる画像領域の画像信号を読み出す場合に、更新間隔を短くしたい画像を従来よりも短く、かつ、均一な更新間隔で得ることができ、不自然な動画になることを抑圧できる。
まず、図1を用いて本発明の概要を説明する。なお、本明細書において特に断りがない場合、画素から信号を読み出すとは、画素から出力された信号に基づいて撮像素子の外部に信号を出力することを意味する。
図1(a)は、本発明における撮像素子の撮像領域、つまり撮像素子の有効画素領域を模式的に表した図である。全体領域11は、撮像素子の有効画素領域である撮像領域10の全体から第1の密度で信号を出力する動作が行われる画素の含まれる領域を表している。また、部分画像12は、撮像領域10の一部から第2の密度で信号を出力する動作が行われる画素の含まれる領域である。部分画像12は全体領域11と重複しているが、ここでは信号を読み出される画素は全体領域11と部分画像12とで異なるものとして説明する。
図1(a)において、全体領域11の1画面分の信号を出力するのに要する時間(1フレーム期間)が部分画像12の1画面分の信号を出力するのに要する時間(1フレーム期間)よりも長い場合、部分画像12の画像(部分画像)の更新間隔は全体領域11の画像の更新間隔に律則される。本発明は、高い更新速度を求められる側の画像の更新間隔を短くするために、更新速度をより求められない側の画像を複数の分割画像に分割し、分割画像と別の分割画像とに対応する画素から信号を出力する動作を行う間に、より更新速度を求められる側の画像に対応する画素から信号を出力する動作を行う。
例えば図1(b)に示すように、全体領域11を、分割画像11aと11bとに分割する。分割画像11a及び11b及び部分画像のそれぞれに対応する画素から信号を出力する時間を模式的に表したものが図1(c)である。横軸が時間を表している。このように分割画像と別の分割画像とを出力する間に、部分画像12の画素からの信号を1画面分取得することで、より高い更新速度で画像を取得したい領域の画像を一定の更新間隔で、かつ高い更新速度、すなわち短い更新周期で取得することができる。
(第1の実施形態)
本実施形態では全体領域の画像を2つの分割画像に分割する例を説明する。
図2は、撮像領域10に対応する撮像素子の有効画素領域20と、有効画素領域20の画素から信号を読み出す動作を制御する垂直シフトレジスタ22及び水平シフトレジスタ23とを模式的に示している。有効画素領域20には、入射光に応じて電気信号を生成する画素が行列状に配列されている。垂直シフトレジスタ22及び水平シフトレジスタ23はそれぞれ有効画素領域20を垂直方向及び水平方向に走査するもので、後述する外部のシステムコントロール回路部(制御手段)による制御に基づいて走査の方法を変えることが可能に構成されている。
図2では簡単のために有効画素領域20が32行×48列の単位画素21からなる例を示している。また、図には示していないが、一般的に撮像素子は有効画素領域の周囲に、補正のために用いられる、光が入射しないように遮光されたオプティカルブラック画素などを有する。
図2において、網掛けされているのが全体間引き読み出し画素24であり、有効画素領域20の全体から第1の密度で読み出し動作が行われる第1の画像に係る画素を示している。また斜線で示されているのが部分読み出し画素25であり、有効画素領域20の一部の領域から第2の密度で読み出し動作が行われる第2の画像に係る画素を示している。全体間引き読み出し画素24は図1における全体領域11に対応し、部分読み出し画素25は図1における部分画像12に対応する。
全体間引き読み出し画素24から読み出された信号に基づいて形成されるのは、有効画素領域20の全体から得られる密度の低い、つまり解像度の低い間引き画像(全体間引き画像)であり、部分読み出し画素25から読み出された信号に基づいて形成されるのは有効画素領域20の一部から得られる、全体間引き画像よりも密度の高い、つまり解像度の高い間引き画像(部分画像)である。ここで、全体間引き読み出し画素24の全てから信号を読み出すのに要する時間及び部分読み出し画素25の全てから信号を読み出すのに要する時間をそれぞれの1フレーム期間とする。ここでは、全体間引き画像に係る信号を1画面分読み出すのに要する時間を第1フレーム期間、部分画像にかかる信号を読み出すのに要する時間を第2フレーム期間とする。第2の画像に係る画素は第1の画像に係る画素よりも高い密度で選択されている。なお、図2において空白の画素は本実施形態においては信号が読み出されないものとする。
図3は、図2に係る有効画素領域20の第1及び第2の画像に係る画素から信号を読み出す動作を行うタイミングの一例を示すタイミングチャートである。図3において、有効画素領域20における各行の画素から信号を読み出す動作を行うタイミングが示されており、パルスがハイレベルとなっている期間に当該行の画素からの信号を出力する動作が行われるものとする。
ここでは全体間引き読み出し画素24のうち、行1から行16に含まれる部分と行17から行32までに含まれる部分から信号を読み出すのに要する時間をそれぞれ分割フレーム期間1及び2とする。ここでは分割フレーム期間1が第1の分割フレーム期間、分割フレーム期間2が第2の分割フレーム期間である。分割フレーム期間1を終えてから、分割フレーム期間2を始める前に、部分読み出し画素25からの信号を読み出すためのフレーム期間が挿入される。つまり、制御手段は1画面分の間引かれた全体画像を複数の分割画像に分けて信号を読み出す動作を行わせ、それぞれの分割画像に係る信号が読み出される分割フレーム期間と分割フレーム期間との間に1画面分の部分画像を構成する画素から信号を読み出す動作を行わせる。
図3に示すタイミングをより具体的に説明する。上述の動作を行う場合、垂直シフトレジスタ22は、行1を走査してから、行5、行9、行13と、3行おきに全体間引き読み出し画素24のある行を走査する。各行の走査を終えてから次の行の走査を行う前に水平シフトレジスタ23が当該行の列1、列5、列9・・・列45を走査する。これにより、全体間引き読み出し画素24からの信号のうち、分割画像1に係る画素からの信号が出力される(低解像度間引き読み出し期間(A))。先述のとおり、これが分割フレーム期間1である。
次に、垂直シフトレジスタ22をリセットして、先頭の行に処理を戻す。そして、行1、行5、行9をスキップして行2〜行4、行6〜行8、及び行10を走査する。ここでも水平シフトレジスタ23は当該行の列2〜列4、列6〜列8、列10、列11を走査し、1画面分の部分読み出し画素25からの信号が出力される(高解像度部分読み出し期間(1))。これが、部分画像を読み出すための第2フレーム期間である。
高解像度部分読み出し期間(1)に引き続く低解像度間引き読み出し期間(B)(分割フレーム期間2)では、低解像度間引き読み出し期間(A)と同様にして、分割画像2に係る全体間引き読み出し画素24からの信号が撮像素子から出力される。これにより、低解像度間引き読み出し期間(A)で撮像素子から出力された信号と合わせて全体間引き画像が1画面分得られる。
これに続く高解像度部分読み出し期間(2)では、高解像度部分読み出し期間(1)で信号を読み出した画素から再び信号を読み出す。つまり、全体間引き画像を1画面分更新する期間中に部分画像を2画面分更新することになる。これ以降も上述の動作を繰り返すので、全体間引き画像と部分画像とが1:2の割合で更新される。すなわち、第2の画像の更新周期は第1の画像の更新周期よりも短い。
なお、分割画像1及び2に係る全体間引き読み出し画素24から読み出され、撮像素子から出力された信号は、例えば後述する信号処理回路部で合成され、1つの全体間引き画像として後述の再生・表示部に表示される。
本実施形態に係る動作を行った場合の、各画素の蓄積時間について説明する。有効画素領域20の各画素は入射光に応じて電荷を蓄積し、蓄積された電荷量に応じた信号が撮像素子から出力されるように構成されており、蓄積時間の長短によっても信号の大きさが変化する。図3において、蓄積時間Aと示しているものは、行1の全体間引き読み出し画素24の蓄積時間を表している。低解像度間引き読み出し期間(A)において画素から信号が読み出されることでそれまでに画素が蓄積した電荷に応じた信号が出力され、その時点から低解像度間引き読み出し期間(A´)において信号が読み出されるまでの時間が蓄積時間となる。
一方、部分読み出し画素25のうち行2の画素に着目すると、高解像度部分読み出し期間(1)においてそれまでに画素が蓄積した電荷に応じた信号が出力され、その時点から高解像度部分読み出し期間(2)において信号が出力されるまでの時間が蓄積時間となる(蓄積時間(2))。蓄積時間(1)で示される期間も、蓄積時間(2)と同様の長さになっている。
蓄積時間A、蓄積時間(1)及び(2)は、それぞれの画素の取り得る最大の蓄積時間を示しているが、これよりも短い蓄積時間に設定したい場合には、蓄積時間の途中の任意のタイミングで画素をリセットする動作を行うことができる。より具体的には、画素に対して後述するタイミング制御回路部から画素をリセットする信号を入力する。
次に、本実施形態に係るの撮像装置に係る撮像素子と、それを含む撮像システムの概略を図4を用いて説明する。
撮像システム100は、例えば、光学部110、撮像素子120、信号処理回路部130、記録・通信部140、タイミング制御回路部150、システムコントロール回路部160、及び再生・表示部170を含む。
光学部は110、被写体からの光を撮像素子120の、複数の画素が2次元状に配列された画素部に結像させ、被写体の像を形成する。画素部には先述の有効画素領域が含まれる。撮像素子120は、タイミング制御回路部150からの信号に基づくタイミングで、画素部に結像された光に応じた信号を出力する。
撮像素子120から出力された信号は、信号処理回路部130に入力され、信号処理回路部130が、プログラムなどによって定められた方法に従って、入力された電気信号に対してAD変換などの処理を行う。信号処理回路部での処理によって得られた信号は記録・通信部140に送られる。記録・通信部140は、画像を形成するための信号を再生・表示部170に送り、再生・表示部170に動画や静止画像が再生・表示させる。記録通信部は、また、信号処理回路部130からの信号を受けて、システムコントロール回路部160とも通信を行うほか、不図示の記録媒体に、画像を形成するための信号を記録する動作も行う。
図14に、再生・表示部170を模式的に表した例を示す。図は、再生・表示部170としてのモニタを表し、左側には全体間引き画像ALLを示している。全体間引き画像ALLのうち、AおよびBの符号を付している部分が部分画像に対応する。モニタの右側に、各部分画像AおよびBを拡大した画像が表示される。ここでは1つのモニタに全体画像ALLおよび各部分画像を表示しているが、それぞれの画像を異なるモニタに表示しても良いし、任意の複数の画像を1つのモニタに表示しても良い。
例えば、撮像システムを監視システムとして利用する場合には、広い範囲を全体画像として粗く捉えつつ、注目を要する領域については詳細に映し出すことが求められる。特に監視システムでは注目部分を高精細に抽出することに加えて、高いフレームレートで画像を更新することも要求されるので、本発明を適用することが好ましい。
システムコントロール回路部160は、撮像システムの動作を統括的に制御するものであり、光学部110、タイミング制御回路部150、記録・通信部140、及び再生・表示部170の駆動を制御する。また、システムコントロール回路部160は、例えば記録媒体である不図示の記憶装置を備え、ここに撮像システムの動作を制御するのに必要なプログラムなどが記録される。
タイミング制御回路部150は、制御手段であるシステムコントロール回路部160による制御に基づいて撮像素子120及び信号処理回路部130の駆動タイミングを制御する。
システムコントロール回路部160には、例えば、上述の全体領域及び部分画像をどのように決定するのかといったプログラムが記録されていてもよい。その場合には、動作の開始に先立って全体領域や部分画像の領域や信号を読み出す画素の密度を決定し、どちらを分割画像に分割して信号を出力させるかを決定する。システムコントロール回路部160は不図示のインターフェース手段を介してユーザーによる操作を受け付けるように構成されていても良い。本撮像システムを上述した監視システムとして利用する際に、高精細な部分画像として抽出したい領域をユーザーが指定することを可能とする。
また、制御手段は本明細書において例示する駆動方法以外にも、有効画素領域の画素を1行目から順に走査するプログレッシブ走査や、1行おきに走査するインターレース走査にも対応することが可能に構成しても良い。さらには、本実施例における部分画像に係る信号を取得せずに、撮像領域の全体のみから画素を間引いて走査したり、全体画像に係る信号を取得せずに、部分画像に相当する領域のみを走査したりするような走査方法にも対応することが可能に構成しても良い。なお、ここで述べた撮像システムは、後述のいずれの実施例にも適用可能である。
図5及び6を用いて、撮像素子120の各画素の構成例を説明する。図5は、画素の模式図である。画素PIX1は、被写体からの光を光電変換して電荷を蓄積するフォトダイオードPD、フォトダイオードPDで蓄積された電荷に応じた信号を増幅する、画素アンプMSFMとを含む。この他、フォトダイオードに蓄積された電荷の、画素アンプMSFMのゲートへの転送を制御する転送スイッチMTX、画素アンプMSFMのゲートを所定の電位に設定するためのリセットスイッチMRES及び、当該画素PIX1を選択状態にするための選択スイッチMSELとを有する。画素アンプMSFMは、選択スイッチMSELが導通状態となると、垂直信号線Vh上に設けられた定電流源負荷である負荷スイッチMRVとソースフォロワ回路を構成する。このとき、画素PIX1の画素アンプMSFMのゲートの電位に応じた電位が画素PIX1の信号として垂直信号線Vhに出力されている状態になる。
図6に画素の別の構成例を示す。図6は、複数のフォトダイオードPDnとそれに対応する複数の転送スイッチTXnとで、1つのリセットスイッチMRESと、1つの画素アンプMSFMと、1つの選択スイッチMSELとを共有する種類の画素で、ここでは、3画素分の構成を示している。このような構成によれば、1つのフォトダイオードに対するリセットスイッチMRES、画素アンプMSFM、及び選択スイッチMSELの割合が小さくなり、フォトダイオードPDに対する開口率を向上させることが可能となる。
本明細書では省略しているが、一般に撮像素子においては垂直信号線に出力された信号をサンプリングするための構成やノイズを除去するためのCDS(Correlated Double Sampling)回路を有する。垂直シフトレジスタによって、信号を取り出す行が選択されると、垂直信号線上に出力された信号が上述の回路にサンプリングされ、水平シフトレジスタが順次走査を行うことで上記の回路でサンプリングされた信号が撮像素子の外部へと出力される。
以上説明した本実施形態によれば、部分画像の更新間隔を短くすることが要求される場合に、部分画像の更新間隔を従来よりも短く、かつ、均一な更新間隔で得ることができ、不自然な動画になることを抑圧できる。
ここでは、全体画面を2つに分割しているが、分割する数は3以上でも良く、求められる部分画像の更新速度を踏まえて全体画像を分割すればよい。
(第2の実施形態)
次に、図7乃至9を用いて本発明に係る第2の実施形態を説明する。本実施形態が第1の実施形態と異なるのは、部分画像が複数存在する点である。本実施形態においても、従来の駆動方法では全体領域に係る信号の出力時間によって部分画像に係る信号の出力時間が律則される場合を例に取って説明する。
図7(a)は本実施例における撮像素子の撮像領域である有効画素領域を模式的に表した図である。全体領域71は、撮像素子の有効画素部である撮像領域70の全体から第1の密度で信号を出力する動作が行われる画素の含まれる領域を表している。部分画像72及び73は撮像領域70の一部から第2の密度で信号を出力する動作が行われる画素の含まれる領域である。部分画像72及び73はそれぞれ全体領域71と重複しているが、ここでは信号を読み出される画素は全体領域71と部分画像72及び73とで異なるものとして説明する。
ここで、図7(b)は、全体領域71を帯状に3つの分割画像1乃至3に分割した場合の撮像面を模式的に表している図である。図7(c)は、分割画像1乃至3と部分画像1及び2の領域すなわち分割画像に対応する画素からの信号を撮像素子から出力する場合のシーケンスを模式的に表している。ここでは、分割画像1に係る信号、部分画像1に係る信号、分割画像2に係る信号、及び部分画像に係る信号、分割画像3に係る信号、と出力する。
図8は、撮像領域70に対応する撮像素子の有効画素領域80と、有効画素領域80の画素から信号を読み出す動作を制御する制御手段である垂直シフトレジスタ82及び水平シフトレジスタ83とを模式的に示している。垂直シフトレジスタ82及び水平シフトレジスタ83はそれぞれ有効画素領域80を垂直方向及び水平方向に走査するもので、先述した外部のシステムコントロール回路部による制御に基づいて走査の方法を変えることが可能に構成されている。
図8では簡単のために有効画素領域80が32行×48列の単位画素81からなる例を示している。また、図には示していないが、図2と同様に、有効画素領域80の周囲にオプティカルブラック画素のような信号の補正に用いられる画素を配していても良い。
図8において網掛けされているのが全体間引き読み出し画素84であり、有効画素領域20の全体から第1の密度で読み出し動作が行われる第1の画像に係る画素を示している。また斜線で示されているのが部分読み出し画素85及び86であり、有効画素領域80の一部の領域から第2の密度で読み出し動作が行われる第2の画像にかかる画素を示している。部分読み出し画素85は図7(a)における部分画像1に対応し、部分読み出し画素86は図7(a)における部分画像2に対応する。全体間引き読み出し画素84は図7(a)における全体領域71に対応する。
全体間引き読み出し画素84から読み出された信号に基づいて形成されるのは、有効画素領域80の全体から得られる密度の低い、つまり解像度の低い間引き画像(全体間引き画像)であり、部分読み出し画素85及び86から読み出された信号に基づいて形成されるのは有効画素領域80の一部から得られる、全体間引き画像よりも密度の高い、つまり解像度の高い間引き画像(部分画像)である。ここでは、全体間引き画像に係る信号を1画面分読み出すのに要する時間を第1フレーム期間、部分画像にかかる信号を読み出すのに要する時間を第2フレーム期間とする。ここで、全体間引き読み出し画素84は部分読み出し画素85及び86よりも低い密度で選択されている。なお、図8において空白の画素は本実施形態においては信号読み出されないものとする。
図9には、本実施形態に係る動作のシーケンスを例示しており、パルスがハイレベルとなっている期間に当該行の画素からの信号が読み出されるものとする。
ここでは第1の画像に係る画素である全体間引き読み出し画素84のうち、行1から行11に含まれる部分、行12から行22に含まれる部分、及び行23から行32に含まれる部分をそれぞれ分割画像1、2、及び3とする。分割画像1に係る全体間引き読み出し画素84の画素からの信号を読み出す分割フレーム期間1を終えてから、分割画像2に係る全体間引き読み出し画素84からの信号を読み出す分割フレーム期間2の前に、部分読み出し画素85からの信号を読み出すための第2フレーム期間を挿入する。また、分割画像2に係る信号を読み出す分割フレーム期間2を終えてから、分割画像3に係る全体間引き読み出し画素84からの信号を読み出す分割フレーム期間3の前に、部分読み出し画素86からの信号を読み出すための第2フレーム期間を挿入する。更に、分割画像2に係る全体間引き読み出し画素84の画素からの信号を出力する動作を終えてから、分割画像3に係る全体間引き読み出し画素84からの信号を読み出すフレーム期間3の前に、部分読み出し画素85からの信号を出力する動作を行う。これ以降も、2つの連続する分割画像に係る画素からの信号を読み出す分割フレーム期間と分割フレーム期間との間に、部分画像の1画面分に相当する画素からの信号を交互に読み出す動作を行う。
図9に示すタイミングをより具体的に説明する。上述の動作を行う場合、垂直シフトレジスタ82は、行1を走査してから、行5、行9と、3行おきに全体間引き読み出し画素24のある行を走査し、その後、水平シフトレジスタ83が列1、列5、列9・・・列45を走査する。これにより、全体間引き読み出し画素84からの信号のうち、分割画像1に係る画素からの信号が出力される(低解像度間引き読み出し期間(A))。
次に、垂直シフトレジスタ82をリセットして、先頭の行に処理を戻す。そして、行1、行5、行9をスキップして行2〜行4、行6〜行8、及び行10を走査し、その後水平シフトレジスタ83が列2〜列4、列6〜列8、列10、列11を走査することで、1画面分の部分読み出し画素85からの信号が出力される(高解像度部分読み出し期間(1))。
高解像度部分読み出し期間(1)に引き続く低解像度間引き読み出し期間(B)では、低解像度間引き読み出し期間(A)と同様にして、分割画像2に係る全体間引き読み出し画素84からの信号が撮像素子から出力される。
これに続く高解像度部分読み出し期間(2)では、垂直シフトレジスタ82は行18〜行20、行22〜行24、及び行26を走査し、その後水平シフトレジスタ83が列18〜列20、列22〜列24、列26、列27を走査することで、1画面分の部分読み出し画素86からの信号が出力される。
低解像度間引き読み出し期間(C)では、分割画像3に係る全体間引き読み出し画素84からの信号が撮像素子から出力される。これにより、低解像度間引き読み出し期間(A)で撮像素子から出力された信号と合わせて全体間引き画像が1画面分得られる。これ以降も、2つの連続する分割画像に係る画素からの信号を読み出す分割フレーム期間と分割フレーム期間との間に、部分画像の1画面分に相当する画素からの信号を読み出す第2フレーム期間が交互に挿入される。この例においては、全体間引き画像を2画面分更新する間に部分画像1及び2はそれぞれ3回ずつ更新される。
ここで、分割画像として出力された信号は、例えば信号処理回路部130で撮像面の全体を表す画像として合成され、再生・表示部170に表示される。部分画像もまた再生・表示部170に表示される。
上記の動作が繰り返されることで、部分画像1及び2に係る画像は均一かつ短い更新間隔で表示することが可能となる。ここでは部分画像は2つの場合を例にとって説明したが、部分画像の数は2に限定されるものではない。
また、本実施例では部分画像1と2とをこの順番で交互に読み出したが、逆の順番であっても良い。
次に、撮像面内に存在する部分画像の数と、分割画像の数について説明する。ここで、部分画像が注目する画像であり、短い更新間隔で取得したいものであるとする。仮に撮像面内にn個の部分画像が存在する場合(nは自然数)、全体領域に対応する全体間引き画像はn+1個以上の分割画像に分割する必要がある。すなわち、n個の第2の画像がある場合には、第1の画像を読み出すのに要する第1フレーム期間をn+1個以上の分割フレーム期間に分割して読み出す必要がある。これは、分割画像の数がn以下であるとすると、更新間隔を短くしたい部分画像の更新間隔が、全体間引き画像の更新間隔と等しく、あるいは長くなってしまうからである。
図7(c)は本実施形態に係るシーケンスを模式的に表したものであることは既に述べた。これに対して、図7(d)は、特許文献3に開示されるシーケンスを適用したものを模式的に示したものである。図7(c)と図7(d)とを比較すると明らかなように、特許文献3に係るシーケンスでは全体画像を1回更新するまでに要する時間が長くなってしまう。さらに、全体画像を更新するのに要する時間が長くなるため、1画面分の全体画像の中において信号を蓄積するタイミングの相違が大きくなってしまう。これに対して、本発明に係るシーケンスによれば、全体間引き画像の更新周期を短くすることが可能となり、結果として1画面分の全体画像の中での信号を蓄積するタイミングの相違を小さくすることが可能となる。
以上説明した本実施例によれば、部分画像の更新間隔を短くすることが要求される場合に、部分画像の更新間隔を従来よりも短く、かつ、均一な更新間隔で不自然な動画になることを抑圧できる。また、nを自然数として、注目する部分画像がn個ある場合でも、全体間引き画像をn+1個以上の分割フレーム期間に分割して読み出すことで、注目する部分画像の更新間隔を従来よりも短く、かつ、均一な更新間隔で得ることができる。
(第3の実施形態)
次に、図8、10及び11を用いて本発明に係る第3の実施形態を説明する。本実施例は、全体領域に係る画素からの信号をインターレース走査のように、画像の奇数行と偶数行とで交互に出力させるものである。
図10(a)は本実施例における撮像素子の撮像領域である有効画素領域を模式的に表す図であり、部分画像が1つ存在している。実施例2においては全体領域を上下に分割した分割画像として取り扱ったが、ここでは間引いて選択される全体領域に係る画素のうち、奇数行目のみを出力する分割画像101fと偶数行目のみを出力する分割101gとに分割して取り扱う。
全体領域101は、撮像素子の有効画素部である撮像領域100の全体から第1の密度で信号を出力する動作が行われる画素の含まれる領域である。部分画像102は撮像領域100の一部から第2の密度で信号を出力する動作が行われる画素の含まれる領域であり、部分画像に対応する。部分画像102は全体領域101と重複しているが、ここでは信号を読み出される画素は全体領域101と部分画像102とで異なるものとして説明する。
図10(b)は、全体領域101を2つの分割画像101fと101gとに分割した場合の撮像面を模式的に表している図である。ここでは、全体領域101に係る画素は領域における奇数行と偶数行とで画素から信号が読み出されるタイミングが異なり、各期間で読み出される画素の密度は元の全体領域101に係る画素の密度よりも低い。信号を読み出す画素の密度が低くなっていることを、分割する前の全体領域101に対する斜線よりも分割画像101f及び101gに対する斜線の密度を低くすることで、模式的に表している。
図8には、部分読み出し画素85及び86が描かれているが、本実施例では、部分読み出し画素86が存在しないものとして説明を進める。それ以外の点は、第2の実施形態において説明したものと同様であるとする。
図11には、本実施形態に係る動作シーケンスを例示しており、パルスがハイレベルとなっている期間に当該行の画素からの信号を出力する動作が行われるものとする。
ここでは全体間引き読み出し画素84のうち、奇数行目すなわち行1、9、17、及び25の画素を分割画像1とし、偶数行目すなわち行5、13、21、及び29の画素を分割画像2とする。分割画像1に係る全体間引き読み出し画素84からの信号を読み出すフレーム期間1を終えてから、分割画像2に係る全体間引き読み出し画素84からの信号を読み出すフレーム期間2の前に、部分読み出し画素85からの信号を出力するためのフレーム期間を挿入する。つまり、1画面分の間引かれた全体画像を複数の分割画像に分けて信号を出力する動作を行い、それぞれの分割画像に係る信号を読み出すフレーム期間とフレーム期間との間に1画面分の部分画像を構成する画素から信号を読み出すフレーム期間を挿入する。
図11に示すタイミングをより具体的に説明する。
まず、第1の分割フレーム期間である低解像度間引き読み出し期間(A)において、全体領域に係る行1、5、9、13、17、・・・、29のうち、奇数行目、すなわち行1、9、17及び25に係る画素からの信号が出力される。
次に、第2フレーム期間である高解像度部分読み出し期間(1)において、部分画像102に係る画素のうち、全体領域に係る行を除いた画素、すなわち、行2、3、4、6、7、8及び10の画素行からの信号が出力される。
次に、第2の分割フレーム期間である低解像度間引き読み出し期間(B)において、全体領域101に係る行1、5、9、13、17、・・・、29のうち、偶数行目、すなわち行5、13、21、及び29に係る画素からの信号を出力させる。
次に、高解像度部分読み出し期間(2)において、部分画像102に係る画素のうち、全体領域に係る行を除いた画素、すなわち、行2、3、4、6、7、8、及び10の画素行からの信号を出力される。
上述の動作を繰り返すことで、従来は全体領域の更新速度に律則されていた、部分画像に係る画像をより高い更新速度で得ることができる。本実施例で言えば、全体間引き画像を1画面分更新する間に部分画像が2画面分更新される。
以上説明した本実施例によれば、部分画像の更新間隔を短くすることが要求される場合に、部分画像の更新間隔を従来よりも短く、かつ、均一な更新間隔で得ることができ、不自然な動画になることを抑圧できる。第1及び第2の実施形態では全体間引き画像を帯状に分割しているので、1つの分割画像だけでは全体的な画像は得られないのに対して、本実施形態では全体間引き画像を奇数行目と偶数行目とに分けて対応する画素から信号を読み出しているので一方の分割画像だけを出力しても全体的な画像を得ることができる。
また、ここでは部分画像が1つの場合を例示したが、部分画像が2つ以上でもよい。ただし、その場合には、第2の実施形態で説明した理由から、部分画像の数nに対して、全体領域の分割数をn+1以上にする必要がある。
(その他1)
上述の実施例ではいずれにおいても、全体間引き画像に係る画素数が部分画像に係る画素数よりも多いものとして、全体間引き画像に係る信号を読み出すフレーム期間を複数の分割フレーム期間に分割し、その間に部分画像に係る信号を1画面分出力するためのフレーム期間を挿入している。しかしながら、全体間引き画像に係る画素の密度が低い場合には、密度の高い部分画像に係る画素からの信号を出力させるのに要する時間よりも、全体間引き画像に係る画素からの信号を出力させるのに要する時間が長くなる可能性がある。また、全体間引き画像の更新間隔をより短くしたいという要望も考えられる。このような場合には、全体間引き画像を第2の画像、部分画像を第1の画像として扱えばよい。すなわち、部分画像に係る画素からの信号を複数の分割フレーム期間に分割して読み出し、全体間引き画像に係る画素からの信号を一画面分読み出すことができる。これにより、全体間引き画像の更新間隔を短くすることが要求される場合に、全体間引き画像の更新間隔を従来よりも短く、かつ、均一な更新間隔で得ることができ、不自然な動画になることを抑圧できる。
また、全体間引き画像又は部分画像の少なくとも一方の画像における1行あたりの画素数は、前記撮像領域の1行あたりの画素数よりも少なくなっていることは実施例から理解される。
(その他2)
第2の実施形態においては、全体間引き画像にかかる信号を出力するフレーム期間を3つの分割フレーム期間に分割したが、分割画像1及び2と、分割画像3とは、含まれる画素の行数、すなわち画素の数が異なる。そのため、全ての分割画像領域について同様に駆動した場合、低解像度間引き読み出し期間(A)及び(B)に比して低解像度間引き読み出し期間(C)が短くなる。したがって、単純に同様の駆動をすると、部分画像の更新間隔が僅かながら不均一になることが考えられる。
これに対する解決手段としては、例えばシフトレジスタの駆動周波数を変えることが考えられる。画素数の多い方の分割画像に係る画素を走査する場合のシフトレジスタの駆動周波数を高めることで、各低解像度間引き読み出し期間の長さを揃え、部分画像の更新間隔を等しくすることができる。画素数の少ない方の分割画像に係る画素を走査する場合のシフトレジスタの駆動周波数を下げることで、各低解像度間引き読み出し期間の長さを揃えても良い。
また、別の解決手段としては、たとえば、画素数の少ない分割画像を走査する期間と、それと連続する高解像度部分読み出し期間との間に待機時間を設けても良い。これにより、画素数の多い分割画像を走査する低解像度間引き読み出し期間の長さと、画素数の少ない分割画像を走査する低解像度間引き読み出し期間の長さとを揃え、部分画像の更新間隔を等しくする。
以上によって、撮像領域の画像を等しい画素数を持つ分割画像に分けることができない場合にも、部分画像の更新間隔を等しくすることができる。
(その他3)
上述の実施形態では、垂直方向(列方向)、水平方向(行方向)ともに数画素おきに信号を読み出す画素を設定していた。これに対し、例えば図12に示すように垂直方向は数画素おきに選択し、水平方向の画素は全て選択するようなことも考えられる。
この場合、出力された信号をそのまま出力すると、垂直方向と水平方向とで元の撮像面とアスペクト比が変わってしまう。そこで、元の撮像面のアスペクト比を維持するように、水平方向の画素からの信号を加算や平均化を行う。例えば、垂直方向に4画素おきに信号を読み出す画素を選択するのであれば、水平方向の画素は、5画素分の信号を加算や平均化して1つの信号とする。この例によれば、水平方向も数画素おきに選択する場合に比べて、得られる画像の水平方向のモアレを抑制し、画質の劣化を低減するという効果が得られる。
(その他4)
先に、図5及び6を用いて、撮像素子の画素の取り得る構成例を示した。ここでは1画素ずつ選択可能な構成例を示す。
図5に示した画素と異なる点は、図13に示す画素は第1の転送手段である転送スイッチMTXと画素アンプMSFMのゲート部(フローティングディフュージョン)とを接続する経路上に第2の転送手段である転送スイッチMVXを更に備える点である。この構成によれば、当該画素の選択スイッチMSELを導通させている期間に転送スイッチMTXを例えば垂直シフトレジスタから信号φTXを入力し、例えば水平シフトレジスタから信号φVXを入力することによってランダムアクセスで任意の画素からの信号を垂直信号線Vhに出力させることが可能となる。
このような構成の画素において、フォトダイオードPDをリセットする場合には、転送スイッチMTX及びMVXと、リセットスイッチMRESとを導通させることで、フォトダイオードPDに蓄積された電荷がこれらのスイッチを介して排出される。先述した不図示のCDS回路を有する場合には、フォトダイオードPDをリセットした直後に垂直信号線Vhに現われる信号をリセットレベルとして保持する。CDS回路は、さらにフォトダイオードPDからフローティングディフュージョンに転送された電荷によって垂直信号線Vhに現われた信号を保持し、リセットレベルとの差分を出力する。これにより、画素アンプの特性バラツキによる影響を低減し、低ノイズ化を図るものである。なお、信号φSELとφTXとは共通の信号であっても良い。
本形態によれば、例えば全体間引き画像に対応する画素から信号を読み出す場合に、シフトレジスタの駆動周波数を低くすることができ、消費電力の低減化が図れる。また、全体間引き画像を形成するのに利用する画素のみから信号を読み出すので、それ以外の画素を部分画像を構成する画素として利用することができ、部分画像の画質の劣化を抑制することができる。
(その他5)
上で説明した実施形態において、全体間引き画像を構成する画素と部分画像を構成する画素とは異なっているので、得られる画像には不連続な部分が存在する。例えば部分画像を高精細に取得する必要がある場合には画像の不連続性が問題となることが考えられる。また、画素の選択の仕方によっては得られる画像のアスペクト比が撮像面上でのそれと異なってしまうことも考えられる。これらに対して、撮像素子の後段に設けられた信号処理回路部において、欠落した画素に相当する部分については、隣接する画素の信号を基に補間処理することができる。
(その他6)
例えば監視カメラのような用途では、室内と屋外とが同時に撮像面内に入ることもある。日中であれば室内に係る画像よりも屋外に係る画像の方が、高い輝度を有する場合が多く、撮像面内に輝度の著しく異なる領域が存在することになる。このような場合には、例えば屋外に係る画像の領域を部分画像とし、部分画像に係る画素から信号を読み出す期間と全体間引き画像に係る画素から信号を読み出す期間とで、信号に対するゲインを異ならせることが考えられる。高輝度の部分画像に係る画素からの信号は対してはゲインを下げ、全体間引き画像に係る画素からの信号に対してはより高いゲインを設定することで、被写体を認識できる輝度の範囲を拡大できる。
具体的な実現手段を説明する。MOS型の撮像素子において、垂直信号線上に増幅器を有する構成が知られており、ここでゲインを切り換えることができる。また、撮像素子の外部で、例えば信号処理回路部などで処理することも考えられる。しかし、画素により近い位置で信号を増幅する方が、ノイズの影響を低減できるという点において有利である。
(その他7)
各実施形態においては、簡単のために全体間引き画像及び部分画像が対応する撮像領域の範囲を固定のものとして説明したが、これを設定する手段を備えても良い。
例えば、監視カメラのような用途において、動く被写体を中心とした領域を部分画像とした時に、例えばシステムコントロール回路部160に記憶されたプログラムに従い、被写体の動きに合わせて部分画像の領域を追従させることが考えられる。
また、自動的に追従させるのではなく、操作者が領域を設定するように構成しても良い。この場合には、不図示の範囲選択手段によって画像の範囲や信号を読み出す画素の密度などを設定することが考えられる。
(その他8)
これまでに説明した撮像システム及び撮像素子の駆動方法は、コンピュータのRAMやROMといった記憶装置に記憶されたプログラムを動作させることによって実現できる。
より具体的に説明すると、前記プログラムは例えばCD−ROMのような記録媒体に記録されたり、伝送媒体を介したりしてコンピュータに提供される。記録媒体としてはCD−ROM以外にもフレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、不揮発性メモリ等、様々なものがある。伝送媒体としては、LANやインターネット等のWANなどのコンピュータネットワークシステムを利用でき、光ファイバや電線を用いた有線回線でも、電波等を利用した無線回線を介して伝送される。
また、供給されたプログラムをコンピュータが実行することで実現する以外にも、コンピュータのオペレーティングシステムや他のアプリケーションソフト等と共同して撮像システムの機能が実現されても良い。この他にも、供給されたプログラムの処理の全て或いは一部がコンピュータの機能拡張ボードや機能拡張ユニットにより行われて撮像システムの機能が実現されても良い。
本発明の概念を簡単に説明する図 本発明の第1の実施形態に係る有効画素領域を示す図 本発明の第1の実施形態に係る駆動方法を示すタイミングチャート 本発明の実施形態に係る撮像システムの概略図 画素の構成例を示す図 画素の構成例を示す図 本発明の第2の実施形態の概念を簡単に説明する図 本発明の第2の実施形態に係る有効画素領域を示す図 本発明の第2の実施形態に係る駆動方法を示すタイミングチャート 本発明の第3の実施形態の概念を簡単に説明する図 本発明の第3の実施形態の駆動方法を示すタイミングチャート 本発明の別の実施形態に係る有効画素領域を示す図 画素の構成例を示す図 本発明の第1の実施形態に係る再生・表示部を模式的に表す図
符号の説明
10、70、100 撮像領域
11、71、101 全体領域
11a 分割画像1
11b 分割画像2
12、102 部分画像
71a 分割画像1
71b 分割画像2
71c 分割画像3
72 部分画像1
73 部分画像2
101f 分割画像1
101g 分割画像2
PD フォトダイオード
MTX 転送スイッチ
MRES リセットスイッチ
MSFM 画素アンプ
MSEL 選択スイッチ
MRV 定電流源
MVX 転送スイッチ
Vh 垂直信号線

Claims (21)

  1. 複数の画素が行列状に配された撮像領域を有する撮像素子と、
    前記画素からの信号の読み出しを制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記撮像素子から第1の画像を読み出す第1フレーム期間を、第1及び第2の分割フレーム期間を含む複数の分割フレーム期間に分割し、
    前記第1の画像に係る前記画素の数が第2の画像に係る前記画素の数よりも多い場合に、
    前記第1の分割フレーム期間と前記第2の分割フレーム期間との間に第2の画像に係る信号を全て読み出すのに要する時間である第2フレーム期間を設け、
    さらに、前記第2の画像の更新周期は前記第1の画像の更新周期よりも短くすること
    を特徴とする撮像システム。
  2. nを自然数として、前記第2の画像がn個ある場合に、
    前記第1フレーム期間をn+1個以上の前記分割フレーム期間に分割すること
    を特徴とする請求項1に記載の撮像システム。
  3. 撮像領域の一部である第2の画像が複数ある場合に、
    前記第1の分割フレーム期間と、前記第2の分割フレーム期間と、の間に1つの前記第2フレーム期間を行わせること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の撮像システム。
  4. 前記第1の分割フレーム期間が前記第2の分割フレーム期間よりも短い場合には、
    前記制御手段は、前記第1の分割フレーム期間と合わせて前記第2の分割フレーム期間と等しくなるように待機時間を前記第1の分割フレーム期間に対して設けること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像システム。
  5. 前記第1の分割フレーム期間で読み出す画素数が前記第2の分割フレーム期間で読み出す画素数よりも少ない場合に、
    前記制御手段が前記第1の分割フレーム期間で読み出す画素を走査する周波数は、前記制御手段が前記第2の分割フレーム期間で読み出す画素を走査する周波数よりも低いこと
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像システム。
  6. 前記分割フレーム期間は、等しい長さであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像システム。
  7. 前記第1及び第2の画像が対応する前記撮像領域における範囲を設定する範囲選択手段を有すること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像システム。
  8. 前記第1の画像は、前記撮像領域の全体に対応し、
    前記第2の画像は前記撮像領域の一部に対応すること
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像システム。
  9. 前記第1の画像に係る画素の密度は、前記第2の画像に係る画素の密度よりも低いことを特徴とする請求項8に記載の撮像システム。
  10. 前記第1の画像は、前記撮像領域の一部に対応し、
    前記第2の画像は前記撮像領域の全体に対応し、
    さらに、前記第1の画像に係る画素の密度は、前記第2の画像に係る画素の密度よりも高いこと
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像システム。
  11. 複数の画素が行列状に配された撮像領域を有する撮像素子から第1及び第2の画像に係る信号を読み出す駆動方法であって、
    前記第1の画像に係る画素数が前記第2の画像に係る画素数よりも多い場合に、
    前記第1の画像に係る信号を全て読み出す第1フレーム期間を、第1及び第2の分割フレーム期間を含む複数の分割フレーム期間に分割し、
    前記第1の分割フレーム期間と前記第2の分割フレーム期間との間に前記第2の画像に係る信号を全て読み出す第2フレーム期間を設け、
    さらに、前記第2の画像の更新周期を前記第1の画像の更新周期よりも短くすること
    を特徴とする撮像素子の駆動方法。
  12. nを自然数として、前記第2の画像がn個ある場合に、
    前記第1フレーム期間をn+1個以上の分割フレーム期間に分割すること
    を特徴とする請求項11に記載の撮像素子の駆動方法。
  13. 有効画素の一部である第2の画像が複数ある場合に、
    前記第1の分割フレーム期間と、前記第2の分割フレーム期間と、の間に1つの前記第2フレーム期間を設けること
    を特徴とする請求項11又は12に記載の撮像素子の駆動方法。
  14. 前記第1の分割フレーム期間が前記第2の分割フレーム期間よりも短い場合には、
    前記第1の分割フレーム期間と合わせて前記第2の分割フレーム期間と等しくなるように待機時間を前記第1の分割フレーム期間に対して設けること
    を特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の撮像素子の駆動方法。
  15. 前記第1の分割フレーム期間で読み出す画素数が前記第2の分割フレーム期間で読み出す画素数よりも少ない場合に、
    前記第1の分割フレーム期間で読み出す画素を走査する周波数は、前記第2の分割フレーム期間で読み出す画素を走査する周波数よりも低いこと
    を特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の撮像システム。
  16. 前記分割フレーム期間は、等しい長さであることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の撮像素子の駆動方法。
  17. 前記第1の画像は、前記撮像領域の全体に対応し、
    前記第2の画像は前記撮像領域の一部に対応すること
    を特徴とする請求項11乃至16のいずれか1項に記載の撮像素子の駆動方法。
  18. 前記第1の画像に係る画素の密度は、前記第2の画像に係る画素の密度よりも低いことを特徴とする請求項17に記載の撮像素子の駆動方法。
  19. 前記第1の画像は、前記撮像領域の一部に対応し、
    前記第2の画像は前記撮像領域の全体に対応すること
    を特徴とする請求項11乃至16のいずれか1項に記載の撮像素子の駆動方法。
  20. 請求項11乃至19のいずれか1項に記載の駆動方法を撮像素子に行わせるプログラム。
  21. 請求項20に記載のプログラムが記載された記録媒体。
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