JP2012232627A - 自動二輪車における車体カバー構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体フレームの後部のリヤフレームの上方に乗車用シートが配置され、乗車用シートの下方に配置されるリヤサイドカバーと、リヤサイドカバーの下部に連設されるアンダーサイドカバーとでリヤフレームが側方から覆われる自動二輪車において、原材料の増加や製造コストの上昇を抑えつつ、リヤサイドカバーの強度および剛性を確保する。
【解決手段】アンダーサイドカバー38が、リヤサイドカバー37の下方で外部に露出されるアンダーサイドカバー主部38aと、該アンダーサイドカバー主部38aの後部から後方に延出されるとともにリヤサイドカバー37の少なくとも下部の裏面に内方から対向する後方延出部38bとを一体に有し、後方延出部38bがリヤサイドカバー37の下縁部に締結される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車体フレームが後部に備えるリヤフレームと、該リヤフレームの上方に配置されるとともに前記リヤフレームで支持される乗車用シートと、前記車体フレームを覆う車体カバーの一部を構成するとともに前記乗車用シートの下方で前記リヤフレームを側方から覆うリヤサイドカバーと、前記車体カバーの一部を構成するとともに前記リヤフレームを側方から覆うようにして前記リヤサイドカバーの下部に連設されるアンダーサイドカバーとを備える自動二輪車に関し、特に、車体カバー構造の改良に関する。
車体フレームの後部のリヤフレームが車体カバーの一部で側方から覆われる自動二輪車は、たとえば特許文献1等でよく知られている。
特開2009−241900号公報
上記特許文献1では、乗車用シートの下端縁に上端縁を合わせるようにした帯状のガーニッシュが、リヤフレームを側方から覆うリヤサイドカバーの上部に重ねて取付けられる構造が開示されており、このような構造では、リヤサイドカバーの上端縁を乗車用シートの下端縁に合わせる必要がなく、製作寸法にばらつきがあっても、ガーニッシュによって乗車用シートおよびリヤサイドカバー間を埋めることが可能である。
一方、スクータ等の自動二輪車等では、側面視でリヤフレームよりも下方に離れた位置までリヤサイドカバーが延出される場合があり、その場合、リヤサイドカバーの強度および剛性を確保するために、リヤサイドカバーの肉厚を厚くすると、材料費の増加や重量増加を招き、補強リブを設けるようにすると、リヤサイドカバーの形状が複雑化し、設計工数や金型費の増加を招く可能性があった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、原材料の増加や製造コストの上昇を抑えつつ、リヤサイドカバーの強度および剛性を確保し得るようにした自動二輪車における車体カバー構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、車体フレームが後部に備えるリヤフレームと、該リヤフレームの上方に配置されるとともに前記リヤフレームで支持される乗車用シートと、前記車体フレームを覆う車体カバーの一部を構成するとともに前記乗車用シートの下方で前記リヤフレームを側方から覆うリヤサイドカバーと、前記車体カバーの一部を構成するとともに前記リヤフレームを側方から覆うようにして前記リヤサイドカバーの下部に連設されるアンダーサイドカバーとを備える自動二輪車において、前記アンダーサイドカバーが、前記リヤサイドカバーの下方で外部に露出されるアンダーサイドカバー主部と、該アンダーサイドカバー主部の後部から後方に延出されるとともに前記リヤサイドカバーの少なくとも下部の裏面に内方から対向する後方延出部とを一体に有し、前記後方延出部が前記リヤサイドカバーの下縁部に締結されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記後方延出部に、前記リヤサイドカバーの下縁部に沿って延びるとともに前記リヤサイドカバーの裏面に対向して開口する凹部を形成する突部が、車両前後方向に延びるとともに車幅方向内方に突出するようにして設けられることを第2の特徴とする。
本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、左右一対の前記アンダーサイドカバーの一方が、排気マフラーを後輪との間に挟むとともに側面視で前記排気マフラーの上方に配置され、当該一方のアンダーサイドカバーの前記後方延出部の上下方向の幅が、他方の前記アンダーサイドカバーの前記後方延出部の上下方向の幅よりも大きく設定されることを第3の特徴とする。
本発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、前記リヤサイドカバーの下縁と、前記アンダーサイドカバー主部の上縁との間に開口部が形成されることを第4の特徴とする。
本発明は、第3の特徴の構成に加えて、前記リヤサイドカバーの裏面と、前記一方のアンダーサイドカバーの前記後方延出部とが、相互間に空気層を形成するように離間して配置されることを第5の特徴とする。
さらに本発明は、第1〜第5の特徴の構成のいずれかに加えて、同乗者が足を載せるようにして前記アンダーサイドカバーの下方に配置されるピリオンステップよりも側面視で上方に配置されて前記アンダーサイドカバーの下部に重なるアンダーサイドロアカバーを備え、該アンダーサイドロアカバーが、前記アンダーサイドカバーに着脱可能に取付けられることを第6の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、リヤフレームを側方から覆うようにしてリヤサイドカバーの下部に連設されるアンダーサイドカバーが一体に有する後方延出部が、リヤサイドカバーの少なくとも下部の裏面に内方から対向し、リヤサイドカバーの下縁部に締結されるので、リヤサイドカバーの自由端部となる下端部をアンダーサイドカバーの後方延出部で効果的に補強してリヤサイドカバーの強度および剛性を高めることができ、その補強に伴う原材料の増加や製造コストの上昇を抑えることができる。しかもアンダーサイドカバーの後方延出部はリヤサイドカバーで側方から覆われて外部に露出しないので、車体カバーの外観に影響を与えることはない。
また本発明の第2の特徴によれば、リヤサイドカバーの下縁部に沿って延びる突部が、リヤサイドカバーの裏面に対向して開口する凹部を形成しつつ、車両前後方向に延びるとともに車幅方向内方に突出するようにして後方延出部に設けられるので、後方延出部によるリヤサイドカバーの補強がより効果的となる。
本発明の第3の特徴によれば、左右一対のアンダーサイドカバーのうち一方のアンダーサイドカバーは、排気マフラーを後輪との間に挟むとともに側面視で排気マフラーの上方に配置されており、そのアンダーサイドカバーの後方延出部の上下方向の幅が他方のアンダーサイドカバーの後方延出部の上下方向の幅よりも大きいことにより、排気マフラーからの熱が一方のリヤサイドカバーの表面に伝わり難くすることができる。
本発明の第4の特徴によれば、リヤサイドカバーの下縁と、アンダーサイドカバー主部の上縁との間に開口部が形成されるので、リヤサイドカバーおよびアンダーサイドカバーの内外間で空気が流通するようにしてリヤサイドカバーおよびアンダーサイドカバーの内方に熱が篭もるのを抑制し、冷却効果を高めることができる。
本発明の第5の特徴によれば、リヤサイドカバーの裏面と、側面視で排気マフラーの上方に配置されるアンダーサイドカバーの後方延出部との間に空気層が形成されるようにして、排気マフラーからの熱を、一方のリヤサイドカバーの表面に、より伝わり難くすることができる。
さらに本発明の第6の特徴によれば、アンダーサイドカバーの下方に配置されるピリオンステップよりも側面視で上方に配置されるアンダーサイドロアカバーが、アンダーサイドカバーの下部に重なるようにして該アンダーサイドカバーに着脱可能に取付けられるので、ピリオンステップに載せる足で傷つき易い部分を交換可能なアンダーサイドロアカバーとし、コスト的および作業的に容易に傷ついた部分を交換することができる。
自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車の右側面図である。 ピリオンステップおよびアンダーサイドロアカバーを省略した状態で図1の要部を拡大して示す側面図である。 左アンダーサイドカバーの側面図である。 右アンダーサイドカバーの側面図である。 図3の6−6線断面図である。 図3の7ー7線断面図である。
本発明の実施の形態について、添付の図1〜図7を参照しながら説明すると、先ず図1および図2において、スクータ型の自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを懸架したフロントフォーク11ならびに該フロントフォーク11の上部に連なるバー状の操向ハンドル12を操向可能に支承したヘッドパイプ13と、該ヘッドパイプ13に前端部が結合されるメインフレーム14と、車幅方向に延びて前記メインフレーム14の後部に設けられるクロスパイプ15と、該クロスパイプ15の両端部に前端部がそれぞれ連設される左右一対のリヤフレーム16,16とを備える。
前記メインフレーム14は、前記ヘッドパイプ13から後下がりに傾斜したダウンフレーム部14aと、該ダウンフレーム部14aの後端からほぼ水平にして後方に延びるロアフレーム部14bとを一体に有し、単一のパイプが屈曲成形されて成る。また前記リヤフレーム16は、前記クロスパイプ15から後上がりに傾斜して上方に延びる立ち上がりフレーム部16aと、該立ち上がりフレーム部16aの上端から後方に延びるシートレール部16bとを一体に有し、単一のパイプが屈曲成形されて成る。
図3を併せて参照して、前記車体フレームFにおける両リヤフレーム16…の前部には、後輪WRの前方側に配置されるエンジンEと、前記後輪WRの左側方に配置される伝動装置Mとから成るユニットスイング式のパワーユニットPが、上下に揺動することを可能としつつリンク機構17を介して揺動可能に支承され、後輪WRは該パワーユニットPの後部に軸支される。また左右一対のリヤフレーム16…のうち左側のリヤフレーム16に設けられた支持板18およびパワーユニットPの後部間にはリヤクッションユニット19が設けられる。
前記エンジンEにおけるシリンダヘッド20の上部側壁には吸気管21が接続されており、この吸気管21は、後輪WRの左側方に配置されるエアクリーナ22に気化器23を介して接続される。また前記シリンダヘッド20の下部側壁には、排ガスを導くようにして後輪WRの右側方側に延出される排気管24の上流端が接続され、この排気管24の下流端は、後輪WRの右側方に配置される排気マフラー25に接続される。
車体フレームFにおける両リヤフレーム16…の前部間には、前記エンジンEの上方に配置される収納ボックス26が支持されており、該収納ボックス26を上方から覆うタンデム型の乗車用シート27が開閉可能として前記収納ボックス26の前側上部に支持される。さらに収納ボックス26の後方には、前記両リヤフレーム16で支持されるようにして燃料タンク28が配置される。
前記車体フレームF、前記エンジンE、前記収納ボックス26および前記燃料タンク28は、車体カバー30で覆われており、この車体カバー30は、ヘッドパイプ13を前方から覆うフロントカウル31と、前記ヘッドパイプ13ならびに前記メインフレーム14におけるダウンフレーム部14aの上部を後方側から覆うセンターカウル32と、該センターカウル32の下部に連設されるステップフロア33と、フロントカウル31、センターカウル32およびステップフロア33の両側を連結する左右一対のレッグシールド34,34と、前記メインフレーム14におけるロアフレーム部14bを側方から覆って両レッグシールド34…の下端から後方に延びるとともに前記ステップフロア33の両側に連設される左右一対の上部サイドアンダーカウル35,35と、両上部サイドアンダーカウル35…の下縁から下方に垂下される左右一対の下部サイドアンダーカウル36,36と、前記乗車用シート27の下方で前記収納ボックス26を前方から覆うアンダーフロントカバー75と、前記乗車用シート27の下方で前記収納ボックス26および前記燃料タンク28とともに前記リヤフレーム16の上部を側方から覆って前記アンダーフロントカバー75の左右両側に連設される左右一対のリヤサイドカバー37,37と、前記リヤフレーム16の下部を左側方から覆うようにして左側のリヤサイドカバー37の下部に連設される左アンダーサイドカバー38と、前記リヤフレーム16の下部を右側方から覆うようにして右側のリヤサイドカバー37の下部に連設される右アンダーサイドカバー39とを備える。
また前輪WFは、前記フロントフォーク11で支持されるフロントフェンダ40で上方から覆われ、前記後輪WRは、前記リヤサイドカバー37の後部から下方に垂下されるように配置されるリヤフェンダ41で後側上方から覆われ、このリヤフェンダ41は前記リヤフレーム16で支持される。
前記操向ハンドル12の中央部はハンドルカバー42で覆われており、このハンドルカバー42の前部にはヘッドライト43が配設され、前記フロントカウル31の左右両側にはウインカ44,44が配設される。
図4において、左アンダーサイドカバー38は、左側のリヤサイドカバー37の下方で外部に露出されるアンダーサイドカバー主部38aと、該アンダーサイドカバー主部38aの後部から後方に延出される後方延出部38bと、前記アンダーサイドカバー主部38aの下部から下方に延出する取付け板部38cとを一体に有する。
前記アンダーサイドカバー主部38aの上縁は、左側の前記リヤサイドカバー37の前部下縁に対応して上方に膨らんで形成されており、左側の前記リヤサイドカバー37の前部下縁に車幅方向内方から対向する前後一対の鍔部38d,38eが前記アンダーサイドカバー主部38aの上縁に段差をなして一体に連設され、前方側の鍔部38dの後部に設けられる取付け部38fと、後方側の鍔部38eの前部に設けられる取付け部38gとが、左側の前記リヤサイドカバー37の前部下縁の内面に車幅方向内方から締結される。
前記鍔部38d,38e間で前記アンダーサイドカバー主部38aの上縁は、下方に凹んで形成されており、左アンダーサイドカバー38が左側のリヤサイドカバー37の下部に連設された状態で、左側のリヤサイドカバー37の下縁と、前記アンダーサイドカバー主部38aの上縁との間には、図1および図3で示すように、前記鍔部38d,38e間に配置されるようにして開口部45が形成される。
図5において、右アンダーサイドカバー39は、右側のリヤサイドカバー37の下方で外部に露出されるアンダーサイドカバー主部39aと、該アンダーサイドカバー主部39aの後部から後方に延出される後方延出部39bと、前記アンダーサイドカバー主部39aの下部から下方に延出する取付け板部39cとを一体に有する。
前記アンダーサイドカバー主部39aの上縁は、右側の前記リヤサイドカバー37の前部下縁に対応して上方に膨らんで形成されており、右側の前記リヤサイドカバー37の前部下縁に車幅方向内方から対向する前後一対の鍔部39d,39eが前記アンダーサイドカバー主部39aの上縁に段差をなして一体に連設され、前方側の鍔部39dの後部に設けられる取付け部39fと、後方側の鍔部39eの前部に設けられる取付け部39gとが、右側の前記リヤサイドカバー37の前部下縁の内面に車幅方向内方から締結される。
前記鍔部39d,39e間で前記アンダーサイドカバー主部39aの上縁は、下方に凹んで形成されており、右アンダーサイドカバー39が右側のリヤサイドカバー37の下部に連設された状態で、右側のリヤサイドカバー37の下縁と、前記アンダーサイドカバー主部39aの上縁との間には、図2で示すように、前記鍔部39d,39e間に配置されるようにして開口部46が形成される。
図6において、左および右アンダーサイドカバー38,39の前記後方延出部38b,39bは、左側および右側のリヤサイドカバー37…の少なくとも下部の裏面に内方から対向するようにしてアンダーサイドカバー主部38a,39aから後方に延出されるものであり、それらの後方延出部38b,39bには、左側および右側のリヤサイドカバー37…の下縁部に沿って延びるとともにそれらのリヤサイドカバー37…の裏面に対向して開口する凹部47,48を形成する突部38h,39hが車両前後方向に延びつつ車幅方向内方に突出するようにして設けられる。
図7を併せて参照して、左側のリヤサイドカバー37の下縁部内面には、左アンダーサイドカバー38における前記後方延出部38bの凹部47内に、前後に間隔をあけて突入される一対の取付けボス49…が一体に設けられる。一方、左アンダーサイドカバー38における前記後方延出部38bの突部38hには、挿通孔50,50を中央部に有する取付け部51,51が一対の前記取付けボス49…の先端に当接し得るようにして形成されており、それらの取付け部51…が前記挿通孔50…に挿通されて前記取付けボス49…に螺合されるねじ部材52…で前記取付けボス49…に締結される。すなわち左アンダーサイドカバー38の後方延出部38bが左側のリヤサイドカバー37の下縁部に締結されることになり、その締結状態で、左側のリヤサイドカバー37の裏面および前記後方延出部38b間は、相互間に空気層53を形成するように離間して配置される。
右側のリヤサイドカバー37の下縁部内面には、右アンダーサイドカバー39の前記後方延出部39bにおける前記凹部48内の後部に突入される取付けボス54(図6参照)が一体に設けられる。一方、右アンダーサイドカバー39における前記後方延出部39bの突部39hには、挿通孔55を中央部に有する取付け部56が前記取付けボス54の先端に当接し得るようにして形成されており、前記取付け部56が前記挿通孔55に挿通されて前記取付けボス54に螺合されるねじ部材57で前記取付けボス54に締結される。すなわち右アンダーサイドカバー39の後方延出部39bが右側のリヤサイドカバー37の下縁部に締結されることになり、その締結状態で、右側のリヤサイドカバー37の裏面および前記後方延出部39b間は、相互間に空気層58を形成するように離間して配置される。
ところで左右一対のアンダーサイドカバー38,39の一方である右アンダーサイドカバー39は、排気マフラー25を後輪WRとの間に挟むとともに、図2で示すように、側面視では排気マフラー25の上方に配置されるものであり、排気マフラー25からの熱が右側のリヤサイドカバー37の表面に伝わり難くするために、右アンダーサイドカバー39の後方延出部39bは上下方向の広い範囲で右側のリヤサイドカバー37の裏面に対向するように形成される。すなわち左アンダーサイドカバー38の後方延出部38bが、その上下方向の幅W1を小さくして細長く形成されるのに対して、右アンダーサイドカバー39の後方延出部39bは、その上下方向の幅W2を左アンダーサイドカバー38の後方延出部38bの前記幅W1よりも大きくして幅広に形成される。而して左側のリヤサイドカバー37、右側のリヤサイドカバー37、左アンダーサイドカバー38および右アンダーサイドカバー39の横断面形状を示す図6にあっても、右アンダーサイドカバー39の後方延出部39bの横断端面での上下方向の幅W2′は、左アンダーサイドカバー38の後方延出部38bの横断端面での上下方向の幅W1′よりも大きいことが示されており、排気マフラー25よりも上方で右側のリヤサイドカバー37の裏面に前記後方延出部39bが大きな面積で対向するように配置されることになる。
幅広である右アンダーサイドカバー39の後方延出部39bを右側のリヤサイドカバー37に締結するために、前記後方延出部39bには、その突部39hに形成された取付け部56以外に、たとえば2箇所に配置されるようにして取付け部59,59が形成されており、それらの取付け部59…も右側のリヤサイドカバー37の裏面に締結される。
図3に注目して、前記車体フレームFにおけるリヤフレーム16…の立ち上がりフレーム部16a…には、前後一対ずつのステー61…,62…が前記立ち上がりフレーム部16a…から下方に延びるようにして固着されており、それらのステー61…,62…の下端部に支持板63…が設けられ、その支持板63…の前方に位置するブラケット64…がステー61…の下端部に設けられる。
ところで車体カバー30が備える左右一対の上部サイドアンダーカウル35…の後部は、前記支持板63…に車幅方向外方から当接されるものであり、前記支持板63…の前部に、上部サイドアンダーカウル35…の後部がねじ部材65…で締結される。また左および右アンダーサイドカバー38,39における取付け板部38c,39cの下部は、前記ねじ部材65…よりも後方で上部サイドアンダーカウル35…の後端部を前記支持板63…との間に挟むように配置されるものであり、取付け板部38c,39cの下部に設けられた挿通孔66,66に挿通されるボルト67…によって、取付け板部38c,39cが上部サイドアンダーカウル35…の後端部とともに前記支持板63…に共締めされる。
左および右アンダーサイドカバー38,39の下方には、前記乗車用シート27の後部に同乗した同乗者が足を載せるピリオンステップ68,68が配置されるものであり、これらのピリオンステップ68…は前記ブラケット64…で折り畳み可能に支持される。
而して前記ピリオンステップ68…よりも側面視で上方には、左および右アンダーサイドカバー38,39の下部の取付け板部38c,39cに重なるアンダーサイドロアカバー69,69が配置されるものであり、これらのアンダーサイドロアカバー69…は、左および右アンダーサイドカバー38,39の前記取付け板部38c,39cに着脱可能に取付けられる。
すなわち前記取付け板部38c,39cのたとえば2箇所には、中央部に挿通孔70,71を有する取付け部72,73がそれぞれ形成されており、前記取付け板部38c,39cに外側方から重ねられた前記アンダーサイドロアカバー69…の裏面に、前記挿通孔70,71に挿通されるねじ部材(図示せず)を螺合することによって、アンダーサイドロアカバー69…が前記取付け板部38c,39cの取付け部72…,73…に着脱可能に取付けられることになる。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、乗車用シート27の下方でリヤフレーム16…の上部を側方から覆うリヤサイドカバー37…の下部に、リヤフレーム16…の下部を側方から覆う左および右アンダーサイドカバー38,39が連設されるのであるが、左および右アンダーサイドカバー38,39が、リヤサイドカバー37…の下方で外部に露出されるアンダーサイドカバー主部38a,39aと、それらのアンダーサイドカバー主部38a,39aの後部から後方に延出されるとともにリヤサイドカバー37…の少なくとも下部の裏面に内方から対向する後方延出部38b,39bとを一体に有しており、後方延出部38b,39bがリヤサイドカバー37…の下縁部に締結されるので、リヤサイドカバー37…の自由端部となる下端部を左および右アンダーサイドカバー38,39の後方延出部38b,39bで効果的に補強してリヤサイドカバー37…の強度および剛性を高めることができ、その補強に伴う原材料の増加や製造コストの上昇を抑えることができる。しかも左および右アンダーサイドカバー38,39の後方延出部38b,39bはリヤサイドカバー37…で側方から覆われて外部に露出しないので、車体カバー30の外観に影響を与えることはない。
また後方延出部38b,39bに、リヤサイドカバー37…の下縁部に沿って延びるとともにリヤサイドカバー37…の裏面に対向して開口する凹部47,48を形成する突部38h,39hが車両前後方向に延びるとともに車幅方向内方に突出するようにして設けられるので、後方延出部38b,39bによるリヤサイドカバー37…の補強がより効果的となる。
また右アンダーサイドカバー39が、排気マフラー25を後輪WRとの間に挟むとともに側面視で排気マフラー25の上方に配置され、右アンダーサイドカバー39の後方延出部39bの上下方向の幅W2が、左アンダーサイドカバー38の後方延出部38bの上下方向の幅W1よりも大きく設定されるので、排気マフラー25からの熱が右側のリヤサイドカバー37の表面に伝わり難くすることができる。
またリヤサイドカバー37…の下縁と、左および右アンダーサイドカバー38,39のアンダーサイドカバー主部38a,39aの上縁との間に開口部45,46が形成されるので、リヤサイドカバー37…およびアンダーサイドカバー38,39の内外間で空気が流通するようにしてリヤサイドカバー37…およびアンダーサイドカバー38,39の内方に熱が篭もるのを抑制し、冷却効果を高めることができる。
しかもリヤサイドカバー37…の裏面および後方延出部38b,39b間が、相互間に空気層53,58を形成するように離間して配置されており、特に、右側のリヤサイドカバー37の裏面と、側面視で排気マフラー25の上方に配置される右アンダーサイドカバー39の後方延出部39bとの間に空気層58が形成されるので、排気マフラー25からの熱を、右側のリヤサイドカバー37の表面に、より伝わり難くすることができる。
さらに同乗者が足を載せるようにして左および右アンダーサイドカバー38,39の下方に配置されるピリオンステップ68…よりも側面視で上方に配置されて左および右アンダーサイドカバー38,39の下部に重なるアンダーサイドロアカバー69…が、左および右アンダーサイドカバー38,39の下部の取付け板部38c,39cに着脱可能に取付けられるので、ピリオンステップ68…に載せる足で傷つき易い部分を交換可能なアンダーサイドロアカバー69…とし、コスト的および作業的に容易に傷ついた部分を交換することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
16・・・リヤフレーム
25・・・排気マフラー
27・・・乗車用シート
30・・・車体カバー
37・・・リヤサイドカバー
38,39・・・アンダーサイドカバー
38a,39a・・・アンダーサイドカバー主部
38b,39b・・・後方延出部
38h,39h・・・突部
45,46・・・開口部
47,48・・・凹部
58・・・空気層
68・・・ピリオンステップ
69・・・アンダーサイドロアカバー
F・・・車体フレーム
W1,W2・・・幅
WR・・・後輪

Claims (6)

  1. 車体フレーム(F)が後部に備えるリヤフレーム(16)と、 該リヤフレーム(16)の上方に配置されるとともに前記リヤフレーム(16)で支持される乗車用シート(27)と、前記車体フレーム(F)を覆う車体カバー(30)の一部を構成するとともに前記乗車用シート(27)の下方で前記リヤフレーム(16)を側方から覆うリヤサイドカバー(37)と、前記車体カバー(30)の一部を構成するとともに前記リヤフレーム(16)を側方から覆うようにして前記リヤサイドカバー(37)の下部に連設されるアンダーサイドカバー(38,39)とを備える自動二輪車において、前記アンダーサイドカバー(38,39)が、前記リヤサイドカバー(37)の下方で外部に露出されるアンダーサイドカバー主部(38a,39a)と、該アンダーサイドカバー主部(38a,39a)の後部から後方に延出されるとともに前記リヤサイドカバー(37)の少なくとも下部の裏面に内方から対向する後方延出部(38b,39b)とを一体に有し、前記後方延出部(38b,39b)が前記リヤサイドカバー(37)の下縁部に締結されることを特徴とする自動二輪車における車体カバー構造。
  2. 前記後方延出部(38b,39b)に、前記リヤサイドカバー(37)の下縁部に沿って延びるとともに前記リヤサイドカバー(37)の裏面に対向して開口する凹部(47,48)を形成する突部(38h,39h)が、車両前後方向に延びるとともに車幅方向内方に突出するようにして設けられることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車における車体カバー構造。
  3. 左右一対の前記アンダーサイドカバー(38,39)の一方(39)が、排気マフラー(25)を後輪(WR)との間に挟むとともに側面視で前記排気マフラー(25)の上方に配置され、当該一方のアンダーサイドカバー(39)の前記後方延出部(39b)の上下方向の幅(W2)が、他方の前記アンダーサイドカバー(38)の前記後方延出部(38b)の上下方向の幅(W1)よりも大きく設定されることを特徴とする請求項1または2記載の自動二輪車における車体カバー構造。
  4. 前記リヤサイドカバー(37)の下縁と、前記アンダーサイドカバー主部(38a,39a)の上縁との間に開口部(45,46)が形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動二輪車における車体カバー構造。
  5. 前記リヤサイドカバー(37)の裏面と、前記一方のアンダーサイドカバー(39)の前記後方延出部(39b)とが、相互間に空気層(58)を形成するように離間して配置されることを特徴とする請求項3記載の自動二輪車における車体カバー構造。
  6. 同乗者が足を載せるようにして前記アンダーサイドカバー(38,39)の下方に配置されるピリオンステップ(68)よりも側面視で上方に配置されて前記アンダーサイドカバー(38,39)の下部に重なるアンダーサイドロアカバー(69)を備え、該アンダーサイドロアカバー(69)が、前記アンダーサイドカバー(38,39)に着脱可能に取付けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の自動二輪車における車体カバー構造。
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