JP2012206678A - トノカバー装置 - Google Patents

トノカバー装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012206678A
JP2012206678A JP2011075519A JP2011075519A JP2012206678A JP 2012206678 A JP2012206678 A JP 2012206678A JP 2011075519 A JP2011075519 A JP 2011075519A JP 2011075519 A JP2011075519 A JP 2011075519A JP 2012206678 A JP2012206678 A JP 2012206678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tonneau cover
back door
guide
opened
movement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011075519A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5597586B2 (ja
Inventor
Takashi Nagao
貴史 長尾
Hiroyuki Mori
広幸 森
Toshihiko Nakano
利彦 仲野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hayashi Telempu Corp
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Hayashi Telempu Corp
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hayashi Telempu Corp, Tokai Rika Co Ltd filed Critical Hayashi Telempu Corp
Priority to JP2011075519A priority Critical patent/JP5597586B2/ja
Priority to CN201280015413.6A priority patent/CN103502053B/zh
Priority to US14/003,101 priority patent/US8844995B2/en
Priority to EP12714075.4A priority patent/EP2691270B1/en
Priority to PCT/JP2012/002027 priority patent/WO2012132367A1/en
Publication of JP2012206678A publication Critical patent/JP2012206678A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5597586B2 publication Critical patent/JP5597586B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R5/00Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like
    • B60R5/04Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle
    • B60R5/044Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle luggage covering means, e.g. parcel shelves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R5/00Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like
    • B60R5/04Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle
    • B60R5/044Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle luggage covering means, e.g. parcel shelves
    • B60R5/045Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle luggage covering means, e.g. parcel shelves collapsible or transformable
    • B60R5/047Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle luggage covering means, e.g. parcel shelves collapsible or transformable collapsible by rolling-up

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

【課題】トノカバー装置において、利便性を向上させることができる。
【解決手段】トノカバー42の格納が阻害された場合であれ、トノカバー42等と物体との干渉がないドア全開状態となったとき、再び格納動作が自動的に行われる。このため、上記格納が阻害された際に、トノカバー42を途中で停止させるのみとする構成を採用した場合と異なって、ユーザの手を煩わせることなく、バックドアを円滑に閉じることができる。従って、利便性が向上する。
【選択図】図1

Description

この発明は、ラゲッジルーム内を隠すトノカバー装置に関する。
従来、車両には、セキュリティ性の観点からラゲッジルームにおける荷物を隠すトノカバー装置が搭載されている。このトノカバー装置は、例えば布状のトノカバーを備え、そのトノカバーがラゲッジルーム上方を車両の水平方向に沿って移動する。例えば、特許文献1に記載のトノカバー装置においては電動でトノカバーが移動する。具体的には、図3に示すように、バックドア45の車内側には、トノカバー本体40が設けられる。トノカバー本体40は、トノカバー42と、ローラ43と、ケース46と、モータ41とを備える。
ローラ43は棒状に形成されている。ケース46は、ローラ43をその軸方向が車両幅方向(図3の紙面方向)に沿う態様で軸回転可能に支持する。トノカバー42における車両幅方向に延びる基端はローラ43の周面に固着されている。モータ41の駆動によりリンク機構を介してトノカバー42の先端が駆動され、ローラ43は正転方向又は逆転方向に回動する。
また、図4に示すように、トノカバー42の下面にはリンク機構49が設けられている。リンク機構49は、モータ41の駆動により車両前後方向に伸縮する。トノカバー42の先端はリンク機構49に固着されて、図示しないローラ43に内蔵されたばねによりトノカバー42の表面が張った状態に保たれる。リンク機構49には、車両幅方向におけるトノカバー42の両側から突出する案内部49aが形成されている。案内部49aは、車両前後方向におけるトノカバー42の先端側に設けられる。また、車両のラゲッジルーム内には、車両前後方向に延びる一対のガイド48が設けられている。両ガイド48は、車両幅方向において互いに対向している。バックドア45が閉じられた状態において、モータ41が駆動されたとき、リンク機構49の伸縮に応じて各案内部49a、ひいてはトノカバー42はガイド48に沿って車両前後方向に移動する。
トノカバー42は、格納位置及び伸長位置間で移動する。格納位置においては、トノカバー42がローラ43に完全に巻き取られてケース46内に収納されている。伸長位置においては、トノカバー42が完全にローラ43から送り出されてその先端が後部座席の背面に隣接している。トノカバー42が伸長位置にあるとき、車外からのウィンドウを通じたラゲッジルーム内の視認が規制される。
上記トノカバー装置においては、バックドアの開閉にトノカバーが連動する。詳しくは、バックドアが閉じたときトノカバーは格納位置から伸長位置に移動し、バックドアが開いたときトノカバーは伸長位置から格納位置に移動する。
特開2010−12984号公報
ところで、特許文献1に記載のトノカバー装置において、トノカバーの格納方向に、ラゲッジルームに収納された荷物が存在することで、トノカバーの格納が阻害されることが考えられる。また、リンク機構49に荷物が接触することで、トノカバーの格納が阻害されることも考えられる。この場合、上記荷物及びトノカバー等間での過度の接触を防止するべく、トノカバーを一定距離だけ伸長位置側に移動させて、上記接触状態を解消した後に、トノカバーをその位置に停止させる制御が考えられる。
しかし、上記制御においては、トノカバーが途中で停止することになる。このため、バックドアを開いたときには、図3の破線で示すように、先端側の案内部49aとガイド48とが大きく離間した状態となる。この場合、バックドアを途中まで閉めることで案内部49aとガイド48とを接近させた状態で案内部49aをガイド48に載せる必要があり、面倒であった。この作業を行わないと、バックドアを閉める際にトノカバー42やリンク機構49が車体や荷物に干渉して、バックドアを全閉状態とすることができないおそれがある。また、バックドアを閉めることができても、案内部49aがガイド48に載らず、トノカバー42が車両の水平方向に沿って移動できないおそれがある。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、利便性を向上させたトノカバー装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、基端がバックドアの車内側に装着されるトノカバーと、同トノカバーの移動方向に延びる側端に設けられる案内部と、車内に設けられるとともに、前記バックドアが閉じられた状態において、前記案内部を通じて前記トノカバーを車両水平方向に案内するガイドと、前記バックドアが閉じられたとき前記トノカバーをその先端が前記基端から最も離間した伸長位置とし、前記バックドアが開かれたとき前記トノカバーをその先端が前記基端に最も接近した格納位置とする制御装置と、を備え、前記案内部は前記バックドアが開けられると、そのバックドアの動きに連動して前記ガイドから外れるトノカバー装置において、物体との接触を通じて前記トノカバーの移動が阻害されたことを検出する検出手段を備え、前記制御装置は、前記検出手段を通じて前記トノカバーの前記格納位置側への移動が阻害された旨判断した場合、前記トノカバーの移動を停止し、その状態で前記バックドアが開かれたことに伴って前記案内部が前記ガイドから外れた旨判断したとき、前記トノカバーを格納位置とする制御を再開することをその要旨としている。
同構成によれば、バックドアが開かれたことに伴うトノカバーの格納が物体との接触を通じて阻害された場合であれ、案内部がガイドから外れたとき、再び格納動作が自動的に行われる。ここで、案内部がガイドから外れたときには、上記接触状態は解消されているためトノカバーの格納は可能である。このため、上記格納が阻害された際に、トノカバーを途中で停止させる構成を採用した場合と異なって、ユーザの手を煩わせることなく、バックドアを円滑に閉じることができる。従って、利便性が向上する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のトノカバー装置において、前記制御装置は、前記検出手段を通じて前記トノカバーの前記格納位置側への移動が阻害された旨判断した場合、前記バックドアが開きだしたときから前記バックドアが全開状態となると予想される一定時間を経過したとき、前記バックドアが開かれたことに伴い前記案内部が前記ガイドから外れた旨判断して、前記トノカバーを格納位置とする制御を再開することをその要旨としている。
同構成によれば、一定時間の経過を待ってトノカバーの格納を再開させることで、容易に上記と同様の効果が得られる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のトノカバー装置において、前記制御装置は、前記検出手段を通じて前記トノカバーの前記格納位置側への移動が阻害された旨判断した場合、前記バックドアが開きだしたときから一定時間を経過したとき、前記バックドアが開かれたことに伴い前記案内部が前記ガイドから外れた旨判断して、前記トノカバーを格納位置とする制御を再開するとともに、前記一定時間を、移動が阻害されることで停止した前記トノカバーの位置が前記格納位置に近いほど短く設定することをその要旨としている。
同構成によれば、バックドアが開きだしたときから一定時間を経過したときトノカバーを格納位置とする制御が再開される。この一定時間は、トノカバーの停止位置が格納位置に近いほど短く設定される。これは、トノカバーの停止位置が格納位置に近いほど、バックドアから延びるトノカバーの長さは小さくなって、より小さいバックドアの開放量で案内部がガイドから外れるからである。これにより、より正確なタイミングでトノカバーの格納を再開させることができる。
本発明によれば、トノカバー装置において、利便性を向上させることができる。
車両の構成図。 バックドアが開かれたときのトノカバー制御部の処理手順を示したフローチャート。 トノカバー装置の断面図。 トノカバー装置の斜視図。
以下、本発明のトノカバー装置を具体化した一実施形態について図1〜図4を参照して説明する。本実施形態においては、バックドアの開閉に応じてトノカバーが移動する。以下、具体的な構成について説明する。
車載制御装置21は、コンピュータユニットで構成されるとともに、トノカバー制御部22と、ドア制御部23とを備える。
トノカバー制御部22には、カーテシスイッチ38と、トノカバー本体40とが電気的に接続されている。カーテシスイッチ38は、車両ドアの開閉を検出する。詳しくは、カーテシスイッチ38は、車両ドアが全閉状態にあること、及び同全閉状態から車両ドアが開きだしたことを検出し、その検出結果をトノカバー制御部22に出力する。
また、ドア制御部23には、ドア開スイッチ39と、ドア装置34とが電気的に接続されている。ドア開スイッチ39は、バックドアの車外側に設けられるとともに、押し操作されるとその旨を示す操作信号をドア制御部23に出力する。
車載制御装置21は、ドアの解錠状態において、ドア開スイッチ39が操作された旨認識すると、ドア装置34を介してバックドアを開放可能状態とする。この開放可能状態とは、バックドアにおいて、そのドア枠に係止するラッチを非係止状態とすることをいう。
また、車載制御装置21は、時間を計測するタイマ21aを備える。
トノカバー本体40は、上記背景技術において図3及び図4を参照しつつ説明した構成と同様に構成される。このため、ここではその説明を省略する。なお、トノカバー装置は、トノカバー制御部22及びトノカバー本体40にて構成される。
トノカバー制御部22は、カーテシスイッチ38を通じてバックドア45が全閉状態となった旨判断したとき、トノカバー42を格納位置から伸長位置とする。また、トノカバー制御部22は、カーテシスイッチ38を通じてバックドア45が開きだした旨判断したとき、トノカバー42を伸長位置から格納位置とする。
また、上記背景技術においては説明を省略したものの、トノカバー本体40は、例えばロータリエンコーダからなる回転角センサ44を備える。回転角センサ44は、ローラ43の回転角度を検出し、それをトノカバー制御部22に出力する。
トノカバー制御部22は、モータ41を駆動させているにも関わらず、回転角センサ44を通じてローラ43が回転していない旨判断すると、トノカバー42又はリンク機構49に物体が接触することでトノカバー42の移動が阻害された状態である旨認識する。このように、回転角センサ44及びトノカバー制御部22にてトノカバーの移動が阻害されたことを検出する検出手段が構成される。
また、トノカバー制御部22は、回転角センサ44の検出結果に基づき、トノカバー42の位置を認識可能である。
トノカバー制御部22は、バックドアの開放に伴ってトノカバー42を伸長位置から格納位置とする際に、トノカバー42の移動が阻害された状態である旨判断すると、バックドアが開きだしたときから一定時間Tが経過するまでトノカバー42をその位置に停止する。そして、トノカバー制御部22は、一定時間Tが経過したとき再びトノカバー42を格納位置とする制御を開始する。一定時間Tは、タイマ21aを通じて計測される。
この一定時間Tは、バックドアが開きだしたときから全開状態となるまでに要すると予想される時間に基づき設定される。具体的には、まず、全閉状態から全開状態となるまでのバックドアの開放速度の平均値を実験等により割り出す。そして、全閉状態から全開状態となるまでのバックドアの移動距離を上記平均値で割ることで一定時間Tは算出される。
図3の破線で示すように、一定時間Tが経過したときには、バックドアが全開状態となっている。このため、案内部49aはガイド48から外れていて、バックドア45からトノカバー42が垂れ下っている。このとき、トノカバー42は、案内部49aを通じてガイド48に動きが規制されていないため、格納位置に達することができる。トノカバー42が格納されたときには、バックドアを閉じることが可能となる。トノカバー42が格納された状態でバックドア45が閉じられたときには、トノカバー42は案内部49aを介してガイド48に沿って移動可能となる。
一方、トノカバー42が格納された状態でバックドア45が閉じられたとき、トノカバー制御部22は、トノカバー42を格納位置から伸長位置とする。その際に、トノカバー制御部22は、トノカバー42の移動が阻害された状態である旨認識すると、トノカバー42の移動方向を反転させて、トノカバー42を格納位置側に一定距離だけ移動させた後に停止させる。
つぎに、バックドアが開かれたときのトノカバー制御部22の処理手順について図2のフローチャートを参照しつつ説明する。当該フローチャートは、カーテシスイッチ38を通じてバックドア45が開きだした旨判断されたとき開始される。
まず、タイマ21aを通じて時間の計測が開始される(S101)。そして、トノカバー42を格納位置とする制御が開始される(S102)。つぎに、トノカバー42の移動が阻害された状態であるか否かが判断される(S103)。トノカバー42の移動が阻害された状態である旨判断されると(S103でYES)、トノカバー42が停止される(S104)。
そして、ステップS101にて計測が開始された時間が一定時間Tを経過するのが待たれる(S105でNO)。この間に開きだしたバックドア45が全開状態とされる。一定時間Tを経過した旨判断されたとき(S105でYES)、トノカバー42を格納位置とする制御が再開される(S106)。そして、トノカバー42が格納位置に達した旨認識された後にタイマ21aを通じて計測されていた時間がリセットされる(S107)。以上で当該フローチャートの処理が終了される。
トノカバー42の移動が阻害された状態でない旨判断されると(S103でNO)、トノカバー42が格納位置に達した旨認識された後にタイマ21aを通じて計測されていた時間がリセットされる(S107)。以上で当該フローチャートの処理が終了される。
以上、説明した実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)トノカバー42の格納が阻害された場合であれ、トノカバー42等と物体との干渉がないドア全開状態となったとき、再び格納動作が自動的に行われる。このため、上記格納が阻害された際に、トノカバー42を途中で停止させる構成を採用した場合と異なって、ユーザの手を煩わせることなく、バックドアを円滑に閉じることができる。従って、利便性が向上する。
(2)一定時間Tの経過を待ってトノカバー42の格納を再開させればよく、制御及び構成を簡易とすることができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態においては、トノカバー42の格納時にその移動が阻害された状態となった場合、バックドアが開きだしたときから一定時間Tが経過したとき、トノカバー42の格納が再開される。しかし、トノカバー42の格納が再開されるタイミングは、先端側の案内部49aがガイド48から外れた旨判断可能であれば上記一定時間Tの経過時に限らない。
例えば、ガイド48上に案内部49aが存在するか否かを検出するセンサを設けてもよい。トノカバー制御部22は、トノカバー42の格納時にその移動が阻害された状態となった場合、当該センサの検出結果に基づきガイド48に案内部49aが存在しなくなった旨判断したとき、トノカバー42の格納を再開する。このセンサとしては、例えば近接センサを採用し、そのセンサを、ガイド48における案内部49aが通過する位置にガイド48の延出方向に沿って複数配置することが考えられる。これにより、案内部49aがガイド48から外れたタイミングをより正確に判断すること、ひいては、より迅速にトノカバー42の格納を再開させることができる。
さらに、トノカバー42の移動が阻害された場合におけるトノカバー42の停止位置に応じて一定時間Tが決められてもよい。具体的には、トノカバー42が格納位置に近い位置で停止した場合には、比較的少ないバックドア45の開放量にて先端側の案内部49aがガイド48から外れるため、一定時間Tが小さくなる。また、トノカバー42が伸長位置に近い位置で停止した場合には、比較的大きいバックドア45の開放量にて先端側の案内部49aがガイド48から外れるため、一定時間Tが大きくなる。このように、一定時間Tを可変とすることで、より迅速にトノカバー42の格納を再開させることができる。なお、トノカバー42の停止位置は、回転角センサ44の検出結果に基づき判断可能である。
さらに、図3に示すように、バックドア45のヒンジ部に回転センサ37を設けてもよい。回転センサ37は、バックドア45の開放量を検出するとともに、その検出結果をトノカバー制御部22に出力する。トノカバー制御部22は、トノカバー42の停止位置及びバックドア45の開放量に基づき、案内部49aがガイド48から外れたか否か判断する。具体的には、トノカバー制御部22は、トノカバー42の停止位置に基づき、先端側の案内部49aがガイド48から外れるバックドア45の開放量を算出し、それをしきい値とする。そして、トノカバー制御部22は、回転センサ37を通じて検出されるバックドア45の開放量が上記しきい値に達したとき、先端側の案内部49aがガイド48から外れたとしてトノカバー42を再び格納する。これにより、案内部49aがガイド48から外れるタイミングをより正確に判断することができる。
・上記実施形態におけるトノカバーの格納再開時(S106)に、ブザーを鳴らすことで、ユーザに格納が再開される旨通知してもよい。また、再開時に限らず、再開された格納動作中に亘ってブザーを鳴らしてもよい。また、ブザーに限らず、例えばバザードを点滅させることで、視覚的にユーザに通知してもよい。これにより、ユーザは、トノカバー42の格納再開が正規の動作であることを認識することができる。
・また、ステップS106における再開時におけるトノカバー42の格納速度を、ステップS102における通常の格納速度に比べて遅くしてもよい。これにより、上記同様に、ユーザはトノカバー42の格納再開が正規の動作であることを認識することができる。
・上記実施形態においては、トノカバー42の移動が阻害された状態である旨判断されると(S103でYES)、トノカバー42が停止されていた(S104)。しかし、ステップS104において、トノカバー42を伸長位置側に一定距離だけ移動させた後に停止させてもよい。これにより、トノカバー42等と荷物等との接触が迅速に解消される。
・上記実施形態においては、カーテシスイッチ38を通じてバックドア45が開きだしたことが検出されていた。しかし、バックドア45が開きだしたことを検出可能であれば、検出手段はカーテシスイッチ38に限らない。例えば、バックドアに設けられるラッチスイッチであってもよい。ラッチスイッチは、ドア枠に係止するラッチが非係止状態となったことを検出する。ラッチが非係止状態となったとき、バックドアを開放することが可能となる。トノカバー制御部22は、ラッチスイッチを通じてラッチが非係止状態となった旨判断したとき、バックドア45が開きだすとしてトノカバー42を伸長位置から格納位置とする。
・上記実施形態においては、トノカバー42は布状に形成されていた。しかし、トノカバー42は板状であってもよい。この場合には、トノカバー42は、分割された複数の板で構成される。各板はリンク機構で連結されて、格納位置において各板は積層された状態である。そして、格納位置から各板が展開していって伸長位置において各板は同一面を形成する。
・上記両実施形態においては、トノカバー制御部22は、車載制御装置21に設けられていたが、トノカバー制御部22を車載制御装置21と別に設けてもよい。
次に、前記実施形態から把握できる技術的思想をその効果と共に記載する。
(イ)請求項2又は3に記載のトノカバー装置において、前記バックドアが開きだしたことを検出するカーテシスイッチを備えたトノカバー装置。
(ロ)請求項1に記載のトノカバー装置において、前記ガイド上に前記案内部が存在するか否かを検出するセンサを備え、前記制御装置は、前記センサの検出結果に基づき、前記案内部が前記ガイドから外れた旨判断するトノカバー装置。
同構成によれば、センサの検出結果を通じて案内部がガイドから外れたことが判断される。従って、適切なタイミングでトノカバーを格納位置とする制御を再開させることができる。
(ハ)請求項1に記載のトノカバー装置において、前記バックドアの開放量を検出するセンサを備え、前記制御装置は、前記センサを通じて認識した前記バックドアの開放量がしきい値に達したとき、前記案内部が前記ガイドから外れた旨判断するトノカバー装置。
同構成よれば、バックドアの開放量に基づき案内部がガイドから外れた旨判断される。これにより、バックドアの開放速度に関わらず、より正確なタイミングでトノカバーの格納を再開させることができる。
(ニ)上記(ハ)項に記載のトノカバー装置において、前記制御装置は、前記しきい値を、移動が阻害されることで停止した前記トノカバーの位置が前記格納位置に近いほど小さく設定するトノカバー装置。
同構成によれば、トノカバーの停止位置が加味されたうえで、案内部がガイドから外れると予想されるバックドアの開放量(しきい値)が設定される。従って、より正確なタイミングでトノカバーの格納を再開させることができる。
2…車両、21…車載制御装置、22…トノカバー制御部、23…ドア制御部、38…カーテシスイッチ、40…トノカバー本体、41…モータ、42…トノカバー、44…回転角センサ、45…バックドア、48…ガイド、49a…案内部。

Claims (3)

  1. 基端がバックドアの車内側に装着されるトノカバーと、同トノカバーの移動方向に延びる側端に設けられる案内部と、車内に設けられるとともに、前記バックドアが閉じられた状態において、前記案内部を通じて前記トノカバーを車両水平方向に案内するガイドと、前記バックドアが閉じられたとき前記トノカバーをその先端が前記基端から最も離間した伸長位置とし、前記バックドアが開かれたとき前記トノカバーをその先端が前記基端に最も接近した格納位置とする制御装置と、を備え、前記案内部は前記バックドアが開けられると、そのバックドアの動きに連動して前記ガイドから外れるトノカバー装置において、
    物体との接触を通じて前記トノカバーの移動が阻害されたことを検出する検出手段を備え、
    前記制御装置は、前記検出手段を通じて前記トノカバーの前記格納位置側への移動が阻害された旨判断した場合、前記トノカバーの移動を停止し、その状態で前記バックドアが開かれたことに伴って前記案内部が前記ガイドから外れた旨判断したとき、前記トノカバーを格納位置とする制御を再開するトノカバー装置。
  2. 請求項1に記載のトノカバー装置において、
    前記制御装置は、前記検出手段を通じて前記トノカバーの前記格納位置側への移動が阻害された旨判断した場合、前記バックドアが開きだしたときから前記バックドアが全開状態となると予想される一定時間を経過したとき、前記バックドアが開かれたことに伴い前記案内部が前記ガイドから外れた旨判断して、前記トノカバーを格納位置とする制御を再開するトノカバー装置。
  3. 請求項1に記載のトノカバー装置において、
    前記制御装置は、前記検出手段を通じて前記トノカバーの前記格納位置側への移動が阻害された旨判断した場合、前記バックドアが開きだしたときから一定時間を経過したとき、前記バックドアが開かれたことに伴い前記案内部が前記ガイドから外れた旨判断して、前記トノカバーを格納位置とする制御を再開するとともに、前記一定時間を、移動が阻害されることで停止した前記トノカバーの位置が前記格納位置に近いほど短く設定するトノカバー装置。
JP2011075519A 2011-03-30 2011-03-30 トノカバー装置 Expired - Fee Related JP5597586B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011075519A JP5597586B2 (ja) 2011-03-30 2011-03-30 トノカバー装置
CN201280015413.6A CN103502053B (zh) 2011-03-30 2012-03-23 车厢盖布装置
US14/003,101 US8844995B2 (en) 2011-03-30 2012-03-23 Tonneau cover device
EP12714075.4A EP2691270B1 (en) 2011-03-30 2012-03-23 Tonneau cover device
PCT/JP2012/002027 WO2012132367A1 (en) 2011-03-30 2012-03-23 Tonneau cover device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011075519A JP5597586B2 (ja) 2011-03-30 2011-03-30 トノカバー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012206678A true JP2012206678A (ja) 2012-10-25
JP5597586B2 JP5597586B2 (ja) 2014-10-01

Family

ID=45953186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011075519A Expired - Fee Related JP5597586B2 (ja) 2011-03-30 2011-03-30 トノカバー装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8844995B2 (ja)
EP (1) EP2691270B1 (ja)
JP (1) JP5597586B2 (ja)
CN (1) CN103502053B (ja)
WO (1) WO2012132367A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012206675A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Tokai Rika Co Ltd トノカバー装置
GB2527053B (en) * 2014-06-10 2018-02-28 Jaguar Land Rover Ltd Load space covering device
TWI664109B (zh) * 2015-01-13 2019-07-01 美商肯帛股份有限公司 可調整高度式之座墊支柱
EP3138737B1 (en) * 2015-09-07 2018-01-31 Volvo Car Corporation Light weight low cost stretching load cover
US9987990B1 (en) 2016-11-30 2018-06-05 Nissan North America, Inc. Vehicle rear cargo area structure
KR20200073646A (ko) * 2018-12-14 2020-06-24 현대자동차주식회사 차량의 카고 스크린 어셈블리
US11014503B2 (en) * 2019-04-16 2021-05-25 Ford Technologies, Llc Vehicle stowage bin
DE102020101952A1 (de) * 2020-01-28 2021-07-29 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Verfahren zum Bereitstellen eines Einklemmschutzes für ein Kraftfahrzeug
JP2024504650A (ja) 2021-01-15 2024-02-01 トヨタ モーター ヨーロッパ 車両の積荷エリア用カバー
US11724668B1 (en) 2022-01-10 2023-08-15 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Integrated alarm systems for truck bed covers

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1400385A1 (fr) * 2002-09-18 2004-03-24 Wagon Automotive Snc Dispositif cache-bagages pour véhicule automobile à hayon arriére, à commande automatique, et véhicule automobile correspondant
DE102005055625A1 (de) * 2005-11-22 2007-05-31 Bayerische Motoren Werke Ag Laderaumabdeckung für ein Fahrzeug
JP2010012983A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Hayashi Telempu Co Ltd トノカバー装置、トノカバー駆動方法及びトノカバー駆動プログラム
JP2011042206A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Hayashi Telempu Co Ltd 遮蔽装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004060747B4 (de) * 2004-12-15 2010-09-16 Webasto Ag Fahrzeug mit einer auf- und abrollbar gelagerten Laderaum-Abdeckung
DE102005014798A1 (de) * 2005-03-31 2006-10-05 Webasto Ag Laderaumabdeckung für ein Fahrzeug
FR2893881B1 (fr) * 2005-11-30 2008-02-22 Peugeot Citroen Automobiles Sa Vehicule a toit escamotable comprenant un rideau cache bagage mobile et des moyens d'automatisation de ce rideau
EP1905627A1 (de) * 2006-09-27 2008-04-02 BOS GmbH & Co. KG Fensterrollo mit reibungsgemindertem Antrieb
JP5161675B2 (ja) * 2008-07-04 2013-03-13 林テレンプ株式会社 遮蔽装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1400385A1 (fr) * 2002-09-18 2004-03-24 Wagon Automotive Snc Dispositif cache-bagages pour véhicule automobile à hayon arriére, à commande automatique, et véhicule automobile correspondant
DE102005055625A1 (de) * 2005-11-22 2007-05-31 Bayerische Motoren Werke Ag Laderaumabdeckung für ein Fahrzeug
JP2010012983A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Hayashi Telempu Co Ltd トノカバー装置、トノカバー駆動方法及びトノカバー駆動プログラム
JP2011042206A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Hayashi Telempu Co Ltd 遮蔽装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN103502053B (zh) 2015-11-25
US20140008933A1 (en) 2014-01-09
JP5597586B2 (ja) 2014-10-01
WO2012132367A1 (en) 2012-10-04
EP2691270A1 (en) 2014-02-05
US8844995B2 (en) 2014-09-30
EP2691270B1 (en) 2014-09-24
CN103502053A (zh) 2014-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5597586B2 (ja) トノカバー装置
JP2009108605A (ja) 車両用開閉体制御装置
JP2007023585A (ja) 車両用自動開閉装置
ATE543696T1 (de) Einklemmschutzvorrichtung für landwirtschaftliche maschinen
TWI443021B (zh) 持紙器裝置
JP2007023586A (ja) 車両用自動開閉装置
WO2019083049A1 (ja) 開閉体制御装置
JP2009108556A (ja) 自動車
JP5607568B2 (ja) トノカバー装置
JP2006204576A (ja) 洗濯機
JP2008063907A (ja) 車両用スライドドアのスライド速度設定システム
JP2013087511A (ja) 開閉体の開閉制御装置
JP4482383B2 (ja) 車両用自動開閉装置
JP2009221801A (ja) 車両開閉体の駆動制御装置
JP2015123909A (ja) シート装置
JP6709503B2 (ja) 自動ステップ制御方法及び自動ステップ制御装置
JP6828325B2 (ja) 車両開閉体の開閉装置、車両開閉体の開閉制御装置
WO2017159322A1 (ja) 開閉式ルーフの開閉時間短縮方法
JP7083577B2 (ja) 車両のドアクローザ装置
JP2006056424A (ja) 車両のサイドドア構造
JP4221265B2 (ja) 車両の小物収納装置
JP2011080234A (ja) 開閉装置及び開閉装置の原点補正方法
JP2010095174A (ja) 有人無人運転切替可能な車両
JP2013230572A (ja) 記録装置
JP2007308008A (ja) 車両ドアのスライドドア制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140520

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140729

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140811

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5597586

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees