JP2012174426A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタが小型の場合であっても、吸引手段によってカバー部材を確実に吸着でき、しかもカバー部材の回転操作を容易に行うことが可能なコネクタを提供する。
【解決手段】接続対象物80の脱出方向と反対側の端部にインシュレータの周辺部において回路基板CBと導通するテール部41を有するコンタクト40と、テール部を露出させる開位置とテール部を覆う閉位置との間を回転可能なカバー部材70と、を備え、カバー部材が、開位置に位置したときに回路基板と略平行をなす、吸引手段87によって吸着可能な扁平吸引面78と、開位置に位置するときに回路基板と略平行をなし、その一面が扁平吸引面と連続する延長平面79を構成する把持突片77と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、FPCやFFC等の薄板状の接続対象物を接続するためのコネクタに関する。
特許文献1は薄板状の接続対象物(FPCやFFC等)を接続可能なコネクタの従来例である。
このコネクタは、薄板状の接続対象物が挿脱可能で回路基板上に載置したインシュレータと、インシュレータに並べて固定した、インシュレータに挿入した接続対象物と接触する複数のコンタクトと、インシュレータに回転可能に支持したアクチュエータと、インシュレータに回転可能に支持したカバー部材と、を備えている。各コンタクトの長手方向の一方の端部は、インシュレータの外側に突出して回路基板に半田付けされるテール部となっている。
アクチュエータは、接続対象物の挿脱方向に対して略直交するアンロック位置と、接続対象物の脱出方向側に倒れて接続対象物とコンタクトの接触圧力を高めるロック位置との間を回転可能である。
カバー部材は、接続対象物の挿脱方向に対して略直交してコンタクトのテール部を露出させる開位置と、接続対象物の脱出方向と反対側に倒れてテール部を覆う閉位置との間を回転可能であり、カバー部材によって各コンタクトのテール部を覆うことにより埃や塵のテール部への付着を防止できる。
特許第4262665号公報
このコネクタは吸引手段を利用して回路基板に実装することが可能である。即ち、開位置に位置させたカバー部材の上面をコネクタの上方に位置する吸引手段で吸着し、この吸引手段を移動させることにより各コンタクトのテール部を回路基板上に塗布した半田ペーストに載せ(コネクタを回路基板に載置し)、リフロー炉において各半田ペーストを加熱溶融することにより、回路基板に実装(半田付け)できる。
吸引手段によってカバー部材を吸着するためには、カバー部材の表面にある程度の大きさを有する扁平な吸引面を形成する必要がある。しかし近年この種のコネクタの小型化が進行しているため、カバー部材も小型化している。そのため、カバー部材の表面に十分な大きさの吸引面を形成するのが難しい。
さらにカバー部材が小型化した場合は、作業者が手でカバー部材を回転操作するのが容易でない。
本発明の目的は、コネクタが小型の場合であっても、吸引手段によってカバー部材を確実に吸着でき、しかもカバー部材の回転操作を容易に行うことが可能なコネクタを提供することにある。
本発明のコネクタは、薄板状の接続対象物が挿脱可能なインシュレータと、該インシュレータに挿入した上記接続対象物と接触可能で、上記接続対象物の脱出方向と反対側の端部にインシュレータの周辺部において回路基板と導通するテール部を有する、上記インシュレータに支持したコンタクトと、上記回路基板に対して略直交して上記テール部を露出させる開位置と、上記テール部側に倒れて該テール部を覆う閉位置と、の間を回転可能として上記インシュレータに支持したカバー部材と、を備えるコネクタにおいて、上記カバー部材が、上記開位置に位置したときに上記回路基板と略平行をなす、吸引手段によって吸着可能な扁平吸引面と、上記開位置に位置するときに上記回路基板と略平行をなし、その一面が上記扁平吸引面と連続する延長平面を構成する把持突片と、を備えることを特徴としている。
上記脱出方向側に倒れて上記接続対象物と上記コンタクトの接触圧力を高めるロック位置と、該ロック位置から上記反対側に回転したアンロック位置との間を回転可能として上記インシュレータに支持した、上記カバー部材より上記脱出方向側に位置するアクチュエータを備え、上記カバー部材が、上記開位置に位置するときに上記アンロック位置に位置する上記アクチュエータと係合して、該アクチュエータをアンロック位置に保持するアンロック保持部を備えてもよい。
このように構成すれば、アクチュエータをロック位置側に回転させることにより、接続対象物とコンタクトの接触圧力を高めることができる。しかもカバー部材のアンロック保持部によってアクチュエータをアンロック位置に確実に保持できる。
上記アンロック保持部を上記把持突片に形成もよい。
このように把持手段がアンロック保持部を兼用する構成にすれば、カバー部材の構成を簡単にすることができる。
上記カバー部材が、上記開位置に位置するときに上記挿脱方向に直交する平面に対して上記反対側に倒れ、かつ上記アクチュエータを支持可能な傾斜支持面を備えてもよい。
カバー部材が開位置に位置するとき、カバー部材に形成した傾斜支持面は接続対象物の挿脱方向に直交する平面に対して脱出方向と反対側に倒れる。そのためアンロック位置まで回転させたアクチュエータを傾斜支持面で支持する構成にすれば、コネクタが小型の場合(接続対象物の挿脱方向寸法が小さい場合)であっても、アクチュエータのアンロック位置をロック位置から大きく回転させた位置(上記平面に対して脱出方向と反対側に倒れた位置)に設定できる。従ってアクチュエータがアンロック位置に位置するときに、接続対象物をインシュレータに対して円滑に挿脱可能である。
上記カバー部材を上記開位置に保持する開位置保持手段を設けてもよい。
このように構成すればカバー部材を開位置に確実に保持できる。従ってアクチュエータ及びアンロック保持手段を具備する場合は、カバー部材によるアクチュエータのアンロック位置での保持がより確実になる。
本発明では、カバー部材に把持突片を形成しているので、カバー部材(コネクタ)が小型の場合であっても作業者が手でカバー部材を回転操作するのが容易であり、カバー部材を閉位置まで回転させることにより、埃や塵がテール部へ付着するのを簡単に防止できる。
しかもカバー部材に把持突片を設けることにより、カバー部材に扁平吸引面と延長平面からなる大きな吸着面を形成していので、把持突片(延長平面)を具備しない従来のカバー部材に比べて大きな吸着面を形成できる。そのためカバー部材(コネクタ)が小型の場合であっても吸引手段によってカバー部材を確実に吸着できる。
本発明の一実施形態のコネクタを前斜め上方から見た分解斜視図である。 コネクタの後斜め下方から見た分解斜視図である。 アクチュエータがアンロック位置に位置しかつカバー部材が開位置に位置するときのコネクタとFPCの前斜め上方から見た斜視図である。 図3と同じ状態にあるコネクタの正面図である。 図4のV−V矢線に沿う断面図である。 図4のVI−VI矢線に沿う断面図である。 図4のVII−VII矢線に沿う断面図である。 図4のVIII−VIII矢線に沿う断面図である。 FPCを挿入したときのコネクタの前斜め上方から見た斜視図である。 アクチュエータをロック位置まで回転させたときのコネクタの前斜め上方から見た斜視図である。 カバー部材を閉位置まで回転させたときのコネクタの前斜め上方から見た斜視図である。 図11と同じ状態にあるコネクタの図6と同様の断面図である。 図11と同じ状態にあるコネクタの図8と同様の断面図である。 変形例の図3と同様の斜視図である。 変形例の図6と同じ位置で切断したコネクタの拡大断面図である。
以下、図1〜図13を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。なお、以下の説明中の前後、左右、及び上下の方向は、図中の矢印の方向を基準としている。
本実施形態のコネクタ10は、大きな構成要素としてインシュレータ20、シグナルコンタクト40、アクチュエータ50、固定金具60、及び、カバー部材70を具備している。
インシュレータ20は絶縁性かつ耐熱性の合成樹脂材料を射出成形したものである。インシュレータ20の上面の前部にはFPC80とほぼ同幅のFPC挿入溝21が凹設してある。FPC挿入溝21の前面及び前部の上面は開放しており、FPC挿入溝21の後部はインシュレータ20の内部にまで及んでいる(図5、図7等を参照)。インシュレータ20の前部の左右両側部にはFPC挿入溝21の左右両側に位置する一対の側壁22が形成してあり、側壁22の後半部の上面には下方に向かって凹んだ抜止凹部23が設けてある。左右の側壁22の前半部の内側面には前端切欠部24が形成してある。前端切欠部24の底面は水平な支持平面25となっており、前端切欠部24の側面には前面が開放したロック保持溝26が形成してある。さらに左右の側壁22の上面には金具固定溝28が凹設してある。図示するように、金具固定溝28の前端は側壁22の前端面において開口している。さらに金具固定溝28は抜止凹部23の底面、及び、インシュレータ20の後部の内部にまで及んでいる(図2、図8等を参照)。インシュレータ20の後部の上半部(FPC挿入溝21の上方に位置する部分)の前端部には7つの支持突部30が前向きに突設してあり、各支持突部30の下面には軸受け溝31が凹設してある(図5参照)。インシュレータ20の後端面の左右両側部には、前方に向かって延びる軸挿入溝(開位置保持手段)32がそれぞれ凹設してあり、軸挿入溝32の内側面には前後に壁(突部)が位置しかつ上面が開放された内側軸支持溝33が凹設してある(図1、図2、図8、図10、図11参照)。さらにインシュレータ20の上面の内側軸支持溝33に隣接する部分には、下方に向かって延びることにより軸挿入溝32と連通し、かつ後面が開放した脚部受容溝34が形成してある。また、インシュレータ20には前後方向に延びる計28本のコンタクト挿入溝35が形成してある。各コンタクト挿入溝35の後部はインシュレータ20の後部を前後方向に貫通しており、各コンタクト挿入溝35の前部はFPC挿入溝21の底面に凹設してある。
計28本のシグナルコンタクト40は、ばね弾性を備えた銅合金(例えばリン青銅、ベリリウム銅、チタン銅)やコルソン系銅合金の薄板を順送金型(スタンピング)を用いて図示形状に成形加工したものであり、表面にニッケルメッキで下地を形成した後に、金メッキを施している。
図1、図2、図6等に示すようにシグナルコンタクト40の後端部には、略L字状に屈曲したテール部41が形成してある。またシグナルコンタクト40の前部は前斜め上方に向かって延びる弾性変形部42となっており、弾性変形部42の前端近傍部には上向きに屈曲した接触突部43が形成してある。
各シグナルコンタクト40はインシュレータ20の各コンタクト挿入溝35に対して後方から圧入してある。図6に示すように各シグナルコンタクト40をコンタクト挿入溝35に圧入すると、弾性変形部42がFPC挿入溝21内に位置し、テール部41と弾性変形部42の間に位置する中間部の下面が対応するコンタクト挿入溝35の底面に接触し、さらに該中間部の側面に突設した係止突起が対応するコンタクト挿入溝35の側面に食い込むことにより中間部がコンタクト挿入溝35に対して固定状態となる。一方、テール部41はインシュレータ20の後方に突出し、その下面がインシュレータ20の下面より下方に位置する。
左右方向に延びる板状部材である回転式のアクチュエータ50は、耐熱性の合成樹脂材料を金属製の成形型を利用して射出成形したものである。アクチュエータ50の左右両側面の下端部には左方と右方に向かってそれぞれ延び、かつ互いに同軸をなす回転支持軸51が突設してある。アクチュエータ50の下端部には7つのカム部52が突設してあり、各カム部52の両側面には回転支持軸51と同軸をなす被係止軸53が突設してある。アクチュエータ50の表面(図1、図2では前面)の左右両側部にはロック保持面54がそれぞれ形成してあり、左右のロック保持面54の間にはロック保持面54に比べて(図1、図2では前方に)突出しかつ表面が扁平面となっている押圧突部55が形成してある。またアクチュエータ50の両側面の先端部(図1、図2では上部)にはロック用係合部56が外向きに突設してある。アクチュエータ50の先端部(図1、図2では上部)の幅方向の中央部には左右方向に延びるアンロック保持用係合溝57が凹設してある。さらにアクチュエータ50の裏面(図1、図2では後面)には扁平な補助吸引面58が形成してある。
左右一対の固定金具60は金属板のプレス成形品であり、前側の下端部に突設した鉤状のテール部61と、後端面に突設した圧入部62と、上方に突出する中間突部63と、を有している。
アクチュエータ50と固定金具60は以下の手順によってインシュレータ20に取り付けてある。
まずは、図1、図2に示すようにインシュレータ20に対して略直交させたアクチュエータ50の下端部を前方からFPC挿入溝21内に挿入し、各カム部52をインシュレータ20の隣り合う支持突部30の間に形成された凹部内に位置させ、さらに左右の回転支持軸51を左右の抜止凹部23の底面に載せる(図示略)。このときアクチュエータ50の各被係止軸53は各軸受け溝31の下方に位置しているが(図示略)、アクチュエータ50をインシュレータ20に対して上方に移動させると各被係止軸53が対応する軸受け溝31の前端部に係合し(図5参照)、さらに左右の回転支持軸51が抜止凹部23の底面から上方に離間する(図8参照)。
次いで、組立装置(図示略)でアクチュエータ50をこの状態に保持して、固定金具60を左右の金具固定溝28に対して前方から圧入する。するとテール部61が金具固定溝28の前縁部に係合し、さらに金具固定溝28の後端部に圧入部62が圧入され、圧入部62の上面に突設した係止突起が金具固定溝28の後端部の上面に食い込むので、固定金具60のインシュレータ20に対する前後動及び上下動が規制される。さらに中間突部63が抜止凹部23内に位置し、中間突部63の上端面が左右の回転支持軸51を下方から支持するので(図8参照)、上記組立装置によるアクチュエータ50の保持を解除しても各被係止軸53は対応する軸受け溝31の前端部との係合を維持する。さらにテール部61の下面はテール部41の下面と同一平面上に位置する。
なお、インシュレータ20へのアクチュエータ50と固定金具60の取り付けを、インシュレータ20を上下反転させた裏返しの状態で行うことも可能である。この場合、アクチュエータ50の自重により各被係止軸53が対応する軸受け溝31の前端部と係合するため、組立装置によるアクチュエータ50の保持を省略することができる。
このようにしてアクチュエータ50をインシュレータ20に取り付けると、各被係止軸53が軸受け溝31の前端部に係合し(図5参照)、かつ、左右の回転支持軸51の後方への移動が対応する抜止凹部23の後壁によって規制されるので(図3、図8等を参照)、アクチュエータ50の基端部(図1、図2では下端部)のインシュレータ20に対する前後動が規制される。また各被係止軸53の上方移動が軸受け溝31によって規制され、かつ左右の回転支持軸51の下方への移動が固定金具60(中間突部63)によって規制されるので、アクチュエータ50の基端部のインシュレータ20に対する上下動も規制される。そしてアクチュエータ50は回転支持軸51及び被係止軸53を中心にして、インシュレータ20に対して直交する位置より僅かに後方まで回転したアンロック位置(図3〜図9に示す位置)と、アンロック位置から前方に倒れて略水平となるロック位置(図10〜図13に示す位置)との間を回転可能となる。アクチュエータ50がロック位置まで回転すると、押圧突部55を左右の側壁22の間に位置させた状態で左右のロック保持面54が左右の支持平面25に当接し、左右のロック用係合部56がインシュレータ20のロック保持溝26にそれぞれ係合するので、アクチュエータ50はロック位置に保持される。
左右方向に延びる部材であるカバー部材70は、耐熱性の合成樹脂材料を金属製の成形型を利用して射出成形したものである。カバー部材70は左右方向に延びるベース板部71と、ベース板部71の短手方向の一方の縁部からベース板部71に対して略直交する方向に延びる吸着板部72と、ベース板部71と吸着板部72の側部どうしを接続する一対の側壁部73と、左右の側壁部73の端部から吸着板部72に対して略直交する方向に延びる一対の脚部74と、左右の脚部74の先端部から左右両側に同軸状態で突出する外軸75及び内軸76と、ベース板部71の吸着板部72との接続縁部に突設した吸着板部72と平行な把持突片(アンロック保持部)77と、を具備している。図8及び図13等に示すように外軸75の断面形状は非円形であり、外軸75の周面には、互いに平行をなす一対の開位置保持面(開位置保持手段)75aと、2つの開位置保持面75aの間にそれぞれ位置しかつ共に開位置保持面75aに対して直交する一対の閉位置保持面75bとが形成してある。図示するようにベース板部71の表面は互いに交差する二つの面によって構成されており、吸着板部72側の部分は吸着板部72に直交する平面に対して傾斜する傾斜支持面71aとなっている。吸着板部72の表面(図1、図2では上面)は扁平な扁平吸引面78となっており、把持突片77の表面は扁平吸引面78と同一平面上に位置しかつ扁平吸引面78と連続する延長平面79となっている。
カバー部材70は、図1、図2に示すようにインシュレータ20に対して略直交させた状態で左右の脚部74と外軸75を後方から脚部受容溝34と軸挿入溝32にそれぞれ挿入し、かつ内軸76を内側軸支持溝33に係合することにより、インシュレータ20に取り付けてある。左右の内軸76が内側軸支持溝33に係合すると、内軸76の前後両側に内側軸支持溝33の前壁と後壁が位置するので、(意図的に取り外さない限り)外軸75と内軸76が軸挿入溝32と内側軸支持溝33から後方へ抜けることはない。カバー部材70は左右の外軸75及び内軸76を中心にして、インシュレータ20に対して略直交する開位置(図3〜図10に示す位置)と、開位置から後方に倒れて略水平となる閉位置(図11〜図13に示す位置)との間を回転可能である。またカバー部材70が開位置まで回転すると、左右の外軸75の一対の開位置保持面75aが軸挿入溝32の上下両面に面接触することによりカバー部材70は開位置に保持され(図8参照)、さらに扁平吸引面78及び延長平面79が略水平になる。一方、カバー部材70が閉位置まで回転すると、左右の外軸75の一対の閉位置保持面75bが軸挿入溝32の上下両面に面接触するので、カバー部材70は閉位置に保持される(図11、図13を参照)。
また図3〜図9に示すように、アクチュエータ50がアンロック位置に位置するときにカバー部材70を開位置に位置させると、カバー部材70の前方に位置するアクチュエータ50の補助吸引面58がカバー部材70の傾斜支持面71aに面接触する(支持される)。さらに把持突片77の先端部にアンロック保持用係合溝57が下方から係合するので、カバー部材70によってアクチュエータ50がアンロック位置に保持される。
以上構成のコネクタ10を回路基板CB(図5〜図8、図12、図13の仮想線参照)の上面(回路形成面)に実装するには、アクチュエータ50をアンロック位置に位置させると共にカバー部材70を開位置に保持させた状態(図3〜図9の状態)で、コネクタ10の上方に位置する吸引手段87(図5の仮想線参照)をコネクタ10に近づけて、吸引手段87によって略水平状態にある扁平吸引面78及び延長平面79を吸着する。扁平吸引面78及び延長平面79の一部は共に左右の外軸75及び内軸76を結ぶ直線の直上に位置しているため、吸引手段87がコネクタ10を吸着するときに扁平吸引面78と延長平面79が吸引手段87から受ける押圧力を、左右の外軸75及び内軸76で受け止めることができる。そして吸引手段87を移動させることにより各シグナルコンタクト40のテール部41を回路基板CB上の回路パターン(図示略)に塗布した半田ペーストに載せ、左右の固定金具60のテール部61を回路基板CB上の接地パターン(図示略)に塗布した半田ペーストに載せる。そして吸引力を消失させた吸引手段87をコネクタ10の上方に退避させた後に、リフロー炉において各半田ペーストを加熱溶融し、各テール部41を上記回路パターンに半田付けし、各テール部61を上記接地パターンに半田付けする(このとき扁平吸引面78及び延長平面79が回路基板CBと略平行になる)。
接続対象物であるFPC(Flexible Printed Circuit)80は弾性変形可能な薄板状の長尺物であり、その厚みはアクチュエータ50がアンロック位置に位置するとき(シグナルコンタクト40の弾性変形部42が自由状態にあるとき)のカム部52と接触突部43の上下間隔より小さい。FPC80は複数の薄膜材を互いに接着して構成した積層構造であり、FPC80の下面にはFPC80の延長方向に沿って直線的に延びる計28本の回路パターン(図示略)が左右方向に並べて形成してあり、回路パターンの両端部を除く部分の下面を絶縁カバー層によって覆っている。さらにFPC80の長手方向の少なくとも一方の端部の左右両側部には、外側に向かって突出する一対の被係止部81が一体的に設けてある。
回路基板CBに実装したコネクタ10のアクチュエータ50をアンロック位置に位置させた状態で、FPC挿入溝21に対してFPC80の端部を前方から挿入すると(図6、図9参照)、FPC80の左右の被係止部81が対応する抜止凹部23に上方から嵌合するので、FPC80への抜けが抜止凹部23によって規制される(図9参照)。この状態でアンロック保持用係合溝57と把持突片77の係合を解除しながらアクチュエータ50を前方に回転させると、アクチュエータ50の各カム部52がFPC80の上面を下方に押圧し、さらにアクチュエータ50がロック位置まで回転するとアクチュエータ50の押圧突部55がFPC80の上面に圧接するので、各シグナルコンタクト40の弾性変形部42を下方に弾性変形させながらFPC80の上記回路パターンが接触突部43に対して確実に接触する(図10〜図12を参照)。
また、手で把持突片77を掴み、軸挿入溝32の上下両面と一対の開位置保持面75aとの係合を解除しながらカバー部材70を閉位置まで後方に回転させると、図12に示すように各テール部41の上方、後方、及び、側方がカバー部材70によって覆われるので、埃や塵が各テール部41へ付着するのが防止される。
左右のロック用係合部56とロック保持溝26の係合を解除した上でアクチュエータ50をアンロック位置まで回転させれば、FPC80をインシュレータ20から引き抜くことが可能である。また手で把持突片77を掴んで、軸挿入溝32の上下両面と一対の閉位置保持面75bとの係合を解除しながらカバー部材70を開位置まで前方に回転させれば、各シグナルコンタクト40のテール部41が再度露出する。
以上説明したように本実施形態のコネクタ10はカバー部材70に把持突片77を設けてあるので、開位置まで回転させたときにカバー部材70の上面に扁平吸引面78と延長平面79からなる略水平で大きな吸着面が形成される。この吸着面(扁平吸引面78、延長平面79)は、扁平吸引面78(把持突片77)を具備しない従来のカバー部材の吸着面に比べて大きいので、コネクタ10が小型の場合であっても、吸引手段87によってカバー部材70を確実に吸着できる。
なお図10〜図13に示すようにアクチュエータ50をロック位置に位置させると補助吸引面58が略水平になるので、吸引手段87で扁平吸引面78及び延長平面79を吸着した上で、さらに別の吸着手段によって補助吸引面58を吸着すれば、コネクタ10に形成される吸着面の合計面積がさらに広くなる。そのため吸着手段によるコネクタ10の吸着がより確実になる。
さらに外軸75の開位置保持面75aと軸挿入溝32の上下両面によってカバー部材70を開位置に確実に保持した上で、アンロック位置まで回転したアクチュエータ50(アンロック保持用係合溝57)を把持突片77に係合させることによってアンロック位置に保持するので、アクチュエータ50をアンロック位置に確実に保持できると共にカバー部材70を開位置に確実に保持できる。
加えて、アクチュエータ50とカバー部材70との係合により、コネクタ10の吸着時に吸着手段87の押圧力によってカバー部材70に不用意なガタツキや倒れが生じるのをより効果的に抑止することができるため、吸着面(扁平吸引面78、延長平面79)の水平状態を維持して確実な吸着を実現できる。
また、開位置に位置させたカバー部材70の位置がコネクタ10全体の中でやや後方に位置するものの、カバー部材70に把持突片77を突設することにより、吸着位置を(把持突片77を設けない場合に比べて)コネクタ10全体の重心位置に近づけているので、吸引手段87による吸着・搬送の際にコネクタ10が傾くことを防止でき、それゆえ安定した実装が可能である。
また、コネクタ10(及びカバー部材70)が小型の場合は、カバー部材70の開閉操作性が低下するが、把持突片77を設けたことにより操作性が向上する。特にコネクタ10が低背の場合はカバー部材の開操作が難しくなり易いが、本実施形態のコネクタ10は把持突片77を手で掴む(あるいは引っ掛ける等)ことができるため、操作が極めて容易となる。
さらに本実施形態ではカバー部材70が閉位置に位置するときに把持突片77がインシュレータ20の上面から突出しない(図13を参照)ので、コネクタ10全体を低背化できる。但し、さらにカバー部材70の操作性や吸着性を重視する場合は、把持突片77の突出量を大きくすることにより、カバー部材70が閉位置に位置するときに把持突片77がインシュレータ20の上面から突出するようにしてもよい。
さらにカバー部材70が開位置に位置するときに鉛直面(FPC80の挿脱方向に直交する平面)に対して後方に傾斜する傾斜支持面71aを具備し、この傾斜支持面71aによってアンロック位置に位置するアクチュエータ50の補助吸引面58を支持しているので、アクチュエータ50とカバー部材70との相対位置精度(アンロック位置と開位置)を向上させることができる。さらに、アンロック位置にあるアクチュエータ50が不用意に反ロック方向へ回転することがないのでアクチュエータ50の破損・脱落を防止できる。
また、カバー部材70に傾斜支持面71aを形成することにより、コネクタ10の前後寸法を大きくすることなくアクチュエータ50のロック位置からアンロック位置側への開放角度を90°より大きくしているので、FPC80のインシュレータ20に対する挿脱性が良好である。
以上、本発明を上記実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形を施しながら実施可能である。
例えば図14及び図15に示す変形例での実施が可能である。
このコネクタ10’はグランドコンタクト90を具備する点を除いてコネクタ10と同じ構成である。
グランドコンタクト90はシグナルコンタクト40と同じ要領で成形したものであり、前端部に略L字状をなすように形成したテール部91と、テール部91の直上部から後斜め上方に向かって延びる弾性変形部92と、弾性変形部92の先端近傍の上面に突設した接触突部93と、を備えている。各グランドコンタクト90はインシュレータ20の各コンタクト挿入溝35に対して前方から圧入してある。図15に示すように各グランドコンタクト90をコンタクト挿入溝35に圧入すると、弾性変形部92の側面の基端近傍部(水平な部分)に突設した係止突起が対応するコンタクト挿入溝35の側面に食い込み、かつテール部91が前方からコンタクト挿入溝35の前縁部に係合するので、グランドコンタクト90はインシュレータ20に対して前後動不能となる。各テール部91の下面はテール部41及びテール部61の下面と同一平面上に位置し、弾性変形部92の後半部は上下方向に弾性変形可能となる。
コネクタ10’は吸引手段87(及び別の吸引手段)を利用することによりコネクタ10と同じ要領によって回路基板CBに実装される。このとき各グランドコンタクト90のテール部91は回路基板CB上の接地パターンに半田付けされる。
本変形例で使用するFPC80’も複数の薄膜材を互いに接着して構成した積層構造であり、その厚みはアクチュエータ50がアンロック位置に位置するとき(シグナルコンタクト40とグランドコンタクト90が自由状態にあるとき)のカム部52と接触突部43の上下間隔及びカム部52と接触突部93の上下間隔より小さい。FPC80’にはFPC80’の延長方向に沿って直線的に延びる計28本の回路パターン82が左右方向に並べて形成してあり、回路パターン82の両端部を除く部分の下面を絶縁カバー層83によって覆っている。絶縁カバー層83の下面には回路パターン82と平行で回路パターン82より短寸である計28本の接地パターン84が左右方向に並べて形成してあり、接地パターン84の両端部を除く部分の下面を絶縁カバー層85によって覆っている。
アクチュエータ50をアンロック位置に位置させた状態でFPC挿入溝21に対してFPC80’の端部を前方から挿入すると、FPC80’の端部がFPC挿入溝21内において接触突部43及び接触突部93とカム部52の間に位置するので、この状態でアクチュエータ50をロック位置まで回転させると、アクチュエータ50の各カム部52及び押圧突部55によってFPC80’の上面が下方に押圧され、各シグナルコンタクト40の接触突部43が回路パターン82の端部と接触し、かつ、各グランドコンタクト90の接触突部93が接地パターン84の端部と接触する(図15参照)。
この変形例のコネクタ10’もコネクタ10と同様の作用効果を発揮可能である。
さらに、アクチュエータ50をロック位置に位置させた状態で、カバー部材70を吸引手段87で吸着してコネクタ10を回路基板CBに実装してもよい。
また、コネクタ10の極数(コンタクトの数)や吸引手段87の仕様に応じて、単一の把持突片77及び延長平面79をカバー部材70の左右方向全域に渡って形成したり、複数の把持突片77及び延長平面79をカバー部材70に形成してもよい。
また、インシュレータ及びコンタクト群を回路基板に対して直交させた態様で接続し、インシュレータの回路基板と反対側の端部に形成したFPC挿脱用開口を通してFPCをインシュレータに対して挿脱(コンタクト群に対して接触及び離間)させるタイプのコネクタのインシュレータにカバー部材を回転可能に接続してもよい。この場合はコンタクト群のFPC挿脱用開口と反対側の端部が、インシュレータの外側に突出して回路基板に接続するテール部を構成する。またカバー部材は、回路基板に対して略直交してテール部を露出させる開位置と、テール部側に倒れて該テール部を覆う閉位置との間を回転可能であり、カバー部材(及び把持突片)に形成した扁平面からなる吸着面(扁平吸引面、延長平面)が、開位置に位置するときに回路基板と反対側において回路基板と略平行になる。
さらにコネクタ10、10’からアクチュエータ50を省略してもよい。
また、薄板状の接続対象物はFPC以外のケーブル、例えばフレキシブルフラットケーブル(FFC)であってもよい。
10 10’ コネクタ
20 インシュレータ
21 FPC挿入溝
22 側壁
23 抜止凹部
24 前端切欠部
25 支持平面
26 ロック保持溝
28 金具固定溝
30 支持突部
31 軸受け溝
32 軸挿入溝(開位置保持手段)
33 内側軸支持溝
34 脚部受容溝
35 コンタクト挿入溝
40 シグナルコンタクト
41 テール部
42 弾性変形部
43 接触突部
50 回転式アクチュエータ
51 回転支持軸
52 カム部
53 被係止軸
54 ロック保持面
55 押圧突部
56 ロック用係合部
57 アンロック保持用係合溝
58 補助吸引面
60 固定金具
61 テール部
62 圧入部
63 中間突部
70 カバー部材
71 ベース板部
71a 傾斜支持面
72 吸着板部
73 側壁部
74 脚部
75 外軸
75a 開位置保持面(開位置保持手段)
75b 閉位置保持面
76 内軸
77 把持突片(アンロック保持部)
78 扁平吸引面
79 延長平面
80 80’ FPC(接続対象物)
81 被係止部
82 回路パターン
83 絶縁カバー層
84 接地パターン
85 絶縁カバー層
87 吸引手段
90 グランドコンタクト
91 テール部
92 弾性変形部
93 接触突部
CB 回路基板

Claims (5)

  1. 薄板状の接続対象物が挿脱可能なインシュレータと、
    該インシュレータに挿入した上記接続対象物と接触可能で、上記接続対象物の脱出方向と反対側の端部にインシュレータの周辺部において回路基板と導通するテール部を有する、上記インシュレータに支持したコンタクトと、
    上記回路基板に対して略直交して上記テール部を露出させる開位置と、上記テール部側に倒れて該テール部を覆う閉位置と、の間を回転可能として上記インシュレータに支持したカバー部材と、
    を備えるコネクタにおいて、
    上記カバー部材が、
    上記開位置に位置したときに上記回路基板と略平行をなす、吸引手段によって吸着可能な扁平吸引面と、
    上記開位置に位置するときに上記回路基板と略平行をなし、その一面が上記扁平吸引面と連続する延長平面を構成する把持突片と、
    を備えることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタにおいて、
    上記脱出方向側に倒れて上記接続対象物と上記コンタクトの接触圧力を高めるロック位置と、該ロック位置から上記反対側に回転したアンロック位置との間を回転可能として上記インシュレータに支持した、上記カバー部材より上記脱出方向側に位置するアクチュエータを備え、
    上記カバー部材が、上記開位置に位置するときに上記アンロック位置に位置する上記アクチュエータと係合して、該アクチュエータをアンロック位置に保持するアンロック保持部を備えるコネクタ。
  3. 請求項2記載のコネクタにおいて、
    上記アンロック保持部を上記把持突片に形成したコネクタ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載のコネクタにおいて、
    上記カバー部材が、上記開位置に位置するときに上記挿脱方向に直交する平面に対して上記反対側に倒れ、かつ上記アクチュエータを支持可能な傾斜支持面を備えるコネクタ。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載のコネクタにおいて、
    上記カバー部材を上記開位置に保持する開位置保持手段を設けたコネクタ。
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