JP2012112587A - 加湿装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】加湿部にカビや雑菌等が繁殖するのを抑制し、長期使用時等においても異臭の発生を防止できる加湿装置を提供することを目的とする。
【解決手段】加湿運転中は、水供給手段により加湿部受皿に供給される水量を加湿部受皿に設けられた排水孔から排出される水量より多くし加湿部受皿に定水面を形成し、加湿運転停止後は、水供給手段を停止させるとともに送風手段を所定時間運転して加湿部を乾燥させる。したがって、加湿部にカビや雑菌等が繁殖するのを抑制し、長期使用時等においても異臭の発生を防止できる。
【選択図】図1
【解決手段】加湿運転中は、水供給手段により加湿部受皿に供給される水量を加湿部受皿に設けられた排水孔から排出される水量より多くし加湿部受皿に定水面を形成し、加湿運転停止後は、水供給手段を停止させるとともに送風手段を所定時間運転して加湿部を乾燥させる。したがって、加湿部にカビや雑菌等が繁殖するのを抑制し、長期使用時等においても異臭の発生を防止できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、室内の乾燥を防止するための加湿装置に係わり、特に、長期使用時等において異臭が発生しない加湿装置に関するものである。
従来の気化式加湿機においては、水タンクと水槽とは常に水路で連通されており、水タンクに水が有る限り、気化フィルターは毛細管現象により水槽内の水を吸い上げて、常に濡れたままの状態に保たれる構成になっている。(特許文献1)
そのため、上記従来の加湿装置では、常時、気化フィルターが濡れたままの状態で加湿機を長期使用したり、あるいは水タンクに水を入れたまま長期保存したりすると、やがて気化フィルターにカビや雑菌等が繁殖したり、異臭が発生するといった不具合が生じる。
本発明は、上記課題を解決するためのもので、気化フィルターにカビや雑菌等が繁殖するのを抑制し、長期使用時等においても異臭の発生を防止できる加湿装置を提供することを目的とする。
本発明は、水タンクから供給された水を貯える水槽部と、水を蒸発させる加湿部を保持する加湿部受皿と、前記水槽部の水を前記加湿部受皿に供給する水供給手段と、前記加湿部受皿の水を前記水槽部に排出する排水孔と、前記加湿部に送風し吹出口より加湿空気を吹出す送風手段と、前記送風手段と前記水供給手段を制御する制御部を備えた加湿装置において、前記水供給手段から前記加湿部受皿に供給される水量を前記排水孔から排出される水量より多くしたことを特徴とする加湿装置に係わるものである。
また、前記制御部は、加湿運転停止後、前記水供給手段を停止させるとともに前記送風手段を所定時間運転して前記加湿部を乾燥させることを特徴とする請求項1記載の加湿装置に係わるものである。
上述のように構成することにより、長期使用あるいは水タンク内に水をいれたまま長期保存したような場合においても、加湿部にカビや雑菌が繁殖するのを抑制でき、長期使用時等においても異臭の発生を防止できるという効果が得られる。
好適と考える本発明の実施形態を、本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明の加湿装置は、加湿運転中は水供給手段により加湿部受皿に供給される水量を加湿部受皿に設けられた排水孔から排出される水量より多くして加湿部受皿に定水面を形成し、加湿運転停止後は水供給手段を停止させるとともに送風手段を所定時間運転して加湿部を乾燥させるものである。
つまり、加湿運転中は加湿部受皿に供給する水量を排水孔から排出される水量より多くすることにより定水面を形成し加湿部受皿に水を供給できるため加湿運転が可能となる。そして、加湿運転停止後は加湿部受皿への水の供給を停止し加湿部受皿の排水孔から水が排出されるので加湿部受皿には水は無くなり、さらに送風手段により加湿部に送風するので加湿部は乾燥状態になるのである。
したがって、長期使用あるいは水タンクに水をいれたまま長期保存したような場合においても、加湿運転停止中は加湿部が乾燥状態となっているため加湿部にカビや雑菌が繁殖するのを抑制でき、長期使用時等においても異臭の発生を防止できる。
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細な説明をする。図1は本発明の加湿装置を示す概略断面図である。図2は本発明の加湿装置の制御部を示すブロック図であり、図3は本発明の加湿装置の要部を拡大した概略断面図である。
図1より、1は加湿器の本体であり、この本体1の内部には水タンク2から供給された水を貯える水槽部3と、水を蒸発させる加湿部としての気化フィルター4を保持する加湿部受皿5と、水槽部3の水を加湿部受皿5に供給する水供給手段6と、加湿部受皿5の水を水槽部3に排出する排水孔7を有している。
さらに、8は送風手段で室内空気を吸込口9より取り込み気化フィルター4に室内空気を送風し、本体1上面に設けられた吹出口10から気化フィルター4で加湿された加湿空気を室内に放出するものである。
また、図2は制御部の構成を示すブロック図であり、11は制御部としてのマイクロコンピュータ(以下、マイコンと記す)である。このマイコン11の入力側には運転スイッチ12等が接続され、出力側には水供給手段6、送風手段8等が接続されている。尚、水供給手段6の水量は、予め加湿部受皿5に設けられた排水孔7から排出される水量より多く、加湿部受皿5に定水面が形成されるように設定されている。
以上の構成における動作を説明する。加湿運転を行う場合、先ず水タンク2に水を入れ、これを本体1に挿入し指定位置に設置する。これにより水槽部3には水タンク2から一定量の水が溜められる。
次に、運転スイッチ12をオンすると、マイコン11は加湿部受皿5に水を供給するよう水供給手段6に指示を出すので、水供給手段6は予め設定された排水孔7より排出される水量より多い水量を供給するため、図3に示すように一定時間後に加湿部受皿5には定水面が形成される。これによって、加湿部受皿5に保持されている気化フィルター4は毛細管現象により水を吸い上げ湿潤する。
そして、マイコン11は送風手段8に駆動するように指示を出すので、送風手段8は吸込口9から加湿装置の本体1内に室内空気を取り込み、この室内空気が加湿部受皿5の水により湿潤した気化フィルター4を通過するので、吹出口10より加湿空気が放出され加湿運転が行われる。ここで、図1の白矢印は本体1内に取り入れられた室内空気の流れを、ハッチング矢印は水分を含んだ加湿空気の流れを表すものである。
次に、運転スイッチ12オフ後の動作について説明する。運転スイッチ12をオフすると、マイコン11が水供給手段6に加湿部受皿5への水の供給を停止する指示を出すので、加湿部受皿5には水槽部3から水の供給は無くなり加湿部受皿5内の水は排水孔7より全て水槽部3へ排出される。
さらに、マイコン11は運転スイッチ12がオフされた後も送風手段8を一定時間運転するように指示を出すので、送風手段8により取り入れられた室内空気により気化フィルター4に残った水は気化する。
つまり、気化フィルター4を保持している加湿部受皿5の水は排水孔7より水槽部3に排出されるため気化フィルター4は水を吸い上げて湿潤できなくなり、気化フィルター4に残った水も送風手段8により乾燥させられるため、加湿運転停止中には気化フィルター4は乾燥状態となるのである。
したがって、長期使用あるいは水タンク2に水をいれたまま長期保存したような場合においても、加湿運転停止中には気化フィルター4が乾燥状態となっているため気化フィルター4にカビや雑菌が繁殖するのを抑制でき、長期使用時等においても異臭の発生を防止できるのである。
2 水タンク
3 水槽部
4 気化フィルター(加湿部)
5 加湿部受皿
6 水供給手段
7 排水孔
8 送風手段
10 吹出口
11 マイコン(制御部)
3 水槽部
4 気化フィルター(加湿部)
5 加湿部受皿
6 水供給手段
7 排水孔
8 送風手段
10 吹出口
11 マイコン(制御部)
Claims (2)
- 水タンクから供給された水を貯える水槽部と、水を蒸発させる加湿部を保持する加湿部受皿と、前記水槽部の水を前記加湿部受皿に供給する水供給手段と、前記加湿部受皿の水を前記水槽部に排出する排水孔と、前記加湿部に送風し吹出口より加湿空気を吹出す送風手段と、前記送風手段と前記水供給手段を制御する制御部を備えた加湿装置において、前記水供給手段から前記加湿部受皿に供給される水量を前記排水孔から排出される水量より多くしたことを特徴とする加湿装置。
- 前記制御部は、加湿運転停止後、前記水供給手段を停止させるとともに前記送風手段を所定時間運転して前記加湿部を乾燥させることを特徴とする請求項1記載の加湿装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010262129A JP2012112587A (ja) | 2010-11-25 | 2010-11-25 | 加湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010262129A JP2012112587A (ja) | 2010-11-25 | 2010-11-25 | 加湿装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012112587A true JP2012112587A (ja) | 2012-06-14 |
Family
ID=46497001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010262129A Pending JP2012112587A (ja) | 2010-11-25 | 2010-11-25 | 加湿装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016211781A (ja) * | 2015-05-08 | 2016-12-15 | ダイニチ工業株式会社 | 加湿装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02137638U (ja) * | 1989-04-22 | 1990-11-16 | ||
JP2003294277A (ja) * | 2002-04-01 | 2003-10-15 | Toshiba Home Technology Corp | 加湿器 |
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2010
- 2010-11-25 JP JP2010262129A patent/JP2012112587A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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