JP2012110214A - ブラシレスモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】コンシクエントポール型構造を採用したロータを有するブラシレスモータにおいて、減磁作用を抑制し、トルク向上と共に回転性能を向上させること。
【解決手段】ロータ3には、ロータコア22の周方向にN極のマグネット23が複数埋め込まれてマグネット磁極部24が構成されている。また、各マグネット磁極部24間には、ロータコア22に形成されたコア磁極部25がそれぞれマグネット磁極部24との各境界部に空隙S1,S2を以て配置され、コア磁極部25をS極として機能させるように構成されている。そして、マグネット磁極部24とコア磁極部25との間の空隙S1は、マグネット磁極部24のマグネット23の径方向外側(径方向ステータ側)まで延長された空隙延長部Saを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンシクエントポール型構造を採用したロータを有するブラシレスモータに関するものである。
従来、この種のブラシレスモータは、ロータコアの周方向に一方の磁極のマグネットが複数埋め込まれてマグネット磁極部が形成されるとともに、各マグネット磁極部間にはロータコアに形成されたコア磁極部がそれぞれマグネット磁極部との各境界部に空隙を以て配置され、コア磁極部を他方の磁極として機能させるように構成されたロータと、周方向等間隔に設けられロータと径方向に対向する複数のティースとその各ティースに装着された巻線とを有するステータとを有している(例えば特許文献1参照)。このような構成のブラシレスモータでは、性能の低下を小さく抑えつつもロータのマグネットを半数に減らすことが可能となるため、省資源や低コスト等の点で有利である。
特開2004−201406号公報
しかしながら、上記特許文献1のようなブラシレスモータにおいて、1つのマグネット磁極部に対して1つのティースが対向するだけでなく、その隣のティースも該マグネット磁極部と径方向に対向する状態では、その隣のティースが影響してそのマグネット磁極部に減磁作用が生じ、その結果、トルク低下による回転性能の低下という問題が生じる虞があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、コンシクエントポール型構造を採用したロータを有するブラシレスモータにおいて、減磁作用を抑制し、トルク向上と共に回転性能を向上させることにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ロータコアの周方向に一方の磁極のマグネットが複数埋め込まれてマグネット磁極部が形成されるとともに、各マグネット磁極部間には前記ロータコアに形成されたコア磁極部がそれぞれマグネット磁極部との各境界部に空隙を以て配置され、前記コア磁極部を他方の磁極として機能させるように構成されたロータと、周方向等間隔に設けられ前記ロータと径方向に対向する複数のティースとその各ティースに装着された巻線とを有するステータとを備えたブラシレスモータであって、前記マグネット磁極部の周方向両側の前記空隙の少なくとも一方は、該マグネット磁極部のマグネットの径方向ステータ側まで磁極中心に向かって延長された空隙延長部を有することを特徴とする。
この発明では、マグネット磁極部とコア磁極部との間の空隙がマグネットの径方向ステータ側まで延長されるため、マグネット磁極部の周方向端部におけるティースとの間、若しくはマグネット磁極部内に空隙を含む構成となる。これにより、1つのマグネット磁極部に対して1つのティースが対向するだけでなく、その隣のティースも該マグネット磁極部と径方向に対向する状態において、隣のティースの影響がマグネット磁極部の周方向端部の空隙により緩和される。従って、隣のティースの影響によってマグネット磁極部に生じる減磁作用が抑制され、その結果、トルク向上と共に回転性能を向上させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、前記ロータコアには、前記マグネットの周方向両端面に沿ってそれぞれ配置された一対のブリッジ部と、該ブリッジ部に保持され前記マグネットの前記ステータ側に配置されて前記マグネット磁極部を構成する表面コア部とが形成され、前記表面コア部の前記ティースと対向する面は、第1対向面と、前記空隙延長部が介在されることで前記ティースとの間隔が前記第1対向面と前記ティースとの間隔よりも大きく構成された第2対向面とからなることを特徴とする。
この発明では、第2対向面とティースとの間には、マグネット磁極部とコア磁極部との間の空隙の一部が介在され、これにより、第2対向面とティースとの間隔が第1対向面とティースとの間隔よりも大きく構成される。このため、表面コア部が第1対向面で或る1つのティースと対向するとともに、第2対向面で隣のティースと対向するように構成でき、その隣のティースの影響によるマグネット磁極部に生じる減磁作用を確実に抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のブラシレスモータにおいて、前記表面コア部の第1対向面の周方向幅は、前記ティースの先端面の周方向幅と等しくなるように設定されたことを特徴とする。
この発明では、表面コア部の第1対向面の周方向幅がティースの先端面の周方向幅と等しいため、第1対向面で効率的にトルクを得ることができる。このため、第2対向面で減磁作用を抑制しつつも、トルクの低下を小さく抑えることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載のブラシレスモータにおいて、前記マグネットは、直方体状の板状部材からなり、軸方向から見てその長手方向が前記第1対向面の周方向中心線と直交する直線に対してマグネット傾斜角θ1を以て傾斜した状態で埋設され、前記第2対向面は平面状をなし、前記マグネットの短手方向に対して空隙傾斜角θ2を以て傾斜されてなり、前記マグネット傾斜角θ1は、0°≦θ1≦22.5°の範囲内に設定され、前記空隙傾斜角θ2は、θ2≦45°の範囲内に設定されていることを特徴とする。
この発明では、マグネット傾斜角θ1が0°≦θ1≦22.5°の範囲内に設定され、空隙傾斜角θ2がθ2≦45°の範囲内に設定される。これにより、磁束量を増加することができ(図4参照)、ロータの回転性能をより確実に向上できる。
請求項5に記載の発明は、請求項2又は3に記載のブラシレスモータにおいて、前記表面コア部の第2対向面は、軸方向から見て反ステータ側に窪む円弧状をなすことを特徴とする。
この発明では、表面コア部の第2対向面が軸方向から見て反ステータ側に窪む円弧状をなすため、表面コア部とティースとの間隔の変化が周方向において急激となる。これにより、第2対向面での減磁作用を好適に抑制することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のブラシレスモータにおいて、前記ロータは、前記マグネット及び前記コア磁極部がそれぞれ(n+1)個(但し、nは自然数)ずつ設けられて2(n+1)磁極で構成され、前記ステータは、前記ティースが3(m+1)スロット(但し、mは自然数)で構成され、前記マグネット磁極部は、前記表面コア部の周方向中央に前記第1対向面が、該第1対向面の周方向両側に前記第2対向面がそれぞれ形成され、前記マグネット磁極部の周方向中心線に対して線対称となるように構成され、前記表面コア部の両端から前記ロータの表面の仮想円までの距離Eと、径方向における前記第1対向面と前記ティースの先端面との間の距離Aとの比E/Aが0に設定されるとともに、前記マグネット磁極部の周方向幅W2と前記表面コア部の第1対向面の周方向幅W1との比W2/W1が1.0<W2/W1<2.1の範囲内に設定されていることを特徴とする。
この発明では、表面コア部の両端からロータの表面の仮想円までの距離Eと、径方向における第1対向面とティースの先端面との間の距離Aとの比E/Aが0に設定されるとともに、マグネット磁極部の周方向幅W2と表面コア部の第1対向面の周方向幅W1との比W2/W1が1.0<W2/W1<2.1の範囲内に設定される。これにより、磁束量を増加することができ(図8参照)、ロータの回転性能をより確実に向上できる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のブラシレスモータにおいて、前記ロータは、前記マグネット及び前記コア磁極部がそれぞれ4つずつ設けられて8磁極で構成され、前記ステータは、前記ティースが12個設けられて12スロットで構成され、前記マグネット磁極部は、前記表面コア部の周方向中央に前記第1対向面が、該第1対向面の周方向両側に前記第2対向面がそれぞれ形成され、前記マグネット磁極部の周方向中心線に対して線対称となるように構成され、前記表面コア部の両端から前記ロータの表面の仮想円までの距離Eと、径方向における前記第1対向面と前記ティースの先端面との間の距離Aとの比E/Aが0に設定されるとともに、前記マグネット磁極部の周方向幅W2と前記表面コア部の第1対向面の周方向幅W1との比W2/W1が1.0<W2/W1<2.1の範囲内に設定されていることを特徴とする。
この発明では、8極12スロットで構成されたモータにおいて、表面コア部の両端からロータの表面の仮想円までの距離Eと、径方向における第1対向面とティースの先端面との間の距離Aとの比E/Aが0に設定されるとともに、マグネット磁極部の周方向幅W2と表面コア部の第1対向面の周方向幅W1との比W2/W1が1.0<W2/W1<2.1の範囲内に設定される。これにより、磁束量を増加することができ(図8参照)、ロータの回転性能をより確実に向上できる。
請求項8に記載の発明は、請求項5に記載のブラシレスモータにおいて、前記ロータは、前記マグネット及び前記コア磁極部がそれぞれ(n+1)個(但し、nは自然数)ずつ設けられて2(n+1)磁極で構成され、前記ステータは、前記ティースが3(m+1)スロット(但し、mは自然数)で構成され、前記マグネット磁極部は、前記表面コア部の周方向中央に前記第1対向面が、該第1対向面の周方向両側に前記第2対向面がそれぞれ形成され、前記マグネット磁極部の周方向中心線に対して線対称となるように構成され、前記表面コア部の両端から前記ロータの表面の仮想円までの距離Eと、径方向における前記第1対向面と前記ティースの先端面との間の距離Aとの比E/Aが4以下に設定されるとともに、前記マグネット磁極部の周方向幅W2と前記表面コア部の第1対向面の周方向幅W1との比W2/W1が1.2<W2/W1<1.8の範囲内に設定されていることを特徴とする。
この発明では、表面コア部の両端からロータの表面の仮想円までの距離Eと、径方向における第1対向面とティースの先端面との間の距離Aとの比E/Aが4以下に設定されるとともに、マグネット磁極部の周方向幅W2と表面コア部の第1対向面の周方向幅W1との比W2/W1が1.2<W2/W1<1.8の範囲内に設定される。これにより、磁束量を増加することができ(図8参照)、ロータの回転性能をより確実に向上できる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載のブラシレスモータにおいて、前記ロータは、前記マグネット及び前記コア磁極部がそれぞれ4つずつ設けられて8磁極で構成され、前記ステータは、前記ティースが12個設けられて12スロットで構成され、前記マグネット磁極部は、前記表面コア部の周方向中央に前記第1対向面が、該第1対向面の周方向両側に前記第2対向面がそれぞれ形成され、前記マグネット磁極部の周方向中心線に対して線対称となるように構成され、前記表面コア部の両端から前記ロータの表面の仮想円までの距離Eと、径方向における前記第1対向面と前記ティースの先端面との間の距離Aとの比E/Aが4以下に設定されるとともに、前記マグネット磁極部の周方向幅W2と前記表面コア部の第1対向面の周方向幅W1との比W2/W1が1.2<W2/W1<1.8の範囲内に設定されていることを特徴とする。
この発明では、8極12スロットで構成されたモータにおいて、表面コア部の両端からロータの表面の仮想円までの距離Eと、径方向における第1対向面とティースの先端面との間の距離Aとの比E/Aが4以下に設定されるとともに、マグネット磁極部の周方向幅W2と表面コア部の第1対向面の周方向幅W1との比W2/W1が1.2<W2/W1<1.8の範囲内に設定される。これにより、磁束量を増加することができ(図8参照)、ロータの回転性能をより確実に向上できる。
請求項10に記載の発明は、請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、前記ロータコアには、前記マグネットの前記ステータ側に配置され前記マグネット磁極部を構成する表面コア部と、周方向に沿って形成され前記表面コア部と前記コア磁極部とを連結するブリッジ部とが形成され、前記空隙は、前記ブリッジ部にて前記ステータ側で覆われるとともに、その前記空隙延長部が前記表面コア部に入り込むように形成されたことを特徴とする。
この発明では、ブリッジ部がマグネットの周方向両端面に密着しない構成とすることが可能となるため、ロータコアに対するマグネットの埋め込みを容易とすることが可能となる。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載のブラシレスモータにおいて、前記表面コア部の前記ティースとの対向面の周方向幅は、前記ティースの先端面の周方向幅と等しくなるように設定されたことを特徴とする。
この発明では、表面コア部の対向面の周方向幅がティースの先端面の周方向幅と等しいため、効率的にトルクを得ることができる。このため、空隙延長部で減磁作用を抑制しつつも、トルクの低下を小さく抑えることができる。
請求項12に記載の発明は、請求項2〜11のいずれか1項に記載のブラシレスモータにおいて、前記ロータコアのブリッジ部には、軸方向に並ぶ複数の貫通孔が形成されたことを特徴とする。
この発明では、ロータコアのブリッジ部には、軸方向に並ぶ複数の貫通孔が形成されるため、ブリッジ部の磁束の通過が抑制され、これにより、ブリッジ部からの磁気漏れを抑制することができる。
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載のブラシレスモータにおいて、前記ロータコアは、板状のコアシートが軸方向に積層されてなり、前記ブリッジ部の貫通孔は、前記各コアシートに形成された凹部にて構成されたことを特徴とする。
この発明では、各コアシートに凹部を形成した後、それらを積層することで、ロータコアのブリッジ部に複数の貫通孔を容易に構成することが可能となる。
従って、上記記載の発明によれば、コンシクエントポール型構造を採用したロータを有するブラシレスモータのトルク向上と共に回転性能を向上させることができる。
本実施形態のブラシレスモータの概略構成図である。 ロータを部分的に示す平面図である。 マグネット磁極部を示す斜視図である。 マグネット傾斜角と磁束変化率との関係を示す特性図である。 別例のロータを部分的に示す平面図である。 別例のロータのマグネット磁極部を示す斜視図である。 別例のロータを部分的に示す平面図である。 別例においてマグネット幅W2と第1対向面の周方向幅W1の比W2/W1と磁束変化率との関係を示す特性図である。 エッジ深さEが0の構成のブラシレスモータの一部を示す概略構成図である。 エッジ深さEが0の構成のブラシレスモータの一部を示す概略構成図である。 別例のロータを部分的に示す平面図である。 別例のロータを部分的に示す平面図である。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態のインナロータ型のブラシレスモータ1は、略円環状のステータ2の内側にロータ3が配置されて構成されている。
ステータ2は、円筒部11と円筒部11から径方向内側に延びて周方向に複数(本実施形態では12個)設けられるティース12とを有するステータコア4を備える。尚、ステータコア4は、透磁率の高い金属製の板状部材よりなるコアシートが軸方向に積層されて構成されている。ステータコア4の各ティース12には、ロータ3を回転させる磁界を発生させるためのコイル13がインシュレータ(図示略)を介して巻装されている。コイル13はU相・V相・W相の3相からなり、それぞれ所定のティース12に巻装されるようになっている。また、各コイル13は同一方向(ティース12を内周側から見て反時計回りの方向)に集中巻きにて巻回されている。また、各ティース12の先端面12aは、同一円上に位置する円弧状をなしている。
ロータ3は、図1及び図2に示すように、回転軸21の外周面に外嵌された略円環状のロータコア22を有する。尚、ロータコア22は、ステータコア4と同様に、透磁率の高い金属製の板状部材よりなるコアシート22a(図3参照)が軸方向に積層されて構成されている。ロータコア22の外周面の近傍には、周方向等間隔(90°間隔)に略直方体状の板状部材よりなるN極のマグネット23が4つ埋め込まれている。また、ロータコア22には、マグネット23の周方向両端面に沿ってそれぞれ配置された一対のブリッジ部31と、この一対のブリッジ部31に保持されマグネット23の外周側(ステータ2側)に配置された表面コア部32とが形成されている。この表面コア部32とマグネット23とからマグネット磁極部24が構成されている。即ち、マグネット磁極部24はロータコア22の外周部に90°間隔で4つ形成されている。
各マグネット磁極部24間には、ロータコア22に突出形成されたコア磁極部25がそれぞれマグネット磁極部24との各境界部に空隙S1,S2を以て配置されている。尚、マグネット磁極部24の周方向両側の空隙のうち、ロータ3の回転方向(図1及び図2において時計回り)の後方側のものを空隙S1とし、回転方向前方側のものを空隙S2としている。各マグネット23及びコア磁極部25は、周方向等間隔(45°間隔)に交互に配置され、ロータ3は、N極のマグネット23に対してコア磁極部25をS極として機能させる8磁極の所謂コンシクエントポール型にて構成されている。各コア磁極部25の表面25a(ステータ2側の面)は円弧状をなし、軸方向から見て同一円C(ロータ3の外周に沿った仮想円であって、図2参照)上に位置するように構成されている。
ロータコア22の一対のブリッジ部31は、マグネット23の周方向両端面とそれぞれ密着しており、表面コア部32とロータコア22の中央部分(コア主要部22b)との連結部分となっている。また、表面コア部32及びコア主要部22bは、マグネット23の板面(径方向両端面)とそれぞれ密着している。つまり、マグネット23は、軸方向から見てロータコア22と四方で密着している。このため、マグネット23は、ロータコア22に対して強固に保持されている。
また、各ブリッジ部31には、図3に示すように、周方向に貫通する複数の貫通孔33が軸方向に並んで設けられている。詳述すると、ロータコア22を構成する各コアシート22aには、軸方向に窪む凹部22cが形成されており、ブリッジ部31の各貫通孔33はその凹部22cによって構成されている。
図1及び図2に示すように、各表面コア部32におけるティース12の先端面12aと対向する表面は、周方向に並ぶ第1対向面32aと第2対向面32bとから構成されている。詳しくは、第1対向面32aは、表面コア部32の表面の周方向一端部(回転方向の前方側端部)から所定の周方向中間位置Pまで形成され、第2対向面32bは、表面コア部32の表面の周方向中間位置Pから周方向他端(回転方向の後方側端部)まで形成されている。つまり、表面コア部32の表面において、ロータ3の回転方向前方側に第1対向面32aが、その回転方向後方側に第2対向面32bが形成されている。
第1対向面32aは円弧状をなし、軸方向から見て同一円C上に位置するように構成されている。つまり、各表面コア部32の第1対向面32aは、各コア磁極部25の表面25aと同一円C上に位置している。また、第1対向面32aは、径方向におけるティース12との間隔が周方向に亘って均一となるように構成されるとともに、第1対向面32aの周方向幅W1は、ティース12の先端面12a(ロータ3と径方向に対向する面)の周方向幅と等しくなるように設定されている。
表面コア部32の第2対向面32bは平面状をなし、その周方向幅は、第1対向面32aの周方向幅W1よりも小さく形成されている。そして、第2対向面32bは、軸方向から見て第1対向面32aと重なる円Cよりも内周側に位置している。即ち、第2対向面32bとティース12との間隔は、第1対向面32aとティース12との間隔よりも大きく構成されている。尚、第2対向面32bは、ティース12との径方向の間隔が表面コア部32の周方向中間位置Pから周方向他端にかけて徐々に拡がるように構成されている。
以上のように、各表面コア部32の第1対向面32aが円C上に位置し、第2対向面32bが円Cよりも内周側に位置するように構成されることで、各マグネット磁極部24の回転方向後方側の空隙S1は、該マグネット磁極部24のマグネット23の径方向外側(ステータ側)まで延長される形状をなしている。この延長された空隙部(空隙延長部Sa)は、第2対向面32bに倣って表面コア部32の表面の周方向中間位置Pまで延びている。詳しくは、空隙延長部Saは、空隙S1の径方向外側端部から表面コア部32の周方向中央部(磁極中心)に向かって延びており、これにより、空隙延長部Saは、マグネット磁極部24におけるマグネット23の径方向外側(ステータ側)の位置まで延長される形状となっている。尚、軸方向から見て、回転方向前方側の空隙S2の面積T2は、回転方向後方側の空隙S1の面積T1(空隙延長部Saを含んだ面積)と等しく設定されている。つまり、T2=T1(T1は空隙延長部Saを含んだ面積)と設定されている。
図2に示すように、マグネット23は、軸方向から見てその長手方向が表面コア部32の第1対向面32aの周方向中心線L1と直交する直線L2に対してマグネット傾斜角θ1を以て傾斜した状態で設けられている(図2参照)。これにより、マグネット23は、軸方向から見て回転方向後方側の端部がよりロータ3の中央に近くなるように傾いている。尚、マグネット23の周方向両端が成すマグネット幅W2は、第1対向面32aの周方向幅W1よりも大きく構成されている。また、表面コア部32の第2対向面32bは、マグネット23の長手方向と直交する方向(短手方向)に対して空隙傾斜角θ2を以て傾斜されている。
このように構成されたブラシレスモータ1では、ステータ2のコイル13に駆動電力が供給されると回転磁界が発生し、ロータ3が時計回りに回転する。このとき、マグネット磁極部24では表面コア部32の主に第1対向面32aでロータ3の回転のためのトルクを得るようになっている。また、マグネット磁極部24が表面コア部32の第1対向面32aで或る1つのティース12(例えば、図1におけるティース12b)と対向するとき、そのティース12bの隣のティース12(遠ざかる方のティース12c)は第2対向面32bと対向する。第2対向面32bとティース12cとの径方向の間隙は、空隙延長部Saが介在されることから広く設定されているため、ティース12cの影響によってマグネット磁極部24に生じる減磁作用が抑制され、その結果、トルク向上と共に回転性能が向上されるようになっている。また、マグネット磁極部24のマグネット23は、回転方向後方側の端部ほど表面コア部32の表面から離れるように傾斜して設けられているため、マグネット磁極部24が受けるティース12cの影響がより緩和されるようになっている。
また、マグネット傾斜角θ1を0°〜30°の範囲で変化させたときのマグネット磁極部24の磁束変化率を図4に示す。尚、この図4では、空隙傾斜角θ2を30°、45°、60°及び75°とした4つのパターンを示す。図4では、マグネット傾斜角θ1を0°とした構成を基準(つまり、磁束変化率が1)としており、空隙傾斜角θ2が30°と45°であって、且つマグネット傾斜角θ1が0°〜およそ22.5°の範囲で磁束変化率が1よりも大きくなっている。つまり、空隙傾斜角θ2が45°以下であって、マグネット傾斜角θ1が0°≦θ2≦22.5°の範囲内では磁束量が増加する良好な範囲であることがいえる。そして、本実施形態では、空隙傾斜角θ2及びマグネット傾斜角θ1は上記範囲内に設定され、磁束量が増加するようになっている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、マグネット磁極部24とコア磁極部25との間の空隙S1は、マグネット磁極部24のマグネット23の径方向外側(径方向ステータ側)まで延長された空隙延長部Saを有する。これにより、マグネット磁極部24とティース12との間には、周方向に部分的に空隙延長部Saを含む構成となる。このため、1つのマグネット磁極部24に対して1つのティース12が対向するだけでなく、その隣のティース12も該マグネット磁極部24と径方向に対向する状態において、隣のティース12の影響が空隙延長部Saにより緩和される。従って、隣のティース12の影響によってマグネット磁極部24に生じる減磁作用が抑制され、その結果、トルク向上と共に回転性能を向上させることができる。
(2)本実施形態では、ロータコア22には、マグネット23の周方向両端面に沿ってそれぞれ配置された一対のブリッジ部31と、該ブリッジ部31に保持されマグネット23のステータ側に配置されてマグネット磁極部24を構成する表面コア部32とが形成される。そして、表面コア部32のティース12と対向する面は、ティース12との間隔が均一である第1対向面32aと、空隙延長部Saが介在されることでティース12との間隔が第1対向面32aとティース12との間隔よりも大きく構成された第2対向面32bとからなる。このため、表面コア部32が第1対向面32aで或る1つのティース12と対向するとともに、第2対向面32bで隣のティース12と対向するように構成でき、その隣のティース12の影響によるマグネット磁極部24に生じる減磁作用を確実に抑制することができる。
(3)本実施形態では、表面コア部32の第1対向面32aの周方向幅W1は、ティース12の先端面12aの周方向幅と等しくなるように設定される。これにより、第1対向面32aで効率的にトルクを得ることができるため、第2対向面32bで減磁作用を抑制しつつも、トルクの低下を小さく抑えることができる。
(4)本実施形態では、マグネット23は、直方体状の板状部材からなり、軸方向から見てその長手方向が第1対向面32aの周方向中心線L1と直交する直線L2に対してマグネット傾斜角θ1を以て傾斜した状態で埋設される。また、第2対向面32bは平面状をなし、マグネット23の短手方向に対して空隙傾斜角θ2を以て傾斜される。そして、マグネット傾斜角θ1は、0°≦θ1≦22.5°の範囲内に設定され、空隙傾斜角θ2は、θ2≦45°の範囲内に設定される。これにより、磁束量を増加することができ(図4参照)、ロータ3の回転性能をより確実に向上できる。
(5)本実施形態では、ロータコア22のブリッジ部31には、軸方向に並ぶ複数の貫通孔33が形成されるため、ブリッジ部31の磁束の通過が抑制され、これにより、ブリッジ部31からの磁気漏れを抑制することができる。
(6)本実施形態では、ロータコア22は、板状のコアシート22aが軸方向に積層されてなり、ブリッジ部31の貫通孔33は、各コアシート22aに形成された凹部22cにて構成される。このため、各コアシート22aに凹部22cを形成した後、それらを積層することで、ロータコア22のブリッジ部31に複数の貫通孔33を容易に構成することが可能となる。
(7)本実施形態では、ロータ3が一方向のみ(図1において時計回り)に回転可能な構成であって、マグネット23は回転方向前方側ほどロータ3の表面(表面コア部32の表面)に近くなるように傾斜した状態で設けられるため、回転トルクの向上に寄与できる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、ロータ3の回転方向を時計回りとしたが、ロータ3の構成はそのままで反時計回りとしてもよい。
・上記実施形態では、マグネット磁極部24の表面コア部32を保持するブリッジ部31は、マグネット23の周方向両端面に沿って配置され、マグネット磁極部24とコア磁極部25との間の空隙S1,S2が外周側に開放する溝形状となるように構成されたが、この構成に特に限定されるものではない。例えば、図5及び図6に示すような、周方向に沿って形成され表面コア部41とコア磁極部25とを連結するブリッジ部42としてもよい。ブリッジ部42は、表面コア部41の表面から周方向両側にそれぞれ延び、両隣のコア磁極部25の表面25aと繋がっている。即ち、この図5及び図6に示す構成では、表面コア部41とコア磁極部25の表面41a,25aだけでなくブリッジ部42の外周面もロータ3の表面を構成している。また、表面コア部41の表面41a(ティース12との対向面)の周方向幅W1は、ティース12の先端面12aの周方向幅と等しくなるように設定されている。尚、ロータコア22には、マグネット23のずれ防止のための係合突部43が形成されている。このような構成では、ブリッジ部42がマグネット23の周方向両端面に密着しない構成とすることが可能となるため、ロータコア22に対するマグネット23の埋め込みを容易とすることが可能となる。また、図5及び図6に示す構成では、マグネット磁極部24とコア磁極部25との間の空隙S1,S2は、その外周側(ステータ2側)でブリッジ部42にて覆われる構成となる。そして、空隙S1の空隙延長部Saは、表面コア部41に入り込むように形成されている。このような構成においても、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
・上記実施形態では、各マグネット磁極部24の表面コア部32には、第1及び第2対向面32a,32bがそれぞれ1つずつ設けられたが、これに特に限定されるものではない。例えば、図7に示すように、表面コア部32の表面の周方向中央に第1対向面32aを形成し、その周方向両側にそれぞれ第2対向面32bを形成してもよい。つまり、このような構成では、マグネット磁極部24の周方向両側の空隙S1,S2の両方に空隙延長部Saが形成されている。このため、ロータ3が正逆回転可能な構成において、第1対向面32aで或る1つのティース12と対向するとき、その隣のティース12の影響によるマグネット磁極部24に生じる減磁作用をロータ3の正逆回転の両方に対応して好適に抑制することができる。
尚、図7に示す構成では、表面コア部32の周方向両端部の第2対向面32bは、ロータ3の中心に向かって窪む円弧状をなしている。即ち、第2対向面32bが軸方向から見て反ステータ側に窪む円弧状をなすため、表面コア部32とティース12との間隔の変化が周方向において急激となる。これにより、第2対向面32bでの減磁作用を好適に抑制することができる。
また、図7に示す構成では、マグネット23は、軸方向から見てその長手方向が第1対向面32aの周方向中心線L1(マグネット磁極部24の周方向中心線と一致)と直交するように設けられ、マグネット磁極部24は周方向中心線L1に対して線対称となるように構成されている。
ここで、図7に示す構成において、マグネット幅W2と第1対向面32aの周方向幅W1との比W2/W1を変化させたときのマグネット磁極部24の磁束変化率を図8に示す。この図8では、マグネット23の短手方向(図7において上下方向)における表面コア部32の両端から円Cまでの距離(図7中、エッジ深さE)と、径方向における第1対向面32a(円C)とティース12の先端面12aとの間の距離(エアギャップA)との比E/Aを0、1、2、4、6とした5つのパターンを示す。尚、参考図として、図9には、エッジ深さE=0、且つマグネット幅W2と第1対向面32aの周方向幅W1とが略等しい構成(つまり、比W2/W1≒1である構成)を示している。また、図10には、エッジ深さE=0、且つ比W2/W1=1.49である構成を示している。この図10に示す構成は、エッジ深さE=0、つまり、表面コア部32の両端のエッジ44が円Cと重なっているが、表面コア部32の表面には、第1対向面32a、第2対向面32b及び空隙延長部Saが形成されており、図7の構成と同様の作用効果(空隙延長部Saによる減磁作用)を得ることが可能となっている。また、図8は、図9及び図10に示すように、第1対向面32aの周方向幅W1をティース12の先端面12aの周方向幅と等しく設定し、マグネット23の体積を一定に維持しつつマグネット幅W2を変化させたときに得られる特性図である。
図8では、エッジ深さ比E/Aを0としたときを基準(つまり、磁束変化率が1)としており、エッジ深さ比E/Aが0で、W2/W1が1.0<W2/W1<2.1の範囲は、磁束量が高くなる良好な範囲といえる。従って、エッジ深さ比E/Aを0、W2/W1を1.0<W2/W1<2.1の範囲内に設定した構成では、減磁作用を抑制し、トルク向上と共に回転性能を向上させることが可能となっている。また、エッジ深さ比E/Aが4以下で、W2/W1が1.2<W2/W1<1.8の範囲も、磁束量が高くなる良好な範囲といえる。従って、エッジ深さ比E/Aを4以下、W2/W1を1.2<W2/W1<1.8の範囲内に設定した構成では、減磁作用を抑制し、トルク向上と共に回転性能を向上させることが可能となっている。尚、エッジ深さ比E/Aが6の構成では、W2/W1をどの値で設定しても磁束変化率は1以下となっている。
尚、図7に示す構成では、マグネット磁極部24及びコア磁極部25はそれぞれ、周方向の中心線に対して線対称となるように構成されているが、これに特に限定されるものではなく、例えば、図11に示すような非線対称な構成としてもよい。図11に示すように、表面コア部32の表面の周方向中間部には第1対向面32aが形成され、その周方向両側にそれぞれ、円弧状に窪む第2対向面32b,32cが形成されている。つまり、このような構成では、マグネット磁極部24の周方向両側の空隙S1,S2のうち、空隙S1に空隙延長部Saが形成され、空隙S2に空隙延長部Sbが形成されている。各空隙延長部Sa,Sbは、その断面積(軸方向視での面積)が互いに異なるように形成されている。また、マグネット磁極部24のマグネット23は、軸方向から見てその長手方向が表面コア部32の第1対向面32aの周方向中心線L1と直交する直線L2に対してマグネット傾斜角θ1を以て傾斜した状態で設けられている。これにより、マグネット23は、軸方向から見て回転方向後方側の端部がよりロータ3の中央に近くなるように傾いている。尚、円弧状に窪む第2対向面32b,32cの少なくとも一方を、外周側からの押し潰しによって形成してもよい。これにより、表面コア部32の周方向端部の密度が高まって減磁耐性が更に向上する。
また、上記した図5に示す構成では、表面コア部41における空隙延長部Saと接する面(空隙延長部Saを形成する面)を平面状としたが、これに特に限定されるものではなく、例えば、図12に示すように、マグネット24側に窪む円弧状面41bとしてもよい。尚、この円弧状面41bを外周側からの押し潰しによって形成してもよい。これにより、表面コア部41の空隙S1側の周方向端部の密度が高まって減磁耐性が更に向上する。
・上記実施形態のロータ3において、マグネット23の形状や、マグネット磁極部24の表面コア部32、コア磁極部25及びブリッジ部31を含むロータコア22の形状を適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、マグネット磁極部24とコア磁極部25をそれぞれ4つで構成した8磁極のロータ3に適用したが、これに特に限定されるものではなく、マグネット磁極部24とコア磁極部25をそれぞれ(n+1)個(但し、nは自然数)ずつ設けて、ロータ3の磁極数を2(n+1)磁極で構成してもよい。また、上記実施形態では、ステータ2を12スロット(ティース12が12個)で構成したが、これに特に限定されるものではなく、3(m+1)スロット(但し、mは自然数)で構成してもよい。
・上記実施形態についての数値範囲は、状況等に応じて適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、ブラシレスモータ1をインナロータ型としたが、アウタロータ側としてもよい。
1…ブラシレスモータ、2…ステータ、3…ロータ、12,12b,12c…ティース、12a…先端面、22…ロータコア、22a…コアシート、22c…凹部、23…マグネット、24…マグネット磁極部、25…コア磁極部、31,42…ブリッジ部、32,41…表面コア部、32a…第1対向面、32b,32c…第2対向面、33…貫通孔、A…エアギャップ、E…エッジ深さ、S1,S2…空隙、Sa,Sb…空隙延長部、W1…第1対向面の周方向幅、W2…マグネット幅、θ1…マグネット傾斜角、θ2…空隙傾斜角。

Claims (13)

  1. ロータコアの周方向に一方の磁極のマグネットが複数埋め込まれてマグネット磁極部が形成されるとともに、各マグネット磁極部間には前記ロータコアに形成されたコア磁極部がそれぞれマグネット磁極部との各境界部に空隙を以て配置され、前記コア磁極部を他方の磁極として機能させるように構成されたロータと、
    周方向等間隔に設けられ前記ロータと径方向に対向する複数のティースとその各ティースに装着された巻線とを有するステータと
    を備えたブラシレスモータであって、
    前記マグネット磁極部の周方向両側の前記空隙の少なくとも一方は、該マグネット磁極部のマグネットの径方向ステータ側まで磁極中心に向かって延長された空隙延長部を有することを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記ロータコアには、前記マグネットの周方向両端面に沿ってそれぞれ配置された一対のブリッジ部と、該ブリッジ部に保持され前記マグネットの前記ステータ側に配置されて前記マグネット磁極部を構成する表面コア部とが形成され、
    前記表面コア部の前記ティースと対向する面は、第1対向面と、前記空隙延長部が介在されることで前記ティースとの間隔が前記第1対向面と前記ティースとの間隔よりも大きく構成された第2対向面とからなることを特徴とするブラシレスモータ。
  3. 請求項2に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記表面コア部の第1対向面の周方向幅は、前記ティースの先端面の周方向幅と等しくなるように設定されたことを特徴とするブラシレスモータ。
  4. 請求項2又は3に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記マグネットは、直方体状の板状部材からなり、軸方向から見てその長手方向が前記第1対向面の周方向中心線と直交する直線に対してマグネット傾斜角θ1を以て傾斜した状態で埋設され、
    前記第2対向面は平面状をなし、前記マグネットの短手方向に対して空隙傾斜角θ2を以て傾斜されてなり、
    前記マグネット傾斜角θ1は、0°≦θ1≦22.5°の範囲内に設定され、
    前記空隙傾斜角θ2は、θ2≦45°の範囲内に設定されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  5. 請求項2又は3に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記表面コア部の第2対向面は、軸方向から見て反ステータ側に窪む円弧状をなすことを特徴とするブラシレスモータ。
  6. 請求項5に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記ロータは、前記マグネット及び前記コア磁極部がそれぞれ(n+1)個(但し、nは自然数)ずつ設けられて2(n+1)磁極で構成され、
    前記ステータは、前記ティースが3(m+1)スロット(但し、mは自然数)で構成され、
    前記マグネット磁極部は、前記表面コア部の周方向中央に前記第1対向面が、該第1対向面の周方向両側に前記第2対向面がそれぞれ形成され、前記マグネット磁極部の周方向中心線に対して線対称となるように構成され、
    前記表面コア部の両端から前記ロータの表面の仮想円までの距離Eと、径方向における前記第1対向面と前記ティースの先端面との間の距離Aとの比E/Aが0に設定されるとともに、前記マグネット磁極部の周方向幅W2と前記表面コア部の第1対向面の周方向幅W1との比W2/W1が1.0<W2/W1<2.1の範囲内に設定されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  7. 請求項6に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記ロータは、前記マグネット及び前記コア磁極部がそれぞれ4つずつ設けられて8磁極で構成され、
    前記ステータは、前記ティースが12個設けられて12スロットで構成され、
    前記マグネット磁極部は、前記表面コア部の周方向中央に前記第1対向面が、該第1対向面の周方向両側に前記第2対向面がそれぞれ形成され、前記マグネット磁極部の周方向中心線に対して線対称となるように構成され、
    前記表面コア部の両端から前記ロータの表面の仮想円までの距離Eと、径方向における前記第1対向面と前記ティースの先端面との間の距離Aとの比E/Aが0に設定されるとともに、前記マグネット磁極部の周方向幅W2と前記表面コア部の第1対向面の周方向幅W1との比W2/W1が1.0<W2/W1<2.1の範囲内に設定されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  8. 請求項5に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記ロータは、前記マグネット及び前記コア磁極部がそれぞれ(n+1)個(但し、nは自然数)ずつ設けられて2(n+1)磁極で構成され、
    前記ステータは、前記ティースが3(m+1)スロット(但し、mは自然数)で構成され、
    前記マグネット磁極部は、前記表面コア部の周方向中央に前記第1対向面が、該第1対向面の周方向両側に前記第2対向面がそれぞれ形成され、前記マグネット磁極部の周方向中心線に対して線対称となるように構成され、
    前記表面コア部の両端から前記ロータの表面の仮想円までの距離Eと、径方向における前記第1対向面と前記ティースの先端面との間の距離Aとの比E/Aが4以下に設定されるとともに、前記マグネット磁極部の周方向幅W2と前記表面コア部の第1対向面の周方向幅W1との比W2/W1が1.2<W2/W1<1.8の範囲内に設定されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  9. 請求項8に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記ロータは、前記マグネット及び前記コア磁極部がそれぞれ4つずつ設けられて8磁極で構成され、
    前記ステータは、前記ティースが12個設けられて12スロットで構成され、
    前記マグネット磁極部は、前記表面コア部の周方向中央に前記第1対向面が、該第1対向面の周方向両側に前記第2対向面がそれぞれ形成され、前記マグネット磁極部の周方向中心線に対して線対称となるように構成され、
    前記表面コア部の両端から前記ロータの表面の仮想円までの距離Eと、径方向における前記第1対向面と前記ティースの先端面との間の距離Aとの比E/Aが4以下に設定されるとともに、前記マグネット磁極部の周方向幅W2と前記表面コア部の第1対向面の周方向幅W1との比W2/W1が1.2<W2/W1<1.8の範囲内に設定されていることを特徴とするブラシレスモータ。
  10. 請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記ロータコアには、前記マグネットの前記ステータ側に配置され前記マグネット磁極部を構成する表面コア部と、周方向に沿って形成され前記表面コア部と前記コア磁極部とを連結するブリッジ部とが形成され、
    前記空隙は、前記ブリッジ部にて前記ステータ側で覆われるとともに、その前記空隙延長部が前記表面コア部に入り込むように形成されたことを特徴とするブラシレスモータ。
  11. 請求項10に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記表面コア部の前記ティースとの対向面の周方向幅は、前記ティースの先端面の周方向幅と等しくなるように設定されたことを特徴とするブラシレスモータ。
  12. 請求項2〜11のいずれか1項に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記ロータコアのブリッジ部には、軸方向に並ぶ複数の貫通孔が形成されたことを特徴とするブラシレスモータ。
  13. 請求項12に記載のブラシレスモータにおいて、
    前記ロータコアは、板状のコアシートが軸方向に積層されてなり、
    前記ブリッジ部の貫通孔は、前記各コアシートに形成された凹部にて構成されたことを特徴とするブラシレスモータ。
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