JP2012099195A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ビット線構成が階層化されたメモリセルアレイにおいて、隣接グローバルビット線間のカップリングノイズを抑制可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】本発明の半導体装置のメモリセルアレイにおいて、ローカルビット線LBL1〜LBL4及びグローバルビット線GBL1〜GBL4と、スイッチS1、S2と、両側のセンスアンプSA1、SA2と、スイッチS3、S4を備えている。選択ワード線WL1、WL2上の4つのメモリセルMCに対し、最初にスイッチS2を導通、スイッチS1を非導通、スイッチS3、S4をグローバルビット線GBL1、GBL2側にした状態でセンスアンプSA1、SA2の増幅動作を行い、続いてスイッチS2を非導通、スイッチS1を導通、スイッチS3、S4をグローバルビット線GBL3、GBL4側にした状態でセンスアンプSA1、SA2で増幅動作を行い、グローバルビット線間のカップリングノイズを抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、グローバルビット線とローカルビット線とに階層化されたビット線構成を有するメモリセルアレイを備える半導体装置に関する。
近年、DRAM等の揮発性の半導体装置では、メモリセルアレイの微細化の進展に伴い、ビット線に接続されるメモリセル数の増加に起因する性能上の問題を克服するため、ビット線をグローバルビット線とローカルビット線とに階層化する構成が提案されている。例えば、メモリセルサイズとしては、6F2セルや4F2セル(Fは最小加工寸法)に縮小することが要請されており、この場合のビット線ピッチは加工限界である2Fにする必要がある。一方、階層化ビット線構成を有するメモリセルアレイにおいても、従来の構成と同様、それぞれのメモリセルのデータを保持すべく、オートリフレッシュモードやセルフリフレッシュモードなどのメモリセルのリフレッシュ動作を所定の周期で実行する必要がある。特に、DRAMにおいて階層化ビット線構成を採用したメモリセルアレイでは、メモリセル数の増加に伴うリフレッシュ動作の消費電流の増加を抑制することが求められる。また、DRAMの微細化に伴うメモリセル容量の低減に起因するセンスアンプのセンスマージンの低下を防止することが求められる。
例えば、特許文献1には、リフレッシュ動作時の消費電流を低減するために、ビット線対を略中央部で左右の領域に分離し、左右それぞれの領域でリフレッシュすべきワード線を1本ずつ選択し、各領域におけるビット線対の偶数番目と奇数番目のセットに対して1個の割合でセンスアンプを配置し、時系列で2回に分けてリフレッシュを行う技術が開示されている。しかし、特許文献1に開示された技術を6F2セルや4F2セルなどの小サイズのメモリセルに適用するには、ビット線ピッチを縮小可能なオープンビット線構成やシングルエンド構成を採用する必要がある。
一方、例えば、特許文献2、3には、メモリセル容量の低減に起因するセンスマージンの減少を防止するため、センスアンプを階層化する技術が開示されている。この場合、リフレッシュ時の消費電流を低減するため、特許文献1に対し特許文献2、3の技術を組み合わせた構成も適用可能であるが、かかる構成においては、階層化ビット線構成において隣接するグローバルビット線の間のカップリングノイズの影響により、リフレッシュ時のセンスマージンが低下することが問題となる。
上記の問題に対処するため、例えば、特許文献4、5には、階層化ビット線構成において、オープンビット線構成のローカルビット線とフォールデッドビット線構成のグローバルビット線とを配置し、両者を接続してセンス増幅することにより、一対のグローバルビット線に対するコモンモードノイズをキャンセルする技術が開示されている。また例えば、特許文献6には、特許文献4、5と同様の構成のローカルビット線及びグローバルビット線とにより上記と同様のセンス増幅を行うことに加え、センスアンプの増幅動作の直前まで非選択の側のグローバルビット線にプリチャージ電圧を供給することで、読み出し動作時の隣接ビット線間のノイズを抑制する技術が開示されている。さらに、特許文献6には、グローバルビット線をツイストすることにより、隣接する一対のグローバルビット線からのカップリングノイズをキャンセルする技術が開示されている。
特開2006−286090号公報 特開2008−262632号公報 特開2008−294310号公報 特開平8−87880号公報 特開2000−114491号公報 特開2007−287209号公報
まず、上述の特許文献4、5に開示された技術によれば、隣接する一対のグローバルビット線からのカップリングノイズをキャンセルすることはできない。また、上述の特許文献6に開示された技術によれば、このようなカップリングノイズのキャンセルは可能であるものの、1本のローカルビット線に対応して2本(1対)のグローバルビット線を配置する必要がある。そのため、グローバルビット線のピッチに対し、メモリセルセルのサイズは必然的にグローバルビット線の配線ピッチの2倍以下にできず、メモリセルのサイズの縮小が制約されるという問題がある。例えば、グローバルビット線を最小の2Fの配線ピッチで配線できたとしても、メモリセルのサイズは8F2(2×2F×2F)となってしまうため、6F2や4F2に比べて大きくなることは避けられない。また、特許文献6に開示されているように、グローバルビット線をツイストする場合は、そのためにメモリセルアレイの面積が増加するという問題もある。このように、従来の階層化ビット線構成を採用したメモリセルアレイにおいては、メモリセルのサイズの縮小と、リフレッシュ時の消費電力の低減と、カップリングノイズに起因するセンスマージンの低下防止とを同時に実現することは困難であった。
上記課題を解決するために、本発明の半導体装置は、ビット線構成が階層化されたメモリセルアレイを備える半導体装置であって、選択されたメモリセルの第1(第2〜第4)の信号を伝送する所定数の第1(第2〜第4)のローカルビット線と選択的に接続される第1(第2〜第4)のグローバルビット線と、前記第1(第3)のグローバルビット線の一端と前記第2(第4)のグローバルビット線の一端との間の接続を制御する第1(第2)のスイッチと、第1・第2のセンスアンプと、前記第1(第2)のグローバルビット線の他端と前記第3(第4)のグローバルビット線の他端のいずれかを前記第1(第2)のセンスアンプと選択的に接続する第3(第4)のスイッチとを備えて構成される。本発明の半導体装置において、第1の期間には、前記第1のスイッチにより前記第1及び第2のグローバルビット線を切り離し、前記第2のスイッチを介して前記第3及び第4のグローバルビット線を接続し、前記第3のスイッチを介して前記第1のグローバルビット線を前記第1のセンスアンプに接続し、前記第4のスイッチを介して前記第2のグローバルビット線を前記第2のセンスアンプに接続した状態で、前記第1(第2)の信号を前記第1(第2)のセンスアンプにより増幅する第1(第2)の動作が行われる。また、前記第1の期間と異なる第2の期間には、前記第1のスイッチを介して前記第1及び第2のグローバルビット線を接続し、前記第2のスイッチにより前記第3及び第4のグローバルビット線を切り離し、前記第3のスイッチを介して前記第3のグローバルビット線を前記第1のセンスアンプに接続し、前記第4のスイッチを介して前記第4のグローバルビット線を前記第2のセンスアンプに接続した状態で、前記第3(第4)の信号を前記第1(第2)のセンスアンプにより増幅する第3(第4)の動作が行われる。
本発明の半導体装置によれば、第1のスイッチで分割される第1及び第2のグローバルビット線の側の動作と、第2のスイッチで分割される第3及び第4のグローバルビット線の側の動作が、互いに異なる期間に行われる。すなわち、第1の期間には、第1及び第2のローカルビット線から読み出した2ビット分の信号を、第1及び第2のグローバルビット線を経由して第1及び第2のセンスアンプで増幅し、第2の期間には、第3及び第4のローカルビット線から読み出した2ビット分の信号を、第3及び第4のグローバルビット線を経由して第1及び第2のセンスアンプで増幅するように制御される。これにより、例えば、メモリセルアレイのリフレッシュ動作を実行する際、隣接するグローバルビット線間のカップリングノイズを抑制することができ、センスマージンの低下を防止しつつ、消費電流の低減が可能となる。
本発明は、シングルエンド型の構成を有するメモリセルアレイに対して適用してもよく、あるいはオープンビット線構成のメモリセルアレイに対して適用してもよい。また、前記第1及び第2のグローバルビット線を第1の方向の同一直線上に配置し、前記第3及び第4のグローバルビット線を前記第1及び第2のグローバルビット線と所定ピッチを置いて前記第1の方向の同一直線上に配置する場合は、カップリングノイズの抑制効果が十分に得られる。さらに、前記第1〜第4動作として、前記メモリセルのデータを保持するリフレッシュ動作を行う場合に本発明の効果が顕著になる。リフレッシュ動作は、オートリフレッシュモードあるいはセルフリフレッシュモードのいずれであってもよい。ただし、リフレッシュ動作には限られず、前記第1〜第4動作として、通常動作としての読み出し動作あるいは書き込み動作を行う場合であっても本発明を適用することができる。
以上述べたように、本発明によれば、階層化ビット線構成を有するメモリセルアレイの微細化の進展に伴い、隣接グローバルビット線間の結合容量の増加に起因して両者の間のカップリングノイズが大きくなる問題に対し、第1及び第2の期間に分けで動作を行うとともに、一方のグローバルビット線の動作時に他方のグローバルビット線をシールドとして用いることが可能となる。そのため、隣接グローバルビット線間のカップリングノイズによるセンスマージンの低下を抑制するとともに、第1及び第2のスイッチによりグローバルビット線の容量を実質的に半分に削減できる。よって、メモリセルのサイズを縮小しつつ、リフレッシュ動作等におけるセンスマージンの向上と消費電流の低減に大きな効果がある。
また、本発明の構成の採用により、グローバルビット線をフォールデッドビット線構成にしたり、あるいはツイストすることは不要になるので、チップ面積の増加を抑えつつ、リフレッシュ時のセンスマージンの向上と消費電流の低減を実現する効果もある。さらに、シングルエンド型のメモリセルアレイを採用する場合、共有タイプのグローバルセンスアンプを用いる構成に対しても本発明を有効に適用することができる。
本発明の技術思想を示す原理図である。 第1実施形態のDRAMの全体構成を示すブロック図である。 第1実施形態のDRAMのうちメモリセルアレイ及びその周辺部の構成を示す図である。 第1実施形態において、リフレッシュモード時のメモリセルアレイ各部の動作波形を示す図である。 図4の第1のプリチャージ期間におけるメモリセルアレイの接続関係の制御を示す図である。 図4の第1のアクティブ期間におけるメモリセルアレイの接続関係の制御を示す図である。 図4の第2のプリチャージ期間におけるメモリセルアレイの接続関係の制御を示す図である。 図4の第2のアクティブ期間におけるメモリセルアレイの接続関係の制御を示す図である。 第1実施形態のメモリセルアレイの全体の構成例を示すブロック図である。 図9において共有タイプのグローバルセンスアンプの接続状態を示す図である。 第1実施形態において、読み出し動作時のメモリセルアレイ各部の動作波形を示す図である。 第1実施形態において、書き込み動作時のメモリセルアレイ各部の動作波形を示す図である。 第2実施形態のDRAMのうちメモリセルアレイ及びその周辺部の構成を示す図である。 第2実施形態の第1のプリチャージ期間におけるメモリセルアレイの接続関係の制御を示す図である。 第2実施形態の第1のアクティブ期間におけるメモリセルアレイの接続関係の制御を示す図である。 第2実施形態の第2のプリチャージ期間におけるメモリセルアレイの接続関係の制御を示す図である。 第2実施形態の第2のアクティブ期間におけるメモリセルアレイの接続関係の制御を示す図である。
本発明の課題を解決する技術思想の代表的な例を以下に示す。ただし、本願の請求対象は、この技術思想に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された内容にあることは言うまでもない。
図1に示すように、本発明の技術思想の一例は、グローバルビット線GBLとローカルビット線LBLとに階層化されたビット線構成を有する半導体装置に対して適用されるものである。第1のグローバルビット線GBL1は第1のローカルビット線LBL1と選択的に接続され、第2のグローバルビット線GBL2は第2のローカルビット線LBL2と選択的に接続され、第1のスイッチS1により第1及び第2のグローバルビット線GBL1、GBL2の間の接続が制御される。また、第3のグローバルビット線GBL3は第3のローカルビット線LBL3と選択的に接続され、第4のグローバルビット線GBL4は第4のローカルビット線LBL4と選択的に接続され、第2のスイッチS2により第3及び第4のグローバルビット線GBL3、GBL4の間の接続が制御される。第1のセンスアンプSA1は、第3のスイッチS3により2本のグローバルビット線GBL1、GBL3との間の接続が選択的に制御される。第2のセンスアンプSA2は、第4のスイッチS4により2本のグローバルビット線GBL2、GBL4との間の接続が選択的に制御される。なお、図1では、グローバルビット線GBL1、GBL3の領域の1本のワード線WL1と、グローバルビット線GBL2、GBL4の領域の1本のワード線WL2とを例示するとともに、これらのワード線WL1、WL2と各ローカルビット線LBL1〜LBL4の交点の4つのメモリセルMCを例示している。ワード線WL1とワード線WL2は、同時に選択される。すると、前記4つのメモリセルMCからそれぞれ対応する4つのデータが、それぞれ対応するローカルビット線LBL1〜LBL4に伝送される。
図1に示す構成において、第1の期間には、第1のスイッチS1により第1及び第2のグローバルビット線GBL1、GBL2を切り離し、第2のスイッチS2を介して第3及び第4のグローバルビット線GBL3、GBL4を接続し、第3及び第4のスイッチS3、S4を介して第1及び第2グローバルビット線GBL1、GBL2を両側の第1及び第2のセンスアンプSA1、SA2に接続した状態で、それぞれの経路を経由して第1及び第2のセンスアンプSA1、SA2で各信号が増幅される。一方、第2の期間には、第2のスイッチS2により第3及び第4のグローバルビット線GBL3、GBL4を切り離し、第1のスイッチS1を介して第1及び第2のグローバルビット線GBL1、GBL2を接続し、第3及び第4のスイッチS3、S4を介して第3及び第4グローバルビット線GBL3、GBL4を両側の第1及び第2のセンスアンプSA1、SA2に接続した状態で、それぞれの経路を経由して第1及び第2のセンスアンプSA1、SA2で各信号が増幅される。以上のように制御することで、例えば、4ビット相当分の信号は、両側のセンスアンプSA1、SA2で各1ビットずつ2回に分けて増幅することができ、リフレッシュ動作等の実行時に、隣接グローバルビット線間のカップリングノイズの抑制に顕著な効果を奏する。
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照しながら詳しく説明する。以下では、半導体装置の一例としてのDRAM(Dynamic Random Access Memory)に対して本発明を適用した2つの実施形態ついて順次説明する。なお、本明細書において、「スイッチを介して接続」及び「スイッチを介して切り離し」は、それぞれスイッチの電気的な作用であって、導通及び非導通であることを示す。
[第1実施形態]
図2は、本発明を適用した第1実施形態のDRAMの全体構成を示すブロック図である。図2に示すDRAMは、複数のワード線WLと複数のビット線BL(後述のローカルビット線LBL)の各交点に配置された多数のメモリセルMCを含むメモリセルアレイ10と、このメモリセルアレイ10に付随するロウ系回路11及びカラム系回路12とを備えている。ロウ系回路11には、複数のワード線WLに対応して設けられる多数の回路群が含まれ、カラム系回路12には、複数のビット線BLに対応して設けられる多数の回路群が含まれる。なお、第1実施形態では、階層化ビット線構成が採用されるので、メモリセルアレイ10のビット線BLは、上位階層のグローバルビット線GBLと下位階層のローカルビット線LBLとに階層化されるが、詳細については後述する。
外部から入力されるアドレスにはロウアドレスとカラムアドレスが含まれ、ロウアドレスはロウアドレスバッファ13に保持されてロウ系回路11に送られ、カラムアドレスはカラムアドレスバッファ14に保持されてカラム系回路12に送られる。カラム系回路12は、入出力制御回路15によりデータバッファ16とのデータ転送が制御され、外部との間でデータ入出力(DQ)が行われる。
コマンドデコーダ17は、外部から入力される制御信号に基づきDARMに対するコマンドを判別して制御回路18に送出する。制御回路18は、コマンドデコーダ17により判別されるコマンドの種別に応じてDRAMの各部の動作を制御する。制御回路18による動作制御は、クロック発生回路(不図示)が発生する内部クロックに連動して行われる。また、モードレジスタ19は、上記アドレスに基づきDRAMの動作モードを選択的に設定し、その設定情報を制御回路18に送出する。本実施形態においては、制御回路18により、メモリセルアレイ10の読み出し動作及び書き込み動作等の通常動作が制御されることに加え、メモリセルアレイ10のデータ保持のためのリフレッシュ動作が制御される。リフレッシュ動作としては、通常動作時に外部からのリフレッシュコマンドに応答して実行制御されるオートリフレッシュと、待機時に所定の時間間隔で自動的に実行制御されるセルフリフレッシュがある。
次に図3は、図2のDRAMのうちメモリセルアレイ10及びその周辺部の構成を示す図である。図3に示すように、第1実施形態のメモリセルアレイ10は、ビット線BLの構成がローカルビット線LBLとグローバルビット線GBLとに階層化されている。図3のメモリセルアレイ10において、例えば、M本のグローバルビット線GBLが所定ピッチで配列されるとすると、メモリセルアレイ10の左側と右側にそれぞれM/2個ずつのグローバルセンスアンプGSAが配置され、各々のグローバルセンスアンプGSAは隣接する2本のグローバルビット線GBLと選択的に接続可能となっている。また、階層化ビット線構成に対応して、各々のグローバルビット線GBLの延在方向にセグメント化されたN本のローカルビット線LBLが同方向に配置されている。すなわち、メモリセルアレイ10には全部でM×N本のローカルビット線LBLが配置されることになる。よって、ローカルビット線LBLはグローバルビット線GBLに比べて十分に短く設定でき、その寄生容量を小さくすることができる。メモリセルアレイ10内のメモリセルMCは、例えば、6F2セルや4F2セルなど小さいセルサイズで構成することができる。なお、4F2サイズのメモリセルMCを採用する場合、ローカルビット線LBLはシリコン基板内に埋め込まれる構造を採用してもよい。
図3に示すように、各々のグローバルビット線GBLは、略中央の位置に挿入されるスイッチS10(本発明の第1のスイッチ)及びスイッチS20(本発明の第2のスイッチ)によって左右に分割されている。スイッチS10は、ゲートに印加される制御信号GSCEに応じて導通制御されるNMOS型のトランジスタであり、スイッチS20は、ゲートに印加される制御信号GSCOに応じて導通制御されるNMOS型のトランジスタである。ここで、M本のグローバルビット線GBLが図3の上端から0番〜M−1番の順に並ぶとしたとき、一方のスイッチS10は偶数番目のグローバルビット線GBLに挿入され、他方のスイッチS20は奇数番目のグローバルビット線GBLに挿入される。すなわち、メモリセルアレイ10の左側の領域には、偶数番目のグローバルビット線GBL(LE)(本発明の第1のグローバルビット線)と奇数番目のグローバルビット線GBL(LO)(本発明の第3のグローバルビット線)が交互に配列され、メモリセルアレイ10の右側の領域には、偶数番目のグローバルビット線GBL(RE)(本発明の第2のグローバルビット線)と奇数番目のグローバルビット線GBL(RO)(本発明の第4のグローバルビット線)が所定のピッチで交互に配列される。以下では主に、1組のグローバルビット線GBL(LE)、GBL(RE)及び1組のグローバルビット線GBL(LO)、GBL(RO)を含む範囲の単位回路の構成について説明を行うものとする。
グルーバルセンスアンプGSAとグローバルビット線GBLとの間には、スイッチS11、S12、S21、S22が配置されている。左側のスイッチS11、S21は一体的に本発明の第3のスイッチとして機能し、右側のスイッチS12、S22は一体的に本発明の第4のスイッチとして機能する。すなわち、左側のグローバルセンスアンプGSA(L)(本発明の第1のセンスアンプ)は、スイッチS11、S21を介して2本のグローバルビット線GBL(LE)、GBL(LO)と選択的に接続される。また、右側のグローバルセンスアンプGSA(R)(本発明の第2のセンスアンプ)は、スイッチS12、S22を介して2本のグローバルビット線GBL(RE)、GBL(RO)と選択的に接続される。スイッチS11、S12、S21、S22は、この順に、各々のゲートに印加される制御信号GSLE、GSRE、GSLO、GSROに応じて導通制御されるNMOS型のトランジスタである。
グローバルビット線GBLには、プリチャージ用トランジスタP1、P2が接続されている。すなわち、一方のプリチャージ用トランジスタP1(本発明の第1のプリチャージ回路)は、ゲートに印加されるプリチャージ制御信号GBPEに応じて、左側の偶数番目のグローバルビット線GBL(LE)をプリチャージ電圧VGBPにプリチャージする。また、他方のプリチャージ用トランジスタP2(本発明の第2のプリチャージ回路)は、ゲートに印加されるプリチャージ制御信号GBPOに応じて、右側の奇数番目のグローバルビット線GBL(RO)をプリチャージ電圧VGBPにプリチャージする。
各々のローカルビット線LBLの一端は、ローカルセンスアンプLSAに接続されている。各々のローカルセンスアンプLSAの出力ノードは、スイッチS13、S14、S23、S24を介してグローバルビット線GBLと選択的に接続される。ここで、ローカルビット線LBLは、グローバルビット線GBL(LE)、GBL(RE)、GBL(LO)、GBL(RO)に対応するローカルビット線LBL(LE)(本発明の第1のローカルビット線)、LBL(RE)(本発明の第2のローカルビット線)、LBL(LO)(本発明の第3のローカルビット線)、LBL(RO)(本発明の第4のローカルビット線)に区分される。そして、スイッチS13(本発明の第5のスイッチ)は、ゲートに印加される制御信号LSLEに応じて、左側の偶数番目のグローバルビット線GBL(LE)とローカルビット線LBL(LE)との間の接続を制御する。スイッチS14(本発明の第6のスイッチ)は、ゲートに印加される制御信号LSREに応じて、右側の偶数番目のグローバルビット線GBL(RE)とローカルビット線LBL(RE)との間の接続を制御する。スイッチS23(本発明の第7のスイッチ)は、ゲートに印加される制御信号LSLOに応じて、左側の奇数番目のグローバルビット線GBL(LO)とローカルビット線LBL(LO)との間の接続を制御する。スイッチS24(本発明の第8のスイッチ)は、ゲートに印加される制御信号LSROに応じて、右側の奇数番目のグローバルビット線GBL(RO)とローカルビット線LBL(RO)との間の接続を制御する。
図3に示すように、各々のローカルビット線LBLと各々のワード線WLとの交点には、図2で説明したメモリセルMCが配置されている。よって、メモリセルMCの信号電圧がローカルビット線LBLに読み出されてローカルセンスアンプLSAで増幅され、スイッチS13、S14、S23、S24を介してグローバルビット線GBLに伝送される。なお、図3では簡単のため、左側の領域のi番目のワード線WLLiと右側の領域のi番目のワード線WLRiのみを示すものとし、これらのワード線WLLi、WLRiとローカルビット線LBLの交点に各メモリセルMCを示している。また、各々のグローバルビット線GBLに対応して、1本のローカルビット線LBLのみを示しているが、実際には上記セグメント化により、例えば、グローバルビット線GBL(LE)の領域ではN/2本のローカルビット線LBLが配置され、他の領域についても同様である。
以上のように、第1実施形態ではローカルビット線LBL及びグローバルビット線GBLはシングルエンド構成であり、ローカルセンスアンプLSA及びグローバルセンスアンプGSAもシングルエンド構成となっている。
次に、第1実施形態のメモリセルアレイ10のリフレッシュモード時の動作について、図4〜図8を参照して説明する。図4は、リフレッシュモード時のメモリセルアレイ10各部の動作波形を示し、図5〜図8は、図4に示される複数のタイミングt1、t2、t3、t4に対応するメモリセルアレイ10の接続関係のそれぞれを模式的に示している。ここでは、図4の上部に示すように、入力されたリフレッシコマンドに応答する場合の1回のリフレッシュサイクル期間tRFC内における動作について説明する。なお、図4では、ワード線WLが、メインワード線MWLとサブワード線SWLとに階層化されることを前提としているが(図9参照)、図5〜図8では説明の便宜上、図3に従って2本のワード線WLLi、WLRiが表記されている。
リフレッシュコマンドによりリフレッシュモードに移行した後、第1のプリチャージ期間(図4のタイミングt1の直前)においては、図5に示す接続関係に制御される。このとき、制御信号GSLE、GSREがハイ、かつ制御信号GSLO、GSROがローにそれぞれ制御されるので、両側のグローバルセンスアンプGSAにはスイッチS11、S12を介して偶数番目のグローバルビット線GBL(LE)、GBL(RE)が接続される。また、制御信号GSCE、GSCO、GBPE、GBPOがハイに制御されるので、全てのグローバルビット線GBLがプリチャージ電圧VGBPにプリチャージされている。
一方、タイミングt1には、制御信号LSLE、LSLO、LSRE、LSROがローに制御されるので、各々のローカルビット線LBLがグローバルビット線GBLから切り離された状態にある。このとき、各々のローカルビット線LBLは、図示しないプリチャージ回路によってプリチャージ電圧VGBPにプリチャージされている。また、ワード線WLは非選択の状態(ロー)にあり、ローカルビット線LBLから切り離されたメモリセルMCはデータ保持状態にある。
次いで、上記第1のプリチャージ期間に続く第1のアクティブ期間(本発明の第1の期間:図4のタイミングt2の直前)においては、図6に示す接続関係に制御される。第1のアクティブ期間には、メモリセルアレイ10の偶数番目のグローバルビット線GBLに対応するローカルビット線LBLに属するメモリセルMCがリフレッシュされる。このとき、制御信号GBPE、GSCEがローに制御されるので、偶数番目の左右のグローバルビット線GBL(LE)、GBL(RE)はスイッチS10で切り離されるとともに、上述のプリチャージが終了する。一方、奇数番目のグローバルビット線GBL(LO)、GBL(RO)はプリチャージ電圧VGBPにプリチャージされた状態を保持しているので、隣接する偶数番目のグローバルビット線GBLの間をシールドする役割を果たす。
また、左右のワード線WLLi、WLRiが同時に選択状態(ハイ)になり、メモリセルMCからローカルビット線LBLに信号が読み出されてローカルセンスアンプLSAに伝送される。なお、この時点でローカルビット線LBLのプリチャージは終了している。次いで、制御信号LSLE、LSREがハイに制御されるので、左右のローカルセンスアンプLSA(LE)、LSA(RE)がスイッチS13、S14を介してグローバルビット線GBL(LE)、GBL(RE)に接続される。これにより、上記信号が両側のグローバルセンスアンプGSAで増幅さされた後、再びグローバルビット線GBL、ローカルセンスアンプLSA、ローカルビット線LBLを経由して、対応するメモリセルMCにリストアされる。
次いで、上記第1のアクティブ期間に続く第2のプリチャージ期間(図4のタイミングt3の直前)においては、図7に示す接続関係に制御される。このとき、制御信号LSLE、LSREがローに制御されるので、左右のローカルセンスアンプLSA(LE)、LSA(RE)がスイッチS13、S14でグローバルビット線GBL(LE)、GBL(RE)からそれぞれ切り離される。
次いで、制御信号GSLE、GSREがロー、かつ制御信号GSLO、GSROがハイにそれぞれ制御されるので、両側のグローバルセンスアンプGSAにはスイッチS21、S22を介して奇数番目のグローバルビット線GBL(LO)、GBL(RO)が接続される。また、制御信号GSCE、GBPEがハイに制御されるので、全てのグローバルビット線GBLが再びプリチャージ電圧VGBPにプリチャージされる。
次いで、上記第2のプリチャージ期間に続く第2のアクティブ期間(本発明の第2の期間:図4のタイミングt4の直前)においては、図8に示す接続関係に制御される。第2のアクティブ期間には、メモリセルアレイ10の奇数番目のグローバルビット線GBLに対応するローカルビット線LBLに属するメモリセルMCがリフレッシュされる。このとき、制御信号GSCO、GBPOがローに制御されるので、奇数番目の左右のグローバルビット線GBL(LO)、GBL(RO)はスイッチS20で切り離されるとともに、上述のプリチャージが終了する。一方、偶数番目のグローバルビット線GBL(LE)、GBL(RE)はプリチャージ電圧VGBPにプリチャージされた状態を保持しているので、隣接する奇数番目のグローバルビット線GBLの間をシールドする役割を果たす。
また、制御信号LSLO、LSROがハイに制御されるので、左右のローカルセンスアンプLSA(LO)、LSA(RO)がスイッチS23、S24を介してグローバルビット線GBL(LO)、GBL(RO)に接続される。これにより、読み出された信号が両側のグローバルセンスアンプGSAで増幅された後、再びグローバルビット線GBL、ローカルセンスアンプLSA、ローカルビット線LBLを経由して、対応するメモリセルMCにリストアされ、この時点で一連のリフレッシュ動作が終了する。
その後、図4に示すように、上述のワード線WLLi、WLRiに引き続いて次にワード線WLLi+1とWLRi+1を選択してリフレッシュ動作が続けられる。これ以降は、図5〜図8で説明した第1のプリチャージ期間、第1のアクティブ期間、第2のプリチャージ期間、第2のアクティブ期間を含む一連のリフレッシュ動作が繰り返されるが、その動作の詳細については省略する。なお、図4の例は、既に説明したように、1回のリフレッシュサイクル期間tRFC内で、単位となる上記リフレッシュ動作(図5〜図8)を4回連続して実行する場合に対応するので、同じパターンの動作波形が4回繰り返して現れる。
以上のように、第1実施形態の半導体装置に対し、図4〜図8のリフレッシュ動作を実行することにより、隣接する奇数番目と偶数番目のグローバルビット線GBLを介したリフレッシュ動作が異なる時間に実行されるとともに、上述のシールド効果を得られるため、カップリングノイズを確実に抑制してグローバルセンスアンプGSAのセンスマージンを高めることができる。また、メモリセルアレイ10の略中央に配置されるスイッチS10、S20により各グローバルビット線GBLを分割した状態でリフレッシュ動作を行うことができるので、各グローバルビット線GBLの容量を実質的に半分にすることができる。従って、その分だけリフレッシュ動作に伴う消費電流を低減することができる。
図9は、第1実施形態のメモリセルアレイ10の全体の構成例を示すブロック図である。図9の構成例では、メモリセルアレイ10はビット線延伸方向に並ぶ8個のマットM(M0〜M7)から構成される。各々のマットMの両側には、図3の左右のグローバルセンスアンプGSAが配置されている。各々のグローバルセンスアンプGSAは、図9の両端のグローバルセンスアンプGSAを除き、左右に隣接するマットMに属するグローバルビット線GBLに共有されている。具体的には、図10に示すように、共有タイプのグローバルセンスアンプGSAにおいては、右側の入力端子が制御信号GSLE、GSLOに応じて制御されるスイッチS11、S21(図3)を介して右側のマットMの2本のグローバルビット線GBL(LE)、GBL(LO)と選択的に接続され、左側の入力端子が制御信号GSRE、GSROに応じて制御されるスイッチS12、S22(図3)を介して左側のマットMの2本のグローバルビット線GBL(RE)、GBL(RO)と選択的に接続される。
また、上述したように、ワード線WLは、メインワード線MWLとサブワード線SWLに階層化されている。メインワードデコーダMWDによって1本のメインワード線MWLが選択され、サブワードドライバSWDによって、メインワード線MWLに対応する8本のサブワード線SWLのうちの1本が選択的に駆動される。なお、メモリセルアレイ10に含まれるマットMの個数や、ワード線WLの階層構成については、図9の構成例に制約されることなく適宜に変更することができる。
各々のマットMは、図3に示すスイッチS10、S20を境にして左右の領域に分割される。図9に示すように、マットM内の左側の領域には128本のメインワード線MWLL0〜MWLL127と1本の冗長メインワード線RMWLLが配置され、マットM内の右側の領域には128本のメインワード線MWLR0〜MWLR127と1本の冗長メインワード線RMWLRが配置されている。図9のメモリセルアレイ10を上述のリフレッシュモードで動作させる場合、左右の領域で同じ番地に位置するメインワード線MWL(又は冗長メインワード線RMWL)が2本同時に選択される。この場合、各々のマットMにおいては、左右の領域を合計して2048本のサブワード線SWLと16本の冗長サブワード線が配置されることになる。
次に、第1実施形態のメモリセルアレイ10の通常動作としての読み出し動作及び書き込み動作について、図11及び図12を参照して説明する。図11は、読み出し動作時のメモリセルアレイ10各部の動作波形を示し、図12は、書き込み動作時のメモリセルアレイ10各部の動作波形を示し、それぞれの制御信号の多くは図4の表記に対応している。
読み出し動作時は、図11に示すように、最初にアクティブコマンドACTが入力され、その次のクロックでリードコマンドRDが入力される。ここで、読み出し動作に際してローカルビット線LBL及びグローバルビット線GBLを経由して読み出されたデータを格納するリードレジスタRDR(図3では不図示)として、偶数番目に対応するリードレジスタRDR(E)と奇数番目に対応するリードレジスタRDR(O)が設けられている。
リードコマンドRDの入力後において、まず、制御信号GSLE、GSRE、LSLE、LSREの制御に応じて、偶数番目のローカルビット線LBLに読み出された信号が、ローカルセンスアンプLSA、グローバルビット線GBL、グローバルセンスアンプGSAを経由する経路(図5参照)で読み出され、そのデータが偶数用のリードレジスタRDR(E)に格納される。続いて、制御信号GSLO、GSRO、LSLO、LSROの制御に応じて、奇数番目のローカルビット線LBLに読み出された信号が、ローカルセンスアンプLSA、グローバルビット線GBL、グローバルセンスアンプGSAを経由する経路(図7参照)で読み出され、そのデータが奇数用のリードレジスタRDR(O)に格納される。この場合、両側のグローバルセンスアンプGSAに対応する1対のリードレジスタRDR(E)、RDR(O)に対し各1ビットずつ2回の読み出しが行われるので、計4ビットのデータが格納されることになる。
次いで、リードレイテンシ2に一致するタイミングになると、リードレジスタRDR(E)、RDR(O)に格納されているデータに対するDQピンからのバースト出力が開始され、ローカルビット線LBL(LE)、LBL(RE)、LBL(LO)、LBL(RO)からの読み出しデータがこの順番で順次出力される。その後、プリチャージコマンドPREが入力されると、選択ワード線WLが非活性化され、ローカルビット線LBL及びグローバルビット線GBLのプリチャージが開始される。
一方、書き込み動作時は、図12に示すように、最初に上述のアクティブコマンドACTが入力され、その次のクロックでライトコマンドWTが入力される。ここで、書き込み動作に際してローカルビット線LBL及びグローバルビット線GBLを経由して書き込むデータを格納するライトレジスタWTR(図3では不図示)として、偶数番目に対応するライトレジスタWTR(E)と奇数番目に対応するライトレジスタWTR(O)が設けられている。
ライトコマンドWTの入力後において、まず、ライトレイテンシ1に一致するタイミングになると、DQピンから書き込みデータのライトレジスタWTRへのバースト入力が開始され、ローカルビット線LBL(LE)、LBL(RE)、LBL(LO)、LBL(RO)に対する書き込みデータがこの順番で順次入力される。この時点で、ローカルビット線LBL及びグローバルビット線GBLはプリチャージ状態に保たれている。
次いで、ローカルビット線LBL(LE)、LBL(RE)に対応する2ビット分のデータがライトレジスタWTR(E)に格納される。そして、制御信号GSLE、GSRE、LSLE、LSREの制御に応じて、ライトレジスタWTR(E)の2ビットのデータが偶数番目のグローバルビット線GLB及びローカルビット線LBLを経由してメモリセルMCに書き込まれる。一方、ローカルビット線LBL(LO)、LBL(RO)に対応する2ビット分のデータがライトレジスタWTR(O)に格納される。そして、制御信号GSLO、GSRO、LSLO、LSROの制御に応じて、ライトレジスタWTR(O)の2ビットのデータが奇数番目のグローバルビット線GLB及びローカルビット線LBLを経由してメモリセルMCに書き込まれる。その後、プリチャージコマンドPREが入力されると、選択ワード線WLが非活性化され、ローカルビット線LBL及びグローバルビット線GBLのプリチャージが開始される。
なお、第1実施形態において図11の読み出し動作及び図12の書き込み動作を行う場合においても、上述のリフレッシュ動作の場合と同様、隣接グローバルビット線間のカップリングノイズの抑制によるセンスマージンの向上と、各グローバルビット線GBLの容量削減による動作電流の低減を実現することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明を適用した第2実施形態のDRAMについて説明する。第2実施形態では、図2のDRAMの全体構成については共通するので、説明を省略する。図13は、第2実施形態のDRAMのうちメモリセルアレイ10及びその周辺部の構成を示す図であり、図3に対応する範囲を示している。図13に示すように、第2実施形態のメモリセルアレイ10は、階層化ビット線構成を採用している点では第1実施形態と同様であるが、オープンビット線方式を採用している点及びセンスアンプを階層化していない点では第1実施形態とは異なっている。
図13において、グローバルビット線GBL及びローカルビット線LBLの配置と、スイッチS10〜S12、S20〜S22及びプリチャージ用トランジスタP1、P2の接続関係については、図3と同様である。一方、図13においては、ローカルセンスアンプLSAが設けられておらず、スイッチS13、S14、S23、S24の各々が直接ローカルビット線LBLの一端に接続されている点で図3とは異なる。なお、スイッチS11、S12、S21、S22は、この順に、各々のゲートに印加される制御信号GSLE、GSRE、GSLO、GSROに応じて導通制御されるNMOS型のトランジスタである点は図3と同様である。
また、第2実施形態ではオープンビット線構成を採用しているので、図3のグローバルセンスアンプGSAに代えて、差動型のセンスアンプSAが配置されている。各々のセンスアンプSAは、一方の端子がスイッチS11、S21、S12、S22を介して2本のグローバルビット線GBLと選択的に接続されるとともに、他方の端子がスイッチS11a、S21a、S12a、S22aを介して2本の相補グローバルビット線/GBLと選択的に接続され、センスアンプSAを挟んで対向する1本のグローバルビット線GBL及び1本の相補グローバルビット線/GBLとを接続した状態でセンス増幅及びリフレッシュ動作が行われる。なお、左側のセンスアンプSA(L)に接続されるスイッチS11a、S21a及び右側のセンスアンプSA(R)に接続されるスイッチS12a、S22aは、この順に、各々のゲートに印加される制御信号GSRE、GSRO、GSLE、GSLOに応じて導通制御されるNMOS型のトランジスタである。
次に、第2実施形態のメモリセルアレイ10のリフレッシュモード時の動作について、図14〜図17を参照して説明する。図14は、リフレッシュモード時における図4の複数のタイミングt1、t2、t3、t4に対応する第2実施形態のメモリセルアレイ10の接続関係のそれぞれを模式的に示している。図14〜図17における基本的な動作の多くは第1実施形態の図5〜図8と共通するので、以下では主に相違点について説明する。なお、図14〜図17におけるワード線WLLi、WLRiの表記は、図5〜図8の場合と同様である。
リフレッシュコマンドによりリフレッシュモードに移行した後、第1のプリチャージ期間(図4のタイミングt1の直前)においては、図14に示す接続関係に制御される。このときの各制御信号の状態は図5とほぼ同様に制御される。そして、両側のセンスアンプSAにはスイッチS11、S12を介して偶数番目のグローバルビット線GBL(LE)、GBL(RE)が接続されるとともに、スイッチS11a、S12aを介して対応する相補グローバルビット線/GBLが接続される。このとき、全てのグローバルビット線GBLがプリチャージ電圧VGBPにプリチャージされている。一方、図5と同様、各々のローカルビット線LBLは、プリチャージ電圧VGBPにプリチャージされた状態でグローバルビット線GBLから切り離された状態にあり、非選択のメモリセルMCはデータ保持状態にある。
次いで、上記第1のプリチャージ期間に続く第1のアクティブ期間(図4のタイミングt2の直前)においては、図15に示す接続関係に制御される。このときの各制御信号の状態は図6とほぼ同様に制御され、メモリセルアレイ10の偶数番目のグローバルビット線GBLに対応するローカルビット線LBLに属するメモリセルMCがリフレッシュされる。一方、プリチャージ電圧VGBPに保たれる奇数番目のグローバルビット線については、図6と同様、隣接する偶数番目のグローバルビット線GBLの間をシールドする役割を果たす。また、図6と同様の経路で、センスアンプSAにより増幅された信号がメモリセルMCにリストアされる。
次いで、上記第1のアクティブ期間に続く第2のプリチャージ期間(図4のタイミングt3の直前)においては、図16に示す接続関係に制御される。このときの各制御信号の状態は図7とほぼ同様に制御される。そして、両側のセンスアンプSAにはスイッチS21、S22を介して奇数番目のグローバルビット線GBL(LO)、GBL(RO)が接続されるとともに、スイッチS21a、S22aを介して対応する相補グローバルビット線/GBLが接続される。このとき、全てのグローバルビット線GBLがプリチャージ電圧VGBPにプリチャージされている。一方、偶数番目のローカルビット線LBL(LE)、LBL(RE)には上記第1のアクティブ期間にセンスアンプSAにより増幅された信号が保持され、偶数番目のローカルビット線LBL(LO)、LBL(RO)には上記第1のアクティブ期間に選択されたメモリセルMCから読み出された信号が保持された状態でグローバルビット線GBLから切り離された状態にあり、非選択のメモリセルMCがデータ保持状態にある。
次いで、上記第2のプリチャージ期間に続く第2のアクティブ期間(図4のタイミングt4の直前)においては、図17に示す接続関係に制御される。このときの各制御信号の状態は図8とほぼ同様に制御され、メモリセルアレイ10の奇数番目のグローバルビット線GBLに対応するローカルビット線LBLに属するメモリセルMCがリフレッシュされる。一方、プリチャージ電圧VGBPに保たれる偶数番目のグローバルビット線については、図8と同様、隣接する偶数番目のグローバルビット線GBLの間をシールドする役割を果たす。また、図8と同様の経路で、センスアンプSAにより増幅された信号がメモリセルMCにリストアされ、一連のリフレッシュ動作が終了する。
以上のように、第2実施形態においても、第1実施形態の場合と同様、隣接グローバルビット線間のカップリングノイズの抑制によるセンスマージンの向上と、各グローバルビット線GBLの容量削減による動作電流の低減についての基本的な効果を得ることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、メモリセルアレイ10に含まれる回路部分に関しては、上記各実施形態で示した回路形式には限定されず、多様な回路形式を採用することができる。また、メモリセルアレイ10の周辺の回路ブロック(図2参照)についても同様に上記各実施形態で示した回路形式には限定されることはない。
本発明は、上記各実施形態で開示したDRAMに限られることなく、多様な半導体装置に適用することができる。本発明は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MCU(Micro Control Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、ASSP(Application Specific Standard Product)、その他のメモリ等の多様な半導体装置に対して適用可能である。また、本発明を適用可能な半導体装置の製品形態としては、例えば、SOC(System on Chip)、MCP(Multi Chip Package)、POP(Package on Package)など、多様なパッケージ形態を有する半導体装置を挙げることができる。
本発明のトランジスタとしては、電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor: FET)であればよく、MOS(Metal Oxide Semiconductor)以外にもMIS(Metal-Insulator Semiconductor)、TFT(Thin Film Transistor)等の様々なFETに適用できる。また、装置内に一部のバイポーラ型トランジスタを有してもよい。さらに、PMOSトランジスタ(Pチャネル型MOSトランジスタ)は、第2導電型のトランジスタ、NMOSトランジスタ(Nチャネル型MOSトランジスタ)は、第1導電型のトランジスタの代表例である。
本発明の適用対象には、種々の開示要素の多様な組み合わせ又は選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想に従って当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは言うまでもない。
10…メモリセルアレイ
11…ロウ系回路
12…カラム系回路
13…ロウアドレスバッファ
14…カラムアドレスバッファ
15…入出力制御回路
16…データバッファ
17…コマンドデコーダ
18…制御回路
19…モードレジスタ
BL…ビット線
GBL…グローバルビット線
GSA…グローバルセンスアンプ
LBL…ローカルビット線
LSA…ローカルセンスアンプ
MC…メモリセル
P1、P2…プリチャージ用トランジスタ
SA…センスアンプ
S1、S2、S3、S4、S10、S11、S12、S13、S14、S20、S21、S22、S23、S24、S11a、S12a、S21a、S22a…スイッチ
WL…ワード線
MWL…メインワード線
SWL…サブワード線
MWD…メインワードデコーダ
SWD…サブワードドライバ

Claims (18)

  1. ローカルビット線とグローバルビット線とが階層化されたメモリセルアレイを備える半導体装置であって、
    同時に選択された第1乃至第4のメモリセルにそれぞれ対応する第1乃至第4の信号をそれぞれ伝送する第1乃至第4のローカルビット線と、
    前記第1乃至第4のローカルビット線にそれぞれ対応する第1乃至第4のグローバルビット線と、
    前記第1のグローバルビット線の一端と前記第2のグローバルビット線の一端との間の接続を制御する第1のスイッチと、
    前記第3のグローバルビット線の一端と前記第4のグローバルビット線の一端との間の接続を制御する第2のスイッチと、
    第1及び第2のセンスアンプと、
    前記第1のグローバルビット線の他端と前記第3のグローバルビット線の他端のいずれかを前記第1のセンスアンプと選択的に接続する第3のスイッチと、
    前記第2のグローバルビット線の他端と前記第4のグローバルビット線の他端のいずれかを前記第2のセンスアンプと選択的に接続する第4のスイッチと、
    前記第1乃至第4のローカルビット線と前記第1乃至第4のグローバルビット線とをそれぞれ接続する第5乃至第8のスイッチと、
    前記第1乃至第8のスイッチを制御する制御回路と、
    を備え、
    前記第1及び第3のグローバルビット線、並びに前記第2及び第4のグローバルビット線は、それぞれ互いに物理的に隣接し、
    前記制御回路は、第1の期間において、
    前記第1のスイッチにより前記第1及び第2のグローバルビット線を電気的に切り離し、前記第2のスイッチを介して前記第3及び第4のグローバルビット線を電気的に接続し、前記第5及び第6のスイッチを電気的に導通させ、前記第7及び第8のスイッチを電気的に非導通とし、前記第3及び第4のグローバルビット線を所定の電位に制御し、前記第3のスイッチを介して前記第1のグローバルビット線を前記第1のセンスアンプに電気的に接続し、前記第4のスイッチを介して前記第2のグローバルビット線を前記第2のセンスアンプに電気的に接続した状態で、前記第1の信号を前記第1のセンスアンプにより増幅する第1の動作と、前記第2の信号を前記第2のセンスアンプにより増幅する第2の動作と、を行い、
    前記制御回路は、更に、前記第1の期間と異なる第2の期間において、
    前記第1のスイッチを介して前記第1及び第2のグローバルビット線を電気的に接続し、前記第2のスイッチにより前記第3及び第4のグローバルビット線を電気的に切り離し、前記第7及び第8のスイッチを電気的に導通させ、前記第5及び第6のスイッチを電気的に非導通とし、前記第1及び第2のグローバルビット線を前記所定の電位に制御し、前記第3のスイッチを介して前記第3のグローバルビット線を前記第1のセンスアンプに電気的に接続し、前記第4のスイッチを介して前記第4のグローバルビット線を前記第2のセンスアンプに電気的に接続した状態で、前記第3の信号を前記第1のセンスアンプにより増幅する第3の動作と、前記第3の信号を前記第2のセンスアンプにより増幅する第4の動作と、を行う、
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1及び第2のグローバルビット線の少なくともいずれか一方に、前記所定の電位として第1のプリチャージ電圧を供給する第1のプリチャージ回路と、
    前記第3及び第4のグローバルビット線の少なくともいずれか一方に、前記第1のプリチャージ電圧を供給する第2のプリチャージ回路と、
    をさらに備え、
    前記第1の期間に先立つ第1のプリチャージ期間には、前記第1のプリチャージ回路により前記第1のスイッチを介して前記第1及び第2のグローバルビット線に前記第1のプリチャージ電圧を供給し、
    前記第1の期間の後であって前記第2の期間に先立つ第2のプリチャージ期間には、前記第2のプリチャージ回路により前記第2のスイッチを介して前記第3及び第4のグローバルビット線に前記第1のプリチャージ電圧を供給する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1及び第2のグローバルビット線は第1の方向の同一直線上に配置され、前記第3及び第4のグローバルビット線は、前記第1及び第2のグローバルビット線と所定ピッチを置いて前記第1の方向の同一直線上に配置されることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1の動作と前記第2の動作とを同一タイミングで行うとともに、前記第3の動作と前記第4の動作とを同一タイミングで行うことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記第1乃至第4の動作は、少なくとも前記第1乃至第4のメモリセルのデータを保持するリフレッシュ動作である、ことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記第1のセンスアンプは、前記メモリセルアレイの前記第1の方向の一方の端部に配置され、前記第2のセンスアンプは前記メモリセルアレイの前記第1の方向の他方の端部に配置される、ことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  7. 前記第1のセンスアンプは、その両側に隣接する第1の前記メモリセルアレイに属する前記第1及び第3のグローバルビット線、並びに第2の前記メモリセルアレイに属する前記第1及び第3のグローバルビット線を共有し、
    前記第2のセンスアンプは、その両側に隣接する前記第1のメモリセルアレイに属する前記第2及び第4のグローバルビット線、並びに第3の前記メモリセルアレイに属する前記第2及び第4のグローバルビット線を共有する、ことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記第1及び第2のスイッチの各々は、ゲート電圧に応じて制御される1個のトランジスタで構成し、
    前記第3及び第4のスイッチの各々は、互いに異なるゲート電圧に応じて制御される2個のトランジスタで構成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  9. ローカルビット線とグローバルビット線とが階層化されたシングルエンド型のメモリセルアレイを備える半導体装置であって、
    同時に選択された第1乃至第4のメモリセルにそれぞれ対応する第1乃至第4の信号をそれぞれ伝送する第1乃至第4のローカルビット線と、
    前記第1乃至第4のローカルビット線にそれぞれ対応する第1乃至第4のグローバルビット線と、
    前記第1のグローバルビット線の一端と前記第2のグローバルビット線の一端との間の接続を制御する第1のスイッチと、
    前記第3のグローバルビット線の一端と前記第4のグローバルビット線の一端との間の接続を制御する第2のスイッチと、
    第1及び第2のグローバルセンスアンプと、
    前記第1のグローバルビット線の他端と前記第3のグローバルビット線の他端のいずれかを前記第1のグローバルセンスアンプと選択的に接続する第3のスイッチと、
    前記第2のグローバルビット線の他端と前記第4のグローバルビット線の他端のいずれかを前記第2のグローバルセンスアンプと選択的に接続する第4のスイッチと、
    前記第1乃至第4のローカルビット線にそれぞれ接続する第1乃至第4のローカルセンスアンプと、
    前記第1乃至第4のローカルセンスアンプのそれぞれの出力ノードと、前記第1乃至第4のグローバルビット線との間の接続をそれぞれ制御する第5乃至第8のスイッチと、
    前記第1乃至第8のスイッチを制御する制御回路と、
    を備え、
    前記第1及び第3のグローバルビット線、並びに前記第2及び第4のグローバルビット線は、それぞれ互いに物理的に隣接し、
    前記制御回路は、第1の期間において、
    前記第1のスイッチにより前記第1及び第2のグローバルビット線を電気的に切り離し、前記第2のスイッチを介して前記第3及び第4のグローバルビット線を電気的に接続し、前記第5及び第6のスイッチを電気的に導通させ、前記第7及び第8のスイッチを電気的に非導通とし、前記第3及び第4のグローバルビット線を所定の電位に制御し、前記第3のスイッチを介して前記第1のグローバルビット線を前記第1のグローバルセンスアンプに電気的に接続し、前記第4のスイッチを介して前記第2のグローバルビット線を前記第2のグローバルセンスアンプに電気的に接続した状態で、前記第1の信号を前記第1のグローバルセンスアンプにより増幅する第1の動作と、前記第2の信号を前記第2のグローバルセンスアンプにより増幅する第2の動作とを行い、
    前記制御回路は、更に、前記第1の期間と異なる第2の期間において、
    前記第1のスイッチを介して前記第1及び第2のグローバルビット線を電気的に接続し、前記第2のスイッチにより前記第3及び第4のグローバルビット線を電気的に切り離し、前記第7及び第8のスイッチを電気的に導通させ、前記第5及び第6のスイッチを電気的に非導通とし、前記第1及び第2のグローバルビット線を前記所定の電位に制御し、前記第3のスイッチを介して前記第3のグローバルビット線を前記第1のグローバルセンスアンプに電気的に接続し、前記第4のスイッチを介して前記第4のグローバルビット線を前記第2のグローバルセンスアンプに電気的に接続した状態で、前記第3の信号を前記第1のグローバルセンスアンプにより増幅する第3の動作と、前記第3の信号を前記第2のグローバルセンスアンプにより増幅する第4の動作とを行う、
    ことを特徴とする半導体装置。
  10. 前記第1及び第2のグローバルビット線の少なくともいずれか一方に、前記所定の電位として第1のプリチャージ電圧を供給する第1のプリチャージ回路と、
    前記第3及び第4のグローバルビット線の少なくともいずれか一方に、前記第1のプリチャージ電圧を供給する第2のプリチャージ回路と、
    をさらに備え、
    前記第1の期間に先立つ第1のプリチャージ期間には、前記第1のプリチャージ回路により前記第1のスイッチを介して前記第1及び第2のグローバルビット線に前記第1のプリチャージ電圧を供給し、
    前記第1の期間の後であって前記第2の期間に先立つ第2のプリチャージ期間には、前記第2のプリチャージ回路により前記第2のスイッチを介して前記第3及び第4のグローバルビット線に前記第1のプリチャージ電圧を供給する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の半導体装置。
  11. 前記第1及び第2のグローバルビット線は第1の方向の同一直線上に配置され、前記第3及び第4のグローバルビット線は、前記第1及び第2のグローバルビット線と所定ピッチを置いて前記第1の方向の同一直線上に配置されることを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
  12. 前記第1の動作と前記第2の動作とを同一タイミングで行うとともに、前記第3の動作と前記第4の動作とを同一タイミングで行う、ことを特徴とする請求項11に記載の半導体装置。
  13. 前記第1乃至第4の動作は、少なくとも前記第1乃至第4メモリセルのデータを保持するリフレッシュ動作である、ことを特徴とする請求項12に記載の半導体装置。
  14. ローカルビット線とグローバルビット線とが階層化されたオープンビット線方式のメモリセルアレイを備える半導体装置であって、
    同時に選択された第1乃至第4のメモリセルにそれぞれ対応する第1乃至第4の信号をそれぞれ伝送する第1乃至第4のローカルビット線と、
    前記第1乃至第4のローカルビット線にそれぞれ対応する第1乃至第4のグローバルビット線と、
    前記第1のグローバルビット線の一端と前記第2のグローバルビット線の一端との間の接続を制御する第1のスイッチと、
    前記第3のグローバルビット線の一端と前記第4のグローバルビット線の一端との間の接続を制御する第2のスイッチと、
    差動型の第1及び第2のセンスアンプと、
    前記第1のグローバルビット線の他端と前記第3のグローバルビット線の他端のいずれかを前記第1のセンスアンプと選択的に接続する第3のスイッチと、
    前記第2のグローバルビット線の他端と前記第4のグローバルビット線の他端のいずれかを前記第2のセンスアンプと選択的に接続する第4のスイッチと、
    前記第1乃至第4のローカルビット線と前記第1乃至第4のグローバルビット線とをそれぞれ接続する第5乃至第8のスイッチと、
    前記第1乃至第4のローカルビット線のそれぞれの一端と前記第1乃至第4のグローバルビット線との間の接続をそれぞれ制御する第5乃至第8のスイッチと、
    前記第1乃至第8のスイッチを制御する制御回路と、
    を備え、
    前記第1及び第3のグローバルビット線、並びに前記第2及び第4のグローバルビット線は、それぞれ互いに物理的に隣接し、
    前記第1のセンスアンプは、その両側に隣接する第1の前記メモリセルアレイに属する前記第1及び第3のグローバルビット線のいずれか一方と、第2の前記メモリセルアレイに属する前記第1及び第3のグローバルビット線のいずれか一方と、の差電圧によってセンシングし、
    前記第2のセンスアンプは、その両側に隣接する前記第1のメモリセルアレイに属する前記第2及び第4のグローバルビット線のいずれか一方と、第3の前記メモリセルアレイに属する前記第2及び第4のグローバルビット線のいずれか一方と、の差電圧によってセンシングし、
    前記制御回路は、第1の期間において、
    前記第1のスイッチにより前記第1及び第2のグローバルビット線を電気的に切り離し、前記第2のスイッチを介して前記第3及び第4のグローバルビット線を電気的に接続し、前記第5及び第6のスイッチを電気的に導通させ、前記第7及び第8のスイッチを電気的に非導通とし、前記第3及び第4のグローバルビット線を所定の電位に制御し、前記第3のスイッチを介して前記第1のグローバルビット線を前記第1のセンスアンプに電気的に接続し、前記第4のスイッチを介して前記第2のグローバルビット線を前記第2のセンスアンプに電気的に接続した状態で、前記第5のスイッチを介して前記第1の信号を前記第1のセンスアンプにより増幅する第1の動作と、前記第6のスイッチを介して前記第2の信号を前記第2のセンスアンプにより増幅する第2の動作とを行い、
    前記制御回路は、更に、前記第1の期間と異なる第2の期間において、
    前記第1のスイッチを介して前記第1及び第2のグローバルビット線を電気的に接続し、前記第2のスイッチにより前記第3及び第4のグローバルビット線を電気的に切り離し、前記第7及び第8のスイッチを電気的に導通させ、前記第5及び第6のスイッチを電気的に非導通とし、前記第1及び第2のグローバルビット線を前記所定の電位に制御し、前記第3のスイッチを介して前記第3のグローバルビット線を前記第1のセンスアンプに電気的に接続し、前記第4のスイッチを介して前記第4のグローバルビット線を前記第2のセンスアンプに電気的に接続した状態で、前記第7のスイッチを介して前記第3の信号を前記第1のセンスアンプにより増幅する第3の動作と、前記第8のスイッチを介して前記第3の信号を前記第2のセンスアンプにより増幅する第4の動作とを行う、
    ことを特徴とする半導体装置。
  15. 前記第1及び第2のグローバルビット線の少なくともいずれか一方に、前記所定の電位として第1のプリチャージ電圧を供給する第1のプリチャージ回路と、
    前記第3及び第4のグローバルビット線の少なく共いずれか一方に、前記第1のプリチャージ電圧を供給する第2のプリチャージ回路と、
    をさらに備え、
    前記第1の期間に先立つ第1のプリチャージ期間には、前記第1のプリチャージ回路により前記第1のスイッチを介して前記第1及び第2のグローバルビット線に前記第1のプリチャージ電圧を供給し、
    前記第1の期間の後であって前記第2の期間に先立つ第2のプリチャージ期間には、前記第2のプリチャージ回路により前記第2のスイッチを介して前記第3及び第4のグローバルビット線に前記第1のプリチャージ電圧を供給する、
    ことを特徴とする請求項14に記載の半導体装置。
  16. 前記第1及び第2のグローバルビット線は第1の方向の同一直線上に配置され、前記第3及び第4のグローバルビット線は、前記第1及び第2のグローバルビット線と所定ピッチを置いて前記第1の方向の同一直線上に配置されることを特徴とする請求項15に記載の半導体装置。
  17. 前記第1の動作と前記第2の動作とを同一タイミングで行うとともに、前記第3の動作と前記第4の動作とを同一タイミングで行う、ことを特徴とする請求項16に記載の半導体装置。
  18. 前記第1乃至第4の動作は、少なくとも前記第1乃至第4のメモリセルのデータを保持するリフレッシュ動作である、ことを特徴とする請求項17に記載の半導体装置。
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