JP2012098821A - デバイス制御プログラム、及びデバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】移動先の通信ネットワークに応じてデバイスの制御条件の設定を変更する手間を低減すること。
【解決手段】互いに識別可能な複数のサブネットのいずれかに接続されているPC1で実行されるプリンタドライバであって、当該プリンタドライバは、PC1が接続されているサブネットと同じサブネットに接続されているプリンタ2を印刷条件に従って制御するものであり、印刷条件の初期値を示す初期値情報であってPC1が接続されているサブネットに対応する初期値情報を取得する取得処理と、取得処理によって取得した初期値情報によって示される初期値を、印刷条件の初期値として設定する設定処理と、をPC1に実行させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、デバイスの制御条件の初期値を設定する技術に関する。
従来、情報端末のネットワーク接続情報、位置情報及び時刻情報の少なくとも一つを取得し、複数のプリンタの中から、取得した情報に対応付けられたプリンタを「通常使用するプリンタ」として設定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−197773号公報
ところで、例えばノート型(ラップトップ型)のコンピュータを持って移動し、移動先でコンピュータを通信ネットワークに接続してプリンタに印刷を実行させる場合に、移動先の通信ネットワークに応じて印刷条件(制御条件)の設定を変更したい場合もある。例えば、通信ネットワーク毎に印刷のルールが決められており、そのルールに従って印刷条件の設定を変更する場合などである。
このような場合、従来の技術によると、ユーザは通信ネットワークを移動する度に印刷条件の設定を変更しなければならない。
本明細書では、移動先の通信ネットワークに応じてデバイスの制御条件の設定を変更する手間を低減できる技術を開示する。
本明細書によって開示されるデバイス制御プログラムは、互いに識別可能な複数の通信ネットワークのいずれかに接続されている情報処理装置で実行されるデバイス制御プログラムであって、当該デバイス制御プログラムは、前記情報処理装置が接続されている前記通信ネットワークと同じ前記通信ネットワークに接続されているデバイスを制御条件に従って制御するものであり、前記制御条件の初期値を示す初期値情報であって前記情報処理装置が接続されている前記通信ネットワークに対応する初期値情報を取得する取得処理と、前記取得処理によって取得した前記初期値情報によって示される前記初期値を、前記制御条件の初期値として設定する設定処理と、を前記情報処理装置に実行させる。
また、本明細書によって開示されるデバイス制御プログラムは、各前記通信ネットワークにはそれぞれその通信ネットワークに対応する前記初期値情報を記憶しているデフォルトデバイスが接続されており、前記情報処理装置は、前記通信ネットワーク毎にその通信ネットワークに接続されている前記デフォルトデバイスを示すデフォルトデバイス情報を記憶している第1の記憶部を備えており、当該デバイス制御プログラムは、前記取得処理において、前記情報処理装置が接続されている前記通信ネットワークの前記デフォルトデバイスを示すデフォルトデバイス情報を前記第1の記憶部から取得し、取得したデフォルトデバイス情報によって示される前記デフォルトデバイスから前記初期値情報を取得する。
また、本明細書によって開示されるデバイス制御プログラムは、前記情報処理装置は、前記通信ネットワーク毎にその通信ネットワークを識別する識別情報とその通信ネットワークに対応する前記初期値情報とが対応付けられて登録されている第2の記憶部を備えており、当該デバイス制御プログラムは、前記取得処理において、前記デフォルトデバイスから前記初期値情報を取得するか否かをユーザに選択させ、前記デフォルトデバイスから取得するが選択された場合は、前記デフォルトデバイスから前記初期値情報を取得し、前記デフォルトデバイスから取得するが選択されなかった場合は、前記情報処理装置が接続されている前記通信ネットワークの前記識別情報に対応付けられて前記第2の記憶部に登録されている前記初期値情報を取得する。
また、本明細書によって開示されるデバイス制御プログラムは、前記取得処理において、前記デフォルトデバイスから、前記情報処理装置に当該デバイス制御プログラムを実行させているユーザに応じた前記初期値情報を取得する。
また、本明細書によって開示されるデバイス制御プログラムは、前記情報処理装置は第3の記憶部を備え、当該デバイス制御プログラムは、前記取得処理によって前記デフォルトデバイスから取得した前記初期値情報によって示される前記初期値を、前記情報処理装置が接続されている前記通信ネットワークの前記識別情報と対応付けて前記第3の記憶部に登録する第1の登録処理と、前記取得処理によって前記デフォルトデバイスから取得した前記初期値情報によって示される前記初期値が、前回当該通信ネットワークの前記識別情報に対応する初期値として取得されて前記第3の記憶部に登録されている前記初期値と異なる場合に、その旨をユーザに報知する報知処理を前記情報処理装置に実行させる。
また、本明細書によって開示されるデバイス制御プログラムは、前記情報処理装置は、前記通信ネットワーク毎にその通信ネットワークを識別する識別情報とその通信ネットワークに対応する前記初期値情報とが対応付けられて登録されている第2の記憶部を備え、当該デバイス制御プログラムは、前記取得処理において、前記情報処理装置が接続されている前記通信ネットワークの前記識別情報に対応付けられて前記第2の記憶部に登録されている前記初期値情報を取得する。
また、本明細書によって開示されるデバイス制御プログラムは、前記情報処理装置が接続されている前記通信ネットワークの前記識別情報が前記第2の記憶部に登録されているか否かを判定する登録判定処理と、前記登録判定処理で当該通信ネットワークの前記識別情報が前記第2の記憶部に登録されていないと判定された場合に、前記制御条件の初期値をユーザに設定させ、ユーザによって設定された前記初期値を示す前記初期値情報と当該通信ネットワークの前記識別情報とを対応付けて前記第2の記憶部に登録する第2の登録処理と、を前記情報処理装置に実行させる。
また、本明細書によって開示されるデバイス制御プログラムは、前記初期値情報は前記初期値の取得先を示す情報であり、当該デバイス制御プログラム、前記取得処理において、前記情報処理装置が接続されている前記通信ネットワークに対応する前記初期値情報を取得し、取得した前記初期値情報によって示される取得先から前記初期値を取得する。
また、本明細書によって開示されるデバイスは、互いに識別可能な複数の通信ネットワークのいずれかに接続されているデバイスであって、当該デバイスが接続されている前記通信ネットワークと同じ前記通信ネットワークに接続されているデバイスを制御する制御条件の初期値を示す初期値情報を記憶している第4の記憶部と、当該通信ネットワークに接続されている情報処理装置から、前記初期値情報の送信要求を受信する受信部と、前記受信部で前記送信要求を受信すると、前記第4の記憶部に記憶されている前記初期値情報を前記情報処理装置に送信する送信部と、を備える。
また、本明細書によって開示されるデバイスは、前記第4の記憶部は、前記初期値情報を前記情報処理装置のユーザに対応付けて記憶しており、前記送信要求は前記情報処理装置のユーザを示すユーザ情報を含み、前記送信部は、前記送信要求に含まれている前記ユーザ情報によって示されるユーザに対応付けられて前記第4の記憶部に記憶されている前記初期値情報を前記情報処理装置に送信する。
上記のデバイス制御プログラムによると、制御条件の初期値として、情報処理装置が接続されている通信ネットワークに対応する初期値情報によって示される初期値を設定できる。これにより、ユーザは移動先の通信ネットワークに応じて制御条件の設定を変更する手間を低減できる。
なお、この発明は、デバイス制御プログラム、デバイス、デバイス制御装置、デバイス制御方法、デバイス制御プログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
実施形態1に係るネットワーク構成を示す模式図。 PCの構成を簡略化して示すブロック図。 デフォルトプリンタテーブルの一例を示す模式図。 初期値情報テーブルの一例を示す模式図。 印刷を実行する際に表示される画面の画面遷移図。 初期値情報取得処理の流れを示すフローチャート。 実施形態2に係るユーザ別初期値情報テーブルの一例を示す模式図。 初期値情報取得処理のフローチャート。 実施形態3に係る初期値情報取得処理のフローチャート。 実施形態4に係る初期値情報取得処理のフローチャート。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図5によって説明する。
(1)ネットワーク構成
図1は、本発明の実施形態1に係るネットワーク構成を示す模式図である。図示する例では通信ネットワークとしてサブネットN1、サブネットN2、及び、サブネットN3を示しており、これらのサブネットはルータ3a〜3cを介して基幹ネットワーク5に接続されている。
パーソナルコンピュータ1(情報処理装置の一例、以下PC1という)は例えばノート型(ラップトップ型)のコンピュータであり、ユーザはPC1を持って移動することができる。そして、ユーザは移動先のサブネットにPC1を接続し、その移動先のサブネットに接続されているプリンタ2に印刷を実行させることができる。
複数のプリンタ2(プリンタ2a〜2f)は、紙などの被記録媒体に電子写真方式、インクジェット方式などで画像を形成する装置である。複数のプリンタは互いに異なる機種であってもよいし、互いに同じ機種であってもよい。以降の説明において単にプリンタ2というときはプリンタ2a〜2fのいずれか一つのことをいう。
(2)PCの電気的構成
図2は、PC1の電気的構成を簡略化して示すブロック図である。PC1は、CPU10、ROM11、RAM12、記憶部13、表示部14、操作部15、ネットワークインタフェース16(NW I/F)などを備えて構成されている。
CPU10は、ROM11や記憶部13に記憶されている各種のプログラムを実行することによってPC1の各部を制御する。ROM11にはCPU10によって実行される各種のプログラムやデータなどが記憶されている。RAM12はCPU10が各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。
記憶部13(第1の記憶部、第2の記憶部、第3の記憶部の一例)は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性のメモリを用いて各種のプログラムやデータを記憶する装置である。記憶部13には、オペレーティングシステム(OS)21、アプリケーションプログラム22(ワードプロセッサ、表計算ソフト、画像編集ソフトなど)、ユニバーサルプリンタドライバ23(デバイス制御プログラムの一例)、後述するデフォルトプリンタテーブル24、初期値情報テーブル25などが記憶される。
表示部14は、CRTや液晶ディスプレイなどの表示装置、表示装置を駆動する駆動回路などを備えて構成されている。
操作部15は、マウスなどのポインティングデバイスやキーボードなどを備えて構成されている。
ネットワークインタフェース16は、通信ネットワークを介してプリンタ2などの外部の装置と通信可能に接続されている。上述したアプリケーション22やユニバーサルプリンタドライバ23などのプログラムは通信ネットワークを介して外部のサーバからダウンロードすることができる。
(3)ユニバーサルプリンタドライバ
ユニバーサルプリンタドライバ23は、複数機種のプリンタ2を制御可能な機種依存性の低いプリンタドライバである。ユニバーサルプリンタドライバ23を実行するCPU10(以下、単に「ユニバーサルプリンタドライバ23」という)は、PC1が接続されているサブネットと同じサブネットに接続されているプリンタ2を印刷条件(制御条件の一例)に従って制御する。
(4)デフォルトプリンタテーブル、初期値情報テーブル
図1に示すように、各サブネットにはそれぞれデフォルトプリンタ(デフォルトデバイスの一例)が1つ決められている。デフォルトプリンタは、図示しない受信部、送信部、不揮発性の記憶部(第4の記憶部の一例)などを備えている。デフォルトプリンタが備える記憶部には、そのデフォルトプリンタが接続されているサブネットに接続されているプリンタ2に印刷を実行させる際の印刷条件の初期値を示す初期値情報(「通信ネットワークに対応する初期値情報」の一例)が記憶されている。デフォルトプリンタに記憶されている初期値情報は、各サブネットの管理者などにより変更することができる。
図3Aは、各サブネットのデフォルトプリンタを示すデフォルトプリンタテーブル24の一例を示す模式図である。デフォルトプリンタテーブル24(デフォルトデバイス情報の一例)には、サブネットを識別する識別情報と、そのサブネットのデフォルトプリンタを特定する情報(IPアドレス、デバイス名など)とが対応付けられている。
サブネットの識別情報とは、例えばサブネットに接続されているプリンタ2のデバイス名の組み合わせや、サブネットのネットワークアドレスなどである。サブネットの識別情報の詳細については後述する。
デフォルトプリンタテーブル24はPC1の記憶部13に記憶されており、ユニバーサルプリンタドライバ23は記憶部13に記憶されているデフォルトプリンタテーブル24を参照することにより、各サブネットのデフォルトプリンタを特定することができる。
また、ユニバーサルプリンタドライバ23はデフォルトプリンタテーブル24にサブネットを識別する識別情報とデフォルトプリンタを特定する情報とを新たに登録することができる。
なお、デフォルトプリンタテーブル24を各サブネットに接続されているファイルサーバなどに記憶させ、そのデフォルトプリンタテーブル24を参照する構成であってもよい。
また、PC1の記憶部13には、初期値情報テーブル25が記憶されている。
図3Bは、各サブネットの初期値情報を示す初期値情報テーブル25の一例を示す模式図である。
初期値情報テーブル25(第2の記憶部に記憶される通信ネットワークに対応する初期値情報の一例)には、サブネットを識別する識別情報と、初期値情報とが対応付けられている。
ユニバーサルプリンタドライバ23は記憶部13に記憶されている初期値情報テーブル25を参照することにより、各サブネットの初期値情報を特定することができる。また、ユニバーサルプリンタドライバ23は初期値情報テーブル25にサブネットを識別する識別情報と初期値情報とを新たに登録することができる。
(5)印刷条件、及び、初期値情報
印刷条件とは、カラー/モノクロ(カラー、モノクロ)、両面印刷/片面印刷(両面印刷、片面印刷)、片面印刷ページ数(片面1ページ、片面2ページ、片面4ページなど)、画質(高画質、低画質)などの印刷設定項目毎に設定されている設定値の組み合わせをいう。カッコ内はその印刷設定項目に設定可能な設定値を示している。
理解を容易にするため、以降の説明では印刷設定項目として「カラー/モノクロ」、「両面印刷/片面印刷」、「画質」の3つを例に説明する。
印刷条件の初期値を示す初期値情報は、印刷条件の初期値そのものであってもよいし、印刷条件の初期値の取得先を示す情報であってもよい。取得先を示す情報とは、印刷条件の初期値を記憶しているサーバのURLや、初期値が記憶されているディレクトリのディレクトリ名などである。実施形態1では初期値そのものである場合を例に説明する。
例えば図1に示す例では、サブネットN1のデフォルトプリンタ2bには、印刷条件の初期値として(カラー、片面印刷、片面1ページ)が記憶されている。同様に、サブネットN2のデフォルトプリンタ2dには印刷条件の初期値として(モノクロ、片面印刷、片面2ページ)が記憶されており、サブネットN3のデフォルトプリンタ2fには印刷条件の初期値として(モノクロ、両面印刷、片面1ページ)が記憶されている。
(6)画面遷移
図4は、印刷を実行する際に表示される画面の画面遷移図である。アプリケーションプログラム22を実行するCPU10(以下、単に「アプリケーション22」という)によって表示部14に表示されるメニュー(図示せず)でユーザが印刷を選択すると、アプリケーション22によって印刷画面31が表示され、ユーザは印刷画面31でプリンタ2を選択することができる。
ユニバーサルプリンタドライバ23は特定の1機種のプリンタ2のみに対応しているものではないので、ユニバーサルプリンタドライバ23を用いて印刷する場合は、ユーザはプリンタ2ではなくユニバーサルプリンタドライバ23を直接選択するものとする。ここではユニバーサルプリンタドライバ23が選択されたものとする。
ユニバーサルプリンタドライバ23が選択されている状態でユーザが[プロパティ]ボタン31aをクリックすると、アプリケーション22からユニバーサルプリンタドライバ23が呼び出される。
ユニバーサルプリンタドライバ23は、アプリケーション22から呼び出されると、先ず、PC1と同じサブネットに接続されているプリンタ2にプリンタを特定するための情報(IPアドレス、デバイス名など)を要求するデータをブロードキャストによって送信し、その返答として得られた情報に基づいて、サブネットに接続されているプリンタ2(当該ユニバーサルプリンタドライバ23が制御可能なプリンタ2)を検索する(検索処理の一例)。
次に、ユニバーサルプリンタドライバ23は、見つかったプリンタ2のプリンタ名をプリンタ選択画面32(図3参照)に一覧表示する。
ユーザがプリンタ選択画面32でいずれかのプリンタ2を選択して[OK]ボタン32aをクリックすると、ユニバーサルプリンタドライバ23は、PC1が接続されているサブネットに対応する印刷条件の初期値を取得する処理である「初期値情報取得処理」を実行する。
「初期値情報取得処理」の詳細については後述するが、ユニバーサルプリンタドライバ23は「初期値情報取得処理」において、PC1が接続されているサブネットのデフォルトプリンタに記憶されている初期値をそのサブネットに対応する初期値として取得するか、又は、初期値情報テーブル25に登録されている初期値をそのサブネットに対応する初期値として取得する。
なお、「初期値情報取得処理」は、印刷画面31で[プロパティ]ボタン31aがクリックされたときに実行されてもよい。
ユニバーサルプリンタドライバ23は、上述した「初期値情報取得処理」によって印刷条件の初期値を取得すると、取得した初期値を「印刷条件を格納する変数」に格納する(設定処理の一例)。例えばMicrosoft社のOSであるWINDOWS(登録商標)の場合はDEVMODE構造体が「印刷条件を格納する変数」に相当する。DEVMODE構造体はWINDOWSにおいて印刷条件の格納に用いられる構造体変数である。以下の説明では「印刷条件を格納する変数」としてDEVMODE構造体を例に説明する。
ユニバーサルプリンタドライバ23は、DEVMODE構造体に印刷条件の初期値を格納(設定)すると、次に、ユーザに印刷条件を設定させるための印刷条件設定画面33を表示する。印刷条件設定画面33の表示において、ユニバーサルプリンタドライバ23は、DEVMODE構造体に格納されている設定値(初期値)を、印刷条件設定画面33に初期値として表示する。
例えばPC1がサブネットN2に接続されているとし、その場合にデフォルトプリンタから初期値を取得したとする。その場合、サブネットN2に接続されているデフォルトプリンタに記憶されている初期値は(モノクロ、片面印刷、片面2ページ印刷)であるので、図4に示すように、印刷条件設定画面33には「カラー/モノクロ」の設定値の初期値として「モノクロ」が表示され、「両面印刷/片面印刷」の設定値の初期値として「片面印刷」が表示され、「片面印刷ページ数」の設定値の初期値として「片面2ページ」が表示される。
ユーザは、印刷条件設定画面33に初期値として表示されている設定値を変更したい場合は、印刷条件設定画面33上で適宜に変更することができる。ユーザが設定値を変更して[OK]ボタン33aをクリックすると、ユニバーサルプリンタドライバ23は変更後の設定値をDEVMODE構造体に上書きする。
印刷条件設定画面33でユーザが[OK]ボタン33aをクリックすると、アプリケーション22によって表示されている印刷画面31に戻る。印刷画面31でユーザが[印刷]ボタン31bをクリックすると、アプリケーション22からユニバーサルプリンタドライバ23に印刷命令が出力される。
ユニバーサルプリンタドライバ23は、アプリケーション22から印刷命令が出力されると、出力された印刷命令と、DEVMODE構造体に格納されている設定値とに基づいて印刷データを生成し、生成した印刷データを、OS21を介してプリンタ2(プリンタ選択画面32で選択されたプリンタ2)に出力する。
(7)サブネットの識別情報
サブネットの識別は、種々の方法で行うことができる。例えば、サブネットに接続されているプリンタ2のデバイス名の組み合わせによって識別してもよい。具体的に例えば、あるサブネットにはAというデバイス名のプリンタ2とBというデバイス名のプリンタ2とが接続されており、別のサブネットにはAというデバイス名のプリンタ2とCというデバイス名のプリンタ2とが接続されているとする。
この場合、前述した検索処理によって各プリンタ2から取得した情報の中にAというデバイス名とBというデバイス名とが含まれていれば当該あるサブネットであると判断し、Aというデバイス名とCというデバイス名とが含まれていれば当該別のサブネットであると判断してもよい。
ただし、この判断ではPC1が接続されているサブネットがサブネットN1であるのかサブネットN2であるのかまでは判断できない。しかしながら、本実施形態では必ずしもサブネットを具体的に特定しなくてもよいので、このような判断の仕方であってもよい。
なお、プリンタ2のデバイス名の組み合わせでサブネットを識別する場合には、接続されているプリンタ2のデバイス名の組み合わせがサブネット毎に異なっていることが前提である。
また、例えば、サブネットのネットワークアドレスによってサブネットを識別してもよい。サブネットのネットワークアドレスとは、サブネット自体に一意に付与されているIPアドレスである。サブネットのネットワークアドレスはPC1自体のIPアドレスとPC1に設定されているサブネットマスクとから演算によって求めることができる。PC1は異なるサブネットに接続される毎に接続先のサブネットに応じたIPアドレスが付与されるので、その付与されたIPアドレスとサブネットマスクとからネットワークアドレスを演算することにより、接続先のサブネットのネットワークアドレスを求めることができる。
PC1が接続されているサブネットをそのサブネットに接続されているプリンタ2のデバイス名の組み合わせによって識別する場合は、そのデバイス名の組み合わせをサブネットの識別情報として用いることができる。また、サブネットをネットワークアドレスによって識別する場合は、サブネットのネットワークアドレスを識別情報として用いることができる。
(8)初期値情報取得処理
図5は、上述した初期値情報取得処理の流れを示すフローチャートである。ここでは、ユーザはサブネットに対応する印刷条件の初期値とそのサブネットを識別する識別情報とを対応付けてPC1の初期値情報テーブル25に登録しておくことができ、デフォルトプリンタに記憶されている初期値を取得するか、又は初期値情報テーブル25に登録されている初期値を取得するかをユーザが選択できる場合を例に説明する。
S101では、ユニバーサルプリンタドライバ23はPC1が接続されているサブネットの識別情報を取得する。例えばサブネットに接続されているプリンタ2のデバイス名の組み合わせによってサブネットを識別する場合は、ユニバーサルプリンタドライバ23は前述した検索処理で検索したプリンタ2のデバイス名の組み合わせをサブネットの識別情報として取得する。
S102では、ユニバーサルプリンタドライバ23は、S101で取得した識別情報がPC1の記憶部13に登録されているか否かを判定する(登録判定処理の一例)。
ここでは、記憶部13に記憶されたデフォルトプリンタテーブル24、及び、初期値情報テーブル25のテーブルに、S101で取得された識別情報が登録されているか否かを判断する。
過去に接続されたことのないサブネットにPC1が初めて接続された場合にはS102の時点でそのサブネットの識別情報は登録されていないので、登録されていないと判定されることになる。
ユニバーサルプリンタドライバ23は、PC1が接続されているサブネットの識別情報が記憶部13に登録されていない場合はS103に進み、登録されている場合はS106に進む。
S103では、ユニバーサルプリンタドライバ23は、PC1が接続されているサブネットの識別情報を記憶部13に登録するか否かをユーザに選択させる選択画面(図4では図示せず)を表示し、登録するか否かをユーザに選択させる。
ユニバーサルプリンタドライバ23は、ユーザが「登録する」を選択した場合はS104に進み、「登録しない」を選択した場合はS105に進む。
S104では、ユニバーサルプリンタドライバ23は、先ず、印刷条件の初期値を設定するための印刷条件設定画面33を表示してユーザに各印刷設定項目の初期値を設定させる。次に、ユニバーサルプリンタドライバ23は、ユーザによって設定された初期値と、PC1が現在接続されているサブネットの識別情報とを対応付けて初期値情報テーブル25に登録する(第2の登録処理の一例)。
なお、プリンタ2のデバイス名の組み合わせでサブネットを識別する場合には、接続されているプリンタ2のデバイス名の組み合わせが、他のサブネットの識別情報と重複しないように、ユニバーサルドライバ23がプリンタ2のデバイス名の組み合わせを自動的に選択する。
また、S104で初期値を登録した場合は、登録した初期値が「取得した初期値」としてDEVMODE構造体にも格納されるものとする(取得処理の一例)。
その他、ユニバーサルプリンタドライバ23は、デフォルトプリンタを特定するための情報を入力するための入力画面を表示して、ユーザにデフォルトプリンタのIPアドレスなどを入力させてもよい。そして、ユニバーサルプリンタドライバ23は、ユーザによって入力されたデフォルトプリンタを特定するための情報と、PC1が現在接続されているサブネットの識別情報とを対応付けてデフォルトプリンタテーブル24に登録してもよい。
S105では、ユニバーサルプリンタドライバ23はデフォルトの初期値を取得する(取得処理の一例)。デフォルトの初期値は、例えばユニバーサルプリンタドライバ23自体に予めハードコーディングされているものとする。
S106では、ユニバーサルプリンタドライバ23はデフォルトプリンタから初期値を取得するか否かをユーザに選択させる選択画面(図4では図示せず)を表示する。ユニバーサルプリンタドライバ23は、ユーザが「デフォルトプリンタから取得する」を選択した場合はS107に進み、「デフォルトプリンタから取得しない」を選択した場合はS110に進む(取得処理の一例)。
ただし、S102の判断においてS101で取得された識別情報が初期値情報テーブル25のみにしか登録されていない場合は自動的にS110に進む。
S107では、ユニバーサルプリンタドライバ23は、デフォルトプリンタテーブル24を参照してPC1が接続されているサブネットのデフォルトプリンタを特定し、特定したデフォルトプリンタから初期値を取得する(取得処理の一例)。
S108では、ユニバーサルプリンタドライバ23は、前回そのサブネットに対応する初期値として取得して履歴として記憶部13に記憶されている初期値と、S107で取得した初期値とが同じであるか否かを判定する。
詳しくは後述するが、ユニバーサルプリンタドライバ23はPC1が接続されているサブネットに対応する印刷条件の初期値を取得すると、取得した初期値を、PC1が接続されているサブネットの識別情報と対応付けて記憶部13に履歴として記憶する(S111)。ユニバーサルプリンタドライバ23は、前回そのサブネットに対応する初期値として取得して履歴として記憶部13に記憶されている初期値とS107で取得した初期値とが同じでない場合はS109に進み、同じである場合はS111に進む。
S109では、ユニバーサルプリンタドライバ23は、前回取得した初期値と異なる旨をユーザに報知する(報知処理の一例)。具体的には例えば、ユニバーサルプリンタドライバ23は前回取得した初期値と異なる旨のメッセージを表示部14に表示する。
S110では、ユニバーサルプリンタドライバ23は、現在PC1が接続されているサブネットの識別情報に対応付けられて登録されている初期値を初期値情報テーブル25から取得する(取得処理の一例)。
S111では、ユニバーサルプリンタドライバ23は、取得した初期値(S104でユーザが登録した初期値を含む)を履歴として記憶部13に記憶する(第1の登録処理の一例)。
(9)実施形態の効果
以上説明した本発明の実施形態1に係るユニバーサルプリンタドライバ23によると、ユーザがPC1を別のサブネット(通信ネットワーク)に移動させると、印刷条件の初期値として、移動先のサブネットに対応する初期値が設定される。これにより、ユーザは移動先のサブネットに応じて印刷条件の設定を変更する手間を低減できる。
更に、ユニバーサルプリンタドライバ23によると、ユーザはサブネットの識別情報と印刷条件の初期値とを対応付けて初期値情報テーブル25に登録しておき、デフォルトプリンタに記憶されている初期値を取得するか、又は初期値情報テーブル25に登録されている初期値を取得するかを選択できる。
更に、ユニバーサルプリンタドライバ23によると、デフォルトプリンタから取得した初期値と記憶部13に記憶されている履歴とが異なる場合に、その旨をユーザに報知する。デフォルトプリンタから初期値を取得する場合、前回取得してから今回取得するまでの間にデフォルトプリンタに記憶されている初期値が変更されている場合がある。ユニバーサルプリンタドライバ23によると、デフォルトプリンタから取得した初期値が記憶部13に記憶されている履歴と異なる場合は、その旨をユーザに報知するので、ユーザは初期値が変更されたことを知ることができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図6ないし図8によって説明する。
実施形態2ではデフォルトプリンタに印刷条件の初期値がユーザ毎に記憶されており、PC1はユーザに応じて異なる初期値をデフォルトプリンタから取得する。
図6は、デフォルトプリンタに記憶されているユーザ別初期値情報テーブル26の一例を示す模式図である。ユーザ別初期値情報テーブル26にはユーザに一意に付与されているユーザID(ユーザ情報の一例)と印刷条件の初期値とが対応付けられて格納されている。
図7は、実施形態2に係る初期値情報取得処理の流れを示すフローチャートである。ここでは実施形態1と実質的に同一の処理には同一の符号を付して説明を省略する。また、S103〜S105、及びS110の処理は実施形態1と同じであるので省略して示している。
S201では、ユニバーサルプリンタドライバ23は、当該ユニバーサルプリンタドライバ23をPC1に実行させているユーザのユーザIDをOS21から取得し、印刷条件の初期値の送信を要求する送信要求であって取得したユーザIDを含む送信要求をデフォルトプリンタに送信する。
デフォルトプリンタは、PC1から送信された送信要求を受信し、送信要求に含まれているユーザIDに対応付けられてユーザ別初期値情報テーブル26に登録されている初期値をPC1に送信する。
S202では、ユニバーサルプリンタドライバ23は、ユーザIDに応じた初期値をデフォルトプリンタから受信する。
以上説明した本発明の実施形態2に係るユニバーサルプリンタドライバ23によると、ユニバーサルプリンタドライバ23をPC1に実行させているユーザに応じた初期値をデフォルトプリンタから取得するので、異なるユーザが同じ通信ネットワークにPC1を接続した場合に、ユーザによって異なる初期値を設定できる。
また、本発明の実施形態2に係るデフォルトプリンタによると、PC1から受信した送信要求に含まれているユーザIDに対応付けられて記憶部(第4の記憶部)に記憶されている初期値をPC1に送信するので、異なるユーザが同じ通信ネットワークにPC1を接続した場合に、ユーザによって異なる初期値を設定できる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3を図8によって説明する。
実施形態3では、PC1に初期値情報テーブル25を記憶せず、常にデフォルトプリンタから初期値情報を取得する。
図8は、実施形態3に係る初期値情報取得処理の流れを示すフローチャートである。実施形態3に係る初期値情報取得処理の流れは、初期値情報テーブル25にサブネットの識別情報や初期値情報を登録する処理、及び、初期値情報テーブル25から初期値情報を取得する処理がないことを除いて実施形態1と実質的に同一であるので、ここではフローチャートのみを示して説明は省略する。
以上説明した本発明の実施形態3に係るユニバーサルプリンタドライバによると、印刷条件の初期値として、PC1が接続されている通信ネットワークに対応する初期値を設定できる。
更に、このユニバーサルプリンタドライバによると、デフォルトプリンタから初期値を取得するので、サブネット毎に初期値を対応付けてPC1に記憶しておかなくてもよい。
<実施形態4>
次に、本発明の実施形態4を図9によって説明する。
実施形態4では、デフォルトプリンタに初期値情報を記憶せず、常に初期値情報テーブル25から初期値情報を取得する。
図9は、実施形態4に係る初期値情報取得処理の流れを示すフローチャートである。実施形態4に係る初期値情報取得処理の流れは、デフォルトプリンタから初期値情報を取得する処理がないことを除いて実施形態1と実質的に同一であるので、ここではフローチャートのみを示して説明は省略する。
以上説明した本発明の実施形態4に係るユニバーサルプリンタドライバによると、印刷条件の初期値として、PC1が接続されている通信ネットワークに対応する初期値を設定できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では通信ネットワークとしてサブネットを例に説明したが、通信ネットワークの単位はサブネットでなくてもよい。
例えば、一つの建物内に通信ネットワークが敷設されており、その通信ネットワークが複数のサブネットに接続されている場合に、その建物を1つの通信ネットワークの単位としてもよい。この場合、ユーザがPC1を持って別の建物に移動し、移動先の建物でプリンタ2に印刷を実行させる場合に、移動先の建物に対応する印刷条件の初期値を設定するようにしてもよい。
つまり、通信ネットワークの単位はサブネットに限定されるものではなく、適宜に決定可能である。
(2)上記実施形態ではデバイスとしてプリンタを例に説明したが、デバイスはプリンタに限定されるものではなく、例えばスキャナであってもよいし、ファクシミリ装置であってもよい。
(3)上記実施形態では情報処理装置としてパーソナルコンピュータを例に説明したが、情報処理装置は例えば携帯電話や携帯情報端末などであってもよい。
(4)上記実施形態ではデフォルトデバイスとしてプリンタを例に説明したが、デフォルトデバイスは例えばサーバコンピュータなどであってもよい。
また、上記実施形態ではサブネット毎にデフォルトデバイスが接続されている場合を例に説明したが、例えばデフォルトデバイスは全体で1台だけとしてもよい。その場合、デフォルトデバイスをいずれかのサブネットに接続しておき、PC1はいずれのサブネットに接続された場合も、その接続されたサブネットに対応する初期値を常にその1台のデフォルトデバイスから取得するようにしてもよい。
(5)上記実施形態ではデバイス制御プログラムとしてユニバーサルプリンタドライバを例に説明したが、デバイス制御プログラムは特定の1機種のプリンタに専用に開発された専用プリンタドライバであってもよい。
(6)上記実施形態では印刷条件の印刷設定項目として「カラー/モノクロ」、「両面印刷/片面印刷」、「画質」などを例に説明したが、印刷設定項目は例えば「透かし画像」であってもよい。例えば、印刷を実行したサブネットを表す透かし画像を印刷対象データに合成印刷することにより、ユーザはどのサブネットで印刷したものであるかを容易に知ることができる。この場合に、「透かし画像」の初期値としてサブネットに応じた透かし画像を設定することにより、ユーザはサブネットを移動する毎に透かし画像の設定を変更する手間を低減できる。
(7)上記実施形態では印刷条件設定画面33に初期値として表示された設定値をユーザが変更できる場合を例に説明したが、例えばユーザが所定数以上の設定値を変更した場合は警告を発するようにしてもよい。
(8)上記実施形態2ではユーザ情報としてユーザIDを例に説明したが、ユーザ情報はユーザIDに限られない。例えばユーザの役職や所属部署などの情報であってもよい。これにより、PC1が同じサブネットに接続されていてもユーザの役職や所属部署に応じて異なる初期値を設定できる。
N1・・・サブネット
N2・・・サブネット
N3・・・サブネット
1・・・パーソナルコンピュータ
2a〜2f・・・プリンタ
3a〜3c・・・ルータ
5・・・基幹ネットワーク
10・・・CPU
11・・・ROM
12・・・RAM
13・・・記憶部
14・・・表示部
15・・・操作部
16・・・ネットワークインタフェース
22・・・アプリケーションプログラム
23・・・ユニバーサルプリンタドライバ
24・・・デフォルトプリンタテーブル
25・・・初期値情報テーブル
26・・・ユーザ別初期値情報テーブル
31・・・印刷画面
32・・・プリンタ選択画面
33・・・印刷条件設定画面

Claims (10)

  1. 互いに識別可能な複数の通信ネットワークのいずれかに接続されている情報処理装置で実行されるデバイス制御プログラムであって、
    当該デバイス制御プログラムは、前記情報処理装置が接続されている前記通信ネットワークと同じ前記通信ネットワークに接続されているデバイスを制御条件に従って制御するものであり、
    前記制御条件の初期値を示す初期値情報であって前記情報処理装置が接続されている前記通信ネットワークに対応する初期値情報を取得する取得処理と、
    前記取得処理によって取得した前記初期値情報によって示される前記初期値を、前記制御条件の初期値として設定する設定処理と、
    を前記情報処理装置に実行させるデバイス制御プログラム。
  2. 請求項1に記載のデバイス制御プログラムであって、
    各前記通信ネットワークにはそれぞれその通信ネットワークに対応する前記初期値情報を記憶しているデフォルトデバイスが接続されており、
    前記情報処理装置は、前記通信ネットワーク毎にその通信ネットワークに接続されている前記デフォルトデバイスを示すデフォルトデバイス情報を記憶している第1の記憶部を備えており、
    当該デバイス制御プログラムは、前記取得処理において、
    前記情報処理装置が接続されている前記通信ネットワークの前記デフォルトデバイスを示すデフォルトデバイス情報を前記第1の記憶部から取得し、取得したデフォルトデバイス情報によって示される前記デフォルトデバイスから前記初期値情報を取得する、デバイス制御プログラム。
  3. 請求項2に記載のデバイス制御プログラムであって、
    前記情報処理装置は、前記通信ネットワーク毎にその通信ネットワークを識別する識別情報とその通信ネットワークに対応する前記初期値情報とが対応付けられて登録されている第2の記憶部を備えており、
    当該デバイス制御プログラムは、前記取得処理において、
    前記デフォルトデバイスから前記初期値情報を取得するか否かをユーザに選択させ、
    前記デフォルトデバイスから取得するが選択された場合は、前記デフォルトデバイスから前記初期値情報を取得し、
    前記デフォルトデバイスから取得するが選択されなかった場合は、前記情報処理装置が接続されている前記通信ネットワークの前記識別情報に対応付けられて前記第2の記憶部に登録されている前記初期値情報を取得する、デバイス制御プログラム。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のデバイス制御プログラムであって、
    前記取得処理において、前記デフォルトデバイスから、前記情報処理装置に当該デバイス制御プログラムを実行させているユーザに応じた前記初期値情報を取得する、デバイス制御プログラム。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載のデバイス制御プログラムであって、
    前記情報処理装置は第3の記憶部を備え、
    当該デバイス制御プログラムは、
    前記取得処理によって前記デフォルトデバイスから取得した前記初期値情報によって示される前記初期値を、前記情報処理装置が接続されている前記通信ネットワークの前記識別情報と対応付けて前記第3の記憶部に登録する第1の登録処理と、
    前記取得処理によって前記デフォルトデバイスから取得した前記初期値情報によって示される前記初期値が、前回当該通信ネットワークの前記識別情報に対応する初期値として取得されて前記第3の記憶部に登録されている前記初期値と異なる場合に、その旨をユーザに報知する報知処理を前記情報処理装置に実行させる、デバイス制御プログラム。
  6. 請求項1に記載のデバイス制御プログラムであって、
    前記情報処理装置は、前記通信ネットワーク毎にその通信ネットワークを識別する識別情報とその通信ネットワークに対応する前記初期値情報とが対応付けられて登録されている第2の記憶部を備え、
    当該デバイス制御プログラムは、前記取得処理において、
    前記情報処理装置が接続されている前記通信ネットワークの前記識別情報に対応付けられて前記第2の記憶部に登録されている前記初期値情報を取得する、デバイス制御プログラム。
  7. 請求項3又は請求項6に記載のデバイス制御プログラムであって、
    前記情報処理装置が接続されている前記通信ネットワークの前記識別情報が前記第2の記憶部に登録されているか否かを判定する登録判定処理と、
    前記登録判定処理で当該通信ネットワークの前記識別情報が前記第2の記憶部に登録されていないと判定された場合に、前記制御条件の初期値をユーザに設定させ、ユーザによって設定された前記初期値を示す前記初期値情報と当該通信ネットワークの前記識別情報とを対応付けて前記第2の記憶部に登録する第2の登録処理と、
    を前記情報処理装置に実行させる、デバイス制御プログラム。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載のデバイス制御プログラムであって、
    前記初期値情報は前記初期値の取得先を示す情報であり、
    当該デバイス制御プログラム、前記取得処理において、前記情報処理装置が接続されている前記通信ネットワークに対応する前記初期値情報を取得し、取得した前記初期値情報によって示される取得先から前記初期値を取得する、デバイス制御プログラム。
  9. 互いに識別可能な複数の通信ネットワークのいずれかに接続されているデバイスであって、
    当該デバイスが接続されている前記通信ネットワークと同じ前記通信ネットワークに接続されているデバイスを制御する制御条件の初期値を示す初期値情報を記憶している第4の記憶部と、
    当該通信ネットワークに接続されている情報処理装置から、前記初期値情報の送信要求を受信する受信部と、
    前記受信部で前記送信要求を受信すると、前記第4の記憶部に記憶されている前記初期値情報を前記情報処理装置に送信する送信部と、
    を備える、デバイス。
  10. 請求項9に記載のデバイスであって、
    前記第4の記憶部は、前記初期値情報を前記情報処理装置のユーザに対応付けて記憶しており、
    前記送信要求は前記情報処理装置のユーザを示すユーザ情報を含み、
    前記送信部は、前記送信要求に含まれている前記ユーザ情報によって示されるユーザに対応付けられて前記第4の記憶部に記憶されている前記初期値情報を前記情報処理装置に送信する、デバイス。
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