JP2012141660A - 制御装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】無線設定に関する情報をユーザにとって把握し易くする。
【解決手段】プリンタ10の無線設定を行う端末装置30において、設定項目とその設定項目を示す複数の項目名とを対応付けて記憶し、それらの項目名の中から、プリンタ10の通信先であるアクセスポイント50または端末装置30の無線設定を実行するための画面に含まれる項目名を特定する。そして、特定された項目名を含む画像を表す画像データ(設定画面データまたは印刷データ)を生成し、出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信の設定のための技術に関する。
近年、プリンタなどのデバイスに無線LAN等の無線通信機能を搭載することが増えている。デバイスを例えば無線LANのアクセスポイントに接続する場合には、SSID(Service Set Identifier)や暗号キーなどの各種設定値を、アクセスポイント側の設定値に合わせて設定する必要がある。
特開2008−182439号公報
上述したSSIDや暗号キーといった無線設定に関する用語は、メーカー間で統一されていない。例えば、「暗号キー」を示す無線設定の項目名が、デバイス側の設定画面においては「Passphrase」と表記され、アクセスポイント側の設定画面では「Network Key」と表記されたりする。
このため、無線設定の一方の項目名と他方の項目名との関係が分かり難く、ユーザの混乱を招くことがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、無線設定に関する情報をユーザにとって把握し易くする技術を提供することを目的とする。
本明細書によって開示される制御装置は、デバイスが外部装置と無線通信を行うための無線設定を、前記デバイスに実行させるための制御装置であって、無線設定の1つの設定項目に対し当該設定項目を示す複数の項目名を対応付けて記憶する記憶部と、前記外部装置によって提供される画面であって、前記外部装置の無線設定を確認するための画面に含まれる項目名を、前記複数の項目名の中から特定する特定部と、前記項目名を含む画像データを生成する生成部であって、前記特定部によって前記複数の項目名の中から第1種の項目名が特定された場合、前記画像データとして、前記第1種の項目名を含む画像を表す第1種の画像データを生成し、前記特定部によって前記複数の項目名の中から第2種の項目名が特定された場合、前記画像データとして、前記第2種の項目名を含む画像を表す第2種の画像データを生成する前記生成部と、前記画像データを出力する出力部と、を備える。
また、上記制御装置は、前記記憶部が、前記外部装置の種類と前記複数の項目名に含まれる項目名とを対応付けて記憶しており、前記特定部は、前記外部装置の種類を取得して当該種類に対応付けされた項目名を、前記画面に含まれる項目名として特定する構成としてもよい。
また、上記制御装置は、前記外部装置と接続されており、前記外部装置から前記種類を示す情報を受信する受信部をさらに備え、前記特定部は、前記種類を示す情報から前記画面に含まれる項目名を特定する構成としてもよい。
また、上記制御装置は、前記外部装置と接続されており、ユーザによる前記外部装置の種類を示す情報の入力を受け付ける第1受付部をさらに備え、前記特定部は、前記種類を示す情報から前記画面に含まれる項目名を特定する構成としてもよい。
また、上記制御装置は、前記デバイスに接続され、前記外部装置とは別に設けられており、前記生成部は、前記画像データとして、前記特定された項目名を含む設定画面を表示させるデータを生成し、さらに、ユーザによる前記特定された項目名が示す設定項目に対する設定値の入力を受け付ける第2受付部と、前記入力された設定値を前記デバイスに送信する送信部と、を備える構成としてもよい。
また、上記制御装置は、当該制御装置は、前記デバイス内に備えられ、前記生成部は、前記画像データとして、前記特定された項目名を含む設定画面を表示させるデータを生成し、さらに、ユーザによる前記特定された項目名が示す設定項目に対する設定値の入力を受け付ける第2受付部と、前記入力された設定値を無線設定の設定値として適用する設定部とを備える構成としてもよい。
また、上記制御装置は、当該制御装置は、前記外部装置内に備えられ、前記生成部は、前記画像データとして、前記特定された項目名を含む設定画面を表示させるデータを生成し、前記出力部は、前記画像データに基づいて前記設定画面を表示し、さらに、ユーザによる前記特定された項目名が示す設定項目に対する設定値の入力を受け付ける第2受付部と、前記入力された設定値を前記デバイスに送信する送信部と、を備える構成としてもよい。
また、上記制御装置は、前記デバイスは、前記画像データを印刷する印刷部を備えており、前記生成部は、前記画像データを印刷データとして生成し、前記出力部は、前記画像データを前記印刷部に出力する構成としてもよい。
また、上記制御装置は、前記記憶部は、無線設定の1つの設定項目に対し当該設定項目を示す既定の項目名を対応付けて記憶し、前記生成部は、前記特定部が前記画像に含まれる項目名を特定できない場合、前記画像データとして、前記特定された項目名に代えて前記既定の項目名を含む画像を表す既定画像データを生成する構成としてもよい。
なお、この発明は、制御装置、デバイス、外部装置、これらの装置を備えたシステム、制御方法、これらの装置若しくはシステムの機能または方法を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
本発明によれば、設定項目の項目名として通信先の無線設定の画面に含まれる項目名を用いた画像データが出力されるため、その画面データによって表される画像から、ユーザが無線設定に関する情報を把握することが容易になる。
実施形態1及び実施形態2におけるシステムの構成を示すブロック図 実施形態1における無線設定処理のフローチャート 実施形態1におけるアドホック設定処理のフローチャート 実施形態1におけるインフラストラクチャモード設定用の対応表の一例を示す図 実施形態1における設定画面の一例を示す図 実施形態1におけるレポートの一例を示す図 実施形態1におけるアドホック設定用の対応表の一例を示す図 実施形態1における設定画面の一例を示す図 実施形態2における無線設定処理のフローチャート 他の実施形態におけるシステムの構成を示すブロック図
<実施形態1>
次に本発明の実施形態1について図1から図8を参照して説明する。
(システムの構成)
図1は、本実施形態のシステムの構成を示すブロック図である。
本実施形態では、無線通信機能を備えたプリンタ10が無線LANのアクセスポイント50と無線通信を行うための無線設定を端末装置30によって実行する例と、プリンタ10が端末装置30と直接無線通信を行うための無線設定を端末装置30によって実行する例とを説明する。
プリンタ10(デバイスの一例)は、図1に示すように、CPU11、ROM12、RAM13、NVRAM(不揮発性メモリ)14、印刷部15、無線LANインターフェース16、USBインターフェース17、表示部18、操作部19を備えている。
ROM12やNVRAM14は、プリンタ10の各種動作を実行するためのプログラム等を記憶しており、CPU11は、ROM12やNVRAM14から読み出したプログラムに従って各部の制御を行う。印刷部15は、CPU11の制御により印刷データに基づいてシート上に画像を印刷する。
無線LANインターフェース16は、他の装置に対してアクセスポイント50を介して間接的に通信を行うインフラストラクチャモードと、アクセスポイント50を介さずに直接的に通信するアドホックモードとのうち、無線設定によって設定される一方のモードで動作する。また、NVRAM14には、後述するように無線設定によって設定される様々な設定値を記憶させることができ、CPU11は、それらの設定値を用いて、無線LANインターフェース16によって他の装置と通信を行う。
USBインターフェース17には、端末装置30と接続されたUSBケーブル60を接続することができ、それによりプリンタ10と端末装置30との間で通信を行うことができる。表示部18は、ディスプレイやランプ等を備え、各種の設定画面や装置の動作状態等の画像を表示する。操作部19は、複数のボタンを備え、ユーザにより入力される各種の指示を受け付ける。
端末装置30(制御装置の一例)は、例えば携帯型のコンピュータであって、CPU31、ROM32、RAM33、HDD(ハードディスクドライブ)34、無線LANインターフェース35、USBインターフェース36、表示部37、操作部38を備えている。
ROM32には、BIOS等のプログラムが記憶されている。HDD34(記憶部の一例)には、OSや、プリンタドライバ、後述する無線設定処理を実行するための設定プログラム40等が記憶されている。CPU31(特定部、生成部の一例)は、ROM32またはHDD34からRAM33上に読み出したプログラムに従って各部の制御を行う。
無線LANインターフェース35(受信部の一例)は、他の装置に対してアクセスポイントを介して間接的に通信を行うインフラストラクチャモードと、アクセスポイントを介さずに直接的に通信するアドホックモードとのうち、無線設定によって設定される一方のモードで動作する。また、HDD34には、無線設定によって設定される様々な設定値が記憶され、CPU31は、これらの設定値を用いて無線LANインターフェース35によって他の装置と通信を行う。
USBインターフェース36(出力部、送信部の一例)には、既述のUSBケーブル60を接続することができる。表示部37(出力部の一例)は、ディスプレイを備え、CPU31の制御により様々な画像を表示する。操作部38(第1受付部、第2受付部の一例)は、キーボードやポインティングデバイスを備えており、ユーザにより入力される各種の指示を受け付ける。
アクセスポイント50は、制御部51、RAM52、EEPROM53、有線LANインターフェース54、無線LANインターフェース55を備えている。EEPROM53には、ファームウェアや無線設定の設定値等が記憶されている。制御部51は、EEPROM53からファームウェアをRAM52上に読み出して各部の動作を制御する。
有線LANインターフェース54は、有線LANによりネットワーク回線61と接続されており、同じネットワーク回線61に接続された装置(図示せず)と通信可能である。無線LANインターフェース55は、無線通信機能を備えたプリンタ10や端末装置30等と接続することで無線通信を行う。アクセスポイント50は、無線LANインターフェース55または有線LANインターフェース54に接続された装置間のデータ通信を中継する機能を有している。
また、アクセスポイント50は、埋め込み式ウェブサーバ機能(EWS)を有している。例えば、有線LANインターフェース54や無線LANインターフェース55に端末装置30を接続し、ウェブブラウザによってアクセスポイント50のアドレスを呼び出す(アクセスポイント50にHTTPリクエストを送信する)と、アクセスポイント50の制御部51は、EEPROM53に記憶されているウェブページデータ58からウェブページを生成して端末装置30に送信する。
これにより、端末装置30では、アクセスポイント50に関する様々な情報を示すウェブページを表示部37に表示させることができる。例えば、ウェブページとして無線設定の設定画面や無線設定の設定値を表示する画面(これらの画面は、無線設定を確認するための画面の一例)を表示させることができる。無線設定の設定画面を表示させることで、ユーザが操作部38を用いて各種設定項目の値を設定することができる。
(無線設定処理)
端末装置30によってプリンタ10に対して無線設定を行うための無線設定処理の動作について説明する。図2及び図3は、無線設定処理のフローチャートである。
この無線設定処理を行うには、予めユーザがプリンタ10と端末装置30とをUSBケーブル60を用いて接続する。そして、端末装置30の操作部38から設定プログラム40の実行指示を入力する。CPU31は、この実行指示を受けて、設定プログラム40を起動し、無線設定処理を開始する。
CPU31は、図2に示す無線設定処理において、まずユーザにインフラストラクチャモードの設定を行うかあるいはアドホックモードの設定を行うかを選択させるための選択画面を表示部37に表示する(S101)。ここで、インフラストラクチャモードの設定では、プリンタ10がアクセスポイント50と無線通信するための設定を行い、アドホックモードの設定では、プリンタ10が端末装置30と直接無線通信を行うための設定を行うものとする。
CPU31は、インフラストラクチャモードの設定を行う選択が操作部38から入力された場合(S101:YES)には、USBインターフェース36からプリンタ10にアクセスポイント50を検索させる指示を送信する(S102)。この指示を受けると、プリンタ10のCPU11は、無線LANインターフェース16を用いてアクセスポイント50から送信されるビーコン信号を検索する。そして、アクセスポイント50からのビーコン信号を発見すると、その信号に含まれるアクセスポイント50のMACアドレスを端末装置30に送信する。
なお、プリンタ10において、アクセスポイントが複数発見された場合には、それらのアクセスポイントの情報を端末装置30側に送信させ、端末装置30の表示部37に発見されたアクセスポイントをリスト表示して、ユーザにプリンタ10が接続するアクセスポイントを1つ選択させるようにしてもよい。
また、端末装置30の無線LANインターフェース36がアクセスポイント50と無線通信するための設定がなされている場合には、その無線LANインターフェース36によってアクセスポイント50から直接、MACアドレス等の情報を受信してもよい。
CPU31は、アクセスポイント50のMACアドレスを受信すると、そのMACアドレスに含まれるベンダコード(OUI:Organizationally Unique Identifier)を取得する(S103)。ここで、HDD34は、アクセスポイントのベンダと、アクセスポイントの無線設定の設定画面に含まれる設定項目の項目名とを対応付けるインフラストラクチャモード設定用の第1対応表41を記憶している。
図4は、インフラストラクチャモード設定用の第1対応表41の一例を示す図である。一般に、アクセスポイントの設定画面で表示される項目名は、アクセスポイントのベンダによって異なる。言い換えれば、ベンダが同じなら設定画面で使用される項目名は同じになる。
この第1対応表41では、MACアドレスのベンダコードと、ベンダ名と、「SSID」「暗号キー」「チャンネル」の各設定項目を示す項目名とが対応付けられている。例えば、「暗号キー」の設定項目を示す項目名が、「A社」の設定画面では「Passphrase」と、「B社」の設定画面では「ネットワークキー」と表記される。
なお、図4の第1対応表41に示す設定項目は一例であって、無線設定の設定項目には、他にも、「認証方式」「暗号方式」「IPアドレス」など様々なものがあり、そうした設定項目を第1対応表41に含めることができる。また、第1対応表41には、3つ種類以上のベンダコード及びベンダ名と、それに対応する項目名とを含めることができる。
端末装置30のCPU31は、S103にてMACアドレスからベンダコードを取得した後、そのベンダコードが第1対応表41に存在するかを判断する(S104)。第1対応表41にベンダコードが存在する場合(S104:YES)には、第1対応表41からそのベンダコードに対応付けられた項目名を取得する(S105)。これにより、アクセスポイント50の無線設定の設定画面に含まれる項目名が特定される。
ここで、HDD34は、無線設定の設定項目毎に既定の項目名を対応付けた既定値データ42を記憶している。CPU31は、取得したベンダコードが第1対応表41に存在しない場合(S104:NO)には、その既定値データ42から既定の項目名を取得する(S106)。
続いてCPU31は、S105またはS106にて取得した項目名を含む設定画面70を表示する設定画面データ(画像データの一例)を生成し、その設定画面データを表示部37に表示する(S107)。
図5は、設定画面70の一例を示す。設定画面70は、設定項目「SSID」の値が入力されるSSID入力部71、「暗号キー」の値が入力される暗号キー入力部72、「チャンネル」の値が入力されるチャンネル入力部73、各入力部71〜73に入力された値を確定させるOKボタン74を有している。さらに、設定画面70は、各入力部71,72,73の横に、それぞれの設定項目の項目名を示す項目名表示部75,76,77を有している。
図5の設定画面70は、第1対応表41からA社に対応する項目名を取得した場合の表示例を示している。即ち、SSID入力部71の項目名表示部75には「SSID」、暗号キー入力部72の項目名表示部76には「Passphrase」、チャンネル入力部73の項目名表示部77には「Channel」と表示されている。
第1対応表41からB社に対応する項目名を取得した場合には、項目名表示部75,76,77にはそれぞれ「アクセスポイント名」「ネットワークキー」「チャンネル」と表示される。なお、アクセスポイント50から取得したベンダコードが第1対応表41に存在しない場合には、項目名表示部75〜77にそれぞれ既定の項目名が表示される。
このようにアクセスポイント50から取得したベンダ名によって、設定画面70の項目名を置き換えて表示する。これにより、アクセスポイント50の無線設定の設定画面で表示される項目名が、プリンタ10の無線設定の設定画面70において項目名として表示されるため、ユーザがその意味内容を把握し易い。また、場合によっては、アクセスポイント50の設定画面を表示させ、プリンタ10側に設定すべき値を確認することも容易にできる。なお、設定画面70に示した設定項目は一例であって、適宜他の設定項目を設けることができる。
CPU31は、図2のS107にて設定画面70を表示した後、ユーザによって操作部38から各入力部71〜73に値が入力され、OKボタン74がクリックされると、各入力部71〜73に入力された値を無線設定の設定値としてプリンタ10に送信する(S108)。プリンタ10のCPU11は、受信した設定値をNVRAM14に記憶させる。
続いて、端末装置30のCPU31は、プリンタ10にアクセスポイント50との通信を実行させる指示を送信する(S109)。プリンタ10のCPU11は、この指示を受けると、NVRAM14に記憶された設定値を用いて無線LANインターフェース16からアクセスポイント50に接続要求を送信する。そして、アクセスポイント50からの応答に基づいて、例えば、接続が成功したか失敗したかや、プリンタ10側の設定値がアクセスポイント50側の設定値と一致したか、あるいは信号強度など、各種の情報を通信結果として端末装置30に送信する。
端末装置30のCPU31は、プリンタ10から通信結果を受けると、その通信結果に関する情報を示すレポートを印刷データ(画像データの一例)として作成して、USBインターフェース36からプリンタ10に出力し(S110)、この無線設定処理を終了する。プリンタ10のCPU11は、この印刷データを受けて印刷部15にレポートをシート上に印刷する。
図6は、レポートの一例を示す図である。このレポートでは、アクセスポイント50との無線通信の結果(成功または失敗)80と、通信結果についてCPU31が診断した診断結果81と、無線設定(項目名とその設定値)82とが示されている。診断結果81では、通信に失敗した場合であればその原因や対処方法などの情報が示され、そこに含まれる項目名83として、S105またはS106にて取得された項目名(ここでは「Passphrase」)が示されている。
より詳細には、設定プログラム40は、診断結果を表示するための複数のテンプレートを有しており、CPU31は、プリンタ10から受信した通信結果に応じてそれらのテンプレートから使用するテンプレートを選択する。このとき、選択したテンプレートに第1対応表41の設定項目の項目名が含まれる場合に、その項目名83を示す箇所に前述のように取得された項目名を挿入する。
従って、アクセスポイント50のベンダコードが異なれば、それに応じて診断結果81の項目名83をベンダコードに対応する項目名に置き換えて表示することができる。同様に、レポートの無線設定82では、一部の項目名84,85が、S105またはS106にて取得された項目名(ここでは「SSID」「Channel」)で表記されている。
このように、レポートに含まれる項目名83〜85を、アクセスポイント50の無線設定の設定画面にて表示された項目名で表記することができるため、ユーザが内容を把握し易い。
CPU31は、レポートをプリンタ10に出力した後、この無線設定処理を終了する。プリンタ10とアクセスポイント50との通信が成功した場合には、ユーザは、プリンタ10と端末装置30とを接続するUSBケーブル60を外して、端末装置30等からアクセスポイント50を介してプリンタ10と通信することができる。
また、CPU31は、S101において、アドホックモードの設定を行う選択が操作部38から入力された場合(S101:NO)には、アドホック設定処理を実行する(S111)。なお、このアドホック設定処理では、既述のようにプリンタ10が端末装置30と直接無線で通信するための設定を行うため、アクセスポイント50はなくてもよい。また、本実施形態では、プリンタ10に対しアドホックモードの設定を行う前に、端末装置30の無線LANインターフェース35に対し、プリンタ10とアドホックモードで接続するための無線設定を行っておくものとする。
CPU31は、図3に示すアドホック設定処理において、まず端末装置30のOS名(バージョンを含む)と、無線LANインターフェース35を構成する無線カードのベンダ名とをOSに問い合わせて取得する(S201)。OS名または無線カードベンダ名がなんらかの事情で取得できなかった場合(S202:NO)には、OS名及び無線カードベンダ名のうち取得できなかったものをユーザに入力させる画面を表示部37に表示し、そこで操作部38から入力されるOS名またはベンダ名を取得する(S203)。
ここで、端末装置30上において、無線LANインターフェース35の無線設定を行う場合には、OS標準の設定プログラム、若しくは無線カードに対応した設定プログラムが用いられる。一般に、無線カードの設定画面で表示される項目名は、OSの種類や無線カードのベンダによって異なると考えられる。
HDD34は、OSの種類と、端末装置30自体の無線設定の設定画面に含まれる設定項目の項目名とを対応付け、さらに、無線カードのベンダと、別の設定項目の項目名とを対応付けるアドホック設定用の第2対応表43を記憶している。
図7は、アドホック設定用の第2対応表43の一例を示す図である。この第2対応表43では、無線カードのベンダ「X社」「Y社」のそれぞれについて、3つの設定項目「SSID」「暗号キー」「チャンネル」を示す3つの項目名が対応付けられている。さらに、第2対応表43では、OSの種類と、上記3つの設定項目を含むアドホックモードの設定項目をまとめて示す項目名(アドホック設定名)とが対応付けられている。
CPU31は、S201にてOS名及び無線カードベンダ名をOSから取得するか、あるいはS203にてユーザの入力から取得した後、第2対応表43に取得されたOS名が存在するかを判断する(S204)。そして、第2対応表43にOS名が存在した場合(S204:YES)には、そのOS名に対応する項目名を取得する(S205)。また、第2対応表43にOS名が存在しない場合(S204:NO)には、既定値データ42から既定の項目名を取得する(S206)。
続いてCPU31は、第2対応表43に取得された無線カードのベンダ名が存在するかを判断し(S207)、存在する場合(S207:YES)には、そのベンダ名に対応する項目名を取得する(S208)。また、第2対応表43に取得された無線カードのベンダ名が存在しない(S207:NO)には、既定値データ42から既定の項目名を取得する(S209)。
そして、CPU31は、S205またはS206にて取得した項目名と、S208またはS209にて取得した項目名を含む設定画面90を表示する設定画面データ(画像データの一例)を生成し、その設定画面データを表示部37に表示する(S210)。
図8は、この設定画面90の一例を示す。設定画面90は、設定項目「SSID」の値が入力されるSSID入力部91、「暗号キー」の値が入力される暗号キー入力部92、「チャンネル」の値が入力されるチャンネル入力部93、各入力部91〜93に入力された値を確定させるOKボタン94を有している。また、設定画面90は、各入力部91,92,93の横に、それぞれの設定項目の項目名を示す項目名表示部95,96,97を有している。さらに、設定画面90は、このアドホックモードの設定項目全体の項目名を示す項目名表示部98を有している。
図8の設定画面90は、図7の第2対応表43からOS「MAC OS XX」(MAC OSは登録商標)に対応する項目名と、無線カードのベンダ「Y社」に対応する項目名とを取得した場合の表示例を示している。即ち、SSID入力部91の項目名表示部95には「名前」、暗号キー入力部92の項目名表示部96には「セキュリティキー」、チャンネル入力部93の項目名表示部97には「チャンネル」と表示され、項目名表示部98には、「コンピュータtoコンピュータ(設定)」と表示されている。
端末装置30のOSの種類や無線カードのベンダが異なる場合には、それに応じて項目名表示部95〜98に異なる項目名を表示することができる。これにより、端末装置30で無線LANインターフェース35の無線設定を行う場合と同様の項目名を設定画面90に表示させることができ、ユーザが設定内容を容易に把握することができる。
CPU31は、図3のS210にて設定画面90を表示した後、ユーザによって操作部38から各入力部91〜93に値が入力され、OKボタン94がクリックされると、USBインターフェース36から各入力部91〜93に入力された値を無線設定の設定値としてプリンタ10に送信し(S211)、このアドホック設定処理を終了する。プリンタ10のCPU11は、受信した設定値をNVRAM14に記憶させる。
CPU31は、こうして図2のS111にてアドホック設定処理を終了した後、続いてプリンタ10に端末装置30との通信を実行させる指示を送信する(S112)。プリンタ10のCPU11は、この指示を受けると、NVRAM14に記憶された設定値を用いて無線LANインターフェース16から端末装置30に接続要求を送信し、端末装置30のCPU31は、この接続要求を受けて無線LANインターフェース35によりプリンタ10との無線通信を行う。
そして、CPU31は、無線LANインターフェース35から通信結果等の情報を取得し、プリンタ10との無線通信に関する情報を示すレポートを既述のものと同様に生成し、印刷データとしてプリンタ10に送信する(S113)。その後、この無線設定処理を終了する。
プリンタ10と端末装置30との無線通信が成功した場合には、プリンタ10と端末装置30とを接続するUSBケーブル60を外した状態で無線通信を行うことができる。
(実施形態1の効果)
以上のように本実施形態によれば、プリンタ10の無線設定を行う端末装置30において、設定項目とその設定項目を示す複数の項目名とを対応付けて記憶し、それらの項目名の中から、プリンタ10の通信先であるアクセスポイント50または端末装置30の無線設定を実行するための画面に含まれる項目名を特定する。そして、特定された項目名を含む画像を表す画像データ(設定画面データまたは印刷データ)を生成し、出力する。
これにより、設定項目の項目名として通信先の無線設定の画面に含まれる項目名を用いた画像データが出力されるため、その画面データによって表される画像から、ユーザが無線設定に関する情報を把握することが容易になる。
また、プリンタ10の通信先の外部装置(アクセスポイント50または端末装置30)が、そのベンダや、OSの種類、または無線カードのベンダによって複数種類に分けられ、HDD34が外部装置の種類と項目名とを対応付けた第1及び第2対応表41,43を記憶している。CPU31は、外部装置の種類を取得して、それに対応付けられた項目名を外部装置の設定画面に含まれる項目名として特定することができる。
また、端末装置30がアクセスポイント50から上記種類を示す情報を受信することで、アクセスポイント50の設定画面に含まれる項目名を特定することができる。
また、操作部38からユーザによる外部装置の種類を示す情報の入力を受け付けることで、外部装置の設定画面に含まれる項目名を特定することができる。
また、端末装置30でプリンタ10がアクセスポイント50と無線通信を行うための無線設定を行う場合に、プリンタ10の無線設定のための設定画面70において、設定項目の項目名としてアクセスポイント50の無線設定の画面に含まれる項目名を表示させることができる。
また、プリンタ10の無線設定を行う端末装置30がプリンタ10の通信先である場合に、プリンタ10の無線設定のための設定画面90において、設定項目の項目名として端末装置30自体の無線設定の画面に含まれる項目名を表示させることができる。
また、端末装置30は、特定された項目名を含む画像データ(レポート)を印刷データとして生成し、プリンタ10に出力する。これにより、無線設定に関する情報を印刷する場合に、設定項目の項目名として、アクセスポイント50または端末装置30の無線設定において使用される項目名を用いた画像を印刷することができる。
また、HDD34が無線設定の設定項目に対しその設定項目を示す既定の項目名を対応付けた既定値データ42を記憶しており、外部装置の無線設定の設定画面に含まれる項目名を特定できない場合には、既定の項目名を含む画像データを生成することができる。
<実施形態2>
次に本発明の実施形態2について図9を参照して説明する。
本実施形態では、プリンタ10がアクセスポイント50と通信するためのインフラストラクチャモードの無線設定を端末装置30によって行う際に、端末装置30がウェブサーバ機能を利用してアクセスポイント50の情報を取得する例を示す。
図9は、無線設定処理のフローチャートである。なお、本実施形態のシステムの構成は、図1と同様であり、以下の説明において、実施形態1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
また、本実施形態では、端末装置30において、無線LANインターフェース35に対し、インフラストラクチャモードでアクセスポイント50と無線通信するための設定がなされているものとする。なお、端末装置30に無線LANインターフェース35に代えて有線LANインターフェース(図示せず)を設けて、その有線LANインターフェースをネットワーク回線61に接続することで、アクセスポイント50と通信可能な状態にしてもよい。
CPU31は、図9に示す無線設定処理を開始すると、無線LANインターフェース35によりアクセスポイント50からウェブページを取得する(S301)。より詳細には、無線LANインターフェース35からアクセスポイント50のIPアドレスに対して、ウェブページを要求するHTTPリクエストを送信する。
アクセスポイント50の制御部51は、このリクエストを受信すると、既述のように、EEPROM53に記憶されているウェブページデータからHTML形式等のウェブページを生成して端末装置30に送信する。ここで、一般的なウェブページの構成では、トップページに別のページへのハイパーリンクが複数設けられており、それらのページの中に無線設定のためのページが含まれていると考えられる。
端末装置30のCPU31は、受信したウェブページに別のページへのハイパーリンクが存在するかを判断し(S302)、存在する場合(S302:YES)には、その別のページのリクエストをプリンタ10に送信して、プリンタ10からそのウェブページを取得する(S303)。そして、CPU31は、S302に戻って、受信したウェブページに未取得の別のページへのハイパーリンクが存在するかを判断する動作を繰り返すことで、複数のウェブページのデータをRAM33上に蓄積する。
CPU31は、未取得の別のページへのハイパーリンクが存在しない(S302:NO)場合には、取得した各ウェブページからキーワードの検索を行う(S304)。ここでは、例えば、既述の第1対応表41に登録されたベンダ名及び項目名をキーワードとして、ウェブページに含まれるキーワードを特定する。このとき、ウェブページを構成するHTMLデータ全体(タグを含む)からキーワードを検索してもよく、あるいは、HTMLのタグからウェブページの本文(ウェブページをウェブブラウザで読み込んだときに表示される文字)のみを取り出し、そこからキーワードを検索してもよい。
次に、CPU31は、キーワードの検索によって、第1対応表41に含まれるベンダ名を発見したかを判断する(S305)。そして、ベンダ名を発見した場合(S305:YES)には、発見されたベンダ名に対応する項目名を第1対応表41から取得する(S306)。
また、CPU31は、ウェブページからベンダ名を発見しなかった場合(S305:NO)には、ウェブページから第1対応表41に含まれる3つの設定項目のうち、1つの設定項目に対応付けられた項目名を発見したかを判断する(S307)。その設定項目に対応付けられた項目名を発見した場合(S307:YES)には、発見された項目名を取得し(S308)、対応付けられた項目名を発見しなかった場合(S307:NO)には、既定値データ42から既定の項目名を取得する(S309)。
そして、CPU31は、第1対応表41に次の設定項目があるかを判断し(S310)、次の設定項目がある場合(S310:YES)には、S307に戻り、次の設定項目について対応する項目名を発見したかを判断する処理を繰り返すことで、第1対応表41の各設定項目について項目名を取得する。
第1対応表41の全ての設定項目について項目名を取得した場合(S310:NO)、またはS306にてベンダ名に対応する項目名を取得した場合には、続いて取得された項目名を含む設定画面データを生成し、表示部37にその設定画面データに基づいて、例えば図5に示した設定画面70を表示する(S311)。
そして、ユーザにより操作部38から各入力部71〜73に値が入力された後、OKボタン74がクリックされると、CPU31は、入力された値を設定値としてプリンタ10に送信し(S312)、この無線設定処理を終了する。
以上のように本実施形態によれば、端末装置30からアクセスポイント50に対して、ウェブアクセスすることでウェブページ中からアクセスポイント50の種類(ベンダ名)を特定する情報、またはウェブページ中に含まれる項目名を取得し、それによりアクセスポイント50の設定画面で用いられる項目名を特定することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、プリンタ10がアクセスポイント50に接続するための無線設定を端末装置30から行うものと、プリンタ10が端末装置30と直接接続するための無線設定を端末装置30から行うものとを示したが、本発明は、プリンタ10がアクセスポイント50等と通信するための無線設定をプリンタ10自体で実行するもの(即ち無線設定を実行する制御装置がデバイスに含まれるもの)にも適用することができる。
この場合、例えば、図10に示すように、プリンタ10のROM12またはNVRAM14(記憶部の一例)に設定プログラム40、第1対応表41,43、既定値データ42に相当するデータを記憶し、プリンタ10のCPU11(特定部、生成部、設定部の一例)がその設定プログラムに従って、図2や図9に概ね相当する処理を行うことができる。
例えば、CPU11は、無線LANインターフェース16(受信部の一例)によってアクセスポイント50から送信されるビーコン信号を受信して、そこからアクセスポイント50のベンダコードを取得し、そのベンダコードに対応する項目名を含む設定画面データを生成し、表示部18(出力部の一例)に設定画面を表示する。
そして、ユーザにより操作部19(第1受付部、第2受付部の一例)から入力された値をアクセスポイント50との無線通信のための設定値としてNVRAM14に記憶し、アクセスポイント50との通信の結果からレポートを生成し、印刷部15(出力部の一例)により印刷する。なお、このように構成する場合は、プリンタ10に端末装置30が接続されていなくてもよい。
また、例えば、プリンタ10にウェブサーバ機能を設け、さらに有線LANインターフェースを設けて、有線LANにより端末装置30を直接または間接に接続し、CPU11が、アクセスポイント50(または端末装置30)の無線設定で表示される項目名を含む設定画面や、そうした項目名を含む情報を示すレポートをウェブページとして生成して、端末装置30に送信し、端末装置30の表示部37に表示させるようにしてもよい。
(2)上記実施形態1では、アドホックモードの設定を行う際に、S201にてOS名または無線カードベンダ名がなんらかの事情で取得できなかった場合に、OS名及び無線カードベンダ名のうち取得できなかったものをユーザに入力させていたが、インフラストラクチャモードの設定を行う際に、S103にてMACアドレスに含まれるベンダコードが取得できない場合に、ベンダコードやベンダ名をユーザに入力させてもよい。また、S102、S103、S201、S202にてベンダコード、OS名、または無線カードベンダ名を取得するという処理を省略して、最初からユーザに直接入力させる構成であってもよい。
(3)上記実施形態2では、ウェブページからキーワードとしてベンダ名及び項目名を検索するものを示したが、いずれか一方のみを検索してもよい。なお、項目名のみを検索する場合には、設定項目と項目名との対応付けのみを記憶していればよい。
(4)上記実施形態では、アクセスポイント50のベンダ名や無線カードのベンダ名と項目名との第1及び第2対応表41,43を記憶するものを示したが、本発明によれば、ベンダ名に代えて、アクセスポイント50や無線カードのモデル名と項目名との対応表を記憶し、アクセスポイント50や無線カードのモデル名を取得して、項目名を特定してもよい。
(5)本発明によれば、1つの設定項目の項目名として、複数の項目名を並記しても良い。例えば、「暗号キー」の設定項目の項目名として、外部装置の設定画面に含まれる項目名として特定された項目名が「ネットワークキー」である場合には、「ネットワークキー(暗号キー)」と表記し、特定された項目名が「暗号キー」である場合には、「暗号キー(ネットワークキー)」と表記してもよい。このように同一の設定項目を示す複数の項目名を並記する場合には、それらの項目名のうち特定された項目名のみを所定の位置に表示したり、他と異なる色で表示したりすることで、ユーザによって把握し易くすることができる。
(6)上記実施形態では、無線LANの無線設定を行う例を示したが、本発明は、例えば、Bluetooth(登録商標)や赤外線通信等の他の方式の無線設定を行う技術にも適用することができる。また、無線の方式に応じて、設定画面やレポート等の画像データに挿入する項目名を適宜変更することができる。
(7)上記実施形態では、特定された項目名を含む画像を示す画像データとして、表示データまたは印刷データを生成し出力するものを示したが、本発明によれば、例えば、HTMLデータやテキストデータを生成し出力してもよい。例えば、テキストファイルとして生成したレポートを所定の記憶媒体に格納してもよい。
(8)上記実施形態では、特定部、生成部をいずれも同じCPUによって実現する例を示したが、本発明によれば、これらは、互いに別のCPU、若しくはASICやその他の回路によって構成することができる。
(9)上記実施形態では、プリンタの無線設定を行う例を示したが、本発明は、例えば、スキャナ装置、ファクシミリ装置、デジタルカメラなどの無線通信機能を有する各種のデバイスの無線設定を行う技術に適用することができる。
10…プリンタ、11…CPU、12…ROM、14…NVRAM、15…印刷部、16…無線LANインターフェース、17…USBインターフェース、18…表示部、19…操作部、30…端末装置、31…CPU、34…HDD、35…無線LANインターフェース、36…USBインターフェース、37…表示部、38…操作部、50…アクセスポイント、70,90…設定画面

Claims (10)

  1. デバイスが外部装置と無線通信を行うための無線設定を、前記デバイスに実行させるための制御装置であって、
    無線設定の1つの設定項目に対し当該設定項目を示す複数の項目名を対応付けて記憶する記憶部と、
    前記外部装置によって提供される画面であって、前記外部装置の無線設定を確認するための画面に含まれる項目名を、前記複数の項目名の中から特定する特定部と、
    前記項目名を含む画像データを生成する生成部であって、前記特定部によって前記複数の項目名の中から第1種の項目名が特定された場合、前記画像データとして、前記第1種の項目名を含む画像を表す第1種の画像データを生成し、前記特定部によって前記複数の項目名の中から第2種の項目名が特定された場合、前記画像データとして、前記第2種の項目名を含む画像を表す第2種の画像データを生成する前記生成部と、
    前記画像データを出力する出力部と、
    を備える制御装置。
  2. 請求項1に記載の制御装置であって、
    前記記憶部は、前記外部装置の種類と前記複数の項目名に含まれる項目名とを対応付けて記憶しており、
    前記特定部は、前記外部装置の種類を取得して当該種類に対応付けされた項目名を、前記画面に含まれる項目名として特定する、制御装置。
  3. 請求項2に記載の制御装置であって、
    当該制御装置は、前記外部装置と接続されており、
    前記外部装置から前記種類を示す情報を受信する受信部をさらに備え、
    前記特定部は、前記種類を示す情報から前記画面に含まれる項目名を特定する、制御装置。
  4. 請求項2に記載の制御装置であって、
    当該制御装置は、前記外部装置と接続されており、
    ユーザによる前記外部装置の種類を示す情報の入力を受け付ける第1受付部をさらに備え、
    前記特定部は、前記種類を示す情報から前記画面に含まれる項目名を特定する、制御装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    当該制御装置は、前記デバイスに接続され、前記外部装置とは別に設けられており、
    前記生成部は、前記画像データとして、前記特定された項目名を含む設定画面を表示させるデータを生成し、
    さらに、
    ユーザによる前記特定された項目名が示す設定項目に対する設定値の入力を受け付ける第2受付部と、
    前記入力された設定値を前記デバイスに送信する送信部と、
    を備える、制御装置。
  6. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    当該制御装置は、前記デバイス内に備えられ、
    前記生成部は、前記画像データとして、前記特定された項目名を含む設定画面を表示させるデータを生成し、
    さらに、
    ユーザによる前記特定された項目名が示す設定項目に対する設定値の入力を受け付ける第2受付部と、
    前記入力された設定値を無線設定の設定値として適用する設定部と、
    を備える、制御装置。
  7. 請求項1または請求項2に記載の制御装置であって、
    当該制御装置は、前記外部装置内に備えられ、
    前記生成部は、前記画像データとして、前記特定された項目名を含む設定画面を表示させるデータを生成し、
    前記出力部は、前記画像データに基づいて前記設定画面を表示し、
    さらに、
    ユーザによる前記特定された項目名が示す設定項目に対する設定値の入力を受け付ける第2受付部と、
    前記入力された設定値を前記デバイスに送信する送信部と、
    を備える、制御装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記デバイスは、前記画像データを印刷する印刷部を備えており、
    前記生成部は、前記画像データを印刷データとして生成し、
    前記出力部は、前記画像データを前記印刷部に出力する、制御装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記記憶部は、無線設定の1つの設定項目に対し当該設定項目を示す既定の項目名を対応付けて記憶し、
    前記生成部は、前記特定部が前記画像に含まれる項目名を特定できない場合、前記画像データとして、前記特定された項目名に代えて前記既定の項目名を含む画像を表す既定画像データを生成する、制御装置。
  10. デバイスが外部装置と無線通信を行うための無線設定を、前記デバイスに実行させるための制御装置であって、無線設定の1つの設定項目に対し当該設定項目を示す複数の項目名を対応付けて記憶する制御装置に、
    前記外部装置によって提供される画面であって、前記外部装置の無線設定を確認するための画面に含まれる項目名を、前記複数の項目名の中から特定する特定処理と、
    前記項目名を含む画像データを生成する生成処理であって、前記特定処理によって前記複数の項目名の中から第1種の項目名が特定された場合、前記画像データとして、前記第1種の項目名を含む画像を表す第1種の画像データを生成し、前記特定処理によって前記複数の項目名の中から第2種の項目名が特定された場合、前記画像データとして、前記第2種の項目名を含む画像を表す第2種の画像データを生成する前記生成処理と、
    前記画像データを出力する出力処理と、
    を実行させるプログラム。
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