JP2012087462A - 入場管理システム - Google Patents

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Takeshi Sumiya
健 角谷
Mari Iwaizumi
麻里 岩泉
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Abstract

【課題】セキュリティの信頼性を向上すると共に、入居者に数度の手間を取らせることなく複数個所でのセキュリティロックの解除が行える入場管理システムを提供する。
【解決手段】非接触ICの情報を読み取るリーダ16と、リーダ16又は訪問先インターホン11による解錠操作を受けて適正解錠操作であると判断し場合にロック部を解除する制御器12と、を備え、建物複数個所の共有施設にリーダ16,25,26,27とロック部とが設置され、制御器12は、訪問者用のセキュリティ解除用コードを生成すると共に建物エントランスに設置されたリーダ16に向けてセキュリティ解除用コードを送信して訪問者が所有する携帯機器にセキュリティ解除用コードを記憶させ、リーダ16,25,26,27に訪問者が所有する携帯機器がかざされた場合にはロック部を解除する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建物入居者の許可を受けた訪問者が入館口から目的地(目的階や目的室)までに複数設置されたセキュリティゲートのロックを解除するようにした入場管理システムに関する。
従来から、オフィスビルやマンション等の建物には、セキュリティ確保のため、IDカードに記憶されたセキュリティ解除情報を建物入り口に設置されたリーダで読み取り、その読み取ったセキュリティ解除情報を制御器に予め登録された入居者情報とで比較し、一致した場合に建物入口のオートロック式手動ドアの施錠解除や自動ドア開放といったセキュリティ解除を行うようにした入場管理システムが周知である。
一方、近年では、磁気等のIDカードに変えて、非接触式ICを利用したICカードやICキーが普及している。
この際、建物(例えば、マンション)の入口(エントランス)には、ICカードやICキーを読み取るリーダの他、自動ドア等の手前で訪問者が訪問先部屋番号等を入力するテンキーや呼出・解除キー等のスイッチ、訪問先インターホンで訪問者を確認するためのカメラ、音声入力用のマイク、音声出力用のスピーカ、といったものが設けられているのが一般的である。
そして、入居者の場合には、リーダにICカードやICキーをかざすことによって、入居者と判断された場合にオートロック式手動ドアの施錠解除や自動ドア開放といったセキュリティ解除を行う。また、訪問者の場合には、テンキーによって訪問先部屋番号を入力した後、呼出ボタンを押して訪問先を発呼し、訪問先入居者によるインターホン越しでの訪問者確認に伴う解除操作によってオートロック式手動ドアの施錠解除や自動ドア開放といったセキュリティ解除を行う(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このようなセキュリティ解除システムの場合、入居者や、訪問先入居者に入館許可された訪問者といった善意の入館者の入館時、或いは、退館時には、ドアが開放状態にある。
したがって、例えば、悪意の訪問者が入館しようとする際には、善意の入館者の入退館時のドア開放状態にあるときに、まぎれて入館することができてしまうという問題が生じていた。
そこで、近年の建物には、エントランスの入口ドアよりも建物内部、例えば、エレベータ行き先階指定ボタンの指定操作や各階フロア入口ドア等においてセキュリティ解除を連動させ、建物の複数個所にてエントランス又は訪問先で解除したフロアにのみ行くことができるようにすることによって、悪意の訪問者がエントランスの入口まではまぎれて入館することができても、それよりも先には行き難くした入場管理システムが考えられている。
特開2004−360200号公報
ところが、上述したエントランス以外にセキュリティシステムを用いた場合であっても、善意の入館者の行き先階は、入館時に同時にセキュリティ解除されているため、エントランス又は訪問先でセキュリティ解除したフロアと同じフロアには悪意の訪問者もそのまま行くことができてしまうという問題は依然として残っていた。
また、このような問題を解消するために、例えば、エレベータの発呼、エレベータドアの開放、エレベータ行き先階指定ボタンの指定操作、各階フロア入口ドア等、さまざまな共有施設毎にエントランスと同様のリーダを設け、各リーダ毎にセキュリティを解除しないとその先に進むことができないようにすることによって、悪意の訪問者の入館を排除することが考えられている。
しかしながら、このような各共有施設毎にセキュリティを解除する場合、悪意の訪問者だけでなく、入館許可された訪問者まで先に進むことができないため、その都度訪問先を呼び出すインターホンの設置が必要となるうえ、入居者の手間も増えるといった新たな問題が生じていた。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、建物の複数共有施設にセキュリティ解除用のリーダを設置してセキュリティの信頼性を向上すると共に、入居者に入館が許可された訪問者であっても入居者に再度の手間を取らせることなく複数個所でのセキュリティロックの解除を行うことができる入場管理システムを提供することを目的とする。
本発明の入場管理システムは、非接触ICに記憶された入居者情報を読み取るリーダと、訪問先インターホンを発呼する訪問者入力キーと、前記リーダ又は前記訪問先インターホンによる解錠操作を制御する制御器と、該制御器によって適正解錠操作であると判断された場合にセキュリティロックが解除されるロック部と、を備えた入場管理システムにおいて、前記リーダと前記ロック部とが建物複数個所の共有施設に設置され、前記制御器は、建物エントランスに設置された前記リーダに訪問者が所有する携帯機器に記憶された固体識別情報からなるIDを読み取って訪問者を特定すると共にそのIDに関連付けした訪問者用のセキュリティ解除用コードを生成し、前記リーダに訪問者が所有する携帯機器がかざされた場合には、その携帯機器に記憶された前記IDに関連付けられたセキュリティ解除用コードに基づいて前記ロック部を解除することを特徴とする。
このようなシステムを構築することにより、建物の複数共有施設にセキュリティ解除用のリーダを設置してセキュリティの信頼性を向上すると共に、入居者に入館が許可された訪問者であっても入居者に再度の手間を取らせることなく複数個所でのセキュリティロックの解除を行うことができる。
この際、前記制御器は、訪問者が所有する携帯機器に記憶された固体識別情報からなるIDに、所定時間内で有効とする時限情報と訪問者用に許可された前記ロック部のみを制限して解除するための許可ゲート情報と、を付加した時限付IDを前記セキュリティ解除用コードとして生成した後に、その時限付IDと前記リーダで読み取った訪問者が所有する携帯機器のIDとを比較し、時限付IDとIDとが一致したときに時限情報と許可ゲート情報との範囲内で前記ロック部を解除するのが好ましい。
また、前記制御器は、前記訪問先インターホンから訪問先IDを取得し、その訪問先IDを前記セキュリティ解除コードに付加するのが好ましい。
また、前記制御器は、訪問者が所有する携帯機器が前記リーダにかざされる回数を制限した前記セキュリティ解除用コードを生成するのが好ましい。
さらに、前記制御器は、建物エントランスに設置された前記リーダに訪問者が所有する携帯機器のIDを2回読み取った場合には、前記セキュリティ解除用コードを削除するのが好ましい。
本発明の入場管理システムによれば、建物の複数施設にセキュリティ解除用のリーダを設置してセキュリティの信頼性を向上すると共に、入居者に入館が許可された訪問者であっても手間を取らせることなくセキュリティの解除を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る入場管理システムの一例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る入場管理システムの一例を示す要部の説明図である。 本発明の一実施形態に係る入場管理システムにおけるセキュリティ解除用時限付ID登録ルーチンを示すフロー図である。 本発明の一実施形態に係る入場管理システムにおけるセキュリティゲート通過ルーチンを示すフロー図である。
次に、本発明の一実施形態に係る入場管理システムについて、図面を参照して説明する。ここで、図1は本発明の一実施形態に係る入場管理システムの一例を示す説明図、図2は本発明の一実施形態に係る入場管理システムの一例を示す要部の説明図、図3は本発明の一実施形態に係る入場管理システムにおけるセキュリティ解除用時限付ID登録ルーチンを示すフロー図、図4は本発明の一実施形態に係る入場管理システムにおけるセキュリティゲート通過ルーチンを示すフロー図である。
尚、以下に示す実施の形態は本発明の入場管理システムにおける好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。また、以下の説明において、「エントランス」とは建物の入口部分のうちオートロック式手動ドアや自動ドアよりも外部を意味する。また、以下に示す実施の形態では、建物として住居用のマンションを例にして説明するが、所謂オフィスビル等でも良い。
図1において、本実施の形態に係る入場管理システムは、例えば、建物のエントランスに設置された外部インターホン10と、建物の各戸室内に設置された訪問先インターホン11と、外部インターホン10と訪問先インターホン11とを制御する制御器12と、を備えている。また、本実施の形態においては、例えば、訪問者等との打ち合わせを可能とした共有のロビーがエントランスに次いで設けられており、そのロビーとエレベータホールとの間にセキュリティロックがされた自動ドア13と、乗車階(例えば、1F)での呼び出し又は降車階の指定に関してセキュリティロックがされたエレベータ14と、各階のエレベータホールと住居フロア(例えば、廊下)との間にセキュリティロックがされた自動ドア15と、が設けられている。
外部インターホン10は、ICカードやICキーを非接触で読み取るリーダ16と、訪問者が訪問先部屋番号等を入力するテンキーや呼出・解除キー等を備えた訪問者入力キー17と、訪問先インターホン11で訪問者を確認するためのカメラ18と、音声入力用のマイク19と、音声出力用のスピーカ20と、を備えている。
訪問先インターホン11は、外部インターホン10によって発呼された場合に、カメラ18から送信された映像により訪問者を確認するためのモニタ21と、訪問者をエントランスからロビーへと招き入れる場合にオートロック式手動ドアの施錠解除又は自動ドアの開放を遠隔操作するためのセキュリティ解除ボタン22と、部屋番号等を入力することによって訪問先IDを作成するテンキー等のスイッチ部23と、外部インターホン10に音声を出力する際に押下されるPTTスイッチ24と、を備えている。
これにより、入居者の場合には、リーダ16にICカードやICキーをかざすことによって、制御器12が入居者と判断し、エントランスに設置のオートロック式手動ドアの施錠解除や自動ドア開放といったセキュリティ解除を行う。また、訪問者の場合には、訪問者入力キー17のテンキーによって訪問先部屋番号を入力した後、訪問者入力キー17の呼出ボタンを押して訪問先を発呼し、訪問先入居者による訪問先インターホン11で訪問者確認に伴う解除操作を行うことによって、制御器12がエントランスに設置のオートロック式手動ドアの施錠解除や自動ドア開放といったセキュリティ解除を行う。
一方、本実施の形態においては、自動ドア13、エレベータ14、自動ドア15、の各共有施設においてもセキュリティが確保されているため、そのセキュリティを解除するためのリーダ25,26,27が設けられており、それぞれ制御器12によってセキュリティ解除が制御されている。
したがって、入居者は、建物の内部に至る度に、各リーダ25,26,27にICキーをかざすことで自動ドア13、エレベータ14、自動ドア15、の各共有施設のセキュリティロックを解除する必要がある。尚、各戸の玄関ドア28にはドアホン29が設けられているが、このドアホン29においてもリーダ(図示せず)を設置しても良いし、シリンダーキー(図示せず)によって解錠するようにしても良い。但し、本実施の形態においては、後述する訪問者においても自動ドア13、エレベータ14、自動ドア15、の各共有施設を入居者と同様に訪問者によってセキュリティロックの解除を可能としているため、玄関ドア28に関してはシリンダーキーによる解錠とするのが望ましい。
ここで、入居者は、訪問者を外部インターホン10で確認した場合、その訪問先までのセキュリティロック(ロック部)を訪問者が解除することができるように、訪問先インターホン11によって生成したセキュリティ解除用コードとしての訪問先IDと時限情報とを制御器12へと送信する。
また、制御器12は、その訪問先IDと時限情報とを関連付けして登録するとともに、後述する時限付IDを生成して登録する。この時限付IDは、例えば、近年の携帯電話機Hに一般的に搭載されている固体識別情報記録用の非接触IC(チップ)から製造番号(ID)を読み取り、図2に示すように、訪問先IDによって訪問先を特定したうえで、時限情報(例えば、10分等)と許可ゲート情報(例えば、エントランスとエレベータ等)とを携帯電話HのIDに付加したものである。尚、この際、携帯電話機Hに搭載された非接触式ICは公知のものであり、その読み取りに関する技術も公知のものを用いることができる。また、時限付IDに訪問先IDを付加すれば、誰が<携帯電話機HのID>何処に<訪問先ID>訪問したかをデータ管理することができ、セキュリティの向上に貢献することができる。
訪問者の携帯電話機HのIDを読み取るには、訪問者による外部インターホン10の発呼により訪問先入居者が訪問者をモニタ21で確認し、訪問先インターホン11で登録(入館)を許可すればよい。例えば、訪問先インターホン11では、外部インターホン10との通話のためのPTTスイッチ24が設けられているため、このPTTスイッチ24による通話が完了した時点で、パネルスイッチ方式のモニタ21に『登録』ボタンが表示され、この『登録』ボタンを押下するだけで良い。また、再度PTTスイッチ24が押下された場合には、通話を優先するためにモニタ21には外部インターホン10からの映像を優先して表示し、PTTスイッチ24の押下が終わる度に『登録』ボタン表示に切り換わる。
一方、訪問者は、訪問先入居者が訪問先インターホン11と外部インターホン10との通話機能を利用して、訪問先入居者による指示(例えば、「携帯電話をリーダにかざして」など)にしたがって自身の携帯電話機Hをリーダ16にかざし、自身の携帯電話機Hの非接触ICからIDを読み取らせる。この際、携帯電話機Hをリーダ16にかざす旨の指示は外部インターホン10の音声ガイド機能で行っても良い。
尚、訪問先入居者が『登録』ボタンを押下した後、所定時間経過(例えば、制御器12による15秒のカウント)しても訪問者の携帯電話機HからIDを読み取ることができなかった場合、その旨をモニタ21にメッセージ表示(及びエラー音発生)すると共に、『確認』ボタンを表示する。訪問先入居者がこの『確認』ボタンを押下すると、モニタ21は『登録』ボタンを押下する前の初期状態に復帰する(又は、訪問者との通信を再開するために玄関付近の映像を映す。)。
さらに、訪問者がエントランスから訪問先入居者玄関に至る途中で時限オーバーとなってしまった場合、その途中に設置されたゲートを通過することができなくなるうえ、訪問先入居者とインターホン越しの連絡もできなくなる。
したがって、このような場合、通常外出方向にはゲートロックは掛かっていないため、再度エントランスの外部インターホン10まで戻ることにより、携帯電話機HのIDを再読み込みすることができる。この際、制御器12は、時限付IDの制限時間を前回よりも長く(例えば、15分)することも可能である。
以下、図3に基づいてセキュリティ解除用コードとしての時限付IDの登録ルーチンを具体的に説明する。尚、以下に示すルーチンでは、便宜上、制御器12のルーチンの他、その手順として人為的作業を含めた形で説明する。また、本実施の形態におけるセキュリティ解除用コードは、訪問者が所有する携帯電話機Hの非接触IC(図示せず)にのIDをそのまま利用するため、制限時間に替えてリーダ16,25,26,27にかざされる回数で制限しても良い。また、制御器12は、制限時間が経過した時点で登録したセキュリティ解除用コード(時限付ID)を削除しても良いが、訪問者が帰る際に再びリーダ16に訪問者が所有する携帯電話機Hをかざした場合に登録したセキュリティ解除用コード(時限付ID)を削除しても良い。
(ステップS1)
ステップS1では、訪問者が外部インターホン10を利用して訪問先を発呼する。この際、制御器12は、指定された訪問先インターホン11を呼び出すと共に、モニタ21にカメラ18からの撮像信号を出力する。
(ステップS2)
ステップS2では、入居者(住人)が訪問者インターホン11を利用して訪問者を確認し、時限付IDの登録操作(『登録』ボタンを押下)を行う。この際、テンキー23で訪問者用IDを作成しても良い。また、入居者は、訪問者に対して携帯電話機Hをリーダ16にかざすように口頭指示する。
(ステップS3)
ステップS3では、訪問先インターホン11は、制御器12に時限付IDを登録指示を出力する。
(ステップS4)
ステップS4では、制御器12は、リーダ16に携帯電話機Hの非接触ICからIDを読み取る指示命令を出力する。
(ステップS5)
ステップS5では、リーダ16は、携帯電話機Hの非接触ICからIDを読み取り、制御器にIDを送信する。
(ステップS6)
ステップS6では、制御器12は、リーダ16から所定時間内(例えば、20秒)にIDを受信したか否かを判断し、所定時間内にIDを受信した場合にはステップS7へと移行し、タイムアウトの場合にはステップS9へと移行する。
(ステップS7)
ステップS7では、リーダ16は、携帯電話機HのIDを制御器12に送信する。
(ステップS8)
ステップS8では、制御器12は、受信した携帯電話機HのIDに時限情報と許可ゲート情報とを付加して時限付IDを生成し、登録する。
(ステップS9)
ステップS9では、制御器12は、リーダ16へのID読み取り指示を中止し、訪問先インターホン11にタイムアウトした旨を送信する。
次に、図4に基づいて時限付IDを携帯電話機Hの非接触ICに記憶した訪問者によるセキュリティロック解除操作ルーチンを説明する。尚、以下に示すルーチンにおいても、便宜上、制御器12のルーチンの他、その手順として人為的作業を含めた形で説明する。また、ここでは、携帯電話機Hの非接触ICに時限付IDを登録した時点でリーダ16の読み取りが行われているため、次のリーダ25を対象として説明する。
(ステップS11)
ステップS11では、訪問者が携帯電話機Hをリーダ25にかざす。
(ステップS12)
ステップS12では、リーダ25は、携帯電話機Hの非接触ICから受信したIDを制御器12に送信する。
(ステップS13)
ステップS13では、制御器12は、先に登録した時限付IDとリーダ25から受信したIDとを比較し、制御器12に登録した時限付IDに含まれるIDと受信した携帯電話HのIDとが一致した場合にはステップS14へと移行し、制御器12に登録した時限付IDに含まれるIDと受信した携帯電話HのIDとが一致しなかった場合にはこのルーチンを終了する。
(ステップS14)
ステップS14では、制御器12は、リーダ25に対応するロック部に解錠(開扉)指示を送信する。
(ステップS15)
ステップS15では、リーダ25が設置されたゲートは、ロック部に向けて解錠(開扉)指令を送信する。
このように、本発明の入場管理システムにあっては、非接触ICの情報を読み取るリーダ16と、リーダ16又は訪問先インターホン11による解錠操作を受けて適正解錠操作であると判断し場合にロック部を解除する制御器12と、を備え、建物複数個所の共有施設にリーダ16,25,26,27とロック部とが設置され、制御器12は、訪問者用のセキュリティ解除用コードを生成すると共に建物エントランスに設置されたリーダ16に向けてセキュリティ解除用コードを送信して訪問者が所有する携帯電話機Hの非接触ICにセキュリティ解除用コードを登録し、リーダ16,25,26,27に訪問者が所有する携帯電話機Hの非接触ICがかざされた場合にはロック部を解除する。
これにより、建物複数個所の共有施設にリーダ16,25,26,27とロック部とが設置されている場合であっても、セキュリティを確保しつつ、その都度訪問先インターホン11の呼び出し、ロック解除といった手間を省略することができる。
なお、上記した本発明の実施の形態では、訪問者が所有する携帯電話機の非接触ICを利用する場合について説明したが、本発明はこの場合に限定されるものではなく、例えば、非接触型ICカード等、他の携帯機器を利用することもできる。
11…訪問先インターホン
12…制御器
16…リーダ
17…訪問者入力キー
25…リーダ
26…リーダ
27…リーダ
H…携帯電話機

Claims (5)

  1. 非接触ICに記憶された入居者情報を読み取るリーダと、訪問先インターホンを発呼する訪問者入力キーと、前記リーダ又は前記訪問先インターホンによる解錠操作を制御する制御器と、該制御器によって適正解錠操作であると判断された場合にセキュリティロックが解除されるロック部と、を備えた入場管理システムにおいて、
    前記リーダと前記ロック部とが建物複数個所の共有施設に設置され、前記制御器は、建物エントランスに設置された前記リーダに訪問者が所有する携帯機器に記憶された固体識別情報からなるIDを読み取って訪問者を特定すると共にそのIDに関連付けした訪問者用のセキュリティ解除用コードを生成し、前記リーダに訪問者が所有する携帯機器がかざされた場合には、その携帯機器に記憶された前記IDに関連付けられたセキュリティ解除用コードに基づいて前記ロック部を解除することを特徴とする入場管理システム。
  2. 前記制御器は、訪問者が所有する携帯機器に記憶された固体識別情報からなるIDに、所定時間内で有効とする時限情報と訪問者用に許可された前記ロック部のみを制限して解除するための許可ゲート情報と、を付加した時限付IDを前記セキュリティ解除用コードとして生成した後に、その時限付IDと前記リーダで読み取った訪問者が所有する携帯機器のIDとを比較し、時限付IDとIDとが一致したときに時限情報と許可ゲート情報との範囲内で前記ロック部を解除することを特徴とする請求項1に記載の入場管理システム。
  3. 前記制御器は、前記訪問先インターホンから訪問先IDを取得し、その訪問先IDを前記セキュリティ解除コードに付加することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の入場管理システム。
  4. 前記制御器は、訪問者が所有する携帯機器が前記リーダにかざされる回数を制限した前記セキュリティ解除用コードを生成することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかにに記載の入場管理システム。
  5. 前記制御器は、建物エントランスに設置された前記リーダに訪問者が所有する携帯機器のIDを2回読み取った場合には、前記セキュリティ解除用コードを削除することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の入場管理システム。
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