JP2012072663A - 燃料供給装置 - Google Patents

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    • F02M37/08Feeding by means of driven pumps electrically driven
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Abstract

【課題】サブタンク内に燃料ポンプを設けたとしても、燃料ポンプの吐出量を維持することができる燃料供給装置を提供する。
【解決手段】燃料を貯留するメインタンク51と、メインタンク51の下方に設けられ、メインタンク51から燃料が供給されるサブタンク60と、サブタンク60内に設けられ、燃料をエンジン15に供給する燃料ポンプ70と、燃料ポンプ70から吐出される燃料の圧力を調整するレギュレータ85と、を備え、サブタンク60内に、メインタンク51から燃料が供給され、燃料ポンプ70に燃料を供給する第1空間64Aと、第1空間64A以外の空間である第2空間64Bと、を分離する隔壁63が設けられ、第2空間64Bに、燃料ポンプ70内で発生する気体を第2空間64Bに排出する脱気孔75、又はレギュレータ85の余剰燃料を第2空間64Bに排出する燃料排出孔86が配置され、サブタンク60の第2空間64Bからメインタンク51に燃料を戻すリターンホース82を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、鞍乗型車両の燃料供給装置に関する。
従来の燃料供給装置としては、車体フレーム上部を構成するタンクレールと、タンクレールの下方で車体フレームに配置されるエンジンと、タンクレール上を跨ぐように配置されたメインタンクと、燃料配管を通じてメインタンクに接続されたサブタンクと、サブタンクに内蔵され、サブタンク内の燃料をエンジンに供給する燃料ポンプと、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−153071号公報
ところで、上記特許文献1に記載の燃料供給装置では、サブタンク内に設けられた燃料ポンプに吸い込まれる燃料は、メインタンクから供給される低温の燃料ばかりではなく、燃料ポンプ及びレギュレータから排出される温まった燃料が多く含まれるため、メインタンク内に燃料ポンプが設けられる場合と比較して、燃料ポンプの吐出量が少なくなる可能性があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、サブタンク内に燃料ポンプを設けたとしても、燃料ポンプの吐出量を維持することができる燃料供給装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、燃料を貯留するメインタンクと、メインタンクの下方に設けられ、メインタンクから燃料が供給されるサブタンクと、サブタンク内に設けられ、燃料をエンジンに供給する燃料ポンプと、燃料ポンプから吐出される燃料の圧力を調整するレギュレータと、を備える燃料供給装置において、サブタンク内に、メインタンクから燃料が供給され、燃料ポンプに燃料を供給する第1空間と、第1空間以外の空間である第2空間と、を分離する隔壁が設けられ、第2空間に、燃料ポンプ内で発生する気体を第2空間に排出する脱気孔、又はレギュレータの余剰燃料を第2空間に排出する燃料排出孔が配置され、サブタンクの第2空間からメインタンクに燃料を戻すリターンホースを備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の構成に加えて、隔壁に、第1空間と第2空間とを連通する連通孔が設けられることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の構成に加えて、第1空間は、サブタンクの下端部に設けられ、第1空間に、1次フィルタが設けられることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1又は2に記載の構成に加えて、隔壁は、第1空間に燃料を供給する燃料供給口と燃料ポンプの吸込み口とを連結するパイプであることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の構成に加えて、メインタンクからサブタンクに燃料を供給する燃料供給ホースに、1次フィルタが設けられることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の構成に加えて、リターンホースは、メインタンクの下面に接続され、リターンホースに、燃料の逆流を阻止するワンウェイバルブが設けられることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項2に記載の構成に加えて、連通孔は、脱気孔及び燃料排出孔から第2空間に排出される燃料より少ない燃料が通過可能な通路面積であることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、サブタンク内に、メインタンクから燃料が供給され、燃料ポンプに燃料を供給する第1空間と、第1空間以外の空間である第2空間と、を分離する隔壁が設けられ、第2空間に、燃料ポンプ内で発生する気体を第2空間に排出する脱気孔、又はレギュレータの余剰燃料を第2空間に排出する燃料排出孔が配置され、サブタンクの第2空間からメインタンクに燃料を戻すリターンホースを備えるため、燃料ポンプに吸い込まれる燃料の大部分がメインタンクから供給される比較的低温な燃料になり、燃料ポンプの吐出量を維持することができる。
請求項2の発明によれば、隔壁に、第1空間と第2空間とを連通する連通孔が設けられるため、メインタンク内の燃料がなくなったとしても、サブタンク内の燃料を予備として使うことができる。
請求項3の発明によれば、第1空間は、サブタンクの下端部に設けられ、第1空間に、1次フィルタが設けられるため、第1空間に大型の1次フィルタをコンパクトに配置することができる。
請求項4の発明によれば、隔壁が、第1空間に燃料を供給する燃料供給口と燃料ポンプの吸込み口とを連結するパイプであるため、エンジンの前後方向の長さを短くすることができる。
請求項5の発明によれば、メインタンクからサブタンクに燃料を供給する燃料供給ホースに、1次フィルタが設けられるため、1次フィルタがサブタンクの外に配置される。これにより、1次フィルタの交換を容易にすることができる。
請求項6の発明によれば、リターンホースは、メインタンクの下面に接続され、リターンホースに、燃料の逆流を阻止するワンウェイバルブが設けられるため、リターンホースを短くすることができ、また、リターンホースからメインタンク内に燃料が放出される際の空気の巻き込みを防止することができる。
請求項7の発明によれば、連通孔は、脱気孔及び燃料排出孔から第2空間に排出される燃料より少ない燃料が通過可能な通路面積であるため、メインタンク内の燃料に混入している塵埃が連通孔を介して第2空間に入り込むのを防止することができる。
本発明に係る燃料供給装置の第1実施形態が搭載された自動二輪車の左側面図である。 図1のメインタンク及びサブタンクの周辺の拡大左側面図である。 第1実施形態の燃料供給装置の概略図である。 図3に示すサブタンクの一部切欠断面図である。 第1実施形態の燃料供給装置の変形例の概略図である。 本発明に係る燃料供給装置の第2実施形態を説明する概略図である。 図6に示すサブタンクの一部切欠断面図である。 第2実施形態の燃料供給装置の変形例の概略図である。
以下、本発明に係る燃料供給装置の各実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、運転者から見た方向に従う。
(第1実施形態)
まず、図1〜図5を参照して、本発明に係る燃料供給装置の第1実施形態について説明する。
本実施形態の自動二輪車10は、図1に示すように、メインフレーム11と、メインフレーム11の前部に設けられるヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12に操向可能に取り付けられるフロントフォーク13と、フロントフォーク13の上部に取り付けられるハンドル14と、フロントフォーク13の下部に取り付けられる前輪WFと、メインフレーム11に懸架されるエンジン15と、エンジン15の排気ガスをマフラー16に流す排気管17と、メインフレーム11に取り付けられ、燃料を貯留するメインタンク51と、メインタンク51の後方に配置される乗員シート19A,19Bと、メインフレーム11の後部にリヤクッション21を介して上下動自在に取り付けられるスイングアーム22と、スイングアーム22の後部に取り付けられる後輪WRと、を備える。
また、駆動系について説明すると、エンジン15の下部に減速機23が設けられており、この減速機23から後方に駆動シャフト24が延設され、駆動シャフト24の出力側に後輪WRの軸25が連結される。これにより、エンジン15の駆動力は、減速機23により減速され、駆動シャフト24を介して後輪WRの軸25に伝達される。
なお、図1中の符号31はヘッドライト、32はフロントウィンカ、33はサイドミラー、34はリヤウィンカ、35はフロントフェンダ、36はリヤフェンダ、37はエアクリーナである。
そして、自動二輪車10は、メインタンク51の燃料をエンジン15に供給する燃料供給装置50を備えており、この燃料供給装置50は、図2及び図3に示すように、上記メインタンク51と、メインタンク51の下方に設けられ、メインタンク51から燃料が供給されるサブタンク60と、サブタンク60内に設けられ、燃料をエンジン15に供給する燃料ポンプ70と、メインタンク51内の燃料をサブタンク60に供給する燃料供給ホース81と、サブタンク60内の燃料をメインタンク51に戻すリターンホース82と、燃料ポンプ70から吐出される燃料をエンジン15に送る吐出ホース83と、を備える。
また、リターンホース82は、メインタンク51の下面51aを貫通して設けられており、その下流端(上端部)の開口82aは、メインタンク51内の満タン時の燃料の液面ULより上方に配置されている。
サブタンク60は、図3及び図4に示すように、略有底円筒状のタンク本体61と、タンク本体61の上部開口を閉塞するフタ部材62と、タンク本体61内に設けられ、サブタンク60内の空間を下方の第1空間64A及び上方の第2空間64Bに分離する隔壁63と、を備える。
フタ部材62は、燃料供給ホース81が接続される燃料供給ホース接続部65と、リターンホース82が接続されるリターンホース接続部66と、吐出ホース83が接続される吐出ホース接続部67と、を備える。この燃料供給ホース接続部65、リターンホース接続部66、及び吐出ホース接続部67は、フタ部材62の上面から上方に向けてそれぞれ立設されている。また、リターンホース接続部66は、第2空間64Bと連通している。
また、燃料供給ホース接続部65の下流端には、燃料供給ホース接続部65と第1空間64Aとを接続するバイパス管68が接続されており、このバイパス管68は、第2空間64Bを上下に貫通するように配置されている。これにより、第1空間64Aには、燃料供給ホース81、燃料供給ホース接続部65、及びバイパス管68を介して、メインタンク51から燃料が供給される。
また、隔壁63には、バイパス管68の下流端である燃料供給口68aと連通する貫通孔63a、及び第1空間64Aと第2空間64Bとを連通する連通孔63bが形成されている。
燃料ポンプ70は、図4に示すように、第2空間64B内に配置されており、ハウジング71と、ハウジング71の下部に形成されるポンプ室72と、ポンプ室72内に配置され、不図示のモータにより回転駆動される不図示のインペラと、ハウジング71の下端部に形成され、ポンプ室72に燃料を送る吸込み口74と、ハウジング71の下端部に形成され、インペラが回転することによりポンプ室72内で発生する気体(ベーパ)を第2空間64Bに排出する脱気孔75と、ポンプ室72から吐出される燃料を吐出ホース接続部67に送る燃料吐出通路76と、を備える。また、脱気孔75は、第2空間64B内に配置されている。
燃料ポンプ70の吸込み口74には、接続管77を介して1次フィルタであるストレーナ78が接続されており、このストレーナ78は、サブタンク60の下端部に設けられる第1空間64A内に配置されている。これにより、第1空間64A内の燃料は、接続管77及びストレーナ78を介して燃料ポンプ70に供給される。また、隔壁63には、接続管77を挿通させる挿通孔63cが形成されている。また、吐出ホース83には、2次フィルタである高圧フィルタ79が設けられている。
また、燃料吐出通路76には、燃料ポンプ70から吐出される燃料の圧力を調整するレギュレータ85が設けられており、このレギュレータ85は、燃料の圧力を調節した際に発生する余剰燃料を第2空間64Bに排出する燃料排出孔86を備える。また、燃料排出孔86は、第2空間64B内に配置されている。
また、本実施形態では、隔壁63の連通孔63bは、燃料ポンプ70の脱気孔75及びレギュレータ85の燃料排出孔86から第2空間64Bに排出される燃料より少ない燃料が通過可能な通路面積に設定されている。
このように構成された燃料供給装置50では、燃料ポンプ70の脱気孔75及びレギュレータ85の燃料排出孔86から排出される温まった燃料は第2空間64B内に排出されて、燃料ポンプ70が、メインタンク51から第1空間64Aに供給される比較的低温な燃料を吸い込むため、燃料ポンプ70の吐出量が維持される。また、メインタンク51内の燃料に混入している塵埃は、第1空間64A内に留まり、第2空間64B内に入り込むことはないので、燃料ポンプ70が脱気孔75から塵埃を吸い込んでしまうことはない。
以上説明したように、本実施形態の燃料供給装置50によれば、サブタンク60内に、メインタンク51から燃料が供給され、燃料ポンプ70に燃料を供給する第1空間64Aと、第1空間64A以外の空間である第2空間64Bと、を分離する隔壁63が設けられ、第2空間64Bに、燃料ポンプ70内で発生する気体を第2空間64Bに排出する脱気孔75、及びレギュレータ85の余剰燃料を第2空間64Bに排出する燃料排出孔86が配置され、サブタンク60の第2空間64Bからメインタンク51に燃料を戻すリターンホース82を備えるため、燃料ポンプ70に吸い込まれる燃料の大部分がメインタンク51から供給される比較的低温な燃料になり、燃料ポンプ70の吐出量を維持することができる。また、メインタンク51内の燃料に混入している塵埃を、燃料ポンプ70が脱気孔75から吸い込んでしまうのを防止することができる。
また、本実施形態の燃料供給装置50によれば、隔壁63に、第1空間64Aと第2空間64Bとを連通する連通孔63bが設けられるため、メインタンク51内の燃料がなくなったとしても、サブタンク60内の燃料を予備として使うことができる。
また、本実施形態の燃料供給装置50によれば、サブタンク60の下端部に設けられる第1空間64Aにストレーナ78が設けられるため、第1空間64Aに大型のストレーナ78をコンパクトに配置することができる。
また、本実施形態の燃料供給装置50によれば、隔壁63の連通孔63bは、燃料ポンプ70の脱気孔75及びレギュレータ85の燃料排出孔86から第2空間64Bに排出される燃料より少ない燃料が通過可能な通路面積であるため、メインタンク51内の燃料に混入している塵埃が連通孔63bを介して第2空間64Bに入り込むのを防止することができる。
なお、本実施形態の変形例として、図5に示すように、リターンホース82の下流端(上端部)の開口82aをメインタンク51の下面51aに接続して、リターンホース82に燃料の逆流を阻止するワンウェイバルブ87を設けるようにしてもよい。本変形例によれば、リターンホース82を短くすることができ、また、リターンホース82からメインタンク51内に燃料が放出される際の空気の巻き込みを防止することができる。
(第2実施形態)
まず、図6〜図8を参照して、本発明に係る燃料供給装置の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については、図面に同一符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態では、図6及び図7に示すように、第1空間64Aに燃料を供給するバイパス管68の燃料供給口68aと、燃料ポンプ70の吸込み口74と、をU字状のパイプ90で連結しており、このパイプ90が本実施形態の隔壁を構成し、パイプ90内の空間が第1空間64Aであり、パイプ90外の空間が第2空間64Bである。また、パイプ90には、第1空間64Aと第2空間64Bとを連通する連通孔91が形成されている。さらに、本実施形態では、燃料供給ホース81に1次フィルタ92が設けられている。
また、本実施形態では、パイプ90の連通孔91は、燃料ポンプ70の脱気孔75及びレギュレータ85の燃料排出孔86から第2空間64Bに排出される燃料より少ない燃料が通過可能な通路面積に設定されている。
以上説明したように、本実施形態の燃料供給装置50によれば、サブタンク60内に、メインタンク51から燃料が供給され、燃料ポンプ70に燃料を供給する第1空間64Aと、第1空間64A以外の空間である第2空間64Bと、を分離する隔壁であるパイプ90が設けられ、第2空間64Bに、燃料ポンプ70内で発生する気体を第2空間64Bに排出する脱気孔75、及びレギュレータ85の余剰燃料を第2空間64Bに排出する燃料排出孔86が配置され、サブタンク60の第2空間64Bからメインタンク51に燃料を戻すリターンホース82を備えるため、燃料ポンプ70に吸い込まれる燃料の大部分がメインタンク51から供給される比較的低温な燃料になり、燃料ポンプ70の吐出量を維持することができる。また、メインタンク51内の燃料に混入している塵埃を、燃料ポンプ70が脱気孔75から吸い込んでしまうのを防止することができる。
また、本実施形態の燃料供給装置50によれば、隔壁が、第1空間64Aに燃料を供給するバイパス管68の燃料供給口68aと燃料ポンプ70の吸込み口74とを連結するパイプ90であるため、エンジン15の前後方向の長さを短くすることができる。
また、本実施形態の燃料供給装置50によれば、メインタンク51からサブタンク60に燃料を供給する燃料供給ホース81に、1次フィルタ92が設けられるため、1次フィルタ92がサブタンク60の外に配置される。これにより、1次フィルタ92の交換を容易にすることができる。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様である。
なお、本実施形態の変形例として、図8に示すように、上記第1実施形態の変形例と同様に、リターンホース82の下流端(上端部)の開口82aをメインタンク51の下面51aに接続して、リターンホース82に燃料の逆流を阻止するワンウェイバルブ87を設けるようにしてもよい。
15 エンジン
50 燃料供給装置
51 メインタンク
51a 下面
60 サブタンク
61 タンク本体
62 フタ部材
63 隔壁
63b 連通孔
64A 第1空間
64B 第2空間
68 バイパス管
68a 燃料供給口
70 燃料ポンプ
74 吸込み口
75 脱気孔
78 ストレーナ(1次フィルタ)
81 燃料供給ホース
82 リターンホース
83 吐出ホース
85 レギュレータ
86 燃料排出孔
87 ワンウェイバルブ
90 パイプ(隔壁)
91 連通孔
92 1次フィルタ

Claims (7)

  1. 燃料を貯留するメインタンク(51)と、
    前記メインタンクの下方に設けられ、前記メインタンクから燃料が供給されるサブタンク(60)と、
    前記サブタンク内に設けられ、燃料をエンジン(15)に供給する燃料ポンプ(70)と、
    前記燃料ポンプから吐出される燃料の圧力を調整するレギュレータ(85)と、を備える燃料供給装置(50)において、
    前記サブタンク内に、前記メインタンクから燃料が供給され、前記燃料ポンプに燃料を供給する第1空間(64A)と、前記第1空間以外の空間である第2空間(64B)と、を分離する隔壁(63)が設けられ、
    前記第2空間に、前記燃料ポンプ内で発生する気体を前記第2空間に排出する脱気孔(75)、又は前記レギュレータの余剰燃料を前記第2空間に排出する燃料排出孔(86)が配置され、
    前記サブタンク(60)の前記第2空間(64B)から前記メインタンク(51)に燃料を戻すリターンホース(82)を備えることを特徴とする燃料供給装置。
  2. 前記隔壁(63,90)に、前記第1空間(64A)と前記第2空間(64B)とを連通する連通孔(63b,91)が設けられることを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
  3. 前記第1空間(64A)は、前記サブタンク(60)の下端部に設けられ、
    前記第1空間に、1次フィルタ(78)が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料供給装置。
  4. 前記隔壁は、前記第1空間(64A)に燃料を供給する燃料供給口(68a)と前記燃料ポンプ(70)の吸込み口(74)とを連結するパイプ(90)であることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料供給装置。
  5. 前記メインタンク(51)から前記サブタンク(60)に燃料を供給する燃料供給ホース(81)に、1次フィルタ(92)が設けられることを特徴とする請求項4に記載の燃料供給装置。
  6. 前記リターンホース(82)は、前記メインタンクの下面(51a)に接続され、
    前記リターンホース(82)に、燃料の逆流を阻止するワンウェイバルブ(87)が設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の燃料供給装置。
  7. 前記連通孔(63b,91)は、前記脱気孔(75)及び前記燃料排出孔(86)から前記第2空間(64B)に排出される燃料より少ない燃料が通過可能な通路面積であることを特徴とする請求項2に記載の燃料供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2706219A3 (en) * 2012-09-05 2016-01-27 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Fuel pump unit and vehicle

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