JP2006266229A - ジェットポンプ用燃料供給弁及び弁ユニット - Google Patents

ジェットポンプ用燃料供給弁及び弁ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】 燃料ポンプモジュールにジェットポンプが設けられている構成のERFSで、内燃機関の始動性を悪化させることなく、ジェットポンプへ燃料を供給できるようにする。
【解決手段】 燃料ポンプ5から内燃機関へ至る燃料供給路13とジェットポンプ9a,9bとの間に設けるジェットポンプ用燃料供給弁21の開弁圧力を、燃料ポンプ5から内燃機関への供給燃料の目標圧力よりも低く設定した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ジェットポンプ用燃料供給弁及びこれを備えた弁ユニットに関する。
従来、例えば自動車の燃料タンクに取り付けた燃料ポンプモジュールを用いて内燃機関へ燃料を供給するシステムとして、MRFS(Mechanical Return-less fuel System)と呼ばれるシステムがある。MRFSでは、燃料ポンプモジュールが備えるレギュレータによって、内燃機関への供給燃料の圧力を機械的に調整している。
このような燃料ポンプモジュールには、前述した燃料ポンプ、レギュレータの他に、燃料を貯留するリザーバ、リザーバに燃料を移送するジェットポンプを備えているものがある(例えば、特許文献1参照)。この燃料ポンプモジュールでは、レギュレータからの排出燃料を用いてジェットポンプを駆動し、燃料タンク内の燃料をリザーバへ移送する。
特開2002−13451号公報
ところで、燃料ポンプモジュールを用いて内燃機関へ燃料を供給するシステムとしては、上記のMRFSの他にERFS(Electrical Return less-fuel System)と呼ばれるものもある。このERFSでは、燃料ポンプの回転数を制御することで、燃料ポンプから内燃機関へ供給する燃料の圧力を調整する。これにより、ERFSで用いられる燃料ポンプモジュールには、レギュレータが設けられていない。
このMRFSに上記のようなジェットポンプを備える燃料ポンプモジュールを採用しようとした場合、レギュレータが設けられていないことから、駆動流としての燃料をジェットポンプへ供給する構成を新たに設ける必要がある。
そこで、燃料ポンプから内燃機関へ接続される燃料供給路を分岐させて、その分岐させた一方をジェットポンプに接続してジェットポンプへ燃料を供給することが考えられる。
しかしながら、この場合には、内燃機関及び燃料ポンプが停止された場合、燃料供給路中の燃料が、ジェットポンプへ流れて該ジェットポンプから排出されてしまい、燃料供給路が燃料で満たされなくなってしまうことが考えられる。このような状態では、内燃機関を再び始動する場合、燃料供給路が燃料で満たされちないことから、燃料ポンプから内燃機関への燃料の供給に時間が掛かってしまい、内燃機関の始動性が悪化してしまうことが考えられる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、燃料ポンプモジュールにジェットポンプが設けられている構成のERFSで、内燃機関の始動性を悪化させることなく、ジェットポンプへ駆動流としての燃料を供給できるようにすることにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明のジェットポンプ用燃料供給弁は、ジェットポンプと燃料を吸引して燃料供給路を介して外部装置へ供給する燃料ポンプとを有し供給燃料の圧力調整のために前記燃料ポンプが回転数制御される燃料ポンプモジュール、に設けられるケーシングと、前記燃料供給路から前記ジェットポンプへ燃料を供給するために一端側を前記燃料供給路に連通され他端側を前記ジェットポンプに連通される、前記ケーシングに設けられた連通流路と、前記ケーシングに設けられた弁座に対して離着座自在に設けられ、前記連通流路を開閉する弁体と、前記弁体を付勢して前記弁座に着座させる弾性部材と、を備え、前記燃料供給路からの燃料の圧力によって前記弁体が前記弾性部材の付勢力に抗して前記弁座から離反する開弁圧力が、前記供給燃料の目標圧力よりも低く設定されていることを特徴とする。
したがって、開弁圧力が供給燃料の目標圧力よりも低く設定されていることから、内燃機関の稼動時に燃料ポンプから内燃機関へ目標圧力で燃料が供給されているときには、弁体が弁座から離反して連通流路が開放されて、燃料供給路からジェットポンプに燃料が供給される。また、内燃機関及び燃料ポンプが停止される際に、燃料供給路中の燃圧が開弁圧力よりも小さくなると、弁体が弁座に着座して連通流路が閉塞される。これにより、燃料供給路中の燃料がジェットポンプから排出されることがない。よって、内燃機関及び燃料ポンプが停止されても、燃料供給路中に燃料が十分にある状態となり、内燃機関の始動性を悪化させることがない。即ち、内燃機関の始動性を悪化させることなく、ジェットポンプへ駆動流としての燃料を供給することができる。
また、請求項2の発明は、上記請求項1の発明のジェットポンプ用燃料供給弁において、前記弾性部材は、コイルバネであることを特徴とする。
したがって、連通流路中にコイルバネを収納する構成を採用することが可能であるので、該ジェットポンプ用燃料供給弁の小型化を図ることができる。
また、請求項3の発明の弁ユニットは、請求項1又は2に記載のジェットポンプ用燃料供給弁と、前記燃料供給路に連通され、開弁圧力が前記供給燃料の目標圧力よりも高く設定されたリリーフ弁と、を備え、前記ジェットポンプ用燃料供給弁と前記リリーフ弁とが一体に設けられていることを特徴とする。
したがって、請求項1の発明と同様の作用効果を奏するとともに、燃料供給路中の燃料の圧力がリリーフ弁の開弁圧力以上になった場合には、リリーフ弁が作動して燃料供給路中の燃料の圧力上昇が防止されるので、該弁ユニットを用いるシステムの安全性を確保することができる。また、ジェットポンプ用燃料供給弁とリリーフ弁とが一体に設けられていることにより、別体のジェットポンプ用燃料供給弁とリリーフ弁とを燃料ポンプモジュールに取り付ける場合に比べて、該弁ユニットが取り付けられる燃料ポンプモジュールの構造を簡素化することができる。
以下、本発明を具現化した実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態では、弁ユニット8を内蔵する燃料ポンプモジュールとして、内燃機関を搭載した自動車の燃料タンクの内部に装着される燃料ポンプモジュールが適用されている。この燃料ポンプモジュールは、ERFS(Electrical Return less-fuel System)を構成する要素である。
図1は、本実施形態にかかる弁ユニットを内蔵した燃料ポンプモジュールを示す概略構成図である。図1に示すように、燃料ポンプモジュール1は、図示しない燃料タンクの上部に設けられた開口を塞ぐように取り付けられる蓋部2と、蓋部2の下方で燃料タンク内に収容される垂下部3とを備えている。
垂下部3は、樹脂からなる本体ケーシング4の内部に、燃料ポンプ(図中では、F/Pと記載)5や、サクションフィルタ(図中では、S/Fと記載)6、吐出側フィルタ(図中では、F/Fと記載)7、弁ユニット8、ジェットポンプ部9、リリーフ弁10等を取り付けたものである。これらの各部5〜10は、流路11(11a〜11e)を介して接続されている。また、垂下部3の下部には、内部に燃料を貯留するリザーバ12が形成されている。さらに、垂下部3には、燃料ポンプ5と吐出側フィルタ7との間の流路11bに内燃機関から燃料ポンプ5への燃料の逆流を防止する図示しないチェックバルブが設けてある。
燃料ポンプ5の上流側には、流路11aを介してサクションフィルタ6が接続される一方、燃料ポンプ5の下流側には、流路11bを介して吐出側フィルタ7が接続されている。この吐出側フィルタ7の下流側には、蓋部2に設けられるフィードパイプ14が流路11cを介して接続されている。フィードパイプ14は、図示しない燃料配管によって内燃機関に接続されている。ここに、流路11b、吐出側フィルタ7、流路11c,フィードパイプ14、燃料配管などによって、燃料ポンプ5から内燃機関に至る燃料供給路13が構成されている。
また、吐出側フィルタ7からフィードパイプ14へ至る流路11cの途中には、弁ユニット8へ至る流路11dが接続されている。弁ユニット8の下流側は、流路11eによって、ジェットポンプ部9及びリリーフ弁10に接続されている。
燃料ポンプ5は、リザーバ12の燃料を、燃料タンク外、すなわち、内燃機関に向けて吐出するものである。なお、燃料ポンプ5は、蓋部2と垂下部3との間で配索されるケーブル(図示せず)、および蓋部2の上面に設けられたコネクタ(図示せず)を介して制御装置及び外部電源(いずれも図示せず)に接続されている。ここで、ERFSでは、燃料ポンプ5から内燃機関へ供給する燃料の圧力(以下、燃圧ともいう)が目標圧力(例えば、410kPa)になるように燃料ポンプ5の回転数が制御される。具体的には、図示しない圧力センサによって検出した燃料供給路13中の燃圧に基づいて、内燃機関へ供給する燃料の圧力が目標圧力(本実施形態では、410kPa)になるように、燃料ポンプ5の回転数がフィードバック制御される。
吐出側フィルタ7は、燃料ポンプ5によって吐出された燃料からダストを除去して清浄化するものである。
サクションフィルタ6は、燃料ポンプ5によって吸入されるリザーバ12の燃料からダストを除去して清浄化するものである。
ジェットポンプ部9は、弁ユニット8から供給される燃料を駆動流として、燃料タンク内の燃料を、垂下部3のリザーバ12の内部に移送するものである。本実施形態のジェットポンプ部9は、2つのジェットポンプ9a,9bを有している。これは、燃料タンクとして、メインタンクとサブタンクとを有し、車体床下のフロアトンネル部等を跨ぐ所謂鞍型タンクへ対応させた構成例を示している。この構成では、一方のジェットポンプ9aは、メインタンクからリザーバ12に燃料を移送し、他方のジェットポンプ9bは、サブタンクからリザーバ12に燃料を移送する。
図2は、本実施形態にかかる弁ユニット8を示す断面図である。図1及び図2に示すように、弁ユニット8は、ジェットポンプ部9へ駆動用の燃料を供給するジェットポンプ用燃料供給弁21と、燃料ポンプ5から内燃機関へ至る燃料供給路13の異常な高圧の発生を防止するためのリリーフ弁31とを一体に備えている。
具体的には、図2に示すように、弁ユニット8は、外側ケーシング41と、この外側ケーシング41の内部に固定された内側ケーシング42とから構成されるケーシング43を備えている。このケーシング43は、本体ケーシング4に取り付けられている。外側ケーシング41と内側ケーシング42との間には、燃料溜め部44が形成されている。この燃料溜め部44は、外側ケーシング41に形成された図示しない貫通孔によって、流路11dに連通している。
内側ケーシング42には、該内側ケーシング42を左右方向に貫通して両端が燃料溜め部44に連通した共用流路45が形成されており、この共用流路45の下方にジェットポンプ用燃料供給弁21が配置され、共用流路45の上方にリリーフ弁31が配置されている。なお、図中の符号46は、Oリングである。
ジェットポンプ用燃料供給弁21について説明する。内側ケーシング42には、共用流路45の下側に位置させて連通流路22が形成されており、この連通流路22の内部に第1の弁体23と、弾性部材である第1のコイルバネ24とが設けられている。
連通流路22の上端側(上流側)は、共用流路45に連通している一方、連通流路22の下端側(下端側)は、流路11e(図1参照)に連通している。従って、連通流路22の下端側は、ジェットポンプ部9に連通している。この連通流路22の上端側には、上方に向かって先細のテーパ状の第1の弁座25が形成されている。この第1の弁座25の形状によって、該第1の弁座25と共用流路45との間の連通流路22が、第1の弁座25よりも下側の連通流路22の径よりも小径となっており、ここに、オリフィス26が形成されている。
第1の弁体23は、球状に形成されているとともに、第1の弁座25に対して離着座自在に設けられており、連通流路22を開閉する。
第1のコイルバネ24は、第1の弁体23と、連通流路22の下端側に設けられた第1のストッパ27との間に設けられている。この第1のコイルバネ24は、第1の弁座25に向けて第1の弁体23を付勢して、第1の弁体23を弁座に着座させる。第1のストッパ27には、燃料の通過を許容する複数の孔(図示せず)が形成されている。
このジェットポンプ用燃料供給弁21では、燃料供給路13からの燃料の圧力によって第1の弁体23が第1のコイルバネ24の付勢力に抗して第1の弁座25から離反する開弁圧力は、燃料ポンプ5が燃料供給路13を介して燃料機関へ供給する燃料(供給燃料)の目標圧力(本実施形態では、410kPa)よりも低く設定されている。具体的には、300kPaに設定されている。この構造では、燃料供給路13からの燃料による第1の弁体23に作用する圧力が開弁圧力以上の場合には、その圧力によって第1の弁体23が第1のコイルバネ24の付勢力に抗して第1の弁座25から離反して連通流路22を開放し、燃料供給路13からジェットポンプ9a,9bに燃料を供給する。一方、燃料供給路13からの燃料による第1の弁体に作用する圧力が開弁圧力よりも小さい場合には、第1の弁体23が第1の弁座25に着座し、連通流路22を閉塞する。
次に、リリーフ弁31について説明する。内側ケーシング42には、共用流路45の上側に位置させてリリーフ流路32が形成されており、このリリーフ流路32の内部に第2の弁体33と、弾性部材である第2のコイルバネ34とが設けられている。
リリーフ流路32の下端側(上流側)は、共用流路45に連通している一方、リリーフ流路32の上端側(下流側)は、リザーバ12に連通している。この連通流路22の下端側には、下方に向かって先細のテーパ状の第2の弁座35が形成されている。
第2の弁体33は、球状に形成されているとともに、第2の弁座35に対して離着座自在に設けられており、リリーフ流路32を開閉する。
第2のコイルバネ34は、第2の弁体33と、リリーフ流路32の上端側に設けられた第2のストッパ37との間に設けられている。この第2のコイルバネ34は、第2の弁座35に向けて第2の弁体33を付勢して、第2の弁体33を第2の弁座35に着座させる。第2のストッパ37には、燃料の通過を許容する複数の孔(図示せず)が形成されている。
このリリーフ弁31では、燃料供給路13からの燃料の圧力によって第2の弁体33が第2のコイルバネ34の付勢力に抗して第2の弁座35から離反する開弁圧力は、燃料ポンプ5が燃料供給路13を介して燃料機関へ供給する燃料(供給燃料)の目標圧力(本実施形態では、410kPa)よりも高く設定されており、具体的には、550kPaに設定されている。この構造では、燃料供給路13からの燃料による第2の弁体33に作用する圧力が開弁圧力以上の場合には、その圧力によって第2の弁体33が第2のコイルバネ34の付勢力に抗して第2の弁座35から離反してリリーフ流路32を開放し、燃料供給路13中の燃料をリザーバ12へ排出する。
このような構成において、内燃機関の稼動時に燃料ポンプ5から内燃機関へ目標圧力で燃料が供給されているときには、第1の弁体23が第1の弁座25から離反して連通流路22が開放されて、燃料供給路13からジェットポンプ9a,9bに燃料が供給される。また、内燃機関及び燃料ポンプ5が停止される際に、燃料供給路13中の燃圧がジェットポンプ用燃料供給弁21の開弁圧力よりも小さくなると、第1の弁体23が第1の弁座25に着座して連通流路22が閉塞される。これにより、燃料供給路13中の燃料がジェットポンプ9a,9bから排出されることがない。よって、内燃機関及び燃料ポンプ5が停止されても、燃料供給路13中に燃料が十分にある状態となり、内燃機関の始動性を悪化させることがない。即ち、本実施形態によれば、内燃機関の始動性を悪化させることなく、ジェットポンプ9a,9bへ燃料を供給することができる。
また、弾性部材が第1のコイルバネ24であることにより、連通流路22中に第1のコイルバネ24を収納する構成を採用することが可能であるので、該ジェットポンプ用燃料供給弁21の小型化を図ることができる。
また、何らかの原因で燃料供給路13中の燃圧が目標燃圧よりも高くなり、リリーフ弁31へ作用する燃圧がリリーフ弁31の開弁圧力に達した場合には、リリーフ弁31が開弁して、燃料供給路13の燃料を燃料供給路13の外部であるリザーバ12へ排出する。これにより、燃料供給路13の燃圧の異常な上昇が防止される。したがって、該弁ユニット8を用いるMRFSの安全性を確保することができる。
また、ジェットポンプ用燃料供給弁21とリリーフ弁31とが一体に設けられていることにより、別体のジェットポンプ用燃料供給弁とリリーフ弁とを燃料ポンプモジュールに取り付ける場合に比べて、該弁ユニット8が取り付けられる燃料ポンプモジュール1の構造を簡素化することができる。
なお、本発明は、次のような別の実施形態に具現化することができる。以下の別の実施形態でも上記実施形態と同様の作用および効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、ジェットポンプ用燃料供給弁21とリリーフ弁31とを上下に対向配置させたが、ジェットポンプ用燃料供給弁21とリリーフ弁31との配列を、並列にした形態としても本発明は同様に実施することができる。
また、上記実施形態から把握し得る請求項以外の技術思想について、以下にその効果と共に記載する。
(イ)請求項1又は2に記載のジェットポンプ用燃料供給弁では、上記連通流路の入口にオリフィスが形成されているのが好適である。
これにより、ジェットポンプへ供給する燃料の量の最適化を図ることができる。
本発明の実施形態にかかる弁ユニットを内蔵した燃料ポンプモジュールを示す概略構成図。 本発明の実施形態にかかる弁ユニットを示す断面図。
符号の説明
1 燃料ポンプモジュール
5 燃料ポンプ
9a ジェットッポンプ
9b ジェットポンプ
13 燃料供給路
21 ジェットポンプ用燃料供給弁
22 連通流路
23 第1の弁体(弁体)
24 第1のコイルバネ(弾性部材、コイルバネ)
25 第1の弁座(弁座)
31 リリーフ弁
43 ケーシング

Claims (3)

  1. 燃料タンク内の燃料を移送するジェットポンプと移送された燃料を吸引して燃料供給路を介して外部装置へ供給する燃料ポンプとを有し供給燃料の圧力調整のために前記燃料ポンプが回転数制御される燃料ポンプモジュール、に設けられるケーシングと、
    前記燃料供給路から前記ジェットポンプへ燃料を供給するために一端側を前記燃料供給路に連通され他端側を前記ジェットポンプに連通される、前記ケーシングに設けられた連通流路と、
    前記ケーシングに設けられた弁座と、
    この弁座に対して離着座自在に設けられ、前記連通流路を開閉する弁体と、
    前記弁体を付勢して前記弁座に着座させる弾性部材と、
    を備え、
    前記燃料供給路からの燃料の圧力によって前記弁体が前記弾性部材の付勢力に抗して前記弁座から離反する開弁圧力が、前記供給燃料の目標圧力よりも低く設定されていることを特徴とするジェットポンプ用燃料供給弁。
  2. 前記弾性部材は、コイルバネであることを特徴とする請求項1に記載のジェットポンプ用燃料供給弁。
  3. 請求項1又は2に記載のジェットポンプ用燃料供給弁と、
    前記燃料供給路に連通され、開弁圧力が前記供給燃料の目標圧力よりも高く設定されたリリーフ弁と、
    を備え、
    前記ジェットポンプ用燃料供給弁と前記リリーフ弁とが一体に設けられていることを特徴とする弁ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103321799A (zh) * 2012-03-22 2013-09-25 上海通用汽车有限公司 一种降低低频流动噪音的油泵***
US11345230B2 (en) 2019-10-08 2022-05-31 Hyundai Motor Company Valve system of fuel pump for vehicle

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