JP2012063117A - 空調システム - Google Patents

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Abstract

【課題】室内に適量な外気を導入しつつ省エネルギ化を図ることができる空調システムを提供することを課題とする。
【解決手段】室内のタスク負荷とアンビエント負荷を全空気方式で空調処理する空調システム1であって、タスク負荷を空調処理する空調機であり、室内のタスク負荷に対応して複数のVAVユニット3cを有し、VAVユニット3c毎に送風量をそれぞれ調整してタスク負荷のゾーンTに空気を供給するVAV空調機3と、アンビエント負荷を空調処理する空調機であり、屋外から取り入れた外気を空調してアンビエント負荷のゾーンAに空気を供給するアンビエント外調機4とを備えることを特徴とし、空調負荷の低負荷条件を満たした場合にVAV空調機3の運転を停止するとともに、VAV空調機3のVAVユニット3c毎の設定温度と室内検知温度に基づいてアンビエント外調機4の給気温度を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、室内のタスク負荷とアンビエント負荷を全空気方式で空調処理する空調システムに関する。
オフィスビル(特に、事業ビル(テントビル))では、可変性(間仕切りへの追従性等)、信頼性(水損リスク等)、メンテナン性の観点から全空気方式による空調システムが多く採用されている。全空気方式の空調システムとしては、一般に、ダクトを主体とした単一ダクト空調方式がある。単一ダクト空調方式は、空調機械室に設けられた空調機で空調処理された空気をダクトを用いて各室に送る。
図6には、単一ダクト空調方式の例として、大型の事業ビルの空調システムとして現在最も採用されている単一ダクトVAV[Variable Air Volume]空調システムを示している。この単一ダクトVAV空調システム100では、空調機械室S3の空調機本体101に外気OA及び執務室S1内からの環気RAを取り込む。空調機本体101では、フィルタ103で取り込んだ空気を浄化し、その浄化後の空気を冷水コイル104や温水コイル105を通すことにより冷風又は温風を作り、必要に応じて加湿機106を通して加湿し、ファン107によってダクト108に送り込む。ダクト108に流れる空調された空気は、執務室S1内の各ゾーンに対してVAVユニット109,・・・によって送風量がそれぞれ調整され、給気SAが執務室S1内の各ゾーンにそれぞれ吹き出される。また、単一ダクトVAV空調システム100の場合、分散して配置されるVAVユニット109,・・・によって各ゾーンの送風量をコントロールできるので間仕切りへの追従性に優れるとともに、空気を搬送熱媒としているので水損リスクも無い。
近年、高まっている省エネルギや省COの観点からすると、空調システムの省エネルギ化が求められている。しかし、従来型の単一ダクト空調方式の空調システムの場合、空気を搬送するためのファン(送風機)を用いているので、空気搬送動力の点で限界が指摘されている。上記の単一ダクトVAV空調システム100の場合、ファン107を停止すると外気OAを取り込めなくなってCO濃度が高くなるので、稼動時間中は常にファン107を作動させておく必要があり、ファン107を作動させるための電力を常に消費する。したがって、執務室S1内の空調負荷が低い場合でも、ファン107の動力を一定以上にキープする必要がある。
そこで、省エネルギ化を目的とした様々な空調システムが提案されている。例えば、特許文献1には、室内のタスク域を空調するタスク空調機と、アンビエント域を空調するアンビエント空調機と、タスク空調機でペリメータ域に空気を供給するためのパーソナル吹出口を備えており、省エネルギモードではアンビエント空調機を主運転機とし、タスク空調機を追いかけ運転とすることが記載されている。
なお、テナントビルではなく、本社ビル等への適用を中心に省エネルギの空調システムとして水方式があり、水方式として放射空調システムなどがある。放射空調システムでは、天井のスチールパネル上に冷水が流れる冷水パイプが張り巡らされ、冷水パイプによって冷やされたスチールパネルからの放射効果によって室内空気が緩やかに冷やされる。放射空調システムの場合、搬送動力が少ないが、執務室の天井に冷水パイプを張り巡らせているので、執務室での水損リスクがあり、間仕切り発生に伴う個別対応ができないなどの問題がある。そのため、可変性、信頼性、メンテナン性が求められるテナントビルには適さない。
特開2007−333355号公報 特開平5−256491号公報 特開平3−164641号公報
空調においては、室内に必要量の外気導入を確保する必要がある。しかし、省エネルギ化のために空気搬送動力を削減すると、外気導入量が不足する虞がある。上記の特許文献1の空調システムの場合、室内への外気導入については記載されておらず、ましてや、省エネルギモードの場合にどのようにして必要量の外気導入を確保するのかについては記載されていない。
そこで、本発明は、室内に適量な外気を導入しつつ省エネルギ化を図ることができる空調システムを提供することを課題とする。
本発明に係る空調システムは、室内のタスク負荷とアンビエント負荷を全空気方式で空調処理する空調システムであって、タスク負荷を空調処理する空調機であり、室内のタスク負荷に対応して複数のVAVユニットを有し、VAVユニット毎に送風量をそれぞれ調整してタスク負荷のゾーンに空気を供給するVAV空調機と、アンビエント負荷を空調処理する空調機であり、屋外から取り入れた外気を空調してアンビエント負荷のゾーンに空気を供給するアンビエント外調機とを備えることを特徴とする。
この空調システムは、室内のタスク負荷を主として空調処理するVAV空調機と室内のアンビエント負荷を主として空調処理するアンビエント外調機を備えている。タスク負荷は、室内の作業員や機器等に起因して室内に偏在する局所的負荷である。アンビエント負荷は、タスク負荷以外の室内のベースとなる負荷である。VAV空調機では、室内に偏在するタスク負荷に対応して複数のVAVユニットを有しており、VAVユニット毎に送風量を調整してタスク負荷のゾーンに主として空気を供給する。アンビエント外調機では、外気を取り入れ、外気を空調して室内のアンビエント負荷のゾーンに主として空気を供給する。この空調システムは、VAV空調機とアンビエント外調機を備えているので、室内への外気導入機能を有するアンビエント外調機を優先して運転することにより、アンビエント外調機によって常に室内に適量な外気を導入しつつ、システム全体の空気搬送動力を大幅に削減して省エネルギ化を図ることができる。
本発明の上記空調システムでは、空調負荷の低負荷条件を満たした場合にVAV空調機の運転を停止すると好適である。この空調システムでは、空調負荷の低負荷条件を満たした場合にはタスク負荷を空調処理するためのVAV空調機の運転を停止するので、VAV空調機の空気搬送動力が無くなり、システム全体として空気搬送動力をより削減できる。VAV空調機が停止しても、外気導入機能を有するアンビエント外調機が運転しているので、室内のCO濃度が上昇しない。
本発明の上記空調システムでは、空調負荷の低負荷条件は、VAV空調機のコイルの弁が全閉かつファンの作動状態が下限レベルかつVAVユニットからの冷房要求信号が無いことを条件とする。VAV空調機のコイルの弁(例えば、二方弁)が全閉(コイルへの通水停止)かつファン(送風機)の作動状態(例えば、インバータ周波数)が下限レベル(タスク負荷のゾーンに空調された空気の供給が必要無し)かつVAVユニットからの冷房要求信号が無い状態は、VAV空調機による空調負荷処理の必要性のない状態である。したがって、この条件が満たされている場合、VAV空調機を停止しても、室内の空調負荷に対して支障がない。
本発明の上記空調システムでは、VAV空調機のVAVユニット毎の設定温度と室内検知温度に基づいてアンビエント外調機の給気温度を制御すると好適である。このように、空調システムでは、室内に偏在するタスク負荷に対応するVAVユニット毎の設定温度と室内検知温度に基づいてアンビエント外調機の給気温度を制御することにより、室内全体の温度負荷状態に応じたアンビエント外調機の給気温度を設定でき、その給気温度によりアンビエント外調機が優先的に空調負荷を処理するように最適運転制御できる。その結果、室内全体の温度負荷状態に応じてアンビエント外調機の空調負荷処理能力の範囲で常に低能力から最大能力まで発揮でき、より効果的にVAV空調機の運転を停止させることができる。
本発明の上記空調システムでは、VAV空調機のVAVユニット毎に設定温度と室内検知温度との温度差を算出し、当該算出された全てのVAVユニットについての温度差の平均温度差を算出し、当該算出された平均温度差をアンビエント外調機の初期設定給気温度から減算し、当該減算によって得られた温度がアンビエント外調機の給気温度下限値(予め設定された値)以上の場合には減算によって得られた温度をアンビエント外調機の給気温度とし、減算によって得られた温度が給気温度下限値未満の場合には給気温度下限値をアンビエント外調機の給気温度とする。これによって、この空調システムでは、室内全体の空調負荷状態に応じてアンビエント外調機の低能力(初期設定給気温度時)から最大能力(給気温度下限値時)までを優先的に利用するための最適な給気温度を設定できる。
本発明によれば、VAV空調機とアンビエント外調機を備えているので、外気導入機能を有するアンビエント外調機を優先して運転することにより、アンビエント外調機によって常に室内に適量な外気を導入しつつ、システム全体の空気搬送動力を大幅に削減して省エネルギ化を図ることができる。
本実施の形態に係る空調システムの構成図である。 図1のVAV空調機の冷水コイルの配管図である。 図1の空調システムにおけるVAV空調機停止制御の流れを示すフローチャートである。 図1の空調システムにおけるVAV空調機復帰制御の流れを示すフローチャートである。 図1の空調システムにおけるアンビエント外調機給気温度制御の流れを示すフローチャートである。 従来の単一ダクトVAV空調システムの構成図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る空調システムの実施の形態を説明する。なお、各図において同一又は相当する要素については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施の形態では、オフィスビル(特に、テナントビル)の全空気方式の空調システムに適用する。本実施の形態に係る空調システムは、テナントビルの執務室内のペリメータ及びタスク負荷とアンビエント負荷を異なる種類の空調機で空調する。
なお、室内を空間で分けると、ペリメータとインテリアがある。ペリメータは、室内の外周エリア(外気に接する窓回り等)であり、外気の温度や日射の影響が大きく、年間を通して熱的変動の大きいエリアである。インテリアは、室内の内側エリアであり、外気の温度や日射の影響が小さく、室内の人、照明、機器等の影響を受けるエリアである。室内を負荷で分けると、タスク負荷とアンビエント負荷がある。タスク負荷は、室内の作業員や機器等に起因して室内に偏在する局所的負荷である。アンビエント負荷は、タスク負荷以外の室内のベースとなる負荷である。
図1及び図2を参照して、本実施の形態に係る空調システム1について説明する。図1は、本実施の形態に係る空調システムの構成図である。図2は、図1のVAV空調機の冷水コイルの配管図である。
空調システム1は、ペリメータを複数の個別分散型パッケージ2,・・・で個別に負荷処理し、タスク負荷に対してはVAV空調機3で空調処理し、アンビエント負荷に対してはアンビエント外調機4で空調処理する。特に、空調システム1は、コントローラ5によって、空調負荷が低負荷時にVAV空調機3を停止するアイドリングストップ制御とアンビエント外調機4で優先的に空調負荷を行うためにアンビエント外調機4の給気温度制御を行う。
複数の個別分散型パッケージ2,・・・は、執務室S1内のペリメータPの各ゾーンを個別に空調する機能を有している。複数の個別分散型パッケージ2,・・・は、天井裏S2におけるペリメータPの上側に分散してそれぞれ配設される。個別分散型パッケージ2は、ヒートポンプ式であり、業務用のルームエアコンのようなものであり、室外機と室内機が冷媒管で繋がっている。個別分散型パッケージ2は、ペリメータPの割り当てられたゾーンの空調負荷状態に応じて個別に制御し、割り当てられたゾーンに対して個別に空調を行う。各個別分散型パッケージ2では、ペリメータPの割り当てられたゾーンの吸込口2aから空気RAを吸い込み、吸い込んだ空気を空調して、空調された空気SAを吹出口2bからペリメータPの割り当てられたゾーンに吹き出す。
VAV空調機3は、執務室S1に偏在するタスク負荷に対する空調負荷処理機能を有している。VAV空調機3は、空調機本体3aが執務室S1外の空調機械室S3に設けられ、ダクト3bや複数のVAVユニット3c,・・・が天井裏S2に配設される。空調機本体3aは、フィルタ3d、冷水コイル3e、温水コイル3f、ファン3g等を備えている。ダクト3bは、執務室S1に偏在するタスク負荷の各ゾーンT,・・・にそれぞれ給気するために、空調機本体3aから天井裏S2においてタスク負荷の各ゾーンT,・・・の上部まで張り巡らされている。VAVユニット3cは、タスク負荷の1つのゾーンあるいはタスク負荷の複数のゾーンに対してそれぞれ設けられ、ダクト3bに取り付けられる。
VAV空調機3では、床面の吸込口3h,・・・から床下S4に流れ込んだ空気RAをダクト3iで空調機本体3aに送る。空調機本体3aでは、取り込んだ空気をフィルタ3dで浄化し、その浄化後の空気を冷水コイル3eや温水コイル3fを通すことにより冷風又は温風を作り、ファン3gによってダクト3bに送り込む。
冷水コイル3eや温水コイル3fには、図2に示すように(図2では冷水コイル3eの例を示しているが、温水コイル3fについても同様の構成)、その配管に二方弁3jが設けられ、二方弁3jの開閉状態によって冷水や温水の通水量が調整される。二方弁3jは、コントローラ5によって開閉制御される。二方弁3jが全閉状態のときは、冷水コイル3eや温水コイル3fには通水されず、冷房や暖房が必要とされない低負荷状態である。
ファン3gは、インバータ(図示せず)によってモータ(図示せず)が制御され、ダクト3bに送り込む送風量を調整する。インバータの周波数が高くなるほど、モータが高回転となり、送風量が増加する。インバータは、コントローラ5によって周波数が制御される。インバータの周波数が下限値(例えば、25〜30Hz)のときには、VAV空調機3が運転中では送風量が最小となり、タスク負荷に対して冷房や暖房がほぼ必要とされない低負荷状態である。なお、VAV空調機3の運転停止時、ファン3gへの通電が停止され、ファン3gで消費する電力が0となる。
ダクト3bに設けられる各VAVユニット3cは、ユニットに内蔵されるVAVコントローラ3nによって、VAVユニット3c毎にタスク負荷の各ゾーンTの人によって設定される設定温度とVAVユニット3c毎に設けられる温度センサ3kで検知される検知温度及び風量センサ(図示せず)で検知される検知風量に基づいてダンパが開閉制御され、そのダンパの開閉状態によってタスク負荷のゾーンTへの送風量を調整する。この各VAVユニット3cでの設定温度や検知温度等の情報はコントローラ5に送信され、これらの情報を用いてコントローラ5によってVAV空調機3内のコイル3e,3fの各二方弁3jが開閉制御されるとともにファン3gのインバータが制御される。VAVユニット3cのダンパが開いている場合、制御された送風量の空気SAを吹出口3mからタスク負荷のゾーンTに吹き出す。VAVユニット3cのダンパが閉じる方向に働いている場合、送風量が少なくなり(ダンパ全閉のときは0)となり、冷房要求(あるいは暖房要求)が少ない状態である。
アンビエント外調機4は、執務室S1への外気導入機能、執務室S1のベース負荷処理機能、執務室S1の湿度管理機能を有している。アンビエント外調機4は、外調機本体4aが空調機械室S3に設けられ、ダクト4bが天井裏S2に配設され、外調機本体4aに接続される外気ダクト4cが配設される。外調機本体4aは、フィルタ4d、冷水コイル4e、温水コイル4f、加湿機4g、ファン4h等を備えている。ダクト4bは、執務室S1に均一に分配されるアンビエント負荷のゾーンA,・・・にそれぞれ給気するために、外調機本体4aから天井裏S2内に所定の箇所まで張り巡らされている。外気ダクト4cは、外気OAを取り入れるためのダクトであり、ビルの外気取入口(図示せず)と外調機本体4aとの間に配設される。ちなみに、執務室S1内の空気の一部は、天井裏S2から排気ダクト6を介して外部に放出される。
アンビエント外調機4では、ビルの外から外気OAを取り込み、取り込んだ外気OAを外気ダクト4cで外調機本体4aに送る。外調機本体4aでは、取り込んだ外気OAをフィルタ4dで浄化し、その浄化後の空気を冷水コイル4eや温水コイル4fを通すことにより冷風又は温風を作り、必要に応じて加湿機4gを通して加湿し、ファン4hによってダクト4bに送り込む。そして、ダクト4bで導かれた空気SA(外気OA)を、吹出口4i,・・・からアンビエント負荷のゾーンAにそれぞれ吹き出す。
冷水コイル4e、温水コイル4f、ファン4hは、VAV空調機3の冷水コイル3e、温水コイル3f、ファン3gと同様のものなので、説明を省略する。但し、VAV空調機3とアンビエント外調機4を比較すると、VAV空調機3のほうが室全体の空調負荷に対する負荷処理能力が高いので、冷水コイル4e、温水コイル4f、ファン4hは冷水コイル3e、温水コイル3f、ファン3gに比べて小型である。したがって、ファン4hは、ファン3gに比べて、空気搬送動力が小さく、消費電力も少ない。加湿機4gは、コントローラ5によって制御され、執務室S1内の湿度が低いときに作動する。
なお、アンビエント外調機4は執務室S1内の代表室内サーモスタット(図示せず)を備えており、代表室内の設定温度やセンサ検知温度がコントローラ5での制御に用いられる。また、アンビエント外調機4は執務室S1内の湿度を検知する湿度センサ(図示せず)を備えており、このセンサによる検知湿度がコントローラ5での制御に用いられる。また、アンビエント外調機4は執務室S1内のCO濃度を検知するCO濃度センサ(図示せず)を備えており、このセンサによる検知CO濃度がコントローラ5での制御に用いられる。
コントローラ5は、VAV空調機3及びアンビエント外調機4を制御するコントローラであり、空調機械室S3に設けられる。コントローラ5は、VAV空調機3を運転制御するとともに、アンビエント外調機4を運転制御する。特に。コントローラ5は、アンビエント外調機4で優先的に空調負荷を処理し、空調負荷が大きいときだけVAV空調機3が追従するように制御する。そのため、コントローラ5は、VAV空調機3に対するアイドリングストップ制御とアンビエント外調機4に対する給気温度制御を行う。
VAV空調機3の運転制御について説明する。VAV空調機3は、コントローラ5によって空調機本体3aが制御され、各VAVユニット3cが内蔵のVAVコントローラ3nによってそれぞれ制御される。VAVコントローラ3nでは、VAVユニット3cの設定温度とセンサ検知温度に基づいてVAVユニット3cのダンパの開閉を制御する。例えば、センサ検知温度が設定温度より高いほど、VAVユニット3cが開くように制御する。このように、VAVユニット3cが開くときには冷房要求(あるいは暖房要求)があることになり、その情報を冷房要求信号(あるいは暖房要求信号)としてコントローラ5に送信する。また、コントローラ5では、全てのVAVユニット3cの設定温度とセンサ検知温度に基づいて、各コイル3e,3fの二方弁3jの開閉及びファン3gのインバータの周波数を制御する。例えば、センサ検知温度が設定温度より高いほど、二方弁3jを開くように制御するとともにファン3gのインバータの周波数が高くなるように制御する。なお、このVAV空調機3の運転制御は一例であり、他の運転制御でもよい。
アンビエント外調機4の運転制御について説明する。コントローラ5では、アンビエント外調機4の代表室内サーモスタットにおける設定温度及びセンサ検知温度やCO濃度センサの検知CO濃度等に基づいて、給気温度制御で設定される給気温度になるように、各コイル4e,4fの二方弁の開閉及びファン4hのインバータの周波数を制御する。また、コントローラ5では、湿度センサの検知湿度等に基づいて、加湿機4gを制御する。なお、このアンビエント外調機4の運転制御は一例であり、他の運転制御でもよい。
アイドリングストップ制御について説明する。コントローラ5は、空調負荷が低負荷状態のときには空気搬送動力が大きい(すなわち、ファン3gの消費電力が多い)VAV空調機3を自動的に停止させるためのVAV空調機停止制御を行うとともに、停止させたVAV空調機3を自動的に復帰させるためのVAV空調機復帰制御を行う。
アイドリングストップ制御のVAV空調機停止制御を図3のフローチャートに沿って説明する。VAV空調機3が運転中、VAV空調機停止制御が行われる。コントローラ5では、停止条件1としてVAV空調機3の冷水コイル3eの二方弁3j及び温水コイル3fの二方弁3jが共に全閉か否かを判定する(S10)。S10で少なく一方が全閉でないと判定した場合、コントローラ5では、S10に戻って一定時間後に再度判定する。
S10で共に全閉と判定した場合、コントローラ5では、停止条件2としてVAV空調機3のファン3gのインバータ周波数が下限値か否かを判定する(S11)。S11にてインバータ周波数が下限値でないと判定した場合、コントローラ5では、S10に戻って一定時間後に再度判定する。
S11にてインバータ周波数が下限値と判定した場合、コントローラ5では、停止条件3としてVAV空調機3の全てのVAVユニット3c,・・・からの冷房要求信号が無いか否かを判定する(S12)。S12にてVAVユニット3cからの冷房要求信号が有ると判定した場合、コントローラ5では、S10に戻って一定時間後に再度判定する。なお、VAVユニット3c,・・・からの暖房要求信号についても判定してもよく、冷房要求信号及び暖房要求信号が共に無いかを判定する。
S12にて全てのVAVユニット3cからの冷房要求信号が無いと判定した場合、コントローラ5では、停止条件1〜3を全て満たした状態が10分間継続したか否かを判定する(S13)。S13にて10分間継続しなかったと判定した場合、コントローラ5では、S10に戻って一定時間後に再度判定する。なお、継続時間判定では、継続時間としては5分継続等の任意の時間に設定できる。
S13にて停止条件1〜3を全て満たした状態が10分間継続したと判定した場合、コントローラ5では、VAV空調機3を停止する(S14)。VAV空調機3を停止させるために、コントローラ5ではファン3g(モータ)への通電を停止し、ファン3gを停止する。冷水コイル3e及び温水コイル3fの二方弁3jも共に全閉なので、冷水コイル3e及び温水コイル3fへの通水も停止している。所定時間継続しているかを判定することにより、VAV空調機3による空調負荷処理を必要としない状態であることを確実に判定することができ、VAV空調機3が自動停止後に直ぐに復帰して停止と復帰を繰り返すのを防止できる。
ちなみに、停止条件1〜3を全て満たしている状態は、空調負荷が低負荷状態であり、VAV空調機3による空調負荷処理を必要としない状態である。この際、空調負荷についてはアンビエント外調機4による空調負荷処理で十分である。VAV空調機3のファン3gが停止している間、VAV空調機3での電力消費が0になる。
アイドリングストップ制御のVAV空調機復帰制御を図4のフローチャートに沿って説明する。VAV空調機3の停止中、VAV空調機復帰制御が行われる。コントローラ5では、アンビエント外調機4の代表室内サーモスタットにおいてセンサ検知温度が設定温度+2℃以上か否かを判定する(S20)。なお、+2℃としたが、他の設定値でもよい。
S20にてセンサ検知温度が設定温度+2℃以上でないと判定した場合、コントローラ5では、VAV空調機3の停止が30分間以上継続したか否かを判定する(S21)。S21にてVAV空調機3の停止が30分間以上継続していないと判定した場合、コントローラ5では、S20に戻って一定時間後に再度判定する。なお、継続時間判定では、継続時間としては1時間継続等の任意の時間に設定できる(0でも可)。
S20にてセンサ検知温度が設定温度+2℃以上と判定した場合又はS21にてVAV空調機3の停止が30分間以上継続したと判定した場合、コントローラ5では、VAV空調機3を再起動し、VAV空調機3に対する運転制御を開始する(S22)。VAV空調機3が再起動されると、上記のVAV空調機停止制御も起動し、VAV空調機停止制御が行われる。
アンビエント外調機給気温度制御を図5のフローチャートに沿って説明する。アンビエント外調機4の運転中、給気温度制御が行われる。コントローラ5では、VAV空調機3のVAVユニット3c毎に、VAVユニット3cの設定温度とセンサ検知温度との温度差を算出する(S30)。そして、コントローラ5では、全てのVAVユニット3cについての温度差を平均化し、平均温度差ΔTを算出する(S31)。なお、S30でのVAVユニット3c毎の温度差の算出及びS31での平均温度差ΔTの算出についての具体例を示す。一例として、VAVユニット3c毎にセンサ検知温度から設定温度を減算し(但し、減算値がマイナス値の場合には0とする)、全てのVAVユニット3cについての減算値(温度差)の平均値(平均温度差ΔT)を算出する。他の例としては、VAVユニット3c毎にセンサ検知温度から設定温度を減算し、全てのVAVユニット3cについての減算値(温度差)の平均値(平均温度差ΔT)を算出する(但し、平均値がマイナス値の場合には0とする)。
コントローラ5では、平均温度差ΔTが4℃以下か否かを判定する(S32)。S32にて平均温度差ΔTが4℃以下と判定した場合、コントローラ5では、[20℃(初期設定給気温度)−平均温度差ΔT]をアンビエント外調機4の給気温度とする(S33)。S32にて平均温度差ΔTが4℃を超えると判定した場合、コントローラ5では、[20℃(初期設定給気温度)−4℃(上限値)=16℃(予め設定された給気温度の下限値)]をアンビエント外調機4の給気温度とする(S34)。そして、コントローラ5では、この設定した給気温度になるように、アンビエント外調機4の各コイル4e,4fの二方弁の開閉及びファン4hのインバータの周波数を制御する(S35)。なお、初期設定給気温度を20℃、平均温度差ΔTの上限値を4℃としたが、この各温度は、給気温度下限値に合わせて他の設定値でもよい。また、給気温度下限値を16℃としたが、他の設定値でもよい。
このように、執務室S1内に分散されるVAVユニット3c,・・・の設定温度とセンサ検知温度との温度差の平均値ΔTを用いて給気温度を設定することにより、執務室S1全体(特に、インテリア)としての温度負荷状態からアンビエント外調機4の運転を制御できる。その結果、執務室S1全体の温度負荷状態に応じてアンビエント外調機の空調負荷処理能力として低能力(給気温度が20℃のとき)から最大能力(給気温度が16℃のとき)まで発揮でき、より効果的にVAV空調機3を停止させることができる。これによって、アンビエント外調機4が最大能力未満で運転しているときにはVAV空調機3が停止し、アンビエント外調機4が最大能力で運転しているときにVAV空調機3の空調負荷処理が必要なときだけVAV空調機3が運転する。その結果、アンビエント外調機4の空気搬送動力は小さい(ファン4hの消費電力は少ない)ので、電力消費を極力抑えることができる。
この空調システム1によれば、機能別に分離させた個別分散型パッケージ2、VAV空調機3、アンビエント外調機4(特に、VAV空調機3とアンビエント外調機4)で構成し、VAV空調機3とアンビエント外調機4を最適に制御することにより、効率的な空調負荷処理を行うことができ、省エネルギ化及び省CO化を図ることができる。
特に、空調システム1は、VAV空調機3に対するアイドリングストップ制御により、アンビエント外調機4よりも空気搬送動力の大きいVAV空調機3を停止させるので、一般的な単一ダクト空調方式と比較して空気搬送動力を削減(ファン3gによる消費電力の低減)による省エネルギ化に優れている。VAV空調機3を停止させる場合には3つの停止条件で空調の低負荷状態を判断しているので、VAV空調機3を停止しても、空気搬送動力の小さいアンビエント外調機4でも十分に空調負荷を処理できる。
また、空調システム1は、アンビエント外調機4に対する給気温度制御により、空調負荷に応じた最適な給気温度でアンビエント外調機4を運転できるので、空調負荷に対してアンビエント外調機4の空調負荷処理能力を最適化できる。その結果、VAV空調機3をより効果的に停止できる。また、アンビエント外調機4のコイル4e,4fの負荷率も向上し、冷温水熱媒の温度差確保にも繋がる。つまり、アンビエント外調機4の小さいコイル4e,4fだけを使用する時間が長くなり、小さいコイル4e,4fで効率良く熱交換ができる。
また、空調システム1は、空気を搬送熱媒としているので、水損リスク等がなく、信頼性が高く、一般のオフィスビル空調(特に、テナントビル空調)への汎用性が高い。また、空調システム1は、VAV空調機3のVAVユニット3c,・・・で執務室S1の各部の空調負荷処理能力をコントロールできるので、間仕切り設置時の追従性(=可変性)が高く、部屋毎の人員密度の偏在にも対応可能である。新たにテナントが入居して小間仕切りをしても対応可能である。
また、空調システム1は、外気量調整や湿度調整を常時運転するアンビエント外調機4で確保されているので、高品質な空調環境を維持できる。つまり、室内温度だけでなく、室内のCO濃度や湿度も最適に制御できる。例えば、冬場に、機器等で温度が高いタスク負荷に対してVAV空調機3で微少な冷房を行った場合でも、アンビエント外調機4によって最適な湿度に制御できる。また、低負荷時に個別分散型パッケージ2やVAV空調機3での送風量が絞られても、アンビエント外調機4によって外気を十分に導入できる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されることなく様々な形態で実施される。
例えば、本実施の形態ではタスク負荷に対するVAV空調機、アンビエント負荷に対するアンビエント外調機、ペリメータの個別分散型パッケージで構成される空調システムに適用したが、少なくともタスク負荷に対するVAV空調機とアンビエント負荷に対するアンビエント外調機から構成される空調システムなら適用可能である。
また、本実施の形態ではVAV空調機のアイドリングストップ制御とアンビエント外調機の給気温度制御の両制御を行う空調システムとしたが、いずれか一方の制御だけを行う空調システムとしてもよいし、あるいは、両方の制御を行わない空調システムとしてもよい。VAV空調機のアイドリングストップ制御を行わない空調システムの場合、VAV空調機よりもアンビエント空調機を優先して運転制御するようにするとよい。
また、本実施の形態ではアイドリングストップ制御の停止制御の停止条件1〜3としてVAV空調機の冷水/温水コイルの二方弁が全閉かつファンのインバータ周波数が下限値かつVAVユニットからの冷房要求信号が無いことを条件としたが、停止条件としては他の条件でもよい。また、この停止条件1〜3に対する継続時間判定がなく、停止条件1〜3を全て満たした時点でVAV空調機3を停止してもよい。また、復帰条件についても他の条件でもよい。
また、本実施の形態ではアンビエント外調機の給気温度制御としてVAVユニットの設定温度とセンサ検知温度の温度差の平均値ΔT(上限値が4℃)を初期設定給気温度(20℃)から減算した温度を給気温度としたが、VAVユニットの設定温度とセンサ検知温度を用いた給気温度を設定方法について他の方法でもよい。
また、本実施の形態ではVAV空調機のコイルの弁として二方弁を適用したが、三方弁等の他の弁を適用してもよい。
1…空調システム、2…個別分散型パッケージ、2a…吸込口、2b…吹出口、3…VAV空調機、3a…空調機本体、3b…ダクト、3c…VAVユニット、3d…フィルタ、3e…冷水コイル、3f…温水コイル、3g…ファン、3h…吸込口、3i…ダクト、3j…二方弁、3k…温度センサ、3m…吹出口、3n…VAVコントローラ、4…アンビエント外調機、4a…外調機本体、4b…ダクト、4c…外気ダクト、4d…フィルタ、4e…冷水コイル、4f…温水コイル、4g…加湿機、4h…ファン、4i…吹出口、5…コントローラ、6…排気ダクト。

Claims (5)

  1. 室内のタスク負荷とアンビエント負荷を全空気方式で空調処理する空調システムであって、
    タスク負荷を空調処理する空調機であり、室内のタスク負荷に対応して複数のVAVユニットを有し、前記VAVユニット毎に送風量をそれぞれ調整してタスク負荷のゾーンに空気を供給するVAV空調機と、
    アンビエント負荷を空調処理する空調機であり、屋外から取り入れた外気を空調してアンビエント負荷のゾーンに空気を供給するアンビエント外調機と
    を備えることを特徴とする空調システム。
  2. 空調負荷の低負荷条件を満たした場合に前記VAV空調機の運転を停止することを特徴とする請求項1に記載の空調システム。
  3. 前記空調負荷の低負荷条件は、前記VAV空調機のコイルの弁が全閉かつファンの作動状態が下限レベルかつ前記VAVユニットからの冷房要求信号が無いことを特徴とする請求項2に記載の空調システム。
  4. 前記VAV空調機のVAVユニット毎の設定温度と室内検知温度に基づいて前記アンビエント外調機の給気温度を制御することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の空調システム。
  5. 前記VAV空調機のVAVユニット毎に設定温度と室内検知温度との温度差を算出し、当該算出された全てのVAVユニットについての温度差の平均温度差を算出し、当該算出された平均温度差を前記アンビエント外調機の初期設定給気温度から減算し、当該減算によって得られた温度が前記アンビエント外調機の給気温度下限値以上の場合には前記減算によって得られた温度を前記アンビエント外調機の給気温度とし、前記減算によって得られた温度が前記給気温度下限値未満の場合には前記給気温度下限値を前記アンビエント外調機の給気温度とすることを特徴とする請求項4に記載の空調システム。
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