JP2012029158A - 受信装置、受信方法、プログラム、および受信システム - Google Patents

受信装置、受信方法、プログラム、および受信システム Download PDF

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Abstract

【課題】受信周波数に迅速に調整することができるようにする。
【解決手段】受信装置1では、チューナ12が周波数を変更しながら送信されてくる信号を受信する。制御回路14は、信号を受信するため周波数を切り換える前に、現在の周波数でのチューナ12における制御情報を前回の制御情報として記憶し、切り換え前の周波数で信号を再度受信する場合に、前回の制御情報を初期値としてチューナ12に設定する。本発明は、例えば、周波数ホッピング方式で送信されてくる信号を受信する受信装置に適用できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、受信装置、受信方法、プログラム、および受信システムに関し、特に、受信周波数に迅速に調整することができるようにする受信装置、受信方法、プログラム、および受信システムに関する。
きわめて短い時間間隔(例えば、0.1秒程度)で送信周波数を変更しながら送信されてくる信号を送受信する周波数ホッピング方式の通信装置がある(例えば、特許文献1参照)。地上デジタルテレビジョン放送の放送信号を受信する受信装置がある(例えば、特許文献2参照)。
特開2009−212957号公報 特開2009−81568号公報
例えば、デジタルテレビジョン放送の信号に周波数ホッピング方式が採用された場合、受信装置には、受信周波数の切り換えを短時間(例えば、5msec以内)に行う必要があるため、受信周波数に迅速に調整することが要求される。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、受信周波数に迅速に調整することができるようにするものである。
本発明の第1の側面の受信装置は、周波数を変更しながら送信されてくる信号を受信する受信手段と、前記信号を受信するため前記周波数を切り換える前に、現在の前記周波数での前記受信手段における制御情報を前回の制御情報として記憶し、切り換え前の前記周波数で信号を再度受信する場合に、前記前回の制御情報を初期値として前記受信手段に設定する制御手段とを備える。
本発明の第1の側面の受信方法は、周波数を変更しながら送信されてくる信号を受信する受信装置が、前記信号を受信するため前記周波数を切り換える前に、現在の前記周波数での制御情報を前回の制御情報として記憶し、切り換え前の前記周波数で信号を再度受信する場合に、前記前回の制御情報を初期値として設定するステップを含む。
本発明の第1の側面のプログラムは、周波数を変更しながら送信されてくる信号を受信処理するコンピュータに、前記信号を受信するため前記周波数を切り換える前に、現在の前記周波数での制御情報を前回の制御情報として記憶し、切り換え前の前記周波数で信号を再度受信する場合に、前記前回の制御情報を初期値として設定する処理を実行させるためのものである。
本発明の第1の側面においては、現在の周波数での制御情報が前回の制御情報として記憶され、切り換え前の周波数で信号を再度受信する場合に、前回の制御情報が初期値として設定される。
本発明の第2の側面の受信システムは、周波数を変更しながら送信されてくる信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された信号に対して伝送路復号処理を行う伝送路復号処理手段とを備え、前記受信手段は、前記信号を受信するため前記周波数を切り換える前に、現在の前記周波数での前記受信手段における制御情報を前回の制御情報として記憶し、切り換え前の前記周波数で信号を再度受信する場合に、前記前回の制御情報を初期値として前記受信手段に設定する制御手段とを備える。
本発明の第2の側面においては、受信手段において、周波数を変更しながら送信されてくる信号が受信され、伝送路復号手段において、受信された信号に対して伝送路復号処理が行われる。受信手段では、現在の周波数での制御情報が前回の制御情報として記憶され、切り換え前の周波数で信号を再度受信する場合に、前回の制御情報が初期値として設定される。
本発明の第3の側面の受信システムは、周波数を変更しながら送信されてくる信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された信号に対して伝送路復号処理を行う伝送路復号処理手段と、前記伝送路復号処理手段による伝送路復号処理後の信号に対して情報源復号処理を行う情報源復号処理手段とを備え、前記受信手段は、前記信号を受信するため前記周波数を切り換える前に、現在の前記周波数での前記受信手段における制御情報を前回の制御情報として記憶し、切り換え前の前記周波数で信号を再度受信する場合に、前記前回の制御情報を初期値として前記受信手段に設定する制御手段とを備える。
本発明の第3の側面においては、受信手段において、周波数を変更しながら送信されてくる信号が受信され、伝送路復号手段において、受信された信号に対して伝送路復号処理が行われ、情報源復号処理手段において、伝送路復号処理後の信号に対して情報源復号処理が行われる。受信手段では、現在の周波数での制御情報が前回の制御情報として記憶され、切り換え前の周波数で信号を再度受信する場合に、前回の制御情報が初期値として設定される。
本発明の第4の側面の受信システムは、周波数を変更しながら送信されてくる信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された信号に対して伝送路復号処理を行う伝送路復号処理手段と、前記伝送路復号処理手段による伝送路復号処理後の信号に対して情報源復号処理を行う情報源復号処理手段と、前記情報源復号処理手段による情報源復号処理後の信号に基づいて画像または音声を出力する出力手段とを備え、前記受信手段は、前記信号を受信するため前記周波数を切り換える前に、現在の前記周波数での前記受信手段における制御情報を前回の制御情報として記憶し、切り換え前の前記周波数で信号を再度受信する場合に、前記前回の制御情報を初期値として前記受信手段に設定する制御手段とを備える。
本発明の第4の側面においては、受信手段において、周波数を変更しながら送信されてくる信号が受信され、伝送路復号手段において、受信された信号に対して伝送路復号処理が行われ、情報源復号処理手段において、伝送路復号処理後の信号に対して情報源復号処理が行われ、出力手段において、情報源復号処理後の信号に基づいて画像または音声が出力される。受信手段では、現在の周波数での制御情報が前回の制御情報として記憶され、切り換え前の周波数で信号を再度受信する場合に、前回の制御情報が初期値として設定される。
本発明の第5の側面の受信システムは、周波数を変更しながら送信されてくる信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された信号に対して伝送路復号処理を行う伝送路復号処理手段と、前記伝送路復号処理手段による伝送路復号処理後の信号に対して情報源復号処理を行う情報源復号処理手段と、前記情報源復号処理手段による情報源復号処理後の信号の記録を制御する記録制御手段とを備え、前記受信手段は、前記信号を受信するため前記周波数を切り換える前に、現在の前記周波数での前記受信手段における制御情報を前回の制御情報として記憶し、切り換え前の前記周波数で信号を再度受信する場合に、前記前回の制御情報を初期値として前記受信手段に設定する制御手段とを備える。
本発明の第5の側面においては、受信手段において、周波数を変更しながら送信されてくる信号が受信され、伝送路復号手段において、受信された信号に対して伝送路復号処理が行われ、情報源復号処理手段において、伝送路復号処理後の信号に対して情報源復号処理が行われ、記録制御手段において、情報源復号処理後の信号の記録が制御される。受信手段では、現在の周波数での制御情報が前回の制御情報として記憶され、切り換え前の周波数で信号を再度受信する場合に、前回の制御情報が初期値として設定される。
本発明の第1乃至第5の側面によれば、受信周波数に迅速に調整することができる。
本発明を適用した受信装置の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 従来のチューナの第1の構成例を示すブロック図である。 従来のチューナの第2の構成例を示すブロック図である。 チューナの第1の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 AGC制御回路の詳細な構成例を示すブロック図である。 受信周波数切り換え時のAGC制御処理を説明するフローチャートである。 図4のチューナの第1の実施の形態の変形例を示すブロック図である。 図1のチューナの第2の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 受信周波数切り換え時のAGC制御処理を説明するフローチャートである。 受信周波数切り換え時のAGC制御処理を説明する図である。 受信周波数切り換え時のAGC制御処理を説明する図である。 受信周波数切り換え時のAGC制御処理を説明する図である。 チューナの第2の実施の形態の第1の変形例を示すブロック図である。 チューナの第2の実施の形態の第2の変形例を示すブロック図である。 本発明を適用した受信装置のその他の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 図1の受信装置を適用可能な受信システムの第1の構成例を示すブロック図である。 図1の受信装置を適用可能な受信システムの第2の構成例を示すブロック図である。 図1の受信装置を適用可能な受信システムの第3の構成例を示すブロック図である。 本発明を適用したコンピュータの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.本発明の受信装置の実施の形態
2.従来のチューナの構成例
3.本発明の受信装置におけるチューナの第1の実施の形態
4.チューナの第1の実施の形態の変形例
5.本発明の受信装置におけるチューナの第2の実施の形態
6.チューナの第2の実施の形態の変形例
7.本発明の受信装置のその他の実施の形態
8.本発明の受信装置を適用可能な受信システムの実施の形態
<本発明の受信装置の実施の形態>
[受信装置の構成例]
図1は、本発明を適用した受信装置の一実施の形態の構成例を示している。
図1の受信装置1は、アンテナ11、チューナ12および12、復調回路13および13、並びに、制御回路14により構成される。
受信装置1は、例えば、地上デジタル放送の所定のチャンネルに対応する周波数(受信周波数)の高周波信号(以下、RF信号という。)を受信して復調し、映像信号および音声信号を出力する。ここで、受信装置1が受信する放送信号は、所定の時間間隔(例えば、0.1秒程度)で送信周波数を変更しながら送信されてくる、周波数ホッピング方式の信号であるとする。
チューナ12および12それぞれは、例えば、地上デジタル放送の所望の受信周波数のRF信号をアンテナ11を介して受信する。そして、チューナ12および12それぞれは、受信したRF信号からIF信号(IF:中間周波数)を取り出して、後段に出力する。チューナ12は、IF信号を復調回路13に出力し、チューナ12は、IF信号を復調回路13に出力する。なお、以下において、チューナ12および12のそれぞれを特に区別する必要が無い場合、単にチューナ12と称する。
チューナ12は、受信周波数が切り換えられる場合、チューナ12内部の切り換え直前の制御値を、前回の制御値として、制御回路14に供給する。また、チューナ12は、受信周波数が切り換えられる場合、これから切り換える受信周波数(変更後の受信周波数)における前回の制御値を制御回路14から取得し、初期値として内部に設定する。
復調回路13は、チューナ12から供給されるIF信号を復調し、その結果得られる映像信号及び音声信号(ベースバンド信号)を制御回路14に供給する。同様に、復調回路13は、チューナ12から供給されるIF信号を復調し、その結果得られる映像信号及び音声信号(ベースバンド信号)を制御回路14に供給する。なお、以下において、復調回路13および13のそれぞれを特に区別する必要が無い場合、単に復調回路13と称する。
チューナ12および復調回路13の個数は2個には限定されず、3個以上でもよい。但し、チューナ12および復調回路13の個数は、周波数ホッピングに利用される周波数帯域の数よりは少ないものとする。
制御回路14は、受信装置1が搭載されている図示せぬテレビジョン受像機等の制御部から、チャンネルの切り換え指示を受けた場合、チャンネルに対応する所望の受信周波数を受信するようにチューナ12を制御する。また、制御回路14は、周波数ホッピング方式により所定の時間間隔で変更される受信周波数にも応じてチューナ12を制御する。ここで、制御回路14は、チューナ12とチューナ12が交互に所望の受信周波数を受信するように切り換え制御する。例えば、チューナ12が第1の受信周波数の信号を受信しているとき、次に第2の受信周波数の信号を受信したい場合、制御回路14は、チューナ12が第2の受信周波数の信号を受信するように制御する。さらにその後、第3の受信周波数の信号を受信したい場合、制御回路14は、チューナ12が第3の受信周波数の信号を受信するように制御する。このように、チューナ12を交互に切り替えて利用することで、所望の受信周波数に迅速に調整することができる。
また、制御回路14は、第1の受信周波数で受信しているチューナ12を、第2の受信周波数の信号を受信するように変更する場合、現在の受信周波数である第1の受信周波数の制御値をチューナ12から取得し、前回の制御値として記憶する。そして、制御回路14は、チューナ12が変更後の第2の受信周波数の信号を以前受信していたときに前回の制御値として記憶しておいた制御値を、初期値として、チューナ12に供給する。このように、前回の制御値を記憶し、次回の初期値としてチューナ12に使用させることで、所望の受信周波数に迅速に調整することができる。
制御回路14は、復調回路13および13から供給される映像信号および音声信号の一方を選択して、後段に出力する。後段は、例えば、誤り訂正回路などである。
以上のように構成される受信装置1では、チューナ12が所定の時間間隔で周波数を変更しながら送信されてくる信号を受信する。制御回路14は、受信する周波数を切り換える前に、現在の周波数でのチューナ12における制御情報(制御値)を前回の制御情報として記憶し、切り換え前の周波数で信号を再度受信する場合に、前回の制御情報を初期値としてチューナ12に設定する。
<従来のチューナの構成例>
[従来のチューナの第1の構成例]
次に、本発明を適用した受信装置1のチューナ12の詳細構成例を説明する前に、その前提となる、従来のチューナの構成例について説明する。従来のチューナの構成例として、アナログ回路のみで形成されるAGC (Automatic Gain Control)ループが存在しない第1の構成例(図2)と、アナログ回路のみで形成されるAGCループが存在する第2の構成例(図3)について説明する。
図2は、従来のチューナの第1の構成例を示している。
図2のチューナ150Aにおいて、アンテナ11で受信された地上デジタル放送の放送信号は、RFフィルタ21に入力される。RFフィルタ21は、地上デジタル放送の信号のみを通過させ、RFフィルタ21を通過した信号が、ゲイン可変RFアンプ22において、受信周波数に応じたゲインで増幅されて、RFフィルタ23に供給される。
RFフィルタ23は、ゲイン可変RFアンプ22で増幅された信号のうち、受信周波数の信号のみを通過させ、ミキサ24に供給する。ミキサ24は、RFフィルタ23の出力信号と、局部発振回路25から供給されるローカル周波数Floの信号を混合し、その結果得られるIF信号をチャンネル選択フィルタ26とオーバーロードディテクタ29に供給する。
チャンネル選択フィルタ26は、中間周波数に隣接する周波数の妨害信号を除去し、ゲイン可変IFアンプ27は、除去後のIF信号を所定のゲインで増幅して、ADC(ADコンバータ)28に出力する。ADC28は、ゲイン可変IFアンプ27から供給されるアナログのIF信号をデジタルに変換(A/D変換)して、AGC制御回路31とIMRR補正ブロック32に出力する。
オーバーロードディテクタ29は、IF信号と予め設定された閾値とを比較し、閾値を超えた信号成分を検出し、検出結果をAGCループ用のADC30に供給する。ADC30はオーバーロードディテクタ29の検出結果であるIF信号レベルをデジタルに変換(A/D変換)して、AGC制御回路31に出力する。
AGC制御回路31は、ADC28から出力されるIF信号のデジタル値と、ADC30から出力されるIF信号レベルのデジタル値とに基づいて、ゲイン可変RFアンプ22とゲイン可変IFアンプ27のゲインを制御(調整)する。
IMRR補正ブロック32は、IMRR(イメージ周波数抑圧度:IMage Rejection Ratio)を補正する。IMRR推定回路32Aは、IMRR補正値を推定し、IMRR補正回路32Bは、IMRR補正値に基づいて、IMRR補正を行う。IMRR補正後のIF信号が、周波数オフセット補正ブロック33に出力される。
周波数オフセット補正ブロック33は、IF信号の周波数のオフセット(ずれ)を補正する。周波数オフセット推定回路33Aは、IF信号の周波数オフセットの補正値を推定し、補正値に対応する信号をミキサ33Bに出力する。ミキサ33Bは、IMRR補正後のIF信号と、周波数オフセット推定回路33Aが出力する補正用の信号とを混合し、周波数オフセット補正後のIF信号を出力する。
以上のように構成されるチューナ150Aにおいては、アナログ回路のみで形成されるAGCループは存在しない。また、IMRR補正と周波数オフセット補正は、いずれも、デジタルドメインで行われている。即ち、IMRR補正と周波数オフセット補正は、いずれも、A/D変換後のIF信号により行われている。
[従来のチューナの第2の構成例]
図3は、従来のチューナの第2の構成例を示している。なお、図3以降の図において、上述した図2と対応する部分については同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
図3のチューナ150Bでは、ADC28から出力されるIF信号は、AGC制御回路31’と周波数オフセット補正ブロック33に出力される。周波数オフセット補正ブロック33は、周波数オフセット推定回路33Cとローカル周波数制御回路33Dとから構成される。
周波数オフセット推定回路33Cは、ADC28から出力されるIF信号から周波数オフセットの補正値△fを推定(算出)し、ローカル周波数制御回路33Dに供給する。ローカル周波数制御回路33Dは、ローカル周波数Floの情報を取得し、ローカル周波数Floに対し、補正値△fだけ補正した補正後のローカル周波数Flo+△fを、設定すべきローカル周波数として局部発振回路25に出力する。
AGC制御回路31’は、ADC28から出力されるIF信号のデジタル値に基づいて、ゲインの制御値(設定値)を決定し、ゲイン可変IFアンプ27と、AGC選択回路42に出力する。
LPF(Loop Filter)41は、オーバーロードディテクタ29の出力信号から、ゲイン可変RFアンプ22のゲインの制御値(設定値)を決定し、AGC選択回路42に出力する。
AGC選択回路42は、AGC制御回路31’からのゲインの制御値(設定値)と、LPF41からのゲインの制御値(設定値)のうち、よりゲインの低い方を選択し、ゲイン可変RFアンプ22に供給する。
以上のように構成されるチューナ150Bにおいては、オーバーロードディテクタ29、LPF41等を経由するアナログ信号のAGCループが存在する。即ち、アナログ回路のみで形成されるAGCループが存在する。また、周波数オフセット補正はアナログドメインで行われ、IMRR補正はデジタルドメインで行われている。
受信装置1が受信する放送信号は、例えば、0.1秒程度のきわめて短い時間間隔で送信周波数を変更しながら送信されてくる。従って、所望の受信周波数の調整も、きわめて短時間(例えば、5msec以内)で行う必要がある。
しかしながら、図2および図3に示した従来のチューナの構成では、IMRRの補正値や周波数オフセットの補正値を算出するのに時間がかかり、AGCの制御値が収束するまでに時間がかかる。従って、例えば、5msec以内程度の短時間で所望の受信周波数に調整することは困難である。
そこで、図2や図3のチューナ150Aまたは150Bを、所望の受信周波数に短時間で調整することができるように改良した、図1のチューナ12の構成について、以下、説明する。
<本発明の受信装置におけるチューナの第1の実施の形態>
[チューナ12の第1の実施の形態]
図4は、チューナ12の第1の実施の形態としてのチューナ12Aの構成例を示すブロック図である。
図4のチューナ12Aは、図2に示したアナログ回路のみで形成されるAGCループが存在しないチューナ150Aを改良したものである。
具体的には、チューナ12Aでは、チューナ150AのAGC制御回路31に代えて、AGC制御回路51が設けられている。
AGC制御回路51は、チューナ12Aの受信周波数が切り換えられる場合、切り換え直前の制御値1および2を制御回路14(図1)に供給する。同時に、AGC制御回路51は、これから切り換える受信周波数の前回の制御値1および2を初期値1および2として制御回路14から取得し、内部に設定する。
図5は、AGC制御回路51の詳細な構成例を示すブロック図である。
AGC制御回路51は、演算器61、積分器62および63、並びに選択回路64により構成される。
ADC28から出力されたIF信号のデジタル値は、演算器61に入力される。演算器61は、参照信号Vrefを減算して出力する。演算器61から出力された信号は、積分器62に入力され、積分器62は制御値1を算出して出力する。一方、ADC30から出力された信号は積分器63に入力される。積分器63は、制御値2を算出して出力する。選択回路64には、制御値1と制御値2が入力され、選択回路64は、制御値1と制御値2のうち、より低いゲインを設定する制御値を選択して出力する。
スイッチ65a及び65bは、制御回路14(図1)からのコントロール信号CTL1によってオンまたはオフされる。スイッチ66a及び66bは、制御回路14からのコントロール信号CTL2によってオンまたはオフされる。
レジスタ68aは、加算器67aでフィードバック信号と加算された信号を出力するとともに一時記憶する。レジスタ68aの出力は、所定のタイミングで、切り換え直前の制御値1として、制御回路14(図1)に供給される。レジスタ68bも、加算器67bでフィードバック信号と加算された信号を出力するとともに一時記憶する。レジスタ68bの出力は、所定のタイミングで、切り換え直前の制御値2として、制御回路14(図1)に供給される。レジスタ68a及び68bで一時記憶された信号(制御値)は、制御回路14(図1)からのリセット信号RSTによりリセットされる。
[受信周波数切り換え時のAGC制御処理]
図6は、チューナ12の第1の実施の形態における受信周波数切り換え時のAGC制御処理のフローチャートである。なお、この処理の開始時点では、スイッチ65a及び65bはオン、スイッチ66a及び66bはオフの状態である。
初めに、ステップS1において、制御回路14(図1)は、受信周波数を変更するかを判定し、変更すると判定されるまで待機する。
そして、ステップS1で、受信周波数を変更すると判定された場合、処理はステップS2に進み、制御回路14は、現在のAGCの制御値1および2である、AGC制御回路51のレジスタ68a及び68bの出力値を、チューナ12Aから取得し、記憶する。
ステップS3において、制御回路14は、リセット信号RSTをAGC制御回路51のレジスタ68a及び68bに供給し、レジスタ68a及び68bに記憶されている値をリセットする。
ステップS4において、制御回路14は、自分の出力が加算器に入力されるようにスイッチを制御する。即ち、制御回路14は、スイッチ65a及び65bをオフするコントロール信号CTL1と、スイッチ66a及び66bをオンするコントロール信号CTL2をAGC制御回路51に供給する。これにより、加算器67a及び67bへの入力が、ADC28側ではなく、制御回路14側となる。
ステップS5において、制御回路14は、これから切り換える受信周波数の前回の制御値1及び2を、初期値として、AGC制御回路51に出力する。上述したステップS4の処理により、加算器67a及び67bへの入力が制御回路14側となっているので、制御回路14が出力した前回の制御値1及び2がレジスタ68a及び68bに供給され、記憶される。
ステップS6において、制御回路14は、AGCループに戻すようにスイッチを制御する。即ち、制御回路14は、スイッチ65a及び65bをオンするコントロール信号CTL1と、スイッチ66a及び66bをオフするコントロール信号CTL2をAGC制御回路51に供給する。これにより、加算器67a及び67bへの入力がADC28及びADC30側となり、AGCループの制御が再び開始される。従って、チューナ12Aでは、前回のAGCの制御値1及び2を初期値として、AGC制御が実行される。
以上のように、チューナ12Aによる受信周波数切り換え時のAGC制御処理では、受信周波数が変更される場合、次に同一の受信周波数にチューニングするときのために、変更直前の制御値(AGCのゲイン値)が記憶される。そして、次回のチューニング時に、前回の制御値を初期値としてAGC制御が開始される。これにより、所望の受信周波数に迅速に調整することができる。
<チューナの第1の実施の形態の変形例>
[チューナ12Aの変形例]
上述したチューナ12Aでは、変更直前のAGCのゲイン値を、次に同一の受信周波数にチューニングするときのために記憶しておくようにしたが、IMRRの補正値や周波数オフセットの補正値も同様に記憶しておくようにしてもよい。
図7は、IMRR補正値や周波数オフセット補正値も記憶しておくようにしたチューナ12Aの構成例を示すブロック図である。
図7では、図4のIMRR推定回路32Aに代えて、IMRR推定回路71Aが設けられ、図4の周波数オフセット推定回路33Aに代えて、周波数オフセット推定回路72Aが設けられている。
IMRR推定回路71Aは、図6のステップS2の処理が実行されるのと同時に、現在のIMRR補正値を、切り換え直前のIMRR補正値として、制御回路14に出力する。制御回路14は、IMRR推定回路71Aからの切り換え直前のIMRR補正値を、前回の制御値として取得し、記憶する。
そして、IMRR推定回路71Aは、図6のステップS5の処理が実行されるのと同時に、これから切り換える受信周波数の前回のIMRR補正値を、初期値として、制御回路14から取得する。そして、IMRR推定回路71Aは、初期値として取得された前回のIMRR補正値をIMRR補正回路32Bに出力する。
周波数オフセット推定回路72Aは、図6のステップS2の処理が実行されるのと同時に、現在の周波数オフセット補正値を、切り換え直前の周波数オフセット補正値として、制御回路14に出力する。制御回路14は、周波数オフセット推定回路72Aからの切り換え直前の周波数オフセット補正値を、前回の制御値として取得し、記憶する。
そして、周波数オフセット推定回路72Aは、図6のステップS5の処理が実行されるのと同時に、これから切り換える受信周波数の前回の周波数オフセット補正値を、初期値として、制御回路14から取得する。そして、周波数オフセット推定回路72Aは、初期値として取得された前回の周波数オフセット補正値に対応する信号をミキサ33Bに出力する。
図7のチューナ12Aによれば、IMRR補正と周波数オフセットの補正についても、前回と同様の特性まで短時間で収束させることができる。
<本発明の受信装置におけるチューナの第2の実施の形態>
[チューナ12の第2の実施の形態]
図8は、チューナ12の第2の実施の形態としてのチューナ12Bの構成例を示すブロック図である。
図8のチューナ12Bは、図3に示したアナログ回路のみで形成されるAGCループが存在するチューナ150Bを改良したものである。
図8のチューナ12Bでは、図3のチューナ150Bと比較して、AGC制御回路31’に代えてAGC制御回路81が設けられるとともに、バッファ82、ADC83、およびスイッチ84乃至86が新たに設けられている。
AGC制御回路81は、チューナ12Bの受信周波数が切り換えられる場合、切り換え直前の制御値を制御回路14(図1)に供給する。同時に、AGC制御回路81は、これから切り換える受信周波数の前回の制御値を初期値として制御回路14から取得し、設定する。
また、AGC制御回路81は、制御値の取得および出力に応じて、スイッチ84乃至86を制御する。
受信周波数の切り換え時以外の、ADC28から出力されるIF信号に基づいてゲイン制御を行う通常状態においては、AGC制御回路81により、スイッチ84乃至86はいずれもa側に設定されている。この場合、オーバーロードディテクタ29の出力信号が、LPF41を介してAGC選択回路42に入力されるので、図3のチューナ150Bと同様のゲイン制御が行われる。
なお、アナログ回路のAGCループ(以下、アナログAGCループともいう。)の制御電圧は、バッファ82を介してADC83に入力され、ADC83でデジタル変換されてAGC制御回路81に供給されるが、通常状態においては、AGC制御回路81は特に処理を行わない。
[受信周波数切り換え時のAGC制御処理]
次に、図9乃至図12を参照して、チューナ12の第2の実施の形態における受信周波数切り換え時のAGC制御処理について説明する。
図9は、図8のチューナ12Bによる受信周波数切り換え時のAGC制御処理のフローチャートである。なお、この処理の開始時点では、チューナ12BはADC28から出力されるIF信号に基づいてゲイン制御を行う通常状態であるものとし、スイッチ84乃至86はいずれもa側に設定されている。
初めに、ステップS21において、制御回路14(図1)は、受信周波数を変更するかを判定し、変更すると判定されるまで待機する。
そして、ステップS21で、受信周波数を変更すると判定された場合、処理はステップS22に進み、制御回路14は、チューナ12BのAGC制御回路81に受信周波数の切り換え信号を出力する。
制御回路14からの受信周波数の切り換え信号を取得したチューナ12BのAGC制御回路81は、ステップS23において、図10に示すように、バッファ82を介してADC83に入力される、アナログAGCループの制御電圧のデジタル値をADC83から取得する。そして、AGC制御回路81は、取得したアナログAGCループの制御電圧のデジタル値を、切り換え直前の制御値として、制御回路14に出力する。制御回路14は、チューナ12BのAGC制御回路81から供給される、切り換え直前の制御値を取得し、記憶する。
次のステップS24において、AGC制御回路81は、図11に示すように、スイッチ84乃至86をいずれもb側に設定し、アナログAGCループの制御をオフする。
ステップS25において、制御回路14は、これから切り換える受信周波数の前回の制御値を、初期値として、AGC制御回路81に出力する。AGC制御回路81は、制御回路14から供給された初期値としての前回の制御値を、スイッチ84に出力する。その結果、図11に示すように、初期値としての前回の制御値は、アナログAGCループの最初の制御電圧としてAGC選択回路42に直接供給される(設定される)。また、前回の制御値はバッファ82を介してLPF41にも供給され、LPF41の電圧が初期値としてAGC選択回路42に直接供給されている電圧と同一とみなせる所定の範囲内となるまで、LPF41の電圧がチャージされる。即ち、LPF41にチャージされる電圧も、前回のAGC制御時と同一とみなせる所定の範囲内となるまで、LPF41に電圧がチャージされる。
LPF41へのチャージを開始してから予め設定された所定時間経過した時点で、LPF41にチャージされた電圧が前回のAGC制御時と同一となったとみなされ、処理はステップS26に進む。
ステップS26において、AGC制御回路81は、図12に示すように、スイッチ84乃至86をいずれもa側に戻して(a側に設定して)、処理を終了する。これにより、前回のアナログAGCループの制御電圧を初期値として、AGCループの制御が開始される。
以上のように、チューナ12Bによる受信周波数切り換え時のAGC制御処理では、受信周波数が変更される場合、次に同一の受信周波数にチューニングするときのために、変更直前の制御値(AGCループのゲインを制御している制御電圧)が記憶される。そして、次回のチューニング時に、前回の制御値を初期値としてAGCループの制御が開始される。これにより、所望の受信周波数に迅速に調整することができる。
<チューナの第2の実施の形態の変形例>
[チューナ12Bの第1の変形例]
上述したチューナ12Bでは、変更直前のAGCの制御電圧を、次に同一の受信周波数にチューニングするときのために記憶しておくようにしたが、チューナ12Bにおいて、直前の制御値として、周波数オフセットの補正値も併せて記憶しておくようにしてもよい。
図13は、周波数オフセット補正値も記憶しておくようにしたチューナ12Bの構成例を示すブロック図である。
図13では、図8の周波数オフセット推定回路33Cに代えて、周波数オフセット推定回路91Cが設けられている。
周波数オフセット推定回路91Cは、図9のステップS23の処理が実行されるのと同時に、現在の周波数オフセット補正値△fを、切り換え直前の周波数オフセット補正値△fとして制御回路14に出力する。制御回路14は、周波数オフセット推定回路91Cからの切り換え直前の周波数オフセット補正値△fを取得し、記憶する。
そして、図9のステップS25の処理が実行されるのと同時に、制御回路14は、これから切り換える受信周波数の前回の周波数オフセット補正値△fを、初期値として周波数オフセット推定回路91Cに出力する。周波数オフセット推定回路91Cは、制御回路14から、前回の周波数オフセット補正値△fを初期値として取得する。そして、周波数オフセット推定回路91Cは、初期値として取得された周波数オフセット補正値△fをローカル周波数制御回路33Dに出力する。
[チューナ12Bの第2の変形例]
図14は、周波数オフセット補正後のローカル周波数Flo+△fを記憶しておくようにしたチューナ12Bの構成例を示すブロック図である。
図14では、図8のローカル周波数制御回路33Dに代えて、ローカル周波数制御回路92Dが設けられている。
ローカル周波数制御回路92Dは、図9のステップS23の処理が実行されるのと同時に、現在の補正後のローカル周波数(補正ローカル周波数)Flo+△fを、切り換え直前の補正ローカル周波数Flo+△fとして制御回路14に出力する。制御回路14は、ローカル周波数制御回路92Dからの切り換え直前の補正ローカル周波数Flo+△fを取得し、記憶する。
そして、図9のステップS25の処理が実行されるのと同時に、制御回路14は、これから切り換える受信周波数の前回の補正ローカル周波数Flo+△fを、初期値としてローカル周波数制御回路92Dに出力する。ローカル周波数制御回路92Dは、制御回路14から、前回の補正ローカル周波数Flo+△fを初期値として取得する。そして、ローカル周波数制御回路92Dは、周波数オフセット推定回路33Cで算出される補正値△fを一旦リセットするとともに、初期値として取得された補正ローカル周波数Flo+△fを局部発振回路25に出力する。
図13および図14のチューナ12Bによれば、周波数オフセットの補正についても、前回と同様の特性まで短時間で収束させることができる。
<本発明の受信装置のその他の実施の形態>
[受信装置の構成例]
図15は、本発明を適用した受信装置のその他の実施の形態の構成例を示している。
図15の受信装置1では、図1の制御回路14に代えて、信号処理回路100が設けられ、信号処理回路100の内部に復調回路13が設けられている。即ち、図1の受信装置1では、復調回路13と制御回路14とが別々の回路で構成されていたが、図15の受信装置1では、復調回路13と制御回路14の機能が1つの信号処理回路100により構成される。
なお、図1においては、チューナ12、復調回路13、および制御回路14のそれぞれを、個別のIC (Integrated Circuit)チップにより構成することができる。勿論、2つのチューナ12および12若しくは2つの復調回路13および13を、または、チューナ12と復調回路13若しくはチューナ12と復調回路13を、それぞれ1個のICチップにより構成してもよい。そして、図15においては、復調回路13の機能を含む信号処理回路100を、1つのICチップにより構成することができる。
<本発明の受信装置を適用可能な受信システムの実施の形態>
[受信システムの第1の構成例]
図16は、上述した受信装置1を適用可能な受信システムの第1の構成例を示すブロック図である。
図16において、受信システムは、取得部201、伝送路復号処理部202、および、情報源復号処理部203から構成される。
取得部201は、地上デジタル放送、衛星デジタル放送、CATV(Cable Television)網等の、図示せぬ伝送路を介して放送(送信)されてくる、所定の受信周波数の信号を取得し、伝送路復号処理部202に供給する。受信周波数の信号は、例えば、番組の画像データや音声データ等を含む信号である。この取得部201として、上述した受信装置1の構成を採用することができる。
即ち、取得部201としての受信装置1は、所定の時間間隔で周波数を変更しながら送信されてくる信号を受信するチューナ12と、信号を受信するため周波数を切り換える前に、現在の周波数でのチューナ12における制御情報を前回の制御情報として記憶し、切り換え前の周波数で信号を再度受信する場合に、前回の制御情報を初期値としてチューナ12に設定する制御回路14とを備える。
伝送路復号処理部202は、取得部201が伝送路を介して取得した信号に対して、伝送路で生じる誤りを訂正する処理を含む伝送路復号処理を施し、その結果得られる信号を、情報源復号処理部203に供給する。
即ち、取得部201が伝送路を介して取得した信号は、伝送路で生じる誤りを訂正するための誤り訂正符号化を行うことで得られた信号である。そこで、伝送路復号処理部202は、そのような信号に対して、例えば、誤り訂正処理等の伝送路復号処理を施す。誤り訂正符号化としては、例えば、LDPC符号化や、リードソロモン符号化等がある。
情報源復号処理部203は、伝送路復号処理が施された信号に対して、圧縮された情報を元の情報に伸張する処理を少なくとも含む情報源復号処理を施す。
即ち、取得部201が伝送路を介して取得した信号には、情報としての画像や音声等のデータ量を少なくするために、情報を圧縮する圧縮符号化が施されている場合がある。このような場合、情報源復号処理部203は、伝送路復号処理が施された信号に対して、圧縮された情報を元の情報に伸張する処理(伸張処理)等の情報源復号処理を施す。
なお、取得部201が伝送路を介して取得した信号に、圧縮符号化が施されていない場合には、情報源復号処理部203では、圧縮された情報を元の情報に伸張する処理は行われない。
ここで、伸張処理としては、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group phase)デコード等がある。また、情報源復号処理には、伸張処理の他、デスクランブル等が含まれることがある。
以上のように構成される受信システムでは、取得部201において、例えば、画像や音声等のデータに対して、MPEG符号化等の圧縮符号化が施され、さらに、LDPC符号化等の誤り訂正符号化が施された信号が、伝送路を介して取得され、伝送路復号処理部202に供給される。
伝送路復号処理部202では、例えば、取得部201からの信号のLDPC符号に対して、LDPC符号化が伝送路復号処理として施される。伝送路復号処理の結果得られる信号は、情報源復号処理部203に供給される。
情報源復号処理部203では、伝送路復号処理部202からの信号に対して、MPEGデコード等の情報源復号処理が施され、その結果得られる画像、又は音声が出力される。
以上のような図16の受信システムは、例えば、デジタル放送としてのテレビジョン放送を受信するテレビチューナ等に適用することができる。
なお、取得部201、伝送路復号処理部202、及び、情報源復号処理部203は、それぞれ、1つの独立した装置(ハードウエア(IC(Integrated Circuit)等))、又はソフトウエアモジュール)として構成することが可能である。
また、取得部201、伝送路復号処理部202、及び、情報源復号処理部203のうち2以上からなるセットを、1つの独立した装置として構成することが可能である。このようなセットとしては、例えば、取得部201と伝送路復号処理部202とのセットが存在する。また例えば、伝送路復号処理部202と情報源復号処理部203とのセットが存在する。また例えば、取得部201、伝送路復号処理部202、及び、情報源復号処理部203のセットが存在する。
[受信システムの第2の構成例]
図17は、上述した受信装置1を適用可能な受信システムの第2の構成例を示すブロック図である。
なお、図中、図16の場合と対応する部分については、同一の符号を付してあり、以下では、その説明は、適宜省略する。
図17の受信システムは、取得部201、伝送路復号処理部202、及び、情報源復号処理部203を有する点で、図16の場合と共通し、出力部204が新たに設けられている点で、図16の場合と相違する。
出力部204は、例えば、画像を表示する表示装置や、音声を出力するスピーカであり、情報源復号処理部203から出力される信号としての画像や音声等を出力する。即ち、出力部204は、画像を表示し、あるいは、音声を出力する。
以上のような図17の受信システムは、例えば、デジタル放送としてのテレビジョン放送を受信するテレビジョン受像機や、ラジオ放送を受信するラジオ受信機等に適用することができる。
なお、取得部201において取得された信号に、圧縮符号化が施されていない場合には、伝送路復号処理部202が出力する信号が、出力部204に供給される。
[受信システムの第3の構成例]
図18は、上述した受信装置1を適用可能な受信システムの第3の構成例を示すブロック図である。
なお、図中、図16の場合と対応する部分については、同一の符号を付してあり、以下では、その説明は、適宜省略する。
図18の受信システムは、取得部201、及び、伝送路復号処理部202を有する点で、図17の場合と共通する。
ただし、図18の受信システムは、情報源復号処理部203が設けられておらず、記録制御部205および記録媒体206が新たに設けられている点で、図17の場合と相違する。
記録制御部205は、伝送路復号処理部202が出力する信号(例えば、MPEGのTS(Transport Stream)のTSパケット)の、光ディスクや、ハードディスク(磁気ディスク)、フラッシュメモリ等の記録媒体206への記録を制御する。
以上のような図18の受信システムは、テレビジョン放送を録画するレコーダ等に適用することができる。
なお、図18において、受信システムは、情報源復号処理部203を設けて構成し、情報源復号処理部203で、情報源復号処理が施された後の信号、すなわち、デコードによって得られる画像や音声を、記録制御部205により記録媒体206に記録することができる。
[本発明のプログラムへの適用]
ところで、上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行させることができる。
この場合、上述した受信装置1を含む受信システムの少なくとも一部として、例えば、図19に示すコンピュータを採用することができる。
図19において、CPU(Central Processing Unit)221は、ROM(Read Only Memory)222に記録されているプログラムに従って各種の処理を実行する。または記憶部228からRAM(Random Access Memory)223にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM223にはまた、CPU221が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU221、ROM222、およびRAM223は、バス224を介して相互に接続されている。このバス224にはまた、入出力インタフェース225も接続されている。
入出力インタフェース225には、キーボード、マウスなどよりなる入力部226、ディスプレイなどよりなる出力部227が接続されている。また、ハードディスクなどより構成される記憶部228、および、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部229が接続されている。通信部229は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
入出力インタフェース225にはまた、必要に応じてドライブ230が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア231が適宜装着される。そして、それらから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部228にインストールされる。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置や処理部により構成される装置全体を表すものである。
本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1 受信装置, 12,12 チューナ, 13,13 復調回路, 14 制御回路, 51 AGC制御回路, 81 AGC制御回路, 100 信号処理回路

Claims (14)

  1. 周波数を変更しながら送信されてくる信号を受信する受信手段と、
    前記信号を受信するため前記周波数を切り換える前に、現在の前記周波数での前記受信手段における制御情報を前回の制御情報として記憶し、切り換え前の前記周波数で信号を再度受信する場合に、前記前回の制御情報を初期値として前記受信手段に設定する制御手段と
    を備える受信装置。
  2. 前記制御情報は、AGCの制御値である
    請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記受信手段は、アナログ回路のみで形成される、ループフィルタ回路を少なくとも含むAGCループを有し、
    前記制御手段は、前記AGCループのゲインを制御している制御電圧を、前記制御情報として記憶する
    請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記制御手段は、前記AGCループの制御をオフして、前記前回の制御情報としての前記制御電圧を前記初期値として前記受信手段に設定するとともに、前記ループフィルタ回路の電圧が前回の前記制御電圧に対して所定の範囲内となるまで、前記ループフィルタ回路に電圧をチャージさせ、その後、前記AGCループの制御を開始させる
    請求項3に記載の受信装置。
  5. 前記制御情報は、IMRR補正の補正値である
    請求項1に記載の受信装置。
  6. 前記制御情報は、周波数オフセット補正の補正値である
    請求項1に記載の受信装置。
  7. 前記制御情報は、周波数オフセット補正の補正後のローカル周波数である
    請求項1に記載の受信装置。
  8. 前記受信手段は、所定の時間間隔で、周波数を変更しながら送信されてくる信号を受信する
    請求項1に記載の受信装置。
  9. 周波数を変更しながら送信されてくる信号を受信する受信装置が、
    前記信号を受信するため前記周波数を切り換える前に、現在の前記周波数での制御情報を前回の制御情報として記憶し、切り換え前の前記周波数で信号を再度受信する場合に、前記前回の制御情報を初期値として設定する
    ステップを含む受信方法。
  10. 周波数を変更しながら送信されてくる信号を受信処理するコンピュータに、
    前記信号を受信するため前記周波数を切り換える前に、現在の前記周波数での制御情報を前回の制御情報として記憶し、切り換え前の前記周波数で信号を再度受信する場合に、前記前回の制御情報を初期値として設定する
    処理を実行させるためのプログラム。
  11. 周波数を変更しながら送信されてくる信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された信号に対して伝送路復号処理を行う伝送路復号処理手段と
    を備え、
    前記受信手段は、
    前記信号を受信するため前記周波数を切り換える前に、現在の前記周波数での前記受信手段における制御情報を前回の制御情報として記憶し、切り換え前の前記周波数で信号を再度受信する場合に、前記前回の制御情報を初期値として前記受信手段に設定する制御手段と
    を備える
    受信システム。
  12. 周波数を変更しながら送信されてくる信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された信号に対して伝送路復号処理を行う伝送路復号処理手段と、
    前記伝送路復号処理手段による伝送路復号処理後の信号に対して情報源復号処理を行う情報源復号処理手段と
    を備え、
    前記受信手段は、
    前記信号を受信するため前記周波数を切り換える前に、現在の前記周波数での前記受信手段における制御情報を前回の制御情報として記憶し、切り換え前の前記周波数で信号を再度受信する場合に、前記前回の制御情報を初期値として前記受信手段に設定する制御手段と
    を備える
    受信システム。
  13. 周波数を変更しながら送信されてくる信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された信号に対して伝送路復号処理を行う伝送路復号処理手段と、
    前記伝送路復号処理手段による伝送路復号処理後の信号に対して情報源復号処理を行う情報源復号処理手段と、
    前記情報源復号処理手段による情報源復号処理後の信号に基づいて画像または音声を出力する出力手段と
    を備え、
    前記受信手段は、
    前記信号を受信するため前記周波数を切り換える前に、現在の前記周波数での前記受信手段における制御情報を前回の制御情報として記憶し、切り換え前の前記周波数で信号を再度受信する場合に、前記前回の制御情報を初期値として前記受信手段に設定する制御手段と
    を備える
    受信システム。
  14. 周波数を変更しながら送信されてくる信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された信号に対して伝送路復号処理を行う伝送路復号処理手段と、
    前記伝送路復号処理手段による伝送路復号処理後の信号に対して情報源復号処理を行う情報源復号処理手段と、
    前記情報源復号処理手段による情報源復号処理後の信号の記録を制御する記録制御手段と
    を備え、
    前記受信手段は、
    前記信号を受信するため前記周波数を切り換える前に、現在の前記周波数での前記受信手段における制御情報を前回の制御情報として記憶し、切り換え前の前記周波数で信号を再度受信する場合に、前記前回の制御情報を初期値として前記受信手段に設定する制御手段と
    を備える
    受信システム。
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