JP2012026377A - 噴射特性データのエラー検出装置 - Google Patents

噴射特性データのエラー検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】インジェクタの噴射特性を示す特性データのエラーを検出するとともに、正しい特性データを取得することが可能な噴射特性データのエラー検出装置を提供する。
【解決手段】インジェクタ10に設けられ、インジェクタ10の噴射特性を示す特性データD2が記憶されたINJ側メモリ23a(インジェクタ側記憶手段)と、インジェクタ10の作動を制御するECU30(制御装置)に設けられ、INJ側メモリ23aに記憶された特性データと同一の特性データD1を記憶するECU側メモリ31c(制御装置側記憶手段)と、を備え、INJ側メモリ23aは、前記特性データD2と同一の特性データD3をさらに追加して記憶しており、INJ側メモリ23a及びECU側メモリ31cに記憶された3つの特性データD1,D2,D3が一致するか否かを比較判定して、特性データD1,D2,D3のエラーを検出する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、インジェクタの噴射特性を示す特性データのエラーを検出する装置に関する。
インジェクタ固有の噴射特性としては、噴射開始を指令してから実際に噴射を開始するまでの応答遅れ時間や最大噴射率等が挙げられる。特許文献1記載の発明では、インジェクタを工場出荷する前に種々の噴射特性を試験して取得しておき、噴射特性を示す特性データを、インジェクタに設けたINJ側メモリ(インジェクタ側記憶手段)に記憶させている。これによれば、インジェクタを内燃機関に搭載して工場出荷した後において、ECU(制御装置)は、INJ側メモリに記憶されている特性データに基づきインジェクタの作動を制御できるので、噴射状態を高精度で制御できる。
但し、インジェクタへ出力する噴射指令信号を演算する度にECUのマイコンがINJ側メモリから特性データを取得するように構成すると、ECUとINJ側メモリとの通信に要する処理負荷が膨大になるとともに要求される通信速度も速くなるので、前記構成は現実的ではない。
そこで特許文献1記載の発明では、INJ側メモリに記憶されている特性データをECUに設けられたECU側メモリ(制御装置側記憶手段)にコピーしておき、ECUのマイコンは、ECU側メモリから特性データを取得してインジェクタの作動を制御している。
特開2009−57926号公報
しかしながら、INJ側メモリ及びECU側メモリのいずれについても、前記コピーの失敗やノイズ等の影響により、特性データが誤ったデータになるといったエラーが生じることがある。そのため、このようなエラーを検出して正しい特性データを取得する手段が必要となる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、インジェクタの噴射特性を示す特性データのエラーを検出するとともに、正しい特性データを取得することが可能な噴射特性データのエラー検出装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
請求項1記載の発明では、内燃機関で燃焼させる燃料を噴射するインジェクタに設けられ、前記インジェクタの噴射特性を示す特性データが記憶されたインジェクタ側記憶手段と、前記インジェクタの作動を制御する制御装置に設けられ、前記インジェクタ側記憶手段に記憶された前記特性データと同一の特性データを記憶する制御装置側記憶手段と、を備え、前記インジェクタ側記憶手段及び前記制御装置側記憶手段の少なくとも一方は、前記特性データと同一の特性データをさらに追加して記憶しており、前記インジェクタ側記憶手段及び前記制御装置側記憶手段に記憶された3つ以上の前記特性データが一致するか否かを比較判定して、前記特性データのエラーを検出することを特徴とする。
ここで、上記発明に反し、同一の特性データを2つ記憶させただけでは、それら2つの特性データが一致しない場合に、エラーが生じていることは検出できるもののいずれが正しい特性データであるかを特定できない。これに対し上記発明によれば、同一の特性データを3つ以上記憶させて、それら3つの特性データが一致するか否かを比較判定してエラーを検出するので、多数決の原理によりエラーが生じている特性データがいずれであるかを特定できる。よって、特性データのエラーを検出するとともに、正しい特性データを取得することが可能となる。
また、全ての特性データをインジェクタ側記憶手段に記憶させるのではなく、少なくとも1つの特性データは制御装置側記憶手段に振り分けて記憶させるので、記憶容量の低減要求が厳しいインジェクタ側記憶手段の記憶容量を、制御装置側記憶手段に振り分けた分だけ小容量化できる。
請求項2記載の発明では、前記インジェクタ側記憶手段は不揮発性メモリであり、前記制御装置側記憶手段は揮発性メモリであることを特徴とする。
インジェクタを内燃機関に搭載する前の単体状態である時に、インジェクタ側記憶手段に特性データを記憶させておけば、他のインジェクタの特性データを誤って記憶させてしまうことを抑制できる点で望ましい。この点を鑑みた上記発明では、電力供給が不要な不揮発性メモリをインジェクタ側記憶手段に用いるため、インジェクタが単体状態である時に特性データを記憶させておくことを容易に実現できる。
さらに上記発明では、不揮発性メモリに比べて高速で読込み及び書込みが可能な揮発性メモリを制御装置側記憶手段に用いるため、制御装置が制御装置側記憶手段から特性データを取得して、インジェクタへ出力する噴射指令信号を演算する速度を速くできる点で望ましい。
請求項3記載の発明では、同一の前記特性データは、前記インジェクタ側記憶手段に2つ、前記制御装置側記憶手段に1つ記憶されていることを特徴とする。
上記発明に反し、同一の前記特性データを、インジェクタ側記憶手段に1つ、制御装置側記憶手段に2つ記憶させた場合には、制御装置側記憶手段は揮発性メモリであるため、車載バッテリを取り外した場合等、制御装置側記憶手段へ電力供給されなくなった時には2つの特性データが消失することとなる。これに対し上記発明では、同一の前記特性データを、インジェクタ側記憶手段に2つ、制御装置側記憶手段に1つ記憶させるので、制御装置側記憶手段へ電力供給されなくなった時でも1つの特性データしか消失せず、2つの特性データがインジェクタ側記憶手段に残るので、特性データの信頼性を向上できる。
請求項4記載の発明では、前記特性データには、前記内燃機関を市場へ出荷する前に実施した試験により得られた基本データと、前記内燃機関を市場へ出荷した後に検出して得られた学習データとが含まれており、前記インジェクタ側記憶手段及び前記制御装置側記憶手段に記憶された3つ以上の前記学習データを、所定のタイミング(例えばイグニッションスイッチをオフ操作したタイミング)で最新の学習データに更新することを特徴とする。
ここで、内燃機関に取り付けられているインジェクタを別のインジェクタに交換する際には、制御装置側記憶手段に記憶されている基本データを交換後の基本データに書き換えるとともに、制御装置側記憶手段に記憶されている学習データをゼロにリセットすることが要求される。しかし、前記書き換え及びリセットを実施することなくインジェクタを交換するといった不適切な交換が為されることがある。
これに対し上記発明では、全ての特性データをインジェクタ側記憶手段に記憶させるのではなく、少なくとも1つの特性データは制御装置側記憶手段に振り分けて記憶させるので、先述した不適切な交換が為された場合には、制御装置側記憶手段の特性データとインジェクタ側記憶手段の特性データとで、基本データのみならず学習データも異なる値となる。そのため、インジェクタの製造番号を両記憶手段に記憶させておくことを要することなく、先述した不適切な交換を検知できる。
本発明の一実施形態にかかる噴射特性データのエラー検出装置、及びインジェクタの概略を示す図。 (a)は図1に示すインジェクタへの指令信号、(b)は指令信号に伴い変化する噴射率、(c)は図1に示す燃圧センサにより検出された検出圧力を示すタイムチャート。 図1に示す燃料噴射制御装置のブロック図。 図3に記載のマイコンが実施する、特性データの学習処理手順を示すフローチャート。 図3に記載のマイコンが実施する、特性データの更新処理手順を示すフローチャート。 図3に記載のマイコンが実施する、特性データの照合処理手順を示すフローチャート。
以下、本発明に係る噴射特性データのエラー検出装置を具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態のエラー検出装置は、車両用のエンジン(内燃機関)に搭載されたものであり、当該エンジンには、複数の気筒#1〜#4について高圧燃料を噴射して圧縮自着火燃焼させるディーゼルエンジンを想定している。
図1は、上記エンジンの各気筒に搭載されたインジェクタ10、インジェクタ10に搭載された燃圧センサ20、及び車両に搭載された電子制御装置であるECU30(制御装置に相当)等を示す模式図である。
先ず、インジェクタ10を含むエンジンの燃料噴射系について説明する。燃料タンク40内の燃料は、高圧ポンプ41によりコモンレール42(蓄圧容器)に圧送されて蓄圧され、各気筒のインジェクタ10へ分配供給される。
インジェクタ10は、以下に説明するボデー11、ニードル12(弁体)及びアクチュエータ13等を備えて構成されている。ボデー11は、内部に高圧通路11aを形成するとともに、燃料を噴射する噴孔11bを形成する。ニードル12は、ボデー11内に収容されて噴孔11bを開閉する。アクチュエータ13は、ニードル12を開閉作動させる。
そして、ECU30がアクチュエータ13の駆動を制御することで、ニードル12の開閉作動が制御される。これにより、コモンレール42から高圧通路11aへ供給された高圧燃料は、ニードル12の開閉作動に応じて噴孔11bから噴射される。例えばECU30は、エンジン出力軸の回転速度及びエンジン負荷等に基づき、噴射開始時期、噴射終了時期及び噴射量等の目標噴射状態を算出し、算出した目標噴射状態となるようアクチュエータ13へ噴射指令信号を出力して、インジェクタ10の作動を制御する。
次に、燃圧センサ20のハード構成について説明する。
燃圧センサ20は、以下に説明するステム21(起歪体)、圧力センサ素子22及びモールドIC23等を備えて構成されている。ステム21はボデー11に取り付けられており、ステム21に形成されたダイヤフラム部21aが高圧通路11aを流通する高圧燃料の圧力を受けて弾性変形する。圧力センサ素子22はダイヤフラム部21aに取り付けられており、ダイヤフラム部21aで生じた弾性変形量に応じて圧力検出信号を出力する。
モールドIC23は、圧力センサ素子22から出力された圧力検出信号を増幅する増幅回路、書き換え可能な不揮発性メモリであるEEPROM23a(インジェクタ側記憶手段)等の電子部品を樹脂モールドして形成されており、ステム21とともにインジェクタ10に搭載されている。ボデー11上部にはコネクタ14が設けられており、コネクタ14に接続されたハーネス15により、モールドIC23及びアクチュエータ13とECU30とはそれぞれ電気接続される。
ここで、噴孔11bから燃料の噴射を開始することに伴い高圧通路11a内の燃料の圧力(燃圧)は低下し、噴射を終了することに伴い燃圧は上昇する。つまり、燃圧の変化と噴射率(単位時間当たりに噴射される噴射量)の変化とは相関があり、燃圧変化から噴射率変化(実噴射状態)を検出できると言える。そして、検出した実噴射状態が目標噴射状態となるよう先述した噴射指令信号を補正する。これにより、噴射状態を精度良く制御できる。
次に、燃圧センサ20により検出した燃圧変化と噴射率変化との相関について、図2を用いて説明する。
図2(a)は、インジェクタ10のアクチュエータ13へECU30から出力される噴射指令信号を示しており、この指令信号のパルスオンによりアクチュエータ13が作動して噴孔11bが開弁する。つまり、噴射指令信号のパルスオン時期t1により噴射開始が指令され、パルスオフ時期t2により噴射終了が指令される。よって、指令信号のパルスオン期間(噴射指令期間)により噴孔11bの開弁時間Tqを制御することで、噴射量Qを制御している。
図2(b)は、上記噴射指令に伴い生じる噴孔11bからの燃料噴射率の変化(推移波形)を示し、図2(c)は、噴射率の変化に伴い生じる検出圧力の変化(変動波形)を示す。検出圧力の変動と噴射率の変化とは以下に説明する相関があるため、検出圧力の波形から噴射率の波形を推定(検出)することができる。
すなわち、先ず、図2(a)に示すように噴射開始指令がなされたt1時点の後、噴射率がR1の時点で上昇を開始して噴射が開始される。一方、検出圧力は、R1の時点で噴射率が上昇を開始したことに伴い変化点P1にて下降を開始する。その後、R2の時点で噴射率が最大噴射率に到達したことに伴い、検出圧力の下降は変化点P2にて停止する。次に、R2の時点で噴射率が下降を開始したことに伴い、検出圧力は変化点P2にて上昇を開始する。その後、R3の時点で噴射率がゼロになり実際の噴射が終了したことに伴い、検出圧力の上昇は変化点P3にて停止する。
以上により、燃圧センサ20による検出圧力の変動のうち変化点P1及びP3を検出することで、噴射率の上昇開始時点R1(実噴射開始時点)及び下降終了時点R3(実噴射終了時点)を算出することができる。また、以下に説明する検出圧力の変動と噴射率の変化との相関関係に基づき、検出圧力の変動から噴射率の変化を推定できる。
つまり、検出圧力の変化点P1からP2までの圧力下降率Pαと、噴射率の変化点R1からR2までの噴射率上昇率Rαとは相関がある。変化点P2からP3までの圧力上昇率Pγと変化点R2からR3までの噴射率下降率Rγとは相関がある。変化点P1からP2までの圧力下降量Pβ(最大落込量)と変化点R1からR2までの噴射率上昇量Rβとは相関がある。よって、検出圧力の変動から圧力下降率Pα、圧力上量率Pγ及び圧力下降量Pβを検出することで、噴射率上昇率Rα、噴射率下降率Rγ及び噴射率上昇量Rβを算出することができる。以上の如く噴射率の各種状態R1,R3,Rα,Rβ,Rγを算出することができ、よって、図2(b)に示す燃料噴射率の変化(推移波形)を推定することができる。
さらに、実噴射開始から終了までの噴射率の積分値(斜線を付した符号Sに示す部分の面積)は噴射量に相当する。そして、検出圧力の変動波形のうち実噴射開始から終了までの噴射率変化に対応する部分(変化点P1〜P3の部分)の圧力の積分値と噴射率の積分値Sとは相関がある。よって、検出圧力の変動から圧力積分値を算出することで、噴射量Qに相当する噴射率積分値Sを算出することができる。
ECU30のマイコン31(図3参照)は、アクセル操作量等から算出されるエンジン負荷やエンジン回転速度に基づき目標噴射状態を算出する。例えば、エンジン負荷及びエンジン回転速度に対応する最適噴射状態(噴射段数、噴射開始時期、噴射終了時期、噴射量等)を噴射状態マップにして記憶させておく。そして、現時点でのエンジン負荷及びエンジン回転速度に基づき、噴射状態マップを参照して目標噴射状態を算出する。そして、算出した目標噴射状態に基づき噴射指令信号t1、t2、Tqを設定する。例えば、目標噴射状態に対応する噴射指令信号を指令マップにして記憶させておき、算出した目標噴射状態に基づき、指令マップを参照して噴射指令信号を設定する。以上により、エンジン負荷及びエンジン回転速度に応じた噴射指令信号が設定され、ECU30からインジェクタ10へ出力される。
ここで、噴孔11bの磨耗等、インジェクタの経年劣化に起因して、噴射指令信号に対する実際の噴射状態は変化していく。そこで、噴射指令信号(パルスオン時期t1、パルスオフ時期t2及びパルスオン期間Tq)と、上記各種噴射状態R1,R3,Rα,Rβ,Rγ、Qとの関係を、インジェクタ10固有の特性データとして学習して記憶更新する。そして、学習した特性データに基づき、指令マップに記憶された噴射指令信号を補正する。これにより、実噴射状態が目標噴射状態に一致するよう、燃料噴射状態を高精度で制御できる。
なお、実噴射開始時点R1については、パルスオン時期t1から実噴射開始時点R1までの応答遅れ時間として学習するようにしてもよい。また、両時点R1、R3を、実噴射開始時点R1から実噴射終了時点R3までの噴射時間として学習するようにしてもよい。また、噴射開始直前の燃圧P1から噴射終了時点での燃圧P3までの燃圧降下量ΔPを学習するようにしてもよい。
図3に示すように、ECU30は、マイクロコンピュータ(マイコン31)、及び通信用インターフェイスとして機能する通信回路33を備えて構成されている。そしてマイコン31は、CPU31a、書込不可の不揮発性メモリであるROM31b、及び書込可能の揮発性メモリであるRAM31c(以下、ECU側メモリ31cと記載)等を有して構成されている。そして、イグニッションスイッチをオフさせても車載バッテリからバックアップ電源がRAM31cに供給されるため、ECU側メモリ31c内のデータは記憶保持される。但し、車載バッテリを取り外す等、バックアップ電源が供給できなくなるとECU側メモリ31c内のデータは消失する。
通信回路33は、EEPROM23a(以下、INJ側メモリ23aと記載)と双方向通信が可能に接続されている。これによりマイコン31は、INJ側メモリ23aに記憶されている特性データを読み込むことができるとともに、INJ側メモリ23aに記憶されている特性データを、学習して記憶更新されたECU側メモリ31c内の特性データに書き換えることができる。なお、ECU側メモリ31cが「制御装置側記憶手段」に相当し、このINJ側メモリ23aが「インジェクタ側記憶手段」に相当する。
先述した特性データの初期値は、インジェクタ10を市場へ出荷する前に予め試験により取得されており、その取得した初期値は、インジェクタ10を市場へ出荷するまでにINJ側メモリ23aに予め書き込まれる。
また、インジェクタ10をエンジンに搭載した後、ECU30はINJ側メモリ23aと通信して、INJ側メモリ23aに記憶されている特性データの初期値(基本データ)を取得し、取得した基本データをECU側メモリ31cに記憶させる。そして、エンジンを市場に出荷した後、エンジン運転中に上述の如く学習した特性データ(学習データ)は、ECU側メモリ31cに逐次記憶更新される。
ちなみに、ECU側メモリ31c及びINJ側メモリ23aのいずれについても、基本データ及び学習データの両方が記憶されている。そして、マイコン31が噴射指令信号を演算するにあたり、学習済みの領域についてはECU側メモリ31c内の学習データを用い、未学習の領域についてはECU側メモリ31c内の基本データを用いて演算する。
INJ側メモリ23aに記憶されている学習データは、エンジンの運転終了時点でECU側メモリ31cに送信され、ECU側メモリ31c内の学習データはINJ側メモリ23a内の学習データに書き替えられて更新される。したがって、エンジンの運転終了時点から次回エンジンの運転を開始する時点までの間は、ECU側メモリ31c内の特性データD1(図3参照)と、INJ側メモリ23a内の特性データD2とは同一のデータとなる。
ここで、INJ側メモリ23aの記憶領域のうち、特性データD2が記憶されている領域とは別の領域には、特性データD2と同一の特性データD3(図3参照)がさらに追加して記憶されている。この特性データD3には、先述した基本データ及び学習データの両方が含まれている。特性データD3のうち基本データは、特性データD2とともに工場出荷前に書き込まれたものである。特性データD3のうち学習データは、特性データD2とともにエンジンの運転終了時点でECU側メモリ31cから送信されて書き込まれたものである。ちなみに、図3中に記載のデータA、データB・・・の各々は、先述した応答遅れ時間及び最大噴射率Rβ等に相当する。
図4は、エンジンを市場に出荷した後において、ECU側メモリ31c内の特性データD1を学習する処理の手順を示すフローチャートであり、マイコン31により所定周期で繰り返し実行される。図4のステップS10では先ず、エンジン運転中であるか否かを判定し、エンジン運転中であると判定されれば、続くステップS11において、エンジンが定常運転である等の学習条件が満たされていることに伴い特性データの学習が実施されたか否かを判定する。学習が実施されたと判定されれば、続くステップS12において、ECU側メモリ31c内の特性データD1(学習データ)へ学習値を記憶更新させる。
図5のステップS20では、イグニッションスイッチがオフ操作されているか否かを判定し、オフ操作されていると判定されれば、続くステップS21において、ECU側メモリ32内に記憶されている特性データD1をINJ側メモリ23aへ送信する。そして、INJ側メモリ23a内に記憶されている特性データD2,D3(学習データ)を、INJ側メモリ23a内の特性データD1(学習データ)に書き換えて更新する。なお、図5のステップS21の処理は、イグニッションスイッチがオフ操作された時に1回だけ実施される。
図5の処理によれば、同一項目の特性データD1,D2,D3を3つ、別々の記憶領域に記憶させているので、3つの特性データD1,D2,D3のうち1つのデータが他のデータと一致していなければ、その一致していないデータがコピーの失敗やノイズ等の影響により破損している(エラーである)と判定できる。そして、エラー判定されていない残りの特性データが正常なデータであるとみなして、エラー判定された特性データを正常な特性データに書き換える。
図6は、上述した特性データのエラー検出及び修復の処理手順を示すフローチャートであり、マイコン31により所定周期で繰り返し実施される。図6のステップS30では先ず、イグニッションスイッチがオン操作されたか否かを判定し、オン操作されたと判定されれば、続くステップS31において、INJ側メモリ23aと通信してINJ側メモリ23a内の特性データD2,D3を取得する。
続くステップS32(比較判定手段)では、ECU側メモリ32内の特性データD1と、ステップS31で取得したINJ側メモリ23a内の特性データD2,D3とを比較して、これら3つの特性データD1,D2,D3の値がすべて一致するか否かを判定する。
ここで、特性データD1,D2,D3は、複数のデータ(図3に示すデータA、データB・・・に相当)から構成されている。複数のデータの具体例としては、噴射指令信号のパルスオン時期t1と実噴射開始時期R1との相関を示す値(例えばt1からR1までの応答遅れ時間)、パルスオン期間Tqと実噴射量Qとの相関を示す値、最大噴射率、また、エンジン回転速度を異ならせた場合の応答遅れ時間及びTq−Qの相関値等が挙げられる。さらに、これらの値は先述した学習データに相当するが、試験により取得した初期値(基本データ)を、前記学習データとは別に特性データD1,D2,D3として記憶させるようにしてもよい。
そして上記ステップS32では、これら複数のデータの各々について、3つの特性データD1,D2,D3が全て一致するか否かを判定している。全て一致していると判定された場合(S32:YES)には、続くステップS33において、特性データD1,D2,D3のいずれについてもデータエラーが生じていない正常状態であると判定する。一方、一致していないと判定された場合(S32:NO)には、続くステップS34において、特性データD1,D2,D3のいずれかについて、以下に例示するデータエラーが生じているとエラー判定する。
前記データエラーの具体例としては、図5のステップS21の書き換え更新処理を実施する際のデータの書き換え失敗や、図4のステップS12の更新処理を実施する際のデータの書き換え失敗、各種ノイズの影響によるデータの欠損や化け等が挙げられる。
ここで、エンジンに取り付けられているインジェクタ10を別のインジェクタに交換する際には、RAM31cに記憶されている基本データ(特性データD1)を交換後の基本データ(特性データD2,D3)に書き換えるとともに、RAM31cに記憶されている学習データ(特性データD1)をゼロにリセットする作業が要求される。しかし、前記書き換え及びリセットを実施することなくインジェクタを交換するといった不適切な交換が為されることがある。そして、このような不適切な交換が為されると、図6のステップS32でエラー判定されることとなる。したがって、このような不適切交換に起因したデータ不一致も上記データエラーの対象となる。
続くステップS35では、多数決の原理によりエラーが生じている特性データがいずれであるかを特定して修復する。例えば、特性データD3が特性データD1,D2とは異なる値であり、かつ、特性データD1,D2が同じ値である場合には、特性データD1,D2が正しい値であり特性データD3がエラーデータであるみなす。そして、エラーデータである特性データD3を、特性データD1,D2に書き換えて修復する。
なお、図6のステップS31〜S35の処理は、イグニッションスイッチがオン操作された時に1回だけ実施される。また、図4による学習処理、図5による更新処理、及び図6によるデータエラー判定処理は、複数のインジェクタ10の各々に対して実施される。
以上により、本実施形態によれば、同一項目の特性データD1,D2,D3を3つ記憶させて、それら3つの特性データD1,D2,D3が一致するか否かを比較判定してエラーを検出するので、多数決の原理によりエラーが生じている特性データがいずれであるかを特定できる。よって、特性データのエラーを検出するとともに、正しい特性データを取得することが可能となる。
また、全ての特性データD1,D2,D3をINJ側メモリ23aに記憶させるのではなく、1つの特性データD1はECU側メモリ31cに振り分けて記憶させるので、記憶容量の低減要求が厳しいINJ側メモリ23aの記憶容量を、ECU側メモリ31cに振り分けた分だけ小容量化できる。
また、INJ側メモリ23aには、工場出荷前に実施した試験データ(学習値の初期値である基本データ)を記憶させる必要があるので、INJ側メモリ23aは不揮発性のメモリであることが要求される。一方、ECU側メモリ31cは、特性データに基づき噴射指令信号を演算する際にアクセスされるものであるため、高速読み出しが可能な揮発性のメモリであることが望ましい。そして本実施形態では、噴射指令信号を演算で必要となるECU側メモリ31c内の特性データを、エラー判定に利用するので、INJ側メモリ23a内に3つの同一特性データを記憶させることを不要にでき、INJ側メモリ23aの小容量化を図ることができる。
本実施形態では、特性データD1,D2,D3に学習データを含ませるので、先述したインジェクタ10の不適切交換が為された場合には、ECU側メモリ31c内には学習データが存在するのに対し、INJ側メモリ23a内には学習データが存在しないこととなる。よって、この場合には不適切交換が為されたとみなすことができる。そのため、インジェクタ10の製造番号をECU側メモリ31c及びINJ側メモリ23aに記憶させておくことを要することなく、先述した不適切交換を検知できる。なお、この場合には、ECU側メモリ31c内の学習データをゼロにリセットするよう修復すればよい。
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、以下のように変更して実施してもよい。また、各実施形態の特徴的構成をそれぞれ任意に組み合わせるようにしてもよい。
・上記実施形態では、INJ側メモリ23aに2つの特性データを記憶させ、ECU側メモリ31cに1つの特性データを記憶させているが、INJ側メモリ23aに1つの特性データを記憶させ、ECU側メモリ31cに2つの特性データを記憶させるようにしてもよい。
・上記実施形態では、同一項目の特性データを3つ記憶させているが、4つ以上であってもよい。但し、INJ側メモリ23a及びECU側メモリ31cの一方に全ての特性データを記憶させることのないよう、両メモリ23a,31cに特性データを振り分けることを要する。
・ECU30にEEPROM等の書き換え可能不揮発性メモリを設け、図5のステップS21において、INJ側メモリ23aへの書き換え更新とともにECU30に設けた不揮発性メモリをも書き換え更新するようにしてもよい。これによれば、車載バッテリを取り外してRAM31cにバックアップ電源を供給できなくなった時であっても、ECU30内に特性データを記憶保持させることができるので、特性データの信頼性を向上できる。
・上記実施形態では、基本データ及び学習データの両方について、3つのデータが一致するか否かを判定しているが、基本データ及び学習データの一方について3つのデータが一致するか否かを判定するようにしてもよい。
・上記実施形態では、INJ側メモリ23aを、圧力センサ素子22を備えた燃圧センサ20に取り付けているが、本発明はこのような構成に限定されるものではなく、例えばボデー11やコネクタ14にINJ側メモリ23aを取り付けるよう構成してもよい。
10…インジェクタ、23a…INJ側メモリ(インジェクタ側記憶手段)、30…ECU(制御装置)、31c…ECU側メモリ(制御装置側記憶手段)、D1,D2,D3…特性データ。

Claims (4)

  1. 内燃機関で燃焼させる燃料を噴射するインジェクタに設けられ、前記インジェクタの噴射特性を示す特性データが記憶されたインジェクタ側記憶手段と、
    前記インジェクタの作動を制御する制御装置に設けられ、前記インジェクタ側記憶手段に記憶された前記特性データと同一の特性データを記憶する制御装置側記憶手段と、
    を備え、
    前記インジェクタ側記憶手段及び前記制御装置側記憶手段の少なくとも一方は、前記特性データと同一の特性データをさらに追加して記憶しており、
    前記インジェクタ側記憶手段及び前記制御装置側記憶手段に記憶された3つ以上の前記特性データが一致するか否かを比較判定して、前記特性データのエラーを検出することを特徴とする噴射特性データのエラー検出装置。
  2. 前記インジェクタ側記憶手段は不揮発性メモリであり、前記制御装置側記憶手段は揮発性メモリであることを特徴とする請求項1に記載の噴射特性データのエラー検出装置。
  3. 同一の前記特性データは、前記インジェクタ側記憶手段に2つ、前記制御装置側記憶手段に1つ記憶されていることを特徴とする請求項2に記載の噴射特性データのエラー検出装置。
  4. 前記特性データには、前記内燃機関を市場へ出荷する前に実施した試験により得られた基本データと、前記内燃機関を市場へ出荷した後に検出して得られた学習データとが含まれており、
    前記インジェクタ側記憶手段及び前記制御装置側記憶手段に記憶された3つ以上の前記学習データを、所定のタイミングで最新の学習データに更新することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の噴射特性データのエラー検出装置。
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