JP2011256960A - クリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】被取付部材の取付孔に対する挿入力を抑えつつ、係止保持力を高めたクリップを提供する。
【解決手段】被取付部材50に設けられた取付孔51に取り付けられるクリップ10であって、取付孔51に挿入される軸部21と、軸部21の先端部から基端部に向け軸部21から遠ざかる方向に傾斜をなして片持ち状に突出し、取付孔51を弾性変形して通過するとともに取付孔51を抜けると弾性復帰して取付孔51の挿入側とは反対側の周縁部に係止される一対の弾性係合片23と、弾性係合片23の先端側を軸部21に連結する一対のバネ状連結部30と、を備え、バネ状連結部30は、弾性係合片23と軸部21のいずれか一方から他方に向かってアーチ状に突出する板バネ部31と、同他方と板バネ部31との間を連結する支柱部32と、からなる。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば被取付部材の取付孔に差し込んで係止するクリップに関する。
従来より、自動車等の車両に配索されるワイヤーハーネスを車体に固定するために用いられるワイヤーハーネス保持用のクリップの一例として、図8ないし図10に記載のものが知られている。このクリップ1は、図8に示すようにワイヤーハーネスを巻回して結束するバンド部2と、バンド部2を係止する機能を有する本体部3と、本体部3から立設された軸部4と、軸部4の先端から羽根状に折り返した一対の係止部5と、を備えている。
係止部5は、軸部4に接近・離間する方向に弾性変形可能とされ、その先端部には軸部4に沿って直線的に延びる当接部5Aが形成されている。このクリップ1の取付手順としては、まず車両パネル6に設けられた取付孔7に係止部5を軸部4側に弾性変形させつつ挿通する。取付孔7を抜けた係止部5が弾性復帰するとともに、先端に設けられた当接部5Aが取付孔7の内周縁部に引っ掛かり、取付孔7に対して引き抜き不能に係止される。
ところで、取付孔7に係止状態にあるクリップ1に対して取付孔7から抜き去ろうとする外力が加わった場合、図9に示すように係止部5は、軸部4から遠ざかる方向へと変形する。さらに同方向に外力が加わると、図9の矢印にて示すように係止部5が抜き去り方向とは反対方向に向かって反転し、図10に示すように係止部5が取付孔7から抜け出てしまう虞がある。そこで、このような抜き去ろうとする外力に抗する係止保持力の更なる向上が求められている。
この問題を解決した構成としては、軸部と係止部との連結部の外面に跨って補強リブが突設されたものが知られている(特許文献1参照)。このような構成によれば、クリップに抜き去り方向の外力がかかった場合に、負荷が集中する連結部の強度が補強リブにより高められているから、連結部に亀裂が生じて破断したり、係止部が反転するのを防止することができ、これにより係止保持力の向上を図ることが可能である。
特開2008−109824号公報
しかしながら上記のような構成によると、補強リブを突設することにより係止部が弾性変形しにくくなり、取付孔に挿入する際の挿入力が増大する虞がある。補強リブの幅や突設高さを小さくすればこの挿入力は抑えられるものの、今度は係止保持力を向上させるために必要となる連結部の強度が不足する虞があり、これを踏まえて挿入力を抑えつつ係止保持力を高めることが要求されている。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、被取付部材の取付孔に対する挿入力を抑えつつ、係止保持力を高めたクリップを提供することを目的とする。
本発明は、被取付部材に設けられた取付孔に取り付けられるクリップであって、前記取付孔に挿入される軸部と、前記軸部の先端部から基端部に向け前記軸部から遠ざかる方向に傾斜をなして片持ち状に突出し、前記取付孔を弾性変形して通過するとともに前記取付孔を抜けると弾性復帰して前記取付孔の挿入側とは反対側の周縁部に係止される一対の弾性係合片と、前記弾性係合片の先端側を前記軸部に連結する一対のバネ状連結部と、を備え、前記バネ状連結部は、前記弾性係合片と前記軸部のいずれか一方から他方に向かってアーチ状に突出する板バネ部と、同他方と前記板バネ部との間を連結する支柱部と、からなることに特徴を有する。
このような構成によれば、弾性係合片の先端側はバネ状連結部によって軸部に連結されているから、弾性係合片が反転するのを防止することができ、係止保持力を高めることができる。例えば、取付孔に係止状態にあるクリップに抜き去ろうとする外力が加わった場合、弾性係合片は抜き去り方向とは反対方向に向かって反転し、ひいては軸部の軸方向に沿うように変形して係止機能が損なわれる虞がある。これに対して、弾性係合片をバネ状連結部により予め軸部に連結しておくことにより、反転を未然に防止し、係止機能が損なわれるのを阻止することで係止保持力を高めることができる。
また、バネ状連結部はアーチ状の板バネ部とこれに連なる支柱部とから構成されているから、クリップを取付孔に取り付けるなどして弾性係合片が軸部側に変位する際、バネ状連結部においては、支柱部が板バネ部を押圧し、押圧された板バネ部が撓み変形することで弾性係合片の軸部側への変形を許容する。よって、バネ状連結部を設けたからといって例えば取付孔に挿入する際に弾性係合片を軸部側に変位させるために生じる挿入力が大幅に増大する虞はない。なお、弾性係合片が取付孔を貫通すると、支柱部に押圧された板バネ部の反力によって当該弾性係合片が弾性復帰方向に付勢されるから、弾性係合片の取付孔への係合力が強められ、この面からもクリップの係止保持力を高めることができる。
前記板バネ部は全体として円弧状に湾曲し、そのうち前記支柱部が連結された略中央は前記板バネ部の立ち上がり側に向かって窪んだ形状をなしていてもよい。このような構成とすれば、板バネ部は支柱部を軸部側へと誘導しやすくなり、弾性係合片を軸部側に変位させやすくなる。これにより、取付孔に挿入する際のクリップの挿入力をさらに抑えることができる。
本発明によれば、被取付部材の取付孔に対する挿入力を抑えつつ、係止保持力を高めたクリップを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るクリップの斜視図 同正面図 図2のA−A断面図 クリップを取付孔に挿入している途中の状態を示した断面図 クリップを取付孔に取り付けた状態を示した断面図 クリップに取付孔から抜き去ろうとする外力が加わった状態を示した断面図 図6の状態からさらに外力が加わった状態のクリップの断面図 従来例のクリップの斜視図 従来例のクリップに取付孔から抜き去ろうとする外力が加わった状態を示した断面図 従来例のクリップを取付孔から抜き去った状態を示した断面図
<実施形態>
本発明の一実施形態を図1ないし図7によって説明する。
本実施形態におけるワイヤーハーネス保持用のクリップ10は、図示しないワイヤーハーネスを車両パネル50(被取付部材に相当する)に形成された取付孔51に取り付けるものである。以下の説明においては、図1における上下方向をクリップ10の上下として扱う。
クリップ10は、合成樹脂製であって、射出成形により全体が一体に形成されている。その構成は図1に示すように、ワイヤーハーネスに巻回されるバンド部11と、バンド部11の一端から連結された略箱状の本体部12と、本体部12のバンド部11とは反対側の面から突設された係止部20とを備えている。
バンド部11は、図示はしないが、ワイヤーハーネスの外周に巻き付けることのできる長さを有し、略一定の幅寸法で本体部12から下方に延出されている。その厚さ寸法は、バンド部11を図示しないワイヤーハーネスに巻き付けることができる程度の可撓性を有するように設定されている。バンド部11の一側面には、図3に示すように後述する係止突部16を係止可能な係止溝部11Aが長手方向に沿って一定間隔に多数形成されている。
本体部12は図1及び図3に示すように、一側面がバンド部11の延出方向に沿った傾斜面13をなす扁平な角筒状をなし、その内部には傾斜面13に開口する挿入口14Aから対向する面に開口する導出口14Bまで貫通するバンド挿通孔14が形成されている。バンド挿通孔14は、バンド部11をその先端から挿通可能であって、その内部にはバンド部11を係止する弾性舌片15が設けられている。
弾性舌片15は、図3に示すようにバンド挿通孔14内の挿通方向中央からやや導出口14B寄りの下面から上面に向かって僅かに立ち上がり、導出口14Bの略中央に向かって屈曲され、本体部12からその先端が突出した態様をなしている。弾性舌片15の上面には、幅方向に延びる係止突部16が2つ、導出口14B付近に間隔を置いて形成されている。係止突部16は、断面三角形状をなし、係止溝部11Aに嵌り合う外形及び間隔に形成されている。
係止部20は、本体部12の上面から突設された軸部21と、軸部21の本体部12寄りの位置から上方に向かって延出する一対の弾性片からなる板厚吸収部22と、軸部21の先端から下方に向かって羽根状に延出する一対の弾性係合片23と、から構成されている。軸部21は上方に向かって延びる略直方体の柱状をなしており、図2に示すその左右両側面からは板厚吸収部22及び弾性係合片23が突設されている。
板厚吸収部22は、軸部21の本体部12寄りの側方からそれぞれ片持ち状に延出する弾性片からなり、軸部21におけるバンド挿通孔14の挿通方向の幅と同じ幅を有する平板状をなしている。板厚吸収部22は軸部21から本体部12に向かって延出した後、弾性係合片22の先端部よりやや軸部21側で上方に向かって折り返すV字状をなしており、軸部21から離間する方向に弾性変形可能とされている。また、板厚吸収部22の端部には、幅方向を軸線とする略円柱状の受け部22Aが設けられており、弾性係合片23が取付孔51に挿入された際に、この受け部22Aが挿入側の取付孔51周りの取付面50Aに当接することで、板厚吸収部22は拡開変形する。
弾性係合片23は、軸部21の先端から板厚吸収部22が延出する側と同じ側方から、本体部12に向かって所定の角度をなして片持ち状に延出し、軸部21に対し接近・離間する方向に弾性変形可能とされている。各弾性係合片23の先端には、軸部21の軸方向に沿って直線的に延び、弾性係合片23と同じ幅を有する平板状の当接片23Aが延設されている。弾性係合片23が取付孔51を貫通し、弾性復帰すると共に、当接片23Aが取付孔51の内周縁部に引っ掛かることで取付孔51に対して引き抜き不能に係止することができる。
さて、各弾性係合片23の先端と軸部21とはバネ状連結部30によって連結されている。バネ状連結部30は、軸部21から立ち上がるアーチ状の板バネ部31と、板バネ部31から突出し、当接片23Aの基部23Bに繋がる平板状の支柱部32とから構成されている。板バネ部31は、弾性係合片23に向かって凸となるように略半円状に形成されており、両基端から略等距離となる延出方向略中央は、当接片23Aの基部23Bに最も近づく頂部31Aとされている。頂部31Aは軸部21側に向かってやや窪んだ形状をなし、その窪んだ外面からは支柱部32が立設されている。
支柱部32は、一端が頂部31Aに連結され、他端が弾性係合片23の当接片23Aの基部23Bに連結されている。支柱部32は軸部21に対して直交する方向(図2の左右方向)に延出し、基部23Bに対して略直角に連結されている。支柱部32が軸部21側に押圧されると、板バネ部31は頂部31Aから軸部21に向かって撓み変形する。支柱部32を軸部21側に押圧する力が取り除かれると、撓み変形した板バネ部31の反力によって、支柱部32は再び元の位置まで弾性復帰する。
続いて、クリップ10の使用方法について図4ないし図7を用いて説明する。
まず、ワイヤーハーネスを結束するには、図示はしないが、ワイヤーハーネスにバンド部11を巻き付けた状態で、バンド部11をバンド挿通孔14の挿入口14Aから挿入する。バンド部11をバンド挿通孔14に挿通させ、ワイヤーハーネスを締め付けた状態で弾性舌片15の係止突部16にバンド部11の係止溝部11Aを引っ掛けることでワイヤーハーネスを結束した状態に係止することができる。
次に、クリップ10を車両パネル50に取り付けるには、位置合わせをした係止部20を取付孔51に差し入れて押し込む。すると、一対の弾性係合片23が軸部21に接近する方向へと弾性変形しつつ取付孔51に挿入されていく。この際、バネ状連結部30の支柱部32が弾性係合片23によって板バネ部31側へと押圧され、押圧された板バネ部31は頂部31Aから軸部21側に向かって窪むように撓み変形する(図4参照)。頂部31Aは予め軸部21側に向かってやや窪んだ形状をなしているから、板バネ部31は支柱部32を軸部21側へと誘導しやすく、これにより弾性係合片23が軸部21に向かって弾性変形するのに抗する特段の力が生じることがないから、挿入力が増大するという虞はない。
続いて弾性係合片23が取付孔51を貫通する前に、板厚吸収部22の受け部23Aが取付孔51周りの取付面50Aに当接する。一対の板厚吸収部22は、受け部23Aが取付面50Aに摺接しつつ、互いに取付孔51から遠ざかる方向に弾性変形し、車両パネル50の板厚を吸収する。そして、弾性係合片23が取付孔51を貫通すると、車両パネル50は板厚吸収部22の反力により、貫通した弾性係合片23側に押し上げられた状態で挟持される。弾性係合片23が弾性復帰すると共に、バネ状連結部30の支柱部32も板バネ部31の反力により押圧前の位置へと復帰する。このようにして、係止部20が取付孔51に対して引き抜き不能に係止されることで、クリップ10を車両パネル50に取り付けることができる。
なお、この取り付けられたクリップ10を車両パネル50の取付孔51から本体部12側に抜き去ろうとする外力が加わった場合には、図6に示すように、まず車両パネル50に面する弾性係合片23の部位が当該車両パネル50に押し当てられ、当接片23Aが取付孔51の内周縁部に引っ掛かり、その外力に対して抵抗する。さらに抜き去り方向に引っ張られると、弾性係合片23はその基部23B(図6及び図7参照)から抜き去り方向とは反対側となる上方に向かって反転しようとする。つまり、弾性係合片23が基部23Bを軸に外周に向かって広がり、最終的に弾性係合片23と軸部21とが直線上となる位置まで変位しようとし、そうなると弾性係合片23は取付孔51から容易に抜き去ることが可能となり、取付孔51に対する係止機能を有さなくなる。
しかしながら、本実施形態の構成によれば、弾性係合片23はバネ状連結部30によって軸部21に連結されているから、弾性係合片23と軸部21とが直線上となるような反転は阻止される。さらに、バネ状連結部30は支柱部32から二股に分かれた板バネ部31により構成されているから、弾性係合片23と軸部21とを直線的に連結するよりも強度が高く、弾性係合片23をより反転しにくくしている。また、板バネ部31は支柱部32の押圧方向に対しては、撓み変形しやすい構成とされているが、係止部20を抜き去ろうとする上下方向に対しては変形しにくく、この板バネ部31の反力によっても係止保持力の向上が図られている。
以上説明したように、本実施形態によれば、車両パネル50に取り付けられたクリップ10を抜き去ろうとする外力が加わった場合には、バネ状連結部30により軸部21に連結された弾性係合片23はその反転が阻止されるから、反転による係止機能が失われるのを未然に防ぎ、クリップ10の係止保持力を向上させることができる。
また、図4に示すように係止部20を取付孔51に挿入すると、バネ状連結部30においては、支柱部32が板バネ部31を押圧し、押圧された板バネ部31が撓み変形することで弾性係合片23の軸部21側への変形を許容する。なお、板バネ部31は支柱部32との連結部分である頂部31Aが軸部21側に窪んだ形状をなしているから、支柱部32は板バネ部31を押圧して軸部21側に変位しやすい。これにより、クリップ10にバネ状連結部30を設けても、取付孔51に対する挿入力が増大するのを抑制することができる。
なお、弾性係合片23が取付孔51を貫通すると、支柱部32に押圧された板バネ部31の反力も手伝って当該弾性係合片23が弾性復帰するから、バネ状連結部30は反転を防止する以外でもクリップ10の係止保持力を高めている。
また、バネ状連結部30は弾性係合片23の先端側に連結されており、取付孔51に係止部20を挿入する際にまずはじめに押圧される弾性係合片23の基端側にこのバネ状連結部30を設けるよりも、挿入力を抑えることができる。さらに、係止状態にあるクリップ10を抜き去ろうとする外力が加わった場合に弾性係合片23を反転させようと最も応力が集中する当該弾性係合片23の先端側をバネ状連結部30で軸部21に連結することで、その反転を効果的に防止することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、バネ状連結部30の板バネ部31は軸部21から立ち上がり、支柱部32は弾性係合片23から突設される構成としたが、これに限られず、例えば板バネ部31が弾性係合片23から立ち上がり、支柱部32が軸部21から突設されていてもよい。弾性係合片23を反転させようとする外力が加わった場合により応力が集中しやすいのは弾性係合片23側であるから、その弾性係合片23側を2点で連結する板バネ部31とすれば、例えどちらか1点の連結が破断したとしても、弾性係合片23と軸部21との連結を保つことができ、連結保持力に優れる。
(2)上記実施形態では、板バネ部31は弾性係合片23側に凸となる略半円状に形成されていたが、これに限られず、例えば板バネ部31は、頂部31Aに向かって軸部21側に窪むM字状に形成されていてもよい。
10…クリップ
11…バンド部
11A…係止溝部
12…本体部
13…傾斜面
14…バンド挿通孔
14A…挿入口
14B…導出口
15…弾性舌片
16…係止突部
20…係止部
21…軸部
22…板厚吸収部
22A…受け部
23…弾性係合片
23A…当接片
23B…基部
30…バネ状連結部
31…板バネ部
31A…頂部
32…支柱部
50…車両パネル(被取付部材)
50A…取付面
51…取付孔

Claims (3)

  1. 被取付部材に設けられた取付孔に取り付けられるクリップであって、
    前記取付孔に挿入される軸部と、
    前記軸部の先端部から基端部に向け前記軸部から遠ざかる方向に傾斜をなして片持ち状に突出し、前記取付孔を弾性変形して通過するとともに前記取付孔を抜けると弾性復帰して前記取付孔の挿入側とは反対側の周縁部に係止される一対の弾性係合片と、
    前記弾性係合片の先端側を前記軸部に連結する一対のバネ状連結部と、を備え、
    前記バネ状連結部は、前記弾性係合片と前記軸部のいずれか一方から他方に向かってアーチ状に突出する板バネ部と、同他方と前記板バネ部との間を連結する支柱部と、からなることを特徴とするクリップ。
  2. 前記板バネ部は前記軸部から立ち上がり、前記支柱部は前記弾性係合片から突設されていることを特徴とする請求項1に記載のクリップ。
  3. 前記板バネ部は全体として円弧状に湾曲し、その延出方向略中央となる頂部には前記支柱部が連結されており、前記頂部は前記板バネ部の立ち上がり側に向かって窪んだ形状をなしていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のクリップ。
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