JP2011240680A - 液滴吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吐出ヘッドのノズル面を効果的に清浄化する。
【解決手段】本発明の液滴吐出装置は、複数のノズルが設けられたノズル面32aを含みノズル面32aの各ノズルから液状体を吐出する吐出ヘッド6と、ノズル面32aの一端側から他端側に向かってノズル面32aをワイプする弾性部材44と、弾性部材44がノズル面32aをワイプするときに、ノズル面32aの他端側に配置される壁部材45と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、液滴吐出装置に関する。
従来から液滴吐出装置は、画像や文字情報を紙等の記録媒体に記録する記録装置として、あるいは各種デバイスの製造に用いる塗布装置として利用されている。液滴吐出装置の一例として、特許文献1に開示されているものが挙げられる。
特許文献1の液滴吐出装置は、吐出ヘッドおよびワイプユニットを備えている。吐出ヘッドは、複数のノズルが設けられたノズル面を有している。インクや塗布液等の液状体は、吐出ヘッドのノズルから吐出される。ワイプユニットがノズル面をワイプすることにより、ノズル面に付着した液状体やその固化物(付着物と総称する)が除去される。
特許文献1の吐出ヘッドでは、ワイプユニットがノズル面を清浄化するので、ノズルの詰りやノズル面からの付着物の脱離が予防される。これにより、安定した吐出動作が可能になるとともに、ノズル面からの脱離物が吐出対象物へ付着する可能性が低くなる。
特開2009−248313号公報
特許文献1のような従来の液滴吐出装置には、次に説明するように、ノズル面を清浄化する上で改善の余地がある。ノズル面を清浄化する手法は、乾式と湿式に大別される。湿式では、例えば付着物の溶剤を染み込ませた繊維でノズル面をワイプする。乾式では、例えば乾燥した繊維でノズル面をワイプする。また、乾式としては、ゴム等の弾性部材からなるブレードをノズル面に押し当てて移動させ、ブレードにより付着物を剥離する方法も用いられる。
繊維でノズル面をワイプする手法では、ワイプに用いた繊維が廃材となり、環境負荷が増加するおそれや吐出ヘッドのメンテナンスコストが増加するおそれがある。また、繊維を用いた乾式では、ノズル面の磨耗が促進されるおそれがある。繊維を用いた湿式では、溶剤を用いる分だけ乾式よりもメンテナンスコストが高くなるおそれがある。ブレードを用いた乾式によれば、繊維を用いた手法と比較して、環境負荷やメンテナンスコスト、ノズル面の磨耗等を低減可能であるが、ノズル面から除去した付着物が飛散して吐出対象物へ付着するおそれがある。
本発明は、上記の事情に鑑み成されたものであって、ノズル面を効果的に清浄化することが可能な液滴吐出装置を提供することを目的の1つとする。
本発明では、上記の目的を達成するために以下の手段を採用している。
本発明の液滴吐出装置は、複数のノズルが設けられたノズル面を含み前記ノズル面の各ノズルから液状体を吐出する吐出ヘッドと、前記ノズル面の一端側から他端側に向かって前記ノズル面をワイプする弾性部材と、前記弾性部材が前記ノズル面をワイプするときに、前記ノズル面の前記他端側に配置される壁部材と、を備える。
このようにすれば、弾性部材がノズル面をワイプするので、ノズル面が磨耗することやワイプによる廃材が生じることを回避しつつ、ノズル面を清浄化することができる。弾性部材がワイプするときに、ノズル面の他端側に壁部材が配置されるので、ワイプによりノズル面から除去された付着物の飛散が壁部材により制限される。したがって、除去された付着物が不測の位置に飛散することが防止され、ノズル面に付着していた液状体が吐出対象物等に付着すること等が回避される。このように、本発明によれば、ノズル面を効果的に清浄化することが可能になる。
本発明に係る液滴吐出装置は、代表的な態様として以下のような態様をとりえる。
前記吐出ヘッドは前記他端側に前記ノズル面に対する側面を有し、前記弾性部材が前記ノズル面をワイプするときに前記壁部材が前記側面に接触する、態様であってもよい。
このようにすれば、ノズル面から除去された付着物が壁部材と側面との間から不測の位置に飛散することが回避され、付着物が吐出対象物等に再付着することが回避される。
前記弾性部材は、前記ノズル面に押し付けられて前記他端側から前記一端側に向かって変形した状態で前記ノズル面をワイプする、態様であってもよい。
このようにすれば、弾性部材をその弾性反発力によりノズル面に密着させることができ、ノズル面の付着物を効果的に除去することができる。
前記弾性部材は、前記ノズル面の前記他端を通過するまでワイプし、前記ノズル面の前記他端を通過後に変形が緩和される、態様であってもよい。
このようにすれば、弾性部材がノズル面の他端を通過するまでワイプするので、ノズル面の一端から他端に向かう全幅を清浄化することができる。また、他端を通過後に弾性部材の変形が緩和されるときの弾性部材の運動により、ノズル面から弾性部材へ付着した付着物を弾性部材から脱離させることができる。したがって、弾性部材に付着物が残留しにくくなり、次に弾性部材がノズル面をワイプするときに、付着物が弾性部材からノズル面に再付着することが回避される。
前記壁部材は、前記ノズル面の前記他端を通過した前記弾性部材の逃げ部を有する、態様であってもよい。
このようにすれば、ノズル面の他端を通過した弾性部材と壁部材との干渉を回避することができる。
前記液状体が不揮発性である、態様であってもよい。
このようにすれば、弾性部材に付着した液状体を、弾性部材の変形が緩和されるときの運動によって脱離させることができる。例えば、繊維等によりノズル面を拭き取る場合と比較して、ワイプに伴う廃材の発生を格段に減らすことができ、環境負荷やメンテナンスコストを低減することができる。
前記液状体が紫外線硬化性である、態様であってもよい。
一般に、紫外線硬化型の液状体は非溶媒型であり、この種の液状体をノズル面から繊維等により拭き取るとノズル面が磨耗するおそれがある。一方、本発明によればノズル面の磨耗を抑制しつつ、ノズル面を清浄化することができるので、紫外線硬化型の液状体を良好に吐出可能になる。
前記壁部材が前記側面よりも軟質である、態様であってもよい。
このようにすれば、壁部材と側面との接触により側面が傷つくことが回避される。
前記壁部材は、前記ノズル面の前記他端側を少なくとも含んだ前記ノズル面の外周を囲んでいる、態様であってもよい。
このようにすれば、ノズル面から除去された付着物の吐出対象物への再付着を格段に減らすことができる。
本発明に係る液滴吐出装置の構成例を示す斜視図である。 (a)は吐出ヘッドが取付けられたキャリッジの平面図、(b)はキャリッジの側面図である。 (a)は吐出ヘッドの切欠斜視図、(b)は吐出ヘッドの断面図である。 (a)はワイプユニットの平面図、(b)はワイプユニットの断面図である。 (a)〜(c)は、ワイプユニットの動作図である。 (a)〜(c)は、図5(c)から続くワイプユニットの動作図である。 (a)、(b)は、変形例1、2を示す図である。 (a)〜(c)は、変形例4〜6を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。説明に用いる図面において、特徴的な部分を分かりやすく示すために、図面中の構造の寸法や縮尺を実際の構造に対して異ならせている場合がある。また、実施形態において同様の構成要素については、同じ符号を付して図示し、その詳細な説明を省略する場合がある。
図1は、本発明に係る液滴吐出装置の構成例を示す斜視図である。図1に示す液滴吐出装置1は、液滴吐出法により液状体の液滴を吐出対象物、例えば基板Pに配置するものである。液状体の具体例として、紫外線硬化型のインク、金属微粒子を分散させたインク、カラーフィルター材料を含んだインク等の機能液が挙げられる。
本実施形態の液滴吐出装置1は、基板P上に紫外線硬化型のインクを所望のパターンで吐出可能になっている。また、基板P上に配置されたインクを紫外線照射により硬化させることによって、所望の膜パターンを形成可能になっている。紫外線硬化型のインクは、一般に非溶媒型の液状体であり、不揮発性である。
図1に示されるように、液滴吐出装置1は、装置架台2、ワークステージ3、ステージ移動部4、キャリッジ5、吐出ヘッド6、キャリッジ移動部7、液状体供給部8、キャッピングユニット9、ワイプユニット10、および制御部11を備えている。図1に示すXYZ直交座標系において、X軸は副走査方向に平行であって、Y軸は主走査方向に平行であり、Z軸は吐出方向に平行である。典型的には、X軸方向およびY軸方向が水平方向に設定され、Z軸方向が鉛直方向に設定される。以下の説明では、各軸に平行な方向の一方を正側、他方を負側と称することがある。
装置架台2は、例えば定盤等の支持台であり、その上面は例えば水平面に設定される。ワークステージ3およびステージ移動部4は、装置架台2の上面に配置されている。基板Pは、例えば搬送ロボット(図示略)により、ワークステージ3上に搬送される。ワークステージ3は、例えば真空吸着等により、基板Pを着脱可能に保持する。
ステージ移動部4は、ボールネジやリニアガイド等の軸受け機構を備え、基板Pとともにワークステージ3をX軸方向に移動させる。制御部11は、ステージ移動部4を制御し、ワークステージ3を移動させるタイミングやワークステージ3の移動量を制御する。
キャリッジ5は、装置架台2の上面からZ軸方向に離れた位置に配置されている。なお、図1では吐出ヘッド6の取付け状態の詳細な図示を省略しているが、キャリッジ5には、複数の吐出ヘッド6が取付けられている。キャリッジ移動部7は、例えば、装置架台2を跨ぐ橋梁構造をしている。キャリッジ移動部7は、複数の吐出ヘッド6とともにキャリッジ5を移動させる。キャリッジ移動部7は、Y軸方向及びZ軸方向に対してボールネジやリニアガイド等の軸受け機構を備え、キャリッジ5をY軸方向とZ軸方向とに独立して移動可能である。制御部11は、キャリッジ移動部7を制御し、キャリッジ5を移動させるタイミングやキャリッジ5の移動量を管理する。すなわち、制御部11は、ステージ移動部4およびキャリッジ移動部7を制御することにより、実質的に、基板Pと吐出ヘッド6との相対位置を管理可能である。
液状体供給部8は、吐出する液状体を複数の吐出ヘッド6に供給する。液状体供給部8は、複数のタンクおよび配管系を備える。複数のタンクには、互いに異なる液状体が貯留されている。各タンクは、配管系によって各吐出ヘッド6に接続されている。これにより、複数の吐出ヘッド6から互いに異なる液状体を吐出可能になっている。
図2(a)は吐出ヘッドが取付けられたキャリッジを装置架台の上面側から見た平面図、図2(b)はキャリッジの側面図である。
本実施形態では、複数(図示は4つ)の吐出ヘッド6がY軸方向に並んでいる。各吐出ヘッド6は、X軸方向に配列された複数(例えば180個)のノズルNを備えている。複数のノズルNによってノズル列NAが形成されている。吐出ヘッド6は、基板Pに向けて各ノズルNから液状体の液滴Dを吐出する。各吐出ヘッド6のY軸方向の両側には、光源部21が設けられている。光源部21は、例えばLED(発光ダイオード)を含んで構成され、基板P上に配置された液状体に紫外線を含んだ光Lを照射する。光源部21は、制御部11により点灯消灯のタイミングが制御される。
なお、図2(a)には、各吐出ヘッド6に複数のノズルNが一列に並んでいる例を図示しているが、吐出ヘッド6に設けるノズルNの総数や、ノズル列NAにおけるノズルNの配列方向、各ノズル列NAに含まれるノズルNの数、ノズル列NAの数等は、任意に変更可能である。また、キャリッジ5に配置する吐出ヘッド6の数も任意に変更可能である。さらに、キャリッジ5をサブキャリッジ単位で複数設ける構成としてもよい。
図3(a)は吐出ヘッドの切欠斜視図、図3(b)は吐出ヘッドの断面図である。複数の吐出ヘッド6はいずれも同様の構造になっており、複数の吐出ヘッド6を代表して1つの吐出ヘッド6の構造を説明する。
吐出ヘッド6は、振動板31、ノズルプレート32、リザーバー33、隔壁34、複数のキャビティ35、及び複数の圧電素子36を備えている。振動板31には、液状体供給部8の配管系と連結される材料供給孔31aが設けられている。ノズルプレート32は、例えばSUS等からなり、ノズル面32aを有している。ノズル面32aは、複数のノズルNの開口端を含んでいる。隔壁34は、振動板31とノズルプレート32との間を、リザーバー33と複数のキャビティ35とに区画するように設けられている。
各ノズルNは、各キャビティ35と1対1で対応しており、対応するキャビティ35と通じている。各圧電素子36は、各キャビティ35と1対1で対応している。圧電素子36は、例えばピエゾ素子であり、振動板31に対してキャビティ35と反対側に設けられている。各キャビティ35は、複数のキャビティ35で共通のリザーバー33と供給路35aにより通じている。リザーバー33は、材料供給孔31aと通じている。液状体供給部8から供給された液状体は、材料供給孔31aを通ってリザーバー33に貯留される。リザーバー33に貯留された液状体は、供給路35aを通って各キャビティ35に充填される。
図3(b)に示すように、圧電素子36は、圧電材料層37が一対の電極38に挟持された構造になっている。一対の電極38に電圧を印加すると圧電材料層37が収縮または伸張して、圧電素子36が振動板31を撓ませる。これにより、キャビティ35の容積が増加または減少する。キャビティ35の容積が増加すると、リザーバー33からキャビティ35へ液状体が充填される。キャビティ35の容積が減少すると、キャビティ35の液状体がノズルNから液滴Dとして吐出される
図1の説明に戻り、キャッピングユニット9およびワイプユニット10は、ヘッドクリーニング部を構成している。ヘッドクリーニング部は、キャリッジ5に保持された吐出ヘッド6のメンテナンスを行う。本実施形態のヘッドクリーニング部は、吐出エリアと重複しない領域に設定されたメンテナンスエリアに固定されている。吐出エリアは、ステージ移動部4とキャリッジ移動部7とによって、ワークステージ3とキャリッジ5とを対向させうる領域である。メンテナンスエリアは、キャリッジ移動部7によるキャリッジ5の移動範囲内であって、ステージ移動部4によるワークステージ3の移動範囲外(ここではY軸方向の正側)に設定されている。
キャッピングユニット9は、ノズルNの内部に残留している液状体を吸引してノズルNから排出させる(以下、吸引処理という)。吸引処理を行うときに、吐出ヘッド6がキャッピングユニット9の処理位置に配置されるように、キャリッジ移動部7がキャリッジ5を移動させる。吸引処理を行うときに、制御部11は、キャリッジ移動部7とキャッピングユニット9の動作を制御する。
キャッピングユニット9は、その詳細な構造を図示しないが、凹状のキャップおよび減圧ポンプ等を有している。このキャップは、吐出ヘッド6のノズル面32aに被着される。上記の減圧ポンプがキャップとノズル面32aの間を減圧することにより、ノズルNの内部の液状体が吸引される。
図4(a)はワイプユニットの平面図、図4(b)は図4(a)のB−B’線を含む断面にて1つのワイプ部の構成を拡大して示す図である。
ワイプユニット10は、キャッピングユニット9による吸引処理後に、吐出ヘッド6のノズル面32aに付着している液滴をノズル面32aから除去する(以下、ワイプ処理という)。ワイプ処理を行うときに、吐出ヘッド6がワイプユニット10の処理位置に配置されるように、キャリッジ移動部7がキャリッジ5を移動させる。ワイプ処理を行うときに、制御部11は、キャリッジ移動部7とワイプユニット10の動作を制御する。
本実施形態のワイプユニット10は、基台41および複数のワイプ部42を有している。複数のワイプ部42は、複数の吐出ヘッド6の配列方向(Y軸方向)と同じ方向に並んでいる。ワイプ部42は、基台41上に吐出ヘッド6と同数だけ設けられている。複数のワイプ部42は、互いに並行して動作し、各ワイプ部42が各吐出ヘッド6に対してワイプ処理を行う。
各ワイプ部42は、駆動部43、弾性部材としてのワイプゴム44、および壁部材としての飛散防止板45を有している。駆動部43は、ワイプ部42と吐出ヘッド6の対向方向(Z軸方向)、ワイプ方向(Y軸方向)の2方向に独立して、ワイプゴム44と飛散防止板45をそれぞれ独立に移動可能である。ワイプ処理時に、飛散防止板45がノズル面32aの他端23側(Y軸方向の負側)に配置された状態で、ワイプゴム44がノズル面32aを一端22側(Y軸方向の正側)から他端23側(Y軸方向の負側)にワイプする。
本実施形態のワイプゴム44は、ゴム等の弾性材料からなる板状部材である。ワイプゴム44は、ワイプ方向(Y軸方向)に対する直交方向(X軸方向)の寸法が、この方向の吐出ヘッド6の寸法よりも大きく、ノズル面32aのX軸方向の全範囲を一括してワイプ可能である。ワイプゴム44は、母部46および先端部47を有している。母部46は、略平板状の部分であり、装置架台2の上面と略直交している。先端部47は、略平板状の部分であり、母部46に対して飛散防止板45に向かって折れ曲がっており、母部46と連続している。
本実施形態の飛散防止板45は、吐出ヘッド6の側面24よりも軟質(硬度が低い)材質、例えばゴム等からなる板状部材である。飛散防止板45は、ワイプ方向の直交方向(X軸方向)の寸法が、この方向の吐出ヘッド6の寸法およびワイプゴム44の寸法よりも大きくなっている。飛散防止板45は、母部48および屈曲部49を有している。母部48は、略平板状の部分であり、装置架台2の上面と略直交している。本実施形態では、屈曲部49が略U字形状になっている。屈曲部49は、基端が母部48と連続しており、先端がワイプゴム44に向かう方向に湾曲している。
図5(a)〜図5(c)、図6(a)〜図6(c)は、ワイプユニットの動作図である。
ワイプ処理を行うときに、図5(a)に示すキャリッジ移動部7は、吐出ヘッド6がワイプユニット10上に配置されるように、キャリッジ5を移動させる。
次いで、図5(b)に示すワイプユニット10の駆動部43は、ワイプゴム44および飛散防止板45を移動させる。詳しくは、ワイプゴム44の先端部47が、吐出ヘッド6の一端22側(Y軸方向の正側)にて、ノズル面32aよりもキャリッジ5側(Z軸方向の正側)へ突出するように、ワイプゴム44を移動させる。先端部47がキャリッジ5側へ突出する部分の長さdは、例えば0.1mm以上10mm以下の範囲に設定される。
また、駆動部43は、飛散防止板45の母部48を吐出ヘッド6に向かって移動させ、ノズル面32aの他端23側にて、屈曲部49の先端をノズル面32aに対する吐出ヘッド6の側面24に接触させる。この側面24よりも飛散防止板45が軟質であるので、飛散防止板45と側面24との接触による側面24の傷つくことが回避される。この状態でワイプ方向(Y軸方向)に着目すると、飛散防止板45の母部48と吐出ヘッド6の側面24との間には、屈曲部49の分だけクリアランス(逃げ部)が形成されている。
次いで、図5(c)に示す駆動部43は、ワイプゴム44の母部46をワイプ方向に移動させる。先端部47は、ノズル面32aよりもキャリッジ5側へ突出しているので、ノズル面32aの他端23に引っ掛る。母部46の移動するにつれて、先端部47は、ノズル面32aの他端23側から一端22側(Y軸方向の負側から正側)に向かうように変形する。そして、上記の長さdの分だけノズル面32aに押し付けられた状態まで先端部47が変形すると、先端部47が母部46よりも遅れて一端22側から他端23側に向かって移動を開始する。先端部47は、自身の弾性反発力によりノズル面32aに密着した状態で、一端22から他端23まで移動する。ノズル面32aに付着物(液状体やその固化物)が付着している場合に、付着物は先端部47にワイプされてノズル面32aから除去される。除去された付着物の一部または全部は、先端部47に付着する。
次いで、図6(a)に示す駆動部43は、先端部47がノズル面32aの他端23を通過するまで母部46を移動させる。すると、先端部47がノズル面32aから離れ、先端部47の変形が緩和される。先端部47は、自身の弾性反発力によって一端22側から他端23側に向かって首振運動する。ノズル面32aから先端部47に付着した付着物は、上記の首振運動により付勢されて先端部47から振り落とされる。先端部47から脱離した付着物は、ワイプゴム44と飛散防止板45との間または飛散防止板45に着弾する。
次いで、図6(b)に示す駆動部43は、ワイプゴム44をノズル面32aに対してキャリッジ5と反対側へ移動させた後に、ワイプゴム44がノズル面32aと非接触な状態で、ワイプゴム44を他端23側から一端22側に帰還させる。
次いで、図6(c)に示す駆動部43は、飛散防止板45をノズル面32aに対してキャリッジ5と反対側へ移動させ、飛散防止板45を吐出ヘッド6から退去させる。
以上のようにして、ワイプ処理が完了する。ワイプ処理に引き続いて吐出ヘッド6から液状体を吐出させる場合には、キャリッジ移動部7がキャリッジ5を移動させ、吐出ヘッド6を上記の吐出エリアに配置する。
以上のような構成の液滴吐出装置1において、ワイプゴム44がワイプするときに、その先端部47がノズル面32aに押し付けられて密着するので、ノズル面32aに付着している液状体をほぼ確実に除去することができる。ワイプゴム44が、ノズル面32aの他端23を通過するまでワイプするので、ノズル面32aの全体をワイプすることができる。
ワイプゴム44の先端部47がノズル面32aの他端23を通過した後に首振運動するので、ノズル面32aから先端部47へ付着した液状体を脱離させることができる。したがって、先端部47に液状体が残留しにくくなり、ワイプゴム44が次にノズル面32aをワイプするときに、先端部47からノズル面32aへ液状体が付着することが回避される。
ワイプゴム44がノズル面32aをワイプするときに、ノズル面32aの他端23側に飛散防止板45が配置されてので、ノズル面32aの付着物がワイプにより飛散した場合でも、その進行が飛散防止板45に阻まれる。また、先端部47の首振運動により脱離した液状体の進行も飛散防止板45に阻まれる。このように、付着物が不測の位置に飛散することが防止されるので、付着物が吐出ヘッド6や光源部21、基板P等に付着することが回避される。飛散防止板45は、ノズル面32aを通過したワイプゴム44の逃げ部を有しているので、ワイプゴム44と干渉することが回避される。
上記のように、液滴吐出装置1によれば、ノズル面32aを効果的に清浄化することができるので、液滴吐出装置1に安定して吐出動作させることができる。また、ノズル面32aから除去した液状体の基板Pへの再付着が回避されるので、良好なパターンを形成可能になる。また、ノズル面32aから除去した液状体の光源部21への付着により陰が発生することが回避され、基板Pに配置された液状体を良好に硬化させることができる。
ワイプゴム44によってノズル面32aを繰返しワイプすることができる。例えば、繊維によってノズル面32aをワイプする場合と比較して、処理済の繊維が廃材となることが回避され、環境負荷やメンテナンスコストを減らすことができる。
一般に、紫外線硬化型の液状体は非溶媒型であり、この種の液状体をノズル面から繊維等により拭き取るとノズル面32aが磨耗することがある。上記のように、ワイプゴム44によってノズル面32aをワイプすれば、ノズル面32aの磨耗を抑制しつつ、ノズル面32aを清浄化することができ、紫外線硬化型の液状体を良好に吐出可能になる。
なお、本発明の技術範囲は、上記の実施形態に限定されるものではない。本発明の主旨を逸脱しない範囲内で、多様な変形が可能である。以下、いくつかの変形例について説明する。
図7(a)は変形例1のワイプユニットを示す平面図である。
図7(a)に示す変形例1のワイプユニット10Bが上記の実施形態と異なる点は、ワイプ部42Bの飛散防止板45Bが吐出ヘッド6のノズル面の他端23を少なくとも含んだノズル面の外周を囲んでいる点である。ここでは、ノズル面の外形が略矩形であり、その4辺のうちでワイプゴム44に隣接する1辺を除いた3辺を囲むように、飛散防止板45Bが設けられている。このようにすれば、ノズル面から除去された付着物の吐出対象物への再付着を格段に減らすことができる。なお、飛散防止板が、ワイプゴム44と吐出ヘッド6とを閉環状に囲むように設けられていてもよい。
図7(b)は変形例2のワイプ部を示す側面図である。
図7(b)に示す変形例2のワイプ部42Cが上記の実施形態と異なる点は、飛散防止板45Cの屈曲部49Cが略平板状であり、ワイプゴム44に向かって母部48に対して折れ曲がっている点である。
変形例1、2に例示したように、飛散防止板については、ノズル面に対する配置や吐出ヘッド6に接触する部位の形状、ワイプゴム44の逃げ部の形状等に関して、多様な変形が考えられる。
図8(a)は変形例3のワイプ部を示す側面図である。
図8(a)に示す変形例3のワイプ部42Dが上記の実施形態と異なる点は、飛散防止板45が吐出ヘッド6の側面に接触する位置(高さ)にて固定されている点である。ワイプ部42Dによりワイプ処理を行うには、吐出ヘッド6の側面が飛散防止板45と接触するまで、キャリッジ移動部7がキャリッジ5を移動させる。そして、上記の実施形態と同様に、駆動部43は、ワイプゴム44を吐出ヘッド6に向けて進出させ、ワイプゴム44を吐出ヘッド6のノズル面32aに押し付けた状態で、ワイプゴム44をワイプ方向(Y軸方向)に移動させる。このようにすれば、飛散防止板45を移動させる必要性が低くなり、駆動部43の構成をシンプルにすることが可能になる。
図8(b)は変形例4のワイプ部を示す側面図である。
図8(b)に示す変形例4のワイプ部42Eが上記の実施形態と異なる点は、ワイプゴム44がノズル面32aをワイプするときに、吐出ヘッド6と飛散防止板45とが同じ向き(Y軸方向の負側)に移動し、その逆向きにワイプゴム44が移動する点である。このようにすれば、ノズル面32aに対するワイプゴム44の相対速度を増すことができ、駆動部43を複雑にすることなくワイプ処理に要する時間を短縮することができる。
図8(c)は変形例5のワイプ部を示す側面図である。
図8(c)に示す変形例5のワイプ部42Fが上記の実施形態と異なる点は、ワイプゴム44および飛散防止板45が吐出ヘッド6に向かって進出する代わりに、吐出ヘッド6がワイプゴム44および飛散防止板45に向かって移動する点である。このようにすれば、駆動部43の構成をシンプルにすることができる。
変形例3〜5に例示したように、駆動部43がワイプゴム44や飛散防止板45を駆動する態様についても多様な変形が考えられる。
また、上記の実施形態では、ワークステージ3の移動範囲外にワイプユニット10が固定されている例を説明したが、ワークステージ3の移動範囲内にワイプユニット10を可動に設けることもできる。この場合には、例えば吐出エリアのX軸方向の正側にワイプユニット10を配置しておき、ワークステージ3が吐出エリアから退去しているときに、ワイプユニット10を吐出エリアに移動させてワイプ処理を行うとよい。ワイプユニット10を移動させるには、例えばステージ移動部4を利用してもよい。
また、ワイプ部42が1以上設けられていればよく、例えば1つのワイプ部42により複数の吐出ヘッド6に順次、ワイプ処理を行わせることも可能である。
1・・・液滴吐出装置、2・・・装置架台、3・・・ワークステージ、
4・・・ステージ移動部、5・・・キャリッジ、6・・・吐出ヘッド、
7・・・キャリッジ移動部、8・・・液状体供給部、9・・・キャッピングユニット、
10、10B・・・ワイプユニット、11・・・制御部、21・・・光源部、
22・・・一端、23・・・他端、24・・・側面、31・・・振動板、
31a・・・材料供給孔、32・・・ノズルプレート、32a・・・ノズル面、
33・・・リザーバー、34・・・隔壁、35・・・キャビティ、35a・・・供給路、
36・・・圧電素子、37・・・圧電材料層、38・・・電極、41・・・基台、
42、42B〜42F・・・ワイプ部、43・・・駆動部、
44・・・ワイプゴム(弾性部材)、45、45B、45C・・・飛散防止板(壁部材)、
46・・・母部、47・・・先端部、48・・・母部、49、49C・・・屈曲部、
D・・・液滴、L・・・光、N・・・ノズル、NA・・・ノズル列、P・・・基板

Claims (9)

  1. 複数のノズルが設けられたノズル面を含み前記ノズル面の各ノズルから液状体を吐出する吐出ヘッドと、
    前記ノズル面の一端側から他端側に向かって前記ノズル面をワイプする弾性部材と、
    前記弾性部材が前記ノズル面をワイプするときに、前記ノズル面の前記他端側に配置される壁部材と、
    を備える液滴吐出装置。
  2. 前記吐出ヘッドは前記他端側に前記ノズル面に対する側面を有し、前記弾性部材が前記ノズル面をワイプするときに前記壁部材が前記側面に接触する、請求項1に記載の液滴吐出装置。
  3. 前記弾性部材は、前記ノズル面に押し付けられて前記他端側から前記一端側に向かって変形した状態で前記ノズル面をワイプする、請求項2に記載の液滴吐出装置。
  4. 前記弾性部材は、前記ノズル面の前記他端を通過するまでワイプし、前記ノズル面の前記他端を通過後に変形が緩和される、請求項3に記載の液滴吐出装置。
  5. 前記壁部材は、前記ノズル面の前記他端を通過した前記弾性部材の逃げ部を有する、請求項4に記載の液滴吐出装置。
  6. 前記液状体が不揮発性である、請求項5のいずれか一項に記載の液滴吐出装置。
  7. 前記液状体が紫外線硬化性である、請求項5又は請求項6に記載の液滴吐出装置。
  8. 前記壁部材が前記側面よりも軟質である、請求項2から請求項7のいずれか一項に記載の液滴吐出装置。
  9. 前記壁部材は、前記ノズル面の前記他端側を少なくとも含んだ前記ノズル面の外周を囲んでいる、請求項1から8のいずれか一項に記載の液滴吐出装置。
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