JP2011201086A - 画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成であり、記録媒体上に付着した紙粉や塵等の異物を取り除いて記録ヘッドからのインクの不吐出や吐出曲がりを防止する画像記録装置を提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態は、外壁と、外壁の内部に搬送される記録媒体に画像を記録する記録ヘッドとを有する画像記録ユニットと、画像記録ユニット内に記録媒体を供給する記録媒体供給ユニットと、画像記録ユニットに設けられ、画像記録ユニットの外壁の内部から外部に排気を行う排気手段と、を具備する画像記録装置であって、前記排気手段は、画像記録ユニットの外壁の外部にある記録媒体の画像記録面に向かって排気を排出する排気部を有する画像記録装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体上に付着している紙粉や塵等の異物を取り除く異物除去機構を備えた画像記録装置に関する。
一般に、記録素子としてサーマルヘッド方式や電気機械変換素子(ピエゾ)方式等のインクジェットヘッド(記録ヘッド)を搭載した画像記録装置が知られている。このような画像記録装置において、記録ヘッドには、微小な径のノズル孔を備えた複数のノズルが設けられており、これらノズルからインク滴を吐出することによって、記録媒体上に画像が記録される。
画像記録装置内に搬送される前の記録媒体の表面には、紙粉や塵等の異物が付着していることがある。このような記録媒体が装置内に搬送されると、記録媒体と共に装置内に入った紙粉や塵等の異物は、記録媒体から離れて装置内を浮遊し、記録ヘッドのノズル面に付着したりノズル内に侵入したりする。画像を記録する際、ノズルにこのような異物が付着したり、ノズル内に侵入したりしていると、ノズルの目詰まり、ひいては記録ヘッドからのインクの不吐出や吐出曲がりが引き起こされ、記録される画像の品質が低下し得る。
このような問題に対処するために、例えば、特許文献1には、記録媒体に向かってエアを吹き付けるファンを、走査型の記録ヘッドが設けられたキャリッジに一体に設けた画像記録装置が開示されている。この装置によれば、ファンから吹き付けられるエアにより、記録媒体上の異物を吹き飛ばすことができる。
特開2003−118095号公報
上述の特許文献1の画像記録装置では、装置内で異物を吹き飛ばすため、吹き飛ばされた異物が装置内を浮遊してなおも記録ヘッドのノズルに付着、侵入し、記録ヘッドからのインクの不吐出や吐出曲がりを起こす虞がある。
そこで、本発明は、簡易な構成であり、記録媒体上に付着した紙粉や塵等の異物に起因する記録ヘッドからのインクの不吐出や吐出曲がりを防止し、高品質な画像記録を行うことが可能な画像記録装置を提供することを目的とする。
本発明の実施形態は、外壁と、前記外壁内に設けられ、記録媒体に画像を記録する少なくとも1つの記録ヘッドとを有する画像記録ユニットと、前記記録媒体を前記画像記録ユニット内に供給する記録媒体供給ユニットと、前記画像記録ユニットに設けられ、前記外壁の内部から外部に排気を行う排気手段と、を具備する画像記録装置であって、前記排気手段は、前記記録媒体供給ユニットから前記画像記録ユニット内に搬入される前の記録媒体の画像記録面に向かって排気を排出する排気部を有する画像記録装置である。
本発明によれば、簡易な構成であり、記録媒体上に付着した紙粉や塵等の異物に起因する記録ヘッドからのインクの不吐出や吐出曲がりを防止し、高品質な画像記録を行うことが可能な画像記録装置を提供することができる。
図1は、画像記録装置の異物除去機構を概略的に示す正面図である。 図2は、画像記録装置における記録媒体の搬送系を概略的に示す正面図である。 図3は、画像記録装置の記録制御ユニット、搬送制御ユニット及び電源ユニットを概略的に示す背面図である。 図4は、画像記録装置全体を示す斜視図である。 図5は、画像記録装置の装置本体部を示す左側面図である。 図6は、記録制御ユニットと第1の記録部及び第2の記録部との接続を概略的に示す背面図である。 図7は、画像記録装置の第1の記録部及び第1のメンテナンスユニット、並びにメンテナンス動作を示す正面図である。 図8は、搬送制御ユニットとアンワインダ部、装置本体部及びリワインダ部との接続を概略的に示す背面図である。 図9は、電源ユニットと記録制御ユニット及び搬送制御ユニットとの接続を概略的に示す背面図である。 図10は、発熱部及び異物除去機構の一部を示す概略図である。 図11は、発熱部と異物除去機構との接続を概略的に示す背面図である。 図12は、装置本体部の給紙口に設けられた、排気手段の排気部を示す斜視図である。 図13は、装置本体部の給紙口に設けられた、排気手段の排気部を示す斜視図である。 図14は、排気部から吹き出される風の向きを示す斜視図である。 図15は、制風部による風向きの制御を示す概略図である。 図16は、第1の変形例において、搬送経路中に異物吸引手段がさらに設けられた画像記録装置を概略的に示す正面図である。 図17は、第1の変形例において搬送経路中に設けられた異物吸引手段を示す概略図である。 図18は、第1の変形例の異物吸引手段の斜視図である。 図19は、第2の変形例の異物除去機構を概略的に示す正面図である。 図20は、第2の変形例の記録ヘッドを概略的に示す斜視図である。 図21は、第2の変形例の記録ヘッドの概略図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、画像記録装置1の紙粉除去機構を概略的に示す正面図である。図2は、画像記録装置1における記録媒体8の搬送系を概略的に示す正面図である。図3は、画像記録装置1を概略的に示す背面図である。なお、図1乃至図3では、それぞれ、各構成部の説明に必要な構成要素のみが示されている。
画像記録装置1は、巻回装填された長尺の記録用紙や記録フィルム等の連続した記録媒体8を回転可能に軸支すると共に、記録媒体を引き出して給送する記録媒体供給ユニットとしてのアンワインダ部2と、画像記録ユニットとしての装置本体部3と、画像記録された記録媒体8を巻き取るリワインダ部4と、により構成されている。装置本体部3は、後述する搬送部、記録部及びメンテナンス部と、これら構成部を覆っている外壁22と、記録部による画像記録を制御する記録制御ユニット5と、各構成部による記録媒体8の搬送を制御する搬送制御ユニット6と、各構成部に電源を供給する電源ユニット7と、を有している。なお、前記記録制御ユニット5、搬送制御ユニット6、電源ユニット7の各々は、前記外壁22の外側に配置しても内側に配置してもよい。また、アンワインダ部2、装置本体部3及びリワインダ部4は、各々一体であっても別体であってもよく、図4に示す画像記録装置1では、アンワインダ部2と装置本体部3とが一体的に構成されている。
まず、アンワインダ部2について説明する。
アンワインダ部2は、アンワインダフレーム9内に、紙管固定シャフト10と、スタンド11と、ブレーキ12とを有している。アンワインダ部2は、紙管固定シャフト10により、ロール状に巻回された記録媒体8を回転可能に保持して、この記録媒体8を巻き出して装置本体部3の搬送部に供給する記録媒体供給ユニットである。スタンド11は、記録媒体8が装填されたこの紙管固定シャフト10を回転可能に支持している。紙管固定シャフト10には、複数の爪部が設けられており、不図示の空気注入口より空気を注入することにより、これら爪部が径方向に突出する。これにより、これら爪部が記録媒体8の紙管の内径に食い込み、記録媒体8を強固に保持する。
紙管固定シャフト10には、プーリとベルトとを介してブレーキ12が接続されている。このブレーキ12の制動力は、紙管固定シャフト10に伝達される。これにより、ブレーキ12は、記録媒体8の搬送方向と逆方向に張力(バックテンション)を与える機能を果している。なお、このブレーキ12は、図示しない記録媒体残量検知機構により検出される記録媒体8の残量に応じて、バックテンションを調整している。
このような構成により、アンワインダ部2は、後述する搬送部13における第1のドラム30及び第2のドラム40の回転に従って、記録媒体8を送り出し、搬送経路の下流側に供給する。
次に、装置本体部3について説明する。
装置本体部3は、複数のフリーローラ14〜21、第1のドラム30、第2のドラム40及びニップローラ対90からなる記録媒体8の搬送部13と、第1の記録部50及び第2の記録部60からなる記録部と、第1のメンテナンスユニット70及び第2のメンテナンスユニット80とからなるメンテナンス部と、を有している。前記搬送部13の各構成部は、図5に示すように、本体フレーム31に、この本体フレーム31に対して回転可能に支持されている。また、前記搬送部13、記録部、メンテナンス部及び本体フレーム31は、外壁22により覆われている。
第1の記録部50は、第1のドラム30の外周面に沿うように対向して設けられ、また、第2の記録部60は、第2のドラム40の外周面に沿うように対向して設けられている。第1及び第2の記録部50、60は、搬送される記録媒体8にインクを吐出して画像を記録する。
以下、記録部の構成について詳しく説明する。第1の記録部50の構成は、第2の記録部60と同様であるので、代表的に第1の記録部50について説明する。
本実施形態の第1の記録部50は、記録媒体が搬送される上流側から順番に、シアン(C)、ブラック(K)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の計4色の記録ヘッド51a、51b、51c、51dを有している。これら記録ヘッド51a、51b、51c、51dは、それぞれヘッド保持プレート52a、52b、52c、52d上に、記録媒体8の幅と同等、又はそれ以上となるように、記録媒体の幅よりも短い短尺記録ヘッドが互い違いに、すなわち千鳥状に配列され、固定されている。
記録ヘッド51a、51b、51c、51dの各々に形成されたノズル面は、第1のドラム30の外周面に保持された記録媒体8の記録面に対して対向して配置されている。また、記録ヘッド51a、51b、51c、51dの第1のドラム30に対する相対位置は、ヘッド保持プレート52a、52b、52c、52dとヘッド保持部材53とによって決められている。また、ヘッド保持部材53の一端は、回転軸30aと係合している。
第1のメンテナンスユニット70は、第1のドラム30の外周面に対向して設けられ、また、第2のメンテナンスユニット80は、第2のドラム40の外周面に対向して設けられている。第1及び第2メンテナンスユニット70、80は、それぞれ第1及び第2の記録部50、60のメンテナンス(クリーニング)を行う。
以下、メンテナンス部の構成について詳しく説明する。第1のメンテナンスユニット70の構成は、第2のメンテナンスユニット80と同様であるので、代表的に第1のメンテナンスユニット70について説明する。
メンテナンス部は、記録ヘッドのノズルの目詰まり防止を目的として、ワイプ、ノズル吸引などのメンテナンス動作を行う機能を有する構成部である。第1のメンテナンスユニット70は、第1の記録部50の各記録ヘッド51a、51b、51c、51dに対応した複数の吸引ノズル71と、各記録ヘッド51a、51b、51c、51dに対応した4つの第1のインクパン72とを有している。さらに、第1のメンテナンスユニット70は、これら4つの第1のインクパン72を覆うようにして第1のインクパン72と一体となっている第2のインクパン73と、この第2のインクパン73を保持しているメンテナンスユニット保持部材74とを有している。
吸引ノズル71は、記録ヘッド51a、51b、51c、51dからインクを吸引し、これら記録ヘッドのノズル面に付着したインクや紙粉等を取り除く。第1のインクパン72は、メンテナンス動作時にパージされたインクを回収する。メンテナンスユニット保持部材74は、上述の構成部(吸引ノズル71、第1のインクパン72及び第2のインクパン73)を第1のドラム30に対して位置決めして保持するために、第1のドラム30の回転軸30aと係合している。
搬送部13は、アンワインダ部2から供給された記録媒体8を、上流側から下流側へと順番に、フリーローラ14〜16、第1のドラム30、フリーローラ17〜19、第2のドラム40、フリーローラ20、21、ニップローラ対90へと搬送する。この搬送途中で、第1の記録部50によって記録媒体8の表面側に画像を記録し、次いで、第2の記録部60によって記録媒体8の裏面側に画像を記録する。かくして、両面に画像記録された記録媒体8が、リワインダ部4へと搬送される。
以下に、装置本体部3における記録媒体8の搬送動作について、詳しく説明する。
記録媒体8は、アンワインダ部2から矢印Aの方向に搬送され、装置本体部3の外壁22に設けられた給紙口23から外壁22内に搬送される。搬送された記録媒体8は、フリーローラ14〜16を経由して、第1のドラム30に搬送される。そして、第1のドラム30に搬送された記録媒体8は、フリーローラ16、17により第1のドラム30に巻き付けられる。この第1のドラム30は、例えば、アルミニウム製の中空の円筒である。第1のドラム30の回転軸30aは、図5に示すように、本体フレーム31に回転可能に支持されている。また、この回転軸30aには、詳細は後述する第1の記録部50を支持する部材の一端及び第1のメンテナンスユニット70を支持する部材の一端が係合されている。
第1のドラム30は、回転軸30aに支持されており、図1並びに図2の時計回り方向に回転する。そして、第1のドラム30に保持された記録媒体8を、第1のドラム30に対向して配置された第1の記録部50の直下に搬送し、第1の記録部50により記録媒体8の表面に画像記録を行う。
第1のドラム30上に巻き付けられた記録媒体8の面は滑ることなく、安定した高い寸法精度が出ている。また、記録媒体8に記録される画像の解像度を上げるために、第1の記録部50は、第1のドラム30の円周方向に複数配置することができる。
また、図示しないが、記録された画像の品質を検出する記録品質検出装置を適宜設けることにより、安定した検出を行うことができる。さらに、UV硬化インクを用いる場合には、UV硬化ランプを適宜配置し、安定した硬化条件の下でUV照射をすることができる。
上記構成において、第1のドラム30は、記録媒体8を介して、後述する第2のドラム40と同期して回転する従動ドラムである。すなわち、第1のドラム30には、第1のドラム自体を駆動させるためのモータは設けられていない。
第1のドラム30の巻き終わり以降では、第1の記録部50により画像記録された記録媒体8が、フリーローラ17〜19を経由して第2のドラム40に搬送される。搬送された記録媒体8は、フリーローラ19、20により第2のドラム40に巻き付けられる。この第2のドラム40も、第1のドラム30と同様に、例えば、アルミニウム製の中空の円筒である。また、第2のドラム40の回転軸40aも、図5に示すように、第1のドラム30の回転軸30aと同様に、本体フレーム31に回転可能に支持されている。また、この回転軸40aには、詳細は後述する第2の記録部60を支持する部材の一端と及び第2のメンテナンスユニット80を支持する部材の一端が係合されている。
第2のドラム40に巻き付けられた記録媒体8は、第2のドラム40の巻き始めの張力と巻き終わりの張力とによって、第2のドラム40の外周面に対して垂直抗力を与える。これにより、第2のドラム40と記録媒体8との間の摩擦力が大きくなり、これらの間で滑りが生じることなく、記録媒体8が第2のドラム40に密着保持される。かくして、正確な記録媒体の搬送及びドラムの回転数制御が果される。
第2のドラム40は、その回転軸40aにプーリとベルトとを介して連結されたドラム駆動モータ41の駆動力によって、図1並びに図2の反時計回り方向に回転する。そして、この第2のドラム40の回転によって、第2のドラム40に保持された記録媒体8が、第2のドラム40に対向して配置された第2の記録部60の直下に搬送される。このとき、第2のドラム40に巻き付けられて保持された記録媒体8は、第1の記録部50により画像記録された面(表面)が下向き(第2のドラム40の周面側)になっており、まだ記録されていない面(裏面)が上向き(第2の記録部60に対面している向き)になっている。第2の記録部60は、この裏面に画像記録を行う。かくして、記録媒体8への両面記録が完了する。
図5は、装置本体部3を示す左側面図である。図6は、記録制御ユニット5と記録部との接続を概略的に示す背面図である。
図5に示すように、第2のドラム40の回転軸40aには、カップリング43を介してエンコーダ42が連結されている。このエンコーダ42のハウジングは、断面がL字状のエンコーダ固定部材44の一端に固定されている。また、エンコーダ固定部材44の他端は、本体フレーム31の背面に固定されている。この構成により、エンコーダ42は、第2のドラム40の回転に伴って回転し、第2のドラム40の回転位置に相当する検出パルスを出力する。
図6に示すように、エンコーダ42は、記録制御ユニット5に接続されている。従って、エンコーダ42から出力された検出パルスは、第1の記録部50及び第2の記録部60の各記録ヘッドを駆動させる記録制御ユニット5に入力される。記録制御ユニット5は、エンコーダ42からの検出パルスに同期して、第1の記録部50及び第2の記録部60の各記録ヘッドに記録電源を供給する。かくして、記録制御ユニット5による吐出駆動の制御により、記録ヘッドはインクを吐出する。つまり、記録媒体8は、第1のドラム30及び第2のドラム40上で滑ることなく同速度で搬送されるため、第2のドラム40の回転に伴って出力される検出パルスに基づいて記録ヘッドの吐出駆動を制御することができる。
また、本実施形態では、第1のドラム30の直径は第2のドラム40の直径と同一としている。この構成により、第1の記録部50及び第2の記録部60の各記録ヘッドは、エンコーダ42の検出パルスに同期してインクを吐出し、記録処理を行うことができる。
続いて、第1のメンテナンスユニット70のメンテナンス動作について説明する。
まず、ヘッド保持部材53に設けられた不図示の退避機構により、ヘッド保持プレート52a、52b、52c、52dを第1のドラム30の円周面から離れる方向に退避させる。これにより、記録ヘッド51(各記録ヘッド51a、51b、51c、51d)も第1のドラム30の円周面から離れる方向に移動し、記録ヘッド51の下面と第1のドラム30の周面との間に所定の間隙が形成される。その後、第1のメンテナンスユニット70を記録ヘッド51の直下に移動させる。そして、記録ヘッド51によりインクのパージ動作を行わせる。このパージの際に流出したインクは、各記録ヘッド51a、51b、51c、51dに対応した4つの第1のインクパン72で回収されて、不図示の廃液タンクに収集される。
さらに、記録ヘッド51のノズル面に当接状態にある吸引ノズル71が、ノズル列方向に走査される。そして、この吸引ノズル71により、ノズル面に付着したインクや紙粉などがかき取られながら、ノズル表面に残ったインクが吸引される。これにより、記録ヘッド51に付着する紙粉の量が減少される。
メンテナンス動作終了後は、第1のメンテナンスユニット70は、例えば図7に示す待機位置に戻る。このとき、第1のメンテナンスユニット70は傾いた位置で待機するので、第1のインクパン72に残ったインクが垂れる虞がある。これを防止するために、第2のインクパン73が設けられている。
第2のインクパン73の端部は、曲げ角度が鋭角の壁で形成され、かつ装置の奥行方向に傾斜されている。これにより、第1のインクパン72からインクが垂れたとしても、第2のインクパン73の端部にインクが溜まる。さらに、第2のインクパン73内に収集されたインクは、廃液タンクへと流れる。この構成により、記録媒体8や装置内をインクで汚すことがない。
図1に戻ると、上述のように、第1の記録部50により表面に画像記録され、かつ第2の記録部60により裏面に画像記録されて両面記録が完了した記録媒体8は、第2のドラム40の巻き終わりから、フリーローラ20以降の搬送系によりリワインダ部4へと搬送される。つまり、第2のドラム40の巻き終わり以降では、記録媒体8は、フリーローラ20、21を経由して、ニップローラ対90に搬送される。
ニップローラ対90は、1対のローラからなり、一方のローラには図示しないトルクリミッタ、減速ギア及びニップ駆動モータが連結され、第1及び第2のドラム30、40上での記録媒体8の搬送速度と同速度で記録媒体8を搬送する。これにより、ニップローラ対90は、記録媒体8の搬送方向と同一方向に張力を作用させるための張力発生部を構成している。
ニップローラ対90以降では、記録媒体8は、装置本体部3の外壁22に設けられた排紙口24から、この外壁22の外部に排出される。
次に、リワインダ部4について説明する。
リワインダ部4は、リワインダフレーム25内に、排紙固定シャフト26と、スタンド27と、排紙モータ28とを有している。排紙固定シャフト26は、アンワインダ部2の紙管固定シャフト10と同様の構成であり、排紙用紙管29を回転可能に保持している。
排紙固定シャフト26には、プーリとベルトとを介して排紙モータ28が接続されている。この排紙モータ28の駆動力は、排紙固定シャフト26に伝達される。これにより、排紙モータ28は、記録媒体8を排紙用紙管29に巻き付ける巻き付け力を与える機能を果している。
装置本体部3の排紙口24から排紙された記録媒体8は、上述の巻き付け力により、リワインダ部4に固定された排紙用紙管29に巻き付けられる。
かくして、アンワインダ部2からの記録媒体の巻き出し、装置本体部3内での記録媒体への画像記録及びリワインダ部4による記録媒体の巻き取りの一連の動作が終了する。
続いて、搬送制御ユニット6について、図8を参照して説明する。
図8は、搬送制御ユニット6とアンワインダ部2、装置本体部3及びリワインダ部4との接続を示す背面図である。
搬送制御ユニット6は、装置本体部3内のドラム駆動モータ41、ニップ駆動モータ、アンワインダ部2のブレーキ12、リワインダ部4の排紙モータ28の各々に接続されており、各々に選択的に電源を供給し、動作を制御する。搬送制御ユニット6は、ドラム駆動モータ41への供給電源を制御することにより、第2のドラム40の駆動開始、定速駆動、駆動停止、ひいては記録媒体8の搬送駆動を制御する。また、ニップ駆動モータへの供給電源を制御することにより、ニップローラ対90の駆動を制御し、第2のドラム40からニップローラ対90までの搬送経路における記録媒体8への張力を保ち、第2のドラム40からニップローラ対90までの搬送経路における記録媒体8の弛みを防止する。さらに、ブレーキ12への供給電源を制御することにより、ブレーキ12の駆動を制御し記録媒体8に対し一定のバックテンションを加え、アンワインダ部2から第2のドラム40までの搬送経路における記録媒体8の弛みを防止する。また、排紙モータ28の供給電源を制御することにより、排紙モータ28の駆動を制御し、一定の張力でリワインダ部4の排紙用紙管29に記録媒体8を巻き付ける。
つまり、搬送制御ユニット6が装置本体部3内に設けられたドラム駆動モータ41、ニップ駆動モータ、アンワインダ部2のブレーキ12、リワインダ部4の排紙モータ28の各々への電源供給を制御することにより、記録媒体8は、アンワインダ部2からリワインダ部4まで弛みなく一定速度で搬送される。
図9は、電源ユニット7と、記録制御ユニット5及び搬送制御ユニット6との接続を示す背面図である。電源ユニット7は、少なくとも記録制御ユニット5及び搬送制御ユニット6に電源を供給する。
続いて、本実施形態において紙粉や塵等の異物除去機構として機能する排気手段としての排気機構100について説明する。
上述した記録制御ユニット5、搬送制御ユニット6及び電源ユニット7は、駆動時には各々が負荷状態により発熱するため、積極的に冷却(排熱)する必要がある。そこで、本実施形態では、記録制御ユニット5、搬送制御ユニット6及び電源ユニット7(以下、これらを発熱部と称する)から発生する熱を排出する排気機構100が設けられている。この排気機構100から排出される排気を利用することにより、装置本体部3の外壁22の外部で、記録媒体上の異物の除去を行う。
図10並びに図11は、発熱部と排気機構100とを示す概略図である。
各発熱部は、発生した熱を外部に逃がさないように壁で覆われており、壁には外部からの空気を取り入れる吸気口が設けられている。
排気機構100は、発熱部からの熱を吸引するように各発熱部に設けられた冷却ファン101、すなわち記録制御ユニット5に設けられた冷却ファン101a、搬送制御ユニット6に設けられた冷却ファン101b及び電源ユニット7に設けられた冷却ファン101cと、各発熱部に接続され、各発熱部から排気を導くダクト102、すなわち記録制御ユニット5から排気を導くダクト102a、搬送制御ユニット6から排気を導くダクト102b及び電源ユニットから排気を導くダクト102cと、これらダクト102に接続されたダクトボックス103と、このダクトボックス103に接続され、記録媒体8の画像記録面に向かって排気を排出する排気部104と、不図示のフィルタと、を有している。
各発熱部から発生した熱を含む排気は、冷却ファン101により、各発熱部に接続されたダクト102を通過し、ダクトボックス103に集められた後、排気部104により装置本体部3の外壁22の外部に排気される。
図10では、冷却ファン101は各発熱部の吸気口に設けられているが、各発熱部とダクト102の端部の開口部との間に冷却ファン101を設け、壁の内側の熱を含む空気を接続されたダクト102へ排気してもよい。
また、冷却ファン101は各発熱部に設けられているが、これに限定されない。例えば、冷却ファン101をダクト102の端部の開口部に設けず、この開口部を発熱部に直接接続して、この開口部を通ってダクト102、ダクトボックス103を通過し排気部104までの排気経路中のいずれかの箇所に設けることができる。
また、図10では、ダクト102は、3つの発熱部の全てに接続されているが、発熱部のいずれか1つ又はいずれか2つにのみ接続してもよい。
また、排気機構100を接続する発熱部として、代表的に、記録制御ユニット5、搬送制御ユニット6及び電源ユニット7を挙げたが、ドラム駆動モータ41、ニップ駆動モータなど、装置本体部3内の冷却が必要な部位であればいずれの箇所に接続してもよい。
なお、図10では、ダクトボックス103を設けているが、ダクトボックス103を設けることなく、ダクト102を直接排気部104に接続してもよい。
フィルタは、発熱部の各々から排気部104までの排気経路中に設けられており、装置本体部3の内部に浮遊する紙粉や塵、インク吐出時に発生するインクミスト等、排気に含まれる浮遊物を除去して、装置本体部3の外壁22の外部に排出する排気をクリーンにする。
図12乃至図14は、画像記録装置1の装置本体部3の給紙口23に設けられた排気部104を示す斜視図である。
図示されるように、排気部104は、装置本体部3の外壁22に設けられた給紙口23の上側にある第1の排気部104aと、給紙口23の下側にある第2の排気部104bとからなる。これら第1及び第2の排気部104a、104bは、それぞれ、ダクトボックス103からの排気を導入する複数の導入口105と、排気を装置本体部3の外壁22の外部に排出する複数の排気口106と、これら排気口106から排出される排気方向を制御する制風手段としての制風部107と、を有している。
第1及び第2の排気部104a、104bは、それぞれ、排気が装置本体部3の内部から外部に向かうように、導入口105から排気口106までの経路を有している。つまり、これら経路は、第1の排気部104aは記録媒体8の表面(第1の記録部50により画像が記録される側)に、第2の排気部104bは記録媒体8の裏面(第2の記録部60により画像が記録される側)に、それぞれ排気を排出するように形成されている。これにより、排気の方向が規制され、装置本体部3の外壁22の外側で、供給される記録媒体8の裏面と表面との少なくとも一方に排気が当たる。かくして、記録媒体8に付着している紙粉や塵等の異物は、装置本体部3から離れる方向に、記録媒体8の画像記録面から吹き飛ばされ、異物が吹き飛ばされた後の記録媒体8が、装置本体部3の給紙口23より装置本体部3内に搬送される。従って、記録媒体8が装置本体部3内に搬送される前に、記録媒体上に付着した紙粉等を吹き飛ばすことができる。
図15は、制風部107による風向きの制御を示す図である。
画像記録面から吹き飛ばされた異物が再度記録媒体8の画像記録面に付着することを防ぐために、排気部104の導入口105から排気口106までの経路は、制風部107によって複数の経路に仕切られると共に、装置本体部3への記録媒体8の供給搬送方向に対し傾いた方向に、複数の経路が方向付けられている。これにより、排気の方向は、記録媒体8に対向しかつ交差する方向に規制されるので、排気部104からの排気は、いったん記録媒体8の表面に当たった後、記録媒体8から離れる方向に排出される。かくして、吹き飛ばされた異物が再度記録媒体8に付着することを防ぐことができる。
なお、本実施形態では、第1及び第2の排気部104a、104bの各々の導入口105から排気口106までの経路を制風部107により仕切り、複数設けているが、制風部107を設けることなく、各排気部104における経路を1つとし、記録媒体8の画像記録面の方向に沿って横長に形成した1つの排気口としてもよい。
また、本実施形態では、排気の方向を規制するための制風部107を設けると共に、所定の方向に排気が排出されるように導入口105から排気口106までの経路を規定しているが、例えば、導入口105から排気口106までの経路にルーバのような板状の部材を設けて、排気を画像記録面に当てる方向、及び画像記録面上における搬送方向に対し傾いた方向(斜め方向)を規制してもよい。
アンワインダ部2において巻回装填された記録媒体8を引き剥がした場合、静電気力などの影響により、本実施形態における表面よりも裏面に紙粉が付着している傾向にあることが経験的にわかっている。従って、裏面の紙粉を効率的に除去するために、第1の排気部104aよりも第2の排気部104bから排出される排気の速度を速くするように、ダクトボックス103からの排気の流量を調整する。これにより、回転軸に近接する側の面、すなわち紙粉が付着しているとされるロール状態から引き剥がされたばかりの状態の裏面に対して効率的に紙粉除去を行うことができる。
例えば、1つの方法として、ダクトボックス103と排気部104とをつなぐ排気経路において、第2の排気部104bにつながる経路の流路抵抗よりも第1の排気部104aにつながる経路の流路抵抗を大きくすることで、第2の排気部104bから排出される排気の量が多くなる。この結果、第1の排気部104aからの排気よりも第2の排気部104bからの排気の流速が増し、紙粉除去効果が向上する。流路抵抗を大きくするためには、例えば、第2の排気部104bにつながる経路の一部の径よりも第1の排気部104aにつながる経路の径の一部を小さく(小径化)したり、第2の排気部104bにつながる経路の長さよりも第1の排気部104aにつながる経路の長さを長くしたりすればよい。
以上説明したように、本実施形態では、装置本体部の外壁の外部で記録媒体に付着している紙粉や塵等の異物を吹き飛ばすために、発熱部から発生する熱を外部に排出することを利用した排気手段を設けることにより、簡易な構成で、記録媒体に付着した紙粉や塵等の異物による記録ヘッドからのインクの不吐出や吐出曲がりを防止し、高品質な画像記録を行うことができる。
(第1の変形例)
上述の実施形態では、発熱部を冷却するためのファンからの排気を利用することにより記録媒体8に付着した異物を吹き飛ばす構成を示したが、なおも飛ばない異物が記録媒体8の画像記録面に残る可能性がある。そこで、第1の変形例として、上述の異物除去機構に加えて、画像記録前に記録媒体8上の異物を補助的に除去する異物吸引機構200を備えた構成を示す。
図16は、第1の変形例において、搬送経路中に設けられた異物吸引機構200を示す概略図である。
第1の変形例では、異物吸引機構200が、装置本体部3の外壁22内の給紙口23から第1の記録部50に至るまでの間に設けられている。この異物吸引機構200は、第1の異物吸引機構200aと第2の異物吸引機構200bとからなり、第1の異物吸引機構200aは記録媒体8の表面側に、第2の異物吸引機構200bは記録媒体8の裏面側に、それぞれ配置されている。
図17並びに図18は、第1の変形例の異物吸引機構200を示す図である。
第1及び第2の異物吸引機構200a、200bの各々は、異物吸引口201と、チャンバ202と、異物吸引ファン203とを有している。異物吸引ファン203には、上述のダクト102が接続されている。
異物吸引口201は、記録媒体8の表面に対向して設けられており、異物吸引ファン203によりチャンバ202の内部に負圧を発生させ、吸引孔から記録媒体8に付着している異物を吸引する。そして、上述の実施形態と同様に、異物吸引ファン203から発生される空気は、ダクト102の端部の開口部より排気部104へ排気される。このとき、異物吸引ファン203から排出される排気には、吸引された異物やインクミスト等の浮遊物が含まれているため、好ましくは、これを除去するためのフィルタ204が、異物吸引機構200の異物吸引口201から排気部104までの排気経路中に設けられている。
この構成により、記録媒体8上に付着した異物は、排気部104からの排気により、装置本体部3の外壁22の外部で吹き飛ばされると共に、記録媒体8が記録手段に搬送される前に、装置本体部3の外壁22内で吸引されることができ、さらに高い紙粉除去性能を得ることができる。
(第2の変形例)
上述の実施形態では、紙粉除去機構として、記録制御ユニット5、搬送制御ユニット6及び電源ユニット7の冷却を利用した構成を示したが、記録媒体8に画像記録を行う際、第1及び第2の記録部50、60の記録ヘッドも発熱するので、これらも積極的に冷却する必要がある。従って、第2の変形例では、記録部の冷却で生じる排気を利用する。
図19は、第2の変形例において、画像記録装置1の紙粉除去機構を概略的に示す図である。図20並びに図21は、第2の変形例における記録部を示す図である。なお、図20並びに図21は、第1の記録部50を説明しているが、第2の記録部60も同様の構成である。
第1の記録部50は、壁54により覆われている。この壁54には、外気を吸気して記録ヘッド51を冷却するための冷却ファン101が設けられている。また、この壁54には、上述のダクト102が接続されている。そして、上述の実施形態と同様に、冷却ファン101からの空気は、第1の記録部50を通ってダクト102の端部の開口部より排気部104へ排気される。
なお、第1及び第2の記録部50、60からの排気にはインクミストや異物等の浮遊物が含まれている可能性があるため、好ましくは、浮遊物を除去するためのフィルタが、上述の実施形態と同様に、記録部と接続される側のダクト102の端部の開口部から排気部104までの排気経路中に設けられている。
また、図示しないが、冷却ファン101は、吸気用ではなく、壁54に吸気口を設け、記録部とダクト102の端部の開口部との間に冷却ファン101を設けてもよい。排気機構100が記録部に接続されていれば、同じ効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態並びに変形例について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、これらの組合せ、改良並びに変更が可能である。
1…画像記録装置、2…アンワインダ部、3…装置本体部、4…リワインダ部、5…記録制御ユニット、6…搬送制御ユニット、7…電源ユニット、8…記録媒体、9…アンワインダフレーム、10…紙管固定シャフト、11…スタンド、12…ブレーキ、13…搬送部、14〜21…フリーローラ、22…外壁、23…給紙口、24…排紙口、25…リワインダフレーム、26…排紙固定シャフト、27…スタンド、28…排紙モータ、29…排紙用紙管、30…ドラム、30a…回転軸、31…本体フレーム、40…ドラム、40a…回転軸、41…ドラム駆動モータ、42…エンコーダ、43…カップリング、44…エンコーダ固定部材、50…第1の記録部、51…記録ヘッド、52…ヘッド保持プレート、53…ヘッド保持部材、54…壁、60…第2の記録部、70…第1のメンテナンスユニット、71…吸引ノズル、72…第1のインクパン、73…第2のインクパン、74…メンテナンスユニット保持部材、80…第2のメンテナンスユニット、90…ニップローラ対、100…排気機構、101…冷却ファン、102…ダクト、103…ダクトボックス、104…排気部、105…導入口、106…排気口、107…制風部、200…異物吸引機構、201…異物吸引口、202…チャンバ、203…異物吸引ファン。

Claims (7)

  1. 外壁と、前記外壁内に設けられ、記録媒体に画像を記録する少なくとも1つの記録ヘッドとを有する画像記録ユニットと、
    前記記録媒体を前記画像記録ユニット内に供給する記録媒体供給ユニットと、
    前記画像記録ユニットに設けられ、前記外壁の内部から外部に排気を行う排気手段と、
    を具備する画像記録装置であって、
    前記排気手段は、前記記録媒体供給ユニットから前記画像記録ユニット内に搬入される前の記録媒体の画像記録面に向かって排気を排出する排気部を有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記排気手段は、前記記録媒体の画像記録面上において、記録媒体が前記画像記録ユニット内に搬入される搬送方向に対し傾いて交差する方向に前記排気口から排気を排出するように、排気の向きを制御する制風手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記排気部は、前記記録媒体の表面と裏面との少なくとも一方の画像記録面に向かって排気を排出することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像記録装置。
  4. 前記排気手段は、前記画像記録ユニットの駆動により発生した熱を前記外壁の外部に排出する排熱手段であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の画像記録装置。
  5. 前記排気手段は、前記画像記録ユニットの外壁の内部を浮遊している浮遊物を外部に排出する浮遊物排出手段であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の画像記録装置。
  6. 前記排気手段は、排気に含まれる浮遊物を除去するフィルタを有し、前記フィルタを通過した後の空気が、前記排気部より排出されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載の画像記録装置。
  7. 前記記録媒体は、連続記録媒体であり、
    前記記録媒体供給ユニットは、前記画像記録ユニットの外壁の外部でロール状の前記連続記録媒体を回転軸で軸支すると共に、巻き出された前記連続記録媒体を前記画像記録ユニットに供給し、
    前記排気手段は、第1の排気経路及び第2の排気経路を有し、
    前記排気部は、前記第1の排気経路に連結された第1の排気口と、前記第2の排気経路に連結された第2の排気口とを有し、
    前記第1の排気口は、前記第1の排気経路内を通って排出される排気を前記連続記録媒体の前記回転軸に近接する側の一方の面に向けて排出するように配置され、かつ、前記第2の排気口は、前記第2の排気経路内を通って排出される排気を前記連続記録媒体の他方の面に向けて排出するように配置されており、
    前記第1の排気経路から前記第1の排気口までの流路抵抗が、前記第2の排気経路から前記第2の排気口までの流路抵抗よりも小さくなるように設定されていることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1に記載の画像記録装置。
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