JP2011194961A - ウエザストリップ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ウエザストリップ5は、押出成形された押出成形部6と、これの両端部を直線状に接続する型成形部7とからなり、ドア開口部の周縁に沿って取付けられるトリム部11と、トリム部11から突出する中空シール部15とを備える。型成形部7は、その接続幅W1が2.0mmに設定され、その中空シール部15において、その内周面を成形するコア金型を成形後に抜き取るためのコア抜き孔44が形成されている。コア抜き孔44は、中空シール部15の内周面の周方向に沿った長さが、当該内周面の周長の40%となるように形成されている。
【選択図】 図4
Description
ボディのドア開口部の周縁に取付けられるトリム部と、
該トリム部の車外側側壁部から突出するように設けられ、前記ドア開口部を開閉するドアの閉鎖時に当該ドアの周縁部に圧接される中空シール部とを有してなるウエザストリップであって、
前記型成形部は、
ウエザストリップ長手方向における幅(接続幅)が0.5mm以上3.0mm以下となるように形成されるとともに、
その中空シール部において、当該中空シール部の内周面を成形するためのコア金型部材を成形後に抜き取るためのコア抜き孔が形成され、
当該コア抜き孔は、
前記ドアの周縁部に圧接されるシール面を除く範囲において、前記中空シール部の内周面の周方向に沿った長さが、当該内周面の周長の25%以上45%以下となるように形成されていることを特徴とするウエザストリップ。
ボディのドア開口部の周縁に取付けられるトリム部と、
前記トリム部の車外側側壁部から突出するように設けられ、前記ドア開口部を開閉するドアの閉鎖時に当該ドアの周縁部に圧接される中空シール部とを有してなるウエザストリップの製造方法であって、
前記型成形部の成形に際し、前記型成形部の中空シール部の内周面を成形するコア本体と該コア本体から突出する把持部とからなるコア金型部材のうち、前記コア本体の両端がそれぞれ前記押出成形部の中空シール部の端末に挿入された状態で、ウエザストリップ長手方向における前記型成形部の接続幅が0.5mm以上3.0mm以下となるように、前記コア金型部材を前記金型装置の所定位置に設定し、前記金型部材を閉じて、前記金型装置内にキャビティを形成し、該キャビティに型成形部の材料を充填して、型成形部を形成するとともに、
当該型成形部には、少なくとも前記把持部により、前記コア本体を成形後に抜き取るためのコア抜き孔が、前記中空シール部のうち前記ドアの周縁部に圧接されるシール面を除く範囲において、前記中空シール部の内周面の周方向に沿った長さが当該内周面の周長の25%以上45%以下となるように形成されるようにし、
前記型成形部を形成して前記金型装置の金型部材を型開した後に、前記コア抜き孔から前記コア本体を取出すようにしたことを特徴とするウエザストリップの製造方法。
Claims (7)
- 押出成形された押出成形部と、当該押出成形部の端部を直線状に接続する型成形部とから構成され、
ボディのドア開口部の周縁に取付けられるトリム部と、
該トリム部の車外側側壁部から突出するように設けられ、前記ドア開口部を開閉するドアの閉鎖時に当該ドアの周縁部に圧接される中空シール部とを有してなるウエザストリップであって、
前記型成形部は、
ウエザストリップ長手方向における幅が0.5mm以上3.0mm以下となるように形成されるとともに、
その中空シール部において、当該中空シール部の内周面を成形するためのコア金型部材を成形後に抜き取るためのコア抜き孔が形成され、
当該コア抜き孔は、
前記ドアの周縁部に圧接されるシール面を除く範囲において、前記中空シール部の内周面の周方向に沿った長さが、当該内周面の周長の25%以上45%以下となるように形成されていることを特徴とするウエザストリップ。 - 前記型成形部は、前記ドア開口部の下縁部に位置するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のウエザストリップ。
- 前記型成形部は、前記トリム部と前記中空シール部とを合わせた全体がIRHD40度の比較的軟質のオレフィン系熱可塑性エラストマーにより形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のウエザストリップ。
- 押出成形された押出成形部と、当該押出成形部の端部を直線状に接続するようにして、複数の金型部材からなる金型装置によって成形された型成形部とから構成されるとともに、
ボディのドア開口部の周縁に取付けられるトリム部と、
前記トリム部の車外側側壁部から突出するように設けられ、前記ドア開口部を開閉するドアの閉鎖時に当該ドアの周縁部に圧接される中空シール部とを有してなるウエザストリップの製造方法であって、
前記型成形部の成形に際し、前記型成形部の中空シール部の内周面を成形するコア本体と該コア本体から突出する把持部とからなるコア金型部材のうち、前記コア本体の両端がそれぞれ前記押出成形部の中空シール部の端末に挿入された状態で、ウエザストリップ長手方向における前記型成形部の接続幅が0.5mm以上3.0mm以下となるように、前記コア金型部材を前記金型装置の所定位置に設定し、前記金型部材を閉じて、前記金型装置内にキャビティを形成し、該キャビティに型成形部の材料を充填して、型成形部を形成するとともに、
当該型成形部には、少なくとも前記把持部により、前記コア本体を成形後に抜き取るためのコア抜き孔が、前記中空シール部のうち前記ドアの周縁部に圧接されるシール面を除く範囲において、前記中空シール部の内周面の周方向に沿った長さが当該内周面の周長の25%以上45%以下となるように形成されるようにし、
前記型成形部を形成して前記金型装置の金型部材を型開した後に、前記コア抜き孔から前記コア本体を取出すようにしたことを特徴とするウエザストリップの製造方法。 - 前記複数の金型部材のうち、前記コア本体の外周面と対向する所定の金型部材において、前記コア本体に挿入された前記押出成形部を係り止める係止突起を形成したことを特徴とする請求項4に記載のウエザストリップの製造方法。
- 前記型成形部の材料として、IRHD40度のオレフィン系熱可塑性エラストマーを用いたことを特徴とする請求項4又は5に記載のウエザストリップの製造方法。
- 前記型成形に際しては、前記複数の金型部材のうちの所定の金型部材が、前記把持部における前記中空シール部の周方向一方側に当接しかつ前記コア本体に当接するように配置されるとともに、前記キャビティに材料が充填された後、前記コア金型部材から前記所定の金型部材を相対に離間させることで、前記コア抜き孔の一部が形成されるようにしたことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載のウエザストリップの製造方法。
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