JP2011188609A - モータ駆動システムの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】矩形波制御およびPWM制御を選択的に適用する交流電動機制御において、PWM制御から矩形電圧波制御への切換判定を円滑に行なう。
【解決手段】インバータを用いたモータ駆動システムにおいて、パルス幅変調(PWM)制御では、交流電動機を動作指令に従って動作させるための交流電圧指令と、三角波に代表される搬送波との電圧比較に従って、インバータが制御される。PWM制御の選択時には、搬送波の頂点のうちの、電圧指令の正負が反転するタイミングに最も近い2点に対応するタイミングの各々において、交流電圧指令の瞬時値が搬送波の振幅よりも大きいときに、PWM制御から矩形波制御への切換が指示される。
【選択図】図8

Description

この発明は、モータ駆動システムの制御装置に関し、より特定的には、矩形波制御およびパルス幅変調(PWM)制御の間での制御モード切換を行なう交流電動機制御に関する。
直流電源を用いて交流電動機を駆動するために、インバータを用いたモータ駆動システムが使用されている。インバータは、インバータ駆動回路によりスイッチング制御されることによって、直流/交流電力変換を実行する。たとえば、正弦波状の電圧指令と搬送波(三角波)との比較に基づいて、直流電圧をスイッチングして得られる、パルス幅変調された擬似交流電圧が、インバータから出力されて交流電動機に印加される。
また、交流電動機への印加電圧の基本波成分の振幅を拡大するために、正弦波電圧指令の振幅が搬送波の振幅を超える過変調PWM制御や、回転周波数に同期した正負1パルスの矩形波電圧を印加する矩形波制御が知られている。
たとえば、特開2008−312420号公報(特許文献1)および特開2009−100588号公報(特許文献2)には、過変調PWM制御を含むPWM制御と、矩形波制御とを選択的に適用する交流電動機制御が記載されている。
特開2008−312420号公報 特開2009−100588号公報
PWM制御と矩形波制御とを選択的に適用する場合には、これらの制御モード間での切換判定が必要となる。たとえば、特許文献1(段落0046)では、電圧指令から把握される必要電圧振幅と、搬送波(三角波)のピーク値の絶対値との比較によって、PWM制御モードから矩形波制御モードへの切換要否が判定される。
また、特許文献2には、PWM制御モードから矩形波制御モードに切換えるときにトルク振動の発生を防止するために、矩形波制御モードへの切換後の最初の周期において、スイッチングタイミングに応じて、制御モードの切換を待機することが記載されている。
しかしながら、PWM制御(特に過変調PWM制御)と矩形波制御との切換領域では、デッドタイムの影響やセンサ誤差に起因する制御演算の誤差により、本来、矩形波制御モードへ切換わるべき電動機状態ではないのに、誤って、矩形波制御モードへの切換えが要求されるケースがある。
このような状況が発生すると、矩形波制御モードへの切換直後に、再びPWM制御モードへの切換が要求される結果を招くので、両制御モード間の切換が頻繁に発生してしまう可能性がある。さらに、交流電動機への印加電圧が不連続となるため、電流がサージ状に大きくなってしまう虞がある。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、この発明の目的は、矩形波制御およびPWM制御を選択的に適用する交流電動機制御において、PWM制御から矩形電圧波制御への切換判定を円滑に行なうことである。
この発明のある局面では、インバータおよび交流電動機の間を流れるモータ電流を検出するための電流検出器とを備えるモータ駆動制御システムの制御装置は、所定振幅および所定周波数を有する搬送波と、交流電動機を動作指令に従って動作させるための交流電圧指令との比較に基づくパルス幅変調制御によって、インバータの制御指令を生成するための手段と、パルス幅変調制御の選択時に、交流電動機に印加される矩形波電圧の電圧位相を制御する矩形波制御への切換要否を判定するための判定手段とを備える。判定手段は、搬送波の頂点のうちの、電圧指令の正負が反転するタイミングに最も近い2点に対応するタイミングの各々において、交流電圧指令の瞬時値が搬送波の振幅よりも大きいときに、パルス幅変調制御から矩形波制御への切換を指示する手段を含む。
この発明によれば、この発明の目的は、矩形波制御およびPWM制御を選択的に適用する交流電動機制御において、PWM制御から矩形電圧波制御への切換判定を円滑に行なうことができる。
本発明の実施の形態に従うモータ駆動システムの全体構成図である。 本発明の実施の形態によるモータ駆動システムにおける交流電動機の制御モードを説明する概念図である。 PWM制御の制御動作を説明する波形図である。 同期PWM制御を説明する波形図である。 電圧指令振幅に応じた変調率に基づく制御モード切換の例を説明する概念図である。 PWM制御モードから矩形波制御モードへの切換判定が正常でなかったときの動作例を説明する波形図である。 本発明の実施の形態によるモータ駆動システムにおけるPWM制御モードから矩形波制御モードへの切換判定の制御処理を説明するフローチャートである。 PWM制御モードから矩形波制御モードへの切換要と判定される動作例を説明する波形図である。 PWM制御モードから矩形波制御モードへの切換不要と判定される動作例を説明する波形図である。
図1は、本発明の実施の形態に従うモータ駆動システムの全体構成図である。
図1を参照して、モータ駆動システム100は、直流電圧発生部10♯と、平滑コンデンサC0と、インバータ14と、交流電動機M1と、制御装置30とを備える。
交流電動機M1は、たとえば、電動車両(ハイブリッド自動車、電気自動車や燃料電池車等の電気エネルギによって車両駆動力を発生する自動車をいうものとする)の駆動輪を駆動するためのトルクを発生するための駆動用電動機である。あるいは、この交流電動機M1は、エンジンにて駆動される発電機の機能を持つように構成されてもよく、電動機および発電機の機能を併せ持つように構成されてもよい。さらに、交流電動機M1は、エンジンに対して電動機として動作し、たとえば、エンジン始動を行ない得るようなものとしてハイブリッド自動車に組み込まれるようにしてもよい。すなわち、本実施の形態において、「交流電動機」は、交流駆動の電動機、発電機および電動発電機(モータジェネレータ)を含むものである。
直流電圧発生部10♯は、直流電源Bと、システムリレーSR1,SR2と、平滑コンデンサC1と、コンバータ12とを含む。
直流電源Bは、代表的には、二次電池(ニッケル水素またはリチウムイオン等)や蓄電装置の蓄電装置により構成される。直流電源Bが出力する直流電圧Vbおよび入出力される直流電流Ibは、電圧センサ10および電流センサ11によってそれぞれ検知される。
システムリレーSR1は、直流電源Bの正極端子および電力線6の間に接続され、システムリレーSR1は、直流電源Bの負極端子およびアース線5の間に接続される。システムリレーSR1,SR2は、制御装置30からの信号SEによりオンオフされる。
コンバータ12は、リアクトルL1と、電力用半導体スイッチング素子Q1,Q2と、ダイオードD1,D2とを含む。電力用半導体スイッチング素子Q1およびQ2は、電力線7およびアース線5の間に直列に接続される。電力用半導体スイッチング素子Q1およびQ2のオンオフは、制御装置30からのスイッチング制御信号S1およびS2によって制御される。
この発明の実施の形態において、電力用半導体スイッチング素子(以下、単に「スイッチング素子」と称する)としては、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、
電力用MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタあるいは、電力用バイポーラ
トランジスタ等を用いることができる。スイッチング素子Q1,Q2に対しては、逆並列ダイオードD1,D2が配置されている。リアクトルL1は、スイッチング素子Q1およびQ2の接続ノードと電力線6の間に接続される。
平滑コンデンサC0は、電力線7およびアース線5の間に接続される。電圧センサ13は、平滑コンデンサC0の両端の電圧、すなわち、電力線7の直流電圧VHを検出し、その検出値を制御装置30へ出力する。以下では、インバータ14の直流側電圧に相当する直流電圧VHをシステム電圧VHとも称する。
インバータ14は、電力線7およびアース線5の間に並列に設けられる、U相上下アーム15と、V相上下アーム16と、W相上下アーム17とから成る。各相上下アームは、電力線7およびアース線5の間に直列接続されたスイッチング素子から構成される。たとえば、U相上下アーム15は、スイッチング素子Q3,Q4から成り、V相上下アーム16は、スイッチング素子Q5,Q6から成り、W相上下アーム17は、スイッチング素子Q7,Q8から成る。また、スイッチング素子Q3〜Q8に対して、逆並列ダイオードD3〜D8がそれぞれ接続されている。スイッチング素子Q3〜Q8のオンオフは、制御装置30からのスイッチング制御信号S3〜S8によって制御される。
代表的には、交流電動機M1は、3相の永久磁石型同期電動機であり、U,V,W相の3つのコイルの一端が中性点に共通接続されて構成される。さらに、各相コイルの他端は、各相上下アーム15〜17のスイッチング素子の中間点と接続されている。
コンバータ12は、スイッチング素子Q1および/またはQ2のオンオフ制御により、直流電圧VbおよびVHの間で双方向の直流電圧変換を実行するように構成されている。コンバータ12による電圧変換比(VH/Vb)は、スイッチング素子Q1,Q2のデューティ比に応じて制御される。具体的には、交流電動機M1の状態に応じて電圧指令値VHrが設定されるとともに、コンバータ12におけるデューティ比が、直流電圧VH,Vbの検出値に基づいて制御される。なお、直流電圧VHを直流電圧Vbから昇圧する必要がない場合には、スイッチング素子Q1およびQ2をオンおよびオフにそれぞれ固定することにより、VH=Vb(電圧変換比=1.0)とすることもできる。
コンバータ12では、基本的には、各スイッチング周期内でスイッチング素子Q1およびQ2が相補的かつ交互にオンオフするように制御される。このようにすると、コンバータ12の電流方向に応じて特に制御動作を切換えることなく、直流電源Bの充電および放電のいずれにも対応して、直流電圧VHを電圧指令値VHrに制御することができる。
電流センサ24は、交流電動機M1に流れるモータ電流(相電流)を検出し、その検出したモータ電流を制御装置30へ出力する。なお、三相電流iu,iv,iwの瞬時値の和は零であるので、図1に示すように電流センサ24は2相分のモータ電流(たとえば、V相電流ivおよびW相電流iw)を検出するように配置すれば足りる。
回転角センサ(レゾルバ)25は、交流電動機M1の回転角θを検出し、その検出した回転角θを制御装置30へ送出する。制御装置30では、回転角θに基づき交流電動機M1の回転数(回転速度)および角速度ω(rad/s)を算出できる。なお、回転角センサ25については、回転角θを制御装置30にてモータ電圧や電流から直接演算することによって、配置を省略してもよい。
制御装置30は、電子制御ユニットにより構成され、予め記憶されたプログラムを図示しないCPUで実行することによるソフトウェア処理および/または専用の電子回路によるハードウェア処理により、モータ駆動システム100の動作を制御する。
具体的には、制御装置30は、トルク指令値Trqcomに従って、交流電動機M1が動作するように、インバータ14およびコンバータ12を制御する。制御装置30には、トルク指令値Trqcom、電圧センサ10によって検出された直流電圧Vb、電圧センサ13によって検出されたシステム電圧VH、電流センサ24によって検出されるモータ電流iu,iw、および回転角センサ25からの回転角θが入力される。制御装置30は、これらの入力信号に基づいて、コンバータ12による直流電圧変換を制御するためのスイッチング制御信号S1,S2と、インバータ14による直流/交流電圧変換を制御するためのスイッチング制御信号S3〜S8を生成する。
電動車両では、ユーザのアクセル操作およびブレーキ操作に応じた加速度または減速度が実現されるように電動車両の走行を制御する走行制御の一環として、交流電動機M1のトルク指令値Trqcomが設定される。たとえば、交流電動機M1が車両走行用モータであるときには、車両加速時にはTrqcom>0に設定される一方で、回生制動時には、Trqcom<0に設定される。なお、ここで言う回生制動とは、電動車両を運転するドライバーによるフットブレーキ操作があった場合の回生発電を伴う制動や、フットブレーキを操作しないものの、走行中にアクセルペダルをオフすることで回生発電をさせながら車両を減速(または加速の中止)させることを含む。また、直流電源Bの充電禁止時には、減速時であっても回生電力が発生しないように、Trqcom=0に設定される。
インバータ14は、トルク指令値が正(Trqcom>0)の場合には、平滑コンデンサC0からの直流電圧を、スイッチング制御信号S3〜S8に応答したスイッチング素子Q3〜Q8のスイッチング動作により交流電圧に変換して、正のトルクを出力するように交流電動機M1を駆動する。
また、インバータ14は、トルク指令値が零の場合(Trqcom=0)には、スイッチング制御信号S3〜S8に応答したスイッチング動作によって、交流電動機M1の出力トルクを零とするような回転磁界をステータに生じさせるように制御される。
さらに、インバータ14は、トルク指令値が負(Trqcom<0)の場合には、スイッチング制御信号S3〜S8に応答したスイッチング動作により、交流電動機M1が発電した交流電圧を直流電圧に変換する。その変換された直流電圧(システム電圧)は、平滑コンデンサC0を介してコンバータ12へ供給される。
コンバータ12は、スイッチング制御信号S1,S2に応答したスイッチング素子Q1,Q2のスイッチング制御(デューティ制御)により、システム電圧VHを電圧指令値VHrに制御する。この電圧制御を通じて、電力線7での余剰電力に応じて直流電源Bが充電されるとともに、電力線7での不足電力に応じて直流電源Bが放電される。
(制御モードの説明)
制御装置30による交流電動機M1の制御についてさらに詳細に説明する。
図2は、本発明の実施の形態によるモータ駆動システムにおける交流電動機M1の制御
モードを概略的に説明する図である。
図2に示すように、本発明の実施の形態によるモータ駆動システム100では、交流電動機M1の制御、すなわち、インバータ14における電力変換について、3つの制御モードを切換えて使用する。
正弦波PWM制御は、一般的なPWM制御として用いられるものであり、各相上下アーム素子のオンオフを、正弦波状の電圧指令と搬送波(代表的には三角波)との電圧比較に従って制御する。この結果、上アーム素子のオン期間に対応するハイレベル期間と、下アーム素子のオン期間に対応するローレベル期間との集合について、一定期間内でその基本波成分が正弦波となるようにデューティが制御される。周知のように、正弦波状の電圧指令の振幅が搬送波振幅以下の範囲に制限される正弦波PWM制御では、交流電動機M1への印加電圧(以下、単に「モータ印加電圧」とも称する)の基本波成分をインバータの直流リンク電圧の約0.61倍程度までしか高めることができない。以下、本明細書では、インバータ14の直流リンク電圧(すなわち、システム電圧VH)に対するモータ印加電圧(線間電圧)の基本波成分(実効値)の比を「変調率」と称することとする。
正弦波PWM制御では、正弦波の電圧指令の振幅が搬送波振幅以下の範囲であるため、交流電動機M1に印加される線間電圧が正弦波となる。
一方、矩形波制御では、上記一定期間内で、ハイレベル期間およびローレベル期間の比が1:1の矩形波1パルス分を交流電動機に印加する。これにより、変調率は0.78まで高められる。
過変調PWM制御は、電圧指令(正弦波成分)の振幅が搬送波振幅より大きい範囲で上記正弦波PWM制御と同様のPWM制御を行なうものである。特に、電圧指令を本来の正弦波波形から歪ませること(振幅補正)によって基本波成分を高めることができ、変調率を正弦波PWM制御モードでの最高変調率から0.78の範囲まで高めることができる。過変調PWM制御では、電圧指令(正弦波成分)の振幅が搬送波振幅より大きいため、交流電動機M1に印加される線間電圧は、正弦波ではなく歪んだ電圧となる。
交流電動機M1では、回転数や出力トルクが増加すると誘起電圧が高くなるため、必要となる駆動電圧(モータ必要電圧)が高くなる。コンバータ12による昇圧電圧すなわち、システム電圧VHはこのモータ必要電圧よりも高く設定する必要がある。その一方で、コンバータ12による昇圧電圧すなわち、システム電圧VHには限界値(VH最大電圧)が存在する。
したがって、交流電動機M1の動作状態に応じて、モータ電流のフィードバックによってモータ印加電圧(交流)の振幅および位相を制御する、正弦波PWM制御または過変調PWM制御によるPWM制御モード、および、矩形波制御モードのいずれかが選択的に適用される。図2に示した制御モードのいずれを用いるかについては、基本的には、実現可能な変調率の範囲内となるように決定される。
なお、矩形波制御では、モータ印加電圧の振幅が固定されるため、制御可能なパラメータはモータ印加電圧の位相のみとなる。矩形波制御においては、目標のトルク指令値とトルク実績値との偏差に基づいて、矩形波電圧パルスの位相を直接制御するトルクフィードバック制御を実行する場合、および、PWM制御と同様にモータ電流のフィードバックによって、モータ印加電圧の位相を制御する場合がある。
図3および図4を用いて、PWM制御の動作についてさらに説明する。
図3を参照して、PWM制御では、搬送波160と、電圧指令170との電圧比較に基づき、インバータ14の各相のスイッチング素子のオンオフを制御することによって、交流電動機M1の各相に疑似正弦波電圧としてのパルス幅変調電圧180が印加される。搬送波160は、所定周波数の三角波やのこぎり波によって構成することができる。以下では、三角波を例示する。
非同期PWMでは、搬送波160の周波数(以下、搬送波周波数と称する)は、交流電動機M1の回転速度(回転周波数)に同期して変化することなく、電磁騒音が感知され難い比較的高い所定周波数に固定される。
一方で、図4に示されるように、同期PWMでは、交流電動機M1の回転速度(回転周波数)に同期させて、交流電動機M1の回転周波数のk倍(k:2以上の整数)となるように、搬送波周波数が制御される。この結果、同期PWMでは、交流電動機M1の電気角360度(1周期)に含まれる搬送波160のキャリア数は一定値kに制御される。なお、本実施の形態では、交流電動機M1の回転周波数に同期させて正負1パルスの矩形波電圧が印加される、いわゆる矩形波制御とは区別して同期PWMを適用するため、上記のようにk≧2としている。
相電圧指令170も、交流電動機M1の回転周波数に同期するので、この結果、搬送波160および相電圧指令170の周波数比もk:1となる。
同期PWMでは、電気角1周期(360度)あたりのキャリア数を少なくしてもパルス幅変調電圧180(図2)の正負対称性が確保できる。このため、電圧指令の振幅が大きいためにオンオフの切換わり回数が少なくなる過変調制御では、同期PWMの適用が好ましい。
次にPWM制御モードにおける、制御モードの切換判定について説明する。
一般的には特許文献1にも示されるように、過変調PWM制御を含むPWM制御モードから、矩形波制御モードへの遷移は、電圧指令の振幅と、インバータの入力直流電圧との関係に応じて判定される。
たとえば、上述のように定義された、PWM制御による電圧指令振幅から求められた変調率に基づいて、変調率が判定値F0(たとえばF0=0.78)に達したときに、PWM制御モードから矩形波制御モードへの切換を指示することができる。
図5を参照して、時刻ta以前では、PWM制御モードが選択されており、出力トルクを増加するためのフィードバック制御により、電圧指令の振幅が大きくなるのに伴って変調率も増加する。そして、図2からも理解されるように、変調率が約0.61を超えると、過変調PWM制御が適用される。
電圧指令振幅がさらに大きくなり、時刻taで変調率が0.78に達すると、矩形波制御モードへの切換要と判定される。そして、時刻ta以降では、矩形波制御が適用されて、電圧振幅が固定されるので、変調率も0.78に固定される。
しかしながら、図5に示すような、電圧指令振幅から演算される変調率に基づく制御モードの切換判定では、デッドタイムやセンサ誤差の影響による制御誤差により、切換領域近辺で、正確な切換判定ができなくなる可能性がある。図6には、矩形波制御モードへの切換判定が正常でなかったときの動作例が示される。
図6を参照して、矩形波制御モードでは、正常なインバータ出力電圧Vinvは、電圧指令170の正負が反転するゼロクロス点である時刻t0でハイレベル期間およびローレベル期間が入替わる、交流電動機M1の回転周波数と同期した正負1パルスの矩形波電圧となる(図6の下段参照)。すなわち、矩形波電圧モードへの切換要と判定される領域では、電圧指令値|Vcp|が搬送波電圧|Vcw|よりも常に大きくなるような状態となっている必要がある。
しかしながら、制御誤差を含む電圧指令振幅から演算された変調率に基づく制御モード判定では、図6の上段に示されるように、実際には、電圧指令値|Vcp|が搬送波電圧|Vcw|よりも小さくなる期間が存在するような状態であるにも関らず、PWM制御モードから矩形波制御モードへの切換要と判定される虞がある。
このような状況では、フィードバック制御によって、直後に演算された電圧指令170により、再び矩形波制御モードからPWM制御モードへの切換が指示されることにより、図6の中段に示されるように、インバータ出力電圧Vinvが、搬送波160および電圧指令170の電圧比較に従った、パルス幅変調電圧となる。これにより、モータ印加電圧が不連続なものとなり、かかる不連続な電圧遷移によって、交流電動機M1の電流がサージ状に増大する虞がある。
したがって、本発明の実施の形態によるモータ駆動システムでは、図7に示すフローチャートに従って、PWM制御モードから矩形波制御モードへの切換判定を実行する。
図7を参照して、制御装置30は、ステップS100により、PWM制御モードの選択中であるかどうかを判定する。すなわち、正弦波PWM制御または過変調PWM制御の適用時に、ステップS100はYES判定とされる。PWM制御モードが選択されていない矩形波制御のとき(S100のNO判定時)には、PWM制御モードから矩形波制御モードへの切換判定は不要であるので、以下のステップS105〜S180はスキップされる。
制御装置30は、PWM制御モードの選択中(S100のYES判定時)には、ステップS105に処理を進めて、交流電動機M1のフィードバック制御により、交流電動機M1をトルク指令値Trqcomに従って動作させるための各相の電圧指令170(図4)を演算する。
さらに、制御装置30は、ステップS110では、同期PWMが適用されているかどうかを判定する。上述のように、好ましい態様として、矩形波制御モードとの境界となる変調率の高い領域では、過変調PWM制御の選択に伴って同期PWMが適用されている。制御装置30は、同期PWM適用時(S110のYES判定時)には、ステップS150に処理を進めて、電圧指令170のゼロクロス点最近傍のキャリア頂点タイミングであるかどうかを判定する。
図8を参照して、時刻t0は、電圧指令170の正負が反転するゼロクロス点に対応する。そして、搬送波160の各頂点に対応するキャリア頂点タイミングには、ゼロクロス点(時刻t0)に最も近い2つである、時刻t1およびt2が含まれる。すなわち、時刻t1およびt2は、「ゼロクロス点最近傍のキャリア頂点タイミング」に相当する。
上述のように、同期PWMでは、交流電動機M1の電気1周期(360度)内のキャリア数(k)が予め決まっているため、「ゼロクロス点最近傍のキャリア頂点タイミング」を、交流電動機M1の回転角θに基づいて事前に把握することができる。したがって、同期PWMの適用時には、回転角θに基づいてステップS150の判定を容易に実行できる。
そして、制御装置30は、ゼロクロス点最近傍のキャリア頂点タイミングでは(S150のYES判定時)、電圧指令170の絶対値|Vp♯|と、搬送波160の絶対値|Vcw|(すなわち、振幅)とを比較する。図8に示されるように、|Vp♯|>|Vcw|が成立するとき(S160のYES判定時)には、電圧指令(交流電圧)170が搬送波160の各頂点の電圧よりも高い、すなわち、電圧指令値|Vcp|が搬送波電圧|Vcw|よりも常に大きくなるような状態となっていると判断される。このため、制御装置30は、PWM制御モードから矩形波制御モードへの切換要と判定して、ステップS170により、PWM制御モードから矩形波制御モードへの切換を指示する。
一方、図9に示されるように、ゼロクロス点最近傍のキャリア頂点タイミングにおいて、|Vp♯|≦|Vcw|のときには(S160のNO判定時)、矩形波電圧モードへ切換えると図6で説明した不具合が発生する可能性があるので、PWM制御モードから矩形波制御モードへの切換不要と判定する。すなわち、制御装置30は、ステップS180に処理を進めて、PWM制御モードを維持する。
制御装置30は、同期PWMの非適用時(S110のNO判定時)には、ステップS120に処理を進めて、ステップS105で算出した電圧指令値に基づいて変調率を演算する。そして、制御装置30は、ステップS130により、ステップS120で演算した変調率に基づく切換判定(図5)を実行する。なお、上述したように、正弦波PWM制御では非同期PWMを適用するとともに、過変調PWMでは同期PWMを適用する場合には、同期PWMの非適用領域では、変調率が比較的小さく矩形波制御モードへの切換が発生しないため、変調率に基づく切換判定であっても、図6で説明した不具合が発生する可能性は低い。
このように、本発明の実施の形態によるモータ駆動装置では、PWM制御演算のための電圧指令(交流電圧)が搬送波の各頂点の電圧よりも高いことを条件に、PWM制御モードから矩形波制御モードへの切換を指示する。したがって、制御誤差を含む電圧指令振幅から演算される変調率の誤差に起因して、PWM制御から矩形波制御へ誤って制御モードが切換えられることによって、交流電動機M1への印加電圧が不連続となって電流がサージ状に増大することを防止できる。
そして、ゼロクロス点最近傍のキャリア頂点タイミングでの、搬送波160および電圧指令170の電圧比較を行うことにより、特に同期PWM制御の適用時において、PWM制御演算のための電圧指令(交流電圧)が搬送波の各頂点の電圧よりも高いか否かを簡易に判定できる。
ただし、非同期PWMの適用時においても、演算は複雑化するものの、ゼロクロス点最近傍のキャリア頂点タイミングを予め把握することは可能であるため、ステップS110〜S130を省略して、常に、ステップS150の判定により、PWM制御モードから矩形波制御モードへの切換要否を判定してもよい。あるいは、搬送波160の各頂点タイミングにおいて、電圧指令170の絶対値|Vp♯|と、搬送波160の絶対値|Vcw|(すなわち、振幅)とを比較し、|Vp♯|>|Vcw|が所定期間(たとえば、交流電動機M1の電気角180度または360度)継続したときに、PWM制御モードから矩形波制御モードへの切換要と判定してもよい。
また、本実施の形態では、交流電動機M1として三相電動機を例示したが、三相以外の多相電動機に対しても本発明による電流サンプリング処理を適用することができる。
また、図1では、好ましい構成例として、インバータ14への入力電圧(システム電圧VH)を可変制御可能なように、モータ駆動システムの直流電圧発生部10♯がコンバータ12を含む構成を示したが、直流電圧発生部10♯は本実施の形態に例示した構成には限定されない。すなわち、インバータ入力電圧が可変であることは必須ではなく、直流電源Bの出力電圧がそのままインバータ14へ入力される構成(たとえば、コンバータ12の配置を省略した構成)に対しても本発明を適用可能である。
さらに、モータ駆動システムの負荷となる交流電動機についても、本実施の形態では、電動車両(ハイブリッド自動車、電気自動車等)に車両駆動用として搭載された永久磁石モータを想定したが、それ以外の機器に用いられる任意の交流電動機を負荷とする構成についても、本願発明を適用可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、矩形波制御およびパルス幅変調制御の間での制御モード切換を行なう交流電動機の制御に適用できる。
5 アース線、6,7 電力線、10,13 電圧センサ、10♯ 直流電圧発生部、11,24 電流センサ、12 コンバータ、14 インバータ、15〜17 各相上下アーム、25 回転角センサ、30 制御装置、100 モータ駆動システム、160 搬送波、170 電圧指令、180 パルス幅変調電圧、B 直流電源、C0,C1 平滑コンデンサ、D1〜D8 逆並列ダイオード、Ib 直流電流、L1 リアクトル、M1 交流電動機、Q1〜Q8 電力用半導体スイッチング素子、S〜S8 スイッチング制御信号、SE 信号、SR1,SR2,SR1 システムリレー、Trqcom トルク指令値、VH,Vb 直流電圧、VHr 電圧指令値、Vinv インバータ出力電圧、iu,iv,iw モータ電流(相電流)。

Claims (1)

  1. インバータと、前記インバータによって印加電圧が制御される交流電動機と、前記インバータおよび前記交流電動機の間を流れるモータ電流を検出するための電流検出器とを備えるモータ駆動制御システムの制御装置であって、
    所定振幅および所定周波数を有する搬送波と、前記交流電動機を動作指令に従って動作させるための交流電圧指令との比較に基づくパルス幅変調制御によって、前記インバータの制御指令を生成するための手段と、
    前記パルス幅変調制御の選択時に、前記交流電動機に印加される矩形波電圧の電圧位相を制御する矩形波制御への切換要否を判定するための判定手段とを備え、
    前記判定手段は、前記搬送波の頂点のうちの、前記電圧指令の正負が反転するタイミングに最も近い2点に対応するタイミングの各々において、前記交流電圧指令の瞬時値が前記搬送波の振幅よりも大きいときに、前記パルス幅変調制御から前記矩形波制御への切換を指示する手段を含む、モータ駆動システムの制御装置。
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