JP2011182038A - 画像処理装置、画像処理システムおよび表示画面制御方法 - Google Patents

画像処理装置、画像処理システムおよび表示画面制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】認証情報を入力した後のユーザの待機時間を減らし、比較的早期にユーザが操作を開始できるようにして画像処理装置の利便性を向上させる。
【解決手段】画像処理装置3は、各種情報を表示する表示部34と、ユーザによる認証情報の入力を受け付ける認証情報入力部51と、ユーザによる設定操作を受け付けて設定情報を入力する設定情報入力部52と、認証情報が入力されることにより当該認証情報に基づいてユーザ認証のための認証処理を開始する認証処理部60と、認証処理部60における認証処理と並行して表示部34にユーザが設定操作可能な初期操作画面を表示し、認証処理の結果が得られるまでに設定情報入力部52より入力される設定情報を初期操作画面に反映させる表示制御部54とを備える構成である。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理システムおよび表示画面制御方法に関する。
オフィスなどに設置されるデジタル複合機やMFP(Multi Function Peripheral)などと称される画像処理装置は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、FAX機能、BOX機能(ストレージ機能)などの画像処理に関する複数の機能を備えており、複数のユーザによって使用される。近年、このような画像処理装置は、不特定ユーザによって使用されることを防止すること、および、ユーザごとに使用可能な機能を制限することを目的として、ユーザが使用する際にユーザ認証を行うように構成される。例えば、ユーザが画像処理装置を使用する際、画像処理装置の操作パネルを操作することにより、ユーザIDとパスワードなどの認証情報を入力する。この入力された認証情報が、予め登録されているユーザ情報と一致すれば認証成功となり、そのユーザに対して予め設定されている機能制限が特定され、その制限された範囲内で画像処理装置を使用することができるようになる。
また近年では、オフィスなどのネットワーク環境に複数の画像処理装置が設置されるようになってきている。このような状況の下、ネットワークに、ユーザ認証を行うサーバ装置を設け、各画像処理装置を使用するユーザをサーバ装置で一括管理することが提案されている。例えば、特許文献1では、ユーザが画像処理装置を使用する際に、ユーザ自身が所持するICカードをカードリーダにかざすことにより認証情報を入力する。画像処理装置は、その入力された認証情報をサーバ装置に送信することにより、サーバ装置においてユーザ認証が行われる。そしてサーバ装置におけるユーザ認証が終了すると、その結果が認証結果として画像処理装置に送信される。画像処理装置は、この認証結果を受信すると、そのユーザが画像処理装置を使用できるか否かを判断し、使用できる場合には、そのユーザの使用制限情報に基づいた処理を行うことで、そのユーザが画像処理装置にログインした状態に移行させる。
特開2008−312123号公報
しかしながら、上記特許文献1では、認証成功となる場合でも、画像処理装置がサーバ装置に認証情報を送信してから、そのユーザの使用制限情報に基づいた処理が行われるまでに時間を要することとなる。そのため、ユーザは、認証情報を入力してからログイン状態に移行するまで、何も操作を行うことができないまま画像処理装置の前で待機しておかなければならないという問題がある。このことは、画像処理装置を使用する際の作業効率の低下を招き、ひいては画像処理装置の利便性を損なわせることになる。
そこで本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたものであり、ユーザが待機しなければならない時間を減らし、比較的早期に操作を開始できるようにして利便性を向上させるようにした画像処理装置、画像処理システムおよび表示画面制御方法を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、画像処理装置であって、各種情報を表示する表示手段と、ユーザによる認証情報の入力を受け付ける認証情報入力手段と、ユーザによる設定操作を受け付けて設定情報を入力する設定情報入力手段と、前記認証情報入力手段に認証情報が入力されることにより、当該認証情報に基づいてユーザ認証のための認証処理を開始する認証処理手段と、前記認証処理と並行して前記表示手段にユーザが設定操作可能な初期操作画面を表示し、前記認証処理の結果が得られるまでに前記設定情報入力手段より入力される設定情報を前記初期操作画面に反映させて表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする構成である。
また請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記表示制御手段は、前記認証処理手段における前記認証処理の結果が認証成功である場合、前記表示手段の表示画面を、前記初期操作画面から、前記認証処理によって認証されたユーザの使用権限に対応したユーザ操作画面に変更することを特徴とする構成である。
また請求項3にかかる発明は、請求項2に記載の画像処理装置において、前記表示制御手段は、前記表示手段の表示画面を前記初期操作画面から前記ユーザ操作画面に変更する際、前記初期操作画面に対して反映されている設定情報を前記ユーザ操作画面に反映させることを特徴とする構成である。
また請求項4にかかる発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の画像処理装置において、前記表示制御手段は、前記認証処理手段における前記認証処理の結果が認証失敗である場合、前記初期操作画面に対して反映されている設定情報を保持した状態で、前記表示手段の表示画面を、前記初期操作画面から、ユーザに認証情報の再入力を促す認証案内画面に変更することを特徴とする構成である。
また請求項5にかかる発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の画像処理装置において、ユーザによって予め登録される登録情報、又は使用履歴に関する履歴情報を記憶する記憶手段をさらに備え、前記表示制御手段は、前記表示手段に前記初期操作画面を表示している状態において前記登録情報又は前記履歴情報を表示しないことを特徴とする構成である。
また請求項6にかかる発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の画像処理装置において、前記設定情報入力手段は、ユーザによるジョブの実行指示を更に入力すると共に、前記設定情報入力手段より入力されるジョブの実行指示に基づいてジョブの実行に伴う一連の動作を制御するジョブ制御手段をさらに備え、前記ジョブ制御手段は、前記表示手段に前記初期操作画面が表示されている状態で、前記設定情報入力手段にジョブの実行指示が入力された場合、前記一連の動作のうちの一部若しくは全部を行わないように制御することを特徴とする構成である。
また請求項7にかかる発明は、ユーザ認証を行うサーバ装置とデータ通信を行う通信手段をさらに備え、前記認証処理手段は、前記認証処理の開始時に、前記認証情報入力手段に入力される認証情報を、前記通信手段を介して前記サーバ装置に送信することを特徴とする構成である。
また請求項8にかかる発明は、サーバ装置と画像処理装置とがネットワークを介して相互にデータ通信可能な画像処理システムであって、前記サーバ装置は、複数のユーザに関する情報が登録されたユーザ情報を記憶する記憶手段と、前記画像処理装置から送信される認証情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信される認証情報と、前記記憶手段に記憶されているユーザ情報とを照合することによりユーザ認証を行うユーザ認証手段と、前記ユーザ認証手段によるユーザ認証の結果を前記画像処理装置に送信する送信手段と、を備え、前記画像処理装置は、各種情報を表示する表示手段と、ユーザによる認証情報の入力を受け付ける認証情報入力手段と、ユーザによる設定操作を受け付けて設定情報を入力する設定情報入力手段と、前記認証情報入力手段に入力される認証情報を前記サーバ装置に送信することによって前記サーバ装置にユーザ認証の要求を行う認証処理手段と、前記認証処理手段により前記サーバ装置にユーザ認証の要求が行われたタイミングで、前記表示手段にユーザが設定操作可能な初期操作画面を表示し、前記サーバ装置からユーザ認証の結果を受信するまでに前記設定情報入力手段より入力される設定情報を前記初期操作画面に反映させて表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする構成である。
また請求項9にかかる発明は、表示画面制御方法であって、所定の表示手段に対してユーザに認証情報の入力を促す認証案内画面を表示するステップと、前記認証案内画面が表示されている状態で、ユーザによる認証情報の入力を受け付けるステップと、ユーザにより入力される認証情報に基づいてユーザ認証のための認証処理を開始するステップと、前記認証処理の開始に伴って、前記表示手段にユーザが設定操作可能な初期操作画面を表示し、前記認証処理の結果が得られるまでに、ユーザにより入力される設定情報を前記初期操作画面に反映させるステップと、を有することを特徴とする構成である。
本発明によれば、ユーザにより認証情報が入力されると、当該認証情報に基づいてユーザ認証のための認証処理が開始されると共に、その認証処理と並行して、ユーザが設定操作可能な初期操作画面が表示され、認証処理の結果が得られるまでにユーザにより入力される設定情報がその初期操作画面に反映されるようになる。そのため、ユーザは、認証情報を入力した後、速やかに設定操作を開始することが可能となり、ユーザの待機時間を減らすことができる。これにより、画像処理装置の利便性が向上する。
本発明における画像処理システムの一構成例を示す図である。 画像処理装置の操作パネルの一構成例を示す図である。 サーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 サーバ装置においてユーザ認証を行う際のCPUの機能構成の一例を示すブロック図である。 画像処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 制御部の機能構成の一例を示すブロック図である。 表示制御部による表示部の画面制御の例を示す図である。 認証案内画面の一例を示す図である。 初期操作画面の一例を示す図である。 ユーザ操作画面の一例を示す図である。 認証案内画面の一例を示す図である。 FAX送信宛先を指定するための初期操作画面およびユーザ操作画面の一例を示す図である。 画像処理装置およびサーバ装置で行われる処理プロセスの概要を示す図である。 画像処理装置の制御部によって行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。 認証成功処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。 認証失敗処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明に関する好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、以下に説明する実施形態において互いに共通する部材には同一符号を付しており、それらについての重複する説明は省略する。
図1は、本発明における画像処理システム1の一構成例を示す図である。この画像処理システム1は、サーバ装置2と、複数の画像処理装置3,3とが、ネットワーク4に接続された構成である。サーバ装置2と画像処理装置3とは、このネットワーク4を介して相互にデータ通信可能である。ネットワーク4は、例えばLAN(Local Area Network)などのネットワークである。尚、図例では、ネットワーク4に対し、画像処理装置3が2台接続されている場合を示しているが、3台以上の画像処理装置3が接続されていても良いし、1台であっても構わない。
画像処理装置3は、デジタル複合機やMFPなどと称される装置であり、例えばコピー機能、スキャナ機能、FAX機能、プリンタ機能、ボックス機能(ストレージ機能)などの複数の機能を有している。画像処理装置3は、その装置本体の正面側に、ユーザが操作入力を行うための操作パネル33を備えている。
図2は、画像処理装置3の操作パネル33の一構成例を示す図である。図2に示すように、操作パネル33は、ユーザに対して各種情報を表示するための表示部34と、ユーザが入力操作を行うための操作部35とを備えている。表示部34は、例えばカラー液晶ディスプレイなどで構成される。操作部35は、表示部34の表示画面上に配置された透明のタッチパネルキーと、表示画面の周囲に配置された押しボタンキーとで構成される。この押しボタンキーには、コピー機能、スキャナ機能、FAX機能およびボックス機能のうちからユーザが使用する機能を選択するための機能選択キー、数値を入力するためのテンキー、画像処理装置3に対してジョブの実行を指示するためのスタートキーなどが含まれる。このような操作パネル33に対してユーザによる指示操作が行われると、画像処理装置3ではその操作に対応した処理が実行される。
本実施形態の画像処理装置3は、電源投入後の初期状態において、表示部34に認証案内画面を表示することにより、使用するユーザに対してユーザ認証のための操作を行うことを促す。画像処理装置3を使用するユーザは、表示部34に認証案内画面が表示されている状態で、ユーザ自身を特定するための認証情報を画像処理装置3に入力する。例えば本実施形態では、ユーザが操作パネル33を操作することにより、ユーザ自身に予め設定されたユーザIDとパスワードとを認証情報として入力する。ただし、これに限られるものではなく、例えばユーザが所持するICカードからカード情報を読み取り、そのカード情報を認証情報としても良い。また、ユーザの指紋や静脈パターンなどの生体情報を読み取り、その生体情報を認証情報としても良い。尚、このような場合には、ICカードリーダや生体情報読取装置が画像処理装置3に別途設けられることが必要である。
画像処理装置3は、ユーザによる認証情報の入力操作が行われると、その入力された認証情報を、ネットワーク4を介してサーバ装置2に送信する。つまり、画像処理装置3は、認証情報が入力されることにより、サーバ装置2に認証要求を行う。
サーバ装置2は、複数の画像処理装置3のそれぞれを使用するユーザのユーザ認証を一元的に行うように構成される。図3は、サーバ装置2のハードウェア構成の一例を示す図である。サーバ装置2は、例えば一般的なコンピュータで構成され、CPU10と、メモリ11と、ネットワークインタフェース12と、表示装置13と、操作入力装置14と、記憶装置15とを備えており、これらがデータバス16を介して相互にデータの入出力を行うことが可能である。
記憶装置15は、例えばハードディスク装置で構成される。この記憶装置15には、CPU10によって実行されるプログラム17が予めインストールされている。また記憶装置15には、画像処理装置3を使用することができるユーザに関する情報が登録されたユーザ情報18が記憶されている。
ユーザ情報18には、ユーザごとに、ユーザIDとパスワードの組合せが登録されると共に、そのユーザが画像処理装置3を使用する際の使用権限に関する情報が登録される。使用権限に関する情報とは、画像処理装置3におけるコピー機能などの複数の機能のうち、そのユーザが使用可能な機能を示す情報である。また、この使用権限に関する情報には、ユーザが使用可能な機能を利用する際の更に詳細な制限として、例えば印刷出力時に打設されるステープルの使用を禁止したり、また一月当たりの印刷枚数の上限値などを定めたりするための使用制限情報も含まれる。
CPU10は、記憶装置15に記憶されているプログラム17を読み出して実行することにより、画像処理装置3を使用するユーザのユーザ認証を行うものである。メモリ11は、CPU10がプログラム17を実行する際に必要なデータなどを一時的に記憶するものである。ネットワークインタフェース12は、サーバ装置2をネットワーク4に接続するためのものである。また表示装置13は、サーバ装置2の管理者などに各種情報を表示するためのものであり、操作入力装置14は、サーバ装置2の管理者などからの入力操作を受け付けるためのものである。例えば、サーバ装置2の管理者は、表示装置13の表示画面を参照しながら操作入力装置14を操作することにより、ユーザ情報18に対して、画像処理装置3を使用することができるユーザに関する情報を、ユーザごとに登録することができるようになっている。
図4は、サーバ装置2においてユーザ認証を行う際のCPU10による機能構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、サーバ装置2のCPU10は、プログラム17を実行することにより、認証要求受信部21と、ユーザ認証部22と、認証結果送信部23として機能する。
認証要求受信部21は、画像処理装置3からの認証要求を受信する処理部である。この認証要求受信部21は、ネットワークインタフェース12を介して受信するデータが、画像処理装置3からの認証要求であるか否かを判断し、認証要求であれば、その認証要求に含まれる認証情報(ユーザIDとパスワードの組合せ)を抽出し、ユーザ認証部22に出力する。
ユーザ認証部22は、認証要求受信部21から認証情報を入力すると、記憶装置15からユーザ情報18を読み出してユーザ認証を行う処理部である。ユーザ認証部22は、認証要求受信部21から入力する認証情報と一致するユーザIDおよびパスワードの組合せがユーザ情報18に登録されているか否かを、一つずつ照合しながら判定していく。そしてユーザ情報18の中に、認証要求受信部21から入力する認証情報と一致するユーザIDおよびパスワードの組合せが登録されていれば、それによってユーザを特定することができるので、認証成功となる。そして認証成功となれば、その特定されたユーザに対応付けて登録されている使用権限に関する情報を読み出す。一方、ユーザ情報18の中に、認証要求受信部21から入力する認証情報と一致するユーザIDおよびパスワードの組合せが登録されていない場合は、ユーザを特定することができないので、認証失敗となる。
認証結果送信部23は、ユーザ認証部22で行われるユーザ認証が終了すると、その認証結果を取得し、認証要求の送信元である画像処理装置3に対してその認証結果を送信する処理部である。ユーザ認証部22による認証結果が認証成功である場合、認証結果送信部23は、認証成功であることを示す認証結果と共に、特定されたユーザの使用権限に関する情報を画像処理装置3に送信する。
このようにサーバ装置2は、画像処理装置3から認証要求を受信すると、その認証要求に含まれる認証情報に基づいてユーザ認証を開始する。そしてユーザ認証が終了すると、サーバ装置2は、ユーザ認証の結果を画像処理装置3に送信する。
次に画像処理装置3の詳細について説明する。図5は、画像処理装置3のハードウェア構成の一例を示す図である。画像処理装置3は、制御部30と、操作パネル33と、ネットワークインタフェース36と、スキャナ部37と、プリンタ部38と、FAX部39と、記憶装置40とを備え、これらがデータバス41を介して相互にデータの入出力を行うことができる構成である。尚、操作パネル33は、上述したように表示部34と、操作部35とを備えており、画像処理装置3を使用するユーザとのユーザインタフェースとなるものである。
制御部30は、各部を制御する制御手段であり、CPU31とメモリ32とを備えている。CPU31は、電源投入時に記憶装置40に記憶されているプログラム42を読み出して実行することにより、後述するように各種処理部として機能する。メモリ32は、CPU31がプログラム42を実行する際に必要となるデータを一時的に記憶するためのものである。
ネットワークインタフェース36は、画像処理装置3をネットワーク4に接続するためのものである。制御部30は、このネットワークインタフェース36を介してサーバ装置2とのデータ通信を行う。
スキャナ部37は、原稿を光学的に読み取って光電変換を行うことにより画像データを生成する処理部である。例えば、画像処理装置3のコピー機能、スキャン機能又はFAX送信機能が使用される場合、スキャナ部37は、ユーザによってセットされた原稿を読み取り、画像データを出力する。
プリンタ部38は、入力する画像データに基づいて印刷用紙などの印刷媒体に画像形成を行うことにより、プリント出力を行う処理部である。例えば、画像処理装置3のコピー機能、プリンタ機能又はFAX受信機能が使用される場合、プリンタ部38は、入力する画像データに基づいてプリント出力を行う。
FAX部39は、FAXデータの送受信を行う処理部である。例えばFAX送信の場合、FAX部39は、スキャナ部37から入力する画像データに基づいてFAXデータを生成し、ユーザにより指定された送信宛先に送信する。またFAXデータを受信した場合、FAX部39は、受信したFAXデータをプリンタ部38に出力する。
記憶装置40は、例えばハードディスク装置などで構成される不揮発性の記憶手段である。この記憶装置40には、CPU31によって実行されるプログラム42が予めインストールされている。また、この記憶装置40には、登録宛先情報43と、履歴情報44とが記憶されている。
登録宛先情報43は、FAX送信を行う際の送信宛先情報や、スキャン機能で読み取った画像データをネットワーク4に接続された他の装置(例えば他の画像処理装置3や他のコンピュータなど)に送信する際の送信宛先情報がユーザにより予め登録された情報である。また履歴情報44は、画像処理装置3の過去の使用履歴を蓄積した情報であり、例えば画像処理装置3を使用したユーザの履歴、画像処理装置3で実行されたジョブの履歴、画像処理装置3からデータ送信が行われた送信宛先の履歴などが記録された情報である。
また記憶装置40には、文書データなどを記憶しておくための記憶領域として、少なくとも1つのボックス45が設けられている。このボックス45は、例えばユーザごとに設定される。そのため、各ユーザは自身に割り当てられたボックス45に対し、自身で管理する文書データを保存しておくことができる。
上記のような構成において、制御部30は、操作パネル33の表示部34に表示するための表示画面を制御する。また制御部30は、ユーザが操作パネル33の操作部35を操作することによって入力される情報を取得し、その取得した情報に基づいて各種の処理を行う。
特に本実施形態における制御部30は、ユーザによって操作パネル33からユーザIDとパスワードからなる認証情報が入力されると、その入力された認証情報に基づいてユーザ認証のための認証処理を開始する。この認証処理では、入力された認証情報を含む認証要求がサーバ装置2に送信され、その後、サーバ装置2から認証結果を受信するまで待機する。そしてサーバ装置2から認証結果を受信すると、認証結果を判定し、認証成功であれば、そのユーザの使用権限に関する情報に基づいてそのユーザが使用可能な機能を有効に作動させる。また、これと共に、そのユーザの使用制限情報に基づいて、各機能に対する使用制限を設定する。
また制御部30は、上記のような認証処理を開始することに伴い、その認証処理と並行してユーザによる設定操作を受け付けるための処理を開始する。ユーザによる設定操作とは、ユーザが使用しようとする機能についてジョブを実行させる際の詳細な設定項目をユーザが所望する値に設定する操作である。例えばコピー機能を使用する場合、出力時のカラー設定、用紙設定、倍率設定などを設定する操作である。制御部30は、認証処理を開始することに伴い、操作パネル33の表示部34にユーザが設定操作可能な表示画面を表示し、ユーザが操作パネル33の操作部35を操作することによって入力される設定情報をその表示画面に反映させる。以下、このような制御部30の機能についてさらに詳しく説明する。
図6は、制御部30の機能構成の一例を示すブロック図である。CPU31がプログラム42を読み出して実行することにより、制御部30は、パネル制御部50、認証処理部60およびジョブ制御部70として機能する。パネル制御部50は、操作パネル33を制御する処理部である。操作部35に対してユーザによる指示操作が行われると、パネル制御部50は、それに伴って操作部35から入力情報を取得し、その入力情報に基づいて各種処理を実行する。またパネル制御部50は、操作パネル33の表示部34に表示する表示画面を制御する。認証処理部60は、ユーザ認証のための認証処理を行う処理部である。本実施形態における認証処理部60は、サーバ装置2に対して認証要求を送信し、サーバ装置2からユーザ認証の結果を受信すると、その結果を参照することにより、認証成功であるか否かを判定するように構成される。ジョブ制御部70は、ユーザによってスタートキーが操作されることによりジョブの実行指示が与えられた場合、そのジョブの実行を制御する処理部である。制御部30は、パネル制御部50、認証処理部60およびジョブ制御部70を同時に機能させ、これらによる処理を並行して行うことができるように構成される。
パネル制御部50は、認証情報入力部51と、設定情報入力部52と、設定反映部53と、表示制御部54とを備えている。また認証処理部60は、認証要求送信部61と、認証結果受信部62と、認証結果判定部63とを備えている。
認証情報入力部51は、表示部34に認証案内画面が表示されている状態で、操作部35から入力されるユーザIDおよびパスワードの組合せからなる認証情報を処理する処理部である。この認証情報入力部51は、操作部35から認証情報を入力すると、その認証情報を、認証処理部60の認証要求送信部61に出力する。
そして認証要求送信部61は、認証情報入力部51から認証情報を入力すると、ネットワークインタフェース36を介して、その認証情報を含む認証要求をサーバ装置2に送信する。これにより、サーバ装置2において認証情報に基づくユーザ認証が行われるようになる。認証要求送信部61が認証要求を送信した後、認証処理部60では認証結果受信部62が機能し、サーバ装置2からユーザ認証の結果を受信するまで待機する状態となる。そして認証結果受信部62がサーバ装置2からユーザ認証の結果を受信すると、その結果を認証結果判定部63に出力する。認証結果判定部63は、ユーザ認証の結果が認証成功であるか、又は認証失敗であるかを判定し、その認証結果を表示制御部54とジョブ制御部70に出力する。また認証成功である場合、認証結果判定部63は、ユーザ認証によって特定されたユーザの使用権限に関する情報を表示制御部54に出力する。
設定情報入力部52は、表示部34にユーザが設定操作可能な画面が表示されている状態で、操作部35から入力される設定情報を処理する処理部である。すなわち、設定情報入力部52は、操作部35から設定情報を入力すると、その設定情報を設定反映部53に出力する。また設定情報入力部52は、表示部34にユーザが設定操作可能な画面が表示されている状態で、操作部35に含まれるスタートキーが操作されることによって入力されるジョブの実行指示を処理する。すなわち、設定情報入力部52は、操作部35からジョブの実行指示を入力すると、そのジョブの実行指示をジョブ制御部70に出力する。
設定反映部53は、設定情報入力部52より入力される設定情報を表示制御部54に出力することにより、表示部34に表示される表示画面に反映させる処理部である。また、設定反映部53は、設定情報入力部52より入力される設定情報をジョブ制御部70に出力することにより、各機能のジョブを実行する際にその設定情報を反映させる。
表示制御部54は、表示部34に表示される表示画面を制御する処理部である。表示制御部54は、認証処理部60によって行われる認証処理の実行状況に応じて表示部34に表示する画面を制御する。尚、この画面制御については後に詳しく説明する。
ジョブ制御部70は、ジョブの実行指示に基づいて、スキャナ部37、プリンタ部38、FAX部39、ネットワークインタフェース36又は記憶装置40を制御することにより、ジョブの実行に伴う一連の動作を制御するように構成される。例えばコピージョブの場合、ジョブ制御部70は、スキャナ部37を制御することにより原稿の読み取り動作を行って画像データを取得し、その画像データをプリンタ部38に出力してプリンタ部38を制御することによりプリント出力の動作を行わせる。
またジョブ制御部70には、上述したように、認証処理部60における認証結果が入力される。そのため、ジョブ制御部70は、認証成功を示す認証結果が得られていない状態で、ジョブの実行指示が与えられた場合でも、そのジョブの実行に必要な一連の動作のうちの一部の動作若しくは全部の動作を行わないように制御する。つまり、認証成功となっていない状態では、ジョブの完全な実行ができないようになっている。また、ジョブ制御部70は、認証成功を示す認証結果が得られている状態で、ジョブの実行指示が与えられると、そのジョブの実行に必要な一連の動作の全てを実行する。また、既にジョブの実行に必要な一連の動作のうちの一部が実行されている場合、ジョブ制御部70は、認証成功を示す認証結果が得られた時点で残りの動作を実行するように構成される。
図7は、表示制御部54による表示部34の画面制御の例を示す図である。表示制御部54は、画像処理装置3に電源が投入された直後の初期状態において、表示部34に初期画面として認証案内画面G1を表示する。図8は、この認証案内画面G1の一例を示す図である。図8に示すように、認証案内画面G1には、ユーザIDを入力するためのユーザID入力欄101と、パスワードを入力するためのパスワード入力欄102と、OKボタン103と、キャンセルボタン104とが表示される。表示部34に、このような認証案内画面G1を表示することにより、ユーザに対して認証情報の入力操作を行うことを促している。ユーザは、このような認証案内画面G1が表示されている状態で、操作部35を操作することにより、ユーザIDとパスワードとを認証情報として入力する。そしてユーザがOKボタン103を操作すると、ユーザID入力欄101およびパスワード入力欄102に入力された認証情報が、操作部35から認証情報入力部51に出力される。尚、キャンセルボタン104は、ユーザID入力欄101およびパスワード入力欄102に入力された認証情報をクリアするためのボタンである。
上記のようにして認証情報が入力されると、認証情報入力部51は認証要求送信部61にその認証情報を出力するので、認証処理部60において認証処理が開始される。
表示制御部54は、図7に示すように、認証処理部60において認証処理が開始されることに伴い、それと並行して、表示部34に仮ログイン状態としてユーザが操作可能な初期操作画面G2を表示する。この初期操作画面G2は、認証処理部60によって行われる認証処理が終了するまで継続して表示される。図9(a)および(b)は、この初期操作画面G2の一例を示す図であり、コピー機能についてユーザが各種設定項目の設定操作を行うことができる画面の例である。尚、図9(a)および(b)に示すように、初期操作画面G2には、ユーザ認証中であることが表示されている。
図9(a)は、仮ログイン状態に移行した直後に表示部34に表示される初期操作画面G2であり、カラー設定項目111に「ブラック」、用紙設定項目112に「自動」、倍率設定項目113に「100%」、部数設定項目114に「1部」がデフォルト値として設定された状態を表示している。ユーザは、このような初期操作画面G2に含まれる各設定項目を選択して操作することにより、デフォルト値を変更して所望の値を設定することができる。ユーザがこのような設定操作を行った場合、その設定操作に基づく設定情報は、上述したように設定情報入力部52に入力し、設定反映部53により表示制御部54が表示部34に表示している初期操作画面G2に反映される。つまり、表示制御部54は、設定反映部53からの指示に基づいて初期操作画面G2の表示内容を更新する。
図9(b)は、ユーザがデフォルト値を所望の値に設定変更した場合の初期操作画面G2であり、用紙設定項目112が「A4」に、倍率設定項目113が「70.7%」に変更された状態を表示している。そしてユーザがOKボタン115を操作すると、各項目の設定値が確定する。またユーザがキャンセルボタン116を操作すると、各設定項目の設定値がデフォルト値に戻る。
つまり、図7に示すように、表示制御部54は、ユーザが設定操作を行う都度、その設定情報に基づいて初期操作画面G2の内容を更新し、設定情報を初期操作画面G2に反映させる。したがって、認証処理部60が認証処理を開始してからその認証結果が得られるまでの間であっても、ユーザは設定操作を行うことができる。ただし、この初期操作画面G2が表示されている仮ログイン状態では、ユーザがスタートキーを操作してジョブの実行指示を行った場合でも、そのジョブの実行に必要な一連の動作のうちの一部若しくは全部を行わないように制御されるので、そのジョブの実行は制限される。例えば、コピージョブの場合、スキャナ部37による原稿の読み取り動作は行われるが、プリンタ部38によるプリント出力は行われないように制限される。そのため、仮に認証失敗となっても、コピージョブが完了してしまうことを防止できる。
このような仮ログイン状態の初期操作画面G2では、例えば画像処理装置3における全ての機能に対する設定操作を制限なく行えるようにしても良い。この場合、ユーザは、認証処理部60において認証結果が得られるまでに、ジョブを実行させるために必要な全ての設定操作を行うことができるようになる。ただし、この場合において、ユーザが自身の使用権限を越える設定を行った場合は、認証成功となった後のログイン状態においてユーザ自身の使用権限を越える設定は無効になる。また、これに限らず、初期操作画面G2では、例えば全てのユーザに使用権限が与えられている必要最小限の機能のみに対して設定操作を行えるようにしても良い。
そして認証処理部60がサーバ装置2からユーザ認証の結果を受信すると、その認証結果が表示制御部54に出力される。表示制御部54は、認証処理部60から認証結果を入力すると、その認証結果に応じて表示部34の表示画面を切り替える。すなわち、図7に示すように、認証成功である場合、表示制御部54は、ユーザによるログイン状態に切り替えるために、表示部34の表示画面を、初期操作画面G2からユーザ操作画面G3に切り替える。このとき、表示制御部54は、ユーザ認証により特定されたユーザの使用権限に関する情報に基づいて、そのユーザが使用可能な機能およびそのユーザに設定されている使用制限をユーザ操作画面G3に反映させる。
図10は、ユーザ操作画面G3の一例を示す図である。図10の例では、ユーザ認証によってユーザAが特定されており、そのユーザAに対応する使用権限に関する情報に基づいてユーザ操作画面G3が表示されている。例えば、このユーザ操作画面G3には、ユーザAに対して予め設定された印刷枚数の上限値に達するまでの残り枚数が、残り印刷可能枚数表示欄121に表示されている。また、このユーザ操作画面G3では、初期操作画面G2に対してユーザにより入力された設定情報がそのまま引き継がれた状態で表示される。例えば、上述したように、初期操作画面G2において、用紙設定項目112が「A4」に、倍率設定項目113が「70.7%」に変更されている場合、ユーザ認証で認証成功となり、ユーザ操作画面G3に切り替わった後にもその設定値が引き継がれて表示される。
また初期操作画面G2においてユーザが設定操作を行っていない項目については、そのユーザによって予め設定されているデフォルト値が採用され、ユーザ操作画面G3に表示される。例えば、図10に示すようにユーザAがカラー設定項目111のデフォルト値として「カラー」を設定していた場合、初期操作画面G2からユーザ操作画面G3に切り替わると、ユーザ操作画面G3におけるカラー設定項目111には「カラー」が設定された状態で表示される。ただし、これは、初期操作画面G2でユーザAがカラー設定項目111の設定変更をおこなっていないことが条件となる。このように本実施形態では、表示制御部54が、初期操作画面G2からユーザ操作画面G3に切り替える際、ユーザ操作画面G3に含まれる各設定項目の値として、初期操作画面G2でユーザによる設定変更が行われていればその設定変更された値が優先的に採用される。これに対し、初期操作画面G2でユーザによる設定変更が行われていなければ、そのユーザが予め指定した各設定項目のデフォルト値が採用される。
そして表示制御部54は、図7に示すように、ユーザ操作画面G3が表示されている状態で、ユーザによる設定操作が行われると、その設定情報に基づいてユーザ操作画面G3の内容を更新し、設定情報をユーザ操作画面G3に反映させる。したがって、ユーザ認証により認証成功となり、仮ログイン状態からログイン状態に移行した場合でも、ユーザは、初期操作画面G2に対して行った設定操作の続きから、ユーザ操作画面G3に対する設定操作を行うことができる。そして、このようなユーザ操作画面G3が表示されているログイン状態では、ユーザがスタートキーを操作してジョブの実行指示を行った場合、それに伴ってジョブの実行が開始される。
一方、図7に示すようにユーザ認証の結果が認証失敗である場合、表示制御部54は、再度認証情報の入力を受け付けるために、表示部34の表示画面を、初期操作画面G2から認証案内画面G4に切り替える。図11は、この認証案内画面G4の一例を示す図である。この認証案内画面G4では、図8の認証案内画面G1と異なり、ユーザ認証に失敗したことがユーザに報知される。また認証案内画面G4では、図8の認証案内画面G1と同様に、ユーザIDを入力するためのユーザID入力欄101と、パスワードを入力するためのパスワード入力欄102とが表示される。そのため、ユーザは、このような認証案内画面G4が表示されている状態で、再び操作部35を操作することにより、ユーザIDとパスワードとを認証情報として入力する。そしてユーザがOKボタン103を操作すると、ユーザID入力欄101およびパスワード入力欄102に入力された認証情報が、操作部35から認証情報入力部51に出力され、認証処理部60において再びユーザ認証を行うための認証処理が開始される。
表示制御部54は、認証失敗となって、表示部34の表示画面を初期操作画面G2から認証案内画面G4に切り替えるとき、その時点で初期操作画面G2に反映されている設定情報をメモリ32に記憶する。そして初期操作画面G2を認証案内画面G4に切り替えた後、ユーザによる認証情報の入力が行われ、認証処理部60における認証処理が再び開始されると、表示制御部54は、表示部34の表示画面を認証案内画面G4から再び初期操作画面G2に切り替える。このとき、表示制御部54は、メモリ32に記憶しておいた設定情報を読み出し、初期操作画面G2に反映させる。これにより、認証情報の再入力が行われた後の初期操作画面G2には、認証失敗となるまでにユーザが行った設定操作が反映される。それ故、ユーザは、認証失敗となって認証情報を再入力した場合でも、前回の設定操作の続きから、初期操作画面G2に対する設定操作を行うことができる。
このように表示制御部54は、認証案内画面G1、初期操作画面G2、ユーザ操作画面G3および認証案内画面G4の4つの表示画面を、認証処理部60によって行われる認証処理の実行状況に応じて選択的に表示部34に表示する。
また、表示制御部54は、仮ログイン状態の初期操作画面G2を表示している状態のとき、記憶装置42に記憶されている秘密性のある情報やデータを表示部34に表示しないように構成される。本実施形態では、記憶装置42に、ユーザによって予め登録される登録宛先情報43と、使用履歴に関する履歴情報44と、ボックス45に格納された文書データとが記憶されている。これら登録宛先情報43、履歴情報44および文書データには、個人情報や機密情報など、秘密性のある情報が含まれることがある。そのため、仮ログイン状態の初期操作画面G2を表示している状態で、ユーザがそれらの情報を表示させる操作を行った場合でも、表示制御部54は、記憶装置40からそれらの情報を取得することなく、表示しない。そしてユーザ認証に成功し、ログイン状態のユーザ操作画面G3を表示している状態に切り替えるとき、表示制御部54は、記憶装置40からそれらの情報を取得して表示部34に表示する。
図12は、FAX送信宛先を指定するための初期操作画面G2およびユーザ操作画面G3の一例を示す図である。この画面には、ユーザが手動操作で送信宛先を入力するための送信宛先入力欄131と、登録宛先情報43に登録されている送信宛先の一覧表示を行うための登録宛先一覧表示欄132とが表示される。図12(a)に示すように、初期操作画面G2では、登録宛先一覧表示欄132において登録宛先情報43に登録されている送信宛先の一覧表示は行われない。そのため、ユーザは送信宛先入力欄131に対して手動操作で送信宛先の番号などを入力することが必要になる。一方、ユーザ認証で認証成功となると、図12(b)に示すようなユーザ操作画面G3に切り替わり、登録宛先一覧表示欄132において登録宛先情報43に登録されている送信宛先の一覧表示が行われる。そのため、ユーザは一覧表示の中からFAX送信の送信宛先を選択することができるようになる。尚、ユーザ操作画面G3が表示されている状態でも、ユーザは送信宛先入力欄131に対して手動操作で送信宛先の番号などを入力することも可能である。
ここで、図12(a)に示す初期操作画面G2から、図12(b)に示すユーザ操作画面G3への切り替えが行われるとき、初期操作画面G2の送信宛先入力欄131に対してユーザが手動操作で送信宛先の番号などを一部入力していた場合には、ユーザ操作画面G3においてもその一部入力状態が反映された状態で表示される。またこのとき、表示制御部54は、その一部入力状態の文字列と、登録宛先情報43に登録されている送信宛先の文字列とを比較し、登録宛先情報43に登録されている送信宛先の中から、一部入力状態の文字列に近似した文字列を含む送信宛先を自動抽出することにより、その自動抽出された送信宛先を優先的に登録宛先一覧表示欄132に表示するようにしても良い。これにより、操作性をより一層向上させることができるようになる。
次に図13は、画像処理装置3およびサーバ装置2で行われる処理プロセスの概要を示す図である。尚、図13では、ユーザ認証に成功する場合の処理プロセスの一例を示している。画像処理装置3の表示部34には、電源投入時に認証案内画面G1が表示されている。この状態で、画像処理装置3に認証情報が入力されると(プロセスP30)、画像処理装置3からサーバ装置2に認証要求が送信される(プロセスP31)。サーバ装置2は、画像処理装置3から認証要求を受信すると(プロセスP20)、その認証要求に含まれる認証情報に基づいてユーザ認証を開始する(プロセスP21)。
また画像処理装置3は、サーバ装置2に認証要求を送信した後、表示部34に初期操作画面G2を表示する(プロセスP32)。これにより、画像処理装置3は、ユーザによる設定操作を受け付け可能な状態となり、ユーザによる設定操作に基づいて設定情報を入力する(プロセスP33)。そして画像処理装置3は、入力された設定情報を初期操作画面G2に反映させることにより、初期操作画面G2を更新する(プロセスP34)。プロセスP33およびP34は、サーバ装置2から認証結果を受信するまで繰り返される。ここで、上記プロセスP32〜P34は、サーバ装置2におけるユーザ認証と並行して行われる。
一方、サーバ装置2は、認証情報に基づくユーザ認証を終了すると(プロセスP22)、そのユーザ認証の結果を画像処理装置3に送信する(プロセスP23)。
画像処理装置3は、サーバ装置2からユーザ認証の結果を受信すると(プロセスP35)、認証結果の判定を行う(プロセスP36)。そして認証成功である場合、画像処理装置3は、表示部34にユーザ操作画面G3を表示する(プロセスP37)。これにより、画像処理装置3は、ユーザ認証によって特定されたユーザのログイン状態となる。そして画像処理装置3は、ユーザによりジョブの実行指示が与えられると(プロセスP38)、ジョブの実行を開始する(プロセスP39)。そしてジョブの実行が終了すると(プロセスP40)、全ての処理が終了する。尚、ログイン状態のときにユーザが操作パネル33に対してログアウト操作を行うと、画像処理装置3は、初期状態であるログアウト状態に戻り、表示部34には認証案内画面G1が表示される。
次に画像処理装置3における詳細な動作について説明する。図14乃至図16は、画像処理装置3の制御部30によって行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。尚、この処理では、ユーザによって指定されるジョブが、コピージョブ、スキャンジョブ、又はFAX送信ジョブである場合を例示する。
まず、図14に示すように、制御部30は、この処理を開始すると、操作パネル33の表示部34に、認証案内画面G1を表示する(ステップS10)。そして認証情報の入力を受け付ける(ステップS11)。認証情報が入力されると、制御部30は、サーバ装置2に、認証要求を送信する(ステップS12)。これにより、サーバ装置2においてユーザ認証が開始される。制御部30は、認証要求を送信した後、画像処理装置3の状態を、ログアウト状態から仮ログイン状態へと移行させる。そのため、制御部30は、表示部34に初期操作画面G2を表示し、ユーザ認証の結果が得られるまでにユーザによる設定操作を受け付け可能な状態とする(ステップS13)。このとき、上述したように、記憶装置40に記憶されている登録宛先情報43および履歴情報44は、初期操作画面G2に表示されない。また記憶装置40のボックス45に格納されている文書データも、初期操作画面G2には表示されない。
そして制御部30は、初期操作画面G2を表示している状態で、ユーザによる設定情報の入力が行われたか否かを判断し(ステップS14)、設定情報が入力されていれば(ステップS14でYES)、その設定情報を初期操作画面G2に反映させることにより初期操作画面G2を更新する(ステップS15)。そしてステップS16に進む。一方、ユーザによる設定情報が入力されていない場合(ステップS14でNO)、ステップS15の処理をスキップしてステップS16に進む。
次に制御部30は、ユーザによりジョブの実行指示が与えられたか否かを判断する(ステップS16)。そしてジョブの実行指示が与えられた場合(ステップS16でYES)、制御部30は、スキャナ部37にセットされた原稿の読み取り動作を開始する(ステップS17)。そして原稿から読み取った画像データは、メモリ32若しくは記憶装置40に保存しておく。つまり、この仮ログイン状態では、ジョブの実行指示が与えられた場合でも、コピージョブ、スキャンジョブ、又はFAX送信ジョブの全ての動作は行われず、原稿の読み取り動作だけが行われる。そしてステップS18に進む。一方、ジョブの実行指示が与えられなかった場合(ステップS16でNO)、ステップS17の処理をスキップしてステップS18に進む。
次に制御部30は、サーバ装置2から認証結果を受信したか否かを判断する(ステップS18)。サーバ装置2から未だ認証結果を受信していない場合(ステップS18でNO)、ステップS14に戻り、ユーザの設定操作を受け付けて初期操作画面G2に反映させる処理を繰り返す。これに対し、サーバ装置2から認証結果を受信した場合(ステップS18でYES)、制御部30は、認証結果を判定し(ステップS19)、認証成功であるか否かを判断する(ステップS20)。その結果、認証成功であれば(ステップS20でYES)、認証成功処理を実行する(ステップS21)。また認証失敗であれば(ステップS20でNO)、認証失敗処理を実行する(ステップS22)。
図15は、認証成功処理(ステップS21)の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。認証成功であれば、制御部30は、サーバ装置2から認証結果と共に、ユーザ認証によって特定されたユーザのユーザ情報(使用権限に関する情報)を取得している。そのため、制御部30は、ユーザ認証によって特定されたユーザによるログイン状態へと移行させるべく、そのユーザ情報に基づいてユーザの使用権限を設定する(ステップS30)。これにより、画像処理装置3は、ログイン状態となり、ユーザ認証によって特定されたユーザに予め許可された機能だけが使用可能な状態となる。
そして制御部30は、既にジョブの実行を開始しているか否かを判断する(ステップS31)。ジョブの実行を未だ開始していない場合(ステップS31でNO)、制御部30は、初期操作画面G2に反映されている設定情報を取得し(ステップS32)、その設定情報をユーザ操作画面G3に反映させた状態で表示部34に表示する(ステップS33)。これにより、初期操作画面G2に対する設定情報が、ユーザ操作画面G3に引き継がれる。また、このとき、記憶装置40に記憶されている登録宛先情報43および履歴情報44は、表示可能な状態となる。また記憶装置40のボックス45に格納されている文書データも、表示可能な状態となる。
そして制御部30は、ユーザ操作画面G3を表示している状態で、ユーザによる設定情報の入力が行われたか否かを判断し(ステップS34)、設定情報が入力されていれば(ステップS34でYES)、その設定情報をユーザ操作画面G3に反映させることによりユーザ操作画面G3を更新する(ステップS35)。そしてステップS36に進む。一方、ユーザによる設定情報が入力されていない場合(ステップS34でNO)、ステップS35の処理をスキップしてステップS36に進む。
次に制御部30は、ユーザによりジョブの実行指示が与えられたか否かを判断する(ステップS36)。未だジョブの実行指示が与えられていない場合(ステップS36でNO)、ステップS34に戻り、ユーザの設定操作を受け付けてユーザ操作画面G3に反映させる処理を繰り返す。一方、ジョブの実行指示が与えられた場合(ステップS36でYES)、制御部30は、ジョブの実行を開始する(ステップS37)。このとき、画像処理装置3は、ログイン状態であるので、ジョブの実行に必要な一連の動作が制限なく順次実行されていく。
一方、仮ログイン状態で既にジョブの実行が開始されていた場合(ステップS31でYES)、制御部30は、ログイン状態への移行に伴い、既にメモリ32又は記憶装置40に蓄積している画像データを読み出す(ステップS38)。そしてジョブの残りの動作を実行開始する(ステップS39)。これにより、仮ログイン状態において指定されたジョブの残りの動作が開始されることとなり、例えばコピージョブのプリント出力、スキャンジョブの送信出力、又は、FAX送信ジョブのFAX送信出力が行われる。
そしてステップS37又はS39で開始されたジョブの実行が終了すれば(ステップS40)、この処理は終了する。
次に図16は、認証失敗処理(ステップS22)の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。ユーザ認証が認証失敗となった場合、制御部30は、初期操作画面G2に反映している設定情報をメモリ32に記憶する(ステップS50)。そして表示部34の表示画面を、初期操作画面G2から認証案内画面G4に切り替える(ステップS51)。このとき、制御部30は、認証案内画面G4に、ユーザ認証に失敗したことを表示する。そして制御部30は、認証情報の再入力を受け付け(ステップS52)、認証情報が入力されると、サーバ装置2に認証要求を送信する(ステップS53)。これにより、サーバ装置2において再びユーザ認証が開始される。制御部30は、認証要求を送信した後、メモリ32に記憶させておいた設定情報を読み出し(ステップS54)、その設定情報を初期操作画面G2に反映させた状態で再び表示部34に表示する(ステップS55)。
このような認証失敗処理が終了すると、再び図14のステップS14に戻り、上述した処理が行われる。そのため、ユーザは、前回の設定操作の続きから設定操作を行うことができる。
画像処理装置3において上記のような動作が行われることにより、認証情報が入力されてからユーザ認証の結果が得られるまでの間に、初期操作画面G2を表示してユーザによる設定操作を受け付けることが可能になる。そして、ユーザによる設定操作が行われると、それに伴う設定情報が初期操作画面G2に反映される。そのため、ユーザは、認証情報を入力する操作を行った後、速やかに所望のジョブを実行させるための設定操作を開始することができる。そしてユーザ認証が終了し、認証成功となった場合には、初期操作画面G2において入力された設定情報がユーザ操作画面G3にも反映される。そのため、ユーザは、画像処理装置3がログイン状態に移行した後も、初期操作画面G2に対して行った設定操作の続きから設定操作を行うことができる。それ故、本実施形態の画像処理装置3は、ユーザが何も操作をできない待機時間を減少させることができるので、作業効率を向上させることが可能になり、利便性の優れたものとして実現される。
また、画像処理装置3において上記のような動作が行われることにより、仮ログイン状態の初期操作画面G2が表示されている状態で、ユーザがジョブの実行指示を与えた場合、そのジョブの実行に必要な一連の動作のうちの一部の動作のみが行われ、残りのジョブは実行されない。そして画像処理装置3がログイン状態に移行した後、その残りのジョブが実行される。そのため、ログイン状態になると、速やかにジョブの実行が完了する。ただし、必ずしもこれに限らず、仮ログイン状態ではジョブの実行指示が与えられた場合でもジョブの実行を開始しない構成であっても良い。
(変形例)
以上、本発明に関する一実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。すなわち、本発明には、上述した実施形態以外にも種々の変形例が適用可能である。
例えば、上述の実施形態では、画像処理装置3に対して認証情報が入力されると、画像処理装置3がサーバ装置2に対して認証要求を送信することにより、サーバ装置2においてユーザ認証が行われる場合を例示した。しかしながら、必ずしもそのような形態には限られず、画像処理装置3の内部で認証情報に基づくユーザ認証を行うような構成であっても構わない。
1 画像処理システム
2 サーバ装置
3 画像処理装置
4 ネットワーク
10 CPU
15 記憶装置(記憶手段)
18 ユーザ情報
21 認証要求受信部(受信手段)
22 ユーザ認証部(ユーザ認証手段)
23 認証結果送信部(送信手段)
30 制御部(制御手段)
33 操作パネル
34 表示部(表示手段)
36 ネットワークインタフェース(通信手段)
40 記憶装置(記憶手段)
51 認証情報入力部(認証情報入力手段)
52 設定情報入力部(設定情報入力手段)
54 表示制御部(表示制御手段)
60 認証処理部(認証処理手段)

Claims (9)

  1. 各種情報を表示する表示手段と、
    ユーザによる認証情報の入力を受け付ける認証情報入力手段と、
    ユーザによる設定操作を受け付けて設定情報を入力する設定情報入力手段と、
    前記認証情報入力手段に認証情報が入力されることにより、当該認証情報に基づいてユーザ認証のための認証処理を開始する認証処理手段と、
    前記認証処理と並行して前記表示手段にユーザが設定操作可能な初期操作画面を表示し、前記認証処理の結果が得られるまでに前記設定情報入力手段より入力される設定情報を前記初期操作画面に反映させて表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記認証処理手段における前記認証処理の結果が認証成功である場合、前記表示手段の表示画面を、前記初期操作画面から、前記認証処理によって認証されたユーザの使用権限に対応したユーザ操作画面に変更することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記表示手段の表示画面を前記初期操作画面から前記ユーザ操作画面に変更する際、前記初期操作画面に対して反映されている設定情報を前記ユーザ操作画面に反映させることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記認証処理手段における前記認証処理の結果が認証失敗である場合、前記初期操作画面に対して反映されている設定情報を保持した状態で、前記表示手段の表示画面を、前記初期操作画面から、ユーザに認証情報の再入力を促す認証案内画面に変更することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. ユーザによって予め登録される登録情報、又は使用履歴に関する履歴情報を記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記表示手段に前記初期操作画面を表示している状態において前記登録情報又は前記履歴情報を表示しないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記設定情報入力手段は、ユーザによるジョブの実行指示を更に入力すると共に、
    前記設定情報入力手段より入力されるジョブの実行指示に基づいてジョブの実行に伴う一連の動作を制御するジョブ制御手段をさらに備え、
    前記ジョブ制御手段は、前記表示手段に前記初期操作画面が表示されている状態で、前記設定情報入力手段にジョブの実行指示が入力された場合、前記一連の動作のうちの一部若しくは全部を行わないように制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. ユーザ認証を行うサーバ装置とデータ通信を行う通信手段をさらに備え、
    前記認証処理手段は、前記認証処理の開始時に、前記認証情報入力手段に入力される認証情報を、前記通信手段を介して前記サーバ装置に送信することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. サーバ装置と画像処理装置とがネットワークを介して相互にデータ通信可能な画像処理システムであって、
    前記サーバ装置は、
    複数のユーザに関する情報が登録されたユーザ情報を記憶する記憶手段と、
    前記画像処理装置から送信される認証情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信される認証情報と、前記記憶手段に記憶されているユーザ情報とを照合することによりユーザ認証を行うユーザ認証手段と、
    前記ユーザ認証手段によるユーザ認証の結果を前記画像処理装置に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記画像処理装置は、
    各種情報を表示する表示手段と、
    ユーザによる認証情報の入力を受け付ける認証情報入力手段と、
    ユーザによる設定操作を受け付けて設定情報を入力する設定情報入力手段と、
    前記認証情報入力手段に入力される認証情報を前記サーバ装置に送信することによって前記サーバ装置にユーザ認証の要求を行う認証処理手段と、
    前記認証処理手段により前記サーバ装置にユーザ認証の要求が行われたタイミングで、前記表示手段にユーザが設定操作可能な初期操作画面を表示し、前記サーバ装置からユーザ認証の結果を受信するまでに前記設定情報入力手段より入力される設定情報を前記初期操作画面に反映させて表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理システム。
  9. 所定の表示手段に対してユーザに認証情報の入力を促す認証案内画面を表示するステップと、
    前記認証案内画面が表示されている状態で、ユーザによる認証情報の入力を受け付けるステップと、
    ユーザにより入力される認証情報に基づいてユーザ認証のための認証処理を開始するステップと、
    前記認証処理の開始に伴って、前記表示手段にユーザが設定操作可能な初期操作画面を表示し、前記認証処理の結果が得られるまでに、ユーザにより入力される設定情報を前記初期操作画面に反映させるステップと、
    を有することを特徴とする表示画面制御方法。
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