JP2011178220A - ドアウェザストリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】サッシュに固着のリテーナに装着される基底部より延設され、サッシュとドアパネルとの連結部分を覆うカバーを備えた型成形部を有する自動車用ドアウェザストリップにおいて、カバー上端部を先細りの肉厚にしてカバー上端で段差を生じないようにし、これにより外観を向上させると共に、ドア開時に雨水が吹き込んでサッシュを伝い落ちるようなことがあっても、カバー上端で留まらずに、スムースに流れるようにした場合において、先細りにすることにより剛性が不足し、組付け時にカバー上端部がブラ付いたり、取付後も外力により変形し易い、という問題を解消する。
【解決手段】カバー上端部の基底部との接続部分40を厚肉にして、基底部の側端面に沿って上方に一定長さ、基底部と同じ厚みのリブ49に形成する。リブ上側部を基底部42と共にリテーナ33の嵌合凹部に押込んで嵌着することでリブ全体を強固に支持する。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動車用ドアのドア周りに取着され、ドアを閉じたとき、ドアと車体のドア開口縁との間をシールする自動車用ドアウェザストリップに関する。
自動車用ドアでは、ドアパネルとサッシュを溶接にて一体に連結したのち、内部にドアガラスやドアガラス昇降機構を取付け、ついでドアパネルとサッシュの周りにドアウェザストリップを取付けている。
図1は、フロントドアのドア周りに取付けられるドアウェザストリップ1について示すもので、押出成形された一般部1aと、一般部同士をコーナ部及びベルトライン部において接続する型成形部1b、1c、1dよりなっている。
図2は、特許文献1に開示された図1のa部の詳細図であり、図3は同じくa部の裏面側の詳細図で、ドアウェザストリップ1のリヤ側の縦辺部を構成し、ベルトライン部において一般部1a同士を接続する型成形部1dは、基底部2と、該基底部2より突出形成され、一般部1aの中空シール部3及びシールリップ4に接続される中空シール部5及びシールリップ6と、基底部2の車内側の側端から断面略L形に延設されるカバー7とからなっている。図3において、8は金型の中子を取出すための中子抜き孔である。
カバー7は、サッシュとドアパネルを溶接にて連結した連結部分を覆い、美観のために連結部分が目に付かないようにするために設けられ、基底部2から延設される第1壁部7aと、該第1壁部7aから略直角にサッシュの膨出部を覆うように延設される第2壁部7bとから形成され、第2壁部7bの裏面上端に第1壁部7aと平行をなす幅狭の把持部7cが延設され、型成形部1dをサッシュに組付けたとき、第1壁部7aと把持部7cとでサッシュの膨出部を挟み込んで取付けられるようになっている。
第2壁部7bにはまた、係止部9が略L形に一体形成されている(図3)。この係止部9は、第2壁部7bより直角に第1壁部7aと略平行をなして形成される上辺部9aと、該上辺部9aより下向きに直角に形成される中空状の縦辺部9bからなり、型成形部1dの組付時、第2壁部7bと縦辺部9bとの間の隙間9cに図示しないドアインナパネルの上端が挿入されて係止されるようになっている。図3に示す11は、第2壁部7bをドアインナパネルに止着するクリップである。
前記基底部2にはまた、カバー7が延設される側端とは反対側の側端からカバー7と同様、サッシュとドアパネルとの連結部分を覆う第2カバー13が延設され、クリップ14により図示しないサッシュに止着されている。
特開2008−213497号
図2及び図3に示すドアウェザストリップによると、型成形部1dに形成されたカバー7、13によりサッシュとドアパネルを連結する連結部分を覆っているが、把持部7cと共にサッシュの膨出部を把持するカバー7の第1壁部7aは、上端が図示するように把持部7cと共に厚肉であるため、サッシュとは段を形成するようになり、そのため外観を損ねると共に、ドアを開けたとき、吹き込んだ雨水がサッシュを伝い落ち手該段部に溜まったり、カバー内に侵入したりするおそれがある。
本発明は、カバーを構成する壁部や把持部を上端に向かって先細りの肉厚にすることによって上記の問題を解消しようとするものであるが、先細りにすると、剛性が不足して組付け時にカバー先端部がブラ付いたり、取付後も外力により変形し易く、サッシュとの間に隙間ができ易い、という新たな問題が発生する。
本発明は、サッシュとドアパネルとの連結部分を覆うカバーを備えた型成形部を有する自動車用ドアウェザストリップにおいて、カバーを上端に向かって先細りの肉厚にすることによって生ずる上記の問題を解消することを目的とする。
請求項1に係わる発明は、上記課題解決のため、押出成形された一般部と、該一般部同士を接続する型成形部よりなり、該型成形部がリテーナに装着される基底部と、該基底部より突出形成され、ドア閉時に車体のドア開口縁部に弾接する中空シール部と、前記基底部より延設され、サッシュとドアパネルの連結部分を覆うカバーを有し、該カバーは上端部の肉厚が上端に向かって先細りに形成される自動車用ドアウェザストリップにおいて、前記カバーはその上端部の基底部との接続部分がカバー上端部より厚肉をなすようにしたものである。
請求項2に係わる発明は、請求項1に係わる発明において、カバーは少なくとも上側部が断面略コ形をなしてサッシュの膨出部に被せて装着されることを特徴とし、
請求項3に係わる発明は、請求項1又は2に係わる発明において、前記厚肉の接続部分には、前記基底部の側端面と一体をなし、かつ該側端面に沿って一定長さのリブが連続して形成されることを特徴とする。
請求項4に係わる発明は、請求項3に係わる発明において、前記リブは、少なくとも一部が前記サッシュに固着のリテーナに形成される嵌合凹部に押込んで嵌着されることを特徴とし、
請求項5に係わる発明は、請求項3又は4に係わる発明において、前記一般部は型成形部の基底部と接続される基底部を有し、前記リブは一般部の基底部の側端面より突出しており、該リブを含む型成形部の基底部は、金型の中子を取出すための中子抜き孔を閉じた状態で一般部の基底部より幅広に形成されることを特徴とする。
請求項1に係わる発明によると、サッシュとドアパネルの連結部分を覆うカバーは、上端部が上端に向かって先細りの肉厚に形成されていることにより、サッシュとの段差がないか、あっても目立たなくなり、外観が向上すると共に、吹き込んだ雨水が例えサッシュを伝い落ちるようなことがあったとしても、カバー上端部をスムースに流れ落ち、カバー上端部に留まったり、カバー内に侵入しにくくなる。またカバー上端部は基底部との接続部分が厚肉で、該接続部に続くカバー上端部は、根元が接続部分によって基底部にしっかりと支持されるようになり、このため組付け時にカバー上端部がブラ付きにくく、取付後も動きにくく変形しにくくなって、サッシュとの間に隙間が生じにくい。
請求項2に係わる発明によると、カバーの少なくとも上側部が断面略コ形をなしてサッシュの膨出部に被さって装着されることにより、サッシュへの取付状態が安定し、カバー上側部が捲れにくくなること、ドアインナパネルには内装材のドアトリムが取着され、ドアトリム端がカバーに接続されるが、カバーが断面略コ形でなく、断面L形をなしていると、カバー端とドアトリム端との間に隙間ができ、この隙間よりサッシュが目に付いて外観上の不具合を生ずるおそれがあるが、断面略コ形をなしている部分では、該部分がサッシュに被さることにより、上記のような問題が生じないこと等の効果を有する。
請求項3に係わる発明によると、カバー上端部の基底部との接続部分にリブが連続して形成されることにより、前記接続部分の剛性がアップし、請求項1記載の接続部分による効果をより一層高めることができる。
請求項4に係わる発明によると、リブの少なくとも一部をリテーナの嵌合凹部に嵌着することにより、リブがしっかりと支持されてカバー上端部の根元の動きが拘束され、請求項1記載の接続部分による効果を更に高めることができる。
請求項5に係わる発明によると、リブは基底部と共にリテーナの嵌合凹部に押込まれて嵌着されるようになり、このためカバー上端部の接続部分がより一層強固に支持されるようになり、また接続部分をサッシュに押付けることにより、カバー上端部全体をサッシュに押付けることが可能となり、サッシュとの間に隙間を生じないようにすることができる。
ドアウェザストリップの全体を示す図。 図1に示すa部の従来例の型成形部の拡大図。 図2の裏面側を示す図。 本発明に係わるドアウェザストリップの全体を示す図。 図4に示すb部の拡大図。 図4に示すb部をサッシュ及びドアパネルに組付けたときの斜視図。 同じく取付け後の状態を示す図。 図7のA−A線断面図。 同B−B線断面図。 同C−C線断面図。 同D−D線断面図。 ドアトリムをサッシュ及びドアパネルに取付けた後の状態を示す図。 図12のE−E線断面図。 同F−F線断面図。 同G−G線断面図。 別の態様の型成形部の斜視図。 サッシュ、ドアパネル及びドアトリムへウェザストリップを取付けたのちの図16のH−H線における断面図。 図17相当の組立て状態における図15に対応する部分(H−H線)の断面図。
以下、本発明の実施形態のドアウェザストリップについて図面により説明する。
図4は、フロントドアのドア周りに取付けられるドアウェザストリップ21を示すもので、前述のウェザストリップ1と同様、一般部22と、一般部22同士をコーナ部及びベルトライン部において接続する型成形部23、24、25よりなり、全体がEPDM等の合成ゴム、熱可塑性エラストマー或いは軟質樹脂等で形成される。図示するドアウェザストリップ21は、エンドレスに形成されてドアの全周に取付けられるようになっているが、ドアパネルの下辺部に取付けられる一般部22のウェザストリップは省略することができる。
図5は、図4に示すドアウェザストリップ21のリヤ側の縦辺部におけるb部の拡大図、図6は、同ウェザストリップ2のb部の型成形部をサッシュ27及びリテーナ33とドアパネル28を溶接等にて連結した連結部分に組付けたときの斜視図、図7は後述のクリップ52,55でヒレ51及び第2カバー47を止着して取付けた状態を示す図、図8は図7のA−A線、図9は同B−B線、図10は同C−C線、図11は同D−D線での各拡大断面を示すものである。また図12は、ドアパネル28を構成するドアインナパネル29に内装材のドアトリム31を取付けた状態を示すものであり、図13は図12のE−E線断面、図14は同F−F線断面、図15は同G−G線断面を示すものである。なお図中、三角印は黒く塗り潰した部分の側が型成形部、非塗り潰し部部の側が押出成形部を示す。
ドアウェザストリップ21の押出成形された一般部22は、図8に示すようにサッシュ27に固着されるリテーナ33の嵌合凹部に嵌着される基底部34と、該基底部34より突設されるシール部35よりなり、該シール部35は図示する例では、基底部34より突出形成され、ドア閉時に車体のドア開口縁に弾接する中空シール部36と、該中空シール部36の根元より突出形成され、リテーナ33の延長部分33aに弾接するシールリップ37よりなっており、中空シール部36には該中空シール部36を2つの室に仕切るブリッジ38が形成されている。
ベルトラインにおいて一般部22を接続する型成形部25は、図9に示すように、成形時に金型の中子を取出すための中子取出し孔41を形成し、かつ一般部22の基底部34に接続され、該基底部34と同様、リテーナ33に装着される基底部42と、一般部22の中空シール部36及びシールリップ37にそれぞれ接続され、これら中空シール部36及びシールリップ37と同様の機能を有する中空シール部43及びシールリップ44と、溶接にて連結されたサッシュ27とドアパネル28の連結部分を覆うカバー46及び第2カバー47とよりなっている。
カバー46は、基底部42の側端面から車内側(図5〜図7の左側)に向けて一体に延設され、基底部42の延長上に形成される第1壁部46aと、該壁部46aより略直交して折曲げられる第2壁部46bとよりなって略L形に形成され、必須ではないが、好ましくは更にカバー上側部46dには図6に示されるように、第2壁部46bより略直交して折り曲げられる把持片46cが一体形成され、これによりカバー上側部は図13に示すように断面略コ形をなし(図13においては断面略台形をなしているが、本明細書において断面略コ形とは、このような断面略台形のものも含むものとする)、サッシュ27の膨出部27aに被せて装着されるようになっている。そして図11に示すようにサッシュ27に向かい湾曲して上端に向かって先細りの肉厚をなし、サッシュ27とドアインナパネル29の連結部分に組付けた状態において、上端がサッシュ27に弾接するようにしている。
カバー上端部の基底部42側端面との接続部分40は、基底部42と同程度の厚肉をなし、この厚肉の接続部分40が基底部42の側端面に沿って上方に一定長さ延長して、基底部42と一体をなして連続して形成され、この部分が一般部22の基底部34や、それに続く型成形部25の基底部42の側端面より基底部42の延長上に突出する長いリブ49となり、基底部側端面と段をなしている。型成形部25の基底部42には、前述するように中子抜き孔41が形成されるが、中子抜き孔41を閉じた状態においてもリブ49を含む基底部42は一般部22の基底部34より幅広となっている。
カバー上端部から延出する前記長いリブ49は好ましい態様であるが必須ではなく、短いリブ49でもよいし、カバー上端部の接続部分40のみが形成されるようにしてもよい。
リテーナ33は、サッシュ27をドアパネル28に連結のため溶接する際、溶接の邪魔にならないようにドアインナパネル上端に達するまで伸びていない。つまりドアインナーパネル上端付近において基底部42が装着される嵌合凹部が切除されている。そのため前記リブ49は上側部が基底部42と共にリテーナ33の嵌合凹部に装着され、カバー46に接続されるリブ49の下側部はリテーナ33に装着されず、露出した状態となる。図示する例では、リブ49は上側部がリテーナ33の嵌合凹部に装着され、下側部はリテーナ33に装着されていないが、リテーナ33をカバー上端に達するまで延ばし、接続部分40を除くリブ全体をリテーナ33の嵌合凹部に嵌着させるようにすることも可能である。この場合、リテーナ33又は嵌合凹部はカバー上端が位置する箇所から下方部分が切除される。
上側部のリブ49は基底部42の側端面より突出し、中子抜き孔41を閉じた状態においてもリブ49を含む基底部42は一般部22の基底部34より幅広になっているため、リテーナ33の嵌合凹部に押込んで嵌着したときには図10に示すように、リブ49はリテーナ33の嵌合凹部に若干押し潰された状態となって強固に嵌着され、このためリブ全体、更には該リブ49に接続されるカバー上端の接続部分40を強固に支持し、接続部分40をサッシュ27に押付けることによりカバー上端部全体がサッシュ27に押付けられるようになり、サッシュ27との間に隙間を生じないようにすることができる。
カバー46にはまた、下側部に薄肉のヒレ51が第2壁部46bより延出してその延長上に第2壁部46bとは段をなして形成され、クリップ52にてドアインナパネル29に止着されるようになっている。
カバー46の上下方向における中間部は図14に示すように略L形のままで、第1壁部46a及び第2壁部46bは上側部を除いて厚肉となっているが、好ましい態様では、第1壁部46aと第2壁部46bのうち、少なくとも一方の壁部が薄肉に形成され、裏面において例えば横向きに形成されるリブで補強される。これによりカバー46の形成に要する材料を少なくし、かつ軽量化することができる。
第2カバー47は、基底部端から基底部42と略直交して車外側(図5〜図7の右側)に向かって突出し、前述のカバー46とは左右逆向きで上方に位置をずらして形成されている。そして上下の側には前述のシールリップ44が一体に形成され、内部には芯金54が埋設されている。そしてリテーナ33の延長部分33aに沿って該部分33aにクリップ55にて止着されるようになっている(図7参照)。
型成形部25は前述するように、基底部42をリブ49上側部と共にリテーナ33の嵌合凹部に押込んで嵌着し、かつカバー46をサッシュ27の膨出部27aに被せて装着し、サッシュ27とドアインナパネル29の連結部分を覆った状態でヒレ51部分をクリップ55にて止着すると共に、第2カバー47をリテーナ33の延長部分33aに沿わせ、クリップ55にて止着することにより組付けられる。組付後、ドアインナパネル29に前記ドアトリム31が取付けられる(図12参照)。ドアトリム31の取付けによりカバー46の把持片46cがサッシュ27の膨出部27aとドアトリム31で挟持され(図13)、かつヒレ51上にドアトリム31が被さる(図15)。ヒレ上に被さるドアトリム31は前述するように把持片46cに接触し、ドアトリム31と把持片46cとの間よりサッシュ27やドアインナパネル29が目に付く外観上の不具合を生ずることはないが、カバー46中間部においても図14に示すように、第2壁部46bとは高低の段差がなく、しかも第2壁部46bは厚肉であるため、ドアトリム31は第2壁部46bの端面に接触し、ドアトリム31と第2壁部46bの端面との間よりサッシュ27やドアインナパネル29が目に付く外観上の不具合を生ずることはない。
図16は前述するカバー47の好ましい別の態様であるカバー61を示すもので、該カバー61には第2壁部46bの延長上に形成されるヒレ51の第2壁部側上端に把持片46cに達する逆L形の連結部62が延出して形成されている。この連結部62は把持片46cに接続される水平部62aと、該水平部62aよりヒレ51に達する縦辺部62bからなり、ドアトリム31を組付けたとき、縦辺部62bがドアインナパネル29とドアトリム31とで挟持され(図17)、また水平部62aがドアトリム31で上方より押えられて保持されている(図18)。ドアトリム31並びにサッシュ27に取付けたのちの外観は、図12と同じである。
本実施形態のカバー61によると、ドアトリム31の組付け上のバラツキによりサッシュ27の膨出部27aと、ドアトリム31との間の隙間が拡大するようなことがあっても、カバー61の縦辺部62bを押えるドアトリム31端の押え位置がずれるだけで、ドアトリム端が縦辺部62bを押えることができるため、図13に示す挟持片46cがサッシュ27の膨出部27aにしっかりと被さり、該膨出部27aとドアトリム31との間より外れて捲れるような問題を生ずることがない。またカバー61がドアトリム31より突出して高低の段差を生ずるようなことがあったとしても、ドアトリム31との間が連結部62で遮られてサッシュ27やドアインナパネル29が目に付く外観上の不具合を生ずることがない。
本実施形態の連結部62は、前述の接続部分40、更にはリブ49と併用するのが望ましいが、接続部分40やリブ49と併用しないで連結部62を単独で用いることもできる。
前述の実施形態は、本発明をフロントドアのドアウェザストリップに適用した例を示すものであるが、リヤドアのドアウェザストリップにも同様に適用することができる。すなわちリヤ側のドアウェザストリップもフロント側の縦辺部が一般部と、該一般部をベルトラインにおいて接続する型成形部とで構成され、該型成形部にはサッシュとドアパネルを溶接にて連結する連結部分を覆うカバーが設けられるが、該カバーを前述の実施形態と同様に形成することができ、これにより同様の効果を生ずる。
21・・ドアウェザストリップ
22・・押出成形された一般部
23、24、25・・型成形部
27・・サッシュ
28・・ドアパネル
29・・ドアインナパネル
31・・ドアトリム
33・・リテーナ
34、42・・基底部
35・・シール部
36、43・・中空シール部
37、44・・シールリップ
38・・ブリッジ
40・・接続部分
41・・中子抜き孔
46、61・・カバー
47・・第2カバー
49・・リブ
51・・ヒレ
52、55・・クリップ
54・・芯金
62・・連結部

Claims (5)

  1. 押出成形された一般部22と、該一般部同士を接続する型成形部25よりなり、該型成形部25がリテーナ33に装着される基底部42と、該基底部42より突出形成され、ドア閉時に車体のドア開口縁部に弾接する中空シール部43と、前記基底部42より延設され、サッシュ27とドアパネル28の連結部分を覆うカバー46を有し、該カバー46は上端部の肉厚が上端に向かって先細りに形成される自動車用ドアウェザストリップ21において、前記カバー46はその上端部46aの基底部42との接続部分40が前記カバー上端部46aより厚肉をなすことを特徴とするドアウェザストリップ。
  2. 前記カバー46は少なくとも上側部が断面略コ形をなしてサッシュ27の膨出部27aに被せて装着されることを特徴とする請求項1記載のドアウェザストリップ。
  3. 前記厚肉の接続部分40には、前記基底部42の側端面と一体をなし、かつ該側端面に沿って一定長さのリブ49が連続して形成されることを特徴とする請求項1又は2記載のドアウェザストリップ。
  4. 前記リブ49は、少なくとも一部が前記サッシュ27に固着のリテーナ33に形成される嵌合凹部に押込んで嵌着されることを特徴とする請求項3記載のドアウェザストリップ。
  5. 前記一般部22は型成形部25の基底部42と接続される基底部34を有し、前記リブ49は型成形部25の基底部42の側端面より突出しており、該リブ49を含む型成形部25の基底部42は、金型の中子を取出すための中子抜き孔41を閉じた状態で一般部22の基底部34より幅広に形成されることを特徴とする請求項3又は4記載のドアウェザストリップ。
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