JP2011169764A - 炉心溶融物冷却装置および原子炉格納容器 - Google Patents

炉心溶融物冷却装置および原子炉格納容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2011169764A
JP2011169764A JP2010034196A JP2010034196A JP2011169764A JP 2011169764 A JP2011169764 A JP 2011169764A JP 2010034196 A JP2010034196 A JP 2010034196A JP 2010034196 A JP2010034196 A JP 2010034196A JP 2011169764 A JP2011169764 A JP 2011169764A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core melt
supply chamber
water supply
cooling channel
channel plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010034196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5306257B2 (ja
Inventor
Yukiko Narahara
由樹子 楢原
Masakazu Jinbo
雅一 神保
Mika Tawara
美香 田原
Tadashi Murofushi
正 室伏
Yukihiko Okuda
幸彦 奥田
Kazuyoshi Aoki
一義 青木
Ryoichi Hamazaki
亮一 濱崎
Yuka Suzuki
由佳 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2010034196A priority Critical patent/JP5306257B2/ja
Publication of JP2011169764A publication Critical patent/JP2011169764A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5306257B2 publication Critical patent/JP5306257B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

【課題】施工性に優れた炉心溶融物冷却装置を提供する。
【解決手段】炉心溶融物冷却装置12に、支持構造物24と下部冷却チャンネル板22と垂直板23と上部冷却チャンネル板21とを備える。支持構造物24は、原子炉圧力容器の下方のペデスタル床7上に形成された給水チェンバー26とペデスタル側壁13との間に給水チェンバー26を囲む方向に互いに間隔を置いて複数設けられる。下部冷却チャンネル板22は、支持構造物24の上端に支持される。垂直板は、下部冷却チャンネル板22の上面から立ち上がり給水チェンバー26からペデスタル側壁13に向かう方向に延びて給水チェンバー26を囲む方向に互いに間隔を置いて複数設けられる。上部冷却チャンネル板22は、給水チェンバー26からペデスタル側壁13に向かう方向に上昇しながら広がって垂直板23の上端で支持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、炉心溶融物冷却装置および炉心を収めた原子炉容器を格納する原子炉格納容器に関する。
水冷却型原子炉では、原子炉圧力容器内への給水の停止や、原子炉圧力容器に接続された配管の破断により冷却水が喪失すると、原子炉水位が低下し炉心が露出して冷却が不十分になる可能性がある。このような場合を想定して、水位低下の信号により自動的に原子炉は非常停止され、非常用炉心冷却装置(ECCS)による冷却材の注入によって炉心を冠水させて冷却し、炉心溶融事故を未然に防ぐようになっている。
しかしながら、極めて低い確率ではあるが、非常用炉心冷却装置が作動せず、かつ、その他の炉心への注水装置も利用できない事態も想定され得る。このような場合、原子炉水位の低下により炉心は露出し、十分な冷却が行われなくなり、原子炉停止後も発生し続ける崩壊熱によって燃料棒温度が上昇し、最終的には炉心溶融に至ることが考えられる。
このような事態に至った場合、高温の炉心溶融物が原子炉圧力容器下部に溶け落ち、さらに原子炉圧力容器下鏡を溶融貫通して、格納容器内の床上に落下するに至る。炉心溶融物は格納容器床に張られたコンクリートを加熱し、接触面が高温状態になるとコンクリートと反応し、二酸化炭素、水素等の非凝縮性ガスを大量に発生させるとともにコンクリートを溶融浸食する。発生した非凝縮性ガスは、格納容器内の圧力を高め、原子炉格納容器を破損させる可能性がある。また、コンクリートの溶融浸食により格納容器バウンダリを破損させたり、格納容器構造強度を低下させる可能性がある。結果的に、炉心溶融物とコンクリートの反応が継続すると格納容器破損に至り、格納容器内の放射性物質が外部環境へ放出させるおそれがある。
この炉心溶融物とコンクリートの反応を抑制するためには、炉心溶融物を冷却し、炉心溶融物底部のコンクリートとの接触面の温度を浸食温度以下(一般的なコンクリートで1500K以下)に冷却するか、炉心溶融物とコンクリートが直接接触しないようにする必要がある。そのため、炉心溶融物が落下した場合に備えて様々な対策が提案されている。
代表的なものがコアキャッチャーと呼ばれるもので、落下した炉心溶融物を耐熱材でうけとめて、注水手段と組み合わせて炉心溶融物の冷却を図る設備である。原子炉格納容器床に落下した炉心溶融物の上面に冷却水を注水しても、炉心溶融物の底部での除熱量が小さいと、崩壊熱によって炉心溶融物底部の温度が高温のまま維持され、格納容器床のコンクリート侵食を停止することができない。そこで、炉心溶融物を底面から冷却するという方法が提案されている(たとえば特許文献1および2参照)。
特開2008−139023号公報 特開2007−232529号公報
炉心溶融物へ注水することにより炉心溶融物上面の水の沸騰により冷却する場合、上面だけからの冷却では、炉心溶融物堆積厚さが厚いと炉心溶融物底部まで十分に冷却できない。そこで、床面積を広くとり、炉心溶融物の堆積厚さを冷却可能な厚さ以下にする必要がある。
しかし、十分大きな床面積を確保することは格納容器構造設計上困難であった。たとえば、典型的な炉心溶融物の崩壊熱は、定格熱出力の約1%程度であり、定格熱出力4000MWの炉の場合には、40MW程度の発熱量になる。上面の沸騰熱伝達量には炉心溶融物上面の状態により幅があるが、0.4MW/m程度以上の熱流束が想定される。この程度の炉心溶融物の発熱を上面の熱伝達のみで除熱する場合、100m程度(円直径で11.3m)の床面積が必要になる。一般的な格納容器構造を考慮するとこの面積を確保することは困難である。
これに対し、炉心溶融物堆積床面の下方に冷却水流路を設け、ここに冷却水を導くことによって炉心溶融物を底面から除熱する方法がある。しかし、流路上面が加熱面となっている状態では、加熱面で発生したボイドが加熱面に沿って滞留し、蒸気膜を形成することで伝熱を妨げるという問題がある。
そこで、特許文献2には、伝熱面に傾斜をつけ、発生したボイドを速やかに冷却流路から排出する方法が開示されている。コアキャッチャー中心部に給水ヘッダーを設けた構造では、事故初期にはコアキャチャー中心部の除熱が良い。このため、炉心溶融物が冷却・固化しクラストを形成することで、コアキャッチャー中心部での熱伝達速度が低下する。その後、中・長期的にはコアキャチャー周辺部での伝熱が支配的になると考えられる。
特許文献2においては、支持構造物下部に給水配管及び注水配管を配置し、流路を形成している。つまり、冷却流路には給水配管と注水配管の2種類の配管が存在するため、施工性や配置を考慮する必要がある。
そこで、本発明は、施工性に優れた炉心溶融物冷却装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、原子炉圧力容器に収納された炉心が溶融した際に発生する炉心溶融物を冷却する炉心溶融物冷却装置において、前記原子炉圧力容器の下方の床上に形成された給水チェンバーとその床を囲んで立ち上がる側壁との間に前記給水チェンバーを囲む方向に互いに間隔を置いて設けられた複数の支持構造物と、前記支持構造物に支持された下部冷却チャンネル板と、前記下部冷却チャンネル板の上面から立ち上がり前記給水チェンバーから前記側壁に向かう方向に延びて前記給水チェンバーを囲む方向に互いに間隔を置いて設けられた複数の垂直板と、前記給水チェンバーから前記側壁に向かう方向に上昇しながら広がって前記垂直板の上端で支持された上部冷却チャンネル板と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、炉心を収めた原子炉圧力容器を格納する原子炉格納容器において、前記原子炉圧力容器の下方の床と、前記床を囲む側壁と、前記床上に形成された給水チェンバーと前記側壁との間に前記給水チェンバーを囲む方向に互いに間隔を置いて設けられた複数の支持構造物と、前記支持構造物に支持された下部冷却チャンネル板と、前記下部冷却チャンネル板の上面から立ち上がり前記給水チェンバーから前記側壁に向かう方向に延びて前記給水チェンバーを囲む方向に互いに間隔を置いて設けられた複数の垂直板と、前記給水チェンバーから前記側壁に向かう方向に上昇しながら広がって前記垂直板の上端で支持された上部冷却チャンネル板と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、施工性に優れた炉心溶融物冷却装置を提供できる。
本発明に係る炉心溶融物保持装置の第1の実施の形態の一部切欠き上面図である。 図1のII−II矢視立断面図である。 図1のIII−III矢視立断面図である。 図1のIV−IV矢視立断面図である。 本発明に係る炉心溶融物保持装置の第1の実施の形態の一部を抜き出した斜視図である。 本発明に係る炉心溶融物保持装置の第1の実施の形態を用いた原子炉格納容器の立断面図である。 本発明に係る炉心溶融物冷却装置の第2の実施の形態における支持構造物の斜視図である。 本発明に係る炉心溶融物冷却装置の第3の実施の形態における支持構造物の斜視図である。 本発明に係る炉心溶融物冷却装置の第4の実施の形態における本実施の形態における炉心溶融物冷却装置の一部切欠き上面図である。 本発明に係る炉心溶融物冷却装置の第5の実施の形態における支持構造物の斜視図である。 本発明に係る炉心溶融物冷却装置の第6の実施の形態の一部を抜き出した斜視図である。 本発明に係る炉心溶融物冷却装置の第7の実施の形態の一部を抜き出した斜視図である。 本発明に係る炉心溶融物冷却装置の第8の実施の形態の一部を抜き出した斜視図である。
本発明に係る炉心溶融物保持装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、同一または類似の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
[第1の実施の形態]
図6は、本発明に係る炉心溶融物保持装置の第1の実施の形態を用いた原子炉格納容器の立断面図である。
炉心49は、原子炉圧力容器1の内部に形成されている。原子炉圧力容器1は、原子炉格納容器2の内部に設けられている。原子炉格納容器2は、ペデスタル床7およびペデスタル床7から上方に延びる円筒状のペデスタル側壁13を有している。
原子炉圧力容器1は、ペデスタル11に支持されている。ペデスタル11は、ペデスタル床7とペデスタル床7を囲んで鉛直上方に延びるペデスタル側壁13とを備えている。また、原子炉格納容器2の内部には、ペデスタル側壁13の外周面を取り囲むように、サプレッションプール4が形成されている。
炉心溶融物冷却装置12は、ペデスタル床7の上のペデスタル側壁13囲まれた空間内に設けられる。炉心49が溶融して、原子炉圧力容器1の下部ヘッド3を貫通した炉心溶融物は、炉心溶融物冷却装置12に落下して保持され、冷却される。
また、原子炉格納容器2は、水槽5を有している。水槽5から炉心溶融物冷却装置12には、注水配管8が延びている。注水配管8の途中には、注入弁10が設けられている。さらに、原子炉格納容器2は、格納容器冷却器6を有している。格納容器冷却器6は、ドライウェルに開口した端部から水中に沈められた熱交換器を通って水槽5に延びる配管を有している。格納容器冷却器6とは、静的格納容器冷却設備やドライウェルクーラーなどである。
図1は、本実施の形態における炉心溶融物冷却装置の一部切欠き上面図である。図2は、図1のII−II矢視立断面図である。図3は、図1のIII−III矢視立断面図である。図4は、図1のIV−IV矢視立断面図である。図5は、本実施の形態における炉心溶融物冷却装置の一部を抜き出した斜視図である。
炉心溶融物冷却装置12は、支持構造物24と、下部冷却チャンネル板22と、垂直板23と、上部冷却チャンネル板21とを有している。また、炉心溶融物冷却装置12の内部には、原子炉圧力容器1の下方の格納容器の床すなわちペデスタル床7上に給水チェンバー26が形成されている。給水チェンバー26には、注水配管8が接続されている。
給水チェンバー26とペデスタル側壁13との間には、給水チェンバー26を囲む方向に互いに間隔を置いて、放射状に複数の支持構造物24が配置されている。支持構造物24は、たとえばコンクリートで形成された、下端が水平で、上端が給水チェンバー26からペデスタル側壁13に向かって上昇する台形の板状に形成される。また、支持構造物24は、鋼で中空の箱として形成してもよい。給水チェンバー26と支持構造物24は、接触していても、離れていてもよい。支持構造物24とペデスタル側壁は、接触していても、離れていてもよい。支持構造物24は、たとえば8個である。
複数の支持構造物24は、その上端が全体として同一の円錐面に接するように形成されている。下部冷却チャンネル板22の一部はこの円錐面に沿った形状に形成されていて、下部冷却チャンネル板22は円錐面に沿った形状の部分の外周から鉛直上方に立ち上がる管状の部分をさらに備えている。下部冷却チャンネル板22の円錐面に沿った形状に形成された部分の下面は支持構造物24の上端と接している。つまり、下部冷却チャンネル板22は、支持構造物24で支持されている。
垂直板23は、下部冷却チャンネル板22の上面から立ち上がり、給水チェンバー26からペデスタル側壁13に向かう方向に延びている。また、垂直板23は、複数であって、給水チェンバー26を囲む方向に互いに間隔を置いて、放射状に設けられている。垂直板23は、上部冷却チャンネル板21または下部冷却チャンネル板22のいずれかに固定されている。垂直板23は、たとえば16個設けられている。
上部冷却チャンネル板21の一部は、給水チェンバー26からペデスタル側壁13に向かう方向に上昇しながら広がっていて円錐面に沿った形状に形成されていて、上部冷却チャンネル板21は円錐面に沿った形状の部分の外周から鉛直上方に立ち上がる管状の部分をさらに備えている。上部冷却チャンネル板21の円錐面に沿った形状に形成された部分の下面は垂直板23の上端と接している。つまり、上部冷却チャンネル板21は、垂直板23で支持されている。上部冷却チャンネル板21の円錐部分の上面および管状部部分の内側面には、耐熱材20を敷設してもよい。
この炉心溶融物冷却装置12の内部には、ペデスタル床7、支持構造物24および下部冷却チャンネル板22で囲まれる循環流路27がペデスタル側壁13から給水チェンバー26に向かって形成されている。この循環流路27は、下部冷却チャンネル板22の管状部分の上端で上に向かって開口している。
また、炉心溶融物冷却装置12の内部には、下部冷却チャンネル板22、垂直板23および上部冷却チャンネル板21で囲まれる冷却流路25が給水チェンバー26からペデスタル側壁13に向かう方向に放射状に形成されている。この冷却流路25は、上部冷却チャンネル板20の管状部分の上端で上に向かって開口している。冷却流路25の上面、すなわち、上部冷却チャンネル板21の下面は、傾斜伝熱面となっている。
原子炉圧力容器1に収納された炉心49が溶融すると、炉心溶融物が発生し、原子炉圧力容器1の下部ヘッド3を貫通して落下する場合がある。原子炉圧力容器1から落下した炉心溶融物は、炉心溶融物冷却装置12内の耐熱材20上に落下する。
炉心溶融事故が発生すると、原子炉圧力容器の下部ヘッド破損を検知する信号(下部ヘッド温度高やペデスタル雰囲気温度高)により注入弁10が開く。その結果、炉心溶融物冷却装置12より上方に設置された水槽5に貯えられた水が、注水配管8を通じて重力落下する。この初期給水は、支持構造物24とペデスタル側壁13の間および支持構造物24相互間を通って、給水チェンバー26に送られる。このようにして、給水チェンバー26へ初期の給水が行われる。
給水チェンバー26に供給された冷却水は、冷却流路25に供給される。高温の炉心溶融物の熱は耐熱材20に伝わり、さらに上部冷却チャンネル21壁を介して冷却水に伝えられる。その結果、冷却流路25内の水はいずれ沸騰する。冷却流路25を流れる水は、冷却流路25内の沸騰による生じる自然循環により上昇し、外周部分に位置する開口から溢れ出る。冷却流路25から溢れ出た冷却水は、耐熱材20上の炉心溶融物の上に流れ込み、炉心溶融物は上面での沸騰によっても冷却される。
さらに、炉心溶融物冷却装置12の上面へ溢水した水は、循環流路27の外周部分に位置する上端の開口から循環流路27に流れ込み、給水チェンバー26に供給される。このようにして、初期注水終了後は、冷却流路25内の沸騰による生じる自然循環により、冷却水が給水チェンバーに供給される。
炉心溶融物の冷却により生じた蒸気は、原子炉格納容器2上部の冷却器6で凝縮され、凝縮水は水槽5に戻る。このようにして、水が自然循環することにより炉心溶融物の冷却が継続される。
耐熱材20により炉心溶融物が直接上部冷却チャンネル板21に接触せず、耐熱材20の熱抵抗により熱流束が抑えられるため、冷却チャンネル壁が破損するおそれは小さい。つまり、本実施の形態の炉心溶融物冷却装置12は、耐熱性に優れている。
また、冷却流路25内で流路に傾斜がつけられているため、沸騰により生じた蒸気泡は浮力により伝熱面から離脱しやすく、良好な熱伝達率が得られる。冷却流路25から流れ出た冷却水は、開放口から耐熱材20上の炉心溶融物上に溢水し、炉心溶融物上に水プールを形成することにより、炉心溶融物上面で沸騰し炉心溶融物を冷却する。
つまり、冷却流路25内の沸騰と炉心溶融物上面の沸騰との両方によって、炉心溶融物が除熱される。また、発生した蒸気は、格納容器内に設けられている格納容器冷却器6により冷却されて凝縮して水槽5に集められ、再び給水チェンバー26に供給される。このようにして、この炉心溶融物冷却装置12を用いると、良好な炉心溶融物冷却挙動が継続される。
また、本実施の形態では、支持構造物24を分割配置しているため、支持構造物24間に給水流路が形成され、給水配管を別途配置する必要がない。つまり、本実施の形態の炉心溶融物冷却装置12では、容易に流路を形成でき、施工性に優れている。
支持構造物24は冷却水と接するため、腐食する可能性がある。そこで、支持構造物24の表面を、耐食性に優れた材料で覆ってもよい。また、耐食性があるボックス構造に、コンクリート材などを詰めたものを支持構造物としてもよい。このように、耐食性に優れた材料を冷却水と接する箇所に用いることによって腐食を防ぐことができる。その結果、
試験時に注水する場合を含めプラント寿命中の長期間にわたる待機時および炉心溶融が発生した場合に、支持構造物の腐食を防ぎ、強度の低下を防止することができる。
[第2の実施の形態]
図7は、本発明に係る炉心溶融物冷却装置の第2の実施の形態における支持構造物の斜視図である。
本実施の形態は、第1の実施の形態における支持構造物24(図1参照)を、中空構造の中空支持構造物30に代えたものである。中空支持構造物30には、給水チェンバー26(図1参照)に対向する面に形成された第1開口51からペデスタル側壁13(図1参照)に対向する面に形成された第2開口52まで延びる空洞が形成されている。循環流路27(図1参照)の上端の開口から流れ込んだ冷却水は、第2開口52から第1開口51の間の空洞にも流れ込む。
つまり、支持構造物を中空構造とすることで、隣り合う支持構造物の間だけでなく、支持構造物の内部の空洞に冷却水が流れるため、給水チェンバー26への給水流量を増やすことができる。このようにして、本実施の形態では、冷却水の流量を増加させることで自然循環を促進し、炉心溶融物の除熱効果を高めることができる。
[第3の実施の形態]
図8は、本発明に係る炉心溶融物冷却装置の第3の実施の形態における支持構造物の斜視図である。
本実施の形態は、第2の実施の形態における中空支持構造物30(図6参照)を、格子付支持構造物32に代えたものである。格子付支持構造物32には、給水チェンバー26に対向する面に形成された第1開口51からペデスタル側壁13に対向する面に形成された第2開口52まで延びる空洞が形成されている。また、第1開口51および第2開口52には、格子構造物33が設けられている。
支持構造物を中空構造とすることで、隣り合う支持構造物の間だけでなく、支持構造物の内部の空洞に冷却水が流れるため、給水チェンバー26への給水流量を増やすことができる。このようにして、本実施の形態では、冷却水の流量を増加させることで自然循環を促進し、炉心溶融物の除熱効果を高めることができる。
また、格子付支持構造物32には、格子構造物33が設けられているため、強度が大きくなる。さらに、循環流路27(図1参照)に異物が流れ込んだ場合に、その異物が給水チェンバー26(図1参照)、さらには冷却流路25(図1参照)に流れ込む可能性を低減できる。
[第4の実施の形態]
図9は、本発明に係る炉心溶融物冷却装置の第4の実施の形態の一部切欠き上面図である。
本実施の形態は、第1の実施の形態における支持構造物24(図1参照)を、扇形支持構造物35に代えたものである。扇形支持構造物35は、給水チェンバー26から遠ざかるほど水平方向の幅が大きく、上から見ると扇形に形成されている。
このように、中心から半径方向に幅の広がる形状の扇形支持構造物35を用いることにより、設置面積が大きくなる。その結果、支持構造物に支持される下部冷却チャンネル板22などの冷却チャンネル構造との接触面積が大きくなる。したがって、支持構造物の支持荷重を大きくすることができ、炉心溶融物を安定して保持できる。
[第5の実施の形態]
図10は、本発明に係る炉心溶融物冷却装置の第5の実施の形態における支持構造物の斜視図である。
本実施の形態は、第1の実施の形態における支持構造物24(図1参照)を、連通孔付支持構造物36に代えたものである。連通孔付支持構造物36には、給水チェンバー26(図1参照)からペデスタル側壁13(図1参照)に向かう方向を水平方向に横切る連通孔37が形成されている。連通孔37の数は、1に限定されるものではなく、必要とする強度などに応じて適宜増減してよい。
この連通孔付支持構造物36を用いると、循環流路27(図1参照)内に異物が混入して、1部の隣り合う支持構造物間の流路が閉鎖した場合であっても、冷却水が連通孔37から他の支持構造物間の流路に流れ出ることができ、冷却水を給水チェンバーに供給されない可能性を低減できる。このように、支持構造物に連通孔37を設けることによって、循環流路27の目詰まりを抑制し、給水の停止や流速の低下を防ぐことができる。
[第6の実施の形態]
図11は、本発明に係る炉心溶融物冷却装置の第6の実施の形態の一部を抜き出した斜視図である。
本実施の形態における垂直板23には、水平方向に貫通した連通孔38が形成されている。図10において、それぞれの垂直板23には、3つの連通孔38が形成されているが、連通孔38の数は適宜増減してよい。
このような垂直板23を用いると、冷却水が冷却流路25内を径方向だけでなく周方向にも流れる。このため、耐熱材20および上部冷却チャンネル板21の温度分布の均一化が図られる。その結果、炉心溶融物全体の冷却効果が向上する。
[第7の実施の形態]
図12は、本発明に係る炉心溶融物冷却装置の第7の実施の形態の一部を抜き出した斜視図である。
本実施の形態において、垂直板23の下端は、下部冷却チャンネル板22に固定されている。上部冷却チャンネル板21の下面には、径方向に延びるキー溝40形成されている。垂直板23の上端は、このキー溝40に嵌め合わされている。
炉心溶融物が圧力容器1から落下すると、炉心溶融物の熱は耐熱材20を介して上部冷却チャンネル板21に伝わる。上部冷却チャンネル板21と下部冷却チャンネル板22の間には冷却流路25があるため、上下チャンネル板間に温度差が生じる。
しかし、本実施の形態では、上部冷却チャンネル板21が垂直板23に固定されていないため、上部冷却チャンネル板21は下部冷却チャンネル板22より膨張した場合でも径方向にずれることができる。したがって、上部冷却チャンネル板21、下部冷却チャンネル板22および垂直板23には、過大な熱応力が発生しない。
地震が生じた場合、上部冷却チャンネル板21、下部冷却チャンネル板22および垂直板23には、水平方向に一律にずれる力が作用する。この力により上部冷却チャンネル板21が初期位置から移動すると、炉心溶融物を受け止めることできなくなったり、冷却流路が確保できなくなるおそがある。しかし、本実施の形態では、垂直板23およびキー溝40が放射状に設けられているため、どの方向に対しても移動が拘束される。したがって、地震が発生した場合でも、上部冷却チャンネル板21は初期位置にとどまっている。このため、地震が発生した際に、地震時も上部冷却チャンネル板21の位置を確認したり、ずれを修正する必要がない。
このように、本実施の形態では、炉心溶融物を受け止めた場合の熱膨張差を吸収できるとともに、耐震性に優れた冷却チャンネル構造を形成することができる。
[第8の実施の形態]
図13は、本発明に係る炉心溶融物冷却装置の第8の実施の形態の一部を抜き出した斜視図である。
本実施の形態において、垂直板23の上端は、上部冷却チャンネル板21に固定されている。下部冷却チャンネル板222の上面には、径方向に平行に延びる一対のリブ41が形成されている。一対のリブ41の間は、溝42となっている。垂直板23の下端は、この一対のリブ41の間すなわち溝42に嵌め合わされている。
本実施の形態でも、第7の実施の形態と同様に、上部冷却チャンネル板21は下部冷却チャンネル板22より膨張した場合でも径方向にずれることができる。したがって、上部冷却チャンネル板21、下部冷却チャンネル板22および垂直板23には、過大な熱応力が発生しない。また、垂直板23およびキー溝40が放射状に設けられているため、地震が発生した場合でも、どの方向に対しても移動が拘束され、上部冷却チャンネル板21は初期位置にとどまっている。
このように、本実施の形態では、炉心溶融物を受け止めた場合の熱膨張差を吸収できるとともに、耐震性に優れた冷却チャンネル構造を形成することができる。
[他の実施の形態]
上述の各実施の形態は単なる例示であり、本発明はこれらに限定されない。また、各実施の形態の特徴を組み合わせて実施してもよい。
1…原子炉圧力容器、2…原子炉格納容器、3…下部ヘッド、4…サプレッションプール、5…水槽、6…格納容器冷却器、7…ペデスタル床、8…注水配管、10…注入弁、11…ペデスタル、12…炉心溶融物冷却装置、13…ペデスタル側壁、20…耐熱材、21…上部冷却チャンネル板、22…下部冷却チャンネル板、23…垂直板、24…支持構造物、25…冷却流路、26…給水チェンバー、27…循環流路、30…中空支持構造物、32…格子付支持構造物、33…格子構造物、35…扇形支持構造物、36…連通孔付支持構造物、37…連通孔、38…連通孔、40…キー溝、41…リブ、42…溝、49…炉心、51…第1開口、52…第2開口

Claims (9)

  1. 原子炉圧力容器に収納された炉心が溶融した際に発生する炉心溶融物を冷却する炉心溶融物冷却装置において、
    前記原子炉圧力容器の下方の床上に形成された給水チェンバーとその床を囲んで立ち上がる側壁との間に前記給水チェンバーを囲む方向に互いに間隔を置いて設けられた複数の支持構造物と、
    前記支持構造物に支持された下部冷却チャンネル板と、
    前記下部冷却チャンネル板の上面から立ち上がり前記給水チェンバーから前記側壁に向かう方向に延びて前記給水チェンバーを囲む方向に互いに間隔を置いて設けられた複数の垂直板と、
    前記給水チェンバーから前記側壁に向かう方向に上昇しながら広がって前記垂直板の上端で支持された上部冷却チャンネル板と、
    を有することを特徴とする炉心溶融物冷却装置。
  2. 前記支持構造物は前記給水チェンバーに対向する面に形成された第1開口から前記側壁に対向する面に形成された第2開口まで延びる空洞が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の炉心溶融物冷却装置。
  3. 前記空洞に前記第1開口から前記第2開口に向かう方向を横断する格子構造物を有することを特徴とする請求項2に記載の炉心溶融物冷却装置。
  4. 前記支持構造物は表面がその内側よりも耐食性が高い材質で覆われていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の炉心溶融物冷却装置。
  5. 前記支持構造物は前記給水チェンバーから遠ざかるほど水平方向の幅が大きいことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の炉心溶融物冷却装置。
  6. 前記支持構造物は前記給水チェンバーから前記側壁に向かう方向を水平方向に横切る連通孔が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の炉心溶融物冷却装置。
  7. 前記垂直板は、水平方向に貫通した連通孔が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の炉心溶融物冷却装置。
  8. 前記垂直板は、前記上部冷却チャンネル板および前記下部冷却チャンネル板のいずれかに固定され、前記上部冷却チャンネル板および前記下部冷却チャンネル板のいずれか固定されていない方に形成された溝に嵌め合わされていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の炉心溶融物冷却装置。
  9. 炉心を収めた原子炉圧力容器を格納する原子炉格納容器において、
    前記原子炉圧力容器の下方の床と、
    前記床を囲む側壁と、
    前記床上に形成された給水チェンバーと前記側壁との間に前記給水チェンバーを囲む方向に互いに間隔を置いて設けられた複数の支持構造物と、
    前記支持構造物に支持された下部冷却チャンネル板と、
    前記下部冷却チャンネル板の上面から立ち上がり前記給水チェンバーから前記側壁に向かう方向に延びて前記給水チェンバーを囲む方向に互いに間隔を置いて設けられた複数の垂直板と、
    前記給水チェンバーから前記側壁に向かう方向に上昇しながら広がって前記垂直板の上端で支持された上部冷却チャンネル板と、
    を有することを特徴とする原子炉格納容器。
JP2010034196A 2010-02-19 2010-02-19 炉心溶融物冷却装置および原子炉格納容器 Expired - Fee Related JP5306257B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010034196A JP5306257B2 (ja) 2010-02-19 2010-02-19 炉心溶融物冷却装置および原子炉格納容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010034196A JP5306257B2 (ja) 2010-02-19 2010-02-19 炉心溶融物冷却装置および原子炉格納容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011169764A true JP2011169764A (ja) 2011-09-01
JP5306257B2 JP5306257B2 (ja) 2013-10-02

Family

ID=44684042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010034196A Expired - Fee Related JP5306257B2 (ja) 2010-02-19 2010-02-19 炉心溶融物冷却装置および原子炉格納容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5306257B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101503266B1 (ko) 2013-07-18 2015-03-18 국립대학법인 울산과학기술대학교 산학협력단 중성자 흡수체 및 냉각재를 포함한 하이브리드 히트파이프에 의한 원자력 발전소 설비 냉각용 잔열제거 시스템
JP2015184134A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 株式会社東芝 原子炉炉底部の保護装置
JP2017058313A (ja) * 2015-09-18 2017-03-23 株式会社東芝 コアキャッチャー及びこれを備えた原子炉格納容器
JP2018503811A (ja) * 2014-12-16 2018-02-08 ジョイント ストック カンパニー アトムエネルゴプロエクトJoint Stock Company Atomenergoproekt 加圧水型原子炉の溶融炉心を冷却して閉じ込めるシステム
CN111681787A (zh) * 2020-06-23 2020-09-18 中国科学院上海应用物理研究所 一种反应堆容器的下腔室结构及反应堆容器
CN111681786A (zh) * 2020-06-23 2020-09-18 中国科学院上海应用物理研究所 一种反应堆容器的下腔室结构及反应堆容器
CN114586109A (zh) * 2019-09-26 2022-06-03 法玛通股份有限公司 用于稳定核电站中的堆芯熔毁的***
JP2023519772A (ja) * 2020-03-13 2023-05-15 ジョイント ストック カンパニー アトムエネルゴプロエクト 原子炉の炉心溶融物の位置特定と冷却のためのシステムのガイド装置
JP2023519773A (ja) * 2020-03-18 2023-05-15 ジョイント ストック カンパニー アトムエネルゴプロエクト 原子炉の炉心溶融物の位置特定と冷却のためのシステムのガイド装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007225356A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Toshiba Corp コアキャッチャーおよびその製造方法、並びに、原子炉格納容器およびその改造方法
JP2009257929A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Toshiba Corp 炉心溶融物保持装置および原子炉格納容器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007225356A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Toshiba Corp コアキャッチャーおよびその製造方法、並びに、原子炉格納容器およびその改造方法
JP2009257929A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Toshiba Corp 炉心溶融物保持装置および原子炉格納容器

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101503266B1 (ko) 2013-07-18 2015-03-18 국립대학법인 울산과학기술대학교 산학협력단 중성자 흡수체 및 냉각재를 포함한 하이브리드 히트파이프에 의한 원자력 발전소 설비 냉각용 잔열제거 시스템
JP2015184134A (ja) * 2014-03-24 2015-10-22 株式会社東芝 原子炉炉底部の保護装置
JP2018503811A (ja) * 2014-12-16 2018-02-08 ジョイント ストック カンパニー アトムエネルゴプロエクトJoint Stock Company Atomenergoproekt 加圧水型原子炉の溶融炉心を冷却して閉じ込めるシステム
JP2017058313A (ja) * 2015-09-18 2017-03-23 株式会社東芝 コアキャッチャー及びこれを備えた原子炉格納容器
CN114586109A (zh) * 2019-09-26 2022-06-03 法玛通股份有限公司 用于稳定核电站中的堆芯熔毁的***
JP2023519772A (ja) * 2020-03-13 2023-05-15 ジョイント ストック カンパニー アトムエネルゴプロエクト 原子炉の炉心溶融物の位置特定と冷却のためのシステムのガイド装置
JP7329083B2 (ja) 2020-03-13 2023-08-17 ジョイント ストック カンパニー アトムエネルゴプロエクト 原子炉の炉心溶融物の位置特定と冷却のためのシステムのガイド装置
JP2023519773A (ja) * 2020-03-18 2023-05-15 ジョイント ストック カンパニー アトムエネルゴプロエクト 原子炉の炉心溶融物の位置特定と冷却のためのシステムのガイド装置
JP7329084B2 (ja) 2020-03-18 2023-08-17 ジョイント ストック カンパニー アトムエネルゴプロエクト 原子炉の炉心溶融物の位置特定と冷却のためのシステムのガイド装置
CN111681786A (zh) * 2020-06-23 2020-09-18 中国科学院上海应用物理研究所 一种反应堆容器的下腔室结构及反应堆容器
CN111681787A (zh) * 2020-06-23 2020-09-18 中国科学院上海应用物理研究所 一种反应堆容器的下腔室结构及反应堆容器
CN111681787B (zh) * 2020-06-23 2022-09-30 中国科学院上海应用物理研究所 一种反应堆容器的下腔室结构及反应堆容器
CN111681786B (zh) * 2020-06-23 2022-12-30 中国科学院上海应用物理研究所 一种反应堆容器的下腔室结构及反应堆容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP5306257B2 (ja) 2013-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5306257B2 (ja) 炉心溶融物冷却装置および原子炉格納容器
JP3554001B2 (ja) コリウム防護用アセンブリ
EP3236472B1 (en) System for confining and cooling melt from the core of a water cooled and moderated reactor
KR100597722B1 (ko) 액체금속로의 안정적인 피동 잔열제거 계통
WO2007099698A1 (ja) コアキャッチャーおよびその製造方法、並びに、原子炉格納容器およびその改造方法
JP2007225356A (ja) コアキャッチャーおよびその製造方法、並びに、原子炉格納容器およびその改造方法
JP2009150860A (ja) ナトリウム冷却高速炉の残熱除去用中間ナトリウムループでのナトリウム固化可能性を排除した受動安全等級残熱除去システム
JP4828963B2 (ja) 炉心溶融物冷却装置、原子炉格納容器および炉心溶融物冷却装置の設置方法
JP4620449B2 (ja) 炉心キャッチャ冷却のアセンブリおよび該アセンブリを有する原子炉
US20130170598A1 (en) Nuclear reactor containment vessel
JP2010271261A (ja) 炉心溶融物保持装置および格納容器
JP2010261726A (ja) 炉心溶融物保持装置および原子力プラント
JP2009052951A (ja) 炉心溶融物冷却装置および原子炉格納容器
JP2014081212A (ja) 炉心溶融物保持装置および原子炉格納容器
JP2008139023A (ja) 原子炉溶融物保持装置および原子炉格納容器
JP5582858B2 (ja) 炉心溶融物保持構造体
JP2010038571A (ja) 炉心溶融物冷却装置および炉心溶融物冷却方法
JP2017219464A (ja) コアキャッチャーおよびそれを用いた沸騰水型原子力プラント
JP2012021877A (ja) 炉心溶融物保持装置および格納容器
JP2009047637A (ja) 炉心溶融物保持装置および格納容器
JP6756470B2 (ja) 原子炉および原子力プラント
JP4746911B2 (ja) 高速炉および高速炉施設の建設方法
JP6204823B2 (ja) コアキャッチャ
JP2013076675A (ja) 液体金属冷却原子炉用受動冷却システム
JP2014157029A (ja) 原子炉システムおよび原子炉溶融物保持装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20110421

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130319

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130517

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130625

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees