JP2011168090A - ワイパー制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーの意図していないワイパーブレードの作動を抑制することができるワイパー制御装置を提供すること。
【解決手段】ワイパーブレードによって払拭されるフロントガラスに付着した雨滴に応じてワイパーブレードを作動させるワイパー制御装置であって、フロントガラスに付着した雨滴に応じた雨滴信号を取得し(S6)、フロントガラスの周辺の温度を示す温度信号を取得し(S1)、雨滴信号を取得すると(S6)、ワイパーブレードを作動させるものであり(S7)、取得した温度信号が凍結温度以下であると判定した場合(S1)は、ワイパーブレードの作動を禁止する(S2)。
【選択図】図3

Description

本発明は、雨滴を検出する雨滴センサの検出結果に基づいて、ワイパーブレードを自動的に作動させるワイパー制御装置に関するものである。
従来、特許文献1に示されるようなワイパー自動制御装置があった。このワイパー自動制御装置は、ウインドガラスに付着する雨滴を払拭するワイパーブレード(ワイパー)と、電源が投入されることでウインドガラスに付着する雨滴の有無を検出する雨滴検出手段と、雨滴検出手段により雨滴有りと検出されたときに、ワイパーブレードを自動的に作動させるワイパー制御手段とを備えるものである。
特開平10−315920号公報
ところで、ウインドガラスは、表面が凍結することがある。このウインドガラスの表面の氷は、ワイパーブレードで除去することは困難である。従って、ウインドガラスの表面の氷を除去する際には、ユーザーが氷を削るなどして除去することがある。
ところが、特許文献1に示されるワイパー自動制御装置においては、ユーザーが氷の除去作業を行っているときに、例えば、氷が溶けたことなどによって雨滴検出手段が雨滴有りと検出して、ワイパーブレードを自動的に作動させてしまう可能性がある。このようなワイパーブレードの作動は、ウインドガラスの氷の除去作業を行っているユーザーにとっては意図していないものと考えられる。つまり、このワイパー自動制御装置は、ユーザーが意図していないワイパーブレードの作動を行う可能性がある。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、ユーザーの意図していないワイパーブレードの作動を抑制することができるワイパー制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載のワイパー制御装置は、
ワイパーブレードによって払拭される被払拭部に付着した雨滴に応じてワイパーブレードを作動させるワイパー制御装置であって、
被払拭部に付着した雨滴に応じた雨滴信号を取得する雨滴信号取得手段と、
被払拭部の周辺の温度を示す温度信号を取得する温度信号取得手段と、
雨滴信号取得手段にて雨滴信号を取得するとワイパーブレードを作動させるものであり、温度信号取得手段にて取得した温度信号が凍結温度以下であると判定した場合は、ワイパーブレードの作動を禁止する駆動制御手段と、を備えることを特徴とするものである。
このように、被払拭部の周辺の温度が凍結温度以下である場合は、被払拭部が凍結して、ユーザーが被払拭部の氷を除去する作業を行っている可能性がある。そこで、上述のように被払拭部の周辺の温度が凍結温度以下である場合は、ワイパーブレードの作動を禁止することによって、ユーザーが被払拭部の氷を除去する作業を行っているときにワイパーブレードが作動する可能性を低減することができる。よって、ユーザーの意図していないワイパーブレードの作動を抑制することができる。
また、請求項2に示すように、ユーザーが被払拭部の氷の除去作業を行っているか否かを推定する推定手段を備え、駆動制御手段は、推定手段にて除去作業を行っていないと推定された場合、ワイパーブレードの作動の禁止を解除するようにしてもよい。
このようにすることによって、ユーザーが被払拭部の氷を除去する作業を行っていないと推定できるときは、被払拭部に付着した雨滴に応じてワイパーブレードを作動させることができる。
また、請求項3に示すように、ワイパー制御装置は、車両に搭載されるものであって、車両の走行状態を示す走行状態信号を取得する走行状態信号取得手段と、走行状態信号取得手段にて取得した走行状態信号に基づいて、車両が走行中であるか否かを判定する走行判定手段と、を備え、推定手段は、走行判定手段にて車両が走行中であると判定された場合、ユーザーは氷の除去作業を行っていないと推定するようにしてもよい。
このようにすることによって、車両が走行中である場合は、被払拭部に付着した雨滴に応じてワイパーブレードを作動させることができる。
なお、走行状態信号取得手段は、請求項4に示すように、走行状態信号として車両の車速信号を取得するようにしてもよいし、請求項5に示すように、走行状態信号として車両の原動機の状態を示す原動機信号(例えば、エンジン(クランクシャフト)の回転数信号やモータの回転数信号など)を取得するようにしてもよい。
このように、車両の車速信号であっても、車両の原動機の状態を示す原動機信号であっても、車両が走行中であるか否かを判定することができる。
また、請求項6に示すように、ワイパー制御装置は、車両に搭載されるものであって、車両のシフトレバーの位置を示すシフトレバー位置信号を取得するシフトレバー位置信号取得手段を備え、推定手段は、シフトレバー位置信号取得手段にて取得したシフトレバー位置信号がパーキングレンジ及びニュートラルレンジ以外の場合は、除去作業を行っていないと推定するようにしてもよい。
このようにすることによって、車両が走行中もしくは、これから走行を開始する場合は、被払拭部に付着した雨滴に応じてワイパーブレードを作動させることができる。
また、請求項7に示すように、ユーザーによって操作されるワイパーコントロールスイッチから出力された操作信号を取得する操作信号取得手段を備え、駆動制御手段は、操作信号取得手段にてワ操作信号を取得した場合、ワイパーブレードを作動させるようにしてもよい。
このようにすることによって、ユーザーがワイパーブレードを作動させたい場合は、ワイパーブレードを作動させることができる。
本発明の実施の形態におけるワイパー装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるワイパー装置が車両に搭載された状態を示す模式図である。 本発明の実施の形態におけるワイパー制御装置の処理動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
本実施の形態においては、本発明のワイパー制御装置の一実施例として、自動車200(車両)に搭載されたワイパー装置におけるワイパー制御装置に適用した例を用いて説明する。
本実施の形態におけるワイパー装置100は、図1及び図2に示すように、ワイパー制御装置10、ワイパーコントロールスイッチ20(以下、ワイパースイッチとも称する)、ワイパーモータ30、伝達機構31、ワイパーブレード32、及び雨滴センサ40、温度センサ50、速度センサ60、エンジン回転数センサ70、シフトレバー位置センサ80などの各種センサを含む。このワイパー装置100は、自動車200のイグニッションスイッチ110を介して自動車200のバッテリー120から電力が供給されている。なお、ACC(アクセサリー)オン時にバッテリー120から電力が供給されるようにしてもよい。
そして、ワイパー装置100は、図2に示すように、ワイパーブレード32を払拭対象物(被払拭部)であるフロントガラス(フロントウインドシールド)101上(フロントガラス101の外側表面)の所定の払拭領域Aにおいて往復払拭動作することで、フロントガラス101に付着した雨滴などの水滴をぬぐい取り(払拭して)、視界を確保するものである。なお、本実施の形態においては、被払拭部として自動車200のフロントガラス101を採用して説明するが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、自動車200のリアガラス(リアウインドシールド)、ヘッドランプなどを採用しても、本発明の目的は達成できるものである。
ワイパー制御装置10は、演算処理を行うCPU11、各種プログラムやデータを保存するための読み取り専用メモリであるROM12や書き込み可能なメモリであるRAM13等の記憶装置、A/D変換器等の入力回路(図示省略)、出力回路(図示省略)、及び電源回路(図示省略)等の機能を含むマイクロコンピュータで構成することができる。ワイパー制御装置10は、ワイパースイッチ20、ワイパーモータ30、雨滴センサ40、温度センサ50、速度センサ60、エンジン回転数センサ70、シフトレバー位置センサ80とケーブルで直接、もしくはLIN(Local Interconnect Network)やCAN(Controller Area Network)などの車載ネットワークを介して電気的に接続されている。
そして、ワイパー制御装置10は、ユーザーによって操作されるワイパースイッチ20から出力された操作信号を取得する(操作信号取得手段)。なお、ワイパー制御装置10は、この取得した操作信号に基づいて、ワイパーモータ30に駆動指示信号を出力することによってワイパーモータ30を駆動制御する。なお、動作モードなどに関して後ほど説明する。
また、ワイパー制御装置10は、雨滴センサ40からフロントガラス101に付着した雨滴(水滴)に応じた雨滴信号を取得する(雨滴信号取得手段)。この雨滴信号は、換言すると、フロントガラス101に雨滴が付着したことを示す信号である。なお、ワイパー制御装置10は、この取得した雨滴信号に基づいて、雨が降っているか否かを判定する。
また、ワイパー制御装置10は、温度センサ50からフロントガラス101の周辺の温度を示す温度信号を取得する(温度信号取得手段)。なお、ワイパー制御装置10は、この取得した温度信号に基づいて、凍結温度以下であるか否かを判定する。
また、ワイパー制御装置10は、自動車200の走行状態を示す走行状態信号を取得する(走行状態信号取得手段)。なお、本実施の形態においては、この走行状態信号として自動車200の走行速度を示す車速信号を採用して説明する。つまり、ワイパー制御装置10は、速度センサ60から自動車200の走行速度を示す車速信号に応じた車速信号を取得する(走行状態信号取得手段)。なお、ワイパー制御装置10は、この取得した走行状態信号(車速信号)に基づいて、自動車200が走行中であるか否かを判定する(走行判定手段)。
つまり、ワイパー制御装置10(CPU11)は、ワイパースイッチ20や各種センサ40〜80からの信号を取得すると共に、取得した信号及びROM12に記憶されたプログラム及びデータに基づいて、RAM13を作業領域として利用することによって各種判定及び各種処理を実行する。例えば、ワイパー制御装置10は、後ほど説明するワイパースイッチ20から出力された動作モードを示す信号(以下、操作信号とも称する)に基づいて、各動作モードに対応した駆動指示信号をワイパーモータ30に出力する。また、例えば、ワイパー制御装置10は、ワイパースイッチ20において自動制御(AUTOモード)ポジションが選択されている場合(つまり、ワイパースイッチ20からAUTOモードを示す信号が出力された場合)は、雨滴信号を取得するとワイパーモータ30に駆動指示信号を出力することによってワイパーブレード32を作動させる。なお、特に、本発明の特有の構成としては、イグニッションスイッチ110がオンしたとき、取得した温度信号が凍結温度以下(例えば、0度以下)であると判定した場合は、ワイパーブレード32の作動を禁止する(駆動制御手段)。
さらに、ワイパー制御装置10は、ユーザーがフロントガラス101の氷の除去作業を行っているか否かを推定し(推定手段)、除去作業を行っていないと推定した場合、ワイパーブレード32の作動の禁止を解除する。つまり、ユーザーがフロントガラス101の氷の除去作業を行っているか否かの推定は、ワイパーブレード32の作動を禁止しているときに行われるものである。なお、ユーザーがフロントガラス101の氷の除去作業を行っているか否かを推定する際には、自動車200が走行中であるか否かによって判定することができる。実際は、自動車200が走行中であると判定された場合、ユーザーは氷の除去作業を行っていないと推定することができる。つまり、自動車200が走行中であると判定された場合は、ユーザーは氷の除去作業を行っていないので、ユーザーは氷の除去作業を行っていないとみなすことができる。一方、自動車200が走行中でないと判定された場合、ユーザーは氷の除去作業を行っていると推定する。つまり、自動車200が走行中でないと判定された場合は、ユーザーは氷の除去作業を行っている可能性があるので、ユーザーは氷の除去作業を行っているとみなす。なお、ワイパー制御装置10(CPU11)の処理動作に関しては、後ほど詳しく説明する。
ワイパースイッチ20は、ユーザーによって操作されるものであり、自動車200の車室内の運転席に設置される。例えば、ステアリングコラムの左側から伸びているレバーなどを含んで構成することができる。ワイパースイッチ20は、ワイパーブレード32の往復払拭動作の停止(OFFモード)、自動制御(AUTOモード)、低速動作(LOモード)、高速動作(HIモード)、及び間欠動作(INTモード)を、切り替えるスイッチ機能を有している。
このワイパースイッチ20は、たとえば4つの作動位置のいずれか1つに操作されることで、これら動作モードの1つが選択される。そして、ワイパースイッチ20は、上述した4動作モードのうちの1つが選択されると、その選択された動作モードを示す信号(操作信号)をワイパー制御装置10へ出力する。なお、LOモード、HIモード、INTモードなどが選択された場合(ワイパースイッチオンの場合)は、ワイパーの作動を示すワイパー作動信号をワイパー制御装置10へ出力する。また、LOモード、HIモード、INTモードは、換言すると、マニュアルモードとも称することができる。
ワイパーブレード32は、図2に示すように、フロントガラス101の所定の払拭領域Aにおいて往復払拭動作を行うものであり、フロントガラス101と接触する部分にゴム(ラバー)が装着される。このワイパーブレード32は、例えば、フロントガラス101の左側と右側のそれぞれに設けられる。
また、ワイパーモータ30、ワイパーモータ30とワイパーブレード32とを連結する伝達機構31は、ワイパーブレード32を動かす駆動系である。ワイパーモータ30は、例えば、自動車200のエンジンルーム内に配置されており、DCモータなどを採用することができる。このワイパーモータ30は、ワイパー制御装置10から出力される駆動指示信号に応じて動作(作動、停止、及び速度変化)する。伝達機構31は、例えば、ワイパーモータ30の出力軸に連結されたクランクアーム、クランクアームに連結されたリンクロッド、およびリンクロッドとワイパーブレード32とを連結するワイパーアームなどを備える。そして、ワイパーモータ30が発生する駆動トルクを往復運動に変換するとともにワイパーブレード32に伝達してワイパーブレード32に往復運動させる。つまり、ワイパーブレード32の往復払拭動作は、ワイパー制御装置10からワイパーモータ30に対し駆動指示信号が出力されることで実行される。なお、図1では、ワイパー制御装置10とワイパーモータ30が直接接続されている状態を示しているが、ワイパー制御装置10とワイパーモータ30との間にワイパーモータ30の駆動装置が存在するものであってもよい。
雨滴センサ40は、図2に示すように、フロントガラス101の車室内側(例えば、フロントガラス101の車室内側表面)に配置されている。また、雨滴センサ40は、フロントガラス101の外表面におけるワイパーブレード32の払拭領域Aに対向する位置であり、且つ自動車200の上方のリヤビューミラー(図示せず)の背後に配置されている。これは、雨滴量の検出動作は、雨滴センサ40の検出領域Adをワイパーブレード32が通過直後に実行される必要があること、および雨滴センサ40は運転者の前方視界を極力妨げない位置に設置される必要があることによる。
この雨滴センサ40は、フロントガラス101の検出領域Adに向かって例えば赤外光を発光する発光ダイオードなどの発光素子と、その発光素子から発光されてフロントガラスにより反射された光の受光量に応じた出力値を出力する受光素子などを有して構成されている。また、発光素子は、発光素子駆動回路などを介してワイパー制御装置10に接続されており、ワイパー制御装置10によって光の照射、照射の停止が制御される。また、受光素子は、検波増幅回路などを介してワイパー制御装置10に接続されており、検出した雨滴量に応じた雨滴信号をワイパー制御装置10に出力する。
このように構成されることで、検出領域Adに雨滴が付着していないときにあっては、発光素子から発光された赤外光は、そのほとんどがウインドシールドによって反射され、受光素子で受光される。しかし、検出領域Adに雨滴が付着しているときにあっては、発光素子から発光された赤外光の一部は、検出領域Adに付着した雨滴を介してウインドシールドを透過する。そのため、受光素子により受光される光の量が減少することとなる。このように、検出領域Adに付着する雨滴の量と受光素子による受光量に基づき、検出領域Adに付着する雨滴量が光学的に検出されている。ちなみに、検出領域Adに付着する雨滴量が多いほど雨滴センサ40の検出信号は小さくなり、検出領域Adに付着する雨滴量が少ないほど雨滴センサ40の検出信号は大きくなる。
なお、雨滴センサ40がマイクロコンピュータを備えた構成を採用することもできる。この場合、雨滴センサ40は、ワイパースイッチ20や各種センサ40〜80からの信号を取得して、取得した信号及びROM12に記憶されたプログラム及びデータに基づいて、RAM13を作業領域として利用することによって各種判定及び各種処理を実行する。つまり、上述のワイパー制御装置10と同様の判定及び処理を雨滴センサ40が実行するようにしてもよい。例えば、発光素子の光の照射、照射の停止制御を行ったり、ワイパースイッチ20から出力された動作モードを示す信号に基づいて各動作モードに対応した駆動指示信号をワイパーモータ30に出力するようにワイパー制御装置10に指示したり、ユーザーがフロントガラス101の氷の除去作業を行っているか否かを推定したり、取得した温度信号が凍結温度以下であると判定した場合にワイパーブレード32の作動を禁止するようにワイパー制御装置10に指示したりする。
温度センサ50は、フロントガラス101の周辺(フロントガラス101の車室内側又はフロントガラス101の車室外側)の温度を検出(計測)し、その温度を示す温度信号をワイパー制御装置10に出力する。この温度センサ50としては、サーミスタなどを採用することができる。また、温度センサ50は、雨滴センサ40(雨滴センサ40のケース)に内蔵してもよい。つまり、温度センサ50は、雨滴センサ40と一体に設けるようにしてもよい。速度センサ60は、自動車200のタイヤの回転数などによって、自動車200の走行速度を検出し、その走行速度を示す車速信号をワイパー制御装置10に出力する。
ここで、図3を用いて、ワイパー制御装置10の処理動作に関して説明する。図3のフローチャートに示す、ワイパー制御装置10の処理動作は、例えば、AUTOモードが選択されているときに、イグニッションスイッチ110がオンになるとスタートする。このほかにも、AUTOモードが選択されているときに、ACCがオンした時にスタートするようにしてもよい。さらに、ワイパー制御装置10がスリープモード(低消費電流モード)を備える場合は、AUTOモードが選択されているときに、スリープモードからウェイクアップ(起動)した時にスタートするようにしてもよい。つまり、AUTOモードが選択されているときに、ワイパー制御装置10に駆動電源が供給されたときにスタートする。
まず、ステップS1では、ワイパー制御装置10は、温度判定を行う。つまり、温度センサ50から温度信号を取得して(温度信号取得手段)、その取得した温度信号に基づいて、温度が0℃(凍結温度)以下であるか否かを判定する。これは、フロントガラス101が凍結しているか否かを判定するためである。フロントガラス101が凍結している場合、ユーザーは、視界を確保するためにフロントガラス101の氷を除去する可能性がある。つまり、このようにフロントガラス101が凍結しているか否かを判定するのは、ユーザーがフロントガラス101の氷を除去する作業を行うか否かを判定(推定)するためである。
なお、被払拭部としてリアガラスを採用した場合であっても、同様に、ユーザーは視界を確保するためにリアガラスの氷を除去する作業を行うことが考えられる。また、被払拭部としてヘッドライトを採用した場合は、ユーザーはヘッドライトからの光の照射量を確保するためにヘッドライトの氷を除去する作業を行うことが考えられる。換言すると、自動車200の前方がヘッドライトによって適切に照らされるようにするためにヘッドライトの氷を除去する作業を行うことが考えられる。
そして、ワイパー制御装置10は、温度が0℃以下(≦0℃)であると判定した場合はユーザーがフロントガラス101の氷を除去する作業を行うとみなしてステップS2へ進み、温度が0℃以下でない(>0℃)と判定した場合はユーザーがフロントガラス101の氷を除去する作業を行わないとみなしてステップS6へ進む。
ユーザーがフロントガラス101の氷を除去する作業を行わないとみなした場合、ステップS6では、ワイパー制御装置10は、イグニッションスイッチ110オン時(図3ではIGオン時と記載している)の降雨判定を行う。つまり、雨滴センサ40から雨滴信号を取得して(雨滴信号取得手段)、その取得した雨滴信号に基づいて、フロントガラス101に雨滴などの水滴が付着しているか否か(換言すると、雨が降っているか否か)を判定する。そして、ワイパー制御装置10は、雨ありと判定した場合はステップS7へ進み、雨なしと判定した場合はここでの処理(図3のフローチャートに示す処理)を終了して、通常処理を開始する。
ステップS7では、ワイパー制御装置10は、ワイパー作動(払拭)を行う。つまり、ワイパー制御装置10は、ワイパーモータ30に駆動指示信号を出力することによって、ワイパーモータ30を駆動してワイパーブレード32を作動させる。その後、ここでの処理(図3のフローチャートに示す処理)を終了して、通常処理を開始する。
なお、図3のフローチャートに示す処理を終了した後に行う通常処理とは、ワイパースイッチ20にて選択されたモードに応じた処理である。従って、ここでは、イグニッションスイッチ110がオンした時点でAUTOモードが選択されている場合なので自動制御を行うことになる。つまり、ワイパー制御装置10は、雨滴センサ40から取得した雨滴信号に基づいて、フロントガラス101に雨滴などの水滴が付着しているか否か(換言すると、雨が降っているか否か)を判定する。そして、雨ありと判定した場合は、ワイパーモータ30に駆動指示信号を出力することによって、ワイパーモータ30を駆動してワイパーブレード32を作動させる。また、雨なしと判定した場合は、雨滴センサ40から取得した雨滴信号に基づいて、フロントガラス101に雨滴などの水滴が付着しているか否か(換言すると、雨が降っているか否か)の判定を繰り返す。
一方、上述のステップS1にて、温度が0℃以下(≦0℃)でありユーザーがフロントガラス101の氷を除去する作業を行うとみなした場合は、ステップS2にて、ワイパー制御装置10は、ワイパー作動を禁止する(駆動制御手)。つまり、雨滴センサ40にて雨滴が検出されるような場合であっても、ワイパーブレード32の作動を禁止する。このとき、ワイパー制御装置10は、雨滴センサ40から雨滴信号を取得したとしても、ワイパーモータ30に駆動指示信号を出力しない。このように、ワイパーモータ30を駆動しないことによって、ワイパーブレード32の作動を禁止する。つまり、ワイパーブレード32によるフロントガラス101の所定の払拭領域Aにおける往復払拭動作を禁止する。よって、ワイパーブレード32は、フロントガラス101を払拭しない。従って、フロントガラス101は、ワイパーブレード32によって払拭されない。
また、ここではワイパーブレード32の作動を禁止する場合、雨滴センサ40から雨滴信号を取得したとしても、ワイパーモータ30に駆動指示信号を出力しない例を採用しているが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、雨滴センサ40が雨滴信号を出力しないようにして、ワイパーブレード32の作動を禁止するようにしてもよい。ここでは、AUTOモードが選択されている場合なので、ワイパー制御装置10は、雨滴センサ40から雨滴信号を取得しない限りワイパーモータ30に駆動指示信号を出力しない。したがって、雨滴センサ40が雨滴を検出した場合であっても雨滴信号を出力しないようにすることによって、ワイパー制御装置10がワイパーモータ30に駆動指示信号を出力しないようにすることができる。よって、ワイパーブレード32の作動を禁止することができる。
このように、フロントガラス101の周辺の温度が凍結温度以下である場合は、フロントガラス101が凍結して、ユーザーがフロントガラス101の氷を除去する作業を行う可能性がある。そこで、上述のようにフロントガラス101の周辺の温度が凍結温度以下である場合は、ワイパーブレード32の作動を禁止することによって、ユーザーがフロントガラス101の氷を除去する作業を行っているときにワイパーブレード32が作動する可能性を低減することができる。よって、ユーザーの意図していないワイパーブレード32の作動を抑制することができる。
なお、ワイパー制御装置10は、フロントガラス101の周辺の温度が0℃(凍結温度)以下であると判定してワイパー作動(ワイパーブレード32の作動)を禁止した際には、温度が0℃(凍結温度)よりも高くなっても、ワイパー作動(ワイパーブレード32の作動)の禁止を継続(維持)すると好ましい。ユーザーがフロントガラス101の氷を除去する作業を行っているときに、フロントガラス101の周辺の温度が上昇することもありうる。このような場合、ユーザーがフロントガラス101の氷を除去する作業を行っているときにワイパーブレード32が作動する可能性がある。しかしながら、上述のように、ワイパー作動(ワイパーブレード32の作動)の禁止を継続することによって、ユーザーがフロントガラス101の氷を除去する作業を行っているときにワイパーブレード32が作動することを防止することができる。
次に、ステップS3では、ワイパー制御装置10は、ワイパースイッチ20から取得した信号に基づいて、ワイパースイッチがオンであるか否かを判定する。つまり、ワイパースイッチ20のLOモード、HIモードが選択されたか否かを判定する。そして、ワイパー制御装置10は、ワイパースイッチ20のLOモード、HIモードが選択され、ワイパースイッチ20から出力された操作信号(ワイパーの作動を示すワイパー作動信号)を取得した場合(操作信号取得手段)はワイパースイッチオンであると判定してステップS7へ進む。
ステップS7では、上述のように、ワイパー制御装置10は、ワイパー作動(払拭)を行う。つまり、ワイパー制御装置10は、ワイパーモータ30に駆動指示信号を出力することによって、ワイパーモータ30を駆動してワイパーブレード32を作動させる。このように、ユーザーによって操作されるワイパースイッチ20から出力された操作信号(ワイパーの作動を示すワイパー作動信号)を取得した場合、ワイパーブレードを作動させるようにしてもよい。このようにすることによって、ユーザーがワイパーブレード32を作動させたい場合は、ワイパーブレード32を作動させることができるので好ましい。また、ユーザーがフロントガラス101の氷を除去する作業を行っているとみなしてワイパーブレード32の作動を禁止したが、実際はフロントガラス101の氷を除去する作業を行っていないこともありうる。このような場合であっても、ワイパーブレード32を作動させることができるので好ましい。
一方、ワイパースイッチ20から出力された操作信号(ワイパーの作動を示すワイパー作動信号)を取得してない場合はワイパースイッチオンでないと判定してステップS4へ進む。ステップS4では、ワイパー制御装置10は、車速>0km/hであるか否かを判定する。つまり、自動車200の走行状態を示す走行状態信号として車速センサ60から車速信号を取得して(走行状態信号取得手段)、その取得した車速信号に基づいて、車速>0km/hであるか否かを判定する。つまり、自動車200が走行中であるか否かを判定する(走行判定手段)。このように、車速センサ60から取得した車速信号に基づいて、自動車200が走行中であるか否かを判定することができる。
このように、車速センサ60から取得した車速信号に基づいて、自動車200が走行中であるか否かを判定するのは、ユーザーがフロントガラス101の氷の除去作業を行っているか否かを推定(推定手段)するためである。通常、自動車200が走行中である場合は、ユーザーはフロントガラス101の氷の除去作業をできない。従って、自動車200が走行中であるか否かを判定することによって、ユーザーがフロントガラス101の氷の除去作業を行っているか否かを推定することができる。
そして、ワイパー制御装置10は、車速>0km/hであり自動車200が走行中であると判定した場合は、ユーザーが氷の除去作業を行っていないと推定する(推定手段)。ワイパー制御装置10は、ユーザーが氷の除去作業を行っていないと推定した場合は、ステップS5へ進む。そして、ステップS5では、ワイパー制御装置10は、ワイパーブレード32の作動の禁止を解除する(駆動制御手段)。その後、図3のフローチャートに示す処理を終了して、通常処理を開始する。
このようにすることによって、ユーザーがフロントガラス101の氷を除去する作業を行っていないと推定できるときは、フロントガラス101に付着した雨滴に応じてワイパーブレード32を作動させることができるので好ましい。また、ユーザーがフロントガラス101の氷を除去する作業を行っているとみなしてワイパーブレード32の作動を禁止したが、実際はフロントガラス101の氷を除去する作業を行っていないこともありうる。しかしながら、このような場合であっても、上述のようにすることによって、自動車200が走行を開始すれば、ワイパーブレード32の作動の禁止を解除することができるので好ましい。つまり、自動車200が走行中は、フロントガラス101に付着した雨滴に応じてワイパーブレードを作動させることができるので好ましい。
なお、上述のように、図3のフローチャートに示す処理を終了した後は、ワイパー制御装置10は、雨滴センサ40から取得した雨滴信号に基づいて、フロントガラス101に雨滴などの水滴が付着しているか否か(換言すると、雨が降っているか否か)を判定する(降雨判定)。そして、雨ありと判定した場合は、ワイパーモータ30に駆動指示信号を出力することによって、ワイパーモータ30を駆動してワイパーブレード32を作動させる。また、雨なしと判定した場合は、雨滴センサ40から取得した雨滴信号に基づいて、フロントガラス101に雨滴などの水滴が付着しているか否か(換言すると、雨が降っているか否か)の判定を繰り返す。
このように、図3のフローチャートに示す処理を終了すると、降雨判定などを行うので、ユーザーが氷の除去作業を行っていないと推定したあと(車速>0km/hの場合)、ステップS5を飛ばして図3のフローチャートに示す処理を終了するようにしてもよい。つまり、図3のフローチャートに示す処理を終了することによって、ワイパーブレード32の作動の禁止を解除するようにしてもよい。
一方、ワイパー制御装置10は、車速>0km/hでなく自動車200が走行中でないと判定した場合は、ユーザーが氷の除去作業を行っていると推定する(推定手段)。ワイパー制御装置10は、ユーザーが氷の除去作業を行っていると推定した場合は、ステップS2へ戻る。
このように、本実施の形態におけるワイパー制御装置10は、ワイパーブレード32の作動を禁止しているとき、ユーザーがフロントガラス101の氷の除去作業を行っているか否かを推定し(推定手段)、除去作業を行っていないと推定された場合、ワイパーブレード32の作動の禁止を解除する(駆動制御手段)ようにしてもよい。また、上述のように、本実施の形態におけるワイパー制御装置10は、自動車200の走行状態を示す走行状態信号(ここでは車速信号)を取得し(走行状態信号取得手段)、取得した走行状態信号(車速信号)に基づいて、自動車200が走行中であるか否かを判定し(走行判定手段)、自動車200が走行中であると判定された場合、ユーザーは氷の除去作業を行っていないと推定するようにしてもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。
例えば、上述の実施の形態においては、本発明のワイパー制御装置を自動車200(車両)に搭載されたワイパー装置におけるワイパー制御装置に適用した例を採用したが、本発明はこれに限定されるものではない。鉄道車両、船舶や航空機といった移動体に搭載されたワイパー装置におけるワイパー制御装置に適用してもよい。さらに、屋外に設置されるようなリモコンカメラ(テレビの天気カメラや監視カメラなど)や、建屋の窓ガラスに搭載されたワイパー装置におけるワイパー制御装置に適用してもよい。ただし、移動体以外に搭載する場合は、ユーザーによって操作されるワイパースイッチから取得した操作信号(ワイパーの作動を示すワイパー作動信号)に基づいてワイパーブレード32の作動の禁止を解除することができる。
また、上述の実施の形態においては、自動車200の走行状態を示す走行状態信号として車速センサ60にて検出される車速信号を採用して説明したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、自動車200の原動機の状態を示す原動機信号(例えば、エンジン回転数センサ70にて検出されるエンジン(クランクシャフト)の回転数信号やモータの回転数信号など)を採用するようにしてもよい。このように、自動車の原動機の状態を示す原動機信号であっても、自動車が走行中であるか否かを判定することができる。
また、上述の実施の形態においては、自動車200が走行中であるか否かによって、ユーザーがフロントガラス101の氷の除去作業を行っているか否かを推定する例を採用して説明したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ワイパー制御装置10は、自動車200のシフトレバーの位置を示すシフトレバー位置信号としてシフトレバー位置センサ80にて検出される信号を取得する(シフトレバー位置信号取得手段)。そして、ワイパー制御装置10は、取得したシフトレバー位置信号がパーキングレンジ及びニュートラルレンジ以外の場合は除去作業を行っていないと推定(推定手段)し、取得したシフトレバー位置信号がパーキングレンジ及びニュートラルレンジの場合は除去作業を行っていると推定(推定手段)するようにしてもよい。
なお、上述の実施の形態においては、AUTOモードが選択されている場合に、温度センサ50から温度信号を取得して(温度信号取得手段)、その取得した温度信号に基づいて、温度が0℃(凍結温度)以下であるか否かを判定する(ワイパー制御装置10による温度判定)例を採用して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、低速動作(LOモード)、高速動作(HIモード)、及び間欠動作(INTモード)などのマニュアルモード時も温度センサ50から温度信号を取得して(温度信号取得手段)、その取得した温度信号に基づいて、温度が0℃(凍結温度)以下であるか否かを判定するようにしてもよい。つまり、マニュアルモード時であっても、上述のステップS1以降の処理を実行するようにしてもよい。従って、マニュアルモード時であっても、温度が0℃以下(≦0℃)でありユーザーがフロントガラス101の氷を除去する作業を行うとみなした場合は、ワイパー制御装置10は、ワイパー作動を禁止する(駆動制御手)ようにしてもよい。
10 ワイパー制御装置、11 CPU、12 ROM、13 RAM、20 ワイパーコントロールスイッチ、30 ワイパーモータ、31 伝達機構、32 ワイパーブレード、40 雨滴センサ、50 温度センサ、60 速度センサ、70 エンジン回転数センサ、80 シフトレバー位置センサ、100 ワイパー装置、110 イグニッションスイッチ、120 バッテリー、101 フロントガラス(被払拭部)、200 自動車

Claims (7)

  1. ワイパーブレードによって払拭される被払拭部に付着した雨滴に応じてワイパーブレードを作動させるワイパー制御装置であって、
    前記被払拭部に付着した雨滴に応じた雨滴信号を取得する雨滴信号取得手段と、
    前記被払拭部の周辺の温度を示す温度信号を取得する温度信号取得手段と、
    前記雨滴信号取得手段にて雨滴信号を取得すると前記ワイパーブレードを作動させるものであり、前記温度信号取得手段にて取得した温度信号が凍結温度以下であると判定した場合は、前記ワイパーブレードの作動を禁止する駆動制御手段と、
    を備えることを特徴とするワイパー制御装置。
  2. ユーザーが前記被払拭部の氷の除去作業を行っているか否かを推定する推定手段を備え、前記駆動制御手段は、前記推定手段にて除去作業を行っていないと推定された場合、前記ワイパーブレードの作動の禁止を解除することを特徴とする請求項1に記載のワイパー制御装置。
  3. 前記ワイパー制御装置は、車両に搭載されるものであって、
    前記車両の走行状態を示す走行状態信号を取得する走行状態信号取得手段と、
    前記走行状態信号取得手段にて取得した走行状態信号に基づいて、前記車両が走行中であるか否かを判定する走行判定手段と、を備え、
    前記推定手段は、前記走行判定手段にて前記車両が走行中であると判定された場合、ユーザーは氷の除去作業を行っていないと推定することを特徴とする請求項2に記載のワイパー制御装置。
  4. 前記走行状態信号取得手段は、走行状態信号として前記車両の車速信号を取得することを特徴とする請求項3に記載のワイパー制御装置。
  5. 前記走行状態信号取得手段は、走行状態信号として前記車両の原動機の状態を示す原動機信号を取得することを特徴とする請求項3に記載のワイパー制御装置。
  6. 前記ワイパー制御装置は、車両に搭載されるものであって、
    前記車両のシフトレバーの位置を示すシフトレバー位置信号を取得するシフトレバー位置信号取得手段を備え、
    前記推定手段は、前記シフトレバー位置信号取得手段にて取得したシフトレバー位置信号がパーキングレンジ及びニュートラルレンジ以外の場合は、除去作業を行っていないと推定することを特徴とする請求項2に記載のワイパー制御装置。
  7. ユーザーによって操作されるワイパーコントロールスイッチから出力された操作信号を取得する操作信号取得手段を備え、前記駆動制御手段は、前記操作信号取得手段にて前記操作信号を取得した場合、前記ワイパーブレードを作動させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のワイパー制御装置。
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