JP2004001770A - ワイパ装置 - Google Patents

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JP2004001770A
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wiper
glass
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Kiichi Kusunoki
楠 起一
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】ウォッシャ液が凍結で噴出されない場合の乾拭き動作やガラスの氷結面上の払拭動作を防止する。
【解決手段】制御回路30内に、ガラスヒータスイッチ8のオン/オフ信号に基づいてワイパ作動の許可/禁止を判断する作動禁止判断部32を備えた構成とする。作動禁止判断部32は、ガラスヒータスイッチ8がオンになっていればガラス面が降霜によって氷結しているので除霜のためにガラス熱線に通電されているものとみなし、ワイパ作動を禁止する。
【選択図】図1

Description

 本発明は、ワイパ装置に関する。
 従来、ワイパ装置は図3に示す構成のものが知られている。この従来のワイパ装置では、ワイパスイッチ1がオート・雨滴感知ポジションに投入されている場合、雨滴センサ2が雨滴を感知すると、制御回路3が間欠・オート作動用リレー4を作動してワイパモータ5を駆動し、降雨量に応じた周期でワイパ(図示せず)を作動させる。またワイパスイッチ1をウォッシャポジションにすればウォッシャモータ6が作動してウォッシャ液がウィンドウガラスに噴出する。
 このような従来のワイパ装置において、ウォッシャ液を噴出させた場合に、ウィンドウガラス上に残るウォッシャ液を払拭するために、ウォッシャ液噴出操作より一定時間、雨滴センサ2がウォッシャ液を検出していればワイパを作動させていた。
 ところが、このような従来のワイパ装置では、雨滴センサは氷結を雨滴として誤検出する場合があり、そのような場合、ウィンドウガラスに降霜があり、ウォッシャ液噴出操作をしてもウォッシャ液が凍結していて実際にはウォッシャ液が噴出されないときや、噴出したウォッシャ液がガラス面に氷結してしまったときにもワイパによる払拭動作を実行させてしまい、乾拭きに近い作動あるいはガラスの氷結面上の作動によりワイパブレード
を損傷する問題点があった。
 本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもので、ウォッシャ液が凍結で噴出されない場合の乾拭き動作やガラスの氷結面上の払拭動作を防止することができるワイパ装置を提供することを目的とする。
 本発明のワイパ装置は、ウィンドウガラスに設けられている除霜又は融雪のためのガラス温め手段に対する通電操作スイッチと、前記ウィンドウガラス面を払拭するワイパと、ウォッシャ液噴出操作に連動して前記ワイパを所定時間の間作動させるウォッシャ操作部と、前記通電操作スイッチによる前記ガラス温め手段に対する通電時に、前記ウォッシャ操作部による前記ワイパの作動を禁止するワイパ作動禁止部とを備えたものである。
 本発明のワイパ装置では、通電操作スイッチのよる通電操作によってガラス温め手段に通電されている間はガラス面が降霜で結氷しているのが通常であり、またウォッシャ液も凍結していると考えられ、このような場合には、ウォッシャ操作部によってウォッシャ液噴出操作をしてもウォッシャ液で噴出されないことが多くてワイパを作動させると乾拭きに近い状態になり、またウォッシャ液が噴出されてもガラス面の氷結によってワイパブレードを損傷する恐れがあるので、このような状態ではウォッシャ液噴出と連動するワイパの作動を禁止して、乾拭きの発生を避け、またワイパブレードの損傷を防止する。
 本発明によれば、ガラス面が降霜で結氷している場合やウォッシャ液も凍結している場合には、ウォッシャ液噴出と連動するワイパの作動を禁止したので、乾拭きの発生を避け、またワイパブレードの損傷を防止することができる。
 以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。図1は、本発明を適用したワイパ装置の回路構成である。
 自動車ではリアウィンドウガラスの曇り止め、融霜のためにガラスに熱線を通していて(近年、フロントガラスに対しても考えられている)、降霜によって結氷したガラスの除霜のために熱線に通電する。このようなガラスヒータが採用されている車両では、その作動中はガラスに霜が氷結しているのが通常であるから、ウォッシャ液が凍結していることが予想され、ウォッシャ液噴出操作をしてもウォッシャ液が噴出しない場合が多く、ウォッシャ液噴出操作に連動してワイパを作動させると乾拭きに近い状態になる可能性が高く、またワイパを作動させると氷結した固い霜でワイパブレードか損傷する恐れがある。そのため、ガラス熱線に通電している間、あるいは少なくとも通電開始から霜がある程度溶けだした考えられる時間が経過するまではワイパ作動を禁止するのが好ましい。
 本発明のワイパ装置はかかる考察に基づいて発明されたものであり、図1に示すように従来例と同様の回路要素と共に、制御回路30内にガラスヒータスイッチ8のオン/オフ信号に基づいてワイパ作動の許可/禁止を判断する作動禁止判断部32を備えたことを特徴とする。
 次に、このワイパ装置の動作を説明する。このワイパ装置では、ワイパスイッチ1による低速又は高速ワイパ作動操作により、ワイパが低速又は高速でガラス面を払拭する。また、オート・雨滴感知ポジションにワイパスイッチ1をセットすれば、雨滴センサ2の検出する信号から降雨量の大小を判断し、間欠動作間隔を降雨量に応じて可変調節し、その間欠時間間隔でワイパを間欠動作させる。
 そしてワイパスイッチ1をウォッシャポジションにセットすれば、ウォッシャモータ6が作動してウォッシャ液をウィンドウガラス面に噴出する。そしてワイパスイッチ1の操作によるウォッシャ液噴出操作があれば、制御回路30において図2に示すフローチャートの処理を開始し、ガラスヒータスイッチ8のオン/オフ状態をまず判断し、ガラスヒータスイッチ8がオンになっていればガラス面が降霜によって氷結しているので除霜のためにガラス熱線に通電されているものとみなし、ワイパ作動を禁止する(ステップS11)。
 しかしながら、ガラスヒータスイッチ8がオフであれば、従来と同様に数秒間t1だけ雨滴の検出を実施し、ウィンドウガラス上に雨滴があると判断すればワイパを作動させる(ステップS11〜S15)。
 こうして、本発明を適用したワイパ装置では、降霜によって結氷したガラスの除霜のためにガラス熱線に通電している間はワイパ作動を禁止することにより、乾拭きの発生を防止し、またワイパブレードの損傷を防止することができる。
 なお、上記のワイパ装置ではガラスヒータスイッチ8がオンしている間はウォッシャ液の噴出後、これに連動したワイパ動作を禁止するようにしたが、ガラスヒータスイッチ8がオンした後、一定時間、例えば数10秒間だけワイパ動作を禁止し、除霜が始まり、ワイパブレードが損傷を受けなくなるまでの時間が経過すればウォッシャ液噴出操作に連動するワイパ動作を開始させる構成にすることができる。
 また、上記のワイパ装置ではガラスヒータスイッチ8のオン/オフを監視し、ガラスヒータスイッチがオンであればウォッシャ液噴出操作に連動したワイパ動作を禁止する構成にしたが、ガラスヒータスイッチオンであれば必ずガラス熱線に通電される構成ではなく、車種によってはガラスヒータスイッチがオンとなり、かつ水温が所定値以上になって初めてガラスヒータに通電する構成のものも見られるので、その場合には、実際のガラスヒータへの通電電流の有無を検知してワイパ動作の禁止、許可を判断する構成とするのが好ましい。
 また上記のワイパ装置及びその変形例は、フロントガラスに対するワイパデアイサと呼ばれている、ワイパの払拭動作でワイパの動作範囲の両端部分にかき集められて固まった雪を溶融させるために該当する部分にヒータを設置した構成のガラスヒータに対しても同様に適用することができる。さらに、デフロスタを用いる場合も同様である。
本発明のワイパ装置の回路ブロック図。 上記のワイパ装置の動作を示すフローチャート。 従来例の回路ブロック図。
符号の説明
 1 ワイパスイッチ
 2 雨滴センサ
 30 制御回路
 32 作動禁止判断部
 4 間欠・オート作動用リレー
 5 ワイパモータ
 6 ウォッシャモータ
 8 ガラスヒータスイッチ

Claims (1)

  1.  ウィンドウガラスに設けられている除霜又は融雪のためのガラス温め手段に対する通電操作スイッチと、
     前記ウィンドウガラス面を払拭するワイパと、
     ウォッシャ液噴出操作に連動して前記ワイパを所定時間の間作動させるウォッシャ操作部と、
     前記通電操作スイッチによる前記ガラス温め手段に対する通電時に、前記ワイパの作動を禁止するワイパ作動禁止部とを備えて成るワイパ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006347295A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Toyota Motor Corp 車両電気負荷の制御装置
JP2011168090A (ja) * 2010-02-16 2011-09-01 Denso Corp ワイパー制御装置

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