JP2011160214A - 受信装置及びイメージ除去方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウィーバー方式又はハートレー方式等のイメージ除去構成と複素フィルタを組み合わせて用いる場合に、希望信号及びイメージ信号の直交性を共に維持する。
【解決手段】直交ミキサ(ミキサ101及び102)は、RF信号をダウンコンバートし、I信号及びQ信号を生成する。複素フィルタ103は、正の周波数領域と負の周波数領域との間で非対称な周波数利得特性を有し、I信号及びQ信号に含まれるイメージ信号を希望信号に比べて抑圧する。直交補償回路106は、複素フィルタ103の後段に配置され、複素フィルタ103によってイメージ抑圧されたI信号及びQ信号の間における希望信号の位相差誤差及び振幅誤差を打ち消すように、I信号及びQ信号を補正する。また、制御回路117は、複素フィルタの後段にてI信号及びQ信号に現れるイメージ信号の位相差誤差及び振幅誤差を打ち消すように、複素フィルタ103の素子特性を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スーパーヘテロダイン受信装置におけるイメージ除去に関する。
スーパーヘテロダイン受信機におけるイメージ除去方式として、ハートレー方式及びウィーバー方式(Weaver Architecture)が知られている。ハートレー方式及びウィーバー方式は、希望信号とイメージ信号とがローカル周波数に対して互いに反対側に位置していることを利用したイメージ除去方式である。ハートレー方式及びウィーバー方式は、直交ダウンコンバージョン後のIF(Intermediate Frequency)信号に対して位相シフト操作を施すことにより、希望波信号とイメージ信号に異なる位相シフトを与える。これにより、希望波信号とイメージ信号が周波数軸上で区別可能となる。
より具体的に述べると、ハートレー方式は、直交ダウンコンバージョンの後段において、同相信号(I信号)経路と直交信号(Q信号)経路との間で希望信号が同一符号となりイメージ信号が逆符号となるように、移相シフト回路による90度位相シフト操作を行う。90度位相シフト後のI信号とQ信号を加算することでイメージ信号が除去される。
ウィーバー方式は、ハートレー方式における位相シフト回路に代えて直交ミキサを使用する。つまり、ウィーバー方式は、1段目の直交ミキサによるダウンコンバージョンで得られたIF信号に対して、2段目の直交ミキサによるダウンコンバージョンを行う。2段目のダウンコンバージョン後のI経路信号とQ経路信号を減算することで、所望帯域(通常はDC(0Hz)近傍)におけるイメージ信号がキャンセルされる。これにより、イメージ信号が抑圧され、希望信号のみを得ることができる。
また、スーパーヘテロダイン受信装置におけるイメージ信号除去のために複素フィルタを使用することが知られている。例えば、ローサイドインジェクションにおけるイメージ除去のためには、正の周波数領域の利得に対して負の周波数領域の利得が相対的に小さい非対称な伝達特性を持つ複素フィルタ(複素バンドパスフィルタ)が使用される。これにより、イメージ信号を選択的に減衰させることができる。複素フィルタの構成にはパッシブ型とアクティブ型が存在する。パッシブ複素フィルタとしては、抵抗及び容量からなるポリフェーズフィルタが知られている。アクティブ複素フィルタとしては、トランスコンダクタンス及び容量によって構成されるGm−Cフィルタが知られている。また、アクティブ複素フィルタの他の構成として、各々がオペアンプ、抵抗、及び容量によって構成される2系統の実ローパスフィルタの間をフィードバック接続した構成が知られている。
なお、イメージ除去のための複素フィルタは、直交ダウンコンバージョン後のI信号およびQ信号とこれらの反転信号、つまり互いに90度の位相差を持つ4つの信号に対して処理を行う。しかしながら、直交ダウンコンバージョン後のIQ信号間に振幅差がある場合、又はIQ信号間の位相差が90度からずれている場合、イメージ除去比(イメージ抑圧比)が劣化する。IQ信号間の振幅誤差および位相差誤差は、「IQミスマッチ」と呼ばれる。IQミスマッチは、ローカル信号を生成する発振回路、直交ミキサ、および複素フィルタの素子特性がI信号経路とQ信号経路でずれていることに起因して発生する。
特許文献1は、Gm−Cフィルタを用いてイメージ除去を行う場合のIQミスマッチを軽減するため、Gm−Cフィルタに疑似イメージ信号を入力し、Gm−Cフィルタの出力に現れる疑似イメージ信号の振幅が小さくなるようにGm−Cフィルタ内の素子を調整することを開示している。また、特許文献1は、可変移相器(位相調整回路)をGm−Cフィルタの前段に配置し、Gm−Cフィルタの出力に現れる疑似イメージ信号の振幅が小さくなるように、位相調整回路によってGm−Cフィルタに対する入力IQ信号の位相差を調整することを開示している。
また、特許文献2は、振幅調整可能なポリフェーズフィルタの前段に可変移相器が配置された受信装置を開示している。特許文献2の受信装置は、ポリフェーズフィルタに入力されるIQ信号間の位相差をモニタして可変移相器を調整することで、ポリフェーズフィルタに入力されるIQ信号間の位相差が90度になるよう制御する。また、特許文献2の受信装置は、ポリフェーズフィルタの出力に現れるイメージ信号電力が最小となるように、ポリフェーズフィルタを構成する可変抵抗又は可変容量を調整する。
特開2006−157866号公報 特開2001−45080号公報
本願の発明者は、ハートレー方式及びウィ―バー方式等のイメージ除去構成と複素フィルタとを組み合わせて用いることで、受信機全体でのイメージ除去比を向上することについて検討を行った。この結果、これら2つのイメージ除去技術、すなわちハートレー方式又はウィ―バー方式と複素フィルタとの組み合わせを行う場合には、希望波信号およびイメージ信号の双方のIQミスマッチを補正すること、言い換えると、希望波信号およびイメージ信号の直交性を維持することに関して格別の配慮が必要であることを見出した。
例えば、ハートレー方式又はウィーバー方式によるイメージ除去を行う場合、第1ダウンコンバージョンの後段において、希望信号およびイメージ信号に対するIQミスマッチ補正を行うことが考えられる。しかしながら、複素フィルタをさらに使用する場合、この手法では希望信号及びイメージ信号の双方の直交性を担保することは困難である。なぜなら、複素フィルタにおいて生じる希望信号のIQミスマッチ(振幅ずれおよび位相ずれ)の程度とイメージ信号のIQミスマッチの程度が異なるためである。
なお、特許文献1及び2に開示されているように、複素フィルタ信号の出力におけるイメージ信号の振幅又は電力が小さくなるように可変移相器及び複素フィルタ内素子を調整するのみでは、希望信号のIQミスマッチが十分に補正されない。
本発明の第1の態様にかかる受信装置は、直交ミキサ、複素フィルタ、直交補償回路、及び制御部を含む。前記直交ミキサは、無線信号をダウンコンバートし、第1の同相信号及び第1の直交信号を生成するよう構成されている。前記複素フィルタは、正の周波数領域と負の周波数領域との間で非対称な周波数利得特性を有し、前記第1の直交信号及び前記第1の同相信号に含まれるイメージ信号を希望信号に比べて抑圧するよう構成されている。前記直交補償回路は、前記複素フィルタの後段に配置され、前記複素フィルタにより前記イメージ信号が抑圧された第2の同相信号及び第2の直交信号の間における前記希望信号の位相差誤差及び振幅誤差を打ち消すように、前記第2の同相信号及び前記第2の直交信号を補正するよう構成されている。また、前記制御部は、前記第2の同相信号及び前記第2の直交信号の間における前記イメージ信号の位相差誤差及び振幅誤差を打ち消すように、前記複素フィルタに含まれる素子の素子特性を調整する。
上述したように、複素フィルタを配置することで、希望信号のIQミスマッチとイメージ信号のIQミスマッチの程度に差が生じる。具体的には、イメージ信号のIQミスマッチが希望信号のIQミスマッチに比べて顕著に大きくなる。この問題に対して、本発明の第1の態様によれば、複素フィルタに含まれる素子の素子特性を調整することで、イメージ信号のIQミスマッチを補償する。さらに、複素フィルタの後段に配置された直交補償回路によって希望信号のIQミスマッチを補償する。つまり、複素フィルタの後段側のみでは対応することが困難なイメージ信号のIQミスマッチ補償を複素フィルタ内の素子調整で行い、複素フィルタの後段において希望信号のIQミスマッチ補償を行うこととした。これにより、互いに大きさの異なる希望信号のIQミスマッチとイメージ信号のIQミスマッチを共に補償することができる。
上述した本発明の第1の態様によれば、ウィーバー方式又はハートレー方式等のイメージ除去構成と複素フィルタを組み合わせて用いる場合に、希望信号及びイメージ信号の直交性を共に維持することができる。
本発明の実施の形態にかかるイメージ除去受信装置の構成例を示す図である。 複素フィルタの伝達関数の一例を示す図である。 複素フィルタの構成例を示す図である。 図1に示したイメージ除去受信装置におけるイメージ信号および希望信号のIQミスマッチ補償に関する調整手順の一例を示すフローチャートである。 IQミスマッチ補償前の位相差誤差および振幅誤差を示すグラフである。 図5の状態から出発してイメージ信号に関する位相調整を行った後の位相差誤差および振幅誤差を示すグラフである。 図6の状態から出発してイメージ信号に関する振幅調整を行った後の位相差誤差および振幅誤差を示すグラフである。 図1に示したイメージ除去受信装置の他の構成例を示す図である。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
<発明の実施の形態1>
図1は、本実施の形態にかかるイメージ除去受信装置1の構成例を示すブロック図である。図1の受信装置1は、複素フィルタによるイメージ抑圧と、ウィーバー方式のイメージ除去とを組み合わせて行う。具体的には、第1の直交ミキサ(ミキサ101及び102)と第2段の直交ミキサ(ミキサ107及び110、並びにミキサ108及び109)の間に複素フィルタ103が配置されている。
図1のミキサ101は、差動RF信号(XRF及び−XRF)をローカル信号(cos(ωLOt))と乗算し、IF帯域の同相信号(I信号)を生成する。一方、ミキサ102は、差動RF信号(XRF及び−XRF)をローカル信号(sin(ωLOt))と乗算し、IF帯域の直交信号(Q信号)を生成する。
複素フィルタ103は、正の周波数領域と負の周波数領域との間で非対称な周波数利得特性を有する。複素フィルタ103は、ミキサ101及び102により生成されたI信号及びQ信号を受信し、これらの信号に含まれるイメージ信号を希望信号に比べて抑圧する。図2は、複素フィルタ103の利得周波数特性の具体例を示すグラフである。なお、図2は、I信号に対する特性グラフ(図2の実線)とQ信号に対する特性グラフ(図2の破線)の2つを示しているが、図2上ではこれら2つのグラフはほぼ重なっている。ローサイドインジェクションの場合、図2に示すように、正の周波数領域に希望信号が位置し、負の周波数領域にイメージ信号が位置する。図2の利得周波数特性は負の周波数領域は正の周波数領域に比べて低利得であるから、複素フィルタ通過後のイメージ信号電力は希望信号電力に比べて抑圧される。
さらに、複素フィルタ103は、フィルタ内の素子特性が調整可能に構成されている。複素フィルタ103は、素子特性の調整によって、フィルタ103通過後のI信号およびQ信号に含まれるイメージ信号の位相および振幅を調整できる。複素フィルタ103の構成例、素子特性の調整手順の具体例については後述する。
ローパスフィルタ(LPF)104及び105は、ミキサ101及び102によるダウンコンバージョン後のI信号及びQ信号に含まれる高周波成分を減衰させる。
直交補償回路106は、LPF104及び105通過後のI信号及びQ信号に含まれる希望信号に対する信号処理を行う。具体的には、直交補償回路106は、希望信号のIQ間位相差が90度に近づき、希望信号の振幅差がなくなるように、I信号およびQ信号を補正する。
ミキサ107〜110は、ウィーバー方式の後段側のミキサに相当する。ミキサ107は、直交補償回路106通過後のI信号をローカル信号(cos(ωIFt))とミキシングし、DC(0Hz)近傍にダウンコンバートされたIIz信号を生成する。ミキサ108は、直交補償回路106通過後のI信号をローカル信号(sin(ωIFt))とミキシングし、DC(0Hz)近傍にダウンコンバートされたIQz信号を生成する。ミキサ109は、直交補償回路106通過後のQ信号をローカル信号(cos(ωIFt))とミキシングし、DC(0Hz)近傍にダウンコンバートされたQIz信号を生成する。ミキサ110は、直交補償回路106通過後のQ信号をローカル信号(sin(ωIFt))とミキシングし、DC(0Hz)近傍にダウンコンバートされたQQz信号を生成する。
加算(減算)回路111は、IIz信号からQQz信号を減算することで、希望波信号が位置するDC近傍においてイメージ信号がキャンセルされたIz信号を生成する。また、加算回路112は、IIz信号とQQz信号を加算することで、希望波信号が位置するDC近傍においてイメージ信号がキャンセルされたQz信号を生成する。LPF113及び114は、Iz信号およびQz信号の高周波数領域(ωRF−ωLO+ωIF)に位置するイメージ信号成分を除去し、DC近傍に位置する希望信号成分を透過する。
位相検出回路115は、複素フィルタ103とウィーバー方式の第2段ミキサ107〜110との間において、I信号およびQ信号に含まれるイメージ信号の位相又はこれらの位相差を検知する。IQ信号間の位相差を検出する場合、位相検出回路115は、I信号及びQ信号の乗算結果を積分することで位相差を検知すればよい。この場合、位相検出回路115は、乗算回路及び積分回路を含んでもよい。
振幅検出回路116は、I信号およびQ信号に含まれるイメージ信号の振幅又はこれらの振幅差を検知する。
制御回路117は、検出回路115による位相又は位相差の検出結果、及び検出回路116による振幅又は振幅差の検出結果を参照し、IQ信号間でのイメージ信号の位相差が90度に近づき、振幅差が無くなるように、複素フィルタ103内の素子特性を調整する。具体的には、制御回路117は、複素フィルタ103内に配置された少なくとも1つの可変抵抗素子の抵抗値を変更することで、IQ信号間でのイメージ信号の位相差を調整すればよい。また、制御回路117は、複素フィルタ103内に配置された少なくとも1つの可変容量素子の容量値を変更することで、IQ信号間でのイメージ信号の振幅差を調整すればよい。
図3は、複素フィルタ103の構成例を示す回路図である。図3に示す複素フィルタ103は、オペアンプ、抵抗、及び容量によって構成される2系統の実ローパスフィルタの間をフィードバック接続した構成を持つ。オペアンプOP1〜OP4はそれぞれローパスフィルタ(積分回路)として動作する。また、オペアンプOP1の非反転および反転出力端子が、抵抗を介してオペアンプOP2の反転および非反転入力端子にそれぞれ接続されている。これにより、オペアンプOP1及びOP2は全体として実ローパスフィルタとして動作する。また、また、オペアンプOP3の非反転および反転出力端子が、抵抗を介してオペアンプOP4の反転および非反転入力端子にそれぞれ接続されている。これにより、オペアンプOP3及びOP4は全体として実ローパスフィルタとして動作する。
さらに、オペアンプOP1とOP3の間では、互いの入出力端子間が抵抗R11〜R14を介してフィードバック接続されている。同様に、オペアンプOP2とOP4の間においても、互いの入出力端子間が抵抗R15〜R18を介してフィードバック接続されている。これにより、図3のフィルタ回路は、正の周波数領域と負の周波数領域において非対称な利得周波数特性を持つ複素バンドパスフィルタとして動作する。フィードバック接続についてより具体的に述べると、OP1の反転出力端子(−)とOP2の非反転入力端子(+)の間、OP1の非反転出力端子(+)とOP2の反転入力端子(−)の間、OP2の反転出力端子(−)とOP1の反転入力端子(−)の間、及びOP2の非反転出力端子(+)とOP1の非反転入力端子(−)の間がそれぞれフィードバック接続されている。オペアンプOP2とOP4の間のフィードバック接続も同様である。
また、図3のフィルタ回路は、オペアンプOP1及びOP3の前段に配置された可変抵抗素子VR1〜VR4を有する。可変抵抗素子VR1〜VR4は、外部の制御回路117から抵抗値を変更可能に構成されている。さらに、図3のフィルタ回路は、オペアンプOP1の入出力間を接続する2つの容量素子と、オペアンプOP2の入出力間を接続する2つの容量素子とが、可変容量素子VC1〜VC4とされている。可変容量素子VC1〜VC4は、外部の制御回路117から容量値を変更可能に構成されている。制御回路117は、可変抵抗素子VR1〜VR4の抵抗値を変更することで、IQ信号間におけるイメージ信号の位相差を調整すればよい。また、制御回路117は、可変容量素子VC1〜VC4の容量値を変更することで、IQ信号間におけるイメージ信号の振幅差を調整すればよい。
また、図3の構成例では、オペアンプOP1及びOP3の前段に可変抵抗素子VR1〜VR4を配置しているが、これに代えて、図3に示した抵抗R19〜R22を可変抵抗としてもよい。抵抗R19は、オペアンプOP1の反転入力端子と非反転出力端子の間に接続されている。抵抗R20は、オペアンプOP1の非反転入力端子と反転出力端子の間に接続されている。抵抗R21は、オペアンプOP3の反転入力端子と非反転出力端子の間に接続されている。抵抗R22は、オペアンプOP3の非反転入力端子と反転出力端子の間に接続されている。
続いて以下では、希望信号及びイメージ信号双方のIQミスマッチを補正するための、複素フィルタ103および直交補償回路106の調整手順例について説明する。図4は、調整手順の一例を示すフローチャートである。図4の例では、初めに希望信号に関するIQ間位相差及びIQ間振幅差の調整(S101〜S103)を行い、次にイメージ信号に関するIQ間位相差及びIQ間振幅差の調整(S104〜S106)を行い、最後に希望信号に関するIQ間振幅差の再調整(S107〜S108)を行う。
ステップS101では、受信装置1に対して、疑似的な希望信号としての無変調の希望信号を入力する。ステップS102では、直交補償回路106が希望信号のIQ間位相差を調整する。ステップS103では、直交補償回路106が希望信号のIQ間振幅差を調整する。
続いて、ステップS104では、受信装置1に対して、疑似的なイメージ信号としての無変調のイメージ信号を入力する。ステップS105では、制御回路117は、複素フィルタ103内の可変容量素子を調整することで、イメージ信号のIQ間位相差を調整する。ステップS106では、制御回路117は、複素フィルタ103内の可変抵抗素子を調整することで、イメージ信号のIQ間振幅差を調整する。ステップS105及びS106では、イメージ信号のIQ間位相差、及びイメージ信号のIQ間振幅差が収束するまで調整を繰り返せばよい。
イメージ信号のIQ間位相差およびIQ間振幅差の調整に起因する希望信号のIQ振幅誤差を補正するため、ステップS107及びS108では、希望信号に関する再調整を行う。ステップS107では、受信装置1に対して、疑似的な希望信号としての無変調の希望信号を入力する。ステップS108では、直交補償回路106が希望信号のIQ間振幅差を再調整する。
図5〜7は、コンピュータシミュレーションにより得られた図4の手順による調整過程におけるIQ間の位相差(Δθ)及び振幅差(ΔA)を示すグラフである。なお、図5〜7は、上述した図2に対応しており、+50kHz付近に希望信号が位置しており、−50kHz付近にイメージ信号が位置している。
図5は、第1段階の希望波に関する調整(ステップS101〜S103)が完了した後の位相差Δθおよび振幅差ΔAを示している。ステップS105では、図5のグラフ中に実線矢印で示しているように、イメージ信号が存在する周波数域(−50kHz近傍)での位相差Δθが90度に近づくように、複素フィルタ内の素子特性を調整する。例えば、図3の可変抵抗素子VR1〜VR4の抵抗値を調整すればよい。
図6は、イメージ信号に関するIQ間位相差の調整(ステップS105)が完了した後のΔθおよびΔAを示している。ステップS106では、図6のグラフ中に実線矢印で示しているように、イメージ信号が存在する周波数域(−50kHz近傍)での振幅差ΔAがゼロに近づくように、複素フィルタ内の素子特性を調整する。例えば、図3の可変容量素子VC1〜VC4の容量値を調整すればよい。
図7は、イメージ信号に関するIQ間振幅差の調整(ステップS106)が完了した後のΔθおよびΔAを示している。ステップS108において、希望信号のIQ間振幅差の再調整を行うとよい。
図4に示した希望信号、イメージ信号、希望信号の順での3段階の調整手順によれば、複素フィルタ103及び直交補償回路106の調整を少ない手順で完了することができる。しかしながら、図4の調整手順は一例に過ぎない。
上述したように、本実施の形態1にかかる受信装置1は、ウィーバー方式と複素フィルタ103とを組み合わせてイメージ除去を行う。しかし、複素フィルタ103を配置することで、希望信号のIQミスマッチとイメージ信号のIQミスマッチの程度に差が生じる。具体的には、イメージ信号のIQミスマッチが希望信号のIQミスマッチに比べて顕著に大きくなる。この問題に対して、受信装置1は、複素フィルタ103に含まれる素子の素子特性を調整することで、イメージ信号のIQミスマッチを補償する。さらに、複素フィルタ103の後段に配置された直交補償回路106によって希望信号のIQミスマッチを補償する。つまり、複素フィルタ103の後段側のみでは対応することが困難なイメージ信号のIQミスマッチ補償を複素フィルタ103内の素子調整で行い、複素フィルタ103の後段において希望信号のIQミスマッチ補償を行うこととした。これにより、受信装置1は、互いに大きさの異なる希望信号のIQミスマッチとイメージ信号のIQミスマッチを共に補償することができる。よって、受信装置1は、希望信号及びイメージ信号の直交性を共に維持することができ、イメージ除去比を改善することができる。
<その他の実施の形態1>
発明の実施の形態1でウィーバー方式と複素フィルタの組み合わせについて述べたが、ウィーバー方式に代えてハートレー方式を用いてもよい。この場合、第2段目のミキサ107〜110による直交ミキシング演算を、位相回路を用いた90度位相シフト操作に置き換えればよい。
<その他の実施の形態2>
直交補償回路106の配置は、複素フィルタ103と第2段のミキサ107〜110の間に限定されない。例えば、直交補償回路106は、LPF113及び114の後段に配置されてもよい。なお、アナログ変調信号を受信し、第2段のミキサ107〜110によってDC近傍にダウンコンバートする場合、直交補償回路106を図1のようにIF周波数区間に配置するのがよい。I信号およびQ信号の位相回転を観測でき、希望信号の位相差ずれを検出しやすいためである。
<その他の実施の形態3>
複素フィルタ103までをアナログ回路とし、LPF104及び105以降をデジタル回路としてもよい。図8は、LPF104及び105以降をデジタル回路とした場合の受信装置1の構成例を示す図である。図8のフロントエンドIC(FE−IC)201は、ミキサ101及び102、並びに複素フィルタ103を含み、アナログ信号処理を行う。なお、レジスタ205〜208は、IQ間位相差および振幅差を調整するためのフィルタ103内素子に対する設定値を保持する。レジスタ205は、I側の位相調整のための設定値を保持するレジスタである。レジスタ206は、Q側の位相調整のための設定値を保持するレジスタである。レジスタ207は、I側の振幅調整のための設定値を保持するレジスタである。レジスタ208は、Q側の振幅調整のための設定値を保持するレジスタである。レジスタ205〜208の保持値は、制御回路117によって書き換えられる。
図8のバックエンドIC(BE−IC)202は、図1に示したLPF103及び104以降の回路を含み、I信号及びQ信号に対するデジタル信号処理を行う。図8に示すように、制御回路117は、DSP(Digital Signal Processor)を用いて構成してもよい。また、BE−IC202に含まれるその他の回路のうち少なくとも一部についても、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP、MPU(Micro Processing Unit)若しくはCPU(Central Processing Unit)又はこれらの組み合わせを含むコンピュータ・システムを用いて実現してもよい。
さらに、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
1 イメージ除去受信装置
101、102 ミキサ
103 複素フィルタ
104、105 ローパスフィルタ
106 直交補償回路(希望信号用)
107〜110 ミキサ
111、112 加算回路
113、114 ローパスフィルタ
115 位相検出回路
116 振幅検出回路
117 制御回路
OP1〜OP4 オペアンプ
VR1〜VR4 可変抵抗
VC1〜VC4 可変容量
R11〜R22 抵抗

Claims (9)

  1. 無線信号をダウンコンバートし、第1の同相信号及び第1の直交信号を生成する直交ミキサと、
    正の周波数領域と負の周波数領域との間で非対称な周波数利得特性を有し、前記第1の直交信号及び前記第1の同相信号に含まれるイメージ信号を希望信号に比べて抑圧するよう構成された複素フィルタと、
    前記複素フィルタの後段に配置され、前記複素フィルタにより前記イメージ信号が抑圧された第2の同相信号及び第2の直交信号の間における前記希望信号の位相差誤差及び振幅誤差を打ち消すように、前記第2の同相信号及び前記第2の直交信号を補正するよう構成された直交補償回路と、
    前記第2の同相信号及び前記第2の直交信号の間における前記イメージ信号の位相差誤差及び振幅誤差を打ち消すように、前記複素フィルタに含まれる素子の素子特性を調整する制御部と、
    を備える受信装置。
  2. 前記複素フィルタは、前記制御部によって調整可能な少なくとも1つの可変抵抗素子および少なくとも1つの可変容量素子を備える、請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記複素フィルタは、
    第1の反転入力端子、第1の非反転入力端子、第1の反転出力端子、及び第1の非反転出力端子を備える第1のオペアンプと、
    第2の反転入力端子、第2の非反転入力端子、第2の反転出力端子、及び第2の非反転出力端子を備える第2のオペアンプと、
    をさらに備え、
    前記第1の反転出力端子と前記第2の非反転入力端子の間、前記第1の非反転出力端子と前記第2の反転入力端子の間、前記第2の反転出力端子と前記第1の反転入力端子の間、及び前記第2の非反転出力端子と前記第1の非反転入力端子の間がそれぞれフィードバック接続されており、
    前記複数の可変抵抗素子は、第1乃至第4の可変抵抗素子を備え、
    前記複数の可変容量素子は、第1乃至第4の可変容量素子を備え、
    前記第1の可変容量素子は、前記第1の反転入力端子と前記第1の非反転出力端子の間に接続され、
    前記第2の可変容量素子は、前記第1の非反転入力端子と前記第1の反転出力端子の間に接続され、
    前記第3の可変容量素子は、前記第2の反転入力端子と前記第2の非反転出力端子の間に接続され、
    前記第4の可変容量素子は、前記第2の非反転入力端子と前記第2の反転出力端子の間に接続され、
    前記第1乃至第4の可変抵抗素子は、前記第1の反転入力端子、前記第1の非反転入力端子、前記第2の反転入力端子、及び前記第2の非反転入力端子の前段にそれぞれ配置されている、
    請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記複素フィルタは、
    第1の反転入力端子、第1の非反転入力端子、第1の反転出力端子、及び第1の非反転出力端子を備える第1のオペアンプと、
    第2の反転入力端子、第2の非反転入力端子、第2の反転出力端子、及び第2の非反転出力端子を備える第2のオペアンプと、
    をさらに備え、
    前記第1の反転出力端子と前記第2の非反転入力端子の間、前記第1の非反転出力端子と前記第2の反転入力端子の間、前記第2の反転出力端子と前記第1の反転入力端子の間、及び前記第2の非反転出力端子と前記第1の非反転入力端子の間がそれぞれフィードバック接続されており、
    前記複数の可変抵抗素子は、第1乃至第4の可変抵抗素子を備え、
    前記複数の可変容量素子は、第1乃至第4の可変容量素子を備え、
    前記第1の可変抵抗素子及び前記第1の可変容量素子は、前記第1の反転入力端子と前記第1の非反転出力端子の間に接続され、
    前記第2の可変抵抗素子及び前記第2の可変容量素子は、前記第1の非反転入力端子と前記第1の反転出力端子の間に接続され、
    前記第3の可変抵抗素子及び前記第3の可変容量素子は、前記第2の反転入力端子と前記第2の非反転出力端子の間に接続され、
    前記第4の可変抵抗素子及び前記第4の可変容量素子は、前記第2の非反転入力端子と前記第2の反転出力端子の間に接続されている、
    請求項2に記載の受信装置。
  5. 前記複素フィルタ回路と前記直交補償回路の間、又は前記直交補償回路の後段に配置され、前記第2の同相信号及び前記第2の直交信号に対して位相シフト演算、及び加算又は減算を行うことにより、前記イメージ信号をさらに抑圧するイメージ抑圧回路をさらに備える請求項1〜4のいずれか1項に記載の受信装置。
  6. 前記直交ミキサ及び前記イメージ抑圧回路は、ウィーバー方式またはハートレー方式の回路構成を有する、請求項5に記載の受信装置。
  7. 前記第2の同相信号及び前記第2の直交信号の間における前記イメージ信号の位相差を検出する位相検出回路をさらに備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載の受信装置。
  8. 請求項1に記載の受信装置におけるイメージ除去方法であって、
    疑似的な希望信号を前記受信装置に入力した状態で、前記希望信号の位相差誤差及び振幅誤差を打ち消すように、前記直交補償回路による調整を少なくとも1回行い、
    疑似的なイメージ信号を前記受信装置に入力した状態で、前記イメージ信号の位相差誤差及び振幅誤差を打ち消すように、前記制御部による前記複素フィルタに対する調整を少なくとも1回行う、
    イメージ除去方法。
  9. 前記直交補償回路による少なくとも1回の調整と前記制御部による前記複素フィルタに対する少なくとも1回の調整を、
    ・前記直交補償回路による第1の調整、
    ・前記制御部による前記複素フィルタに対する第2の調整、および
    ・前記第2の調整によって生じた前記希望信号の振幅誤差を打ち消すための前記直交補償回路による第3の調整、
    の順序で行うことを特徴とする請求項8に記載のイメージ除去方法。
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