JP2011122942A - プローブ装置 - Google Patents

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Hiroki Saito
裕樹 斉藤
Megumi Akahira
恵 赤平
Yuta Nakayashiki
勇太 中屋敷
yoji Kiyono
洋二 清野
Toshio Fukushi
俊雄 福士
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Abstract

【課題】 電源電力用のプローブがこのプローブに対応すべき電極の隣りに位置する他の電極に接触することを防止することにある。
【解決手段】 プローブ装置は、板状の複数のプローブと、該プローブがその厚さ方向を左右方向とされかつ左右方向に間隔をおいて前後方向へ伸びる状態に配置されたプローブホルダとを含む。各プローブは、それぞれが複数のプローブを含む第1及び第2のプローブ群のいずれかに属する。第2のプローブ群に属する各プローブの少なくとも先端針先の左右方向における寸法は、前記第1のプローブ群に属するプローブのそれより大きい。
【選択図】図4

Description

本発明は、液晶表示パネルのような平板状被検査体の電気的試験に用いられるプローブ装置に関する。
液晶表示パネルのような矩形の及び平板状の被検査体は、一般に、プローブユニットのようなプローブ装置を用いる検査装置すなわち試験装置により検査すなわち試験をされる。そのようなプローブ装置の1つとして、特許文献1及び2に記載されたものがある。
特許文献1及び2に記載されたプローブ装置は、同じ厚さ寸法を有する板状の複数のプローブと、該プローブがその厚さ方向を左右方向としかつ左右方向に間隔をおいて前後方向へ伸びる状態に並列的に配置されたプローブホルダとを含む。
各プローブは、板状の針中央領域と、該針中央領域の前端部から前方へ延びる板状の針前部領域と、該針前部領域の前端部から下方へ延びる板状の先端針先と、前記針中央領域の後端部から後方へ延びる板状の針後部領域と、該針後部領域の前端部から上方へ延びる板状の後端針先とを有する。そのようなプローブは、針中央領域を対向させた状態にプローブホルダに配置されている。
これに対し、被検査体は、帯状をした複数の電極を、矩形の少なくとも1つの辺に対応する縁部に、該縁部の方向に間隔をおいて及び該縁部の方向と直角の方向に延びる状態に、並列的に配置している。そのような被検査体は、各プローブの先端針先を電極に押圧された状態で、プローブを介して電極に電気信号を供給される。
被検査体のそのような電極には、被検査体の画素要素用の薄膜トランジスタのような駆動要素に直流電力(正及び負の2種類の電位を有する電源電力)を供給する電源電力に割り当てられた少なくとも2つの電極と、各駆動要素をオン・オフさせる駆動信号に割当てられた複数の電極とが含まれる。電源電圧としては、正又は負の電位とアース電位とを含む直流電圧が用いられる。
同様に、プローブ装置は、そのような電源電力(直流電力)に割り当てられた少なくとも2つのプローブと、前記駆動信号に割当てられた複数のプローブとを含み、各プローブの先端針先を対応する電極に押圧した状態で、その電極に電気信号を供給する。
同じ厚さ寸法を有する複数のプローブを用いる従来のプローブ装置においては、被検査体の電極の配置ピッチ一定であるか、又は電極の幅寸法が同じである被検査体の場合は、各電極が1つ又は複数のプローブに対応されて、対応するプローブからその電極に電気信号が供給される。
これに対し、電源電力用の電極の幅寸法、ひいては配置ピッチが駆動信号用の電極のそれらより大きくして、大きな電源電力を供給可能にした被検査体の場合、上記のような従来のプローブ装置おいては、各電源電力用電極に複数のプローブを割当てることになる。
しかし、各駆動用電極に複数のプローブを割当てると、駆動用電極の幅寸法及び配置ピッチが駆動用信号のそれらより大きいことに起因して、電源電力に割当てられたプローブの1つの針先が隣の電源電力用電極又は駆動信号用電極に接触することがあり、これにより正確な試験結果を得ることができない。
特開平10−132853号公報 特開2004−191064号公報
本発明の目的は、電源電力用のプローブがこのプローブに対応すべき電極の隣りに位置する他の電極に接触することを防止することにある。
本発明に係るプローブ装置は、板状の複数のプローブと、該プローブがその厚さ方向を左右方向とされかつ左右方向に間隔をおいて前後方向へ伸びる状態に配置されたプローブホルダとを含む。各プローブは、板状の針中央領域と、該針中央領域の前端部から前方へ延びる板状の針前部領域と、該針前部領域の前端部から下方へ延びる板状の先端針先とを有すると共に、それぞれが複数のプローブを含む第1及び第2のプローブ群のいずれかに属する。前記第2のプローブ群に属する各プローブの少なくとも前記先端針先の左右方向における寸法は、前記第1のプローブ群に属するプローブのそれより大きい。
前記第2のプローブ群に属するプローブは、前記第1のプローブ群に属するプローブより大きいピッチで前記プローブホルダに配置されていてもよい。
前記第2のプローブ群に属するプローブの左右方向における間隔は、前記第1のプローブ群に属するプローブのそれより大きくてもよい。
前記第2のプローブ群に属する各プローブは、板状の形状を有する複数のプローブ部材であって、厚さ方向に互いに重ね合わされた複数のプローブ部材を含むことができる。
前記第2のプローブ群に属する各プローブは、板状の形状を有する単一のプローブ部材を含むことができる。
各プローブは、さらに、前記針中央領域の後端部から後方へ延びる板状の針後部領域と、該針後部領域の後端部から上方へ延びる板状の後端針先とを有し、前記第2のプローブ群に属する各プローブの少なくとも前記後端針先の左右方向における寸法は、前記第1のプローブ群に属するプローブのそれより大きくてもよい。
プローブ装置は、さらに、左右方向に間隔をおいて前後方向へ伸びる複数の配線であって、前記プローブに対応されて対応するプローブの前記後端針先が当接される複数の配線を下面に有する可撓性のシート状配線領域を含むことができる。前記各配線は、複数の配線を含む第1及び第2の配線群のいずれかに属することができ、また前記第2の配線群に属する各配線の左右方向における寸法は、前記第1の配線群に属する配線のそれより大きくすることができる。
プローブ装置は、さらに、左右方向に間隔をおいて前後方向へ伸びて前記シート状配線領域の前記配線に当接された複数の第2の配線、該第2の配線に電気的に接続された集積回路、及び左右方向に間隔をおいて前後方向へ伸びる、前記集積回路の電気的に接続された複数の第3の配線を有するタブと、左右方向に間隔をおいて前後方向へ伸びて前記第3の配線に電気的に接続された複数の第4の配線を有する第2のシート状配線領域とを含むことができる。前記第2及び第3の配線のそれぞれは、前記第2又は第3の配線を含む第3及び第4の配線群のいずれかに属することができ、また前記第4の配線群に属する各配線の左右方向における寸法は、前記第3の配線群に属する配線のそれより大きくてもよい。
本発明に係るプローブ装置においては、第2のプローブ群に属する各プローブの少なくとも先端針先の左右方向における寸法を、前記第1のプローブ群に属するプローブのそれより大きくしている。このため、第2のプローブ群に属するプローブの少なくとも先端針先の左右方向における寸法を同一方向における電源電力用電極の寸法と同じにして、そのプローブを電源電力用に割当てることができる。
上記の結果、本発明によれば、電源電力用のプローブの針先が隣の電源電力用、駆動信号用等の他の電極に接触することが防止される。
本発明に係るプローブ装置の一実施例を示す正面図である。 図1に示すプローブ装置の右側面図である。 図1に示すプローブ装置の平面図である。 図1に示すプローブ装置で用いるプローブ組立体の一部を拡大して示す正面図である。 プローブ組立体を拡大して示す断面図である。 図1における6−6線に沿って得た断面図であって、プローブ組立体、結合ブロック及び組み付け装置並びのそれらの近傍を拡大して示す図である。 図1に示すプローブ装置を分解して示す断面図である。 図1に示すプローブ装置を、プローブ組立体及び結合ブロックを除去て示す正面図である。 結合ブロックを支持ブロックに組み付ける組み付け装置の一実施例を示す分解斜視図である。 被検査体の電極、各配線シート等の関係を説明するための図である。 被検査体の電極とプローブとの関係を説明するための図であって、(A)は被検査体の平面図、(B)は被検査体の電極とプローブとの関係を示す図、(C)は図11(A)におけるC部分の拡大図である。 プローブ組立体の他の実施例を拡大して示す、図4と同様の正面図である。
[用語について]
本発明においては、図1において、上下方向を上下方向又はZ方向といい、左右方向を左右方向又はX方向といい、紙背方向を前後方向又はY方向という。しかし、それらの方向は、ワークテーブルのようにパネル受けに受けられた被検査体の姿勢に応じて異なる。
それゆえに、本発明に係るプローブ装置は、本発明でいう上下方向(Z方向)が、実際に、上下方向となる状態、上下逆となる状態、斜めの方向となる状態等、いずれかの方向となる状態に試験装置に取り付けられて、使用される。
[実施例]
図1から図3を参照するに、プローブ装置10は、一部を図2,5,6,7及び11に示す液晶表示パネルを被検査体12とし、被検査体12の点灯検査に用いられる。
被検査体12は、長方形の形状を有しており、また少なくとも長方形の隣り合う2つの辺に対応する縁部に、その縁部の方向に間隔をおいて並列的に形成された複数の電極14を有する。各電極14は、これが配置された縁部と直交する方向(X方向又はY方向)へ延びる帯状の形状を有している。
隣り合う縁部の一方に設けられた電極14は、図10及び図11に示すように、幅寸法が異なる4種類の電極14A,14B,14C及び14Dを含む。プローブ装置10は、図示の例では、4種類の電極14A,14B,14C及び14Dに電力又は駆動信号を供給するために用いられる。電極14C及び14Dの幅寸法は、電極14Aのそれより大きく、また電極14Dのそれより小さい。
しかし、他方の縁部は、上記のような4種類の電極14A,14B,14C及び14Dを配置した電極配列を有していてもよいし、複数の上記電極14Aのみを配置した電極配列を有していてもよい。
しかし、プローブ装置10は、上記のような4種類の電極14A,14B,14C及び14Dを配置した電極配列を有する縁部に適用される。複数の上記電極14Aのみを配置した電極配列を有する縁部には、複数の上記電極14に対応する複数のプローブを用いた従来のプローブ装置のような他のプローブ装置が適用される。
電極14Aは、被検査体12の画素要素用の薄膜トランジスタのような駆動要素をオン・オフさせる駆動信号用電極又はダミー電極として用いられており、また対応する縁部の延在方向に一定のピッチで形成されている。電極14B,14C及び14Dは、正又は負の電位、アース電位等の駆動電力を複数の駆動要素に供給する電源電力用電極として用いられており、また対応する縁部の延在方向に電極14Aと異なるピッチで形成されている。
図1〜図6を参照するに、上記した一方の電極配列に適合されるプローブ装置10は、プローブ組立体16と、プローブ組立体16を支持する支持ブロック18と、支持ブロック18が連結される連結ブロック20と、支持ブロック18の下側(Z方向におけるいずれか一方の側)に支持された結合ブロック22と、結合ブロック22を支持ブロック18の下側に組み付ける組み付け装置24と、結合ブロック22の下側に支持された配線シート26と、支持ブロック18の下側に取り付けられた接続ブロック28とを含む。
プローブ装置10は、試験装置の本体フレーム(図示せず)に取り付けられる平板状のプローブベース30に、連結ブロック20が組み付けられることにより、試験装置にその一部として組み立てられる。
図1〜図6を参照するに、プローブ組立体16は、導電性材料により製作された複数のプローブ32を、ブロック片34の下面に前後方向に間隔をおいて組み付けられた一対のスリットバー36に、左右方向に間隔をおいて後方向に伸びる状態に配置し、円形の横断面形状を有するバー部材38をプローブ32に貫通させ、両バー部材38の端部を一対のカバー40によりブロック片34に組み付けている。
各プローブ32は、図5に示すように、矩形をした板状の針中央領域32aと、針中央領域32aの前端から前方へ一体的に伸びる針前部領域32bと、針中央領域32aの後端から後方へ一体的に伸びる針後部領域32cと、針前部領域32bの先端から下方に曲げられた先端針先32dと、針後部領域32cの後端から上方に曲げられた後端針先を32eとを備えるブレードタイプ(すなわち、板状)の針とされている。先端針先32d及び後端針先32eは、これを側面から見たとき、三角形に形成されて、先鋭にされている。
図4,10及び11に示すように、プローブ32は、上記した4種類の電極14A,14B,14C及び14Dに対応された4種類のプローブ32A,32B,32C及び32Dを含む。図示の例では、プローブ32A,32B,32C及び32Dは、それぞれ、対応する電極14A,14B,14C及び14Dに応じた幅寸法を有する。したがって、プローブ32C及び32Dの幅寸法は、プローブ32Aのそれより大きく、またプローブ32Bのそれより小さい。
プローブ32Aは、単一のプローブ部材で構成されている。これに対し、プローブ32Bは4つのプローブ部材を重ね合わせることにより見かけ上1つのプローブとされており、プローブ32C及び32Dは3つのプローブ部材を重ね合わせることにより見かけ上1つのプローブとされている。プローブ32A、32C及び32Dに用いられているプローブ部材は、プローブ32Aと同じ形状、構造、厚さ寸法等を有する。
ブロック片34及び各スリットバー36は、いずれも、電気絶縁性を有するセラミック、合成樹脂等により、左右方向に長い角柱状の形状を有する。
各スリットバー36は、電気絶縁性の材料により角柱状の形状に製作されており、またブロック片34の前部下面又は後部下面に左右方向へ伸びる状態に装着されている。各スリットバー36は、図4に示すように、これの長手方向(左右方向)に所定の間隔をおいて前後方向へ伸びて、前方、後方及び下方に開放する複数のスリット42を下面に有する。
各スリット42は、被検査体12の電極14及びプローブ32に対応されており、また対応する電極14及びプローブ32に応じた幅寸法を有しており、さらに対応するプローブ32の針前部領域32b又は針後部領域32cを受け入れている。図示の例では、スリット42A,42B,42C及び42Dは、それぞれ、対応するプローブ32A,32B,32C及び32Dの針前端領域32b又は針後部領域32cを受け入れることができる幅寸法を有する。
バー部材38は、図示の例では円形の断面形状を有しており、またセラミックのような硬質の電気絶縁性の材料により形成されている。しかし、バー部材38は、導電性の材料を電気絶縁性の材料で被覆したものであってもよく、また矩形、六角形等の多角形のような他の横断面形状を有していてもよい。
バー部材38は、プローブ32の針中央領域32aに設けられた貫通穴32fに通されて、針中央領域32aを貫通している。貫通穴32fは、バー部材38の横断面形状と同じ円形又は多角形の形状を有する。
各プローブ32は、針中央領域32aの厚さ方向が左右方向となり、先端針先32d及び後端針先32eがそれぞれブロック片34から前方及び後方へ突出された状態に、スリットバー36に並列的に配置されている。各プローブ32は、また、前後方向へ延びて、針前部領域32b及び針後部領域32cをそれぞれ前側及び後側のスリットバー36のスリット42に嵌合させている。
図4においては、各スリット42と、プローブ32とが大きく離間しているように示しているが、実際には各スリット42の幅寸法は、プローブ32の針前部領域32b又は針後部領域32cが対応するスリット42を形成している壁部に当接して、そのスリット42に嵌合されるような値とされている。
各カバー40は、図1及び4に示すように、内側に位置された板状のカバー部材40aと、その外側に位置された板状のカバー部材40bとにより形成されている。
各カバー40は、また図1,2及び4に示すように、カバー部材40a,40bを貫通して、ブロック片34の左右方向における端部に螺合された複数のねじ部材44により、ブロック片34の左右方向における側面に取り外し可能に取り付けられている。
各カバー40は、また、複数の位置決めピン46により、ブロック片34に対し位置決められている。各位置決めピン46は、ブロック片34の左右方向における端部に、該端部から左方又は右方へ突出する状態に取り付けられており、また両カバー部材40a,40bに差し込まれている。
内側の各カバー部材40aは、バー部材38の端部を受け入れる穴48(図4参照)を有する。これにより、バー部材38は、カバー部材40a及び40bと共に、ねじ部材44及び位置決めピン46により、ブロック片34に取り付けられて、位置決めされている。
図5に示すように、前側のスリットバー36及び各プローブ32は、それぞれ、後方に突出する凸部50及び前方に開放された凹部52を後端部及び前端部に備える。凸部50及び凹部52は、コ字状の断面形状を有すると共に、互いに嵌合されている。
また、凸部50及び凹部52は、それぞれ、下方(Z方向におけるいずれか一方の側)に位置する下縁部50a及び上縁部52aと、上方(Z方向における他方の側)に位置する上縁部50b及び下縁部52bとを有する。
凸部50の下縁部50aと凹部52の上縁部52bとは下方に向いており、凸部50の上縁部50bと凹部52の下縁部52aとは上方に向いている。凹部52の上縁部52aは、後方側ほど低くされている。これにより、凹部52の奥底部下側に付加的な凹部52cが形成されている。
プローブ組立体16は、また、左右方向に間隔をおいた複数の位置決めピン54(図1参照)を含む。各位置決めピン54は、ブロック片34に取り付けられており、またブロック片34から上方へ延びている。各位置決めピン54は、さらに、結合ブロック22に設けられた位置決め穴(図示せず)に嵌合されて、その位置決め穴と共に、プローブ組立体16を結合ブロック22に対して位置決めている。
上記とは逆に、位置決めピン54を結合ブロック22に設け、位置決め穴をブロック片34に設けてもよい。
各プローブ32は、凸部50及び凹部52が相互に嵌合され、かつバー部材38がプローブ32を貫通し、さらに針前部領域32b及び針後部領域32cがスリット42に嵌合された状態に、スリットバー36に配置される。
各プローブ32は、また、そのようなスリットバー36が、ねじ部材、接着剤等により、ブロック片34に上記のように組み付けられると共に、カバー40がブロック片34に上記のように組み付けられることにより、ブロック片34に組み付けられて、保持される。
結合ブロック22は、図6及び7に示すように、プローブ組立体16が配置された下向き段部56を有する。下向き段部56は、結合ブロック22の下部の前端部を左右方向へ延びている。
プローブ組立体16は、図1及び6に示すように、結合ブロック22の貫通穴57を上方から下方に貫通して、ブロック片34に設けられた雌ねじ穴58に螺合された頭付きのねじ部材60により、位置決めピン54が前記した位置決め穴に挿入された状態に、下向き段部56に維持されている。
図においては、隣り合うプローブ32が左右方向に大きく間隔をおいているように示しているが、実際にはプローブ32の配列ピッチは小さい。隣り合うプローブ32の間隔は、プローブ32の数、厚さ寸法及び配列ピッチ、スリットバー36のスリットの数、配置ピッチ及び幅寸法、被検査体12の種類、特に電極の配置ピッチ及び幅寸法等により異なる。
プローブ組立体16は、両スリットバー36を上記したようにブロック片34に取り付け、その状態で各プローブ32の両端部をスリットバー36のスリット42に挿し込むと共に、凸部50及び凹部52を嵌合させ、バー部材38をプローブ32とカバー部材40aとに挿し通し、その後各カバー40をねじ部材44及び位置決めピン46でブロック片34に取り付けることにより、組み立てることができる。
一方のカバー40は、両スリットバー36をブロック片34に取り付けた後に、ブロック片34に取り付けてもよい。
プローブ組立体16の分解は、上記と逆の作業を実行することにより、行うことができる。プローブ32の交換は、上記と逆の作業を実行して、元のプローブを新たなプローブに変更した後、上記と同様の作業を実行することにより、行うことができる。
結合ブロック22へのプローブ組立体16の組み付けは、位置決めピン54(図1及び7参照)を結合ブロック22の前記した位置決め穴に差し込んだ状態で、ねじ部材60を、結合ブロック22の貫通穴57に上方から下方に通して、ブロック片34の前記した雌ねじ穴に螺合させることにより、行うことができる。
結合ブロック22からのプローブ組立体16の取り外しは、上記と逆の作業を実行することにより、行うことができる。
この実施例においては、ブロック片34とスリットバー36とは、複数のプローブ32を左右方向における一端面に前後方向に間隔をおいて並列的に配置したプローブホルダを構成している。
図1〜図3を参照するに、支持ブロック18は、板状の2つ支持部18a及び18bによりL字状の形状に製作されている。連結ブロック20は、プローブベース30に取り付けられる主体部20aと、主体部20aの上部から前方へ伸びる延長部20bとにより、逆L字状の形状を有する。
図示の例では、支持ブロック18は結合ブロック22と共に支持体を形成しており、ねじ部材60はプローブ組立体16を結合ブロック22に組み付ける組み付け具として作用する。
支持ブロック18は、左右方向に間隔をおいて上下方向へ伸びる一対のガイドレール62と、両ガイドレール62の間を上下方向へ延びるガイド64とにより連結ブロック20の主体部20aの前面に上下方向へ移動可能に連結されていると共に、ボルト66により連結ブロック20の延長部20bに上下方向の位置を調整可能に連結されている。
両ガイドレール62及びガイド64は、それぞれ、リニアレール及びリニアガイドである。両ガイドレール62は、支持ブロック18の支持部18aの後端面に取り付けられている。これに対し、ガイド64は、左右方向における両ガイドレール64の間に配置されており、また両ガイドレール64により上下方向へ移動可能に案内されるように、連結ブロック20の主体部20aの前端面に取り付けられている。
ボルト66は、連結ブロック20の延長部20bを上方から下方へ貫通しており、また支持ブロック18に形成されたねじ穴68に螺合されている。支持ブロック18は、図1に示すように、左右方向に間隔をおいて配置された一対の圧縮コイルばね70により下方に付勢されている。
各圧縮コイルばね70は、連結ブロック20の延長部20bの上に複数のねじ部材71(図3参照)により取り付けられた板状のばね押え72と、支持ブロック18との間に、連結ブロック20の延長部20bを上下方向に貫通する状態に、配置されている。これにより、ねじ穴68へのボルト66のねじ込み量を調整することにより、支持ブロック18ひいてはプローブ組立体16の高さ位置を調整することができる。
ばね押え72は、ドライバーのような工具の先端部を上方から差し込んで、ボルト66の回転量を調整する貫通穴72a(図1及び2参照)を有する。これにより、ばね押え72を支持ブロック18から取り外すことなく、支持ブロック18ひいてはプローブ組立体16の高さ位置の調整を行うことができるから、そのような高さ位置の調整が容易になる。
連結ブロック20は、図2に示すように、連結ブロック20を上方から下方に貫通してプローブベースに螺合された複数のボルト76によりプローブベース30に取り外し可能に取り付けられている。各ボルト76は、連結ブロック20の主体部20aを上方から下方に貫通しており、またプローブベース30に形成されたねじ穴78に螺合されている。
図1〜3及び図6〜9を参照するに、組み付け装置24は、結合ブロック22に形成された凹所80(図3及び図6〜7参照)と、凹所80に嵌合された連結部材82と、連結部材82を支持ブロック18の下側に組み付けて支持ブロック18に支持させる複数のねじ部材84(図3及び8参照)と、連結部材82の貫通穴85を上下方向に貫通して、結合ブロック22のねじ穴88に螺合されたねじ部材86(図3,6,7及び8参照)とを含む。
凹所80及び連結部材82は円形の横断面形状を有している。また、ねじ部材84は、図3に示すように、支持ブロック18の支持部18bを上方から下方に貫通して、連結部材82に設けられた雌ねじ穴83(図9参照)に螺合されている。さらに、ねじ部材86の下端部は、結合ブロック22に設けられた雌ねじ穴88(図6,7,9参照)に螺合されている。
図示の例では、雌ねじ穴88は、図6及び図7に示すように、結合ブロック22の主体部22aに変位不能に組み付けられたナット22bであるが、主体部22aに直接形成してもよい。
結合ブロック22へのプローブ組立体16の組み付けは、位置決めピン54(図1参照)を結合ブロック22の前記した位置決め穴に差し込んだ状態で、ねじ部材60を、結合ブロック22の貫通穴57に上方から下方に通して、ブロック片34の雌ねじ穴58に螺合させることにより、行うことができる。
組み付け装置24は、連結部材82がねじ部材84により支持ブロック18に取り付けられ、ねじ部材86が、連結部材82を上下方向に貫通して、雌ねじ穴88に螺合されることにより、結合ブロック22を支持ブロック18の支持部18bの下側に組み付けている。
組み付け装置24は、また、凹所80と連結部材82が勘合されていることにより、結合ブロック22を支持ブロック18に対し、左右方向及び前後方向により形成されるXY面内における所定の位置に維持している。
図6〜9を参照するに、組み付け装置24は、さらに、結合ブロック22に形成されかつXY面内を延びて、凹所80に連通された凹所90と、連結部材82からXY面内を延び、かつ凹所90に受け入られたピン部材92と、支持ブロック18の支持部18bの下面に形成され、かつ連結部材82の側に開放する一対の凹所94と、連結部材82上方に延びて、凹所94に受け入られた一対のピン部材96とを備える。
凹所90及びピン部材92は、XY面内においてねじ部材86より前方の位置を一方向(図示の例では、X方向)に延びている。これに対し、両凹所94及び両ピン部材96のそれぞれは、凹所90及びピン部材92が延びる方向と交差する方向、好ましくは直行する方向(図示の例では、Y方向)に離間されている。
組み付け装置24は、上記凹所90,94及びピン部材92,96により、結合ブロック22を支持ブロック18に対し、左右方向及び前後方向における所定の位置に維持していると共に、上下方向に延びるθ軸線の周りにおける所定の角度位置に維持している。
凹所80を支持ブロック18に設け、連結部材82を結合ブロック22にねじ止めしてもよい。また、凹所90,94と、ピン部材92,96とを上記と逆の部材に設けてもよい。
支持ブロック18への結合ブロック22の組み付けは、ピン部材96を対応する凹所94に位置させた状態で、連結部材82をねじ部材84により支持ブロック18の下側に取り付け、次いで連結部材82を凹所80に勘合させて、ピン部材92を対応する凹所90に位置させた状態で、ねじ持部材86を結合ブロック22の雌ねじ穴88に螺合することにより、行うことができる。
支持ブロック18からの結合ブロック22の取り外しは、上記と逆の作業を実行することにより、行うことができる。
図2,6,7及び10に示すように、配線シート26は、第1の配線シート領域として作用するフレキシブル印刷配線回路、すなわちFPC26aと、FPC26aの後端部に続くタブ(TAB)26bと、タブ26bの後端部に続く、第2の配線領域として作用するフレキシブル印刷配線回路、すなわちFPC26cとを有する複合回路シートとされている。
配線シート26は、固定板100により結合ブロック22の下側に位置されており、また被検査体12を駆動する集積回路102(図2,5,6及び7参照)をタブ26bに配置している。
前側のFPC26aは、左右方向に間隔をおいて前後方向に並列的に延びる複数の配線106を備える(図10参照)。各配線106の先端部は、プローブ32の後端針先32eが押圧される接続部とされている。このため、FPC26aは、電極14A,14B,14C及び14D及びプローブ32A,32B,32C及び32Dに対応されて対応する電極及びプローブに応じた幅寸法を有する4種類の配線106A,106B,106C及び106Dを含む。
タブ26bは、左右方向に間隔をおいて前後方向に延びる複数の前側配線108と、左右方向に間隔をおいて前後方向に延びる複数の後側配線110とを有する(図10参照)。前側配線108は、その前端部において配線106の後端部に電気的に接続されていると共に、後端部において集積回路102の出力端子に電気的に接続されている。これに対し、後側配線110は、前端部において集積回路102の入力端子に電気的に接続されている。
前側配線108は、電極14A,14B,14C及び14D及びプローブ32A,32B,32C及び32Dに対応されて対応する電極及びプローブに応じた幅寸法を有する4種類の配線108A,108B,108C及び108Dを含む。また、後側配線110は、電極14A,14B及び14D及びプローブ32A,32B及び32Cに対応されて対応する電極及びプローブに応じた幅寸法を有する3種類の配線110A,110B及び110Cを含む。
後側のFPC26cは左右方向に間隔をおいて前後方向に延びる複数の配線112を有しており(図10参照)、またそれらの配線112はその前端部においてタブ26bの後側配線110に接続されている(図2,6及び7参照)。配線シート26は、FPC26cの後端部において結合ブロック22の上側に折り返されて、配線106の後端部を上方に向けている(図2,6及び7参照)。
配線112も、電極14A,14B及び14D及びプローブ32A,32B及び32Cに対応されて対応する電極及びプローブに応じた幅寸法を有する3種類の配線112A,112B及び112Cを含む。
図2,6及び7を参照するに、接続ブロック28は、支持ブロック18の下側を左右方向へ延びており、また結合ブロック22の後端部と支持ブロック18との間に位置されている。接続ブロック28は、左右方向に間隔をおいた複数のねじ部材110と、前後方向に間隔をおいた複数の位置決めピン112とにより支持ブロック18の下側に分離可能に取り付けられている。
各ねじ部材110は、接続ブロック28を下方から上方へ貫通して、支持ブロック18に螺合されている。各位置決めピン112は、接続ブロック28及び支持ブロック18のいずれか一方に上下方向へ延びる状態に固定されて、接続ブロック28及び支持ブロック18の他方に設けられた位置決め穴に勘合されている。
図2,6及び7を参照するに、プローブ装置10は、さらに、接続ブロック28から後方へ延びる状態に先端部において接続ブロック28の下側に装着された接続シート114と、接続ブロックの下側に装着されたエラストマ116とを含む。
接続シート114は、左右方向に間隔をおいて前後方向へ延びる複数の配線(図示せず)を有する。接続シート114の各配線の少なくとも先端部は、接続シート114の下面に露出されて、配線シート26の上方に折り返された配線112に接触されている。
接続シート114の配線は、プローブ装置10が試験装置に組み付けられた状態において、試験装置の電気回路に接続される。このため、各プローブ32は、配線シート26の配線、集積回路102、及び接続シート114の配線を介して試験装置の電気回路に接続される。
エラストマ116は、接続ブロック28の下側にあって、配線シート26の配線と接続シート114の配線との接触部に対応する箇所に配置されている。このため、エラストマ116と配線シート26の配線と接続シート114の配線とは、結合ブロック22及び接続ブロック28が支持ブロック18に組み付けられた状態において、圧縮変形される。これにより、配線シート26の配線及び接続シート114の配線は、強く押圧されて、確実に接触する。
支持ブロック18への結合ブロック22の取り付けは、ねじ部材86を連結部材82に通した状態で連結部材82を支持ブロック18に取り付け、プローブ組立体16を結合ブロック22に取り付け、接続ブロック28を支持ブロック18に取り付けた後、ねじ部材86を結合ブロック22の雌ねじ穴58にねじ込むことにより、行われる。
支持ブロック18への結合ブロック22の取り外しは、雌ねじ穴58へのねじ部材86の螺合を解除することにより行うことができる。
このため、プローブ組立体16及び配線シート26の交換は、結合ブロック22を支持ブロック18から分離した状態で行うことができる。また、プローブ32の交換は、結合ブロック22を支持ブロック18から分離し、プローブ組立体16を結合ブロック22から分離した状態で行うことができる。さらに、接続シート114の交換は、結合ブロック22を支持ブロック18から分離し、接続ブロック28を支持ブロック18から分離した状態で行うことができる。
上記の結果として、プローブ装置10によれば、従来技術に比べ、組み付け装置24の形状及び構造が簡略化すると共に、プローブ32を含む消耗品の交換作業が容易になる。
結合ブロック22が上記のように支持ブロック18に組み付けられると、各プローブ32の後端針先32eは、図5に示すように配線シート26の配線106の前端部に押圧される。
各プローブ32は、先端針先32dが上方へ変位するように、図5において時計方向への回転力を受けて、図5に示すように、凹部52の下縁部52aがスリットバー36の凸部50の下縁部50aに押圧されると共に、凹部52の上縁部52bがスリットバー36の凸部50の上縁部50bに押圧される。
これにより、プローブ32は、互いに嵌合される凸部50及び凹部52に設計上及び加工上の公差に起因するギャップが存在していても、先端針先32dを同じ高さ位置に維持される。その結果、プローブホルダに対するプローブの変位量の差が著しく小さくなり、正しい試験をすることができる。
プローブ32の先端針先が上方へ変位するとき、凹所52の付加的な凹部52aは、凸部50の後端下部の逃げ空間として作用する。またプローブ32は、スリットバー36に押圧されて、左右方向への変位を防止される。
被検査体12のための試験装置においては、上記のような形状構造を有する複数のプローブ装置10をプローブベース30に配置したプローブユニットが被検査体12の上記のような電極配列を有する縁部毎に用いられる。しかし、複数の電極14Aのみを配置した電極配列を有する縁部には、複数の電極14に対応する複数のプローブを用いた既知の他のプローブ装置をプローブベース30に配置したプローブユニットが用いられる。
上記のプローブ装置10においては、各プローブ32が第1及び第2のプローブ群のいずれか一方に属し、また第2のプローブ群に属するプローブ32B,32C及び32Dのそれぞれがその少なくとも先端針先の左右方向における寸法を、第1のプローブ群に属するプローブ32Aのそれより大きくしている。
このため、第2のプローブ群に属するプローブ32B,32C及び32Dの先端針先32bの左右方向における寸法を同一方向における被検査体12の電源電力用電極12Aの幅寸法と同じにして、それらのプローブ32B,32C及び32Dを電源電力用に割当てることができる。
その結果、プローブ装置10によれば、電源電力用のプローブ32B,32C及び32Dのそれぞれの針先が隣の電源電力用、駆動信号用等の他の電極に接触することが防止される。
また、プローブ装置10によれば、被検査体12の電極14とプローブ32との接触面積の増加に伴って、被検査体12の電極14とプローブ32との間の接触抵抗が低下するから、被検査体12に高電圧を印加することが可能になる。
さらに、プローブ装置10によれば、第2のプローブ群に属するプローブ32B,32C及び32Dの間の間隔を大きくすることができるから、スリットバー36のスリット42を形成する壁部の厚さ寸法を大きくして、それらの壁部に強度を高めることができる。
第2のプローブ群に属するプローブ32B,32C及び32Dを、複数のプローブ部材により形成する代わりに、図12に示すプローブ組立体120のように、単一のプローブ部材としてもよい。そのようなプローブ組立体120を用いたプローブ装置によっても、プローブ装置10と同じ作用効果を得ることができる。
本発明は、液晶表示パネル用のプローブ装置のみならず、薄膜トランジスタが形成されたガラス基板のような他の表示用基板用のプローブ装置、集積回路のような他の平板状被検査体用のプローブ装置にも適用することができる。
本発明は、上記実施例に限定されず、特許請求の範囲に記載された趣旨を逸脱しない限り、種々に変更することができる。
10 プローブ装置
12 被検査体(表示用基板)
14 被検査体の電極
16 プローブ組立体
18 支持ブロック
20 連結ブロック
22 結合ブロック
24 組み付け装置
26 配線シート
26a,26c FPC(第1及び第2の配線領域)
26b タブ
28 接続ブロック
30 ブローブベース
32,32A〜32D プローブ
32a 針中央領域
32b 針前部領域
32c 針後部領域
32d 先端針先
32e 後端針先
34 ブロック片
36 スリットバー
38 バー部材
40 カバー
42,42A〜42D スリット
100 固定板
102 集積回路
106,108,110,112 配線
114 接続シート
106A〜106D 配線
108A〜108D 配線
110A〜110D 配線
112A〜112D 配線
120 プローブ組立体

Claims (8)

  1. 板状の複数のプローブと、該プローブがその厚さ方向を左右方向とされかつ左右方向に間隔をおいて前後方向へ伸びる状態に配置されたプローブホルダとを含み、
    各プローブは、板状の針中央領域と、該針中央領域の前端部から前方へ延びる板状の針前部領域と、該針前部領域の前端部から下方へ延びる板状の先端針先とを有すると共に、それぞれが複数のプローブを含む第1及び第2のプローブ群のいずれかに属しており、
    前記第2のプローブ群に属する各プローブの少なくとも前記先端針先の左右方向における寸法は、前記第1のプローブ群に属するプローブのそれより大きい、プローブ装置。
  2. 前記第2のプローブ群に属するプローブは、前記第1のプローブ群に属するプローブより大きいピッチで前記プローブホルダに配置されている、請求項1に記載のプローブ装置。
  3. 前記第2のプローブ群に属するプローブの左右方向における間隔は、前記第1のプローブ群に属するプローブのそれより大きい、請求項1及び2のいずれか1項に記載のプローブ装置。
  4. 前記第2のプローブ群に属する各プローブは、板状の複数のプローブ部材であって、厚さ方向に互いに重ね合わされた複数のプローブ部材を含む、請求項1から3のいずれか1項に記載のプローブ装置。
  5. 前記第2のプローブ群に属する各プローブは、板状の形状を有する単一のプローブ部材を含む、請求項1から5のいずれか1項に記載のプローブ装置。
  6. 各プローブは、さらに、前記針中央領域の後端部から後方へ延びる板状の針後部領域と、該針後部領域の後端部から上方へ延びる板状の後端針先とを有し、
    前記第2のプローブ群に属する各プローブの少なくとも前記後端針先の左右方向における寸法は、前記第1のプローブ群に属するプローブのそれより大きい、請求項1から5のいずれか1項に記載のプローブ装置。
  7. さらに、左右方向に間隔をおいて前後方向へ伸びる複数の配線であって、前記プローブに対応されて対応するプローブの前記後端針先が当接される複数の配線を下面に有する可撓性及びシート状の第1の配線領域を含み、
    前記各配線は、複数の配線を含む第1及び第2の配線群のいずれかに属しており、
    前記第2の配線群に属する各配線の左右方向における寸法は、前記第1の配線群に属する配線のそれより大きい、請求項6に記載のプローブ装置。
  8. さらに、左右方向に間隔をおいて前後方向へ伸びて前記第1の配線領域の前記配線に当接された複数の第2の配線、該第2の配線に電気的に接続された集積回路、及び左右方向に間隔をおいて前後方向へ伸びかつ前記集積回路の電気的に接続された複数の第3の配線を有するタブと、
    左右方向に間隔をおいて前後方向へ伸びて前記第3の配線に電気的に接続された複数の第4の配線を有する可撓性及びシート状の第2の配線領域とを含み、
    前記第2及び第3の配線のそれぞれは、前記第2又は第3の配線を含む第3及び第4の配線群のいずれかに属しており、
    前記第4の配線群に属する各配線の左右方向における寸法は、前記第3の配線群に属する配線のそれより大きい、請求項7に記載のプローブ装置。
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