JP2011121773A - 用紙後処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙束の揃え精度を維持しつつ装置の小型化を達成することが可能な用紙後処理装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1の排紙部に接続され、画像形成動作終了後に排出された複数枚の用紙Pを重ね合わせた用紙束の綴じ処理を行う用紙搬送方向と直交する用紙幅方向に移動可能なステープラ212と、用紙束を載置し用紙束の後端を揃える後端フェンス211を備えたステープラトレイ210と、ステープラトレイ210上の用紙束に用紙幅方向より接離して用紙束の幅方向の揃えを行う1対のジョガーフェンス213とを有する用紙後処理装置200において、後端フェンス211を用紙搬送方向と同方向に移動可能とし、ステープラ212の移動経路内に位置する第1の位置と移動経路外に位置する第2の位置とを選択的に占める構成とし、後端フェンス211が用紙束の整合時に第1の位置を占めステープラ212による綴じ処理時に第2の位置を占める。
【選択図】図2

Description

本発明は画像形成装置に接続される用紙後処理装置に関する。
画像形成装置の周辺装置として、画像形成装置から出力された用紙を仕分けたりステープラにより複数枚の用紙を綴じたりする用紙後処理装置が知られている。最近では、省スペース化の要望から画像形成装置の内部に用紙後処理装置が搭載されたのもがあり、用紙後処理装置は画像読取部と画像形成部との間の位置に配置され、用紙束を揃えるためのトレイがほぼ水平に配置されている。
このような用紙後処理装置では、画像読取部と画像形成部との間の限られた空間内にステープラトレイとステープラユニットとを配置しているため、特に2箇所綴じ機能を有する装置の場合にはステープラユニットとその移動空間とによって限られた空間が占拠されてしまい、トレイの長さを確保できずに用紙束の揃え精度が悪化したり、逆に長さを確保するために出力された用紙を積載するトレイが画像形成装置から大きく飛び出してしまったりするという問題点があった。そこで、画像形成装置の装置本体下部にトレイを配置し、トレイ長さを確保しつつ画像形成装置からのトレイの飛び出し量を抑える技術が、たとえば「特許文献1」に開示されている。
「特許文献1」に開示された技術では、トレイの先端に出没自在なストッパを備え、このストッパにより搬送されてくる用紙の先端を揃えて用紙束を作成し、この用紙束を上下から挟持して搬送する搬送手段により固定されたステープラまで搬送して用紙束を綴じる構成が開示されている。しかし、この構成では用紙を先端で揃えてステープラにより綴じているため、ステープラ可能な用紙サイズと同等のサイズを有するトレイが必要となり、装置の大幅な小型化は達成できないという問題点がある。
本発明は上述の問題点を解決し、用紙束の揃え精度を維持しつつ装置の小型化を達成することが可能な用紙後処理装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、画像形成装置の排紙部に接続され、画像形成動作終了後に排出された複数枚の用紙を重ね合わせた用紙束の綴じ処理を行う用紙搬送方向と直交する用紙幅方向に移動可能なステープラと、前記用紙束を載置し前記用紙束の後端を揃える後端フェンスを備えたステープラトレイと、前記ステープラトレイ上の前記用紙束に用紙幅方向より接離して前記用紙束の幅方向の揃えを行う1対のジョガーフェンスとを有する用紙後処理装置において、前記後端フェンスは用紙搬送方向と同方向に移動可能であり前記ステープラの移動経路内に位置する第1の位置と前記移動経路外に位置する第2の位置とを選択的に占め、前記後端フェンスは前記用紙束の整合時に第1の位置を占め前記ステープラによる綴じ処理時に第2の位置を占めることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の用紙後処理装置において、さらに前記後端フェンスは用紙幅方向に移動可能であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の用紙後処理装置において、さらに前記ステープラトレイ上に搬送される用紙を前記後端フェンスに突き当てて整合する整合部材を有し、該整合部材は用紙と接触して前記ステープラの移動経路内に位置する接触位置と用紙より離間して前記移動経路外に位置する離間位置とを選択的に占め、前記整合部材は前記用紙束の整合時に接触位置を占め前記ステープラによる綴じ処理時に離間位置を占めることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3の何れか1つに記載の用紙後処理装置において、さらに前記各ジョガーフェンスは前記用紙束にそれぞれ接触する接触位置と前記用紙束よりそれぞれ離間する離間位置とを選択的に占め、前記各ジョガーフェンスは前記用紙束の整合時に接触位置を占めることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4の何れか1つに記載の用紙後処理装置を有する画像形成装置であることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の画像形成装置において、さらに装置本体の上部に画像読取部を有すると共に前記画像読取部の下方に画像形成部を有し、前記画像読取部と前記画像形成部との間に前記用紙後処理装置を有することを特徴とする。
本発明によれば、後端フェンスをステープラの移動経路内まで移動させることにより、ステープラトレイの用紙積載面積を大きくすることができ、用紙を安定した状態で載置することにより用紙揃えの向上を図ることができる。
本発明の一実施形態を採用した記録紙後処理装置を備えた画像形成装置の要部概略正面図である。 本発明の一実施形態を採用した記録紙後処理装置の要部概略正面図である。 本発明の一実施形態を採用した記録紙後処理装置の要部概略上面図である。 本発明の一実施形態に用いられる後端フェンス移動機構を説明する概略斜視図である。 本発明の一実施形態に用いられる後端フェンス移動機構を説明する概略底面図である。 本発明の一実施形態における綴じ処理動作を説明する概略上面図である。 本発明の一実施形態における綴じ処理動作を説明する概略正面図である。 本発明の一実施形態における綴じ処理動作を説明する概略上面図である。 本発明の一実施形態における綴じ処理動作を説明する概略正面図である。 本発明の一実施形態における綴じ処理動作を説明する概略上面図である。 本発明の一実施形態における綴じ処理動作を説明する概略正面図である。 本発明の一実施形態における綴じ処理動作を説明する概略上面図である。 本発明の一実施形態における綴じ処理動作を説明する概略正面図である。 本発明の一実施形態における綴じ処理動作を説明する概略上面図である。 本発明の一実施形態における綴じ処理動作を説明する概略上面図である。 本発明の一実施形態における綴じ処理動作を説明する概略上面図である。 本発明の一実施形態における綴じ処理動作を説明する概略正面図である。
図1は、本発明の一実施形態を採用した画像形成装置を示している。同図において画像形成装置1は、その装置本体2の上部に画像読取部300を有しており、画像読取部300の下方に画像形成部100を、画像形成部100と画像読取部300との間の位置に用紙後処理装置200をそれぞれ有している。
画像形成部100は間接転写方式のタンデム型カラー画像形成部であり、そのほぼ中央部に4色の作像ステーションが配置された作像部110を有しており、作像部110の下方には作像部110に隣接して光書き込み部111が配設されている。光書き込み部111の下方には用紙を貯容する給紙部120が配設されており、給紙部120から給送される用紙の搬送経路130の下流側には2次転写部140及び定着部150が配設されている。定着部150の上方には定着された用紙を用紙後処理装置200側へと搬送する排紙搬送経路160が配設され、排紙搬送経路160より分岐して一面に画像形成がなされた用紙を反転させて他面に画像形成を行うための両面搬送経路170が配設されている。
作像部110は、各作像ステーション毎に設けられた、イエロ、マゼンタ、シアン、ブラック各色用の感光体ドラム、感光体ドラムの外周に沿って配置された帯電ユニット、現像ユニット、1次転写ユニット、クリーニングユニット、除電ユニットと、各感光体ドラム上に形成された画像を1次転写ユニットにより中間転写される中間転写ベルト112とを有しており、中間転写ベルト112は各作像ステーションの上方に配置されている。中間転写ベルト112は複数の支持ローラによって走行可能に支持されており、それらのうちの1つの支持ローラ114は2次転写部140において2次転写ローラ115と中間転写ベルト112を介して対向配置され、この2次転写部140において中間転写ベルト112上の画像が用紙に2次転写される。中間転写ベルト112の上方には、各色トナーを収容したトナー収容容器116が交換可能に配置されている。
給紙部120は、用紙を貯容する給紙トレイ121、給紙トレイ121上の用紙を分離給送するピックアップローラ122、ピックアップローラ122により分離給送された用紙を2次転写部140に向けて給送する給紙搬送ローラ123を有しており、給紙部120から給送された用紙は搬送経路130に沿って上方へと搬送され、2次転写部140において画像が転写された後に定着部150へと送られる。定着部150は加熱ローラと加圧ローラとを有しており、用紙を介して各ローラを圧接させることにより熱と圧力との作用によって用紙上のトナー像が用紙に定着される。
定着部150の用紙搬送方向下流側には、排紙搬送経路160と両面搬送経路170とが互いに分岐して配設されており、両者の分岐点には用紙を排紙搬送経路160または両面搬送経路170の何れかに案内する分岐爪161が配設されている。分岐爪161の用紙搬送方向上流側近傍位置には、用紙に搬送力を付与する分岐搬送ローラ162が配設されている。
排紙搬送経路160の用紙搬送方向下流側に配設された用紙後処理装置200は、装置本体2の内部に配置され画像形成部100から搬送される画像形成済み用紙に対して所定の処理を施した後に最下流に配置された排紙トレイ203上に積載するものであり、その詳細については後述する。装置本体2の最上部に配置された画像読取部300は、コンタクトガラス上に載置された原稿を光走査して原稿面上の画像を読み取るものであり、その構成及び機能は周知のものと同様である。
上述した構成の画像形成装置1において、画像読取部300によって読み取られた画像データあるいは外部装置であるパーソナルコンピュータ等から転送された印刷データに基づいて書き込みに使用する画像データを生成し、この画像データに基づいて光書き込み部111から各感光体ドラムに対して光書き込みが行われ、各作像ステーションにおいて各色毎に形成された画像が順次中間転写ベルト112上に転写され、中間転写ベルト112上に4色のカラー画像が重畳されたフルカラー画像が形成される。
一方、給紙部120からは上述の画像形成動作に応じて用紙が給送される。給紙トレイ121上より給送された用紙は2次転写部140の用紙搬送方向上流側に配置された図示しないレジストローラ対の位置で一時停止され、中間転写ベルト112上の画像とタイミングを合わされて送り出され、2次転写部140において画像を転写された後に定着部150へと送り込まれる。定着部150において画像が定着された用紙は、片面印刷の場合及び両面印刷の両面印刷後の場合には分岐爪161により排紙搬送経路160へと案内され、両面印刷の場合には分岐爪161により両面搬送経路170へと案内される。両面搬送経路170に案内された用紙は、反転された後に2次転写部140に送られて他方の面に画像が形成された後、定着部150を経て排紙搬送経路160へと送られる。排紙搬送経路160に案内された用紙は用紙後処理装置200へと送られ、用紙後処理装置200において所定の用紙後処理を施された後、あるいは後処理なしで排紙トレイ203上に排出される。
上述したように、図1に示すように装置本体2の内部に用紙後処理装置200を設ける構成とすることにより、用紙後処理装置200が占有する空間を少なくすることができるので用紙積載空間を大きく取ることができ、排紙トレイ203が装置本体2から大きく飛び出すことを抑制することができる。本実施形態では装置本体2の内部に用紙後処理装置200を配置した例を示しているが、用紙後処理装置200を装置本体2の用紙搬送方向下流側に配置する構成としてもよい。
次に、本発明の一実施形態を採用した用紙後処理装置200を説明する。図2において用紙後処理装置200は、入口ローラ対201、排紙搬送経路202、シフト排紙ローラ対222、後端フェンス211を有するステープラトレイ210、叩きコロ214、戻しコロ217、ジョガーフェンス213、ステープラユニット212、排紙ローラ対223、排紙トレイ203等を有している。叩きコロ214及び戻しコロ217は、図示しない位置決め手段により図2に実線で示すステープラトレイ210上の用紙から離間する離間位置と図2に破線で示すステープラトレイ210上の用紙に接触する接触位置とを選択的に占め、接触位置を占めた際に図2において反時計回り方向に回転することにより、ステープラトレイ210上の用紙を後端フェンス211に突き当てて整合させる整合部材として機能する。シフト排紙ローラ対222は用紙搬送方向と直交する用紙幅方向に移動可能に構成されており、挟持した用紙を用紙幅方向にシフトして排紙する機能を有している。排紙ローラ対223は、定位置で回転駆動される駆動ローラ223b及び駆動ローラ223bに対して接離自在な従動ローラ223aを有している。
用紙後処理装置200の用紙受け入れ部には、排紙搬送経路160から用紙を受け入れる入口ローラ対201、受け入れた用紙をシフト排紙ローラ対222側に搬送する排紙搬送経路202、シフト排紙ローラ対222が配設され、入口ローラ対201及びシフト排紙ローラ対222を回転させることにより排紙搬送経路202に沿って用紙を搬送する。用紙を用紙幅方向にシフトさせずに排紙トレイ203に排紙する場合には、用紙が排紙搬送経路202を通り用紙後端がシフト排紙ローラ対222を抜けた直後に従動ローラ223aを駆動ローラ223bに接触させて用紙を挟持し、排紙ローラ対223により用紙を排紙トレイ203上に排出する。用紙を用紙幅方向にシフトさせて仕分けを行う場合には、用紙が排紙搬送経路202を通り用紙後端が入口ローラ対201を抜けた直後にシフト排紙ローラ対222を用紙幅方向に移動させて用紙をシフトさせる。その後、従動ローラ223aを駆動ローラ223bに接触させて用紙を挟持し、排紙ローラ対223により用紙を排紙トレイ203上に排出する。
次に、本発明の特徴部である、ステープラ処理を行う構成について説明する。図3に示すようにステープラユニット212は用紙幅方向に移動可能であり、1つのステープラユニット212によって端綴じや2箇所綴じ等の複数種の綴じ処理が可能に構成されている。ステープラトレイ210の下方に一体的に設けられた後端フェンス211は用紙の後端を揃える機能を有するが、その下部は用紙を積載するトレイとしての役割も担っている。以下に、この後端フェンス211の構成について説明する。
図4及び図4を底面側から見た図5に示すように、2個の後端フェンス211はその下面であってフェンス状の起立部が形成された端部と対向する側の端部に突起259をそれぞれ一体的に有しており、下面に各後端フェンス211と平行となる方向に歯部を有するT字形状のラック部材252の各後端フェンス211と直交する方向に設けられた溝258に各突起259を嵌合させることにより、図5の左右方向にそれぞれ移動自在に支持されている。ラック部材252の歯部には、縦移動モータ216により回転駆動されるピニオンギヤ251が噛合している。また、各後端フェンス211の底面にはそれぞれ溝256が形成されており、各溝256には歯部を有する棒状のラック部材254,255に一体的に設けられた突起257がそれぞれ嵌合している。各ラック部材254,255は互いの歯部を対向させた状態で図示しないガイド部材によって図5の左右方向に移動自在に支持されており、各歯部には横移動モータ215により回転駆動されるピニオンギヤ253が噛合している。上述の構成により、縦移動モータ216が駆動することにより各後端フェンス211が図5において上下方向である用紙搬送方向に移動し、横移動モータ215が駆動することにより各後端フェンス211が図5において左右方向である用紙幅方向において互いに近接または離間する方向に移動する。本実施形態ではモータを用いて各後端フェンス211を移動させる構成を示したが、モータに代えて圧搾空気や油圧を使用したピストンシリンダやソレノイド等のアクチュエータを用いてもよい。
上述の構成に基づき、ステープラ処理時における用紙後処理装置200の動作を説明する。
先ず、図6に示すようにステープラユニット212を搬送されてくる用紙と干渉しない位置に退避させる。図6では左側に退避させた例を示したが、右側に退避させてもよい。次に、縦移動モータ216を作動させて各後端フェンス211を用紙搬送方向とは逆の方向に移動させる。このとき、図7に示すように後端フェンス211をステープラユニット212の移動経路内まで移動させることにより、ステープラトレイ210の用紙積載面積を大きくすることができ、用紙を安定した状態で載置することにより用紙揃えの向上を図ることができる。
次に、入口ローラ対201及びシフト排紙ローラ対222を回転させることにより、図8及び図9に示すように画像形成装置1から排出された用紙Pを排紙搬送経路202に沿って搬送する。そして、用紙Pの後端がシフト排紙ローラ対222を抜けると、図10及び図11に示すように叩きコロ214及び戻しコロ217を接触位置に変位させると共に回転駆動させ、搬送されてきた用紙Pを用紙搬送方向とは逆方向に搬送させる。このときジョガーフェンス213を複数回用紙Pの側縁部に接離させて用紙の幅方向の揃えを行うと共に、各コロ214,217の回転により用紙Pの用紙搬送方向後端を後端フェンス211に突き当てて用紙の搬送方向の揃えを行う。用紙Pが所定位置を占めると、次の用紙Pを受け入れるために叩きコロ214が離間位置に変位される。このとき、画像形成装置1側から搬送されてくる次の用紙Pによりステープラトレイ210上の定位置に載置された用紙Pが移動することを防止するため、戻しコロは接触位置に据え置かれて回転も継続される。また、ジョガーフェンス213も用紙Pの側縁部に接触させた状態を維持する。戻しコロ217が用紙Pと接触する接触位置と用紙Pより離間する離間位置とに変位自在であり、かつ後端フェンス211の近傍に配置されていることにより、用紙Pの後端を確実に後端フェンス211に当接させることができると共に用紙の浮き上がりを防止することができ、叩きコロ214のみによる用紙整合時に比して整合精度を向上することができる。
上述と同様の動作が繰り返され、画像形成装置1から用紙Pが用紙後処理装置200に搬送されてステープラトレイ210上の用紙Pの数が用紙束を作成するに必要な枚数に達すると、図12及び図13に示すように縦移動モータ216を作動させて各後端フェンス211をステープラユニット212の移動経路外に位置すべく用紙搬送方向に移動させ、複数枚の用紙Pを同方向に移動させてステープラユニット212の移動経路を確保する。このとき、従動ローラ223aを駆動ローラ223bに接触させて用紙Pを挟持すると共に、ジョガーフェンス213を用紙Pの側縁部に接触させておき、用紙束の揃えが乱れることを防止する。
用紙束が所定の位置に移動を完了すると従動ローラ223aが駆動ローラ223bより離間し、図14及び図15に示すようにステープラユニット212が移動を開始して用紙束の綴じ処理が行われる。このとき、ステープラユニット212の移動に伴い横移動モータ215が作動し、各後端フェンス211は移動するステープラユニット212と干渉しない位置を占める。そして綴じ処理が完了すると、図16及び図17に示すようにステープラユニット212が退避位置に移動すると共に従動ローラ223aが駆動ローラ223bに接触し、用紙束が排紙ローラ対223に挟持されてステープラトレイ210から排紙トレイ203へと排出される。
1 画像形成装置(電子写真複写装置)
2 装置本体
100 画像形成部
200 用紙後処理装置
210 ステープラトレイ
211 後端フェンス
212 ステープラ
213 ジョガーフェンス
214 整合部材(叩きコロ)
217 整合部材(戻しコロ)
300 画像読取部
P 用紙(用紙束)
特開平11−236163号公報

Claims (6)

  1. 画像形成装置の排紙部に接続され、画像形成動作終了後に排出された複数枚の用紙を重ね合わせた用紙束の綴じ処理を行う用紙搬送方向と直交する用紙幅方向に移動可能なステープラと、前記用紙束を載置し前記用紙束の後端を揃える後端フェンスを備えたステープラトレイと、前記ステープラトレイ上の前記用紙束に用紙幅方向より接離して前記用紙束の幅方向の揃えを行う1対のジョガーフェンスとを有する用紙後処理装置において、
    前記後端フェンスは用紙搬送方向と同方向に移動可能であり前記ステープラの移動経路内に位置する第1の位置と前記移動経路外に位置する第2の位置とを選択的に占め、前記後端フェンスは前記用紙束の整合時に第1の位置を占め前記ステープラによる綴じ処理時に第2の位置を占めることを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 請求項1記載の用紙後処理装置において、
    前記後端フェンスは用紙幅方向に移動可能であることを特徴とする用紙後処理装置。
  3. 請求項1または2記載の用紙後処理装置において、
    前記ステープラトレイ上に搬送される用紙を前記後端フェンスに突き当てて整合する整合部材を有し、該整合部材は用紙と接触して前記ステープラの移動経路内に位置する接触位置と用紙より離間して前記移動経路外に位置する離間位置とを選択的に占め、前記整合部材は前記用紙束の整合時に接触位置を占め前記ステープラによる綴じ処理時に離間位置を占めることを特徴とする用紙後処理装置。
  4. 請求項1ないし3の何れか1つに記載の用紙後処理装置において、
    前記各ジョガーフェンスは前記用紙束にそれぞれ接触する接触位置と前記用紙束よりそれぞれ離間する離間位置とを選択的に占め、前記各ジョガーフェンスは前記用紙束の整合時に接触位置を占めることを特徴とする用紙後処理装置。
  5. 請求項1ないし4の何れか1つに記載の用紙後処理装置を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5記載の画像形成装置において、
    装置本体の上部に画像読取部を有すると共に前記画像読取部の下方に画像形成部を有し、前記画像読取部と前記画像形成部との間に前記用紙後処理装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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