JP2011099533A - ボールジョイント用ダストカバー - Google Patents

ボールジョイント用ダストカバー Download PDF

Info

Publication number
JP2011099533A
JP2011099533A JP2009255906A JP2009255906A JP2011099533A JP 2011099533 A JP2011099533 A JP 2011099533A JP 2009255906 A JP2009255906 A JP 2009255906A JP 2009255906 A JP2009255906 A JP 2009255906A JP 2011099533 A JP2011099533 A JP 2011099533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust cover
diameter opening
ball
socket
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2009255906A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Saito
友一 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP2009255906A priority Critical patent/JP2011099533A/ja
Publication of JP2011099533A publication Critical patent/JP2011099533A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

【課題】膜部がソケット若しくはナックルと干渉する危険が無く、小径開口部が球頭部側にずれ落ちる可能性の無いボールジョイント用ダストカバーを提供することを目的とする。
【解決手段】ボールスタッドの一端に形成された球頭部がソケット内に保持され、前記ボールスタッドの他端の軸部はナックルに締め付け固定され、一端大径開口部が前記ソケットの外周面に固定保持され、他端小径開ロ部が前記軸部に保持され、前記大径開口部と前記小径開口部とを連結している外側に張り出した略鼓形状の膜部を備えたゴム状弾性材製ボールジョイント用ダストカバーにおいて、前記膜部の前記小径開口部側に内側に窪む窪み部を設けたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ボールジョイント用ダストカバーに関する。
また、本発明は、自動車懸架装置、操舵装置等に使用されるボールジョイント用ダストカバーに関する。
従来、ボールジョイント継ぎ手部の防塵、防水を目的としてダストカバーが装着されているボールジョイントとしては、図3に記載のボールジョイント用ダストカバーが知られている。(特許文献1、2)
この種ボールジョイント用ダストカバーのシール構造は、図4及び図5に示す様に、ボールスタッド100の一端に形成された球頭部200がソケット300内に保持されている。
そして、ボールスタッド100の他端の軸部400は、ナックル500に締め付け固定されている。
一方、ゴム状弾性材製ダストカバー600の一端大径開口部800が、ソケット300の外周面にスナップリング900により固定保持され、他端小径開口部150が軸部400に保持された構成となっている。
そして、大径開口部800と小径開口部150とを連結している膜部700全体が外側に張り出した鼓形状を呈している。
そして、この種従来のダストカバー600は、ボールスタッド100がソケット300に対し傾斜した場合、ボールスタッド100が傾斜した側に位置する圧縮変形した膜部700の形状は、図4若しくは図5のごとく変形する。
すなわち、図4に示す変形においては、膜部700がソケット300と干渉し、膜部700が早期に摩耗損傷する問題を惹起した。
特に、ナックル500とソケット300との間隙が小さいタイプにおいて、この様な傾向が顕著であった。
また、図5に示す変形においては、膜部700がナックル500側に大きく変形し、膜部700がナックル500と干渉する危険が増大するだけでなく、小径開口部150が球頭部200側にずれ落ちる可能性があった。
実開平4−32313号公報 特開2004−92776号公報
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、膜部がソケット若しくはナックルと干渉する危険が無く、小径開口部が球頭部側にずれ落ちる可能性の無いボールジョイント用ダストカバーを提供することを目的とする。
本発明に係るボールジョイント用ダストカバーは、ボールスタッドの一端に形成された球頭部がソケット内に保持され、前記ボールスタッドの他端の軸部はナックルに締め付け固定され、一端大径開口部が前記ソケットの外周面に固定保持され、他端小径開ロ部が前記軸部に保持され、前記大径開口部と前記小径開口部とを連結している外側に張り出した略鼓形状の膜部を備えたゴム状弾性材製ボールジョイント用ダストカバーにおいて、前記膜部の前記小径開口部側に内側に窪む窪み部を設けたことを特徴とする。
本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
請求項1記載の発明のボールジョイント用ダストカバーによれば、膜部がソケット若しくはナックルと干渉する危険が無く、小径開口部が球頭部側にずれ落ちる可能性は無い。
更に、請求項2記載の発明のボールジョイント用ダストカバーによれば、膜部全体の滑らかな変形が可能である。
更に、請求項3記載の発明のボールジョイント用ダストカバーによれば、小径開口部が球頭部側にずれ落ちる危険性を効果的に回避出来る。
更に、請求項4記載の発明のボールジョイント用ダストカバーによれば、膜部がソケット若しくはナックルと干渉する危険性を確実に回避出来る。
本発明に係る、ボールジョイント用ダストカバーの縦断面図。 図1のボールジョイント用ダストカバーがボールジョイントに組み込まれ、変形した状態を示した縦断面図。 従来技術に係るボールジョイント用ダストカバーの縦断面図。 図3のボールジョイント用ダストカバーがボールジョイントに組み込まれ、変形した状態を示した縦断面図。 図3のボールジョイント用ダストカバーがボールジョイントに組み込まれ、図4と異なる形状に変形した状態を示した縦断面図。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
図1及び図2に示される様に、本発明に係るボールジョイント用ダストカバーの態様は、ボールスタッド1の一端に形成された球頭部2がソケット3内に保持され、ボールスタッド1の他端の軸部4はナックル5に締め付け固定されたボールジョイントに、一端大径開口部8がスナップリング9によりソケット3の外周面に固定保持され、他端小径開ロ部15が軸部4に保持され、大径開口部8と小径開口部15とを連結している外側に張り出した略鼓形状の膜部7を備えた構成となっている。
そして、この膜部7の小径開口部15側には、内側に窪む窪み部71が形成される点を特徴としている。
この窪み部71の断面形状は、その中心を膜部7の外側に位置する円弧により形成されている、円弧状の外周面711と円弧状の内周面712とにより区画されている。
このことにより、図2に示す様に、ボールスタッド1が傾斜した側に位置する圧縮変形した膜部7の形状は、ソケット3の軸中心に対して略直角に張り出す形に変形するため、膜部7が、ソケット3若しくはナックル5と干渉する危険性を確実に回避出来る。
また、円弧状の外周面711と円弧状の内周面712とは、小径開口部15から連続する形で形成されている。
このことにより、図5に示す従来技術の様に、膜部700が、小径開口部150と膜部700との連結部近傍で大きく変形し、膜部700がナックル500と干渉する危険性を、より確実に回避できる。
また、小径開口部15には、金属補強環151が埋設されている。
この金属補強環151は、小径開口部15に剛性を与え、ソケット3に対するボールスタッド1の傾斜角度が大きい場合(揺動角度が大きい場合)においても、小径開口部15の過大な変形を阻止している。
また、小径開口部15の内周面には、軸部15外周面と弾性接触しているシールリップ152が形成されている。
このシールリップ152により、ダストカバー6内のグリースが外部に漏洩することを阻止している。
更に、小径開口部15の上端面には、ナックル5の下端面と弾性接触しているダストシール153が形成されている。
このダストシール153の存在により、水や土砂がダストカバー6内に侵入することを阻止できる。
また、ダストカバー6は、各種のゴム状弾性材により成形されている。
また、本発明は上述の発明を実施するための最良の形態に限らず本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成を採り得ることはもちろんである。
自動車の懸架装置及び操舵装置等に使用されるボールジョイントに使用できる。
1 ボールスタッド
2 球頭部
3 ソケット
4 軸部
5 ナックル
6 ダストカバー
7 膜部
8 大径開口部
15 小径開口部
71 窪み部
711外周面
712内周面

Claims (4)

  1. ボールスタッド(1)の一端に形成された球頭部(2)がソケット(3)内に保持され、
    前記ボールスタッド(1)の他端の軸部(4)はナックル(5)に締め付け固定され、一
    端大径開口部(8)が前記ソケット(3)の外周面に固定保持され、他端小径開ロ部(15)が前記軸部(4)に保持され、前記大径開口部(8)と前記小径開口部(15)とを連結している外側に張り出した略鼓形状の膜部(7)を備えたゴム状弾性材製ボールジョイント用ダストカバーにおいて、前記膜部(7)の前記小径開口部(15)側に内側に窪む窪み部(71)を設けたことを特徴とするボールジョイント用ダストカバー。
  2. 前記窪み部(71)の断面形状が、その中心を前記膜部(7)の外側に位置する円弧により形成されている、円弧状の外周面(711)と円弧状の内周面(712)とにより区画されていることを特徴とする請求項1記載のボールジョイント用ダストカバー。
  3. 前記円弧状の外周面(711)と前記円弧状の内周面(712)とが、前記小径開口部(15)から連続する形で形成されていることを特徴とする請求項2記載のボールジョイント用ダストカバー。
  4. 前記ボールスタッド(1)が傾斜した側に位置する圧縮変形した膜部(7)の形状が、前記ソケット(3)の軸中心に対して略直角に張り出す形に変形することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のボールジョイント用ダストカバー。
JP2009255906A 2009-11-09 2009-11-09 ボールジョイント用ダストカバー Withdrawn JP2011099533A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009255906A JP2011099533A (ja) 2009-11-09 2009-11-09 ボールジョイント用ダストカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009255906A JP2011099533A (ja) 2009-11-09 2009-11-09 ボールジョイント用ダストカバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011099533A true JP2011099533A (ja) 2011-05-19

Family

ID=44190875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009255906A Withdrawn JP2011099533A (ja) 2009-11-09 2009-11-09 ボールジョイント用ダストカバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011099533A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016027590A1 (ja) * 2014-08-21 2016-02-25 Nok株式会社 ダストカバー

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016027590A1 (ja) * 2014-08-21 2016-02-25 Nok株式会社 ダストカバー
US10527088B2 (en) 2014-08-21 2020-01-07 Nok Corporation Dust cover

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013177957A5 (ja)
JP2011085257A (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP5839314B1 (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP6195226B2 (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP5057219B2 (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP5321907B2 (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP5900790B2 (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP2009024834A (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP6150117B2 (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP5533592B2 (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP2010127407A (ja) 等速ジョイント用ブーツ
JP2011099533A (ja) ボールジョイント用ダストカバー
WO2012060133A1 (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP2013160327A (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP5376237B2 (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP2008128351A (ja) ボールジョイントの取付構造
JP6119965B2 (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP2011106478A (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP2011106477A (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP2011099535A (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP2013160326A (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JPWO2019058796A1 (ja) ボールジョイント及びダストカバー
JP2013002543A (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP2007278352A (ja) ボールジョイント用ダストカバー
JP5936064B2 (ja) ボールジョイント用ダストカバー

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20130205