JP2011099278A - 法面安定化用アンカーボルトの補修方法と補修具 - Google Patents

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【課題】法面安定化のために施工された地山補強土工法やグラウンドアンカー工法において使用され、法面に差し込んで定着したアンカーボルトに腐食を生じたときに、該アンカーボルトを補修する方法を提供する。
【解決手段】法面工を撤去し、法面の表土を掘り下げてアンカーボルト4の腐食部分を露出する工程と、腐食部分を切り取って除去する工程と、二つ割りにされたスリーブをヒンジにより開閉可能に連結した補修具9を用い、腐食部分を切り取って除去したアンカーボルト4aと、新たに継ぎ足されるアンカーボルト4bに補修具11を当て、ボルトとナットにより締結して両アンカーボルト4a、4bを連結する工程と、アンカーボルト補修後、法面を施工する工程とよりなる。
【選択図】図3

Description

本発明は、法面安定化のため施工された地山補強土工法やグラウンドアンカー工法において使用された鉄筋やアンカー(以下、これらを総称して単にアンカー等ということがある)に腐食を生じたとき、該アンカー等を補修する補修方法と、該方法において用いられる補修具に関する。
地山補強土工法やグラウンドアンカー工法は、山間部での道路工事や宅地造成工事等において、法面の崩壊を防止する目的で多用され、このうち、地山補強土工法は主として切土の法面や自然斜面において、地山に鉄筋を定着させて地山の強度を増加させ、法面の勾配を急にして法面の面積を少なくすることを目的として採用されている。
一方、グラウンドアンカー工法は、地山に定着したアンカーの法面からの突出部分に受圧板を差込み、ついでその上からナットを捩じ込んで締着し、地盤の地耐力に相応する軸力(引張力)をアンカーに与える構造を有するもので、その一例が下記特許文献1に開示されている。
特開平6−88341号
前述する工法で使用されたアンカー等は、長期の使用により雨水が染み込んで腐食することがあり、点検の結果、腐食の多くは法面の表土近くで局部的に発生していることが判明した。
本発明は、腐食が法面の表土近くで局部的に発生したアンカー等に対する補修を行うための補修方法と、該方法で用いられる補修具を提供することを目的とする。
請求項1に係わる発明は、法面安定化のために実施された地山補強土工法やグラウンドアンカー工法において使用されたアンカー等に腐食を生じたとき、該アンカー等の腐食部分を補修する補修方法であって、法面工を撤去し、法面の表土を掘り下げてアンカー等の腐食部分を露出する工程と、アンカー等の腐食部分に補修具を当てがって固着し、腐食部分を強化するか、或いは前記腐食部分を切取ったのち、地番に定着されるアンカー等の端部に補修具を継ぎ足して連結することを特徴とする。
請求項2に係わる発明は、請求項1に係わる発明で使用される補修具であって、周方向に適当間隔で分割された複数のスリーブからなり、アンカー等の腐食部分或いは該腐食部分を切除したアンカー等の端部の周りに当てがって組付けられるスリーブと、アンカー等に当てがわれたスリーブをアンカー等に強固に締着する締着手段とよりなることを特徴とし、
請求項3に係わる発明は、請求項2に係わる発明の補修具において、前記分割されたスリーブは、スリーブ同士を軸方向に連結できるようにするための連結手段を有することを特徴とする。
請求項4に係わる発明は、請求項2又は3に係わる発明の補修具において、アンカー等に当てがって組付けられるスリーブ内にモルタルが充填されることを特徴とし、
請求項5に係わる発明は、請求項2ないし4に係わる発明において、アンカー等がネジ節鉄筋であるか、異形鉄筋であり、分割されたスリーブがそれぞれアンカー等の前記ネジ節鉄筋に螺着される分割ナットを有するか、或いは異形鉄筋の節に係止する突起を有することを特徴とする。
請求項6に係わる発明は、請求項1に係わる発明で使用される補修具であって、一端部が腐食部分を切除したアンカー等の端部に差込み可能で、端に向かってテーパになっていると共に、周方向に適当間隔で割り溝が入れられて縮径可能であり、かつ前記一端部を除く箇所にネジ部が形成されたコレットと、該コレットに他端から嵌挿されるスリーブと、前記コレットのネジ部に捩じ込まれ、スリーブを前記一端部に向けて押込むナットとよりなることを特徴とし、
請求項7に係わる発明は、請求項6に係わる発明のコレットが一端部をアンカー等の端部に差込み可能で、周方向に割り溝が入れられた構成である代わりに周方向に適当間隔で分割された複数のスリーブからなって、アンカー等の端部に組付けられることを特徴とする。
請求項8に係わる発明は、請求項6又は7に係わる発明の補修具がコレット内にモルタルを充填したことを特徴とする。
請求項1に係わる発明によると、腐食が法面で局部的に発生したアンカー等の補修をアンカー等を地盤に定着したまま取除くことなく補修することができ、アンカー等を取除いて新たにアンカー等を定着するのに比べ、工期を短縮し、費用を低減させることができる。
請求項2に係わる発明によると、分割されたスリーブをアンカー等に当てがって締着手段で締着することにより腐食したアンカー等の補修を行うことができ、請求項3に係わる発明によると、補修具を必要の長さに連結して使用することができる。
請求項4及び8に係わる発明によると、充填されたモルタルによりアンカー等と補修具の連結強度が増し、モルタルで被覆されるアンカー等の腐食を防ぐことができる。
請求項5に係わる発明によると、補修具がアンカー等から抜け止めされる。
請求項6及び7に係わる発明によると、ナットの捩じ込みによりコレットが楔作用でアンカー等を強固に固着することができる。
グラウンドアンカー工法による構造を示す断面図。 法面工を除去し、アンカーボルトの腐食部分を露出させた状態を示す図。 補修具によって補修したアンカーボルトの要部を示す図。 補修具の斜視図。 アンカーボルトを補修した補修具の断面図。 補修具の別の例の部分断面側面図。 アンカーボルトを補修した補修具の更に別の例の断面図。 アンカーボルトを補修した接続タイプの補修具の断面図。 接続タイプの補修具の別の例の断面図。 図8に示す補修具を用いてアンカーボルトを補修し、法面工を施工した断面図。 補修具の他の例を示す断面図。 図11のA−A線断面図。 図11に示す補修具を用いてアンカーボルトを補修し、法面工を施工した断面図。
以下、本発明の実施形態について図面により説明する。
図1は、グラウンドアンカー工法による施工構造を示すもので、法面1に掘削した削孔2内に挿入され、先端部をグラウト材3により固着して土中に締着したアンカーとしての異形鉄筋からなるアンカーボルト4と、該アンカーボルト4の法面1からの突出部分に設けられる法面工5から構成され、法面工5はアンカーボルト4の法面1からの突出部分に差し込まれる受圧板6と、受圧板6上に当てられる押え板7を介し、アンカーボルト4に捩じ込んで締着されるナット8とよりなっており、アンカーボルト4としては、異形鉄筋以外にネジ節鉄筋や節のない鉄筋を用いることができる。また受圧板6には、例えばプレキャストコンクリート板、FRP又は鋼製の格子状構造物が用いられるが、アンカーボルト4の軸力(引張力)を支持できる受圧構造物であれば、その種類を問わない。
次に前述のアンカーボルト4が法面1の表土近くで腐食した場合の当該アンカーボルト4の補修方法について説明する。
先ず、ナット8及び押え板7を取外し、受圧板6を取除くか、或いは受圧板6を取り壊して法面工5を撤去する。ついでアンカーボルト4の周りの法面1を掘り下げてアンカーボルト4の腐食部分aを露出させたのち(図2)、腐食部分を切り取る。次に継ぎ足される新しいアンカーボルト4bを所要長さに切断し、腐食部分を取除いたアンカーボルト4aの切断端に補修具9によって連結し、継ぎ足す(図3)。アンカーボルト補修後、前述の法面土を施工する。
図4は、補修具の一例を示すもので、該補修具11は、二つ割りにしたスリーブ12の一側端をヒンジ13により連結して開閉可能となし、他側のフランジ部分14を締着手段を構成するボルト15とナット16により締着できるようにしたもので、スリーブ12の内周側には異形鉄筋よりなるアンカーボルト4の節に抜け止めのため係止する突起17が周方向に形成されている。
図5は、図4に示す補修具11を用いて腐食部分を切り取ったアンカーボルト4aに新たなアンカーボルト4bを継ぎ足して連結した構造を示すもので、図4に示すボルト15とナット16の締結により補修具11がアンカーボルト4を抱きこんで強固に締着するようになっており、突起17がアンカーボルト4a、4bの節4cに係止してアンカーボルト4a、4bの抜け止めを行うようになっている。
図4に示す補修具11は、二つ割りにしたスリーブ12の一側端をヒンジ13により連結し、スリーブ12の他側をボルト15とナット16により締結しているが、ヒンジ13に代え、両側を締着手段であるボルト15とナット16により締結してもよいし、図6に示すように、二つ割りにしたスリーブ18の一側のフランジ部分19を、L形のフック20を差込孔21に差込むことにより連結し、他端のフランジ部分22をボルト23、ナット24により締結するようにしてもよく、また二つ割り或いは三つ割以上に分割したスリーブを締着手段としての抱き締め金具により外側より抱き込んで締着するようにしてもよい。締着手段としては以上のほか、クランプその他既知のもの、或いはこれらの組み合わせを用いることができる。要は複数に分割したスリーブをアンカーボルトに取付けて締着できるものであればよく、その種類は問わない。いずれの場合でも分割されたスリーブを組み合わせて例えば上述するように、フランジ同士をボルトやナットにより締結したり、抱き締め金具により外側より抱き込んで締着し、或いは他の方法で締着するときには、シールのため、例えばフランジ間にゴム又は樹脂性のシール材を介在させたり、アンカーボルトをゴム又は樹脂製のチューブに通してアンカーボルトの全周を被覆し、その外側からスリーブで締着するのが望ましい。
図7に示す補修具26は、複数に分割したスリーブ27で腐食部分を切り取ったアンカーボルト4aと継ぎ足される新たなアンカーボルト4bを前述の方法により締結した構造を示すもので、スリーブ27内には該スリーブに開けられた図示しないモルタル注入口より注入されたモルタル28が充填されている。図中、29はシールのためスリーブ両端に装填されるゴム又は樹脂製のシール材である。
本実施形態の補修具26において、スリーブ27は前述のスリーブ12と異なり、両端にモルタル止めのための環状の突起31を有し、充填したモルタルが漏出されないようにすると共に、アンカーボルト4a、4bの節4cに係止できるようにしているが、図5に示す補修具11のようにアンカーボルト4a、4bの節4cに係止して抜け止めを行う突起17は備えていない。
本実施形態の補修具26によると、モルタル28の充填によりアンカーボルト4a、4bの連結強度が増大し、またアンカーボルト4a、4bの腐食を防止することができる。
上記各実施形態では、アンカーボルト4aは腐食部分が切り取られ、これに新たなアンカーボルト4bが継ぎ足されて補修具11、26により締着して連結されるようになっているが、腐食部分を切り取らないで、補修具11、26を腐食部分を含むアンカーボルト4の周りに当てがい、前述するように締着して補修するようにしてもよい。
補修具11、26の長さが不足する場合、例えば前述する例でいえば、腐食部分の長さが長く、一つの補修具11、26では対応できない場合、複数の補修具が連結手段によって連結され、継ぎ足すことができるようにされる。
図8は、そのための補修具35の一例を示すもので、この補修具35は複数に分割したスリーブ36の円弧断面をなす各スリーブの一端にそれぞれ凸部37を備えた円弧断面の突片38を突出形成すると共に、他端に凸部37が嵌合係止し、該凸部37と共に連結手段を構成する凹部39を形成している。そして内周側にはアンカーボルト4を支持し、節4cに係止可能なリブ40を形成している。
連結手段として図示する例では、スリーブ端に形成される凸部37と、該凸部37に嵌合係止する凹部39を示しているが、図9に示す別の例の連結手段では、スリーブ36の一端の外周側にL形断面のフック41が、他端に該フック41に係止する鉤部42が形成されている。連結手段は要するに、補修具を継ぎ足してアンカーボルトの軸力に耐え得るようなものであればよく、その種類を問わない。
図10は、図8に示す補修具35を用いてアンカーボルトを補修した例を示すもので、先ず所要長さのアンカーボルト4bの周りにスリーブ36を前述の方法によって組付け、締着する。次に腐食部分を切り取って除去したアンカーボルト4a端に前述のスリーブ付きアンカーボルト4bを繋ぎ、継ぎ足される補修具35のスリーブ36に形成される突片38の凸部37に凹部39を嵌合させて組付け、締着して上下の補修具35を連結する。その後、スリーブ付きのアンカーボルト4bに受圧板6を差込み、押え板7を介してナット8を捩じ込み締結して法面土を施工する。
上記実施形態では、アンカーボルト4bに補修具35を締着したのち、アンカーボルト4aに継ぎ足して連結しているが、補修具35を予めアンカーボルト4aに締着しないで、後からアンカーボルト4aにアンカーボルト4bを継ぎ足した状態で上下の補修具35を締着するようにしてもよい。
図11及び図12に示す補修具45は、一端部が中空で、アンカーボルト4a端が挿入可能であると共に、一端に向かって徐々に肉厚となるテーパ状をなし、割り溝47を十文字に形成すると共に、一端部を除く箇所をネジ部48としたコレット49と、該コレット49にネジ部側から挿入され、テーパ部の一端部に当たるスリーブ51と、前記コレット49のネジ部48に捩じ込まれるナット52とよりなっている。図示するコレット49は、一端部が中空となっているが、全体を中空としてもよい。
本実施形態の補修具45によるアンカーボルトの補修は、腐食部分を切り取って切除したアンカーボルト4a端にコレット49の一端部に差し込んだのち、スリーブ51をコレット49にネジ部側の上端より挿入する。ついでナット52をネジ部48に捩じ込み、スリーブ51を押し動かしてコレット49のテーパ状をなす下端部に押込む。これによりコレット49の下端部が楔作用によりアンカーボルト端に圧着し、更なるナット52の捩じ込みにより、強固に圧着して固定される。図13は、本実施形態の補修具45を用いてアンカーボルトを補修したのち法面工を施工した例を示すものである。
本実施形態の補修具45は、コレット49の一端部が一端に向かって徐々に肉厚に形成されているが、徐々に肉厚に形成する代わりに肉厚を一定にして、一端に内向きの係合部を形成してもよい。またスリーブ51は一端部の肉厚が一端に向かって徐々に肉厚となるように形成してもよい。
前記各実施形態は、グラウンドアンカー工法により施工されたアンカーボルトの補修に用いる補修具を示しているが、これら補修具は補強土工法により施工された鉄筋やアンカーの補修に用いることもでき、また、山間部の小規模吊橋に用いられるアンカー、その他アンカーを使用する全ての構造物のアンカーに適用することができる。
1・・法面
2・・削孔
3・・グラウト材
4、4a、4b・・アンカーボルト
4c・・アンカーボルトの節
5・・法面工
6・・受圧板
7・・押え板
8、16、24、52・・ナット
9、11、26、35、45・・補修具
12、18、27、36、51・・スリーブ
13・・ヒンジ
14、19、22・・フランジ部分
15、23・・ボルト
17、31・・突起
20・・L形のフック
21・・差込孔
28・・モルタル
29・・シール材
37・・凸部
38・・突片
39・・凹部
40・・リブ
41・・フック
42・・鉤部
47・・割り溝
48・・ネジ部
49・・コレット
50・・座金

Claims (8)

  1. 法面安定化のために実施された地山補強土工法やグラウンドアンカー工法において使用されたアンカー等に腐食を生じたとき、該アンカー等の腐食部分を補修する補修方法であって、法面工を撤去し、法面の表土を掘り下げてアンカー等の腐食部分を露出する工程と、アンカー等の腐食部分に補修具を当てがって固着し、腐食部分を強化するか、或いは前記腐食部分を切取ったのち、地番に定着されるアンカー等の端部に補修具を継ぎ足して連結することを特徴とするアンカーボルトの補修方法。
  2. 周方向に適当間隔で分割された複数のスリーブからなり、アンカー等の腐食部分或いは該腐食部分を切除したアンカー等の端部の周りに当てがって組付けられるスリーブと、アンカー等に当てがわれたスリーブをアンカー等に強固に締着する締着手段とよりなることを特徴とする請求項1記載の補修方法で用いられる補修具。
  3. 前記分割されたスリーブは、スリーブ同士を軸方向に連結できるようにするための連結手段を有することを特徴とする請求項2記載の補修具。
  4. アンカー等に当てがって組付けられるスリーブ内にモルタルが充填されることを特徴とする請求項2又は3記載の補修具。
  5. アンカー等がネジ節鉄筋であるか、異形鉄筋であり、分割されたスリーブがそれぞれアンカー等の前記ネジ節鉄筋に螺着される分割ナットを有するか、或いは異形鉄筋の節に係止する突起を有することを特徴とする請求項2ないし4記載の補修具。
  6. 一端部が腐食部分を切除したアンカー等の端部に差込み可能で、端に向かってテーパになっていると共に、周方向に適当間隔で割り溝が入れられて縮径可能であり、かつ前記一端部を除く箇所にネジ部が形成されたコレットと、該コレットに他端から嵌挿されるスリーブと、前記コレットのネジ部に捩じ込まれ、スリーブを前記一端部に向けて押込むナットとよりなることを特徴とする請求項1記載の補修方法で用いられる補助具。
  7. 前記コレットが一端部をアンカー等の端部に差込み可能で、周方向に割り溝が入れられた構成である代わりに周方向に適当間隔で分割された複数のスリーブからなって、アンカー等の端部に組付けられることを特徴とする請求項6記載の補助具。
  8. コレット内にモルタルを充填したことを特徴とする請求項6又は7記載の補助具。
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