JP2003314197A - 管渠の補修方法、及び管渠内補修部構造 - Google Patents

管渠の補修方法、及び管渠内補修部構造

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JP2003314197A
JP2003314197A JP2002127319A JP2002127319A JP2003314197A JP 2003314197 A JP2003314197 A JP 2003314197A JP 2002127319 A JP2002127319 A JP 2002127319A JP 2002127319 A JP2002127319 A JP 2002127319A JP 2003314197 A JP2003314197 A JP 2003314197A
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Japan
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conduit
reinforcing bar
fitted
reinforcing
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JP2002127319A
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English (en)
Inventor
Kozo Oda
耕造 織田
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Iida Kensetu Co Ltd
Original Assignee
Iida Kensetu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】強度計算に基づき、最適な強度を有し、施工性
が良好でかつ低コストで実施可能な管渠の補修方法、及
び管渠補修部構造を提供すること。 【解決手段】補修対象となる管渠の内壁長手方向に鉄筋
保持金具を複数個配設し、複数の補強用鉄筋を管渠内面
に見合う環状に組立て、前記鉄筋保持金具にそれぞれ装
着し、同補強用鉄筋に補助鉄筋を管渠軸方向に取付けて
内部骨組体を構築し、次いで、複数の分割パネルを、そ
の各側縁に形成した側縁ジョイント部を介して環状に連
結し、前記内部骨組体の内側に前記管渠の長手方向に沿
って前後端部同士を前後ジョイント部を介して連結して
筒状のライニング部を組立配設し、同ライニング部と管
渠内周面との間にモルタルなどの硬化剤を充填して管渠
内周面とライニング部とを一体的に固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、管渠の補修方
法、及び管渠内補修部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、管渠の補修方法として、例えば特
開平2001−311387号公報に開示されているよ
うに、既設の管渠内に、複数の補強部材などを用いて既
設管渠の内面に略沿った中空骨組み状の補強体を組立
て、その補強体の内側に複数の内面部材を取付けて筒状
となし、その内面部材と既設管渠の内面の間に硬化性充
填材を注入する方法があった。このとき、内面部材は上
記補強体の内側に装着した複数の嵌合部材に嵌合して配
設するようにしている。
【0003】また、管渠の補修の他の方法として、既設
管渠内で、塩化ビニルなどからなる長尺板を製管機でス
パイラル状に巻回してライニング部を形成し、同ライニ
ング部と管渠内壁面との間にモルタルなどを注入する方
法があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した特
開平2001−311387号公報の技術では、内面部
材は筒状方向に長尺の帯材を用いており、これを補強体
の内側に装着した嵌合部材に嵌合して取付けていく方法
なので手間がかかり、また、補強体を構成する補強部材
は切込加工や穿孔の多い平板鋼からなり、形状が複雑で
断面積が減少する部分が多く存在し、強度が低下するお
それがあった。
【0005】したがって、十分な強度を得るためには補
強部材の幅をある程度大きくしなければならず、そうな
ると内面部材と既設管渠の内側面との幅も大きくなっ
て、管渠の管径が小さくなって流量低下を招くおそれが
あった。
【0006】また、補強部材同士の筒長さ方向の連結
は、補強部材にそれぞれボルトで交互に連結した構成な
ので、筒長方向に対して曲げ応力やせん断力が十分とい
えず、耐震構造としての補強が難しいものであった。
【0007】かかる問題を解消すべく、補強部材へのボ
ルトの取付け本数を増加させようとしても、ボルト止め
するための孔数を増やさなければならなくなり、そうな
ると補強部材そのものの強度が低下してしまう。
【0008】しかも、平板鋼からなる補強部材は、硬化
性充填材として一般的に用いられるモルタルとの付着性
が異形鉄筋と比べて劣っており十分ではなかった。
【0009】他方、その他の一般的な方法では、ライニ
ング部に対して十分な補強がなされていないために、充
填したモルタルなどにクラックが生じるとライニング内
面部材まで直接外水圧が作用し、ライニング材が管渠内
に膨出したり破損したりするおそれがあった。
【0010】本発明は、上記課題を解決することのでき
る管渠の補修方法、及び管渠内補修部構造を提供するこ
とを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の本発明では、長手方向に複数の鉄筋
保持孔部を設けた鉄筋保持金具を、補修対象となる管渠
の内壁長手方向に複数個配設し、複数の補強用鉄筋を管
渠内面に見合った形状に組立て、前記鉄筋保持金具にそ
れぞれ装着するとともに、同補強用鉄筋に補助鉄筋を管
渠軸方向に取付けて内部骨組体を構築し、次いで、複数
の分割パネルを、その各側縁に形成した側縁ジョイント
部を介して環状に連結するとともに、前記内部骨組体の
内側に前記管渠の長手方向に沿って前後端部同士を前後
ジョイント部を介して連結して筒状のライニング部を組
立配設し、同ライニング部と管渠内周面との間にモルタ
ルなどの硬化剤を充填して管渠内周面とライニング部と
を一体的に固着することを特徴とする管渠の補修方法と
した。
【0012】また、請求項2記載の本発明では、上記分
割パネルの前後ジョイント部のうち一端を溝条付端部と
し、他端を同溝条に嵌入可能な凸条付端部として、同凸
条付端部を隣接分割パネルの溝条付端部に嵌入して連結
し延長可能とした。
【0013】また、請求項3記載の本発明では、上記分
割パネルの側縁ジョイント部のうち一端を深溝条付端部
とし、他端を同深溝条に嵌入可能な嵌入片付端部とし
て、同嵌入片付端部を隣接分割パネルの深溝条付端部に
嵌入量調整自在に嵌入可能とした。
【0014】また、請求項4記載の本発明では、上記分
割パネルの外面にリブを突設し、硬化剤とのグリップ力
を強化することとした。
【0015】さらに、請求項5記載の本発明では、上記
補強用鉄筋は異形鉄筋の端部に螺子を形成し、鉄筋同士
を螺子付カプラを介して互いに連結自在とした。
【0016】請求項6記載の本発明では、補修対象とな
る管渠の内面に見合った環状に組立てられた複数の鉄筋
から構築された略筒状の内部骨組体と、同内部骨組体の
内側に前記管渠の長手方向に沿って配設された筒状のラ
イニング部と、同ライニング部と前記管渠内壁との間に
充填される充填材とを有し、前記ライニング部は、複数
の分割パネルを、その各側縁に形成した側縁ジョイント
部を介して環状に連結するとともに、前後端部同士を前
後ジョイント部を介して連結して筒状に組立配設してい
ることを特徴とする管渠内補修部構造とした。
【0017】また、請求項7記載の本発明では、上記分
割パネルの前後ジョイント部のうち一端を溝条付端部と
し、他端を同溝条に嵌入可能な凸条付端部として、同凸
条付端部を隣接分割パネルの溝条付端部に嵌入可能とし
た。
【0018】また、請求項8記載の本発明では、上記分
割パネルの側縁ジョイント部のうち一端を深溝条付端部
とし、他端を同深溝条に嵌入可能な嵌入片付端部とし
て、同嵌入片付端部を隣接分割パネルの深溝条付端部に
嵌入量調整自在に嵌入可能とした。
【0019】また、請求項9記載の本発明では、上記分
割パネルの外面にリブを突設した。
【0020】さらに、請求項10記載の本発明では、上
記鉄筋は異形鉄筋の端部に螺子を形成したもの若しくは
螺子棒鋼とし、複数の鉄筋同士を螺子付カプラを介して
環状に連結した。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明に係る管渠の補修方法は、
長手方向に複数の鉄筋保持孔部を設けた鉄筋保持金具
を、補修対象となる管渠の内壁長手方向に複数個配設
し、複数の補強用鉄筋を管渠内面に見合った形状に組立
て、前記鉄筋保持金具にそれぞれ装着するとともに、同
補強用鉄筋に補助鉄筋を管渠軸方向に取付けて内部骨組
体を構築し、次いで、複数の分割パネルを、その各側縁
に形成した側縁ジョイント部を介して環状に連結すると
ともに、前記内部骨組体の内側に前記管渠の長手方向に
沿って前後端部同士を前後ジョイント部を介して連結し
て筒状のライニング部を組立配設し、同ライニング部と
管渠内周面との間にモルタルなどの硬化剤を充填して管
渠内周面とライニング部とを一体的に固着するようにし
たものである。
【0022】すなわち、市販品である補強用鉄筋を用い
て、強度計算に基づき十分な強度の内部骨組体を構築す
ることができるもので、かかる補強用鉄筋は適宜長さの
ものをマンホールなどから管渠内に容易に搬入でき、管
渠内において管渠形状に合わせて環状に組み立てること
ができる。したがって、必要材料をマンホールから搬入
できるので新たに搬入用開口部を設ける必要がない。
【0023】そして、環状に組み立てられ、管渠の軸方
向に多数配設した補強用鉄筋に、所要数の補助鉄筋を管
渠軸方向に取付けることにより、低コストでありながら
も十分な強度を有する内部骨組体を構築することができ
るのである。
【0024】上記補強用鉄筋は異形鉄筋の端部に螺子を
形成し、鉄筋同士を螺子付カプラを介して互いに連結自
在としたもの若しくは螺子棒鋼を用いることが好まし
い。かかる構成とすることにより、マンホールなどから
管渠内への搬入が容易であり、狭い管渠内でも所望する
周長さで容易に環状に形成することができ、作業性が良
好となる。
【0025】なお、上記補助鉄筋に代えて、あるいは補
助鉄筋にさらに加えてカーボン、アラミイドなど高強度
FRP格子筋を環状の補強用鉄筋にネット状に結束する
こともできる。
【0026】FRP格子筋は鉄筋よりもはるかに強度が
あり、かつ細くて格子目も細かいためにモルタルなどの
硬化剤との付着力が強く、管渠内周面の補強部分肉厚を
薄くすることができる。
【0027】さらには、内部骨組体そのものをFRP格
子筋で構成することも考えられる。すなわち、FRP格
子筋を既設の管渠に見合った形状に加工して管渠内部に
セットするだけでよいので、より施行が効率化される。
【0028】次いで、複数の分割パネルを、その各側縁
に形成した側縁ジョイント部を介して環状に連結すると
ともに、上記内部骨組体の内側に前記管渠の長手方向に
沿って前後端部同士を前後ジョイント部を介して連結し
て筒状のライニング部を組立配設するのであるが、上記
分割パネルの前後ジョイント部のうち一端を溝条付端部
とし、他端を同溝条に嵌入可能な凸条付端部として、同
凸条付端部を隣接分割パネルの溝条付端部に嵌入して連
結し延長可能とすることができる。
【0029】すなわち、分割パネルはマンホールなどか
ら管渠内へ搬入しやすく、かかる分割パネルを環状に連
結したものを単位ライニングとすれば、管渠内において
単位ライニングの後方から次の単位ライニングを押し込
むことで、前ジョイント部の凸条付端部を、隣接した単
位ライニングの後ジョイント部の溝条付端部に嵌入する
ことができ、このように次々と順次連結することで所望
長さまで延長することが可能となる。したがって、管渠
内でのライニング部構築作業の効率が向上する。
【0030】ところで、上記環状の単位ライニングを組
み立てるためには分割パネルの側縁部同士を連結してい
く必要があるが、そのためには、分割パネルの側縁ジョ
イント部のうち一端を深溝条付端部とし、他端を同深溝
条に嵌入可能な嵌入片付端部として、同嵌入片付端部を
隣接分割パネルの深溝条付端部に嵌入量調整自在に嵌入
可能とする構成とするとよい。
【0031】この場合の嵌入とは、上述した前後端同士
の嵌入とは異なり、深溝条付端部の深溝条一端側から嵌
入片付端部の嵌入片一端を挿入して摺動させながら嵌入
片全体を深溝条内に嵌入状態に連結する差込タイプのも
ので、深溝の深さの範囲で嵌入片の嵌入量を調節すれ
ば、環状とする単位ライニングの径調整が行える。
【0032】なお、分割パネルの側縁ジョイント部とし
て、例えば分割パネルの左右側縁にそれぞれ凸条を形成
しておき、凸条同士を付き合わせた状態で両者を一体に
抱き合わせて結着するファスナー部材を用いることも考
えられる。この場合は構成が簡単であり、分割パネルの
製造コストの低減が図れる。
【0033】いずれにしても、側縁ジョイント部を設け
ることで、狭い管渠内であっても連結作業が容易に行な
うことができる。
【0034】なお、上記分割パネルの幅などは適宜設定
することができ、補修する管渠、施工性に応じて最適な
幅を設定すればよい。
【0035】また、上記分割パネルの外面にリブを突設
することができ、かかるリブをモルタルなどの硬化剤と
絡ませることでグリップ力を強化することができる。し
たがって、ライニング部と硬化剤とがしっかりと固着
し、堅固な管渠補修を行うことができる。
【0036】上記方法により、既設の管渠内の補修部構
造は、補修対象となる管渠の内面に見合った環状に組立
てられた複数の鉄筋から構築された略筒状の内部骨組体
と、同内部骨組体の内側に前記管渠の長手方向に沿って
配設された筒状のライニング部と、同ライニング部と前
記管渠内壁との間に充填される充填材とを有する構造と
なっており、しかも、前記ライニング部は、複数の分割
パネルを、その各側縁に形成した側縁ジョイント部を介
して環状に連結するとともに、前後端部同士を前後ジョ
イント部を介して連結して筒状に組立配設したものとな
る。
【0037】かかる構造とすることで、様々な大きさや
形状の既設管渠に対応する補修を低コストで行えるとと
もに、十分な強度を確保することができる。
【0038】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照しなが
らより具体的に説明する。
【0039】図1は本実施例に係る管渠内補修部構造の
概略全体を示す縦断面図、図2は同管渠内補修部構造の
説明図、図3は管渠内補修構造における内部骨組体及び
同内部骨組体の内側に配設したライニング部の説明図、
図4は同内部骨組体及びライニング部の一部拡大説明
図、図5は内部骨組体を保持する鉄筋保持金具の配設状
態を示す説明図、図6は同分割パネルの側縁同士の連結
状態を示す説明図、図7は同分割パネルの側縁ジョイン
ト部の断面視による説明図、図8はライニング部を構成
する分割パネルの前後端の連結状態を示す説明図、図9
は同分割パネルの前後ジョイント部の断面視による説明
図、図10は本実施例に係る管渠の補修方法を示す説明
図である。
【0040】図1において、Bは補修すべき既設の管渠
であり、地中に埋設され、マンホールMを介して地表面
Gと連絡可能になっている。M1はマンホールMを構築
しているコンクリート体である。また、本実施例では、
管渠B内で有人作業を行うために管渠Bの内径は800
〜3,500mm程度のものとしている。
【0041】本実施例に係る補修部構造Aは、前記既設
の管渠Bの内側に形成されており、図2に示すように、
補修対象となる管渠Bの内壁B1の長手方向に複数個配
設した鉄筋保持金具1と、同鉄筋保持金具1に支持され
る内部骨組体2と、同内部骨組体2の内側に前記管渠B
の長手方向に沿って配設された筒状のライニング部3
と、同ライニング部3と前記管渠Bの内壁B1との間に
充填される充填材としてのモルタルからなるモルタル層
4とからなり、同モルタル層4中に前記鉄筋保持金具
1、内部骨組体2、及びライニング部3の裏面が一体的
に埋設されている。
【0042】上記内部骨組体2は、市販の補強用鉄筋2
0を環状にしたもので、図2〜図4に示すように、通常
の異形鉄筋の端部に螺子21を形成し、鉄筋20,20
同士を螺子付カプラ22を介して互いに連結自在として
いる。したがって、円弧状とした補強用鉄筋20を回し
たりするような必要はなく、螺子付カプラ22を回すこ
とで容易に連結が可能である。なお、上記補強用鉄筋2
0に代えて螺子棒鋼を用いることもできる。
【0043】そして、本実施例では、環状にした補強用
鉄筋20の外周に補助鉄筋23を所定間隔をあけて配設
し、内部骨組体2を籠状にしてより強度を向上させてい
る。かかる補助鉄筋23は比較的細いものでよく、環状
とした補強用鉄筋20と管渠Bの内壁B1との間に容易
に挿入していくことができる。なお、補助鉄筋23の補
強用鉄筋20への取付けは番線などによる結束など、い
かなる手段を用いても構わない。
【0044】図5に上記環状に構成した補強用鉄筋20
を保持する鉄筋保持金具1の配設状態を示している。
【0045】図示するように、鉄筋保持金具1は、断面
視L字状のアングル材からなり、長手方向に所定間隔を
あけて複数の鉄筋保持孔部10を設けている。かかる鉄
筋保持金具1を、管渠Bの内壁B1に管路に沿って所定
間隔をあけて3〜4列にドリルアンカー11により固定
している(図3及び図4参照)。そして、同鉄筋保持孔
部10に補強用鉄筋20を挿通することにより、自立す
ることが難しい環状の補強用鉄筋20を安定保持させる
とともに、管渠Bの内壁B1と補強用鉄筋20との間隔
を一定に保持している。すなわち、鉄筋保持金具1は内
部骨組体2のスペーサとしての機能を有するのである。
【0046】また、前記鉄筋保持孔部10の構造として
は、鉄筋保持金具1の端縁1aから適当に切欠して補強
用鉄筋20を保持可能とした単純な形状としてもよい
が、本実施例では、図5に示すように、鉄筋保持金具1
の端縁1aにわずかな切欠部1bを設けた略P字状に形
成しており、鉄筋保持金具1の本体側に基端が連続する
起伏自在とした小爪片12を起立させておき、補強用鉄
筋20を鉄筋保持孔部10に嵌装した状態で倒して、補
強用鉄筋20を確実に保持可能としている。
【0047】筒状のライニング部3は、図2に示すよう
に、矩形形状とした複数の分割パネル30を、その各側
縁に形成した側縁ジョイント部5を介して環状に連結す
るとともに、前後端部同士を前後ジョイント部6を介し
て連結して筒状に組立配設している。
【0048】すなわち、分割パネル30は塩化ビニル系
材、高密度ポリエチレン材、FRP系材などを好適に用
いることができ、工場などで対象となる管渠Bに合わせ
て精度よく曲げ加工などを施しておくものとする。かか
る分割パネル30は環状に組み立てたときに管渠Bの内
周形状に見合った形になすことができるとともに、それ
ぞれはマンホールなどから容易に管渠B内に搬入するこ
とができる。
【0049】そして、図6及び図7に示すように、複数
の分割パネル30同士の側縁部同士を側縁ジョイント部
5を介して連結し、補修対象となる管渠Bに合わせた大
きさの環状の単位ライニング31(図12参照)として
構成可能とするとともに、図8及び図9に示すように、
分割パネル30同士の前後縁部同士を前後ジョイント部
6を介して連結し、補修対象長さに合わせて延長自在に
構成している。
【0050】側縁ジョイント部5は、図6及び図7に示
すように、分割パネル30の一側縁に深溝条付端部50
を形成し、他端を同深溝条付端部50の深溝条50aに
嵌入可能な嵌入片付端部51を形成し、同嵌入片付端部
51の嵌入片51aを隣接する分割パネル30の前記深
溝条50aに嵌入量調整自在に嵌入可能としている。す
なわち、図示するように、深溝条50aの幅の分だけ環
状の単位ライニング31の周長さの誤差を吸収可能とし
ている。
【0051】図中、50b,51bは深溝条付端部50
及び嵌入片付端部51の各先端に形成した抜止用凸部で
あり、分割パネル30,30同士が離反方向にずれた場
合、両者50b,51bが係合し、連結された分割パネ
ル30,30同士が分離することを防止している。
【0052】また、本実施例では、前記深溝条付端部5
0に断面略T字状の縦リブ52を突設して、モルタルと
のグリップ力を高めるとともに、分割パネル30の剛性
を高めている。
【0053】一方、上記分割パネル30の前後ジョイン
ト部6は、図8及び図9に示すように、分割パネル30
の前後端のうち一端に溝条付端部60を形成し、他端に
同溝条付端部60の溝条60aに嵌入可能な凸条61a
を有する凸条付端部61として、同凸条61aを隣接す
る単位ラインニング31(分割パネル30)の溝条60
aに嵌入可能としている。
【0054】かかる前後ジョイント部6を介して連結す
る場合、後作業におけるモルタル注入時に漏れが生じな
いように、ゴム製止水膨張パッキン62を用い、単位ラ
イニング31同士が十分に密着した状態で連結可能とし
ている。
【0055】また、本実施例では、溝条付端部60に前
記縦リブ52同様の断面略T字状の周リブ63を突設し
て、やはりモルタルとのグリップ力を高めている。
【0056】ところで、本実施例における分割パネル3
0には、図9(図12参照)に示すように、周方向及び
前後方向にそれぞれ所定間隔をあけて複数の縦リブ32
を設けている。かかる縦リブ32は、前記深溝条付端部
50に設けた縦リブ52と同様な目的で略同形状に設け
られたものであるが、モルタルなどの回りこみを阻害し
ないように立壁部には連通孔32aを設けている。かか
る縦リブ32,52によって、モルタルとのグリップ力
を高めるとともに、分割パネル30の剛性を高め、さら
には図2に示すようにスペーサとして機能し、ライニン
グ部3と内部骨組体2との間隙を確保することができ
る。
【0057】さらに、同縦リブ32の補助として、同縦
リブ32と直交する方向に複数の周リブ33を設けても
よい。かかる周リブ33は前記した溝条付端部60に突
設した周リブ63と同様な形状ものでよい。
【0058】ところで、側縁ジョイント部5は、前述し
た形状に限定するものではなく、例えば、図10及び図
11に示すように、分割パネル30の左右側縁にそれぞ
れ凸条34を形成しておき、凸条34,34同士を付き
合わせた状態で両者34,34を一体に抱き合わせて結
着する断面凹状のファスナー部材55を用いたジョイン
ト部5’とすることも考えられる。この場合、構成が簡
単であり、分割パネル30の製造コストの低減が図れ
る。
【0059】かかるジョイント部5’を単独で採用する
こともできるし、図示するように、前述の側縁ジョイン
ト部5とを組み合わせて単位ライニング31を構成して
もよい。いずれにしても、側縁ジョイント部を設けるこ
とで、狭い管渠内であっても連結作業が容易に行なうこ
とができる。
【0060】上記してきた側縁ジョイント部5(5’)
及び前後ジョイント部6を有する矩形状の分割パネル3
0の隅部については、図11に示すように、各ジョイン
ト部5,6を隅まで伸延させずに切欠部35を設けてお
き、近接した両ジョイント部5,6が干渉しないように
している。
【0061】ここで、図12を参照しながら、本実施例
に係る管渠Bの補修方法について説明する。
【0062】先ず、管渠Bの補修に必要な材料をマンホ
ールM(図1参照)から搬入する。本実施例では、補強
用鉄筋20や分割パネル30などはマンホールMから搬
入可能としているので新たに搬入用開口部を設ける必要
がない。
【0063】そして、図12(a)に示すように、鉄筋
保持金具1を管渠Bの内壁B1に所定の間隔をあけて例
えば3列に取付けていく。
【0064】次いで、図12(b)に示すように、補強
用鉄筋20を螺子付カプラ22を介して連結して所定の
大きさのリング状にし、前記鉄筋保持金具1に設けられ
た鉄筋保持孔部10に嵌装して順次取付けていく。な
お、管渠Bと補強用鉄筋20との間は、前記鉄筋保持金
具1がスペーサとして機能するので一様な間隙が保持さ
れる。
【0065】その後、補助鉄筋23を補強用鉄筋20の
外周に沿って所定間隔をあけて配設していき、籠状の内
部骨組体2を構築する。補助鉄筋23は、番線などで補
強用鉄筋20に結着する。
【0066】次に、予め工場で形成された分割パネル3
0を側縁ジョイント部5を介して環状に連結して単位ラ
イニング31を構成し、前記内部骨組体2の内側に挿通
していく。さらに、同様にして組み上げた単位ライニン
グ31を順次挿通し、前後ジョイント部6同士により結
合して筒状のライニング部3を構築していく。なお、本
補修方法では、上述した内部骨組体2及びライニング部
3の延長構築については、現場状況によって、管渠Bの
手前側からでも奥側からでも、あるいは中途から両方向
に向かってでも適宜行うことができる。
【0067】このようにして、内部骨組体2及びライニ
ング部3を必要長さに構築するが、本実施例では、補強
用鉄筋20には螺子付カプラ22を、また分割パネル3
0には側縁ジョイント部5や前後ジョイント部6を設け
ているので、熟練した作業員でなくとも容易に内部骨組
体2の構築が行える。
【0068】その後、管渠Bの内壁B1とライニング部
3との間に、グラウトポンプを用いてモルタルを圧送す
る。モルタルはライニング部3の各分割パネル30の裏
面に突出形成された縦リブ32などを噛み込むので、モ
ルタルが硬化するとライニング部3が既設管渠Bと一体
となった鉄筋入りのモルタル管が形成され、老朽化した
既設の管渠Bを十分な強度を有する管渠として更生させ
ることができる。
【0069】本補修方法では、補強用鉄筋20や補助鉄
筋23を用いることで十分な強度をもたせているので、
補修部の厚みを抑えることができ、しかもかかる補強用
鉄筋20や補助鉄筋23は市販品で賄えるので低コスト
で施工可能であり、補修に要するコストパフォーマンス
が高い。さらに、様々な種類の管渠Bに応じて施工で
き、現場における施工性も良好である。
【0070】また、補修すべき管渠Bがカーブを描いて
いる場合は、その曲率に応じた平面視略楔形の分割パネ
ル30を予め用意しておけば対応可能である。
【0071】あるいは、図13及び図14に示すよう
に、分割パネルの幅を上述してきた実施例のものよりも
狭くした細幅パネル30’を成形し、前後ジョイント部
6を先の実施例における側縁ジョイント部5のように嵌
入深さを可変とした構造の湾曲用前後ジョイント6’を
形成して、嵌合深さによって湾曲状に連結し、曲線部
分、あるいは段差部分を施工すればよい。図14中、6
0a’は溝条、61a’は凸条である。
【0072】また、他の実施例として、図15に示すよ
うに、内部骨組体2を構築する際に補助鉄筋23に代え
てカーボン、アラミイドなど高強度FRP格子筋7を環
状の補強用鉄筋20にネット状に結束することもでき
る。なお、かかる高強度FRP格子筋7の配置は環状の
補強用鉄筋20の外側でも内側でも構わない。
【0073】FRP格子筋7は鉄筋よりもはるかに強度
があり、かつ細くて格子目も細かいためにモルタルなど
の硬化剤との付着力が強く、管渠Bの内側に形成される
補強部分の肉厚を可及的に薄くすることができる。した
がって、既設の管渠Bの管路断面積を最大限に確保しな
ければならない場合などに適用することができる。
【0074】さらに、内部骨組体2そのものを上記FR
P格子筋7で構成してもよい。すなわち、FRP格子筋
7を既設の管渠Bに見合った形状に加工して管渠Bの内
部にセットすればよく、より施行が効率化される。
【0075】以上、実施例を通して本発明を説明してき
たが、本発明は上述の実施例に限定されるものではな
い。例えば、上記実施例では管渠Bの形状を略円形のも
のとして説明したが、図16に示すように、矩形形状の
管渠B’であってもよい。この場合でも、施工方法など
は変らず適用でき、補強用鉄筋20や分割パネル30は
矩形形状の管渠B’に応じた形状に予め加工しておけば
い。なお、管渠B’の大きさとしては800×800m
m〜3,500×3,500mm程度のものとする。さ
らに、管渠Bの形状として馬蹄形、卵形などあらゆる断
面形状に適用することができる。
【0076】
【発明の効果】発明は上記のような形態で実施されるも
ので、以下の効果を奏する。
【0077】(1)本発明によれば、補修条件によっ
て、強度計算に基づき鉄筋の太さや配設ピッチを自由に
設計でき、しかも市販の鉄筋を用いることができるので
低コストとなる。
【0078】(2)鉄筋を用いることで補修部分の強度
が十分なので厚みを可及的に薄くすることが可能とな
る。
【0079】(3)必要材料をマンホールから搬入でき
るので新たに搬入用開口部を設ける必要がない。
【0080】(4)分割パネルの連結が容易であり、熟
練した作業員でなくとも容易に施工可能である。
【0081】(5)また、ライニング部の構築は、分割
パネルを環状に組み立てた後に押し込んでいくことで延
長することも可能となるので施工性が良好となる。
【0082】(6)分割パネルの外面にリブを突設する
ことにより、リブをモルタルなどの硬化剤と絡ませるこ
とでグリップ力を強化することができ、ライニング部と
硬化剤とがしっかりと固着し、堅固な管渠補修を行うこ
とができる。しかも、リブがライニング部と内部骨組体
との間のスペーサとして機能させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る管渠内補修部構造の概略全体を
示す縦断面図である。
【図2】同管渠内補修部構造の説明図である。
【図3】管渠内補修構造における内部骨組体及び同内部
骨組体の内側に配設したライニング部の説明図である。
【図4】内部骨組体及びライニング部の一部拡大説明図
である。
【図5】内部骨組体を保持する鉄筋保持金具の配設状態
を示す説明図である。
【図6】同分割パネルの側縁同士の連結状態を示す説明
図である。
【図7】同分割パネルの側縁ジョイント部の断面視によ
る説明図である。
【図8】ライニング部を構成する分割パネルの前後端の
連結状態を示す説明図である。
【図9】分割パネルの前後ジョイント部の断面視による
説明図である。
【図10】側縁ジョイント部の変形例を適用した分割パ
ネルの説明図である。
【図11】分割パネルにおける側縁ジョイント部と前後
ジョイント部との近接部分の説明図である。
【図12】本実施例に係る管渠の補修方法を示す説明図
である。
【図13】管渠が屈曲している場合のライニング部の施
工例を示す説明図である。
【図14】管渠が屈曲している場合のライニング部の施
工例を示す断面視による説明図である。
【図15】高強度FRP格子筋を用いた場合の内部骨組
体の説明図である。
【図16】本発明を矩形形状の管渠に適用した例を示す
説明図である。
【符号の説明】
A 補修部構造 B 管渠 1 鉄筋保持金具 2 内部骨組体 3 ライニング部 4 モルタル層 5 側縁ジョイント部 6 前後ジョイント部 20 補強用鉄筋 23 補助鉄筋 30 分割パネル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に複数の鉄筋保持孔部を設けた鉄
    筋保持金具を、補修対象となる管渠の内壁長手方向に複
    数個配設し、複数の補強用鉄筋を管渠内面に見合う環状
    に組立て、前記鉄筋保持金具にそれぞれ装着するととも
    に、同補強用鉄筋に補助鉄筋を管渠軸方向に取付けて内
    部骨組体を構築し、次いで、複数の分割パネルを、その
    各側縁に形成した側縁ジョイント部を介して環状に連結
    するとともに、前記内部骨組体の内側に前記管渠の長手
    方向に沿って前後端部同士を前後ジョイント部を介して
    連結して筒状のライニング部を組立配設し、同ライニン
    グ部と管渠内周面との間にモルタルなどの硬化剤を充填
    して管渠内周面とライニング部とを一体的に固着するこ
    とを特徴とする管渠の補修方法。
  2. 【請求項2】分割パネルの前後ジョイント部のうち一端
    を溝条付端部とし、他端を同溝条に嵌入可能な凸条付端
    部として、同凸条付端部を隣接分割パネルの溝条付端部
    に嵌入して連結し延長可能としたことを特徴とする請求
    項1記載の管渠の補修方法。
  3. 【請求項3】分割パネルの側縁ジョイント部のうち一端
    を深溝条付端部とし、他端を同深溝条に嵌入可能な嵌入
    片付端部として、同嵌入片付端部を隣接分割パネルの深
    溝条付端部に嵌入量調整自在に嵌入可能としたことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の管渠の補修方法。
  4. 【請求項4】分割パネルの外面にリブを突設し、硬化剤
    とのグリップ力を強化することを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の管渠の補修方法。
  5. 【請求項5】補強用鉄筋は異形鉄筋の端部に螺子を形成
    し、鉄筋同士を螺子付カプラを介して互いに連結自在と
    したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記
    載の管渠の補修方法。
  6. 【請求項6】補修対象となる管渠の内面に見合った環状
    に組立てられた複数の鉄筋から構築された略筒状の内部
    骨組体と、 同内部骨組体の内側に前記管渠の長手方向に沿って配設
    された筒状のライニング部と、 同ライニング部と前記管渠内壁との間に充填される充填
    材とを有し、 前記ライニング部は、複数の分割パネルを、その各側縁
    に形成した側縁ジョイント部を介して環状に連結すると
    ともに、前後端部同士を前後ジョイント部を介して連結
    して筒状に組立配設していることを特徴とする管渠内補
    修部構造。
  7. 【請求項7】分割パネルの前後ジョイント部のうち一端
    を溝条付端部とし、他端を同溝条に嵌入可能な凸条付端
    部として、同凸条付端部を隣接分割パネルの溝条付端部
    に嵌入可能としたことを特徴とする請求項6記載の管渠
    内補修構造。
  8. 【請求項8】分割パネルの側縁ジョイント部のうち一端
    を深溝条付端部とし、他端を同深溝条に嵌入可能な嵌入
    片付端部として、同嵌入片付端部を隣接分割パネルの深
    溝条付端部に嵌入量調整自在に嵌入可能としたことを特
    徴とする請求項6又は7に記載の管渠内補修構造。
  9. 【請求項9】分割パネルの外面にリブを突設したことを
    特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の管渠内
    補修構造。
  10. 【請求項10】鉄筋は異形鉄筋の端部に螺子を形成し、
    複数の鉄筋同士を螺子付カプラを介して環状に連結した
    もの若しくは螺子棒鋼とし、複数の鉄筋同士を螺子付カ
    プラを介して環状に連結したことを特徴とする請求項6
    〜9のいずれか1項に記載の管渠内補修構造。
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