JP2011098756A - パウチ容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】一般的なボトムガセットタイプのパウチ容器の製袋工程に別途工程を付加することなく製袋することができると共に、良好な自立安定性を確保することができるボトムガセットタイプのパウチ容器を提供する。
【解決手段】袋状に形成された容器本体10にスパウト20が装着されている。容器本体10は、表裏一対の外装シート11と、両外装シート11の下端部から内側に折り込まれてボトムガセット部を形成するガセットシート12とから構成されており、ガセットシート12の内面が外装シート11の下部側周縁部の内面にヒートシールされると共に、外装シート11におけるガセットシート12よりも上側の周縁部の内面同士が相互にヒートシールされることで袋状に形成されている。ガセットシート12は、表裏両側の下端縁が外装シート11の下端縁から下方側に張り出した下端未シール部nsを有しており、この下端未シール部nsは外側にカールしている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、清涼飲料等の液体飲料や食品、医薬品、洗剤等の液体や粘性体を充填するボトムガセットタイプのパウチ容器、特に、自立安定性に優れたパウチ容器に関する。
この種のパウチ容器としては、例えば、図9に示すように、袋状に形成された容器本体51にスパウト52を装着したスパウト付きのパウチ容器50がある。このパウチ容器50は、図10(a)、(b)に示すように、表裏一対の外装シート51aの下端部からガセットシート51bが内側に折り込まれ、そのガセットシート51bの周縁部が外装シート51aにヒートシールされると共に外装シート51aの上縁部及び両側縁部が相互にヒートシールされることによって袋状に形成されており、二つ折りされたガセットシート51bにヒートシールされた両外装シート51aの下部側の両側縁部が開かないように、一方の外装シート51aとガセットシート51bとがヒートシールされた一方の底シール部BSにおける両側縁の下部と、他方の外装シート51aとガセットシート51bとがヒートシールされた他方の底シール部BSにおける両側縁の下部とがそれぞれポイントシールされている。なお、図10(a)における網掛け表示部分がヒートシール部分を示しており、濃い網掛け表示部分がポイントシール部分を示している。
ところで、上述したようなボトムガセットタイプのパウチ容器50の場合、内容物を充填すると、容器本体51のボトムガセット部が広がることになるが、図11(a)、(b)に示すように、ポイントシールされているためにほとんど広がらない両側部に比べて、大きく広がる中央部は、その下端縁が、両側部に比べて高くなり、載置面から浮き上がった状態となるので、自立安定性が低下するといった問題がある。
この問題を解決するために、図12(a)に示すパウチ容器50Aのように、内容物を充填した状態、即ち、ボトムガセット部が広がった状態で、容器本体51の下端縁が、容器本体51の全幅にわたって載置面に接触するように、底シール部BSの下端縁の中央部を予め下方側に膨らませた形状にしたり、同図(b)に示すパウチ容器50Bのように、ボトムガセット部を拡げたときに、底シール部BSの下縁中央部と同一高さ位置を通る等高ラインまたはその等高ラインよりも上側に、その等高ラインよりも下側部分を外側に拡げるための折曲用罫線50Baを形成し、その折曲用罫線50Baの上側でポイントシールを行うことが提案されている。
実開平1−128543号公報 特開2007−161317号公報
しかしながら、パウチ容器50Aのように、容器本体51の下端縁の中央部を下方側に膨らませたり、パウチ容器50Bのように、底シール部BSに折曲用罫線50Baを形成したりする場合は、一般的なボトムガセットタイプのパウチ容器の製袋工程に、同図(a)における二点差線で囲われた、底シール部BSの下端両側部を部分的に切除する切除工程や、折曲用罫線50Baを形成するための工程を付加しなければならず、生産性の低下や加工コストの増大といった問題が発生する。
また、容器本体51の下端縁の中央部を下方側に膨らませる場合は、ボトムガセット部の広がり状態を想定して下端縁となるカットラインを設定することになるが、柔軟性シートによって形成されているため、形状が定まらないパウチ容器では、必ずしも、容器本体51の下端縁が、容器本体51の全幅にわたって載置面に接触するとは限らないという問題もある。
そこで、この発明の課題は、一般的なボトムガセットタイプのパウチ容器の製袋工程に別途工程を付加することなく製袋することができると共に、良好な自立安定性を確保することができるボトムガセットタイプのパウチ容器を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、表裏一対の外装シート及び両外装シートの下端部から内側に折り込まれるガセットシートを備え、前記ガセットシートが前記外装シートにヒートシールされると共に、前記外装シートにおける前記ガセットシートより上側の周縁部がヒートシールされることによって、ボトムガセット部を有する袋状に形成され、一方の前記外装シートと前記ガセットシートとがヒートシールされた一方の底シール部における両側縁の下部と、他方の前記外装シートと前記ガセットシートとがヒートシールされた他方の底シール部における両側縁の下部とがそれぞれポイントシールされたボトムガセットタイプのパウチ容器において、前記ガセットシートは、その下端縁の少なくとも両側部に、前記外装シートにヒートシールされていない下端未シール部を有していることを特徴とするパウチ容器を提供するものである。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明のパウチ容器において、前記ガセットシートが、その下端縁の全長にわたって、前記外装シートにヒートシールされていない下端未シール部を有していることを特徴としている。
また、請求項3に係る発明は、請求項1または2に係る発明のパウチ容器において、前記ガセットシートの前記下端未シール部を、前記ガセットシートの下端縁を前記外装シートの下端縁から下方側に張り出させることによって形成したことを特徴としている。
また、請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明のパウチ容器において、前記ガセットシートの前記下端未シール部が、外側にカールしていることを特徴としている。
以上のように、請求項1に係る発明のパウチ容器は、ガセットシートの下端縁の両側部が外装シートにヒートシールされていない柔軟性の高い下端未シール部を有しているので、内容物を充填した状態で載置すると、幅方向の中央部に比べて低くなっているため、最初に接触する両側部の下端未シール部が容易に折れ曲がり、ボトムガセット部の下縁中央部が浮き上がることがなく、良好な自立安定性を確保することができる。
また、請求項2に係る発明のパウチ容器は、ガセットシートの下端縁の全長にわたって、外装シートにヒートシールされていない柔軟性の高い下端未シール部を有しているので、内容物を充填した状態で載置すると、最初に接触する下端未シール部の両側部が大きく折れ曲がり、その折れ曲がり量は、両側部から中央部に向かって徐々に小さくなっていくので、ボトムガセット部の下縁中央部が浮き上がることがなく、良好な自立安定性を確保することができる。
また、請求項1に係る発明のパウチ容器や請求項2に係る発明のパウチ容器のように、ガセットシートの下端縁の両側部や下端縁の全長にわたって下端未シール部を形成するためには、ガセットシートを外装シートにヒートシールする際のヒートシール領域を変更するだけでよいので、従来のパウチ容器のように、底シール部の下端縁の中央部を下方側に膨らませたり、底シール部に折曲用罫線を形成したりする場合とは異なり、一般的なボトムガセットタイプのパウチ容器の製袋工程に新たな工程を別途付加する必要がなく、一般的なボトムガセットタイプのパウチ容器の製袋装置を用いて効率よく製袋することができる。
特に、請求項3に係る発明のパウチ容器は、ガセットシートの下端縁を外装シートの下端縁から下方側に張り出させることによって、ガセットシートの下端未シール部を形成しているので、ガセットシートの下端未シール部には外装シートが存在しておらず、下端未シール部が極めて柔軟である。従って、充填した内容物の自重が小さくても、ガセットシートの下端未シール部が容易に折れ曲がって載置面に沿うように接触するので、自立安定性がさらに向上する。
また、請求項4に係る発明のパウチ容器では、ガセットシートの下端未シール部が、予め、外側にカールしているので、このパウチ容器に内容物を充填した状態で載置すると、下端未シール部が確実に外側に折れ曲がることになる。従って、パウチ容器の載置状態が統一され、パウチ容器の外観が損なわれることがない。
また、ガセットシートの下端縁を外装シートの下端縁から下方側に張り出させるためには、外装シートに対してガセットシートを折り込む際の折り込み量を調整すればよく、また、ガセットシートを外装シートにヒートシールするときの熱によって、外装シートから下方側に張り出したガセットシートの下端未シール部が、そのシーラント層側、即ち、パウチ容器の外側に自然にカールすることになるので、請求項3に係る発明のパウチ容器や請求項4に係る発明のパウチ容器は、請求項1に係る発明のパウチ容器や請求項2に係る発明のパウチ容器と同様に、一般的なボトムガセットタイプのパウチ容器の製袋工程に新たな工程を別途付加する必要がなく、一般的なボトムガセットタイプのパウチ容器の製袋装置を用いて効率よく製袋することができる。
また、請求項1〜4に係る発明のパウチ容器は、いずれも、内容物を充填した状態で載置したときに、ガセットシートの下端未シール部が自然に折れ曲がることによって、内容物を充填したときの下端縁における両側部と中央部の高さの差を吸収するようにしているので、下端縁の中央部を下方側に膨らませる場合のように、ボトムガセット部の広がり状態を想定して下端縁となるカットラインを設定するといった厳密な設計作業は必要なく、余裕を持った状態で下端未シール部を設定しておけば、良好な自立安定性を確保することができる。
この発明に係るパウチ容器の一実施形態を示す正面図である。 図1のX−X線に沿った断面図である。 同上のパウチ容器における内容物を充填した状態を示す正面図である。 同上のパウチ容器における内容物を充填した状態を示す側面図である。 (a)は図3のY−Y線に沿った断面図、(b)は図3のZ−Z線に沿った断面図である。 他の実施形態であるパウチ容器を示す正面図である。 図6のV−V線に沿った断面図である。 他の実施形態であるパウチ容器を示す正面図である。 一般的なボトムガセットタイプのパウチ容器を示す斜視図である。 (a)及び(b)は同上のパウチ容器における内容物を充填する前の状態を示す正面図及び側面図である。 (a)及び(b)は同上のパウチ容器の問題点を説明するための説明図である。 (a)、(b)は、同上のパウチ容器の問題点を解決するための従来の手法を説明するための説明図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1及び図2は、シャンプー等の液体内容物が充填されるボトムガセットタイプのパウチ容器1であり、フレキシブルシートによって袋状に形成された容器本体10と、この容器本体10に装着されるスパウト20とを備えている。
前記容器本体10は、同図に示すように、二軸延伸ポリエステルフィルムや二軸延伸ポリアミドフィルム等からなる基材層mに、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレンやメタロセン系ポリエチレン等からなるシーラント層sがラミネートされたフレキシブルシート(必要に応じて、基材層にアルミニウム箔、酸化ケイ素等の無機物を蒸着したガスバリア層を積層してもよい。)によって形成された表裏一対の外装シート11、11と、両外装シート11、11の下端部から内側に折り込まれてボトムガセット部を形成する、外装シート11と同一構造のフレキシブルシートによって形成されたガセットシート12とから構成されており、同図に示すように、折り込まれたガセットシート12の内面が外装シート11、11の下部側周縁部の内面にヒートシールされることで底シール部BSが形成されると共に、外装シート11、11におけるガセットシート12よりも上側の周縁部における内面同士が相互にヒートシールされることで、袋状に形成されている。なお、同図における網掛け表示部分が、容器本体10のヒートシール部分を示している。
また、ガセットシート12の両側縁には、外装シート11の下端との間に3〜5mmの間隔L2が形成されるように、二つ折りした状態で相互に一致する切欠部12aがそれぞれ形成されており、この切欠部12aを介して、外装シート11、11の両側縁における下端部同士が部分的にヒートシール(ポイントシール)されている。なお、同図における薄い網掛け表示部分がポイントシール部分を示している。
両外装シート11、11の下端部から内側に折り込まれたガセットシート12は、表裏両側の下端縁が、外装シート11、11の下端縁から下方側に張り出した、張出し長さL1が3〜6mm程度の下端未シール部nsを有しており、この下端未シール部nsは、外装シート11、11とガセットシート12とをヒートシールする際の熱によって、予め、外側(シーラント層s側)にカールしている。なお、このパウチ容器1では、下端未シール部nsの張出し長さL1を3〜6mm程度に設定しているが、これに限定されるものではなく、容器の大きさにあわせて適宜設定すればよい。
前記スパウト20は、ポリエチレンやポリプロピレン等により形成され、袋状の容器本体10に取り付けられる固着部21と、この固着部21の上部に設けられた、スクリューキャップ22によって開閉可能な注口となる口部とから構成されており、固着部21の側面が容器本体10の上縁部にヒートシールされている。
以上のように構成されたパウチ容器1は、液体内容物を充填した状態で載置すると、図3、図4及び図5(a)、(b)に示すように、幅方向の中央部に比べて低くなっているため、最初に接触する下端未シール部nsの両側部が大きく折れ曲がり、その折れ曲がり量は、両側部から中央部に向かって徐々に小さくなっていくので、容器本体10の下縁中央部が浮き上がることがなく、良好な自立安定性を確保することができる。
特に、このパウチ容器1では、ガセットシート12の下端縁を外装シート11の下端縁から下方側に張り出させることによって、ガセットシート12の下端未シール部nsを形成しているので、ガセットシート12の下端未シール部nsには外装シート11が存在しておらず、下端未シール部nsが極めて柔軟である。従って、充填した液体内容物の自重が小さくても、ガセットシート12の下端未シール部nsが容易に折れ曲がって載置面に沿うように接触するので、小容量のパウチ容器であっても、良好な自立安定性を確保することができる。
また、このパウチ容器1では、下端未シール部nsが、予め、外側にカールしているので、このパウチ容器1に内容物を充填した状態で載置すると、下端未シール部nsが確実に外側に折れ曲がることになる。従って、パウチ容器1の載置状態が統一され、パウチ容器1の外観が損なわれることがない。
また、ガセットシート12の下端縁を外装シート11の下端縁から下方側に張り出させるためには、外装シート11に対してガセットシート12を折り込む際の折り込み量を調整すればよく、また、ガセットシート12を外装シート11にヒートシールするときの熱によって、外装シート11から下方側に張り出したガセットシート12の下端未シール部nsが、パウチ容器1の外側に自然にカールすることになるので、一般的なボトムガセットタイプのパウチ容器の製袋工程に新たな工程を別途付加する必要がなく、一般的なボトムガセットタイプのパウチ容器の製袋装置を用いて、パウチ容器1を効率よく製袋することができる。
また、このパウチ容器1は、液体内容物を充填した状態で載置したときに、ガセットシート12の下端未シール部nsが自然に折れ曲がることによって、液体内容物を充填したときの下端縁における両側部と中央部の高さの差を吸収するようにしているので、下端縁の中央部を下方側に膨らませる場合のように、ボトムガセット部の広がり状態を想定して下端縁となるカットラインを設定するといった厳密な設計作業は必要なく、余裕を持った状態で下端未シール部nsを設定しておけば、良好な自立安定性を確保することができる。
図6及び図7は他の実施形態を示している。このパウチ容器2も上述したパウチ容器1と基本的には同一構成を有しているので、同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略し、異なる構成要素について説明する。
このパウチ容器2は、相互に重なり合った外装シート11の下端縁とガセットシート12の下端縁とを、その下端縁の全長にわたって、ヒートシールしないことによって、下端未シール部ns1を形成している点で、ガセットシート12の下端縁を外装シート11の下端縁から下方側に張り出させることによって、下端未シール部nsを形成しているパウチ容器1とは相違している。
以上のように、このパウチ容器2は、ガセットシート12の下端縁の全長にわたって、外装シート11にヒートシールされていない柔軟性の高い下端未シール部ns1を有しているので、液体内容物を充填した状態で載置すると、最初に接触する下端未シール部ns1の両側部が大きく折れ曲がり、その折れ曲がり量は、両側部から中央部に向かって徐々に小さくなっていくので、上述したパウチ容器1と同様に、容器本体10の下縁中央部が浮き上がることがなく、良好な自立安定性を確保することができる。
また、ガセットシート12の下端縁の全長にわたって下端未シール部ns1を形成するためには、ガセットシート12を外装シート11にヒートシールする際のヒートシール領域を変更するだけでよいので、従来のパウチ容器のように、底シール部の下端縁の中央部を下方側に膨らませたり、底シール部に折曲用罫線を形成したりする場合とは異なり、一般的なボトムガセットタイプのパウチ容器の製袋工程に新たな工程を別途付加する必要がなく、上述したパウチ容器1と同様に、一般的なボトムガセットタイプのパウチ容器の製袋装置を用いて効率よく製袋することができる。
なお、このパウチ容器2では、ガセットシート12の下端縁の全長にわたって、下端未シール部ns1を形成しているが、これに限定されるものではなく、図8に示すパウチ容器3のように、相互に重なり合った外装シート11の下端縁とガセットシート12の下端縁の両側部にだけ下端未シール部ns2を形成してもよい。
このように、下端縁の両側部にだけ下端未シール部ns2を形成する場合は、同図に示すように、下端未シール部ns2の上縁を下端縁の中央部に向かって下がり傾斜に設定することになるが、下端縁の中央部を下方側に膨らませる場合のように、ボトムガセット部の広がり状態を想定して下端縁となるカットラインを設定するといった厳密な設計作業は必要なく、余裕を持った状態で下端未シール部ns2を大きめに設定しておけば、良好な自立安定性を確保することができる。
また、上述した各実施形態では、容器本体10にスパウト20が装着されたスパウト付きのパウチ容器1〜3について説明したが、これに限定されるものではなく、スパウトのないパウチ容器についても、本発明を適用することができることはいうまでもない。
本発明は、自立性を有するボトムガセットタイプのパウチ容器に利用することができる。
1、2、3 パウチ容器
10 容器本体
11 外装シート
12 ガセットシート
12a 切欠部
20 スパウト
21 固着部
22 スクリューキャップ
m 基材層
s シーラント層
BS 底シール部
ns、ns1、ns2 下端未シール部

Claims (4)

  1. 表裏一対の外装シート及び両外装シートの下端部から内側に折り込まれるガセットシートを備え、
    前記ガセットシートが前記外装シートにヒートシールされると共に、前記外装シートにおける前記ガセットシートより上側の周縁部がヒートシールされることによって、ボトムガセット部を有する袋状に形成され、
    一方の前記外装シートと前記ガセットシートとがヒートシールされた一方の底シール部における両側縁の下部と、他方の前記外装シートと前記ガセットシートとがヒートシールされた他方の底シール部における両側縁の下部とがそれぞれポイントシールされたボトムガセットタイプのパウチ容器において、
    前記ガセットシートは、その下端縁の少なくとも両側部に、前記外装シートにヒートシールされていない下端未シール部を有していることを特徴とするパウチ容器。
  2. 前記ガセットシートは、その下端縁の全長にわたって、前記外装シートにヒートシールされていない下端未シール部を有していることを特徴とする請求項1に記載のパウチ容器。
  3. 前記ガセットシートの前記下端未シール部は、前記ガセットシートの下端縁が前記外装シートの下端縁から下方側に張り出すことによって形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のパウチ容器。
  4. 前記ガセットシートの前記下端未シール部が、外側にカールしていることを特徴とする請求項3に記載のパウチ容器。
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