JP2000142717A - 自立袋 - Google Patents

自立袋

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JP2000142717A
JP2000142717A JP10314893A JP31489398A JP2000142717A JP 2000142717 A JP2000142717 A JP 2000142717A JP 10314893 A JP10314893 A JP 10314893A JP 31489398 A JP31489398 A JP 31489398A JP 2000142717 A JP2000142717 A JP 2000142717A
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JP
Japan
Prior art keywords
self
standing bag
bottom edge
wall film
protruding piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP10314893A
Other languages
English (en)
Inventor
Shintaro Tamaya
真太郎 玉谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
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Priority to TW88102845A priority patent/TW477771B/zh
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた自立安定性を発揮するとともに、落下
衝撃を効果的に吸収する自立袋を提供する。 【解決手段】 重ね合わせた一対の側壁フィルム11の
底部に沿って逆V字形に2つ折りした底壁フィルム12
を挟み込み、これらのフィルム11,12の両側縁部1
5及び底縁部13,14をシールして収容部16を形成
した自立袋10において、上記底縁部13,14のシー
ル部20は、その中央部分に突出片21を備え、収容部
16に内容物を収容して自立袋10を自立載置した際
に、内容物の重量によって、突出片21を外側に折れ曲
げさせると共に底壁フィルム12の中央部分を載置面に
着底させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自立袋の自立性向
上に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】自立袋
は、重ね合わせた一対の側壁フィルムの底部に沿って逆
V字形に2つ折りした底壁フィルムを挟み込み、これら
のフィルムの少なくとも両側縁部及び底縁部をシールし
て収容部を形成したものである。
【0003】特表平8−511755号に記載の自立袋
は、大容量とすると横方向への安定性が悪い。
【0004】本発明は、優れた自立安定性を発揮する自
立袋を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、重ね合わせた
一対の側壁フィルムと底壁フィルムとをシールしてなる
自立袋であって、底縁シール部は、その中央部分に突出
片を備えた自立袋を提供することにより、上記目的を達
成したものである。
【0006】上記突出片は、上記底縁シール部を切断加
工することによって容易に形成することができ、また突
出片の基端部両側を上記底縁シール部に沿って中央方向
に切り込むことで所望の折り曲げ部で折ることができ、
さらに突出片を更に容易に外側に折れ曲げさせることが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の自立袋を、その好ましい
実施形態について説明する。本実施形態の自立袋10
は、図1(a)及び(b)に示すように、ポリエチレン
等の可撓性のフィルム材料からなる一対の側壁フィルム
11と底壁フィルム12とを、その縁部をシールして袋
状に一体化して、内容物として液体あるいは粉粒体を収
容する収容部16を形成したものである。
【0008】本実施形態の自立袋10は、重ね合わせた
一対の矩形状の側壁フィルム11の底部に、底壁フィル
ム12を逆V字形に2つ折りして挟み込み、ヒートシー
ル等によりこれらの縁部13,14,15を互いにシー
ルして、内容物の収容部16を形成する。底壁フィルム
12は、自立時に上記突出片近傍では載置面に接し、そ
れ以外の部分では載置面より離間する自立袋10とな
る。
【0009】本実施形態によれば、各底縁シール部20
には、当該底縁シール部20の中央部分を残して両側か
ら先端部分を所定の幅で切断除去することにより、その
中央部分に突出片21が設けられている。この突出片2
1は、両端角部が丸みを持った矩形帯状に形成される。
さらにこの基端部22には、底縁シール部20に沿って
中央方向に切り込まれた切り込み24が形成されてい
る。ここで、突出片21とは、内容物が充填された自立
袋10において、底縁シール部20の下端辺20Aか
ら、さらに外方へ突出した部分のことである。
【0010】なお、この突出片21の形状や、突出幅、
突出長等は、自立袋10の大きさやシール幅、内容物の
重量等を鑑みて適宜設計することができるが、突出幅L
1は自立袋10の横幅すなわち側壁フィルム11の横の
長さの1/20〜2/3、より具体的には10〜180
mm程度とするとこが好ましい。また突出長L2は、3
〜20mm程度とすると自立袋10の陳列時に突出片2
1が邪魔にならず好ましい。さらに、突出片21の形状
は、図2に示すような湾曲した弓形形状とすることもで
きる。
【0011】本実施形態によれば、自立袋10に内容物
を入れて自立載置すると、図1(a)及び(b)に示す
ように、内容物の重量によって、左右の突出片21が、
収容部16の境界線23と近接する折れ曲がり線に沿っ
て外側に折れ曲がり、その内側の面を載置面に押し付け
るようにして密着させるとともに、底壁フィルム12の
中央部分が内容物の重量によって押し出されるようにし
て、相当の広さで載置面に着底することになる。これと
同時に、突出片21を挟んだ両側の底縁シール部20の
下端辺20Aが載置面に当接することになる。
【0012】従って、載置面に密着する突出片21の内
側面と、載置面に着底した底壁フィルム12の中央部分
と、載置面に当接する底縁シール部20の下端辺20A
とによって、自立袋10の底部を広範囲にわたって安定
した状態で支持することができるので、収容物が相当の
重量を有する場合であっても、自立袋10を安定した状
態で容易に自立させることができる。またこのように自
立性が向上した構造を備えることによって、より薄いフ
ィルムを用いて低コストで自立袋10を製作することが
可能になる。
【0013】また、内容物を収容した自立袋10が落下
し、落下面に衝突する際に、突出片21やこれの両側の
底縁シール部20が底壁フィルム12よりも先に落下面
に衝突して、底壁フィルム12に加わる落下衝撃を効果
的に吸収する。
【0014】なお、突出片は、少なくとも底縁シール部
の中央部分に設けられていればよく、突出片の両側に折
れ曲がり可能な突出片を別途設けて安定性を向上させる
こともでき、また、突出片の基端部の切り込みは必ずし
も設ける必要はない。
【0015】本実施形態の自立袋10によれば、さら
に、シールされた一方の側縁部15の上部に、内側に略
円弧状にくびれたくびれ部25を設けると共に、このく
びれ部25の上端部26から斜め上方に向かって延長し
て、シールされた上縁部17に至る切り込み予定線27
を設ける。この切り込み予定線27に沿って自立袋10
の角部を切断することにより、内容物の注ぎ口が形成さ
れる。
【0016】切り込み予定線27に沿った注ぎ口は、く
びれ部25の上端部26である注ぎ口の下端縁部が鋭角
に尖った形状を有することになり、これによって、特に
内容物が液体である場合には、内容液を注ぐ作業を行う
際に、内溶液が注ぎ口から側縁部15に沿って流下しよ
うとするのを遮断して、液だれを効果的に防止する。な
お、切り込み予定線27の開始点は、必ずしもくびれ部
25の上端部26である必要はなく、また注ぎ口の下端
縁部は、尖った形状であれば、必ずしも鋭角のものであ
る必要はない。
【0017】
【発明の効果】本発明の自立袋容器によれば、優れた自
立安定性を備えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態に係るスタンディ
ングパウチを示す斜視図、(b)は側面図である。
【図2】他の実施形態のスタンディングパウチを示すの
内容物収容前の正面図である。
【符号の説明】
10 自立袋 11 側壁フィルム 12 底壁フィルム 13 底縁部 14 逆V字底縁部 15 側縁部 16 収容部 17 上縁部 20 底縁シール部 20A 下端辺 21 突出片 22 基端部 24 切り込み

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重ね合わせた一対の側壁フィルムと底壁
    フィルムとをシールしてなる自立袋であって、底縁シー
    ル部は、その中央部分に突出片を備えた自立袋。
  2. 【請求項2】 上記突出片が、上記底縁シール部を切断
    加工して形成される請求項1記載の自立袋。
  3. 【請求項3】 上記突出片は、その基端部両側が上記底
    縁シール部に沿って中央方向に切り込まれている請求項
    1又は2記載の自立袋。
  4. 【請求項4】 重ね合わせた一対の側壁フィルムの底部
    に沿って逆V字形に2つ折りした底壁フィルムを挟み込
    み、これらのフィルムの少なくとも両側縁部及び底縁部
    をシールして収容部を形成した自立袋において、底縁シ
    ール部は、その中央部分に突出片を備え、上記収容部に
    内容物を収容して上記自立袋容器を自立載置した際に、
    上記内容物の重量によって、上記突出片を外側に折れ曲
    げさせると共に上記底壁フィルムの中央部分を載置面に
    着底させる自立袋。
JP10314893A 1998-11-05 1998-11-05 自立袋 Pending JP2000142717A (ja)

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JP10314893A JP2000142717A (ja) 1998-11-05 1998-11-05 自立袋
TW88102845A TW477771B (en) 1998-11-05 1999-02-25 Self-supporting bag

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TW (1) TW477771B (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002179100A (ja) * 2000-12-15 2002-06-26 Toppan Printing Co Ltd 内容物充填用スタンディングパウチ及び内容物充填用スタンディングパウチの注出方法
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TW477771B (en) 2002-03-01

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