JP2011093563A - パネル部材の積載ラック - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基台20と、基台に立設固定される支柱部材10と、支柱部材10のうち対向する支柱部材10間を連結すると共に、支柱部材10の上方向に所定間隔をおいて着脱可能に配置される複数の受け部材30と、支柱部材10に取り付けられ、パネル部材2を取り付ける際に用いられるパネル部材吊り上げ支援手段40と、を備えたパネル部材2の積載ラック1である。パネル部材吊り上げ支援手段40は、パネル部材2の吊り上げ係合部と反対側の端部を支持する可動可能なパネル部材支持部48を有し、支柱部材10の受け部材30配置側に着脱可能に取り付けられ、受け部材30の位置より基台20の外方向に配置されている。
【選択図】図1
Description
さらに、具体的には、アーム部本体の一端側には取付部が形成され、取付部は、前記アーム部本体の一端側と所定距離をおいて対向して配設された挟持部と、この挟持部とアーム部本体の一端側を連結する第1突起部及び第2突起部とにより構成された構成にするとよい。
また、上記第1突起部は、基台外方向側に隣接して設けられ下方へ突出し、上記第2突起部は、基台内方向側に隣接して設けられ上方へ突出し、第1突起部と第2突起部とは、それぞれ前記受け部材の基台外方向側と支柱部材の基台内方向側とに当接可能なように設けられているとよい。
このように構成すれば、アーム部本体が受け部材に載置された状態では、第1突起部が受け部材の前後方向外側の外面に当接すると共に、第2突起部が支柱部材の前後方向内側の内面に当接することになる。このため、支柱部材に対するアーム部本体の前後方向の移動、及びアーム部本体の前後方向外側の下方への移動を確実に規制することができ、パネル部材吊り上げ支援手段を、支柱部材に対して強固に取り付けることができる。
また、前記支柱部材又は前記受け部材の一方は、係合部を有し、他方は、前記係合部と係合して前記支柱部材に対する前記受け部材の下方への移動を規制する係止部を有し、
前記支柱部材には、高さ方向に所定の間隔をあけて前記係合部又は前記係止部が複数設けられていると好適である。
このように構成すれば、支柱部材に対する受け部材の取り付けは、受け部材に設けられる係合部又は係止部を、支柱部材に設けられる係止部又は係合部に係合させればよいため、特別な工具を用いることなく、支柱部材に対する受け部材の取り付け及び取り外しを容易に行うことができる。
前記支柱部材には、高さ方向に所定の間隔をあけて前記受け部材を下方から支持する複数の受け部材支持部が設けられるように構成することができる。
また、上記構成では、パネル部材を下方から支持する複数の受け部材は、支柱部材に対して、高さ方向に所定の間隔をあけて着脱可能に取り付けられているため、例えば、パネル部材自体の厚さや、パネル部材の外面に予め取り付けられるベントキャップ等の突出量に応じて、支柱部材に対する受け部材の高さ方向の取付位置を適宜選択することができ、厚さの異なるパネル部材を積載ラックに積載することができる。
このように構成すれば、支柱部材に対する受け部材の取付強度を格段に向上させることができる。
また、前記アーム部本体は、前記支柱部材に取り付けた状態で、前記支柱部材に対して略直交となる向きに位置する吊り上げ位置と、前記受け部材に載置して前記支柱部材に対して略平行となる向きに位置する起立位置と、に選択的に切替え可能に構成されていると好適である。
また、前記パネル部材支持部は、前記連結部の連結方向に移動可能に取り付けられていると好適である。
このように構成すれば、パネル部材の吊り上げを行う際に、パネル部材を、可動支持部に連結するために左右方向に移動させる必要がないため、パネル部材の吊り上げ作業時における作業効率をより向上させることができる。
さらに、前記パネル部材支持部は、前記連結部に対して前記基台内外方向に伸縮可能に設けられているとよい。
このように構成すれば、パネル部材の吊り上げを行う際に、パネル部材を、前後方向に移動させる必要がないため、パネル部材の吊り上げ作業時における作業効率をより向上させることができる。
なお、以下の説明における前後方向とは積載ラックが組み立てられた状態における基台の長手方向に対する意味であり、左右方向は積載ラックが組み立てられた状態における受け部材の短手方向に対する意味である。
図4乃至図6に示すように、受け部材30の支柱部材10への取り付けは、先ず、受け部材30の嵌合突部31で支柱部材10を挟み、受け部材30の係合突部32の頭部32aを、支柱部材10の係合孔部12の挿入孔部12aに挿入する(図4及び図5参照)。次に、受け部材30と支柱部材10とを当接させた状態で、受け部材30を下方へ移動させる。
パネル部材吊り上げ手段40は、支柱部材10a及び10bに取り付けられる一対のアーム部本体41と、アーム部本体41間を連結する略円状のパイプ部材からなる連結部47と、連結部47に配設された複数の可動支持部48と、を備えている。なお、この一対のアーム部本体41は、それぞれ左右対称に配置されているため、支柱部材10a及び10bに取り付けられる一対のアーム部本体41のうち、便宜上支柱部材10aに取り付けられるアーム部本体41について説明する。
パネル部材支持部50cは、底面部50dと側面部50eとが断面略L字状に形成され、底面部50dは移動本体部50aの先端部に溶接等により接合され、側面部50eは底面部50dの端部から曲折して移動本体部50aの伸縮方向へ延設されている。また、底面部50dの所定位置には、パネルボルト孔部50fが形成され、パネル部材2のボルト2eが挿入可能となっている(図8参照)。
積載ラック1の組み立ては、基台20の両端部のそれぞれに支柱部材10を立設する。
次に、基台20(本実施形態で左右一対の長尺部材)に立設された支柱部材10a及び10bの下端同士、及び支柱部材10c、10d下端同士に、それぞれ受け部材30を取り付けることにより連結する。上記のように、支柱部材10に対する受け部材30の取り付けは、受け部材30の嵌合突部31に支柱部材10を嵌合させた状態で、受け部材30の係合突部32の頭部32aを、支柱部材10の係合孔部12の挿入孔部12aに挿入し、受け部材30を下方へ移動させることにより行う。
このようにして取り付けられた一対の受け部材30に、次のパネル部材2を載置する。
具体的には、可動支持部48を、連結部47上、所望の位置まで左右方向にスライド移動させる。次に、ロック部49cを手で引張することにより、回動部49と移動部50とのロック状態を解除させた状態で、パネル部材支持部50cをパネル部材2側へ延長又は短縮して、パネル部材支持部50cのパネルボルト孔部50fを、パネル部材2のボルト2eに嵌め込む。その後、ロック部49cから手を離すことにより、弾性部材により付勢されたロック部49が係合孔部50bに挿入され、移動部50が回動部49に対して固定される(図8参照)。
さらにパネル部材吊り上げ手段40のアーム部本体41は、受け部材30に載置された状態で、支柱部材10に取り付けられるため、支柱部材10に対する取付強度を向上させることができる。
2 パネル部材
2c 上端部
2d 下端部
2e ボルト
10 支柱部材
11 受け部材支持部
12 係合孔部(係止部)
20 基台
30 受け部材
32 係合突部(係合部)
40 パネル部材吊り上げ手段(パネル部材吊り上げ支援手段)
41 アーム部本体
41a 一端部
44 挟持部
45a 内側連結部(第2突起部)
45b 外側連結部(第1突起部)
47 連結部
48 可動支持部
49 回動部
50 移動部
50f パネルボルト孔部
Claims (9)
- 基台と、
該基台上で方形位置となるように立設固定される支柱部材と、
該支柱部材のうち対向する支柱部材間を連結すると共に、前記支柱部材の上方向に所定間隔をおいて着脱可能に配置される複数の受け部材と、
前記支柱部材に取り付けられ、パネル部材を取り付ける際に用いられるパネル部材吊り上げ支援手段と、を備えたパネル部材の積載ラックであって、
前記パネル部材吊り上げ支援手段は、前記パネル部材の吊り上げ係合部と反対側の端部を支持する可動可能なパネル部材支持部を有し、前記支柱部材の前記受け部材配置側に着脱可能に取り付けられると共に、前記受け部材の位置より前記基台外方向に配置されていることを特徴とするパネル部材の積載ラック。 - 前記パネル部材吊り上げ支援手段は、
前記支柱部材の前記受け部材配置側に着脱可能に取り付けられ、前記受け部材の位置より前記基台外方向に配置されるアーム部本体と、
該アーム部本体の延出側を連結する連結部と、を備え、
前記パネル部材支持部が、前記連結部に回動可能に軸支されていることを特徴とする請求項1に記載のパネル部材の積載ラック。 - 前記アーム部本体の一端側には取付部が形成され、該取付部は、前記アーム部本体の一端側と所定距離をおいて対向して配設された挟持部と、該挟持部と前記アーム部本体の一端側を連結する第1突起部及び第2突起部とにより構成されたことを備えたことを特徴とする請求項2に記載のパネル部材の積載ラック。
- 前記第1突起部は、前記基台外方向側に隣接して設けられ下方へ突出し、前記第2突起部は、前記基台内方向側に隣接して設けられ上方へ突出し、
前記第1突起部と第2突起部とは、それぞれ前記受け部材の前記基台外方向側と前記支柱部材の前記基台内方向側とに当接可能なように設けられていることを特徴とする請求項3に記載のパネル部材の積載ラック。 - 前記支柱部材又は前記受け部材の一方は、係合部を有し、他方は、前記係合部と係合して前記支柱部材に対する前記受け部材の下方への移動を規制する係止部を有し、
前記支柱部材には、高さ方向に所定の間隔をあけて前記係合部又は前記係止部が複数設けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のパネル部材の積載ラック。 - 前記支柱部材には、高さ方向に所定の間隔をあけて前記受け部材を下方から支持する複数の受け部材支持部が設けられることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のパネル部材の積載ラック。
- 前記アーム部本体は、前記支柱部材に取り付けた状態で、前記支柱部材に対して略直交となる向きに位置する吊り上げ位置と、前記受け部材に載置して前記支柱部材に対して略平行となる向きに位置する起立位置と、に選択的に切替え可能に構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のパネル部材の積載ラック。
- 前記パネル部材支持部は、前記連結部の連結方向に移動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載のパネル部材の積載ラック。
- 前記パネル部材支持部は、前記連結部に対して前記基台内外方向に伸縮可能に設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載のパネル部材の積載ラック。
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