JP2011080412A - 2サイクルエンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】未燃焼燃料の排出を、混合気だけで掃気する2サイクルエンジンよりも抑制すると共に、燃焼効率(出力)が、混合気だけで掃気する2サイクルエンジンに対して低下することを抑制することができる2サイクルエンジンを提供する。
【解決手段】本発明による2サイクルエンジン(1)において、ピストン(6)は、クランク室(10)に開口した連通路(28)を有し、空気を前記連通路(28)に流入させるための空気吸気ポート(30)がシリンダ(2)の内面(2a)に設けられる。下死点から上死点に移動する前記ピストン(6)の外面(6a)が掃気ポート(22)を閉鎖した後、前記連通路(28)が前記空気吸気ポート(30)と前記掃気ポート(22)に連通するように、前記連通路(28)が前記ピストン(6)の前記外面(6a)において開口する。
【選択図】図4

Description

本発明は、2サイクルエンジンに関する。
従来から、刈払機やチェーンソー等の携帯型動力作業機の動力源として2サイクルガソリンエンジンが用いられている。この種の2サイクルエンジンは、クランク室で予圧縮した混合気を使ってシリンダ室の掃気が行われる。詳細には、ピストンの上昇行程により、吸気口からピストン下方のクランク室に混合気を吸入するとともに、該混合気をピストンの下降行程により予圧縮し、掃気口から前記予圧縮された混合気をピストン上方のシリンダ室に吹き出すことにより、燃焼ガスの排出を行うようになっている。
このような2サイクルエンジンの掃気工程においては、クランク室からシリンダ室内に掃気通路を通して燃料(ガソリン)と空気の混合気(新気)を送り込んで燃焼ガスを新気で掃気する際、新気が燃焼ガスと共に排出される現象(吹き抜け)が生じやすい。吹き抜けが生じると、新気に含まれる未燃焼燃料(ガソリン)が大気に放出され、燃料消費率が増大したり、大気汚染などの問題が生じる。
吹き抜けを防止又は軽減するために、層状掃気式の2サイクルエンジンが知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。層状掃気式の2サイクルエンジンでは、排気工程の前に、掃気通路を空気で充填しておき、掃気工程の初期の段階において、燃焼ガスを空気で掃気することにより、燃焼ガスと共に排出されていた新気を空気に置き換え、未燃焼燃料が大気に放出されることを防止し又は軽減する。
国際公開第98/57053号 国際公開第00/65209号
しかしながら、層状掃気式の2サイクルエンジンにおいて、空気が燃焼室内に局所的に残って着火を妨げ、混合気だけで掃気する2サイクルエンジンよりも燃焼効率(出力)が低下することがある。
また、層状掃気式の2サイクルエンジンでは、十分な量の空気をシリンダ室に送り込むことによって掃気することを目的としているため、その分、混合気吸気ポートから吸入される混合気の濃度を通常の2サイクルエンジンよりも高くする必要がある。その結果、層状掃気式の2サイクルエンジンでは、気化器の調整が困難になったり、気化器の感度が、気温、気圧、温度等の気象条件、作業機の負荷変動(2サイクルエンジンを搭載する作業機が刈払機であれば草の硬さや量)及び機材の慣らし状態(起動直後であるか十分な暖機運転後であるか)に対して過敏になり、最適な運転条件の設定に支障を来していた。特に、刈払機やチェーンソーなどの作業機では、気象条件、負荷変動等の環境要因が組み合わされた様々な環境下で、エンジンの出力を最大限に発揮することが要求されている。
更に、空気吸入ポートと掃気ポートをピストンに設けた連通路で接続する層状掃気式の2サイクルエンジンでは、空気吸気ポートと掃気ポートを接続するピストンの溝が、ピストンの全ストロークにわたってシリンダ室及びクランク室に非接続でなければならないので、ピストン長が長くなり、その結果、エンジンが大型化していることも課題のひとつとなっている。
一方、混合気だけで掃気する通常の2サイクルエンジンよりも、未燃焼ガソリンの排出を抑制することも求められている。
そこで本発明の目的は、エンジンが大型化することを抑制しつつ、未燃焼燃料の排出を抑制すると共に、幅広い環境下でエンジンの出力を最大限に発揮できる、新しい掃気方式の2サイクルエンジンを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明による2サイクルエンジンは、ボアを構成する内面を有するシリンダと、前記シリンダの前記ボア内を往復動するピストンと、前記シリンダの前記内面及び前記ピストンによって仕切られるシリンダ室と、前記ピストンの下側に構成されるクランク室と、燃料と空気の混合気を前記クランク室に流入させるための混合気吸気ポートと、前記クランク室内の混合気を掃気通路を通して前記シリンダ室に流入させるために前記シリンダの前記内面に設けられた掃気ポートと、前記シリンダ室内の燃焼ガスを排出するために前記シリンダの前記内面に設けられた排気ポートと、を有し、前記ピストンは、前記クランク室に開口した連通路を有し、更に、空気を前記連通路に流入させるために前記シリンダの前記内面に設けられた空気吸気ポートを有し、下死点から上死点に移動する前記ピストンの外面が前記掃気ポートを前記シリンダ室に対して閉鎖した後、前記連通路が前記空気吸気ポートと前記掃気ポートに連通するように、前記連通路が前記ピストンの前記外面において開口し、それにより、前記空気吸気ポートから前記連通路に流入した空気と前記連通路内の混合気が、前記混合気よりも希薄な混合気を形成し、この希薄な混合気が前記掃気ポートを通って前記掃気通路に流入し、上死点から下死点に移動する前記ピストンの前記外面が前記排気ポート及び前記掃気ポートを前記シリンダ室に対して開放したとき、燃焼ガスが前記希薄混合気によって掃気されることを特徴としている。
このように構成されたに2サイクルエンジンでは、前記ピストンが下死点から上死点に移動する間、前記ピストンの外面が前記掃気ポートを前記シリンダ室に対して閉鎖した後、前記クランク室に開口している前記連通路が前記空気吸気ポートと前記掃気ポートに連通する。それにより、前記空気吸気ポートから前記連通路に流入した空気と前記連通路内の混合気が、前記混合気よりも希薄な混合気を形成し、この希薄な混合気が前記掃気ポートを通って前記掃気通路に流入する。次いで、前記ピストンが上死点から下死点に移動する間に前記ピストンが前記排気ポート及び前記掃気ポートを前記シリンダ室に対して開放したとき、最初、前記掃気通路内の前記希薄混合気が前記シリンダ室に流入し、燃焼ガスが前記希薄混合気によって掃気される。
仮に、前記希薄混合気が前記排気ポートから吹き抜けたとしても、混合気が希薄であるため、混合気だけで掃気する通常の2サイクルエンジンよりも、未燃焼燃料の排出が抑制される。
また、仮に、前記希薄混合気が前記シリンダ室(その結果として燃焼室)内に局所的に残ったとしても、燃料を含む希薄混合気は着火を妨げないので、燃料を含まない空気層が前記燃焼室内に局所的に残った場合とは異なり、前記燃焼室内の混合気を確実に着火し、燃焼が行われる。
また、前記空気吸気ポートから吸入された空気とに混合気が混合され、前記希薄混合気となって前記シリンダ室内に送り込まれるため、前記混合気吸気ポートから吸入される混合気の濃度を極端に高くする必要がなく、環境要因等の変動に対しても気化器の調整が安定して行える。
また、前記ピストンの前記連通路が前記クランク室に開口しているので、層状掃気式の2サイクルエンジンと比較して、ピストン長を短くすることができ、その結果、エンジンが大型化することを抑制することができる。
本発明の実施形態において、下死点から上死点に移動する前記ピストンの前記外面が前記掃気ポートを前記シリンダ室に対して閉鎖した後であり且つ前記混合気吸気ポートが前記クランク室に対して開放される前である一定期間、前記連通路が前記空気吸気ポートと前記掃気ポートに連通するように、前記連通路が前記ピストンの前記外面において開口するようにしてもよい。
また、本発明の実施形態において、好ましくは、前記連通路は、少なくとも前記ピストンの前記外面によって前記空気吸気ポートとの連通が開始されてから終了するまでの期間、前記掃気ポートと連通したままである。
このように構成した実施形態では、前記空気吸気ポートから前記連通路に流入した空気と前記連通路内の混合気とによって形成される希薄な混合気が、前記掃気ポートを通して前記掃気通路に効率的に流入させることができ、前記掃気通路へ十分な量の希薄混合気を導入できる。
また、本発明の実施形態において、前記連通路は、前記ピストンの内部に形成され、前記掃気ポートに開口する第1のポートと、前記空気吸気ポートに開口する第2のポートを有していてもよいし、前記連通路は、前記ピストンの外面に形成された溝であってもよい。
また、本発明の実施形態において、好ましくは、前記混合気吸気ポートは、前記シリンダの前記内面に設けられ、前記ピストンの前記外面によって前記クランク室に対して開閉される。
このように構成された実施形態では、上述した掃気方式の2サイクルエンジンの構造を簡単にすることができる。
以上説明したように、本発明による新しい掃気方式の2サイクルエンジンにより、エンジンが大型化することを抑制しつつ、未燃焼燃料の排出を、混合気だけで掃気する通常の2サイクルエンジンよりも抑制すると共に、幅広い環境下でエンジンの出力を最大限に発揮させることができる。
ピストンが下死点にあるときの本発明による2サイクルエンジンの断面図である。 ピストンを省略した図1の線II−IIにおける断面図である。 図1の線III−IIIにおける断面図である。 ピストンが図1に示す位置よりも上にあるときの図3の線IV−IVにおける断面図である。 ピストンが図4に示す位置よりも上にあるときの図1と同様の断面図である。 ピストンが上死点にあるときの図1と同様の断面図である。
以下、図面を参照して、本発明による2サイクルエンジンの実施形態を説明する。図1は、ピストンが下死点にあるときの本発明による2サイクルエンジンの断面図である。図2は、ピストンを省略した図1の線II−IIにおける断面図である。また、図3は、図1の線III−IIIにおける断面図である。
図1に示すように、本発明の実施形態である2サイクルエンジン1は、ガソリンエンジンであり、ボア8aを構成する内面2aを有するシリンダ2と、内面4aを有し且つ前記シリンダ2に連結されたクランクケース4と、前記シリンダ2の前記ボア8a内を往復動するピストン6を有している。
また、2サイクルエンジン1は、前記シリンダ2の前記内面2a及び前記ピストン6によって仕切られるシリンダ室8と、前記クランクケース4の前記内面4a及び前記ピストン6によって仕切られるクランク室10を有している。前記クランク室10は、前記ピストン6の下側に構成されている。前記ピストン6は、ピン12及びコネクティングロッド13を介してクランクシャフト14に連結され、上死点(図6参照)と下死点(図1参照)の間を往復動する。前記ピストン6が往復動するとき、前記シリンダ室8の容積及び前記クランク室10の容積は増減する。
前記シリンダ2の内面2aはまた、前記ボア8aの上に燃焼室8bを構成し、点火プラグ15が、燃焼室8b内に配置されている。
図1〜図3に示すように、2サイクルエンジン1は、燃料と空気の混合気を前記クランク室10に流入させるための混合気吸気ポート18と、前記クランク室10内の混合気を掃気通路20を通して前記シリンダ室8に流入させるために前記シリンダ2の前記内面2aに設けられた掃気ポート22と、前記シリンダ室2内の燃焼ガスを排出するために前記シリンダ2の前記内面2aに設けられた排気ポート24とを有している。
前記混合気吸気ポート18から、気化器(図示せず)に向かって混合気通路18aが延びている。本実施形態では、前記混合気吸気ポート18は、前記シリンダ2の前記内面2aに設けられ、前記ピストン6の外面6aによって前記クランク室10に対して開閉される。前記混合気吸気ポート18は、前記ピストン6が少なくとも上死点に位置するとき(図6参照)、前記シリンダ室8に開口する。
前記排気ポート24から、排気口(図示せず)に向かって排気通路24aが延びている。前記排気ポート24は、前記ピストン6の外面6aによって前記シリンダ室8に対して開閉される。前記排気ポート24は、前記ピストン6が少なくとも下死点に位置するとき(図1参照)、前記シリンダ室8に開口する。図3に示すように、前記排気ポート24は、前記混合気吸気ポートに対して約180度ずれた位置に設けられている。
図3に示すように、前記掃気ポート22は、前記混合気吸気ポート18に対して両方向に約90度ずれた位置において2つずつ設けられている。前記掃気ポート22の各々から延びる前記掃気通路20は、前記シリンダ2の内部を通って、前記クランク室10に開口するポート26で終端している。前記掃気ポート22は、前記ピストン6の外面6aによって前記シリンダ室8に対して開閉される。前記掃気ポート22は、前記ピストン6が少なくとも下死点に位置するとき(図1参照)、前記シリンダ室8に開口する。
本実施形態では、前記排気ポート24と前記掃気ポート22は、略矩形の形状を有し、それらの上端面位置は、ほぼ同じである。また、前記混合気吸気ポート18は、前記排気ポート24及び前記掃気ポート22よりも下方に位置している。
また、2サイクルエンジン1は、空気を、前記ピストン6の連通路28(後で詳細に説明する)に流入させるために前記シリンダ2の前記内面2aに設けられた空気吸気ポート30を有している。図3に示すように、前記空気供給ポート30は、前記混合気吸気ポート18の両側に1つずつ設けられている。前記空気吸気ポート30の各々から、空気供給部(図示せず)に向かって空気通路30aが延びている。前記空気吸気ポート30は、前記ピストン6の外面6aによって前記連通路28に対して開閉される。前記空気供給ポート30は、前記混合気吸気ポート18よりも上方に配置され、前記排気ポート24及び前記掃気ポート22よりも下方に位置している。
前記ピストン6に枢動可能に連結されている前記ピン12は、前記排気ポート24と前記混合気吸気ポート18を結ぶ線に対してほぼ垂直方向に延びている。前記ピストン6は、前記クランク室10に対する開口32を備えた前記連通路28を有している。前記連通路28は、前記空気吸気ポート30に対応して、2つ設けられている。前記連通路28の各々は、前記空気吸気ポート30と前記掃気ポート22に連通するように、前記ピストン6の外面6aにおいて開口している。本実施形態では、前記連通路28は、前記ピストン6の内部に形成され、前記掃気ポート22に開口する第1のポート34と、前記空気吸気ポート30に開口する第2のポート36を有している。
前記連通路28は、前記空気吸気ポート30及び前記第2のポート36から流入した空気が、前記連通路28内を流動しながら前記第1のポート34及び前記掃気ポート22に差し向けられるように構成されている。前記第1のポート34は、前記ピン12と重なっている部分において、前記ピストン6の前記外面6aから凹み、それにより、2つの前記掃気ポート22と連通している。
前記第1のポート34は、前記第2のポート36よりも上方に配置されている。前記第2のポート36の上下方向の開口長さは、前記空気吸気ポート30の上下方向の開口長さとほぼ等しいことが好ましい。前記第2のポート36と前記空気吸気ポート30が互いに整合しているとき、前記第1のポート34は、前記掃気ポート22に整合している。また、前記第1のポート34の上下方向の開口長さは、前記第2のポート36の上下方向の開口長さよりも大きい。前記第1のポート34の上下方向長さは、少なくとも前記ピストン6が下死点から上死点に移動する間の前記空気吸気ポート30と前記連通路28の第2のポート36との連通が開始されてから閉鎖されるまでの期間、前記連通路28の第1のポート34と前記掃気ポート22が連通したままになるように決められることが好ましい。
次に、本発明による2サイクルエンジンの動作を説明する。
前記ピストン6が、図1に示す下死点にあるとき、後で詳細に説明するように、燃焼ガスが前記排気ポート24から排出されると共に混合気によって掃気され、前記シリンダ室8が混合気で充填される。次いで、前記ピストン6が下死点から上昇すると、前記シリンダ2の前記内面2aに設けられた前記排気ポート24及び前記掃気ポート22が前記ピストン6の外面6aによって前記シリンダ室8に対して閉鎖される。また、前記シリンダ2の前記内面2aに設けられた前記混合気吸気ポート18及び前記空気吸気ポート30も前記ピストン6の前記外面6aによって前記クランク室10に対して閉鎖されている。従って、前記ピストン6の上昇により、前記クランク室10、前記掃気通路20及び前記連通路28の内部の圧力が低下する。また、前記シリンダ室8内では、混合気が圧縮される圧縮工程が開始される。
その後、前記ピストン6が図4に示す位置まで上昇すると、前記シリンダ2の前記内面2aに設けられた前記空気吸気ポート30と前記ピストン6の前記外面6aに設けられた前記連通路28の前記第2ポート36が次第に重なり、前記空気吸気ポート30と前記第2ポート36とが連通する。前記連通路28の内部の圧力が低下しているため、空気が前記空気吸気ポート30から前記連通路28に流入し、それにより、前記連通路28に流入した空気と前記連通路28内の混合気が、互いに混ざり合い、前記連通路28内の混合気が薄められ(以下、薄められた混合気を「希薄混合気」といい、本来の混合気を「通常の混合気」という。)、前記通常の混合気よりも希薄な希薄混合気が形成される。また、前記空気吸気ポート30と前記第2ポート36との重なりと同時に、前記シリンダ2の前記内面2aに設けられた前記掃気ポート22と前記ピストン6の外面6aに設けられた前記連通路28の前記第1ポート34が次第に重なり、前記掃気ポート22と前記第1ポート34が連通する。それにより、希薄混合気が、前記連通路28から前記掃気ポート22を通って前記掃気通路20に流入する。なお、前記シリンダ2の外面2aに設けられた前記排気ポート24及び前記混合気吸気ポート18は前記ピストン6の前記外面6aによって閉鎖されたままである。
次いで、前記ピストン6が図5に示す位置まで上昇すると、前記シリンダ2の内面2aに設けられた前記空気吸気ポート30が前記ピストン6の外面6aによって前記連通路28の第2ポート36に対して閉鎖される。その後、前記掃気ポート22が前記ピストン6の前記外面6aによって前記第1ポート34に対して閉鎖される。この時点で、前記掃気通路20の少なくとも上部に、希薄混合気が存在している。
かくして、少なくとも、下死点から上死点に移動する前記ピストン6の前記外面6aによって前記空気吸気ポート30と前記第2ポート36との連通が開始されてから閉鎖するまでの期間、前記連通路28が前記掃気ポート22に連通したままである。
また、図5に示す位置において、前記シリンダ2の内面2aに設けられた前記混合気吸気ポート18が前記ピストン6の外面6aによって前記クランク室10に対して開放される。それにより、混合気吸気工程が開始され、混合気が前記クランク室10に流入する。
また、前記ピストン6が下死点から上死点に移動する間の一定期間、前記ピストン6の外面6aが前記排気ポート24及び前記掃気ポート22を前記クランク室10に対して閉鎖し且つ前記混合気吸気ポート18が前記クランク室に開放されることにより、混合気が前記混合気吸気ポート18から前記クランク室10に吸込まれる。
前記ピストン6が、図6に示す上死点まで上昇すると、前記シリンダ室8における圧縮工程及び前記クランク室10における混合気吸気工程が終了する。前記燃焼室8b内の混合気が前記プラグ15によって点火され、混合気が燃焼し、燃焼ガスが膨張する。なお、図6において、前記空気吸気ポート30が前記クランク室10に開口しているが、混合気吸気工程が終了しているため、即ち、クランク室10内の圧力が高まっているため、空気は前記クランク室10に流入しない。このように構成すれば、前記2サイクルエンジン1の寸法を小さくできる。
前記ピストン6が、図1に示す下死点まで下降する間、前記排気ポート24が徐々に前記シリンダ室8に対して開放され、排気工程が開始される。燃焼ガス(排気ガス)は、前記排気ポート24から排出される。また、前記空気吸気ポート30及び前記混合気吸気ポート18が前記ピストン6の外面6aによって前記クランク室10に対して閉鎖され、前記クランク室10内の圧力が高まる。次いで、前記掃気ポート22が前記ピストン6の外面6aによって前記シリンダ室8に対して開放される。かくして、掃気工程が開始される。
前記掃気通路20の少なくとも上部に、希薄混合気が存在しているので、前記掃気ポート22が前記シリンダ室8に対して開放されると、最初に希薄混合気が前記シリンダ室8に流入し、その後、通常の混合気が前記シリンダ室8に流入する。
仮に、希薄混合気が前記排気ポート24から吹き抜けたとしても、混合気が希薄であるため、未燃焼燃料(燃料)の排出量を、通常の混合気が前記排気ポート24から吹き抜ける場合よりも軽減することができる。
また、希薄混合気が前記シリンダ室8、従って、燃焼室8b内に局所的に残ったとしても、燃料を含む希薄混合気は着火を妨げないので、燃料を含まない空気層が燃焼室8b内に局所的に残った場合とは異なり、前記燃焼室8b内の混合気を確実に着火し、燃焼が行われる。
本発明と、層状掃気式の2サイクルエンジンとを比較してみると、層状掃気式の2サイクルエンジンでは、未燃焼燃料を排出させないことを最優先に設定されているため、掃気のために前記シリンダ室8内に導入された空気層が、前記燃焼室8b内にまで局所的に残って着火を妨げる場合がある。また、層状掃気式の2サイクルエンジンでは、十分な量の空気を前記シリンダ室8に送り込むことによって掃気することを目的としているため、その分、前記混合気吸気ポート18から吸入される混合気の濃度を高くする必要があり、気化器の調整が困難になったり、環境要因等の変動に対する気化器感度が過敏になって気化器の調整が困難となる場合がある。
これに対して、本発明による2サイクルエンジンでは、上述したように、希薄混合気が吹き抜けた場合であっても、未燃焼燃料の排出量を少なくすることができ、希薄混合気が前記燃焼室8b内に局所的に残った場合であっても、前記燃焼室8b内の混合気の着火を妨げずに安定した出力と加速性が得られる。また、環境要因の変動に対する気化器の適正範囲を広く確保できるため、様々な環境条件下で2サイクルエンジンの出力を最大限に発揮できる。
また、前記ピストン6の前記連通路28が前記クランク室10に開口しているので、ピストンの全ストロークにわたってシリンダ室及びクランク室に非接続であるピストンの溝を有する層状掃気式の2サイクルエンジンと比較して、ピストン長を短くすることができ、その結果、エンジンが大型化することを抑制することができる。
互いに同じ排気量(40.2cc)を有する本発明による2サイクルエンジンと通常の混合気で掃気する2サイクルエンジン(以下、「従来の2サイクルエンジン」という。)との比較実験を行った。1時間1馬力当たりの総炭化水素(g)について、スロットル全開条件で回転数を8000rpmから10000rpmまで変化させた場合、従来の2サイクルエンジンでは、45gから34gまでなだらかに変化したのに対し、本発明による2サイクルエンジンでは、34gから24gまでなだらかに変化した。従って、本発明による2サイクルエンジンは、従来の2サイクルエンジンよりも、総炭化水素を約25%低減させることができた。即ち、未燃焼燃料の量を低減させることができた。
また、出力(馬力)について、スロットル全開条件で回転数を8000rpmから10000rpmまで変化させた場合、従来の2サイクルエンジンでは、1.7馬力から1.9馬力までなだらかに変化したのに対し、本発明による2サイクルエンジンでは、1.7馬力から1.9馬力までなだらかに変化した。従って、本発明による2サイクルエンジンは、従来の2サイクルエンジンに対して、同等の出力を発揮することができた。
また、本発明による2サイクルエンジンと層状掃気式の2サイクルエンジンのそれぞれを搭載した刈払機にて、加速試験を行った。回転数を3000rpm(アイドリング)から10000rpm(高速回転)まで急加速(スロットルを一気に握る)したとき、本発明による2サイクルエンジンでは、気化器のバルブの開閉に従ってスムーズに加速したのに対し、層状掃気式の2サイクルエンジンでは、鈍い加速を示した。これは、層状掃気式の2サイクルエンジンでは、急激に変化する回転数のいずれかのタイミングで燃焼室内に空気層が局所的に残って着火を妨げたか、又は混合気量が不足したり潤滑効果が低下したりして、燃焼が不安定になったためと考えられる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
本発明による2サイクルエンジンの掃気方式は、反転掃気式であることが好ましいが、その他の方式であってもよい。
また、上述した実施形態では、前記連通路28が前記ビストン6の内部に形成されていたが、前記連通路28は、前記ピストン6の外面6aに形成された溝等の凹部であってもよい。
また、上述した実施形態では、前記混合気吸気ポート18を前記シリンダ2の前記内面2aに設け、前記ピストン6の前記外面6aによって前記クランク室10に対して開閉したが、前記混合気吸気ポート18を前記クランクケース4の前記内面4aに設け、図示しないバルブによって前記クランク室10に対して開閉してもよい。
また、上述した実施形態では、前記混合気吸気ポート18が前記クランク室10に対して開放された後まで、前記連通路28が前記空気吸気ポート30と前記掃気ポート22に連通しているが、ピストン長が長くなることが許容されれば、前記混合気吸気ポート18が前記クランク室10に対して開放される前の一定期間、前記連通路28が前記空気吸気ポート30と前記掃気ポート22に連通するように構成されていてもよい。
1 2サイクルエンジン
2 シリンダ
2a 内面
6 ピストン
6a 外面
8 シリンダ室
8a ボア
10 クランク室
18 混合気吸気ポート
20 掃気通路
22 掃気ポート
24 排気ポート
28 連通路
30 空気吸気ポート
34 第1のポート
36 第2のポート

Claims (6)

  1. 2サイクルエンジン(1)であって、
    ボア(8a)を構成する内面(2a)を有するシリンダ(2)と、
    前記シリンダ(2)のボア(8a)内を往復動するピストン(6)と、
    前記シリンダ(2)の前記内面(2a)及び前記ピストン(6)によって仕切られるシリンダ室(8)と、
    前記ピストン(6)の下側に構成されるクランク室(10)と、
    燃料と空気の混合気を前記クランク室(10)に流入させるための混合気吸気ポート(18)と、
    前記クランク室(10)内の混合気を掃気通路(20)を通して前記シリンダ室(8)に流入させるために前記シリンダ(2)の前記内面(2a)に設けられた掃気ポート(22)と、
    前記シリンダ室(8)内の燃焼ガスを排出するために前記シリンダ(2)の前記内面(2a)に設けられた排気ポート(24)と、を有し、
    前記ピストン(6)は、前記クランク室(10)に開口した連通路(28)を有し、
    更に、空気を前記連通路(28)に流入させるために前記シリンダ(2)の前記内面(2a)に設けられた空気吸気ポート(30)を有し、
    下死点から上死点に移動する前記ピストン(6)の外面(6a)が前記掃気ポート(22)を前記シリンダ室(8)に対して閉鎖した後、前記連通路(28)が前記空気吸気ポート(18)と前記掃気ポート(22)に連通するように、前記連通路(28)は、前記ピストン(6)の前記外面(6a)において開口し、それにより、前記空気吸気ポート(18)から前記連通路(28)に流入した空気と前記連通路(28)内の混合気が、前記混合気よりも希薄な混合気を形成し、この希薄な混合気が前記掃気ポート(22)を通って前記掃気通路(20)に流入し、
    上死点から下死点に移動する前記ピストン(6)の前記外面(6a)が前記排気ポート(24)及び前記掃気ポート(22)を前記シリンダ室(8)に対して開放したとき、燃焼ガスが前記希薄混合気によって掃気されることを特徴とする2サイクルエンジン。
  2. 下死点から上死点に移動する前記ピストン(6)の前記外面(6a)が前記掃気ポート(22)を前記シリンダ室(8)に対して閉鎖した後であり且つ前記混合気吸気ポート(18)が前記クランク室(10)に対して開放される前である一定期間、前記連通路(28)が前記空気吸気ポート(18)と前記掃気ポート(22)に連通するように、前記連通路(28)は、前記ピストン(6)の前記外面(6a)において開口することを特徴とする請求項1に記載の2サイクルエンジン。
  3. 前記連通路(28)は、少なくとも前記ピストン(6)の前記外面(6a)によって前記空気吸気ポート(30)との連通が開始されてから終了するまでの期間、前記掃気ポート(22)と連通したままであることを特徴とする請求項1に記載の2サイクルエンジン。
  4. 前記連通路(28)は、前記ピストン(6)の内部に形成され、前記掃気ポート(22)に開口する第1のポート(34)と、前記空気吸気ポート(30)に開口する第2のポート(36)を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の2サイクルエンジン。
  5. 前記連通路(28)は、前記ピストン(6)の前記外面(6a)に形成された溝であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の2サイクルエンジン。
  6. 前記混合気吸気ポート(18)は、前記シリンダ(2)の前記内面(2a)に設けられ、前記ピストン(6)の前記外面(6a)によって前記クランク室(10)に対して開閉されることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の2サイクルエンジン。
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