JP2011070896A - 分割コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】フレームに挿入したサブハウジングを抜止め状態にロックするための手段である一対のロックアームと一対のロック部を、確実に係止させる。
【解決手段】フレーム10内に挿入されたサブハウジング20を、弾性撓み可能な一対のロックアーム13と一対のロック部21との係止作用により抜止め状態にロックする。ロックアーム13とロック部21には、サブハウジング20の挿入方向と略直角であって、サブハウジング20の挿入過程においてはロックアーム13とロック部21が係止していない状態で互いに当接可能な係止面17,23が設けられ、係止面17,23同士の係止力を上回る挿入力をサブハウジング20に付与すると、ロックアーム13が弾性撓みして係止面17,23同士の係止が解除される。
【選択図】図1

Description

本発明は、分割コネクタに関するものである。
特許文献1には、収容空間を有するフレームと、収容空間に臨むようにフレームに設けた弾性撓み可能な一対のロックアームと、収容空間に挿入されるサブハウジングと、サブハウジングに設けた一対のロック部とを備えた分割コネクタが開示されている。この分割コネクタでは、収容空間に挿入されたサブハウジングを、一対のロックアームと一対のロック部との係止作用によって抜止め状態にロックするようになっている。
特開2007−141678号公報
上記の分割コネクタでは、サブハウジングがフレームに対して斜めの姿勢で挿入された場合、一対のロックアームとロック部のうち一方のロックアームとロック部だけが係止して、他方のロックアームとロック部が係止しないままになってしまうことが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、フレームに挿入したサブハウジングを抜止め状態にロックするための手段である一対のロックアームと一対のロック部を、確実に係止させることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、フレームと、前記フレーム内に挿入されるサブハウジングと、前記フレームと前記サブハウジングのうち一方に設けた弾性撓み可能な一対のロックアームと、前記フレームと前記サブハウジングのうち他方に設けた一対のロック部とを備え、前記フレーム内に挿入された前記サブハウジングを、前記一対のロックアームと前記一対のロック部との係止作用により抜止め状態にロックするようになっている分割コネクタにおいて、前記フレームと前記サブハウジングのうち一方には弾性撓み可能な抵抗アームが設けられ、前記フレームと前記サブハウジングのうち他方には抵抗発生部が設けられ、前記抵抗アームと前記抵抗発生部には、前記サブハウジングの挿入方向と略直角であって、前記サブハウジングの挿入過程においては前記ロックアームと前記ロック部が係止していない状態で互いに当接可能な係止面が設けられており、前記係止面同士の係止力を上回る挿入力を前記サブハウジングに付与することで、前記抵抗アームが弾性撓みして前記係止面同士の係止が解除されるようになっているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ロックアームと前記ロック部には、夫々、互いに当接可能な前記係止面が形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記ロックアームと前記ロック部には前記ロックアームが弾性撓みしている状態で互いに摺接し合う摺接部が形成され、前記ロックアームの前記摺接部と前記ロック部の前記摺接部のうち少なくとも一方の前記摺接部には、前記サブハウジングの挿入方向に対して斜めをなす誘導斜面が形成され、前記サブハウジングの挿入過程では、前記ロックアームの弾性復元力と前記誘導斜面の傾斜により、前記サブハウジングに対して挿入方向の押圧力が付与されるようになっているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
サブハウジングをフレームに挿入する過程では、抵抗アームの係止面と抵抗発生部の係止面との係止により、サブハウジングの挿入動作が阻止される。この状態から係止面同士の係止力を上回る挿入力をサブハウジングに付与すると、抵抗アームが弾性撓みすることにより係止面同士の係止が解除され、解除されると同時に、サブハウジングは、付与した挿入力により一気に正規の挿入状態に至る。このときのサブハウジングの挿入動作は勢い良く行われるので、ロックアームの弾性撓みに起因する挿入抵抗によってサブハウジングの投入動作に支障を来す虞がなく、一対のロックアームと一対のロック部とが確実に係止して、サブハウジングが確実にロックされる。
<請求項2の発明>
ロックアームは抵抗アームを兼ねており、ロック部は抵抗発生部を兼ねているので、フレームとサブハウジングの構造の簡素化を図ることができる。
<請求項3の発明>
サブハウジングの挿入過程では、ロックアームの弾性復元力と誘導斜面の傾斜により、サブハウジングに対して挿入方向の押圧力が付与されるので、サブハウジングは確実に正規の挿入位置に到達することができる。
実施形態1の分割コネクタにおいて、係止面同士の係止によりサブハウジングの挿入が阻止されている状態をあらわす断面図 係止面同士の係止が解除されてサブハウジングの挿入動作が進んでいる状態をあらわす断面図 サブハウジングが、フレームの収容空間内に正規挿入され、ロックアームとロック部の係止により抜止め状態にロックされている状態をあらわす断面図 フレームの平面図 フレームの断面図 サブハウジングの平面図 サブハウジングの正面図 実施形態2の分割コネクタにおいて、係止面同士の係止が解除されてサブハウジングの挿入動作が進んでいる状態をあらわす断面図
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図7を参照して説明する。本実施形態の分割コネクタAは、合成樹脂製のフレーム10と、合成樹脂製の複数のサブハウジング20とを備えて構成されている。
フレーム10は、全体として左右方向に細長く、フレーム10の内部には左右に並ぶ複数(本実施形態では3つ)の収容区間が形成されている。各収容空間11は、フレーム10の上面に開放された形態であり、収容空間11の下端面には前止まり壁12が設けられている。複数の収容空間11のうち、図4及び図5の最も右端に位置する収容空間11内には、左右一対のロックアーム13が一体に形成されている。右側のロックアーム13は、前後方向(図4の平面図における上下方向)において収容空間11のほぼ中央に配置されている。左側のロックアーム13は、収容空間11の前後方向における中央よりも少し後方へ片寄った位置に配置されている。この左右一対のロックアーム13は、本発明の構成要件である抵抗アームとしての機能も兼ね備えている。
左右両ロックアーム13は、収容空間11を構成する前後左右の壁部のうち、左右両壁部の内側面から上方(即ち、収容空間11に対するサブハウジング20の挿入方向と平行な方向)へ片持ち状に延出した形態となっている。各ロックアーム13の上端部(延出端部)には、左右方向に貫通するロック孔14が形成されている。ロックアーム13は、常にはロックアーム13自身の剛性によりロック位置(図1及び図3を参照)に保持されているが、基端部(下端部)を支点として左右方向外側(相手側のロックアーム13から離間する方向)へ変位したロック解除位置(図2を参照)へ弾性撓みし得るようになっている。
ロックアーム13のうちロック孔14よりも上方の領域である延出端部(上端部)は、係止部15となっている。係止部15の内面(相手側のロックアーム13と対向する面であり、収容空間11内に挿入されたサブハウジング20の外側面と対向する面)のうちロック孔14の開口縁の上端縁は、可動側摺接部16となっている。
係止部15の上端面(延出端面)は、平坦状をなす可動側係止面17となっている。可動側係止面17は、ロックアーム13がロック位置にある状態において、ロックアーム13の延出方向及び収容空間11に対するサブハウジング20の挿入方向に対して略直角をなしている。詳しくは、可動側係止面17は、その左右方向における外側(ロック解除位置へ向かう側)の側縁から内側の側縁に向かって下り勾配となるように僅かに傾斜している。上下方向(収容空間11に対するサブハウジング20の挿入方向)における左右両可動側係止面17の位置(高さ)は、互いに同じ位置(高さ)となっている。
また、係止部15の下端面(即ち、ロック孔14の上縁に沿った内面)は、平坦状をなす可動側ロック面18となっている。可動側ロック面18は、ロックアーム13がロック位置にある状態において、ロックアーム13の延出方向及び収容空間11に対するサブハウジング20の挿入方向に対して略直角をなしている。詳しくは、可動側ロック面18は、その左右方向における外側(ロック解除位置へ向かう側)の側縁から内側の側縁に向かって下り勾配となるように僅かに傾斜している。上下方向(収容空間11に対するサブハウジング20の挿入方向)における左右両可動側ロック面18の位置(高さ)は、互いに同じ位置(高さ)となっている。この可動側ロック面18の傾斜の方向は、可動側係止面17と同じ向きとなっている。
サブハウジング20は、全体としてブロック状をなし、内部には周知形態の端子金具(図示省略)が収容されている。サブハウジング20の左右両外側面には、左右一対のロック部21が形成されている。右側のロック部21は、前後方向(図4の平面図における上下方向)においてサブハウジング20のほぼ中央に配置されている。左側のロック部21は、サブハウジング20の前後方向における中央よりも少し後方へ片寄った位置に配置されている。この左右一対のロック部21は、本発明の構成要件である抵抗発生部としての機能も兼ね備えている。
左右両ロック部21は、サブハウジング20の外側面から側方へブロック状に突出した形態となっている。右側のロック部21の右外側面と左側のロック部21の左外側面は、固定側摺接部22となっている。固定側摺接部22は、収容空間11(フレーム10)に対するサブハウジング20の挿入方向と平行な平坦状をなしている。
ロック部21の下端面は、平坦状をなす固定側係止面23となっている。固定側係止面23は、サブハウジング20が収容空間11(フレーム10)に対して正しい挿入姿勢となっている状態において、収容空間11に対するサブハウジング20の挿入方向及びロックアーム13の延出方向に対して略直角をなしている。詳しくは、固定側係止面23は、その左右方向における外側(サブハウジング20の外側面から遠い側)の側縁から内側(サブハウジング20の外側面に近い側)の側縁に向かって下り勾配となるように僅かに傾斜している。つまり、固定側係止面23の傾斜の方向は、可動側係止面17及び可動側ロック面18と同じ向きとなっている。サブハウジング20が収容空間11(フレーム10)に対して正しい挿入姿勢となっている状態では、上下方向(収容空間11に対するサブハウジング20の挿入方向)における左右両固定側係止面23の位置(高さ)は、互いに同じ位置(高さ)となっている。
ロック部21の上端面は、平坦状をなす固定側ロック面24となっている。固定側ロック面24は、サブハウジング20が収容空間11(フレーム10)に対して正しい挿入姿勢となっている状態において、収容空間11に対するサブハウジング20の挿入方向及びロックアーム13の延出方向に対して略直角をなしている。詳しくは、固定側ロック面24は、その左右方向における外側(サブハウジング20の外側面から遠い側)の側縁から内側(サブハウジング20の外側面に近い側)の側縁に向かって下り勾配となるように僅かに傾斜している。つまり、固定側ロック面24の傾斜の方向は、可動側係止面17、可動側ロック面18及び固定側係止面23と同じ向きとなっている。サブハウジング20が収容空間11(フレーム10)に対して正しい挿入姿勢となっている状態では、上下方向(収容空間11に対するサブハウジング20の挿入方向)における左右両固定側ロック面24の位置(高さ)は、互いに同じ位置(高さ)となっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。サブハウジング20を収容区間に挿入する際には、フレーム10の上方からサブハウジング20を収容空間11内に落とし込むようにする。挿入の過程では、図1に示すように、サブハウジング20の左右両ロック部21が、対応するロックアーム13の係止部15に対して上から当接し、固定側係止面23が可動側係止面17に対して面当たり状態で突き当たることにより、サブハウジング20のそれ以上の挿入動作が一旦規制される。この時点では、ロックアーム13とロック部21との係止によるロック機能は、まだ発揮されていない。
この状態では、サブハウジング20に対し挿入方向の操作力を付与しても、その操作力の大きさが、ロックアーム13の剛性に起因する両係止面17,23の係止力(係止面17,23間の摩擦抵抗)を下回っていれば、ロックアーム13は弾性撓みせず、両係止面17,23の係止状態が維持され、サブハウジング20は挿入動作を規制された状態に保持される。つまり、弾性撓み可能な抵抗アームとしてのロックアーム13と、抵抗発生部としてのロック部21との係止作用により、サブハウジング20の挿入動作を阻止する大きな抵抗が発生するのである。
この後は、サブハウジング20に対し、ロックアーム13の剛性に起因する両係止面17,23の係止力を上回る大きさの挿入力(挿入操作力)を付与する。すると、ロックアーム13が左右方向外側(サブハウジング20の外側面から離間する方向)へ弾性撓みして、係止面17,23同士の係止が解除される。係止面17,23同士の係止が解除されるのと同時に、サブハウジング20は、付与された挿入操作力(挿入力)により図2に示す状態を経て正規の挿入状態(図3を参照)に至る。すると、ロック部21が係止部15を通過し終わるので、ロックアーム13が弾性復帰してロック部21とロック孔14が嵌合し、可動側ロック面18と固定側ロック面24が面当たり状態で係止し、この係止により、正規挿入されたサブハウジング20は抜止め状態にロックされる。また、サブハウジング20の前端面(下端面)は、前止まり壁12に突き当たるので、それ以上の挿入動作を規制され、正規の挿入位置に止め置かれる。
ここで、ロックアーム13が弾性撓みして係止面17,23同士の係止が解除されてから、ロックアーム13が弾性復帰してサブハウジング20がロックされるまでの間は、ロックアーム13の弾性復元力により可動側摺接部16が固定側摺接部22上を摺動するのであるが、この可動側摺接部16と固定側摺接部22との間には摩擦抵抗が生じ、この摩擦抵抗がサブハウジング20の挿入動作を阻害する挿入抵抗となる。そのため、サブハウジング20が斜め姿勢で挿入され、左右両ロックアーム13のうちいずか一方のロックアーム13だけで弾性復帰して、ロックが片掛かり状態となることが懸念される。
しかし、本実施形態では、ロックアーム13を弾性撓みさせるときにサブハウジング20に付与する挿入力は比較的大きいので、サブハウジング20の挿入動作は勢い良く行われ、サブハウジング20は、姿勢を傾けることなく一気に正規の挿入状態に到達する。このように、ロックアーム13の弾性撓みに伴う弾性復元力に起因する挿入抵抗によってサブハウジング20の投入動作に支障を来す虞がないので、一対のロックアーム13と一対のロック部21とが確実に係止して、サブハウジング20が確実にロックされる。
また、本実施形態では、ロックアーム13に可動側係止面17を形成することによりロックアーム13を抵抗アームとして機能させ、ロック部21に固定側係止面23を形成してロック部21を抵抗発生部として機能させるようにしている。このように、ロックアーム13が抵抗アームを兼ね、ロック部21が抵抗発生部を兼ねることにより、フレーム10とサブハウジング20の構造の簡素化が実現されている。
<実施形態2>
次に、本発明を具体化した実施形態2を図8を参照して説明する。本実施形態2の分割コネクタBは、サブハウジング30のロック部31を上記実施形態1とは異なる形態としたものである。その他の構成については上記実施形態1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
本実施形態2のサブハウジング30のロック部31は、その固定側摺接部32に誘導斜面33を形成した点が、実施形態1のロック部21とは相違している。誘導斜面33は、固定側摺接部32のうち上端側の領域を占めており、サブハウジング30の挿入動作が進む過程では、ロックアーム13の可動側摺接部16が誘導斜面33上も摺動するようになっている。この誘導斜面33は、サブハウジング30の収容空間11への挿入方向に対して傾斜している。即ち、左右方向における誘導斜面33の上端縁と下端縁の位置を比較すると、上端縁の方が下端縁よりもサブハウジング30の外側面に接近した位置に配置されている。この傾斜は、サブハウジング30の挿入が進むのに伴って両摺接部16,32が摺動する過程で、弾性撓みしているロックアーム13を次第にサブハウジング30に接近する方向(ロック状態へ弾性復帰する方向)へ変位させる向きとなっている。
したがって、サブハウジング30の挿入過程において、可動側係止面17と固定側係止面23の係止が解除された後は、ロックアーム13の弾性復元力が、可動側摺接部16を介して誘導斜面33に伝達され、誘導斜面33の傾斜により、サブハウジング30に対して挿入方向の押圧力が付与されるようになっている。これにより、サブハウジング30は確実に正規の挿入位置に到達することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、ロックアームが抵抗アームを兼ねるようにしたが、ロックアームとは別に抵抗アームを設けてもよい。この場合、抵抗アームの数は、1つだけでもよく、3つ以上であってもよい。
(2)上記実施形態では、ロック部が抵抗発生部を兼ねるようにしたが、ロック部とは別に抵抗発生部を設けてもよい。この場合、抵抗発生部の数は、1つだけでもよく、3つ以上であってもよい。
(3)上記実施形態では、ロックアームをフレームに設け、ロック部をサブハウジングに設けたが、これとは逆に、ロックアームをサブハウジングに設け、ロック部をフレームに設けてもよい。
(4)上記実施形態では、抵抗アームをフレームに設け、抵抗発生部をサブハウジングに設けたが、抵抗アームをサブハウジングに設け、抵抗発生部をフレームに設けてもよい。
(5)上記実施形態では、ロック部の摺接部のみに誘導斜面を形成したが、誘導斜面は、ロックアームの摺接部のみに形成してもよく、ロック部の摺接部とロックアームの摺接部の両方に形成してもよい。
10…フレーム
13…ロックアーム(抵抗アーム)
16…可動側摺接部(ロックアームの摺接部)
17…可動側係止面(ロックアームの係止面)
20…サブハウジング
21…ロック部(抵抗発生部)
22…固定側摺接部(ロック部の摺接部)
23…固定側係止面(ロック部の係止面)
30…サブハウジング
31…ロック部(抵抗発生部)
32…固定側摺接部(ロック部の摺接部)
33…誘導斜面

Claims (3)

  1. フレームと、
    前記フレーム内に挿入されるサブハウジングと、
    前記フレームと前記サブハウジングのうち一方に設けた弾性撓み可能な一対のロックアームと、
    前記フレームと前記サブハウジングのうち他方に設けた一対のロック部とを備え、
    前記フレーム内に挿入された前記サブハウジングを、前記一対のロックアームと前記一対のロック部との係止作用により抜止め状態にロックするようになっている分割コネクタにおいて、
    前記フレームと前記サブハウジングのうち一方には弾性撓み可能な抵抗アームが設けられ、
    前記フレームと前記サブハウジングのうち他方には抵抗発生部が設けられ、
    前記抵抗アームと前記抵抗発生部には、前記サブハウジングの挿入方向と略直角であって、前記サブハウジングの挿入過程においては前記ロックアームと前記ロック部が係止していない状態で互いに当接可能な係止面が設けられており、
    前記係止面同士の係止力を上回る挿入力を前記サブハウジングに付与することで、前記抵抗アームが弾性撓みして前記係止面同士の係止が解除されるようになっていることを特徴とする分割コネクタ。
  2. 前記ロックアームと前記ロック部には、夫々、互いに当接可能な前記係止面が形成されていることを特徴とする請求項1記載の分割コネクタ。
  3. 前記ロックアームと前記ロック部には前記ロックアームが弾性撓みしている状態で互いに摺接し合う摺接部が形成され、
    前記ロックアームの前記摺接部と前記ロック部の前記摺接部のうち少なくとも一方の前記摺接部には、前記サブハウジングの挿入方向に対して斜めをなす誘導斜面が形成され、
    前記サブハウジングの挿入過程では、前記ロックアームの弾性復元力と前記誘導斜面の傾斜により、前記サブハウジングに対して挿入方向の押圧力が付与されるようになっていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の分割コネクタ。
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