JP2011061630A - 画像処理システム、画像形成装置、画像処理方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

画像処理システム、画像形成装置、画像処理方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】画像データにおける画像処理の優先度を用いて、サービス提供側で処理量の平準化を図る。
【解決手段】画像処理システムであって、画像形成装置は、画像を読み取り画像データを取得する画像データ取得手段101と、画像データに対し1又は複数の処理を行うワークフローの選択を受け付ける選択手段102と、画像データが早急の処理を必要とするか否かを示す優先度を設定する設定手段103と、取得された画像データに基づいて、選択されたワークフローに従って画像データを配信する配信手段104と、ワークフローに含まれる処理を処理できない場合、画像処理装置に対し、画像データに前記優先度を付加して処理の処理要求をする要求手段105と、を備え、画像処理装置は、処理要求を取得した場合、優先度が早急処理必要を示す処理から優先的に処理を行う画像処理手段302を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像データの配信を行う画像処理システム、画像形成装置、画像処理方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
近年、多くの企業において、多機能複合機などの画像入出力機器のネットワーク上への配置・接続が進んでいる。画像入出力機器は、業務の効率化を図る手段として大きな役割を担っている。特に、紙文書の電子化と配布を効率的に行う配信管理システムが重要になっている。配信管理システムを構成する大きな要素は、画像入力機器(例えばMFPなど)と配信管理サーバである。配信管理サーバには、あらかじめさまざまな業務・用途にあわせた複数の配信処理メニューが登録されている。利用者は、スキャナのオペレーションパネル(操作部)から、業務に適した処理メニューを選択してスキャンを行う。
例えば、特開2006−018640号公報には、配信処理や画像変換処理をプラグイン化し、ユーザや管理者がそれらプラグインを任意に組み合わせて入力、画像変換、出力のワークフローを作成し、作成されたワークフローを利用して画像データの配信処理を行う技術が開示されている。また、前述した配信管理を行う配信管理サーバの機能を組み込んだ画像形成装置は、CPUの処理負荷やメモリ量の制限により、処理ができないアプリケーションがある。
一方、オフィス複合機をインタフェースとしたASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)のサービスを提供する技術がある。例えば、特開2002−252732号公報には、画像形成装置において、処理できない機能については、サービス提供側に電子情報を送信することで、サービス提供側で所望のサービスを実施し、サービス結果を取得することで、処理可能とする技術が開示されている。
しかしながら、配信管理サーバの機能を組み込んだ画像形成装置において、内部で処理できない機能をサービス提供側で実現するために、画像を送信したとしても、サービス提供側で処理が集中していると、遅延が生じたり、負荷集中のためダウンしたりする可能性がある。これらを避けるためには、サービス提供側での処理対応能力の増加が必要で、コスト増の要因となってしまう問題がある。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、画像データにおける画像処理の優先度を用いて、サービス提供側で処理量の平準化を図ることができる画像処理システム、画像形成装置、画像処理方法、プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
本発明における一局面の画像処理システムは、ネットワークを介して画像形成装置と1又は複数の画像処理装置とを接続し、画像処理を行う画像処理システムであって、前記画像形成装置は、画像を読み取り画像データを取得する画像データ取得手段と、前記画像データに対し1又は複数の処理を行うワークフローの選択を受け付ける選択手段と、前記画像データが早急の処理を必要とするか否かを示す優先度を設定する設定手段と、取得された画像データに基づいて、選択された前記ワークフローに従って画像データを配信する配信手段と、前記ワークフローに含まれる処理を処理できない場合、前記画像処理装置に対し、前記画像データに前記優先度を付加して該処理の処理要求をする要求手段と、を備え、前記画像処理装置は、前記処理要求を取得した場合、前記優先度が早急処理必要を示す処理から優先的に処理を行う画像処理手段を備える。
また、本発明における他の局面の画像形成装置は、1又は複数の処理を規定したワークフローに従って、取得した画像データを配信する機能を有する画像形成装置であって、画像を読み取り画像データを取得する画像データ取得手段と、前記画像データに対し1又は複数の処理を行うワークフローの選択を受け付ける選択手段と、前記画像データが早急の処理を必要とするか否かを示す優先度を設定する設定手段と、取得された画像データに基づいて、選択された前記ワークフローに従って画像データを配信する配信手段と、前記ワークフローに含まれる処理を処理できない場合、ネットワークを介して接続される画像処理装置に対し、前記画像データに前記優先度を付加して該処理の処理要求をする要求手段と、を備える。
また、本発明における他の局面の画像処理方法は、1又は複数の処理を規定したワークフローに従って、取得した画像データを配信する機能を有する画像形成装置における画像処理方法であって、画像を読み取り画像データを取得する画像データ取得ステップと、前記画像データに対し1又は複数の処理を行うワークフローの選択を受け付ける選択ステップと、前記画像データが早急の処理を必要とするか否かを示す優先度を設定する設定ステップと、取得された画像データに基づいて、選択された前記ワークフローに従って画像データを配信する配信ステップと、前記ワークフローに含まれる処理を処理できない場合、ネットワークを介して接続される画像処理装置に対し、前記画像データに前記優先度を付加して該処理の処理要求をする要求ステップと、を有する。
また、本発明の画像処理システム、画像形成装置、画像形成装置、及び画像処理方法は、コンピュータにより実行可能なプログラムにより実現することができ、また、プログラムを記録した記録媒体をコンピュータに読み取らせて実現することも可能である。
本発明によれば、画像データにおける画像処理の優先度を用いて、サービス提供側で処理量の平準化を図ることができる画像処理システム、画像形成装置、画像処理方法、プログラム、及び記録媒体を提供することができる。
実施例に係る画像処理システムの一例を示す図。 実施例に係るMFPのハードウェア構成の一例を示すブロック図。 実施例に係る画像処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図。 本発明に係る配信処理の概念を説明する図。 実施例における画像処理システムの機能構成の一例を示すブロック図。 優先度設定の例1を示す図。 優先度設定の例2を示す図。 優先度設定の例3を示す図。 ログ情報の一例を示す図。 1日平均の稼働率を2ランクに分けた場合のログ情報を示す図。 ランク毎の費用の一例を示す図。 現在の費用を表示する表示画面の一例を示す図。 優先度の変更を促す表示画面の一例を示す図。 実施例における画像処理サービスを利用した画像処理の一例を示すフローチャート。
以下、添付図面を参照して、本発明にかかる画像処理システム、画像形成装置、画像処理方法、プログラム及び記録媒体の実施例を詳細に説明する。また、以下に示す実施例では、画像データを入力する画像入力装置として、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能を一つの筐体に搭載した複合機を例にあげて説明する。
[実施例]
<システム構成とハードウェア構成>
図1は、実施例に係る画像処理システムの一例を示す図である。図1に示すように、画像処理システムは、ネットワークを介してMFP(Multifunction Peripheral)10、MFP20、画像処理装置(画像処理サーバ)30、画像管理サーバ40、情報処理端末(例えば、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Data Assistance)など)50が接続されている。以下、画像形成装置はMFPを例にして説明する。
MFP10、20は、スキャン機能、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能などを一つの筐体に搭載したものである。MFP10、20は、スキャナ機能により紙媒体等をスキャン処理して画像データを生成する。なお、画像データは、文書の画像データを含む。
また、MFP10、20は、スキャンされた画像データに対して、指定されたワークフローに従って種々の処理や配信処理を実行する。ワークフローは、1又は複数の処理が設定された一連の処理フローをいう。例えば、画像変換を行ってメール送信、FAX送信、OCR処理をしてフォルダ配信などがある。MFPの詳細な機能については後述する。
画像処理装置30は、各MFPにはない機能を管理し、また、各MFPからの画像処理要求を管理する。なお、画像処理装置30は画像処理を行う1又は複数の装置と接続されてもよい。画像処理装置10の詳細な機能については後述する。
画像管理サーバ40は、MFPから配信された画像データを蓄積、管理するサーバである。また、画像管理サーバ40は、蓄積した画像データに対して画像タイプを登録したり、検索を行ったりすることもできる。
情報処理端末50は、管理者によりデータ配信に関する管理ツールが起動され、入力、画像変換、出力の任意のプラグインが順に選択されることでワークフローを作成する。なお、ネットワークを介して接続されるMFPやサーバや情報処理端末の数は、それぞれ任意の数でもよい。
実施例に係るMFP10と画像処理装置30とのハードウェア構成について説明する。図2は、実施例に係るMFP10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、MFP10は、制御部11、主記憶部12、補助記憶部13、外部記憶装置I/F部14、ネットワークI/F部16、操作部17、表示部18、エンジン部19を含む。
制御部11は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。また、制御部11は、主記憶部12に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する。
主記憶部12は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部11が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部13は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
外部記憶装置I/F部14は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された記憶媒体15(例えば、フラッシュメモリなど)と当該MFPとのインタフェースである。
また、記憶媒体15に、所定のプログラムを格納し、この記憶媒体15に格納されたプログラムは外部記憶装置I/F部14を介してMFP10にインストールされ、インストールされた所定のプログラムはMFP10により実行可能となる。
ネットワークI/F部16は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器と当該MFP10とのインタフェースである。
操作部17や表示部18は、キースイッチ(ハードキー)とタッチパネル機能(GUIのソフトウェアキーを含む:Graphical User Interface)を備えたLCD(Liquid Crystal Display)とから構成され、MFP10が有する機能を利用する際のUI(User Interface)として機能する表示及び/又は入力装置である。
エンジン部19は、実際に画像形成に係る処理を行うプロッタ、スキャナ等の機構部分である。
図3は、実施例に係る画像処理装置30のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、画像処理装置30は、制御部31、主記憶部32、補助記憶部33、外部記憶装置I/F部34、ネットワークI/F部36を含む。
制御部31は、コンピュータの中で、各装置の制御やデータの演算、加工を行うCPUである。また、制御部31は、主記憶部32に記憶されたプログラムを実行する演算装置であり、入力装置や記憶装置からデータを受け取り、演算、加工した上で、出力装置や記憶装置に出力する。
主記憶部32は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などであり、制御部31が実行する基本ソフトウェアであるOSやアプリケーションソフトウェアなどのプログラムやデータを記憶又は一時保存する記憶装置である。
補助記憶部33は、HDD(Hard Disk Drive)などであり、アプリケーションソフトウェアなどに関連するデータを記憶する記憶装置である。
外部記憶装置I/F部34は、USB(Universal Serial Bus)などのデータ伝送路を介して接続された記憶媒体15(例えば、フラッシュメモリなど)と画像処理装置30とのインタフェースである。
また、記憶媒体15に、所定のプログラムを格納し、この記憶媒体15に格納されたプログラムは外部記憶装置I/F部34を介して画像処理装置30にインストールされ、インストールされた所定のプログラムは画像処理装置30により実行可能となる。
ネットワークI/F部36は、有線及び/又は無線回線などのデータ伝送路により構築されたLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などのネットワークを介して接続された通信機能を有する周辺機器と画像処理装置30とのインタフェースである。なお、図5に示す画像処理装置30には、入力部や表示部は図示していないが、これらを備える構成にしてもよい。
<概念>
図4は、本発明に係る配信処理の概念を説明する図である。図4に示す例では、MFP10は、取得した画像(例えばスキャン画像)に対し、ワークフローに従って配信処理を行う。このとき、MFP10は、ワークフローに含まれる画像変換機能を有していないとする。よって、画像変換プラグイン(要求手段)は、画像処理サービス側に画像処理(例えば、OCR処理)を要求する。なお、ワークフローは、1又は複数の処理を行う配信処理であり、フローに従って順に処理される。
ここで、発明者は、配信する画像データを分析したところ、FAX受信した注文書のようにすぐにこの文書内容を反映して他の業務プロセスを駆動したいタイプと、品質文書などのように記録のためにスキャンを行い、次にこの文書を見るのは顧客からの問合せ時というタイプとがあることが分かった。
よって、本発明では、処理要求を行う際に、処理の緊急性を示す優先度を付加して画像処理サービス側に送信する。以下では、早急の処理を必要としない処理を「L:Low」とし、出来るだけ早急に行いたい処理を「H:High」とする。MFP10は、この優先度を表す属性情報を画像データに付加して、画像処理サービス側に送信する。
画像処理サービス側では、受信した画像処理要求をタスクとしてキュー301に管理する。キュー301は、基本的には先入先出(FIFO)法を用いる。しかし、優先度が「L」のものは、キュー301の最後尾に並べ変えるか、画像処理手段302は、「L」のタスクを飛ばして「H」のタスクを先に処理する。監視手段303は、キュー301や画像処理手段302を監視することで、サービスに係る処理の稼働状況を監視する。
監視手段303は、監視した稼働状況をログ情報として記憶手段304に記憶する。画像処理手段302は、ログ情報に基づいて、稼働率が低い時間帯に、「L」の処理を行う。例えば、「L」のタスクを夜中に処理したり、週末に処理が集中するようであれば、「L」のタスクを週始めに処理したりして、処理量の平準化を図る。
また、MFP10は、「L」のタスクについての処理結果の問合せは、設定された時間にまとめて問合せを行う。例えば、設定時間は、MFP10の朝の起動時、又は省電力モードの復帰時に設定するとよい。また、MFP10は、記憶手段304に記憶されたログ情報を取得することで、稼働率が低下している時間帯/時期を把握できる。これより、MFP10は、「L」のタスクの処理結果の問合せを、稼働率が低下してから所定時間後に行うようにしてもよい。
また、MFP10は、ログ情報を取得した場合は、稼働率が高い時間帯/時期を把握できる。よって、稼働率が高い時間帯/時期に「L」のタスクの処理要求を行わずにMFP10内のバッファにためておき、稼働率が低い時間帯/時期にまとめて「L」のタスクの処理要求を画像処理サービスに行うようにしてもよい。
<機能構成>
図5は、実施例における画像処理システムの機能構成の一例を示すブロック図である。まず、MFP10の機能について説明する。MFP10は、読取手段101、選択手段102、設定手段103、配信手段104、要求手段105、問合せ手段106、ログ取得手段107、費用設定手段108、表示手段109、記憶手段110を含む。なお、その他一般的なMFPが有するプリンタ機能やコピー機能やFAX機能等については図示していない。
読取手段101は、スキャン機能により原稿を読み込んで画像データを取得する。画像データの取得については、FAXで受信したり、情報処理端末50から取得したりしてもよい。
選択手段102は、ユーザからのワークフローの選択を受け付ける。ワークフローの選択は、操作部17、表示部18を用いてワークフロー選択画面を表示することで行われる。例えば、選択手段102は、ワークフロー選択画面から押下されたワークフローを検知して選択されたワークフローを特定する。
このとき、ワークフローに含まれる処理の書誌情報がユーザから入力されてもよい。書誌情報とは、例えば、画像変換処理の場合は、画像形式や画像サイズなどであり、メール配信の場合は、配信先のメールアドレスなどである。書誌情報としてのユーザIDは、システムにログインしたユーザのユーザ情報から取得する。
設定手段103は、ワークフローに従って配信処理する画像データの優先度を設定する。優先度とは、画像データに係る配信処理を早く行う必要があるか否かを示す尺度である。例えば、優先度は、早く処理する必要がある場合には「H」、早く処理する必要がない場合には「L」が設定される。また、優先度は2段階である必要はなく、3段階や4段階などでもよい。以下、優先度は「H」、「L」の2段階を例に説明する。
図6は、優先度設定の例1を示す図である。図6に示す例は、これから配信する画像データが、どの文書タイプかを選択することで優先度を設定する例である。ユーザは、いずれかのボタンを押下するだけで、MFP10側で自動的に優先度を設定することができる。
このとき、設定手段103は、文書タイプと優先度とを対応づけた情報を保持しておく。例えば、ユーザが「品質検査証」を押下した場合には、優先度「L」が設定される。これは、「品質検査証」や「発注:見積り・注文書」はフォルダやファイルサーバに記録するための配信である。よって、「品質検査証」や「発注:見積り・注文書」は、後で顧客からの問合せや発注トラブル発生時の証拠として利用するものであり、すぐに配信処理を行わなければならない文書タイプではない。
一方、ユーザが「受注:見積り・注文書」を押下した場合には、優先度「H」が設定される。これは、「受注:見積り・注文書」は、受け取った紙ドキュメントを出来るだけ早く処理したいからである。例えば、「受注:見積り・注文書」は、この紙ドキュメントの画像データを受注処理担当者にメール配信、OCR処理して基幹システムに入力、工場のファイルサーバに配信するなどすぐに配信処理を行いたい文書タイプである。なお、図6に示す画面は、ワークフローに実行ボタンが押下されるまでに表示して、優先度を設定できるようにすればよい。
図7は、優先度設定の例2を示す図である。図7に示す例は、管理ツール上の画面から、管理者がOCR処理を優先度「L」に設定する例である。管理者は、図7に示すa1に示すチェックボックスから「High:H」か「Low:L」を選択する。優先度を「Low」にすることにより、OCR処理をワークフローに含む配信処理は、OCR処理が画像処理サービス側で優先度が低くなるため、OCR処理の結果を受信して処理する配信処理がリアルタイムで行われない。
図8は、優先度設定の例3を示す図である。図8に示す例は、ワークフローのタイプを選択することで優先度を設定する例である。例えば、ユーザがいずれかのワークフローを選択した場合、MFP10側で自動的に優先度を設定することができる。
このとき、設定手段103は、ワークフローのタイプと優先度とを対応付けた情報を保持しておく。例えば、ユーザが「フォルダ配信」を選択した場合は、優先度が「L」に設定される。「フォルダ配信」は、バックアップなどの記憶用に行われることが多く、すぐに処理する必要はない場合が多いからである。
一方、ユーザが「メール送信」を選択した場合は、優先度が「H」に設定される。「メール送信」は、相手にすぐに知らせたい場合に行われる配信処理だからである。なお、優先度の設定については上記で説明した以外にも、設定手段103は、優先度設定画面を表示部18に表示して、ユーザにより明示的に設定されるようにしてもよい。
図5に戻り、配信手段104は、選択手段102により選択されたワークフローに従って、配信処理を行う。配信手段104は、ワークフローに含まれる各処理をフロー順に実行し、配信先へ画像データを配信する。
なお、配信手段104が行う各処理は、振り分け処理、画像処理、配信処理(出力処理)に分けられる。振り分け処理とは、画像データをどこに配信するかを振り分ける処理のことを言う。例えば、フォルダに配信するのか、メールサーバに送信するのかなどをワークフローに含まれる最終的な処理に基づいて判定する。
画像処理とは、PDF変換やTIFF変換、OCR処理やOMR処理などの処理のことを言う。配信処理とは、振り分け処理において振り分けされた配信先に画像データを配信する処理のことを言う。また、配信手段104において、少なくとも配信処理は行われることとする。
要求手段105は、ワークフローに含まれる処理機能を有していない場合は、画像処理サービス側に処理要求を行う。要求手段105は、処理要求を行う際、画像データの処理要求に優先度を付加して画像処理サービスに送信する。
問合せ手段106は、画像処理サービスに対して、処理要求を行った処理の結果を問い合わせる。問合せ手段106は、優先度が「H」の処理について、通常通り、所定間隔おきに問合せを行う。また、問合せ手段106は、優先度が「L」の処理について、設定された時間にまとめて問合せを行う。設定された時間とは、MFP10の起動時や省電力モードの復帰時などである。
また、MFP10が、画像処理サービス側からログ情報を取得した場合は、ログ情報に基づいて、稼動率が少ない時間帯/時期が始まってから所定時間後に「L」の処理についてまとめて問合せするようにしてもよい。
ログ取得手段107は、画像処理サービス側から定期的にログ情報を取得する。図9は、ログ情報の一例を示す図である。図9に示す例は、例えば5分毎の、画像処理をするアプリ総数に対する現在画像処理をしているアプリ数の割合を示す。ログ情報については後述する。
図5に戻り、費用設定手段108は、配信処理に係る費用を設定する。ここでは、1枚あたりの処理費用を設定するが、他にも、所定数を定額にし、所定数を超える枚数については1枚、又は所定数の処理費用を加算していく場合の定額、又は処理費用を設定してもよい。
費用設定手段108は、ログ情報を取得し、稼働率が高い時間帯/時期を例えば5円/枚、稼働率が高い時間帯/時期以外を例えば3円/枚などと設定する。なお、費用の設定は2段階である必要はなく、所定数に分けて費用設定してもよい。ここで、稼働率とは、配信処理に係る処理の稼動状況を示す値である。例えば、所定時間毎の、画像処理をするアプリ総数に対する現在画像処理をしているアプリ数の割合などがある。
図10は、1日平均の稼働率を2ランクに分けた場合のログ情報を示す図である。図10に示す「A」は、1日平均の稼働率が所定値を超えた場合を示し、つまり、画像処理サービスに負荷がかかっていることを示す。また、図10に示す「B」は、1日平均の稼働率が所定値以下を示し、つまり、画像処理サービスの処理に余裕があることを示す。
なお、図10に示す例では、1週間のうち1日毎にランク付けした例であるが、これに限られず、1ヶ月の1日毎にランク付けしたものであってもよいし、一日を午前、午後に分けてランク付けしてもよいし、一日における時間帯でランク付けをしてもよい。また、ランクは2ランクである必要はなく、3以上のランクに分けてもよい。
図11は、図10に示すランク毎の費用の一例を示す図である。費用設定手段108は、現在が何曜日であるかをMFP10のスケジュール機能などから取得し、図10に示すログ情報からその日のランクを決める。次に、費用設定手段108は、ランクが決まると、図11に示す費用情報から1枚あたりの費用を設定する。例えば、月曜日であれば、費用は「3円/枚」となり、金曜であれば、費用は「5円/枚」となる。
図5に戻り、表示手段109は、ワークフローを選択するための表示画面や、優先度を設定するための表示画面や、その他MFP10に係る表示画面の表示を制御する。また、表示手段109は、費用設定手段108により設定された費用を表示画面に表示する。
また、表示手段109は、他の費用に比べて高い費用を表示する場合は、時間帯、日にち、又は時期をずらせば安い費用で処理可能なことをユーザに知らせる画面を続けて表示するよう制御してもよい。
図12は、現在の費用を表示する表示画面の一例を示す図である。図12に示す例は、費用設定手段108により現在の費用が「5円/枚」であると設定され、その費用を表示する例である。現在の費用「5円/枚」が他の費用よりも高い場合には、図13に示す画面を表示手段109が表示するように制御する。
図13は、優先度の変更を促す表示画面の一例を示す図である。図13に示す例は、優先度を下げることでコストダウンできることを知らせる例である。図13に示す画面で「YES」をユーザが押下すると、設定手段103は、この押下を検知して優先度を「L」に設定する。つまり、前述した自動設定の優先度が「H」であっても、図13に示す画面で「YES」が押下されれば、設定手段103は、優先度を「L」に設定する。このとき、優先度が「L」である画像処理の処理要求は、ログ情報に基づいてランク「B」の曜日になってから、MFP10が画像処理サービス側に処理要求するようにすればよい。
図5に戻り、記憶手段110は、入力処理、画像変換処理、又は出力処理の各プラグインを格納し、また、各プラグインが組み合わされたワークフローを1又は複数格納する。また、記憶手段110は、優先度の設定に必要な情報や費用に関する情報を記憶してもよい。なお、各種情報は1つの記憶手段ではなく、複数の記憶手段に分けて記憶されてもよい。
次に、画像処理装置30の機能について説明する。画像処理装置30は、画像処理サービスのサーバとしての機能を有する。画像処理装置30は、タスク記憶手段(キュー)301、画像処理手段302、監視手段303、ログ記憶手段304を含む。
タスク記憶手段301は、MFP10からの処理要求(タスク)を記憶する。タスク記憶手段301は、基本的に先入先出(FIFO)法によりタスクと優先度を関連付けて記憶する。しかし、処理要求に付加される優先度が「H」のタスクを優先度が「L」のタスクより優先的に処理されるよう並べ替えてもよい。
画像処理手段302は、タスク記憶手段301に記憶されるタスクを順に処理する。例えば、画像処理手段302は、タスクに含まれる画像データに対して、要求された画像処理を行う。ここでいう画像処理とは、OCR処理、OMR処理、バーコード処理、又は画像変換処理などである。なお、画像処理手段302は、1又は複数備えられる。また、画像処理手段302は、必ずしも画像処理装置30に備えられる必要はなく、画像処理装置30とネットワークを介して接続される複数の画像処理装置にそれぞれ備えられる構成としてもよい。
監視手段303は、画像処理装置30の配信処理に係る処理の稼働状況を監視する。例えば、5分間にタスク記憶手段301に記憶されたタスクの数や、5分間にタスク記憶手段301から処理されたタスクの数、また、5分間にタスク記憶手段301に記憶されているタスクの数、又は画像処理手段(画像処理アプリケーション)の総数に対する、処理している画像処理手段の数の割合などを稼働状況(稼働率)とする。なお、前述した5分間は、これに限られないことは言うまでもない。監視手段303は、監視した稼働状況をログ記憶手段304に記憶する。
ログ記憶手段304は、稼働状況をログ情報として記憶する。ログの期間は例えば、1ヶ月や1週間などの所定期間である。ログ情報としては、例えば図9に示す画像処理手段の総数に対する、現在処理している画像処理手段の数の割合を稼働率とすることが考えられる。
以上の機能を有することにより、画像データにおける画像処理の優先度を用いて、サービス提供側で処理量の平準化を図ることができる。また、上記機能を有することで、MFP10は、優先度が低いもの処理結果の問合せをまとめて行うことができる。また、上記機能を有することで、画像処理サービス側の稼動状況に応じて、処理費用を設定することができ、費用が安い処理への変更を促すこともできる。
<動作>
次に、実施例における画像処理システムの動作について説明する。図14は、実施例における画像処理サービスを利用した画像処理の一例を示すフローチャートである。図14に示すステップS11において、選択手段102が、ユーザによるワークフローの選択を受け付ける。
ステップS12において、設定手段103は、画像処理を早急に処理する必要があるか否かを示す優先度を設定する。設定方法については、図6〜8で示した通りである。また、ユーザにより明示的に優先度を設定されてもよい。
ステップS13において、読取手段101は、原稿をスキャンして画像データを取得する。
ステップS14において、配信手段104は、ユーザによりワークフローの実行が指示されると、選択されたワークフローに従って、取得された画像データの配信処理を行う。
ステップS15において、配信手段104は、ワークフローに含まれるプラグインがMFP10での処理が不可能か否かを判定する。具体的には、配信手段104は、記憶手段110に記憶するプラグインにはないプラグインがワークフローに含まれる場合には、処理が不可能と判定する。ステップS15における判定結果がYES(不可能な処理あり)であればステップS16に進み、判定結果がNO(不可能な処理なし)であればステップS19に進む。
ステップS16において、要求手段105は、画像処理サービスに処理して欲しい画像処理内容と、画像データと、設定された優先度とを画像処理サービスに送信する。
ステップS17において、画像処理サービスの画像処理手段302は、タスク記憶手段301に記憶されているタスクについて、優先度が「H」のタスクから優先的に処理する。このとき、監視手段303は、画像処理サービスの配信処理に係る処理の稼働状況を監視する。画像処理手段302は、優先度が「L」のタスクについては稼働率が低いときに処理する。
ステップS18において、問合せ手段106は、画像処理サービス側に処理結果の問合せを行って、画像処理された画像データを取得する。問合せ手段106は、優先度が「H」の処理については定期的に問合せを行うが、優先度が「L」の処理については設定された時間にまとめて問合せを行う。
ステップS19において、配信手段104は、画像処理サービスにより画像処理された画像データを取得して配信処理を完了させる。
以上、実施例によれば、画像データにおける画像処理の優先度を用いて、サービス提供側で処理量の平準化を図ることができる。つまり、画像データのタイプによっては、すぐに処理が必要なものと、後で処理をしてもいいものとが存在するため、上記実施例では、サービス提供側で処理負荷が大きいときには、すぐに処理が不要な画像データを処理負荷が小さいときに処理するよう制御することができる。
また、上記実施例では、すぐに処理が必要か否かの優先度については、画像データのタイプやワークフローのタイプにより自動で優先度を判定したり、管理者やユーザにより明示的に優先度が指示されたりしてもよい。
また、上記実施例では、サービス提供側で、画像処理の稼働状況を監視し、ログとして残すため、稼働率の高い時間帯や時期などが判定できる。これにより、MFP10がログ情報を取得することで、配信処理、又は画像処理における処理費用を稼働状況に応じて変更することができる。
実施例のMFP10や画像処理装置30で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施例のMFP10や画像処理装置30で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施例のMFP10や画像処理装置30で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、実施例のMFP10や画像処理装置30で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
実施例のMFP10や画像処理装置30で実行されるプログラムは、前述した各手段を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各手段が主記憶装置上にロードされ、上記各手段が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、本発明は、上記実施例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。
10、20 MFP
30 画像処理サーバ
40 画像管理サーバ
50 情報処理端末
101 読取手段
102 選択手段
103 設定手段
104 配信手段
105 要求手段
106 問合せ手段
107 ログ取得手段
108 費用設定手段
109 表示手段
110 記憶手段
301 タスク記憶手段
302 画像処理手段
303 監視手段
304 ログ記憶手段
特開2006−018640号公報 特開2002−252732号公報

Claims (16)

  1. ネットワークを介して画像形成装置と1又は複数の画像処理装置とを接続し、画像処理を行う画像処理システムであって、
    前記画像形成装置は、
    画像を読み取り画像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記画像データに対し1又は複数の処理を行うワークフローの選択を受け付ける選択手段と、
    前記画像データが早急の処理を必要とするか否かを示す優先度を設定する設定手段と、
    取得された画像データに基づいて、選択された前記ワークフローに従って画像データを配信する配信手段と、
    前記ワークフローに含まれる処理を処理できない場合、前記画像処理装置に対し、前記画像データに前記優先度を付加して該処理の処理要求をする要求手段と、を備え、
    前記画像処理装置は、
    前記処理要求を取得した場合、前記優先度が早急処理必要を示す処理から優先的に処理を行う画像処理手段を備える画像処理システム。
  2. 前記画像処理装置は、
    前記処理の稼働状況を監視する監視手段と、
    前記監視手段により監視された稼働状況をログ情報として記録する記録手段とをさらに備え、
    前記画像処理手段は、
    前記ログ情報に基づいて前記優先度が早急処理不要を示す画像データをいつ処理するかを判断する請求項1記載の画像処理システム。
  3. 前記画像形成装置は、
    前記早急処理不要の処理の処理結果を、設定された時間に前記画像処理装置にまとめて問い合わせる問合せ手段をさらに備える請求項2記載の画像処理システム。
  4. 前記画像形成装置は、
    前記画像処理装置から前記ログ情報を取得するログ情報取得手段をさらに備え、
    前記問合せ手段は、
    前記ログ情報に基づいて前記設定された時間を設定する請求項3記載の画像処理システム。
  5. 前記画像形成装置は、
    前記画像処理装置から前記ログ情報を取得するログ情報取得手段と、
    前記ログ情報の稼働状況及び現在の日時情報に基づいて、前記画像データの配信処理に係る費用を設定する費用設定手段とをさらに備える請求項2記載の画像処理システム。
  6. 前記費用設定手段は、
    前記ログ情報の稼働状況が所定値よりも高い期間を第1期間、該第1期間以外を第2期間とし、前記第1期間にする配信処理の費用は前記第2期間にする配信処理の費用よりも高く、前記現在の日時情報により現在が前記第1期間又は前記第2期間であるかを判定することで前記費用を設定する請求項5記載の画像処理システム。
  7. 前記画像形成装置は、
    設定された前記費用を表示画面に表示する費用表示手段をさらに備え、
    前記費用表示手段は、
    前記第1期間の費用が表示された場合、前記優先度を早急処理不要に設定すれば、前記第2期間の費用で処理ができることを表示する請求項6記載の画像処理システム。
  8. 1又は複数の処理を規定したワークフローに従って、取得した画像データを配信する機能を有する画像形成装置であって、
    画像を読み取り画像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記画像データに対し1又は複数の処理を行うワークフローの選択を受け付ける選択手段と、
    前記画像データが早急の処理を必要とするか否かを示す優先度を設定する設定手段と、
    取得された画像データに基づいて、選択された前記ワークフローに従って画像データを配信する配信手段と、
    前記ワークフローに含まれる処理を処理できない場合、ネットワークを介して接続される画像処理装置に対し、前記画像データに前記優先度を付加して該処理の処理要求をする要求手段と、
    を備える画像形成装置。
  9. 前記画像形成装置は、
    前記優先度が早急処理不要を示す処理の処理結果を、設定された時間に前記画像処理装置にまとめて問い合わせる問合せ手段をさらに備える請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成装置は、
    前記画像処理装置から、要求した処理における稼働状況のログ情報を取得するログ情報取得手段をさらに備え、
    前記問合せ手段は、
    前記ログ情報に基づいて前記設定された時間を設定する請求項9記載の画像形成装置。
  11. 前記画像形成装置は、
    前記画像処理装置から、要求した処理におけるログ情報を取得するログ情報取得手段と、
    前記ログ情報の稼働状況及び現在の日時情報に基づいて、前記画像データの配信処理に係る費用を設定する費用設定手段とをさらに備える請求項8記載の画像形成装置。
  12. 前記費用設定手段は、
    前記ログ情報の稼働状況が所定値よりも高い期間を第1期間、該第1期間以外を第2期間とし、前記第1期間にする配信処理の費用は前記第2期間にする配信処理よりも高く、前記現在の日時情報により現在が前記第1期間又は前記第2期間であるかを判定することで前記費用を設定する請求項11記載の画像形成装置。
  13. 前記画像形成装置は、
    設定された前記費用を表示画面に表示する費用表示手段をさらに備え、
    前記費用表示手段は、
    前記第1期間の費用が表示された場合、前記優先度を早急処理不要に設定すれば、前記第2期間の費用で処理ができることを表示する請求項12記載の画像形成装置。
  14. 1又は複数の処理を規定したワークフローに従って、取得した画像データを配信する機能を有する画像形成装置における画像処理方法であって、
    画像を読み取り画像データを取得する画像データ取得ステップと、
    前記画像データに対し1又は複数の処理を行うワークフローの選択を受け付ける選択ステップと、
    前記画像データが早急の処理を必要とするか否かを示す優先度を設定する設定ステップと、
    取得された画像データに基づいて、選択された前記ワークフローに従って画像データを配信する配信ステップと、
    前記ワークフローに含まれる処理を処理できない場合、ネットワークを介して接続される画像処理装置に対し、前記画像データに前記優先度を付加して該処理の処理要求をする要求ステップと、
    を有する画像処理方法。
  15. コンピュータを、
    画像を読み取り画像データを取得する画像データ取得ステップと、
    前記画像データに対し1又は複数の処理を行うワークフローの選択を受け付ける選択ステップと、
    前記画像データが早急の処理を必要とするか否かを示す優先度を設定する設定ステップと、
    取得された画像データに基づいて、選択された前記ワークフローに従って画像データを配信する配信ステップと、
    前記ワークフローに含まれる処理を処理できない場合、ネットワークを介して接続される画像処理装置に対し、前記画像データに前記優先度を付加して該処理の処理要求をする要求ステップと、
    として実行させるためのプログラム。
  16. 請求項15記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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