JP2011058365A - 内燃機関のバルブタイミング制御装置 - Google Patents

内燃機関のバルブタイミング制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ロックピストンとロック穴の円周方向の正確な位置決めを行って位置ずれの発生を防止すると共に、回転バランスの調整を行うことのできるバルブタイミング制御装置を提供する。
【解決手段】ハウジング本体11の肉盛り部18に位置する外周縁に形成された凹部33を、外周側の拡幅な第1凹溝33aと内周側の位置決め用の狭幅な第2凹溝33bとによって構成した。一方、リアプレート13のロック穴31近傍の外周部に、前記第2凹溝に軸方向から係入する位置決めピン34を設けてロックピストン30とロック穴31との正確な位置決めを行うと共に、段差溝状の凹部によってハウジング5全体の回転バランスを調整することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の吸気弁や排気弁である機関弁の開閉タイミングを運転状態に応じて可変制御する内燃機関のバルブタイミング制御装置に関する。
従来のバルブタイミング制御装置としては、種々提供されており、その一つとして、例えばベーンタイプのものが知られている。
このバルブタイミング制御装置は、筒状のハウジング本体と、該ハウジング本体の両端開口を閉塞するフロントカバー及びリアプレートとを複数のボルトによって一体的に結合されたハウジングを備えている。該ハウジングの内部には、カムシャフトの端部に固定されたベーン部材が回転自在に収納されていると共に、ハウジングの内周面に直径方向から互いに内方へ突出されたほぼ台形状の複数のシューとベーン部材の複数のベーンとの間に進角油室と遅角油室が隔成されている。前記リアプレートの外周側には、クランクシャフトからタイミングチェーンを介して回転力が伝達されるスプロケットが一体に形成されている。
また、前記1つのベーンの内部軸方向に形成された摺動用孔内にロックピンが出没自在に設けられている一方、前記リアプレートの内端面に前記ロックピンの先端部が係脱するロック穴が形成されている。
そして、機関運転状態に応じて前記進角油室と遅角油室のいずれか一方に、電動ポンプから吐出された油圧を選択的に供給し、かかる駆動油圧により前記ベーン部材を正逆回転させることによりタイミングプーリとカムシャフトとの相対回動位相を変化させて、吸気弁の開閉タイミングを可変制御するようになっている。
また、機関停止時には、前記ロックピンがロック穴内に係合して、ベーン部材の前記ハウジングに対する相対変換角度位置を機関始動時に最適な位置に保持して、良好な再始動性を確保するようになっている。
ところが、従来のバルブタイミング制御装置にあっては、組付時において、ハウジング本体とリアプレートとの相対回転位置が少しでもずれていると、前記ロックピンとロック穴との周方向の位置もずれてしまい係合しにくくなる。
そこで、特許文献1に記載した技術のように、ハウジング本体の外周部に位置決め凹部を設ける一方、リアプレートに位置決め凸部を設け、組付時に、前記位置決め凹部に位置決め凸部を係合した状態でハウジング本体に対してリアプレートをボルト固定するようになっている。
これによって、ハウジング本体とリアプレートの相対回転位置を精度良く位置決めすることが可能になり、この結果、前記ロックピンとロック穴との常時円滑な係合を得ることが可能になっている。
特開2006−70724号公報
しかしながら、前記公報記載の従来のバルブタイミング制御装置にあっては、前記位置決め凹部がハウジング本体の最外周部、つまり外周面側に設けられているものの、この位置決め凹部は単にハウジング本体とリアプレートとの相対的な位置決めのみに供されており、前記ハウジング全体の回転バランスなどについて考慮されているものではなかった。
本発明は、前記従来装置の技術的課題に鑑みて案出されたもので、請求項1記載の発明は、内周面に内側に向かって突出する複数のシューが設けられ、軸方向の一端側が開口した筒状のハウジングと、カムシャフトに固定されつつ前記ハウジング内に回転自在に収容され、外周に設けられた複数のベーンのうち少なくとも1枚の周方向幅が他の周方向幅よりも拡幅に形成されたベーンロータと、前記各シューと各ベーンとの間に形成されて、流体が選択的に給排される進角側流体室及び遅角側流体室と、前記拡幅のベーン内に摺動自在に設けられ、機関の状態に応じて軸方向へ進退動する係合部材と、該係合部材が係脱可能な係合部が形成され、前記ハウジングの一端開口を封止するプレート部材と、を備え、
前記拡幅なベーンの一側面が周方向から対向する前記一つのシューの外周側に、径方向の外周部が内周部よりも拡幅な凹部が形成されている一方、
前記プレート部材の前記シューの凹部と対向する位置に、前記狭幅な内周部と共同して前記プレート部材とハウジングとの位置決めを行う位置決め部が設けられていることを特徴としている。
本発明によれば、前記凹部をハウジングとプレート部材との位置決めとして機能させると共に、前記凹部の内周部と外周部でそれぞれの幅の大きさを異ならせることによって、ハウジングの回転バランスの調整代として機能させることが可能になる。
本発明に係るバルブタイミング制御装置の第1の実施形態を示す分解斜視図である。 本実施形態のバルブタイミング制御装置の油圧回路を示す概略図である。 本実施形態によるバルブタイミングを進角側に制御した状態を示す作用説明図である。 本実施形態によるバルブタイミングを遅角側に制御した状態を示す作用説明図である。 本実施形態に供されるロック機構によるロック状態を示す縦断面図である。 本実施形態に供されるロック機構によるロック解除状態を示す縦断面図である。
以下、本発明に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置の実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
このバルブタイミング制御装置は、機関の図外のクランクシャフトによりタイミングチェーンを介して回転駆動されるプレート部材であるスプロケット1と、該スプロケット1に対して相対回動可能に設けられたカムシャフト2と、スプロケット1とカムシャフト2との間に配置されて、該両者1,2の相対回動位置を変換する位相変換機構3と、該位相変換機構3を作動させる油圧回路4と、を備えている。
前記カムシャフト2は、図外のシリンダヘッドにカム軸受を介して回転自在に支持され、外周面所定位置にバルブリフターを介して吸気弁を開作動させる複数の駆動カムが一体に設けられていると共に、一端部2aの内部軸方向に後述のカムボルト6が螺着する雌ねじ孔2bが形成されている。
前記位相変換機構3は、カムシャフト2の一端部2a側に配置されたハウジング5と、前記カムシャフト2の一端部に前記カムボルト6によって軸方向から固定されて、前記ハウジング5内に回転自在に収容されたベーン部材7と、前記ハウジング5内に形成されて、該ハウジング5の内周面に有する4つのシュー8とベーン部材7の後述する4つのベーン22〜25とによって隔成されたそれぞれ4つの遅角側流体室である遅角油室9及び進角側流体室である進角油室10とを備えている。
前記ハウジング5は、ほぼ円筒状のハウジング本体11と、該ハウジング本体11の前後開口端を閉塞するフロントプレート12及び前記スプロケット1と兼用したプレート部材であるリアプレート13とを備え、該ハウジング本体11に対してフロントプレート12、リアプレート13が4本のボルト14によって軸方向から共締めにより一体的に結合されている。
前記ハウジング本体11は、焼結合金材によって一体に形成され、内周面の円周方向のほぼ等間隔位置に4つの前記シュー8が内方へ一体に突設されている。この各シュー8は、それぞれが側面ほぼU字形状に形成され、それぞれの先端部に軸方向に沿って形成されたシール溝内にほぼコ字形状のシール部材16が嵌着されている。また、各シュー8の付け根部側の内部軸方向には、前記各ボルト14が挿通するボルト挿通孔17が貫通形成されている。
さらに、前記1つのシュー8aは、図1、図3、図4に示すように、付け根部の円周方向一側に肉盛り部18が一体に形成されて、全体が拡幅に形成されている。前記肉盛り部18は、その外側面18aがほぼ円弧状に形成されて、前記シュー8aの一側面の立ち上がり部からハウジング本体11の内周面11aに沿ってなだらかな湾曲状(円弧状)に形成されている。
前記フロントプレート12は、プレス成形によって比較的薄肉な円板状に形成され、中央に前記カムボルト6が挿通する大径孔12aが穿設されていると共に、該大径孔12aの孔縁所定位置に図外の円弧状の切欠溝が形成されている。また、外周側の円周方向等間隔位置には、前記各ボルト14が挿通する4つのボルト孔12bが貫通形成されている。
前記リアプレート13(スプロケット1)は、全体が焼結合金材によって形成されていると共に、この加工の際に、熱処理が施されて高硬度化されており、外周にタイミングチェーンが噛合巻回される歯部1aが一体に形成されている。
また、このリアプレート13は、中央に前記カムシャフト2の一端部2aが挿通して回転自在に支持される支持孔19が穿設されていると共に、内端面に前記支持孔19の孔縁から放射状に延びて前記各進角油室10に連通する4つの進角側油溝20が形成されている。さらに、外周側の円周方向等間隔位置には、前記各ボルト14の先端部の雄ねじが螺着する雌ねじ孔13aが形成されている。
前記ベーン部材7は、金属材によって一体に形成され、中央に形成された挿通孔7aを軸方向から挿通した前記カムボルト6によってカムシャフト2の一端部2aに軸方向から固定されたベーンロータ21と、該ベーンロータ21の外周面の円周方向のほぼ等間隔位置に放射状に突設された4枚のベーン22〜25と、から構成されている。
前記ベーンロータ21は、前記各シュー8の先端部上面に嵌着されたシール部材28に摺動しつつ回転支持されていると共に、図1に示すように、内部径方向に前記各遅角油室9に連通する4つの進角側油孔27がそれぞれ貫通形成されている。また、カムシャフト2側の端面中央に前記カムシャフト2の一端部2a先端が嵌合する嵌合溝21aが形成されている(図2参照)。
前記各ベーン22〜25は、それぞれが各シュー8間に配置されていると共に、各先端面に軸方向に形成されたシール溝内に前記ハウジング本体11の内周面11aに摺接するほぼコ字形状のシール部材28が嵌着されている。また、この各ベーン22〜25は、前述したように、その円周方向の幅がそれぞれ異なっており、1つベーン22が最大幅に形成され、他の3枚のベーン23〜25が拡幅ベーン22よりも十分に小さい幅でかつほぼ同一の幅に設定されている。このように、拡幅な1つのベーン22に対して他の3つのベーン23〜25の幅をそれぞれ小さくすることによってベーン部材7の全体の重量バランスを均一化するようになっている。
前記最大幅のベーン22は、前記1つのシュー8の肉盛り部18に対向する部位に切欠部22aが形成されている。この切欠部22aは、前記肉盛り部18の円弧状外側面18aとほぼ同一の曲率をもった円弧状に形成されて、ベーン部材7が図3に示すように最大時計方向に回転した際に、前記肉盛り部18の外側面18aと僅かな円弧状の隙間をもって対峙するように形成されている。
また、この最大幅のベーン22は、図3に示すように、最大時計方向へ回転した際に、前記切欠部22a側の一側面が肉盛り部18側の前記シュー8aの円周方向で対向する一端面に当接する一方、図4に示すように、最大反時計方向へ回転した際に、前記切欠部22aと反対側の他側面がこれに対向するシュー8の対向一端面に当接して、ベーン部材7の最大回動位置が規制され、これによって、ハウジング5との相対回転変換角度を調整するようになっている。
なお、前記最大幅のベーン22が円周方向で対向するシュー8a、8に当接した状態では、図3及び図4に示すように、他のベーン23〜25は円周方向で対向する各シュー8とは当接しないようになっている。
また、拡幅のベーン22側の進角油室10を除く他の三つの進角油室10内には、前記各ベーン23,24,25を遅角油室9方向へ回転付勢させる付勢手段である三つのリターンスプリング26が弾装されている。この各リターンスプリング26は、各進角油室10内に円周方向に沿って弾装され、各一端部が各シュー8の他端面に形成された保持溝底面に弾持され、各他端部が各ベーン23,24、25の対向側面に形成された保持溝底面に弾持されている。
これら三つのリターンスプリング26は、図3に示すように、ベーン部材7を時計方向、つまり最大進角側に付勢して、機関の停止時には、前記ベーン部材7をハウジング5に対して進角側へ相対回転させるようになっている。
さらに、前記最大幅のベーン22と前記リアプレート13との間には、ベーン部材7の自由な回転を拘束するロック機構が設けられている。
このロック機構は、図5及び図6にも示すように、前記拡幅なベーン22の内部軸方向に貫通形成された摺動用孔29内に摺動自在に収容されて、リアプレート13側に対して進退自在が設けられた係合部材であるロックピストン30と、前記リアプレート13の内端面円周方向の所定位置に形成されて、前記ロックピストン30の先端部30aが進出して係合し、あるいは後退して係合が解除される係合部であるロック穴31と、機関の始動状態に応じて前記ロックピストン30をロック穴31に係合あるいは係合を解除する係脱機構と、から構成されている。
前記ロックピストン30は、円筒のピン状に形成されていると共に、前記ロック穴31内に係合し易い形状になっている。
前記摺動用孔29のフロントプレート12側の孔縁には、矩形状の切欠溝29aが形成され、この切欠溝29aと前記フロントプレート12の切欠溝がベーン部材7の回転範囲で常に連通してロックピストン30の良好な摺動を確保するための空気抜き孔として機能するようになっている。
前記ロック穴31は、リアプレート13を貫通しない有底状に形成されて、図3及び図4にも示すように、円周方向の前記遅角油室9側に偏倚した位置に形成され、前記ロックピストン30が係合した場合には、ハウジング5とベーン部材7の相対回転角度が進角側の位置となるように設定されている。
前記係脱機構は、ロックピストン30の後端部とフロントプレート12の内端面との間に弾装されて、ロックピストン30を進出方向へ付勢するコイルスプリング32と、前記ロック穴31内に油圧を供給してロックピストン30を後退させる図外の解除用油圧回路とから構成されており、この解除用油圧回路は、前記遅角油室9と進角油室10にそれぞれ選択的に供給された油圧が前述した所定の油孔を介して導入されるようになっている。
また、前記ハウジング本体11とリアプレート13との間には、これらの各構成部材を前記各ボルト14によって組み付ける際に、ハウジング本体11とリアプレート13の回転位置、つまり前記ロックピストン30の先端部30aとロック穴31との円周方向の位置決めなどを行う多機能手段が設けられている。
この多機能手段は、図1及び図2に示すように、ハウジング本体11(シュー22)のリアプレート13側の外周縁の所定位置に切欠形成された凹部33と、前記リアプレート13の外周部側の内端面の前記凹部33と対応する位置に設けられた位置決め用のピン34と、から構成されている。
前記凹部33は、ハウジング本体11の前記肉盛り部18の円周方向のほぼ中央位置に外周面からリアプレート13側の外端面側に沿って2段差状の切欠溝によって形成されて、ハウジング本体11の焼結型成形時に同時に形成されるようになっている。
すなわち、前記凹部33は、外周側が円周方向に沿って比較的幅の広い第1凹溝33aと、該第1凹溝33aの底面中央に形成されて、幅が狭い第2凹溝33bと、から構成されて、2段溝状になっている。
前記第1凹溝33aは、その幅長さがハウジング本体11の円周方向へ任意の長さに設定されていると共に、その溝深さも任意の深さに設定されている。一方、第2凹溝33bは、その幅が前記位置決め用ピン34の外径より僅かに小さく設定されていると共に、その溝深さも前記位置決め用ピン34の外径よりも僅かに大きく設定されており、係入された位置決め用ピン34との関係でハウジング本体11とリアプレート13の円周方向のガタの発生がないように設定されている。
したがって、前記凹部33は、第1凹溝33aの幅方向の大きさを任意に設定することなどによって第2凹溝33bと共同して前記ハウジング5全体の回転バランスを調整する機能を有している。一方、最も深い位置にある第2凹溝33bは、ハウジング本体11とフロントプレート12及びリアプレート13をボルト14によって共締め固定する際に、予め前記位置決め用ピン34を軸方向から係合させてハウジング本体11に対するリアプレート13の径方向及び円周方向の相対的な位置決めを行う機能を有している。
前記位置決めピン34は、基端部が前記第2凹溝33bに対応したリアプレート13の外周部側のロック穴31近傍に軸方向に貫通形成されたピン孔内に圧入固定され、先端部34aがハウジング本体11方向へ突出して、前述のように、前記第1凹溝33b内に軸方向から係入するようになっている。
前記油圧回路4は、前記各油室9,10に対して油圧を選択的に供給あるいは各油室9,10内の油を排出するもので、図2に示すように、前記進角側油孔27に連通する進角側通路36と、前記各遅角側油溝20に連通する遅角側通路37と、該各通路36,37に電磁切換弁38を介して油圧を選択的に供給するオイルポンプ39と、前記各通路36,37に電磁切換弁38を介して選択的に連通するドレン通路40と、を備えている。
前記両通路36、37は、前記カムシャフト2の内部に径方向及び軸方向に沿って形成された油通路孔36a、37a及びグルーブ溝36b、37bを介して前記各油孔27と各油溝20に連通している。
前記電磁切換弁38は、2方向弁であって、図外のコントローラかからの出力信号によって各通路36,37とオイルポンプ39の吐出通路39aとドレン通路40とを選択的に切り換え制御するようになっている。
前記コントローラは、内部のコンピュータが図外のクランク角センサやエアーフローメータ、水温センサ、スロットルバルブ開度センサなどの各種センサ類からの情報信号を入力して現在の機関運転状態を検出すると共に、かかる機関運転状態に応じて前記電磁切換弁38の電磁コイルに制御パルス電流を出力するようになっている。
以下、本実施形態の作用を説明すれば、まず、機関始動時は、図3、図5に示すように、予めロックピストン30の先端部30aがロック穴31内に係入して、ベーン部材7を始動に最適な進角側の位置に拘束している。このため、イグニッションスイッチをオン操作して始動が開始されると、スムーズなクランキングによって良好な始動性が得られる。
そして、機関始動後の低回転低負荷域(アイドリング運転域)では、コントローラが電磁切換弁38の電磁コイルへの非通電状態が維持される。これによって、オイルポンプ39の吐出通路39aと進角側通路36を連通させると同時に、遅角側通路37とドレン通路40を連通させる。
このため、オイルポンプ39から吐出された作動油は、進角側通路36を介して進角油室10内に流入して、該進角油室10が高圧になる一方、遅角油室9内の作動油が遅角側通路37を通ってドレン通路40からオイルパン41内に排出されて、遅角油室9内が低圧になる。
したがって、進角油室10の容積が拡大された状態を維持し、ベーン部材7を、図3に示すように、時計方向への回転位置に保持する。これにより、カムシャフト2は、スプロケット1(リアプレート13)に対して相対回転角度が進角側に変換された状態になる。
このとき、前記進角油室10内に流入した作動油が、ロック穴31内にも流入して、ロックピストン30を後退動させてロック穴31から抜け出して、ベーン部材7の自由な回転が確保される。
次に、機関が例えば低回転中負荷域に移行した場合は、コントローラから電磁切換弁38に制御電流が出力されて、吐出通路39aと遅角側通路37を連通させると同時に、進角側通路36とドレン通路40を連通させる。これにより、進角油室10内の作動油が排出されて低圧になると共に、遅角油室9内に作動油が供給されて内部が高圧になる。このとき、遅角油室9から前記ロック穴31内に油圧が供給されることから、ロックピストン30はロック穴31から抜け出した状態が維持される。
このため、ベーン部材7は、図4に示すように、ハウジング5に対して反時計方向へ回転して、スプロケット1に対する相対回動位相を最遅角側に変換する。この結果、吸気弁の開閉タイミングが最遅角側に制御される。
一方、機関が例えば高回転高負荷域に移行した場合は、コントローラから電磁切換弁38に制御電流が出力されて、今度は吐出通路39aと進角側通路36を連通させると同時に、遅角側通路37とドレン通路40を連通させる。これにより、遅角油室9内の作動油が排出されて低圧になると共に、進角油室10内に作動油が供給されて内部が高圧になる。このとき、進角油室10からロック穴31内に油圧が供給されることから、ロックピストン30はロック穴31から抜け出した状態が維持される。
このため、ベーン部材7は、前記低回転低負荷域と同じく図3に示すように、ハウジング5に対して時計方向へ回転して、スプロケット1に対する相対回動位相を最進角側に変換する。
この結果、吸気弁の開閉タイミングが最進角側に制御されて、かかる高回転高負荷域における機関の出力を向上させることができる。
また、機関停止直前には、各油室9,10への油圧の供給が停止されると共に、前記各リターンスプリング26のばね力によってベーン部材7が前記進角側へ相対回転してベーン22がシュー8aに当接した時点で、ロックピストン30がコイルスプリング32のばね力によって進出し、先端部30aがロック穴31内に係合する。
この場合、後述するように、各構成部材の組付時に、ロックピストン30とロック穴31のハウジング5円周方向の正確な位置決めが行われているため、ロックピストン30のスムーズな係合作用が得られる。
すなわち、各構成部材を組み付ける場合において、前記ハウジング本体11に対してフロントプレート12やリアプレート13を各ボルト14によって組み付ける際には、ハウジング本体11の前端側にフロントプレート12を、各ボルト14を介して仮止めすると共に、リアプレート13をハウジング本体11の後端側に配置しつつ位置決めピン34をハウジング本体11の第2凹溝33bに軸方向から係合させる。
このとき、摺動用孔29内にロックピストン30やコイルスプリングプリン32を収容しつつ該ロックピストン30の先端部30aをリアプレート13のロック穴31内に係合させておく。
その後、各ボルト14の先端雄ねじをリアプレート13の各雌ねじ孔13aに螺着しつつそのまま各ボルト14を締め付ければ、ハウジング本体11に対して両プレート12,13を強固に結合させることができると共に、リアプレート13をハウジング本体11に対して円周方向の位置決めを確実に行うことが可能になる。
したがって、各ボルト14とハウジング本体11の各ボルト挿通孔17などとの位置ずれが生じても、ロックピストン30とロック穴31とのハウジング5円周方向の確実な位置決めが可能になる。
この結果、前記機関停止におけるロックピストン30のロック穴31に対するスムーズな係合作用が得られる。また、例えば機関の駆動中においてカムシャフト2からベーン部材7に作用する交番トルクなどによるロックピストン30とロック穴31との円周方向の位置ずれも防止できる。
また、ロックピストン30が形成されたハウジング本体11やロック穴31が形成されたリアプレート13に、第2凹溝33bや位置決めピン34を設けたため、組付時におけるロックピストン30とロック穴31との位置決め精度が向上する。
また、この実施形態では、ハウジング本体11は、前記4つのベーン22〜25によって隔成された4つの油室9,10によってハウジング5とベーン部材7との相対回転変換トルクのための十分な容積を確保できるので、その軸方向の長さを可及的に短尺化することが可能になる。
この結果、装置全体の軸方向の長さを短くすることが可能になるので、例えばエンジンルームに横置されるタイプの機関の搭載性が良好になると共に、レイアウトの自由度が向上する。
また、前記切欠部22aを、最大幅のベーン22の先端面の前記シュー8の一側面と対向する側にのみに形成したことから、この反対側のベーン22の先端面に前記シール溝を形成しても、ベーン22の幅を可及的に小さくすることが可能になる。この結果、ハウジング5とベーン部材7との相対的な変換角度を大きくすることができる。
しかも、前記凹部33を、前記ハウジング本体11のシュー8の肉盛り部18に設けたため、該肉盛り部18のスペースを有効に利用することができる。
また、前記切欠部22aや肉盛り部18の外側面18aをそれぞれ円弧状に形成したことから、角当たりが防止されて、拡幅ベーン22の強度を確保することが可能になる。
さらにまた、前記位置決めピン34や第2凹溝33bを前記ロック穴31に十分に近接した位置に配置したため、ロックピストン30とロック穴31との位置決め精度をさらに高くすることが可能になる。
また、前記凹部33は、外周側の第1凹溝33aが幅広く形成され、位置決め用の第2凹溝33bを内周側に形成したことから、凹部33として切り欠かれる部分の容積を大きくすることができるので、ハウジング5全体の回転バランスの調整を行うことが可能になる。
また、位置決め用の第2凹溝33bを内周側に位置させたことによって、前記ロック穴31に近接させることができるので、スプロケット1(リアプレート)とハウジング本体11との位置決め精度を一層高めることが可能になる。
さらに、前記第1凹溝33aを、ハウジング本体11を研磨加工する際の研磨機への固定用として利用することができる。
このように、前記凹部33は、位置決め用と、研磨機の固定用、回転バランス調整用、といった3つの機能を有し、さらには、前記スプロケット1の歯部1aとチェーンとのタイミングマークとしても利用することが可能である。したがって、簡単な構造で多くの機能を有する優れた作用効果が奏せられる。
〔第2実施形態〕
また、第2の実施形態としては、ハウジング本体11側の凹部33は同じであるが、リアプレート13側の位置決め用ピンに代えて第3の位置決め凹溝を形成し、前記第2凹溝33bと第3凹溝を、位置合わせ治具によって位置合わせするように構成することも可能である。
したがって、ハウジング本体11にフロントプレート12やリアプレート13を組み付ける際には、基本的に前記第1実施形態と同様な手順で行うが、リアプレート13をハウジング本体11の後端側に配置する際には、予め第2凹溝33bと第3凹溝の位置を一応合わせておき、その後、位置合わせ治具を介してリアプレート13やハウジング本体11に嵌合するときに、図外の位置合わせピンを第3凹溝に外側軸方向から嵌入させると共に、第2凹溝33b内にそのまま嵌入する。
この状態で各ボルト14を締め付ければ、ハウジング本体11に対するリアプレート13の円周方向の位置決めを確実に行うことができる。この結果、ロックピストン30とロック穴31との回転方向の確実な位置決めができる。
なお、前記組み付け作業が完了した後は、前記両凹溝から前記位置合わせ治具を軸方向から取り外す。
したがって、この実施形態によれば、前記第1実施形態と同様な作用効果が得られると共に、リアプレート13には単に第2凹溝を形成するだけで、前述のような前記位置決めピン34等を設ける必要がなくなるので、製造コストの低減化が図れる。
なお、前記位置合わせ治具としては、その構造をさらに簡素化したものでもよく、例えばマイナスドライバーのようなものを利用することも可能であり、あるいはこれらの治具を用いずに単に両凹溝を視認によって合わせることも可能である。
前記実施形態から把握される前記請求項に記載した発明以外の技術的思想について以下に説明する。
(a)請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記係合部は、前記拡幅のベーンの最大回動位置で前記係合部材が係入されるように配置されていると共に、
前記凹部は、周方向の前記係合部に対して最も近い位置に配置された前記シューに設けられていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
凹部の形成位置を、係合部材と係合部との係合箇所に近い位置としたことによって、組付時における係合部材と係合部との位置決めが容易になる。
(b)(a)に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記係合部材は、円筒状の係合ピンによって形成されていると共に、
前記拡幅ベーンの前記一つのシューの一端面と周方向で対向する一側面の外周側角部に前記係合ピンのピン孔内周面に沿った円弧状の切欠部が形成され、
凹部が形成された前記シューの一端面は、前記切欠部と対向する部位が前記切欠部に沿った円弧状に形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
(c)請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記凹部は、拡幅部と狭幅部の二段状の溝によって形成され、前記狭幅部を前記位置決め部として構成したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
(d)請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記凹部は、周方向の中央部が最も深く、両側部が中央部よりも浅い段差状に形成したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
(e)(d)に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記シューの内部軸方向に、ボルト挿通孔が貫通形成されている共に、該ボルト挿通孔に挿通されるボルトによって、前記ハウジングに前記プレート部材が固定されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
(f)請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記位置決め部は、前記プレート部材に設けられた突起によって構成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
(g)請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記位置決め部は、前記プレート部材に固定された位置決めピンによって構成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
(h)請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記位置決め部は、前記プレート部材に設けられた治具挿入用の第3凹溝によって構成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
(i)請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記拡幅のベーン以外のベーンと前記シューとの間には、前記拡幅のベーンを前記係合部材が係合部に合致側の周方向へ付勢する付勢部材が設けられていると共に、
前記拡幅のベーンは、その一側面が前記付勢部材の付勢力によって前記対向するシューの側面と直接当接可能に構成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
(j)(d)に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記凹部の外周部側の幅広部は、前記ハウジングを加工する際に、該ハウジングの固定用として用いられることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
(k)請求項2に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記プレート部材には、クランクシャフトから無端状の索条を介して回転力が伝達される伝達歯部が設けられていると共に、
前記伝達歯部と索条の噛み合い部との位置決めを行うタイミングマークが前記凹部の底部側の段差部の位置となることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
1…スプロケット
2…カムシャフト
3…位相変換機構
4…油圧回路
5…ハウジング
7…ベーン部材
8…シュー
8a…拡幅なシュー
9…遅角油室
10…進角油室
11…ハウジング本体
12…フロントプレート
13…リアプレート(プレート部材)
14…ボルト
18…肉盛り部
21…ベーンロータ
22…最大幅ベーン
22a…切欠部
23〜25…ベーン
30…ロックピストン
31…ロック穴
33…位置決め凹部
33a…第1凹溝
33b…第2凹溝
34…位置決めピン(位置決め凸部)

Claims (3)

  1. 内周面に内側に向かって突出する複数のシューが設けられ、軸方向の一端側が開口した筒状のハウジングと、
    カムシャフトに固定されつつ前記ハウジング内に回転自在に収容され、外周に設けられた複数のベーンのうち少なくとも1枚の周方向幅が他の周方向幅よりも拡幅に形成されたベーンロータと、
    前記各シューと各ベーンとの間に形成されて、流体が選択的に給排される進角側流体室及び遅角側流体室と、
    前記拡幅のベーン内に摺動自在に設けられ、機関の状態に応じて軸方向へ進退動する係合部材と、
    該係合部材が係脱可能な係合部が形成され、前記ハウジングの一端開口を封止するプレート部材と、
    を備え、
    前記拡幅のベーンの一側面が周方向から対向する前記一つのシューの外周側に、径方向の外周部が内周部よりも拡幅な凹部が形成されている一方、
    前記プレート部材の前記シューの凹部と対向する位置に、前記狭幅な内周部と共同して前記プレート部材とハウジングとの位置決めを行う位置決め部が設けられていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  2. 内周面に内側に向かって突出する複数のシューが設けられ、軸方向の一端側が開口した筒状のハウジングと、
    カムシャフトに固定されつつ前記ハウジング内に回転自在に収容され、外周に設けられた複数のベーンのうち少なくとも1枚の周方向幅が他の周方向幅よりも拡幅に形成されたベーンロータと、
    前記各シューと各ベーンとの間に形成されて、流体が選択的に給排される進角側流体室及び遅角側流体室と、
    前記拡幅のベーン内に摺動自在に設けられ、機関の状態に応じて軸方向へ進退動する係合部材と、
    該係合部材が係脱可能な係合部が形成され、前記ハウジングの一端開口を封止するプレート部材と、
    を備え、
    前記拡幅のベーンの一側面が周方向から対向する前記一つのシューの外周側に、径方向の外周部が底部側よりも拡幅となる複数段の段差溝が形成されている一方、
    前記プレート部材の前記シューの段差溝と対向する位置に、前記狭幅な底部と共同して前記プレート部材とハウジングとの位置決めを行う位置決め部が設けられていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  3. 内周面に内側に向かって突出する複数のシューが設けられ、軸方向の一端側が開口した筒状のハウジングと、
    カムシャフトに固定されつつ前記ハウジング内に回転自在に収容され、外周に設けられた複数のベーンのうち少なくとも1枚の重量が他の重量よりも大きく形成されたベーンロータと、
    前記各シューと各ベーンとの間に形成されて、流体が選択的に給排される進角側流体室及び遅角側流体室と、
    前記最も重量の大きなベーン内に摺動自在に設けられ、機関の状態に応じて軸方向へ進退動する係合部材と、
    該係合部材が係脱可能な係合部が形成され、前記ハウジングの一端開口を封止するプレート部材と、
    を備え、
    前記最も重量の大きなベーンの一側面が周方向から対向する前記一つのシューの外周側に、製造時に前記ハウジングを固定するために用いられる固定用凹部と、該固定用凹部の内周側に連続して形成された位置決め用凹部が設けられ、
    前記プレート部材の前記位置決め用凹部と対向する位置に、前記位置決め用凹部と共同して前記プレート部材とハウジングとの位置決めを行う位置決め部が設けられていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
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