JP2011052587A - ディーゼルエンジンのエアバイパスバルブ制御装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンのエアバイパスバルブ制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ターボチャージャを有したディーゼルエンジンにおいて、過給気の逆流に伴うサージ音や吹き返し音の発生を予防する。
【解決手段】ターボチャージャ2のコンプレッサ21の上流側と下流側とを連通するエアバイパス通路5上にエアバイパスバルブ51を介設し、アクセルオフ時にこのエアバイパスバルブ51を開作動させる。エアバイパスバルブ51の開弁時間または開度は、アクセルオフ時のアクセル開度の変化量が大きいほど大きくする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ターボチャージャを有したディーゼルエンジンのエアバイパスバルブ制御装置に関する。
ターボチャージャを有したエンジンでは、アクセルオフ時に不要となった過給気が圧力反射によりターボチャージャのコンプレッサに向けて逆流することがある。逆流した過給気は、コンプレッサにてサージ音を発生させたり、エアクリーナにて吹き返し音を発生させたりするので、好ましくない。
このような異音の発生を予防するために、コンプレッサの上流側と下流側とを連通するエアバイパス通路を設けることが知られている。ガソリンエンジンにおいては、スロットルバルブの上流と下流との差圧によって作動する機械式のエアバイパスバルブをエアバイパス通路上に介設しておくことで、エアバイパス通路を開閉制御することができる(例えば、下記特許文献を参照)。スロットルバルブが急に閉じられ、スロットルバルブ上流の圧力が上昇した暁には、このエアバイパスバルブが開いてエアバイパス通路が開通し、過給圧が抑制され、異音の発生が回避される。
ところが、ディーゼルエンジンでは、吸気系にスロットルバルブを実装しないのが通例となっている。それ故、従前のエアバイパスバルブを採用したエアバイパス通路の開閉制御を実施することができない。
特開平11−264321号公報 特開平11−324689号公報
上記の問題に初めて着目してなされた本発明は、ターボチャージャを有したディーゼルエンジンにおいて、過給気の逆流に伴うサージ音や吹き返し音の発生を予防することを所期の目的としている。
本発明では、ターボチャージャを有したディーゼルエンジンの制御を司るものであって、吸気系に設けたターボチャージャのコンプレッサの上流側と下流側とを連通するエアバイパス通路と、前記エアバイパス通路上に介在しエアバイパス通路を開閉するエアバイパスバルブと、アクセルオフ時に前記エアバイパスバルブを所定時間または所定開度開作動させる制御装置とを具備し、前記所定時間または所定開度の値を、前記アクセルオフ時のアクセル開度の変化量が大きいほど大きくすることを特徴とするディーゼルエンジンのエアバイパスバルブ制御装置を構成した。ここで、アクセルオフとは、運転者がそれまで踏み込んでいたアクセルペダルの踏込量を減らしまたは完全に踏み込みを止めることを言う。アクセル開度の変化量とは、アクセルオフ直前のペダルの踏込量とアクセルオフ直後のペダルの踏込量との差分、またはペダルの踏込量の単位時間当たり変化量を言う。
このようなものであれば、圧力反射が生起するおそれのある運転領域におけるコンプレッサ下流の圧力をエアバイパス通路を介して適切にコンプレッサ上流に逃がすことができる。そして、過給気の逆流に伴うサージ音や吹き返し音の発生を予防することが可能となる。
本発明によれば、ターボチャージャを有したディーゼルエンジンにおいて、過給気の逆流に伴うサージ音や吹き返し音の発生を予防することができる。
本発明の一実施形態におけるディーゼルエンジンの模式的全体構成図。 同実施形態の制御装置が実行する処理の手順を示すフローチャート。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1に、ターボチャージャ2及びエアバイパス通路5を有した本実施形態のディーゼルエンジン1の構成を模式的に示す。ディーゼルエンジン1は、複数の気筒7(図中には一気筒のみを記載している)と、各気筒7内に燃料を噴射するインジェクタ73と、各気筒7に吸気を供給するための吸気系路3と、各気筒7から排気ガスを排出するための排気系路4と、駆動タービン22及びコンプレッサ21の組であるターボチャージャ2とを備えている。
吸気系路3は、外部から空気を取り入れて気筒7の吸気ポート71へと導く。吸気系路3上には、エアクリーナ31、コンプレッサ21、インタクーラ32及びサージタンク33を、上流からこの順序に配設している。
排気系路4は、気筒7内で燃料を燃焼させた結果発生した排気ガスを気筒7の排気ポート72から外部へと導く。この排気系路4上に、駆動タービン22を配設している。
ターボチャージャ2は、駆動タービン22とコンプレッサ21とを同軸で連結して連動するように構成してなる。そして、駆動タービン22を排気ガスのエネルギを利用して回転駆動し、その回転力を以てコンプレッサ21にポンプ作用を営ませることにより、吸入空気を加圧圧縮、つまりは過給して気筒7に送り込む。
しかして、本実施形態では、コンプレッサ21の上流側と下流側とを連通するエアバイパス通路5を設けるとともに、このエアバイパス通路5上にエアバイパスバルブ51を介設している。
エアバイパスバルブ51は、制御信号eを入力して開放/閉止することのできる例えばソレノイド弁である。エアバイパスバルブ51は、制御装置たるECU6によって操作する。
ECU6は、CPU61、メモリ62、入力インタフェース63、出力インタフェース64等を有するマイクロコンピュータシステムである。入力インタフェース63には、過給圧を検出する過給圧センサ81から出力される過給圧信号a、エンジン回転数を検出する回転数センサ82から出力される回転数信号b、アクセル開度即ちアクセルペダルの踏込量を検出するアクセルセンサ83から出力されるアクセル開度信号c等が入力される。出力インタフェース64からは、燃料噴射弁3に対して燃料噴射信号d、エアバイパスバルブ51に対して開弁信号e等を出力する。
CPU61は、予めメモリ62に格納されているプログラムを解釈、実行し、ディーゼルエンジン1の運転を制御する。CPU61は、ディーゼルエンジン1の運転制御に必要な各種情報a、b、cを入力インタフェース63を介して取得し、それらに基づいて燃料噴射量やエアバイパスバルブ51の開弁時間等を演算して、演算結果に対応した各種制御信号d、eを出力インタフェース64を介して印加する。
本実施形態にあって、ECU6は、エンジン回転数、アクセルペダルの踏込量、さらにはその他の諸条件(冷却水温等)に基づき、要求される燃料噴射量、換言すれば要求されるエンジン負荷を算定する。この要求負荷の算定ロジックは、既知のエンジン制御と同様としてよい。その上で、過給圧過多による圧力反射が生起するおそれのある運転領域においては、エアバイパスバルブ51に開弁信号eを通電してこれを開弁し、コンプレッサ下流の圧力をエアバイパス通路5を介してコンプレッサ上流に逃がす。
エアバイパスバルブ51に開弁信号eを通電する時間、即ちエアバイパスバルブ51の開弁時間の長さは、アクセルオフ時のアクセル開度の変化量に応じる。具体的には、アクセル開度の変化量に比例して、エアバイパスバルブ51の開弁時間を長くする。アクセル開度の変化量は、アクセルセンサ83を介して知得した、アクセルオフ直前のペダルの踏込量とアクセルオフ直後のペダルの踏込量との差分、またはペダルの踏込量の単位時間当たり変化量である。
但し、アクセル開度の変化量のみに依拠してエアバイパスバルブ51を操作するとなると、サージ音や吹き返し音の生じない低過給圧時にもエアバイパスバルブ51を開弁することとなってしまい、却ってドライバビリティの低下を招く可能性を否定できない。そこで、本実施形態では、
1)過給圧≧A
2)エンジン回転数≧B
3)要求負荷≧C
の条件をおしなべて満足する場合に限り、エアバイパスバルブ51の開弁操作を行うこととしている。判定値Aは、過給圧が高いことを関知するものであり、判定値B及びCは、ディーゼルエンジン1の現在の運転領域が中回転中負荷域よりも上の領域にあることを関知するものである。これら判定値A、B、Cはそれぞれ、マップデータとして予めメモリ62に記憶している。
図2に、ECU6がプログラムに従い実行する処理の手順例を示している。ECU6は、アクセルセンサ83を介してアクセルペダルの踏込量を観測しており、その踏込量が所定閾値(この閾値は、0または0に近い値である)以下となるアクセルオフが発生したときに(ステップS1)、過給圧センサ81を介して知得した過給圧が判定値A以上であるか(ステップS2)、回転数センサ82を介して知得したエンジン回転数が判定値B以上であるか(ステップS3)、並びに、そのときの要求負荷が判定値C以上であるか(ステップS4)を順次判断する。そして、何れの条件をも満足している場合、アクセル開度の変化量の多寡に応じた開弁時間を決定して(ステップS5)、決定した開弁時間だけエアバイパスバルブ51に通電、これを開弁する(ステップS6)。
本実施形態によれば、吸気系3に設けたターボチャージャ2のコンプレッサ21の上流側と下流側とを連通するエアバイパス通路5と、前記エアバイパス通路5上に介在しエアバイパス通路5を開閉するエアバイパスバルブ51と、アクセルオフ時に前記エアバイパスバルブ51を所定時間開作動させる制御装置6とを具備し、前記所定時間の値を、前記アクセルオフ時のアクセル開度の変化量が大きいほど大きくするエアバイパスバルブ51制御装置を構成したため、圧力反射が生起するおそれのある運転領域におけるコンプレッサ下流の圧力をエアバイパス通路5を介して適切にコンプレッサ上流に逃がすことができる。そして、過給気の逆流に伴うサージ音や吹き返し音の発生を予防することが可能となる。
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。特に、エアバイパスバルブ51として、弁開度をPWM制御可能な流量制御弁を採用してもよい。この場合のECU6は、アクセルオフ時のアクセル開度の変化量が大きいほど、エアバイパスバルブ51の開度(開弁信号eのDUTY比)を大きくする。
その他各部の具体的構成は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明は、車両等に搭載されるディーゼルエンジンの制御に利用することができる。
1…内燃機関
2…ターボチャージャ
21…コンプレッサ
5…エアバイパス通路
51…エアバイパスバルブ
6…制御装置(ECU)

Claims (1)

  1. ターボチャージャを有したディーゼルエンジンの制御を司るものであって、
    吸気系に設けたターボチャージャのコンプレッサの上流側と下流側とを連通するエアバイパス通路と、
    前記エアバイパス通路上に介在しエアバイパス通路を開閉するエアバイパスバルブと、
    アクセルオフ時に前記エアバイパスバルブを所定時間または所定開度開作動させる制御装置とを具備し、
    前記所定時間または所定開度の値を、前記アクセルオフ時のアクセル開度の変化量が大きいほど大きくすることを特徴とするディーゼルエンジンのエアバイパスバルブ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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