JP2011043217A - ガス栓用保護キャップ - Google Patents
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Abstract
【課題】ガス栓のプラグ部(3a)又はホースエンド部(3b)の開放部を外周気密状態に閉塞可能な弾性材料製のキャップ部(1)を具備するガス栓用保護キャップに関し、プラグ部(3a)又はホースエンド部(3b)に対するキャップ部(1)の装着保持力を高めて、キャップ(1)部によるシール性を長期に渡って安定した状態で維持できるようにする。
【解決手段】キャップ部(1)は、プラグ部(3a)又はホースエンド部(3b)の胴部外径よりも小さな内径を有する一方開放の筒体(10)と、筒体(10)に取り付けられ且つ前記プラグ部(3a)又はホースエンド部(3b)の胴部(32)を締付方向に付勢する金属製の弾性リング(20)とからなり、弾性リング(20)にはこれを拡径方向に操作する操作突片(2a)(2b)を設けたこと。
【選択図】図1
【解決手段】キャップ部(1)は、プラグ部(3a)又はホースエンド部(3b)の胴部外径よりも小さな内径を有する一方開放の筒体(10)と、筒体(10)に取り付けられ且つ前記プラグ部(3a)又はホースエンド部(3b)の胴部(32)を締付方向に付勢する金属製の弾性リング(20)とからなり、弾性リング(20)にはこれを拡径方向に操作する操作突片(2a)(2b)を設けたこと。
【選択図】図1
Description
本発明は、ガス栓用保護キャップ、特に、ガス栓の不使用時に、ガス栓のプラグ部又はホースエンド部に被嵌させて、これら部分を保護すると共に、ガス漏れを防止するガス栓用保護キャップに関する。
ガス配管の端末に接続されるガス栓のプラグ部はソケットがワンタッチで接続可能で、ソケット接続部の気密性を維持するとともに、ソケットの着脱によって、内部の弁機構が開閉するようになっている。このため、ソケット非接続時におけるプラグ部内に埃や油や水等の異物が浸入しないように、又、外的衝撃からも保護できるように、プラグ部の開放端を保護キャップで閉塞しておくことが望ましい。
前記保護キャップとして、実開平7−43674号公報に開示のものがある。
このものは、図8に示すように、ガス栓本体(31)から突出しているプラグ部(3)の先端に、軟質樹脂製又は合成ゴム製で且つ一方に開放する筒状のキャップ部(4)を、その弾性を利用して密に外嵌させる構成のものであり、キャップ部(4)によってプラグ部(3)の開放端が外周気密状態に閉塞される。尚、キャップ部(4)は、連結バンド(42)を介して、ガス栓本体(31)に装着させるための取付環(41)に一体的に連結されている。
キャップ部(4)の内周面の、プラグ部(3)の外周面に設けられている、ソケット接続用の環状凹溝(30)に対応する所定位置には、前記環状凹溝(30)に嵌入可能な環状凸条(40)が突設されてあり、環状凸条(40)を環状凹溝(30)に嵌入させるように、キャップ部(4)をプラグ部(3)に被嵌させることにより、キャップ部(4)はプラグ部(3)に対して抜け止め状態に取り付けることができる。
前記保護キャップとして、実開平7−43674号公報に開示のものがある。
このものは、図8に示すように、ガス栓本体(31)から突出しているプラグ部(3)の先端に、軟質樹脂製又は合成ゴム製で且つ一方に開放する筒状のキャップ部(4)を、その弾性を利用して密に外嵌させる構成のものであり、キャップ部(4)によってプラグ部(3)の開放端が外周気密状態に閉塞される。尚、キャップ部(4)は、連結バンド(42)を介して、ガス栓本体(31)に装着させるための取付環(41)に一体的に連結されている。
キャップ部(4)の内周面の、プラグ部(3)の外周面に設けられている、ソケット接続用の環状凹溝(30)に対応する所定位置には、前記環状凹溝(30)に嵌入可能な環状凸条(40)が突設されてあり、環状凸条(40)を環状凹溝(30)に嵌入させるように、キャップ部(4)をプラグ部(3)に被嵌させることにより、キャップ部(4)はプラグ部(3)に対して抜け止め状態に取り付けることができる。
このように、プラグ部(3)の開放端を、合成ゴム製のキャップ部(4)で密に閉塞させておくことにより、プラグ部(3)内は保護され、内部に埃や水等の異物が浸入する不都合や、外的衝撃により損傷する不都合もない上に、万一、内部の弁機構からガス漏れが生じることがあっても、プラグ部(3)はキャップ部(4)によって外周気密状態にシールされていることから、プラグ部(3)の外部へのガスの漏出も防止することができる。
尚、配管をゴム管止め金具によって接続させる形式のガス栓のホースエンドにも、不使用時には、軟質樹脂製又は合成ゴム製の保護キャップを外周気密状態に被嵌させている。
尚、配管をゴム管止め金具によって接続させる形式のガス栓のホースエンドにも、不使用時には、軟質樹脂製又は合成ゴム製の保護キャップを外周気密状態に被嵌させている。
しかしながら、ガス栓の設置場所は台所のガスコンロや流し台の傍であるため、保護キャップは、熱、水、熱湯、洗剤、油、調味料等の影響を受け易い。
上述した従来の保護キャップでは、キャップ部(4)は、軟質樹脂又は合成ゴム等の弾性力を有する成型体であるから、キャップ部(4)に、水、熱湯、油、洗剤等がかかったり、熱の影響が及んだりした場合、キャップ部(4)が変形したり、劣化したりして、弾性力が損なわれることがある。弾性力が損なわれると、プラグ部(4)やホースエンド部に対するキャップ部(4)の装着保持力が不十分となり、シール性が損なわれたり、最終的には不用意に外れたりする不都合がある。
上述した従来の保護キャップでは、キャップ部(4)は、軟質樹脂又は合成ゴム等の弾性力を有する成型体であるから、キャップ部(4)に、水、熱湯、油、洗剤等がかかったり、熱の影響が及んだりした場合、キャップ部(4)が変形したり、劣化したりして、弾性力が損なわれることがある。弾性力が損なわれると、プラグ部(4)やホースエンド部に対するキャップ部(4)の装着保持力が不十分となり、シール性が損なわれたり、最終的には不用意に外れたりする不都合がある。
特に、ガス出口となるプラグ部(3)が二つ設けられている二口ガス栓であって、前記二つのプラグ部(3)の一方は、ソケットが接続された使用状態にあり、他方は、キャップ部(4)を被嵌させた不使用状態にある場合に、不使用状態にある方のプラグ部(3)の操作つまみを誤って開栓方向に操作してしまうことがある。このとき、キャップ部(4)の弾性力が低下してシール性が損なわれていると、プラグ部(3)とキャップ部(4)との隙間からガスが外部に漏れてしまうことがある。大量のガス漏れに対しては、プラグ部(3)に内蔵された過流出防止弁が作動するから、プラグ部(3)からのガスの流出は遮断されるが、微量な漏れの場合、前記過流出防止弁が作動することがなく、微量なガス漏れが継続してしまうため危険である。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、『ガス栓のプラグ部又はホースエンド部の開放端を外周気密状態に閉塞可能な弾性材料製のキャップ部を具備するガス栓用保護キャップ』において、前記プラグ部又はホースエンド部に対する前記キャップ部の装着保持力を高めて、前記キャップ部によるシール性を長期に渡って安定した状態で維持できるようにすることを課題とする。
(1)請求項1に係る発明のガス栓用保護キャップは、『前記キャップ部は、前記プラグ部又はホースエンド部の胴部外径よりも小さな内径を有する一方開放の筒体に、前記筒体を拡径可能で且つ前記プラグ部又はホースエンド部の胴部を締付方向に付勢する金属製の弾性リングが取り付けられ、
前記弾性リングには前記弾性リングを拡径方向に操作する操作突片が設けられていること』を特徴とするものである。
前記弾性リングには前記弾性リングを拡径方向に操作する操作突片が設けられていること』を特徴とするものである。
上記手段は次のように作用する。
キャップ部は、弾性材料製の筒体の周面内に金属製の弾性リングを収容させた構成であり、自然状態における前記筒体の内径は、プラグ部又はホースエンド部の胴部外径よりも小さく設定されている。
前記キャップ部をプラグ部又はホースエンド部に装着させるには、操作突片を操作して弾性リングを拡径させる。弾性リングの拡径に伴って弾性材料製の筒体の内径も拡径させられるため、プラグ部又はホースエンド部を、開放端側から前記キャップ部内に差し込むことができる。
前記キャップ部にプラグ部又はホースエンド部を最終挿入位置まで挿入させた状態で、操作突片から手を離せば、筒体及び弾性リングは各々の弾性によってプラグ部又はホースエンド部の胴部を締め付ける。これにより、プラグ部又はホースエンド部には弾性材料からなる筒体が外周気密状態に密着した状態で装着され、その装着状態は弾性リングの弾性力も相俟って強く保持される。
キャップ部を取り外すときは、装着時と同様に、操作突片を操作して弾性リングの内径を拡径させれば、筒体の内径も同時に拡径することから、プラグ部又はホースエンド部から抜き取ることができる。
キャップ部は、弾性材料製の筒体の周面内に金属製の弾性リングを収容させた構成であり、自然状態における前記筒体の内径は、プラグ部又はホースエンド部の胴部外径よりも小さく設定されている。
前記キャップ部をプラグ部又はホースエンド部に装着させるには、操作突片を操作して弾性リングを拡径させる。弾性リングの拡径に伴って弾性材料製の筒体の内径も拡径させられるため、プラグ部又はホースエンド部を、開放端側から前記キャップ部内に差し込むことができる。
前記キャップ部にプラグ部又はホースエンド部を最終挿入位置まで挿入させた状態で、操作突片から手を離せば、筒体及び弾性リングは各々の弾性によってプラグ部又はホースエンド部の胴部を締め付ける。これにより、プラグ部又はホースエンド部には弾性材料からなる筒体が外周気密状態に密着した状態で装着され、その装着状態は弾性リングの弾性力も相俟って強く保持される。
キャップ部を取り外すときは、装着時と同様に、操作突片を操作して弾性リングの内径を拡径させれば、筒体の内径も同時に拡径することから、プラグ部又はホースエンド部から抜き取ることができる。
(2)請求項2に係る発明の保護キャップは、請求項1に記載のものにおいて、『前記弾性リングは前記筒体の内周面と外周面との間に一体成型によって埋め込まれている』もので、弾性リングと筒体とは一体であり、操作突片の操作によって、弾性リングと筒体を同時に拡縮させることができる。又、弾性リング全体が筒体内に埋め込まれているから、弾性リングが外方に露出しない。
(3)請求項3に係る発明の保護キャップは、請求項1に記載のものにおいて、『前記筒体に、前記弾性リングが拡径方向に係合する係合部を設けるとともに、前記係合部の係合解除により前記筒体から前記弾性リングを取り外し可能とした』ものでは、前記弾性リングに対する前記筒体の前記係合部の係合及びその解除により前記弾性リングの取り付け及び取り外しが可能となる。
以上のように、請求項1に係る発明によれば、操作突片を操作することにより、弾性リングの内径を拡径させることができると共に、これと同時に、弾性樹脂製の筒体の内径を拡径させることができる。すなわち、キャップ部の内径を容易に拡径させることが可能であるから、プラグ部又はホースエンド部に対するキャップ部の着脱が容易となる。
よって、プラグ部又はホースエンド部に粘着してしまったキャップ部を、ドライバー等の工具を使って強制的に引き剥がす必要がないから、キャップ部やガス栓の表面を工具で損傷させてしまう不都合がない。
よって、プラグ部又はホースエンド部に粘着してしまったキャップ部を、ドライバー等の工具を使って強制的に引き剥がす必要がないから、キャップ部やガス栓の表面を工具で損傷させてしまう不都合がない。
プラグ部又はホースエンド部は、筒体及び弾性リングによって二重に締め付けられることとなる。よって、キャップ部のプラグ部又はホースエンド部に対する装着保持力は強固で且つ確実となる。
請求項2に係る発明によれば、操作突片の操作によって筒体と弾性リングを同時に拡縮させることができるので、使い勝手が向上する上に、金属製の弾性リングは外方に露出していないため、弾性リングに水や洗剤等が付着することがない。よって、弾性リングの腐食を防止することができ、一層の長期使用が可能となる。又、キャップ部の周壁は、筒体の内周面、弾性リング、筒体の外周面の三層構造からなるため、キャップ部が熱せられたり、水、熱湯、油、洗剤等がかかったりしても、これらの影響は、筒体の内周面にまで及び難い。よって、キャップ部全体が変形したり劣化したりして筒体の弾性力が損なわれることはないから、これらの影響を受け易い台所でも、プラグ部又はホースエンド部への装着保持力を維持したままで且つシール性能も損なわれることなく長期に渡って使用することができる。
また、請求項3に係る発明によれば、弾性リングは筒体に着脱自在としたから、筒体又は弾性リングが損傷したり腐食した場合には夫々の取替交換が可能となる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態の保護キャップを装着させるガス栓は、図1に示すように、一つのガス栓本体(31)に二つのガス出口が設けられている、所謂、二口ガス栓であり、屋内側壁面や流し台や調理台の天板等に固定されて使用される。図1に示すガス栓のガス出口の一方は、ソケット接続用のプラグ部(3a)が突設されてあり、他方は、ガスゴム管接続用のホースエンド部(3b)が突設されている。
これらプラグ部(3a)及びホースエンド部(3b)の不使用時には、ガス栓本体(31)は閉状態になっているが、より高い安全性の確保と、プラグ部(3a)及びホースエンド部(3b)の開放端からの異物の浸入を防止するために、それぞれ保護キャップを被嵌させている。
これらプラグ部(3a)及びホースエンド部(3b)の不使用時には、ガス栓本体(31)は閉状態になっているが、より高い安全性の確保と、プラグ部(3a)及びホースエンド部(3b)の開放端からの異物の浸入を防止するために、それぞれ保護キャップを被嵌させている。
以下、本発明の第1番目の実施の形態の保護キャップについて説明する。
保護キャップは、プラグ部(3a)及びホースエンド部(3b)の円筒形胴部(32)にそれぞれ外嵌させる合成ゴム製の一方開放の筒体(10)と、筒体(10)の周面内に収容され、拡径方向に係合する金属製の弾性リング(20)とから、キャップ部(1)が構成されているものであり、筒体(10)の開放端に連設されている連結バンド(34)を介して、ガス栓本体(31)に取り付けられる取付環(35)に連結されている。
保護キャップは、プラグ部(3a)及びホースエンド部(3b)の円筒形胴部(32)にそれぞれ外嵌させる合成ゴム製の一方開放の筒体(10)と、筒体(10)の周面内に収容され、拡径方向に係合する金属製の弾性リング(20)とから、キャップ部(1)が構成されているものであり、筒体(10)の開放端に連設されている連結バンド(34)を介して、ガス栓本体(31)に取り付けられる取付環(35)に連結されている。
図3は、プラグ部(3a)に被嵌させるキャップ部(1)を具備させた保護キャップの断面図であり、図4はそのX−X断面図である。
筒体(10)を構成している周壁の内径は、プラグ部(3a)の円筒形胴部(32)の外径よりも若干小さく形成されていると共に、その内周面の所定位置には、プラグ部(3a)の円筒形胴部(32)の外表面に形成されている環状凹溝(30)に嵌入可能な環状凸条(13)が周方向全域に渡って突設されている。又、筒体(10)の内周面と外周面との間には、弾性リング(20)を収容するための筒状空間部(11)が形成されていると共に、前記外周面には、筒状空間部(11)に連通する溝部(12)が周方向に開放している。
筒体(10)を構成している周壁の内径は、プラグ部(3a)の円筒形胴部(32)の外径よりも若干小さく形成されていると共に、その内周面の所定位置には、プラグ部(3a)の円筒形胴部(32)の外表面に形成されている環状凹溝(30)に嵌入可能な環状凸条(13)が周方向全域に渡って突設されている。又、筒体(10)の内周面と外周面との間には、弾性リング(20)を収容するための筒状空間部(11)が形成されていると共に、前記外周面には、筒状空間部(11)に連通する溝部(12)が周方向に開放している。
筒状空間部(11)内に収容させる弾性リング(20)としては、図2に示すような、市販のゴム管止めが採用可能である。
この種のゴム管止めは、図2に示すように、両端に、操作突片(2a)(2b)が設けられている環状の板バネであり、一方の操作突片(2a)は二本の支持片(21)(21)で支持され、他方の操作突片(2b)は、前記二本の支持片(21)(21)間に位置するように配設される一本の支持片(22)によって支持されているもので、操作突片(2a)(2b)が相互に近付く方向(図2の矢印の方向)に移動するように両者を同時に摘むことにより、弾性リング(20)の内径は拡径し、操作突片(2a)(2b)から手を離せば、弾性リング(20)の内径は元の径となる。
この種のゴム管止めは、図2に示すように、両端に、操作突片(2a)(2b)が設けられている環状の板バネであり、一方の操作突片(2a)は二本の支持片(21)(21)で支持され、他方の操作突片(2b)は、前記二本の支持片(21)(21)間に位置するように配設される一本の支持片(22)によって支持されているもので、操作突片(2a)(2b)が相互に近付く方向(図2の矢印の方向)に移動するように両者を同時に摘むことにより、弾性リング(20)の内径は拡径し、操作突片(2a)(2b)から手を離せば、弾性リング(20)の内径は元の径となる。
又、筒体(10)の外周面に設けた溝部(12)の幅は、前述の一本の支持片(22)の幅に略一致させている。
このゴム管止めの弾性リング(20)を、筒体(10)の溝部(12)の両側部分(15)(15)を変形させながら、筒状空間部(11)内に収容する。弾性リング(20)の収容状態にて、一本の支持片(22)と溝部(12)の寸法関係は上述したとおりであるから、支持片(22)は溝部(12)から外方へ突出するが、二本の支持片(21)(21)は、支持片(22)の両側に位置する構成であるから、溝部(12)から突出させることはできない。そこで、溝部(12)の両側部分(15)(15)各々を弾性リング(20)の拡径操作に伴う支持片(21)(21)の可動範囲にスリット(14)(14)を設け、このスリット(14)(14)を挿通させることにより、支持片(21)(21)を外方へ突出させている。
尚、溝部(12)の両側部分(15)(15)が、弾性リング(20)が拡径方向に係合する係合部となる。
このゴム管止めの弾性リング(20)を、筒体(10)の溝部(12)の両側部分(15)(15)を変形させながら、筒状空間部(11)内に収容する。弾性リング(20)の収容状態にて、一本の支持片(22)と溝部(12)の寸法関係は上述したとおりであるから、支持片(22)は溝部(12)から外方へ突出するが、二本の支持片(21)(21)は、支持片(22)の両側に位置する構成であるから、溝部(12)から突出させることはできない。そこで、溝部(12)の両側部分(15)(15)各々を弾性リング(20)の拡径操作に伴う支持片(21)(21)の可動範囲にスリット(14)(14)を設け、このスリット(14)(14)を挿通させることにより、支持片(21)(21)を外方へ突出させている。
尚、溝部(12)の両側部分(15)(15)が、弾性リング(20)が拡径方向に係合する係合部となる。
上述したようなゴム管止めの弾性リング(20)を筒状空間部(11)に収容させたキャップ部(1)を、不使用時のガス栓のプラグ部(3a)に装着させるには、操作突片(2a)(2b)を同時に摘んで、図4の矢印に示す方向に力を加える。操作突片(2a)(2b)が相互に近接するにつれて、弾性リング(20)の内径が拡径させられ、それに伴って、筒体(10)の内径も拡径する。
筒体(10)の内径をプラグ部(3a)の胴部(32)の外径よりも大きく拡径させた状態で、プラグ部(3a)を筒体(10)内に差し込み、筒体(10)に設けた環状凸条(13)がプラグ部(3a)の環状凹溝(30)に嵌入した時点で、操作突片(2a)(2b)から手を離す。プラグ部の内径とプラグ部(3a)の胴部(34)との寸法関係は上記したとおりであるから、筒体(10)は合成ゴムの弾性によって胴部(32)に密に外嵌される上に、弾性リング(20)によって強固に締め付けられる。
これにより、キャップ部(1)は、胴部(32)に対して、筒体(10)と弾性リング(20)によって外周気密状態に密着されると共に、筒体(10)と胴部(32)との間に生じる摩擦力によって回り止め状態に、さらには、環状凸条(13)が環状凹溝(30)に嵌入されることによって抜け止め状態に装着固定される。
キャップ部(1)の周壁は、筒体(10)の内周面と外周面との間に、弾性リング(20)が介在された三層構造であるから、調理時の熱でキャップ部(1)が加熱されたり、水、熱湯、油、洗剤等がかかったりしても、これらの影響が、筒体(10)の内周面に直接及ぶことがないため、筒体(10)の内周面が短期間で変形したり劣化したりすることはなく、長期に渡る取り付けに対しても十分なシール性を有することとなる。又、弾性リング(20)の締付力も緩むことはないから、プラグ部(3a)を確実に且つ長期に渡って保護することが可能となり、シール性、プラグ部(3a)に対する保持性も十分に確保することができる。
よって、万一、誤って不使用状態にあるプラグ部(3a)の操作つまみを回動させて、内蔵されている弁装置を開弁してしまった場合でも、本件発明の保護キャップのキャップ部(1)が装着されている限り、ガスが外部に漏れることはなく安全である。
キャップ部(1)を取り外すには、操作突片(2a)(2b)を再度同時に摘んで近接させれば、筒体(10)の内径を再度拡径させることができるので、その状態のままプラグ部(3a)をキャップ部(1)から抜き取れば良い。
よって、万一、誤って不使用状態にあるプラグ部(3a)の操作つまみを回動させて、内蔵されている弁装置を開弁してしまった場合でも、本件発明の保護キャップのキャップ部(1)が装着されている限り、ガスが外部に漏れることはなく安全である。
キャップ部(1)を取り外すには、操作突片(2a)(2b)を再度同時に摘んで近接させれば、筒体(10)の内径を再度拡径させることができるので、その状態のままプラグ部(3a)をキャップ部(1)から抜き取れば良い。
このように、筒体(10)から外方に突出させている弾性リング(20)の操作突片(2a)(2b)を操作することにより、筒体(10)の内径を拡開させることができるから、キャップ部(1)のプラグ部(3a)への脱着が容易となる。
操作突片(2a)(2b)を操作しながら、プラグ部(3a)をキャップ部(1)内に差し込んだ状態で操作突片(2a)(2b)から手を離せば、プラグ部(3a)の胴部(32)は、筒体(10)及び弾性リング(20)によって強固に締め付けられる態様となり、プラグ部(3a)に対するキャップ部(1)の装着保持力は長期間維持される。たとえ、長期の使用によって筒体(10)がプラグ部(3a)の胴部(32)に粘着してしまった場合でも、操作突片(2a)(2b)を操作して弾性リング(20)を拡径させることにより、筒体(10)も強制的に拡径させることができるから、工具等によって筒体(10)を無理に引き剥がす必要もなく、キャップ部(1)やプラグ部(3a)に工具で傷を付けてしまう不都合もない。
操作突片(2a)(2b)を操作しながら、プラグ部(3a)をキャップ部(1)内に差し込んだ状態で操作突片(2a)(2b)から手を離せば、プラグ部(3a)の胴部(32)は、筒体(10)及び弾性リング(20)によって強固に締め付けられる態様となり、プラグ部(3a)に対するキャップ部(1)の装着保持力は長期間維持される。たとえ、長期の使用によって筒体(10)がプラグ部(3a)の胴部(32)に粘着してしまった場合でも、操作突片(2a)(2b)を操作して弾性リング(20)を拡径させることにより、筒体(10)も強制的に拡径させることができるから、工具等によって筒体(10)を無理に引き剥がす必要もなく、キャップ部(1)やプラグ部(3a)に工具で傷を付けてしまう不都合もない。
尚、筒体(10)の溝部(12)から外方に露出している弾性リング(20)が腐食したり、汚損されたりした場合には、弾性リング(20)を筒状空間部(11)から取り外して、新しいゴム管止めに交換することも可能である。
上記したものは、プラグ部(3a)に装着させるキャップ部(1)について説明したが、ホースエンド部(3b)に装着させるキャップ部(1)も同様に筒体(10)の筒状空間部(11)に市販のゴム管止めの弾性リング(20)を収容することでプラグ部(3a)に被嵌させるキャップ部(1)と同様に使用することができる。この場合、筒体(10)の内周面に環状凸条(13)を設ける必要はなく、ホースエンド部(3b)の胴部(32)の外周面の形状に応じて、筒体(10)の内周面を弾性変形させて胴部(32)に密着するように、筒体(10)の大きさ及び長さをホースエンド部(3b)の胴部(32)の外径及び長さに合わせておけば良い。
上記実施例1は、筒体(10)の溝部(12)の両側部分(15)(15)に弾性リング(20)を係合させたものであるが、筒体(10)と弾性リング(20)との係合関係は、図5に示すもののように、筒体(10)から先端部を大径とした複数の係合突起(16)を突設させると共に、これら係合突起(16)を弾性リング(20)に形成した孔部(23)に強制的に挿通して、係合させる構成としてもよい。
この場合も、上記弾性リング(20)の拡径に伴い、筒体(10)も拡径させることができ、上記実施例1と同様に機能する。
この場合も、上記弾性リング(20)の拡径に伴い、筒体(10)も拡径させることができ、上記実施例1と同様に機能する。
図6、図7に示すものは、第2番目の実施の形態の保護キャップであり、合成ゴム製の筒体(10)と金属製の弾性リング(20)とを一体成型により、キャップ部(1)を構成したものである。
このものでは、筒体(10)内に弾性リング(20)の全体が収容される態様となり、操作突片(2a)(2b)の支持片(21)(22)は、筒体(10)の外周面の所定位置から突出させている。
この実施の形態に採用される弾性リング(20)も、上述したような市販のゴム管止めと同様な構造のものが採用可能であり、操作突片(2a)(2b)を相互に近接する方向に摘むことによって、弾性リング(20)を拡径させることができ、操作突片(2a)(2b)の操作によって、筒体(10)の内径を拡径できるようにしている。
このものでは、筒体(10)内に弾性リング(20)の全体が収容される態様となり、操作突片(2a)(2b)の支持片(21)(22)は、筒体(10)の外周面の所定位置から突出させている。
この実施の形態に採用される弾性リング(20)も、上述したような市販のゴム管止めと同様な構造のものが採用可能であり、操作突片(2a)(2b)を相互に近接する方向に摘むことによって、弾性リング(20)を拡径させることができ、操作突片(2a)(2b)の操作によって、筒体(10)の内径を拡径できるようにしている。
この第2番目の実施の形態のものでは、弾性リング(20)の全体が筒体(10)内に収容された態様となっているため、弾性リング(20)は外方に露出しない。よって、弾性リング(20)自体に、水や熱湯や油、又は洗剤や漂白剤等がかかることがないため、弾性リング(20)が腐食するおそれはない。
又、図6、図7に示した保護キャップは、プラグ部(3a)に装着させるためにキャップ部(1)の内周面に環状凸条(13)を突設させているが、これを設けることなく、ホースエンド部(3b)の胴部(32)よりも小径に形成して、ホースエンド部(3b)用の保護キャップとして装着させることも可能である。
さらに、実施例1において示した筒体(10)と弾性リング(20)を接着剤により固着し、両者を一体化させると、実施例2の筒体(10)と金属製の弾性リング(20)とを一体成型により、キャップ部(1)を構成したものと同様に機能する。
又、図6、図7に示した保護キャップは、プラグ部(3a)に装着させるためにキャップ部(1)の内周面に環状凸条(13)を突設させているが、これを設けることなく、ホースエンド部(3b)の胴部(32)よりも小径に形成して、ホースエンド部(3b)用の保護キャップとして装着させることも可能である。
さらに、実施例1において示した筒体(10)と弾性リング(20)を接着剤により固着し、両者を一体化させると、実施例2の筒体(10)と金属製の弾性リング(20)とを一体成型により、キャップ部(1)を構成したものと同様に機能する。
(1) ・・・・・・・キャップ部
(10)・・・・・・・筒体
(11)・・・・・・・筒状空間部
(12)・・・・・・・溝部
(20)・・・・・・・弾性リング
(2a)(2b)・・・・・操作突片
(32)・・・・・・・胴部
(3a)・・・・・・・プラグ部
(3b)・・・・・・・ホースエンド部
(10)・・・・・・・筒体
(11)・・・・・・・筒状空間部
(12)・・・・・・・溝部
(20)・・・・・・・弾性リング
(2a)(2b)・・・・・操作突片
(32)・・・・・・・胴部
(3a)・・・・・・・プラグ部
(3b)・・・・・・・ホースエンド部
Claims (3)
- ガス栓のプラグ部又はホースエンド部の開放部を外周気密状態に閉塞可能な弾性材料製のキャップ部を具備するガス栓用保護キャップにおいて、
前記キャップ部は、前記プラグ部又はホースエンド部の胴部外径よりも小さな内径を有する一方開放の筒体に、前記筒体を拡径可能で且つ前記プラグ部又はホースエンド部の胴部を締付方向に付勢する金属製の弾性リングが取り付けられ、
前記弾性リングには前記弾性リングを拡径方向に操作する操作突片が設けられていることを特徴とするガス栓用保護キャップ。 - 請求項1に記載のガス栓用保護キャップにおいて、前記弾性リングは前記筒体の内周面と外周面との間に一体成型によって埋め込まれていることを特徴とするガス栓用保護キャップ。
- 請求項1に記載のガス栓用保護キャップにおいて、前記筒体に、前記弾性リングが拡径方向に係合する係合部を設けるとともに、前記係合部の係合解除により前記筒体から前記弾性リングを取り外し可能としたことを特徴とするガス栓用保護キャップ。
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