JP2011023828A - 電子機器および映像データ処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】お勧めコンテンツのような推薦映像データおよび他の映像データの中から目的の映像データを簡単に検索することができる電子機器を実現する。
【解決手段】ナビゲーション機能は、注目映像データに対する各映像データの関連度を、ジャンル、タイトル、登場人物、及びキーワードといった属性毎に算出し、映像データそれぞれを示すオブジェクトを、ジャンル、タイトル、登場人物、及びキーワードに対応する4つの領域に表示する。さらに、ナビゲーション機能は、お勧めコンテンツリスト、人気ランキングのような推薦コンテンツリストデータを受信し、その推薦コンテンツリストデータによって示される推薦映像データそれぞれと注目映像データとの関連度を属性毎に算出し、一定数の推薦映像データを示すオブジェクトを各領域に確保された専用領域に表示する。
【選択図】図5
【解決手段】ナビゲーション機能は、注目映像データに対する各映像データの関連度を、ジャンル、タイトル、登場人物、及びキーワードといった属性毎に算出し、映像データそれぞれを示すオブジェクトを、ジャンル、タイトル、登場人物、及びキーワードに対応する4つの領域に表示する。さらに、ナビゲーション機能は、お勧めコンテンツリスト、人気ランキングのような推薦コンテンツリストデータを受信し、その推薦コンテンツリストデータによって示される推薦映像データそれぞれと注目映像データとの関連度を属性毎に算出し、一定数の推薦映像データを示すオブジェクトを各領域に確保された専用領域に表示する。
【選択図】図5
Description
本発明は映像データを処理可能な電子機器および同機器に適用される映像データ処理方法に関する。
一般に、テレビ、パーソナルコンピュータといった電子機器は、テレビジョン放送番組データのような各種映像コンテンツを記録および再生することが可能である。近年では、インターネット動画配信サービスの普及により、視聴可能な映像コンテンツの数は急速に増加してきている。このため、多種多様な映像コンテンツからユーザが視聴を希望する映像コンテンツを簡単に検索するための機能の実現が望まれている。
特許文献1には、動画像コンテンツ間の関連性を可視化する機能を有する映像表示装置が開示されている。この映像表示装置は、対象の動画像コンテンツに対する他の動画像コンテンツの各々の関連度を算出し、動画像コンテンツそれぞれに対応する可視化コンテンツが配置された仮想空間を表示する。仮想空間においては、各可視化コンテンツは、対象の動画像コンテンツの配置位置から、関連度に応じて離間された位置に配置される。このような仮想空間を表示することにより、コンテンツ間の関連性をユーザに提示することができる。
しかし、特許文献1の映像表示装置では、コンテンツ配信事業者、他の各種サービス事業者によって提供される、お勧めコンテンツリスト、人気ランキングといった推薦コンテンツリストデータを利用することについては考慮されていない。また、特許文献1の映像表示装置では、全ての動画像コンテンツが同一の尺度で扱われる。仮想空間上に表示可能な可視化コンテンツの数は無限ではない。このため、もし対象の動画像コンテンツに対する関連度が高い動画像コンテンツが多数存在するならば、対象の動画像コンテンツに対する関連度がそれほど高くない動画像コンテンツそれぞれの可視化コンテンツは仮想空間上に表示されなくなる可能性がある。
対象の動画像コンテンツに対する関連度がそれほど高くない動画像コンテンツの中にも、ユーザにとって興味のあるコンテンツが含まれている可能性がある。また、お勧めコンテンツリストや人気ランキングによって推薦されるコンテンツのリスト中にも、ユーザにとって興味のあるコンテンツが含まれている可能性がある。しかし、全ての動画像コンテンツを同一の尺度で扱うという構成では、もし対象の動画像コンテンツに対する関連度が高い動画像コンテンツが多数存在すると、推薦されるコンテンツが仮想空間上に表示されない可能性がある。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、お勧めコンテンツリストのような推薦コンテンツリストデータを有効利用することによって膨大な映像データの中から目的の映像データを簡単に検索することができる電子機器および映像データ処理方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の電子機器は、キー映像データと複数の映像データそれぞれとの間の関連度を第1属性および第2属性の各々について算出する第1の関連度算出手段と、複数の推薦映像データのリストを示す推薦コンテンツリストデータを受信する受信手段と、前記キー映像データと前記推薦映像データそれぞれとの間の関連度を前記第1属性および前記第2属性の各々について算出する第2の関連度算出手段と、前記キー映像データを示すオブジェクトが第1位置に配置され、前記複数の映像データ内に含まれ且つ前記第1属性に関して前記キー映像データに関連する映像データをそれぞれ示すオブジェクトが前記第1位置に対して第1方向に存在する第1領域に前記第1属性の関連度に応じて並べられ、前記複数の映像データ内に含まれ且つ前記第2属性に関して前記キー映像データに関連する映像データをそれぞれ示すオブジェクトが前記第1位置に対して第2方向に存在する第2領域に前記第2属性の関連度に応じて並べられ、前記複数の推薦映像データ内に含まれ且つ前記第1属性に関して前記キー映像データに関連する推薦映像データを示すオブジェクトが前記第1領域に配置され、前記複数の推薦映像データ内に含まれ且つ前記第2属性に関して前記キー映像データに関連する推薦映像データを示すオブジェクトが前記第2領域に配置される映像データ一覧画面を表示する表示処理手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、お勧めコンテンツリストのような推薦コンテンツリストデータを有効利用することによって膨大な映像データの中から目的の映像データを簡単に検索することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る電子機器の構成を説明する。この電子機器は、パーソナルコンピュータのような情報処理装置、またはTVのような映像表示装置によって実現されている。以下では、本電子機器が、ノートブック型の携帯型パーソナルコンピュータ10によって実現されている場合を想定する。このコンピュータ10は、放送波によって放送される放送番組データやインターネット動画配信サービスによって配信される番組データのような各種映像コンテンツデータの視聴および録画を実行するためのTV機能を有している。このTV機能には、ユーザによって設定された録画予約にしたがって放送番組データ等を録画する予約録画機能も含まれている。このTV機能の制御は、例えば、コンピュータ10に予めインストールされているTVアプリケーションプログラムによって実現されている。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る電子機器の構成を説明する。この電子機器は、パーソナルコンピュータのような情報処理装置、またはTVのような映像表示装置によって実現されている。以下では、本電子機器が、ノートブック型の携帯型パーソナルコンピュータ10によって実現されている場合を想定する。このコンピュータ10は、放送波によって放送される放送番組データやインターネット動画配信サービスによって配信される番組データのような各種映像コンテンツデータの視聴および録画を実行するためのTV機能を有している。このTV機能には、ユーザによって設定された録画予約にしたがって放送番組データ等を録画する予約録画機能も含まれている。このTV機能の制御は、例えば、コンピュータ10に予めインストールされているTVアプリケーションプログラムによって実現されている。
このTV機能は、さらに、放送波やネットワークを介して提供可能な膨大な映像コンテンツ(オーディオビジュアルコンテンツデータ)の中からユーザの興味にあった映像コンテンツを探すためのユーザインタフェースであるローミングナビゲーション機能を有している。このナビゲーション機能は、放送コンテンツおよびネットコンテンツの双方をナビゲーション対象(検索対象)にし得る。また、コンピュータ10内の記憶装置に格納された各種映像コンテンツもナビゲーション対象にし得る。
放送コンテンツは、放送波によって放送される放送番組データのような映像データである。放送コンテンツとしては、地上デジタル放送によって放送される放送番組データ、CS放送によって放送される放送番組データ、BS放送によって放送される放送番組データ等がある。ネットコンテンツは、ネットワーク上のサーバから配信される映像データである。ネットコンテンツとしては、ビデオオンデマンド(VOD)サーバから配信される番組データ、IPTVサーバから配信される番組データ等がある。
ナビゲーション機能は、放送コンテンツ、ネットコンテンツといった様々な映像データ間の関連を頼りに、ユーザがコンテンツをブラウジングすることを可能にする。これにより、ユーザは、例えば、ある番組データに登場する人物と同じ人物が登場する別の番組データを発見するといった、いままで知らなかった新たなコンテンツの存在を発見することができる。
ナビゲーション機能は、放送コンテンツ、ネットコンテンツといった様々な映像データ間の関連度をジャンル、タイトル、登場人物、及びキーワードといったコンテンツの属性毎に算出する。そして、ナビゲーション機能は、算出した属性毎の関連度に基づいて、ユーザによって選択された注目映像コンテンツデータ(キー映像データとも云う)に関連する映像コンテンツデータ(映像データ)を属性毎に検索し、それら検索された映像コンテンツデータの一覧が配置された映像データ一覧画面を、コンテンツの検索のためのナビゲーション画面として表示する。
ナビゲーション機能は、EPGのようなコンテンツリストデータを放送波やネットワークを介して外部から受信し、そのコンテンツリストデータによって示される映像データそれぞれを処理対象データとして扱うことができる。コンテンツリストデータは、放送または配信される映像データのリストを示す番組表データである。コンテンツリストデータは、各映像データの特性を示すメタデータを含む。関連度の算出ではこのメタデータが使用される。ある映像データに対応するメタデータは、例えば、その映像データの放送日時、その映像データが放送/配信されるチャネル番号、その映像データのタイトル、その映像データの出演者リスト、その映像データの番組内容等を示すテキスト、その映像データのジャンル、等の情報を含む。
ナビゲーション機能は、受信したコンテンツリストデータ内のメタデータによって示される各映像データの特性に基づいて、ある注目映像データに対する他の各映像データの関連度を、ジャンル、タイトル、登場人物、及びキーワードといった属性毎に算出することができる。
ナビゲーション画面上においては、ユーザによって選択されたある注目映像データを示すオブジェクトの周囲に、他の映像データをそれぞれ示すオブジェクトの一覧が表示される。各オブジェクトは、対応する映像データの内容を概略的に示すための可視化情報であり、例えば、対応する映像データの代表サムネイル画像、対応する映像データのタイトル、対応する映像データのジャンル、対応する映像データの放送/配信日時、対応する映像データのチャネル番号、対応する映像データの録画日時等の情報を含み得る。例えば、各オブジェクトは、コンテンツリストデータ内のメタデータを使用することによって作成することができる。コンテンツリストデータに映像データの代表サムネイル画像が含まれている場合には、その映像データに対応するオブジェクトには代表サムネイル画像を表示することもできる。
注目映像データを示すオブジェクトはナビゲーション画面の例えば中心位置に配置される。注目映像データ以外の他の各映像データを示すオブジェクトの配置位置は、その映像データと注目映像データとの間の関連の強さに応じて決定し得る。例えば、注目映像データに対する関連度が強い映像データのオブジェクトほど、注目映像データのオブジェクトの近くに配置すればよい。
さらに、各映像データのオブジェクトが配置される方位は、注目映像データに対する関連の根拠となる属性に応じて決定し得る。例えば、ナビゲーション画面上においては、ジャンル、タイトル、登場人物、及びキーワードそれぞれに対応する4個の軸が定義される。ナビゲーション画面上においては、注目映像データのオブジェクトが配置された中心位置を囲む領域は、中心位置から例えば上方、右方、下方、左方に延びる4個の軸それぞれに対応する4つの領域に分割される。例えば、ジャンルの属性に関して注目映像データと関連する映像データそれぞれのオブジェクトは、4個の軸の内の1つであるジャンル軸に対応する領域に、関連度(ジャンル関連度)に応じて、例えば、関連度(ジャンル関連度)の高い順に並べられる。また、タイトルの属性に関して注目映像データと関連する映像データそれぞれのオブジェクトは、4個の軸の内の1つであるタイトル軸に対応する領域に、関連度(タイトル関連度)に応じて、例えば、関連度(タイトル関連度)の高い順に並べられる。同様に、登場人物の属性に関して注目映像データと関連する映像データそれぞれのオブジェクトは、4個の軸の内の1つである人物軸に対応する領域に、関連度(人物関連度)に応じて、例えば、関連度(人物関連度)の高い順に並べられ、キーワードの属性に関して注目映像データと関連する映像データそれぞれのオブジェクトは、4個の軸の内の1つであるキーワード軸に対応する領域に、関連度(キーワード関連度)に応じて、例えば、関連度(キーワード関連度)の高い順に並べられる。
したがって、ナビゲーション画面上においては、各映像データと注目映像データとの関連の強さが、映像データの並びによって、例えば、各映像データのオブジェクトと注目映像データのオブジェクトとの間の距離によって表現される。さらに、関連の根拠は、各映像データのオブジェクトが注目映像データのオブジェクトの位置に対してどの領域(どの方向)に配置されているかによって表現される。
さらに、本実施形態のナビゲーション機能は、お勧めコンテンツリスト、コンテンツ人気ランキングのような推薦コンテンツリストデータを放送波またはネットワークを介して外部から受信し、その受信した推薦コンテンツリストデータによって示される推薦映像データそれぞれを処理対象コンテンツとして扱うことができる。推薦コンテンツリストデータはサービス事業者によって推薦される推薦映像データのリストを示すデータである。この推薦コンテンツリストデータは、推薦映像データそれぞれの特性を示すメタデータを含む。ナビゲーション機能は、推薦コンテンツリストデータによって示される推薦映像データそれぞれを示すオブジェクトを生成し、それらオブジェクトをナビゲーション画面上に表示することができる。各推薦映像データのオブジェクトは、EPGのようなコンテンツリストデータによって示される通常の映像データ群(放送又は配信される映像データ群、録画された映像データ群)それぞれのオブジェクトよりも優先して表示し得る。例えば、ナビゲーション画面上の上述の4つの領域の各々に、推薦映像データのオブジェクトを表示するための専用領域を確保するという方法を用いても良い。この場合、ナビゲーション機能は、注目映像データに対する各推薦映像データの関連度を、ジャンル、タイトル、登場人物、及びキーワードといった属性毎に算出する。そして、ナビゲーション機能は、算出した関連度に基づいて、推薦映像データそれぞれを示すオブジェクトを、4つの領域それぞれに対応する4つの専用領域に選択的に表示する。どの属性についても、予め決められた少なくとも一定個数の推薦映像データを選択することができ、選択された一定個数の推薦映像データをそれぞれ示すオブジェクトを各領域内の専用領域に表示することができる。
したがって、たとえ注目映像データに対する推薦映像データそれぞれの関連度が、注目映像データに対する通常の映像データそれぞれの関連度よりも低い場合であっても、属性毎に、少なくとも一定個数の推薦映像データそれぞれに対応するオブジェクトを、ナビゲーション画面上に表示することができる。
図1はコンピュータ10のディスプレイユニットを開いた状態における斜視図である。本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成されている。ディスプレイユニット12には、TFT−LCD(Thin Film Transistor Liquid Crystal Display)17から構成される表示装置が組み込まれている。ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に対して開放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。
コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、本コンピュータ10を電源オン/オフするためのパワーボタン14、入力操作パネル15、タッチパッド(マウス)16、スピーカ18A,18Bなどが配置されている。入力操作パネル15には、例えば、TVボタン、録画ボタン、チャンネル切り替えボタン等の各種操作ボタンを含み得る。また、コンピュータ本体11には、放送信号入力端子19が設けられている。放送信号入力端子19はケーブル(アンテナケーブル)を介してアンテナまたはCATV網に接続される。コンピュータ本体11の正面には、本コンピュータ10のTV機能を遠隔制御する外部のリモコンユニットとの通信を実行するためのリモコンユニットインタフェース部20が設けられている。リモコンユニットインタフェース部20は、例えば、赤外線信号受信部などから構成されている。また、コンピュータ本体11の例えば背面には、例えばHDMI(high-definition multimedia interface)規格に対応した外部ディスプレイ接続端子が設けられている。この外部ディスプレイ接続端子は、放送番組データのような映像データに含まれる映像データ(動画像データ)を外部ディスプレイに出力するために用いられる。
次に、図2を参照して、本コンピュータ10のシステム構成について説明する。
本コンピュータ10は、図2に示されているように、CPU101、ノースブリッジ102、主メモリ103、サウスブリッジ104、グラフィクスプロセッシングユニット(GPU)105、ビデオメモリ(VRAM)105A、サウンドコントローラ106、BIOS−ROM109、LANコントローラ110、ハードディスクドライブ(HDD)111、DVDドライブ112、ネットワークコントローラ114、IEEE 1394コントローラ115、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116、TVチューナ117、およびEEPROM118等を備えている。
CPU101は本コンピュータ10の動作を制御するプロセッサであり、ハードディスクドライブ(HDD)111から主メモリ103にロードされる、オペレーティングシステム(OS)201、およびTVアプリケーションプログラム202のような各種アプリケーションプログラムを実行する。TVアプリケーションプログラム202は上述のTV機能を実行するためのソフトウェアである。このTVアプリケーションプログラム202は、TVチューナ117によって受信された放送コンテンツデータまたはネットワークコントローラ115によってVODサーバ/IPTVサーバから受信されたネットコンテンツデータを視聴するためのライブ再生処理、受信された放送/ネットコンテンツデータをHDD111に記録する録画処理、および記録された放送/ネットコンテンツデータを再生する記録データ再生処理等を実行する。さらに、TVアプリケーションプログラム202には、上述のナビゲーション機能が組み込まれている。また、CPU101は、BIOS−ROM109に格納されたBIOS(Basic Input Output System)も実行する。BIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ102はCPU101のローカルバスとサウスブリッジ104との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ102には、主メモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ102は、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してGPU105との通信を実行する機能も有している。
GPU105は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17を制御する表示コントローラである。このGPU105によって生成される表示信号はLCD17に送られる。また、GPU105は、HDMI制御回路3およびHDMI端子2を介して、外部ディスプレイ装置1にデジタル映像信号を送出することもできる。
HDMI端子2は上述の外部ディスプレイ接続端子である。HDMI端子2は、非圧縮のデジタル映像信号と、デジタルオーディオ信号とを一本のケーブルでテレビのような外部ディスプレイ装置1に送出することができる。HDMI制御回路3は、HDMIモニタと称される外部ディスプレイ装置1にデジタル映像信号をHDMI端子2を介して送出するためのインタフェースである。
サウスブリッジ104は、LPC(Low Pin Count)バス上の各デバイス、およびPCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各デバイスを制御する。また、サウスブリッジ104は、ハードディスクドライブ(HDD)111およびDVDドライブ112を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラを内蔵している。さらに、サウスブリッジ104は、サウンドコントローラ106との通信を実行する機能も有している。またさらに、サウスブリッジ104には、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してビデオプロセッサ113が接続されている。
サウンドコントローラ106は音源デバイスであり、再生対象のオーディオデータをスピーカ18A,18BまたはHDMI制御回路3に出力する。ネットワークコントローラ114は、有線または無線のネットワークとの通信を実行する。このネットワークコントローラ114は、外部のルータ等を介してインターネットとの通信を実行する通信部として機能とする。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13およびタッチパッド16を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。このエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116は、ユーザによるパワーボタン14の操作に応じて本コンピュータ10をパワーオン/パワーオフする機能を有している。さらに、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)116は、リモコンユニットインタフェース20との通信を実行する機能を有している。
TVチューナ117はアンテナ端子19に接続されており、テレビジョン(TV)放送信号の受信及び選局を実行する。このTVチューナ117は、例えば、地上波デジタルTV放送のようなデジタル放送番組データを受信可能なデジタルTVチューナとして実現されている。また、BS放送/CS放送のようなデジタル放送番組データを受信するためのTVチューナを設けても良い。
次に、図3を参照して、TVアプリケーションプログラム202の機能構成を説明する。TVアプリケーションプログラム202は、制御部301、ユーザインタフェース部(UI)302、再生部303、録画部304、コンテンツリスト受信部305、推薦コンテンツリスト受信部306、関連度算出部307A,307B、およびナビゲーション画面表示処理部308等を備えている。
制御部301はTVアプリケーションプログラム202の動作を統括的に制御する。この制御部301は、再生部303、録画部304、コンテンツリスト受信部305、推薦コンテンツリスト受信部306、関連度算出部307A,307B、およびナビゲーション画面表示処理部308をそれぞれ制御することにより、ユーザインタフェース部(UI)302によって受け付けられる様々なイベントに応じた処理を実行する。
再生部303は、制御部301の制御の下、TVチューナ117またはネットワークコントローラ114によって受信される映像データを再生する(ライブ再生)。また、再生部303は、録画部304によってHDD111に格納された映像データを再生する録画データ再生処理も実行する。録画部304は、制御部301の制御の下、TVチューナ117またはネットワークコントローラ114によって受信される映像データをHDD111に格納する録画処理を実行する。HDD111には、記録された映像データのメタデータもその映像データに関連付けられた状態で格納される。
コンテンツリスト受信部305は、放送コンテンツデータのリストを示すEPG、VOD配信コンテンツデータのリストを示すVODタイトルリストデータといった、コンテンツリストデータを放送波からまたはネットワーク上のサーバから受信する。上述したように、コンテンツリストデータは、放送または配信される映像データのリストを示す。コンテンツリスト受信部305は、受信したコンテンツリストデータを、放送または配信される個々の映像データの特性(プロパティ)を示すメタデータとしてデータベース(DB#1)401に格納する。各映像データに対応するメタデータは、例えば、その映像データの放送/配信日時、映像データが放送または配信されるチャネル番号、映像データのタイトル、映像データに登場する出演者リスト、映像データの内容を示すテキスト、映像データのジャンル、等の情報を含む。
推薦コンテンツリスト受信部306は、推薦コンテンツリストデータを外部から、例えばネットワーク上のサーバ等から受信する。推薦コンテンツリストデータは、放送サービス事業者、動画配信サービス事業者のようなサービス事業者が推薦する映像データのリストを示す。推薦コンテンツリストデータは、例えば、お勧めコンテンツリスト、人気ランキング、期間限定無料コンテンツといった、特定の映像データのリストのみを案内するための情報から構成される。推薦コンテンツリスト受信部306は、サービス事業者のサーバから推薦コンテンツリストデータを受信し、その受信した推薦コンテンツリストデータを、サービス事業者によって推薦される個々の推薦映像データの特性を示すメタデータとしてデータベース(DB#2)402に格納する。各推薦映像データに対応するメタデータは、例えば、その推薦映像データの放送/配信日時、推薦映像データが放送または配信されるチャネル番号、推薦映像データのタイトル、推薦映像データに登場する出演者リスト、推薦映像データの内容を示すテキスト、推薦映像データのジャンル、等の情報を含む。
関連度算出部307Aは、データベース(DB#1)401に格納されたメタデータおよびHDD111に格納された映像データに対応するメタデータに基づいて、放送または配信される映像データ群と録画された映像データ群とを含む通常の映像コンテンツ間の関連度を算出する。具体的には、関連度算出部307Aは、ある注目映像データと通常の映像コンテンツ内の映像データそれぞれとの関連度を算出する。例えば、通常の映像コンテンツ内の任意の映像データを注目映像データとして使用することができる。注目映像データは、検索のキーとして使用されるキー映像データである。関連度は、複数の属性の各々について、例えば、ジャンル、タイトル、登場人物、キーワードという4つの属性の各々について、個別に算出される。これにより、例えば、通常の映像コンテンツに含まれる映像データそれぞれは、属性毎に、関連度が高い順に順位付けされる。
関連度算出部307Bは、データベース(DB#1)402に格納されたメタデータに基づいて、注目映像データと推薦映像データそれぞれとの間の関連度を算出する。関連度は、複数の属性の各々について、例えば、ジャンル、タイトル、登場人物、キーワードという4つの属性の各々について、個別に算出される。これにより、推薦映像データそれぞれも、属性毎に、関連度が高い順に順位付けすることができる。
ここで、関連度算出部307A,307Bは、例えば、以下の式に従って各属性の関連度を算出することができる。
R1=fa1(注目映像データXのタイトル、ある映像データNのタイトル)
R2=fa2(注目映像データXの登場人物、ある映像データNの登場人物)
R3=fa3(注目映像データXのキーワード、ある映像データNのキーワード)
R4=fa4(注目映像データXのジャンル、ある映像データNのジャンル)
R1はタイトルに関する関連度を示す。fa1は、例えば、注目映像データXと映像データNの2つのタイトル文字列中に、共通の文字列が多く含まれている程大きな値をとるような関数で実現される。
R2は登場人物に関する関連度を示す。fa2は、例えば、注目映像データXおよび映像データNそれぞれに対応する2つの登場人物リスト中に共通の人物または共通のグループが含まれている程大きな値をとるような関数で実現される。
R3はキーワードに関する関連度を示す。fa3は、例えば、注目映像データXの概要を示すテキストと映像データNの概要を示すテキストに共通のキーワードが多く含まれている程大きな値をとるような関数で実現される。
R1=fa1(注目映像データXのタイトル、ある映像データNのタイトル)
R2=fa2(注目映像データXの登場人物、ある映像データNの登場人物)
R3=fa3(注目映像データXのキーワード、ある映像データNのキーワード)
R4=fa4(注目映像データXのジャンル、ある映像データNのジャンル)
R1はタイトルに関する関連度を示す。fa1は、例えば、注目映像データXと映像データNの2つのタイトル文字列中に、共通の文字列が多く含まれている程大きな値をとるような関数で実現される。
R2は登場人物に関する関連度を示す。fa2は、例えば、注目映像データXおよび映像データNそれぞれに対応する2つの登場人物リスト中に共通の人物または共通のグループが含まれている程大きな値をとるような関数で実現される。
R3はキーワードに関する関連度を示す。fa3は、例えば、注目映像データXの概要を示すテキストと映像データNの概要を示すテキストに共通のキーワードが多く含まれている程大きな値をとるような関数で実現される。
R4はジャンルに関する関連度を示す。fa4は、例えば、注目映像データXのジャンルと映像データNのジャンルが同じ場合は大きな値をとるような関数である。例えば、注目映像データXのジャンルと映像データNのジャンルが「スポーツ」という同じジャンルの場合にはfa4は大きな値を取る。また、一方の映像データのジャンルが「スポーツ」で、他方の映像データのジャンルが「スポーツ」のサブジャンルである「サッカー」の場合にも、fa4の値はある大きな値を取る。
ナビゲーション画面表示処理部308は、関連度算出部307A,307Bそれぞれによる関連度の算出結果に基づき、注目映像データを示すオブジェクトが例えば中心位置に配置され、通常の映像データをそれぞれ示すオブジェクトと、推薦コンテンツリストデータによって示される推薦映像データをそれぞれ示すオブジェクトとが注目映像データのオブジェクトの周囲に配置されたナビゲーション画面を生成し、このナビゲーション画面をLCD17に表示する。
図4はナビゲーション画面の例を示す。このナビゲーション画面の中心位置には、注目映像データ(注目映像コンテンツ)Xを示すオブジェクトが配置される。この注目映像データXを示すオブジェクトは、例えば、注目映像データXの代表サムネイル画像、注目映像データXのタイトル、注目映像データXが放送または配信されるチャネル番号、注目映像データXの放送/配信日時等を示す複数の可視化情報から構成されている。
ナビゲーション画面上にはタイトル、登場人物、キーワード、ジャンルに対応する4つの軸が定義されている。すなわち、注目映像データXのオブジェクトが配置された位置を中心とする同心円状の領域は、その中心位置に対して上側、右側、下側、左側の4つの方向それぞれに存在する4つの領域に分割される。
注目映像データXのオブジェクトの位置の上方側に存在する領域は、タイトルの属性に関して注目映像データXと関連する映像データそれぞれのオブジェクトを並べるための“タイトルつながり領域”として使用される。注目映像データXのオブジェクトの位置の右側に存在する領域は、登場人物の属性に関して注目映像データXと関連する映像データそれぞれのオブジェクトを並べるための“人物つながり領域”として使用される。注目映像データXのオブジェクトの位置の下側に存在する領域は、キーワードの属性に関して注目映像データXと関連する映像データそれぞれのオブジェクトを並べるための“キーワードつながり領域”として使用される。注目映像データXのオブジェクトの位置の左側に存在する領域は、ジャンルの属性に関して注目映像データXと関連する映像データそれぞれのオブジェクトを並べるための“ジャンルつながり領域”として使用される。
注目映像データXのオブジェクトと“タイトルつながり領域”との間には“タイトル”という文字列を表示する軸ラベルT1が配置されている。また、注目映像データXのオブジェクトと“人物つながり領域”との間には“人物”という文字列を表示する軸ラベルT2が配置されている。同様に、注目映像データXのオブジェクトと“キーワードつながり領域”との間には“キーワード”という文字列を表示する軸ラベルT3が配置されている。注目映像データXのオブジェクトと“ジャンルつながり領域”との間には“ジャンル”という文字列を表示する軸ラベルT4が配置されている。
“タイトルつながり領域”においては、通常の映像コンテンツ内に含まれる映像データをそれぞれ示すオブジェクトが、例えば、タイトルの属性の関連度が高い順に並べられる。“人物つながり領域”においては、通常の映像コンテンツ内に含まれる映像データをそれぞれ示すオブジェクトが、例えば、人物の属性の関連度が高い順に並べられる。“キーワードつながり領域”においては、通常の映像コンテンツ内に含まれる映像データをそれぞれ示すオブジェクトが、例えば、キーワードの属性に関して関連度が高い順に並べられる。“ジャンルつながり領域”においては、通常の映像コンテンツ内に含まれる映像データをそれぞれ示すオブジェクトが、例えば、ジャンルの属性に関して関連度が高い順に並べられる。
なお、同じ映像コンテンツデータは一つの領域にのみに表示し、同じ映像コンテンツデータが2以上の領域に同時に表示されないようにしてもよい。この場合、まず、映像データそれぞれは、関連度に従って、タイトル、人物、キーワード、ジャンルの4属性(4軸)に対応する4つグループに分割される。
“タイトルつながり領域”においては、タイトルのグループに属する映像データそれぞれのオブジェクト、つまり、通常の映像コンテンツ内に含まれ且つタイトルの属性に関して注目映像データXとの関連度の高い映像データA1〜Anそれぞれのオブジェクトが、関連度の高い順に並べられる。“人物つながり領域”においては、人物のグループに属する映像データそれぞれのオブジェクト、つまり、通常の映像コンテンツ内に含まれ且つ人物の属性に関して注目映像データXとの関連度の高い映像データB1〜Bnそれぞれのオブジェクトが、関連度の高い順に並べられる。“キーワードつながり領域”においては、キーワードのグループに属する映像データそれぞれのオブジェクト、つまり、通常の映像コンテンツに含まれ且つキーワードの属性に関して注目映像データXとの関連度の高い映像データC1〜Cnそれぞれのオブジェクトが、関連度の高い順に並べられる。“ジャンルつながり領域”においては、ジャンルのグループに属する映像データそれぞれのオブジェクト、つまり、通常の映像コンテンツに含まれ且つジャンルの属性に関して注目映像データXとの関連度の高い映像データD1〜Dnそれぞれのオブジェクトが、関連度の高い順に並べられる。
どの領域においても、例えば、関連度が高い映像データのオブジェクトほど、その領域の内周側に配置される。各領域の最内周の弧上には例えば3個のオブジェクトが並べられ、各領域の2周目の各弧上には例えば5個のオブジェクトが配置される。各領域内に含まれる弧の数は2に限定されるものではなく、多数の弧を各領域内に設けることができる
本実施形態では、各属性に対応する各領域には、さらに、少なくとも一つの推薦映像データのオブジェクトを配置することができる。この配置例を図5に示す。
本実施形態では、各属性に対応する各領域には、さらに、少なくとも一つの推薦映像データのオブジェクトを配置することができる。この配置例を図5に示す。
図5のナビゲーション画面においては、推薦映像データそれぞれに対応するオブジェクトを配置するための専用領域が、通常の映像データそれぞれに対応するオブジェクトの並びの外周側に設けられている。
すなわち、注目映像データXのオブジェクトの上側の“タイトルつながり領域”においては、通常の映像データA1〜A15それぞれに対応するオブジェクトの並びの外周側に、一定数の推薦映像データのオブジェクトを配置するための領域501が確保されている。領域501には、例えば7個の推薦映像データそれぞれに対応するオブジェクトを配置することができる。推薦映像データそれぞれは、注目映像データXとの関連度に従って、タイトル、人物、キーワード、ジャンルの4属性に対応する4つグループに分割される。例えば、7個の推薦映像データa1〜a7がタイトルに関して注目映像データXとの関連性を有するコンテンツとして推薦映像データの中から選択され、それら推薦映像データa1〜a7それぞれに対応するオブジェクトが領域501上に並べられる。
注目映像データXのオブジェクトの右側の“人物つながり領域”においては、通常の映像データB1〜B18それぞれに対応するオブジェクトの並びの外周側に、一定数の推薦映像データのオブジェクトを配置するための領域502が確保されている。領域502には、例えば5個の推薦映像データそれぞれに対応するオブジェクトを配置することができる。例えば5個の推薦コンテンツデータb1〜b5が、登場人物に関して注目映像データXとの関連性を有するコンテンツとして推薦映像データの中から選択され、それら推薦映像データb1〜b5それぞれに対応するオブジェクトが領域502上に並べられる。
注目映像データXのオブジェクトの下側の“キーワードつながり領域”では、通常の映像データC1〜C15それぞれに対応するオブジェクトの並びの外周側に、一定数の推薦映像データそれぞれに対応するオブジェクトを配置するための領域503が確保されている。領域503には、例えば7個の推薦映像データそれぞれに対応するオブジェクトを配置することができる。例えば、7個の推薦映像データc1〜c7が、キーワードに関して注目コンテンツデータXとの関連性を有するコンテンツとして
推薦映像データの中から選択され、それら推薦映像データc1〜c7それぞれに対応するオブジェクトが領域503上に並べられる。
推薦映像データの中から選択され、それら推薦映像データc1〜c7それぞれに対応するオブジェクトが領域503上に並べられる。
注目映像データXのオブジェクトの左側の“ジャンルつながり領域”では、通常の映像データD1〜D18それぞれに対応するオブジェクトの並びの外周側に、一定数の推薦映像データそれぞれに対応するオブジェクトを配置するための領域504が確保されている。領域504には、例えば5個の推薦映像データそれぞれに対応するオブジェクトを配置することができる。例えば、5個の推薦映像データd1〜d5が、ジャンルに関して注目映像データXとの関連性を有するコンテンツとして推薦映像データの中から選択され、それら推薦映像データd1〜d5それぞれに対応するオブジェクトが領域504上に並べられる。
このように、ナビゲーション画面上の各属性に対応する領域においては、通常映像コンテンツから選択された、注目映像データXとの関連度の高い映像データそれぞれに対応するオブジェクトが関連度の高い順に並べられると共に、推薦映像データから選択された一定数の推薦映像データそれぞれに対応するオブジェクトを並べることが出来る。
ユーザは、図5のナビゲーション画面を見るだけで、ユーザによって現在選択されている注目映像データXに関連する通常映像データそれぞれを個々の属性毎に知ることが出来、さらに個々の属性毎に、どのような推薦映像データが存在するかについても知ることができる。ユーザは、マウスのような入力デバイスを操作することにより、ナビゲーション画面上に表示されている任意の映像データのオブジェクトにフォーカスを移動することができる。フォーカスされた映像コンテンツデータのオブジェクトは図6に示すように他の映像データのオブジェクトよりも大きなサイズ、例えば、注目映像データのオブジェクトと同じサイズに拡大される。また、ユーザは、入力デバイスを操作することにより、フォーカスされたオブジェクトに対応する映像データの再生を要求する再生要求イベントを入力することができる。さらに、ユーザは、入力デバイスを操作することにより、フォーカスされたオブジェクトに対応する映像データに関連する映像データそれぞれを検索するための検索要求イベントを入力することもできる。
ある映像データの再生が実行された後、その映像データを新たな注目映像データとして自動選択する事も可能である。この場合、ある映像データの再生が実行された後に、その再生が終了した新たな注目映像データと通常映像データそれぞれとの間の関連度を属性毎に算出する処理と、新たな注目映像データと推薦映像データそれぞれとの間の関連度を属性毎に算出する処理とが自動実行される。そして、新たな注目映像データに関連する通常映像データそれぞれのオブジェクトの一覧、および新たな注目映像データに関連する推薦映像データそれぞれのオブジェクトの一覧の双方がナビゲーション画面上に表示される。
次に、図7のフローチャートを参照して、TVアプリケーションプログラム202によって実行されるナビゲーション画面表示処理の手順を説明する。
TVアプリケーションプログラム202は、EPGのようなコンテンツリストデータを、ネットワーク上のサーバからまたは放送波から定期的に取得し、その取得したコンテンツリストデータを通常映像データそれぞれの特性を示すメタデータとしてデータベース(DB#1)401に格納する(ステップS111)。また、TVアプリケーションプログラム202は、放送波、またはネットワーク上の特定のサービス事業者のサーバから推薦コンテンツリストデータを取得し、その取得した推薦コンテンツリストデータを、推薦映像データそれぞれの特性を示すメタデータとしてデータベース(DB#2)302に格納する(ステップS111)。
TVアプリケーションプログラム202は、コンテンツリストデータによって示される映像データの一覧(番組表、VODリスト、等)や録画された映像データの一覧をLCD17に表示する。ユーザは、入力デバイスの操作によって、例えば、番組表、VODリスト、または録画された映像データの一覧の中から、任意の映像データを注目映像データ(注目コンテンツ)として選択することができる。また、推薦コンテンツリストデータによって示される推薦映像データ内の任意の一つを注目映像データとして選択することもできる。
注目映像データが選択された状態で(ステップS113のYES)、ユーザによる入力デバイスの操作によって、ナビゲーション要求イベントが入力されると(ステップS114のYES)、TVアプリケーションプログラム202のナビゲーション機能が起動される。
この場合、TVアプリケーションプログラム202は、まず、注目映像データのメタデータを取得する(ステップS115)。次いで、TVアプリケーションプログラム202は、通常映像コンテンツに属する各映像データに対応するメタデータを、コンテンツリストデータを格納したデータベースおよび録画番組データが格納されている記憶装置(HDD111)の各々から取得する(ステップS116)。そして、TVアプリケーションプログラム202は、注目映像データと通常映像データそれぞれとの間の関連度を、タイトル、登場人物、キーワード、ジャンルの4つの属性の各々について算出する(ステップS117)。TVアプリケーションプログラム202は、属性毎に算出された関連度に基づいて、例えば、通常映像コンテンツの中から、タイトルに関して注目映像データとの関連度が高い規定個数の通常映像データと、登場人物に関して注目映像データとの関連度が高い規定個数の通常映像データと、キーワードに関して注目映像データとの関連度が高い規定個数の通常映像データと、ジャンルに関して注目映像データとの関連度が高い規定個数の通常映像データとを、選択する(ステップS118)。例えば、基準個数は、属性毎に予め決められている。またステップS118では、TVアプリケーションプログラム202は、注目映像データに対応するオブジェクトをナビゲーション画面上の中心位置に表示すると共に、属性毎に選択された通常映像データそれぞれのオブジェクトを、ナビゲーション画面上の対応する領域に並べて表示する。
例えば、ナビゲーション画面上の“タイトルつながり領域”には、タイトルの属性に関して選択された通常映像データそれぞれに対応するオブジェクトが、関連度(タイトル関連度)の高い順に“タイトルつながり領域”の内周側から外周側に向けて並べられる。この場合、TVアプリケーションプログラム202は、タイトルの属性に関して選択された規定個数の通常映像データ、つまりタイトルの属性のグループに属する通常映像データを、関連度の高い順にソートし、ソートされた通常映像データを複数のサブグループに分割する。各サブグループは、“タイトルつながり領域”内の各弧に対応している。そして、TVアプリケーションプログラム202は、これらサブグループを、関連度の高い順に“タイトルつながり領域”の内周側から外周側に向けて並べる。
ナビゲーション画面上の“人物つながり領域”には、登場人物の属性に関して選択された通常映像データそれぞれに対応するオブジェクトが、関連度(人物関連度)の高い順に“人物つながり領域”の内周側から外周側に向けて並べられる。この場合、TVアプリケーションプログラム202は、登場人物の属性に関して選択された規定個数の通常映像データ、つまり人物の属性のグループに属する通常映像データを、関連度の高い順にソートし、ソートされた通常映像データを複数のサブグループに分割する。そして、TVアプリケーションプログラム202は、これらサブグループを、関連度の高い順に “人物つながり領域”の内周側から外周側に向けて並べる。
ナビゲーション画面上の“キーワードつながり領域”には、キーワードの属性に関して選択された通常映像データそれぞれに対応するオブジェクトが、関連度(キーワード関連度)の高い順に“キーワードつながり領域”の内周側から外周側に向けて並べられる。この場合、TVアプリケーションプログラム202は、キーワードの属性に関して選択された規定個数の通常映像データ、つまりキーワードの属性のグループに属する通常映像データを、関連度の高い順にソートし、ソートされた通常映像データを複数のサブグループに分割する。そして、TVアプリケーションプログラム202は、これらサブグループを、関連度の高い順に“キーワードつながり領域”の内周側から外周側に向けて並べる。
ナビゲーション画面上の“ジャンルつながり領域”には、ジャンルの属性に関して選択された通常映像コンテンツデータそれぞれに対応するオブジェクトが、関連度(ジャンル関連度)の高い順に“ジャンルつながり領域”の内周側から外周側に向けて並べられる。この場合、TVアプリケーションプログラム202は、ジャンルの属性に関して選択された規定個数の通常映像データ、つまりジャンルの属性のグループに属する通常映像データを、関連度の高い順にソートし、ソートされた通常映像データを複数のサブグループに分割する。そして、TVアプリケーションプログラム202は、これらサブグループを、関連度の高い順に“ジャンルつながり領域”の内周側から外周側に向けて並べる。
次いで、TVアプリケーションプログラム202は、推薦コンテンツリストデータによって示される推薦映像データそれぞれに対応するメタデータを、推薦コンテンツリストデータを格納したデータベースから取得する(ステップS119)。そして、TVアプリケーションプログラム202は、注目映像データと推薦映像データそれぞれとの間の関連度を、タイトル、登場人物、キーワード、ジャンルの4つの属性の各々について算出する(ステップS120)。TVアプリケーションプログラム202は、属性毎に算出された関連度に基づいて、推薦映像データの中から、“タイトルつながり領域”に表示すべき規定個数の推薦映像データと、“人物つながり領域”に表示すべき規定個数の推薦映像データと、“キーワードつながり領域”に表示すべき規定個数の推薦映像データと、“ジャンルつながり領域”に表示すべき規定個数の推薦映像データとを選択する(ステップS121)。基準個数は、属性毎に予め決められた1以上の値である。すなわち、属性毎に、少なくとも1つの推薦映像データが推薦映像データの中から選択される。またステップS121では、TVアプリケーションプログラム202は、属性毎に選択された推薦映像データそれぞれに対応するオブジェクトを、ナビゲーション画面上の対応する属性の領域に並べる。例えば、ナビゲーション画面上の“タイトルつながり領域”の例えば外周領域には、タイトルの属性に関して選択された基準個数の推薦映像データそれぞれに対応するオブジェクトが並べられる。また、ナビゲーション画面上の“人物つながり領域”の例えば外周領域には、登場人物の属性に関して選択された基準個数の推薦映像データそれぞれに対応するオブジェクトが並べられる。また、ナビゲーション画面上の“キーワードつながり領域”の例えば外周領域には、キーワードの属性に関して選択された基準個数の推薦映像データそれぞれに対応するオブジェクトが並べられる。また、ナビゲーション画面上の“ジャンルつながり領域”の例えば外周領域には、ジャンルの属性に関して選択された基準個数の推薦映像データそれぞれに対応するオブジェクトが並べられる。
次に、図8のフローチャートを参照して、TVアプリケーションプログラム202によって実行されるナビゲーション処理の手順の例を説明する。
TVアプリケーションプログラム202は、ナビゲーション画面上に表示されている全ての映像データそれぞれのオブジェクトの中からユーザによって選択されたオブジェクトに対応する映像データを再生する機能を有している。また、TVアプリケーションプログラム202は、ナビゲーション画面上に表示されている注目映像データ以外の他の映像データそれぞれのオブジェクトの中の任意のオブジェクトを、新たな注目映像データに設定し、その新たな注目映像データに関連する通常映像データの一覧および新たな注目映像データに関連する推薦映像データの一覧を示すナビゲーション画面を再表示するための再検索機能を有している。以下、これら機能に関する処理手順の例について説明する。
ユーザは、入力デバイスの操作によって、ナビゲーション画面上に表示されている複数の映像データ(推薦映像データも含む)のオブジェクトの中から、任意の映像データのオブジェクトを再生対象の映像データとして選択することができる。例えば、ある映像データのオブジェクトが選択された状態で(ステップS201のYES)、ユーザによる入力デバイスの操作によって、再生要求イベントが入力されると(ステップS201のYES)、TVアプリケーションプログラム202の再生機能が起動される。
TVアプリケーションプログラム202は、選択されたオブジェクトに対応する映像データが再生可能な映像データである否かを、選択されたオブジェクトに対応する映像データのメタデータ等に基づいて判定する(ステップS203)。例えば、現在放送中の映像データ、現在配信中の映像データ、要求された時点で配信可能な映像データ、HDD111に格納されている映像データ、放送または配信時間が現在時間よりも遅い映像データは、再生可能な映像コンテンツデータである。
選択されたオブジェクトに対応する映像データが再生可能な映像コンテンツデータでないならば(ステップS203のNO)、TVアプリケーションプログラム202は、再生できない旨のメッセージを表示するといった処理を実行する。一方、選択されたオブジェクトに対応する映像データが再生可能な映像データであるならば(ステップS203のYES)、TVアプリケーションプログラム202は、(1)TVチューナ117によって選択されたオブジェクトに対応する映像データを受信しその受信した映像コンテンツデータを再生する処理、(2)ネットワークコントローラ114を介して外部のサーバに配信要求を送信し、外部のサーバから配信される映像データを受信及び再生する処理、(3)HDD111に格納されている映像データを再生する処理、または映像データの視聴を予約する処理等を実行する(ステップS204)。
映像データの再生が終了した時(例えば、映像データの再生の完了、再生の中断を含む)(ステップS205のYES)、TVアプリケーションプログラム202は、注目映像データを、再生が終了した映像データに変更して、再生が終了した映像データを新たな注目映像データとする検索処理を開始する(ステップS206)。そして、TVアプリケーションプログラム202は、新たな注目映像データと通常映像データそれぞれとの間の関連度を、タイトル、登場人物、キーワード、ジャンルの4つの属性の各々について算出する(ステップS207)。TVアプリケーションプログラム202は、属性毎に算出された関連度に基づいて、属性毎に、新たな注目映像データに対する関連度の高い通常映像データをそれぞれ基準個数ずつ選択する(ステップS208)。またステップS208では、TVアプリケーションプログラム202は、新たな注目映像データに対応するオブジェクトをナビゲーション画面上の中心位置に表示すると共に、属性毎に選択された通常映像データそれぞれに対応するオブジェクトをナビゲーション画面上に表示する。すなわち、ナビゲーション画面上の“タイトルつながり領域”には、タイトルの属性に関して選択された通常映像データそれぞれに対応するオブジェクトが関連度の高い順に“タイトルつながり領域”の内周側から外周側に向けて並べられる。人物つながり領域”には、登場人物の属性に関して選択された通常映像データそれぞれに対応するオブジェクトが、関連度の高い順に“人物つながり領域”の内周側から外周側に向けて並べられる。“キーワードつながり領域”には、キーワードの属性に関して選択された通常映像データそれぞれに対応するオブジェクトが、関連度の高い順に“キーワードつながり領域”の内周側から外周側に向けて並べられる。“ジャンルつながり領域”には、ジャンルの属性に関して選択された通常映像データそれぞれに対応するオブジェクトが、関連度の高い順に“ジャンルつながり領域”の内周側から外周側に向けて並べられる。
次いで、TVアプリケーションプログラム202は、注目映像データと推薦映像データそれぞれとの間の関連度を、タイトル、登場人物、キーワード、ジャンルの4つの属性の各々について算出する(ステップS209)。TVアプリケーションプログラム202は、属性毎に算出された関連度に基づいて、属性毎に、推薦映像データから、規定個数の推薦映像データを選択する(ステップS210)。またステップS210では、TVアプリケーションプログラム202は、属性毎に選択された推薦映像データそれぞれに対応するオブジェクトを、ナビゲーション画面上の対応する属性の領域に表示する。例えば、ナビゲーション画面上の“タイトルつながり領域”の例えば外周には、タイトルの属性に関して選択された基準個数の推薦映像データそれぞれに対応するオブジェクトが並べられる。また、ナビゲーション画面上の“人物つながり領域”の例えば外周には、登場人物の属性に関して選択された基準個数の推薦映像データそれぞれに対応するオブジェクトが並べられる。また、ナビゲーション画面上の“キーワードつながり領域”の例えば外周には、キーワードの属性に関して選択された基準個数の推薦映像データそれぞれに対応するオブジェクトが並べられる。また、ナビゲーション画面上の“ジャンルつながり領域”の例えば外周には、ジャンルの属性に関して選択された基準個数の推薦映像データそれぞれに対応するオブジェクトが並べられる。
以上説明したように、本実施形態によれば、注目映像データと通常映像データそれぞれとの間の関連度がタイトル、人物、キーワード、ジャンルという4つの属性それぞれについて算出され、算出された関連度に応じて、映像データそれぞれに対応するオブジェクトが4つの属性それぞれに対応する領域に表示される。さらに、注目映像データと推薦映像データそれぞれとの間の関連度も属性毎に算出され、算出された関連度に基づいて、各属性に対応する領域に少なくとも一つの推薦映像データが表示される。したがって、現在の注目映像データに関連する通常映像データそれぞれを個々の属性毎にユーザに提示することができ、さらに個々の属性毎にどのような推薦映像データが存在するかについてもユーザに提示することができる。よって、お勧めコンテンツリストのような推薦コンテンツリストデータを有効利用することが可能となり、膨大な映像データの中から、注目映像データとの関連度を頼りに目的の映像コンテンツを簡単に検索する仕組みを構築することができる。
なお、本実施形態では、通常映像コンテンツ内の任意の一つを注目映像データとして選択する場合を例示したが、推薦映像データ内の任意一つを注目映像データとして選択してもよい。また、本実施形態では、推薦映像データそれぞれに対応するオブジェクトを表示するための専用領域を各属性に対応する領域の外周側に設けたが、専用領域は各属性に対応する領域の内周側に設けてもよい。また、各推薦映像データのオブジェクトは例えば枠や色を付けることによって、各通常映像データのオブジェクトとの区別できるようにしてもよい。
また、推薦映像データのオブジェクトと通常映像データのオブジェクトとを混在させた状態で各属性に対応する領域内に配置しても良い。この場合にも、各推薦映像データのオブジェクトは例えば枠や色を付けることによって、各通常映像データのオブジェクトと区別できるようにし得る。
また、推薦コンテンツリストデータとしては、各ユーザ端末から送信される放送番組の視聴履歴等の統計データを用いてもよい。また、本実施形態では、4つの軸を用いる場合を例示したが、2以上の軸であればよい。
また、本実施形態のTVアプリケーションプログラム202の機能は全てソフトウェアによって実現することができるので、このソフトウェアを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じて、このソフトウェアを、通常のコンピュータに導入するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
101…CPU、114…ネットワークコントローラ、117…TVチューナ、202…TVアプリケーションプログラム、301…制御部、305…コンテンツリスト受信部、306…推薦コンテンツリスト受信部、307A,307B…関連度算出部、308…ナビゲーション画面表示処理部。
Claims (9)
- キー映像データと複数の映像データそれぞれとの間の関連度を第1属性および第2属性の各々について算出する第1の関連度算出手段と、
複数の推薦映像データのリストを示す推薦コンテンツリストデータを受信する受信手段と、
前記キー映像データと前記推薦映像データそれぞれとの間の関連度を前記第1属性および前記第2属性の各々について算出する第2の関連度算出手段と、
前記キー映像データを示すオブジェクトが第1位置に配置され、前記複数の映像データ内に含まれ且つ前記第1属性に関して前記キー映像データに関連する映像データをそれぞれ示すオブジェクトが前記第1位置に対して第1方向に存在する第1領域に前記第1属性の関連度に応じて並べられ、前記複数の映像データ内に含まれ且つ前記第2属性に関して前記キー映像データに関連する映像データをそれぞれ示すオブジェクトが前記第1位置に対して第2方向に存在する第2領域に前記第2属性の関連度に応じて並べられ、前記複数の推薦映像データ内に含まれ且つ前記第1属性に関して前記キー映像データに関連する推薦映像データを示すオブジェクトが前記第1領域に配置され、前記複数の推薦映像データ内に含まれ且つ前記第2属性に関して前記キー映像データに関連する推薦映像データを示すオブジェクトが前記第2領域に配置される映像データ一覧画面を表示する表示処理手段とを具備することを特徴とする電子機器。 - 前記第1領域および前記第2領域の各々内には推薦映像データを示すオブジェクトを配置するための領域が確保されており、前記複数の推薦映像データ内に含まれ且つ前記第1属性に関して前記キー映像データに関連する推薦映像データを示す前記オブジェクトは前記第1領域内に確保された領域に配置され、前記複数の推薦映像データ内に含まれ且つ前記第1属性に関して前記キー映像データに関連する推薦映像データを示す前記オブジェクトは前記第2領域内に確保された領域に配置されることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 検索要求イベントが入力された場合、前記キー映像データを前記映像データ一覧画面上のオブジェクトから選択されたオブジェクトによって示される映像データに変更して、前記選択されたオブジェクトによって示される映像データに対応する新たな映像データ一覧画面を表示する制御手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 再生要求イベントが入力された場合、前記映像データ一覧画面上のオブジェクトから選択されたオブジェクトによって示される映像データを再生する再生手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 放送波またはネットワークによって送信される映像データのリストを示すコンテンツリストデータを受信する受信手段をさらに具備し、前記複数の映像データは前記コンテンツリストデータによって示される映像データであることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- キー映像データに関連する映像データを検索するための映像データ処理方法であって、
前記キー映像データと複数の映像データそれぞれとの間の関連度を第1属性および第2属性の各々について算出するステップと、
複数の推薦映像データのリストを示す推薦コンテンツリストデータを受信するステップと、
前記キー映像データと前記推薦映像データそれぞれとの間の関連度を前記第1属性および前記第2属性の各々について算出するステップと、
前記キー映像データを示すオブジェクトが第1位置に配置され、前記複数の映像データ内に含まれ且つ前記第1属性に関して前記キー映像データに関連する映像データをそれぞれ示すオブジェクトが前記第1位置に対して第1方向に存在する第1領域に前記第1属性の関連度に応じて並べられ、前記複数の映像データ内に含まれ且つ前記第2属性に関して前記キー映像データに関連する映像データをそれぞれ示すオブジェクトが前記第1位置に対して第2方向に存在する第2領域に前記第2属性の関連度に応じて並べられ、前記複数の推薦映像データ内に含まれ且つ前記第1属性に関して前記キー映像データに関連する推薦映像データを示すオブジェクトが前記第1領域に配置され、前記複数の推薦映像データ内に含まれ且つ前記第2属性に関して前記キー映像データに関連する推薦映像データを示すオブジェクトが前記第2領域に配置される映像データ一覧画面を表示するステップとを具備することを特徴とする映像データ処理方法。 - 前記第1領域および前記第2領域の各々内には推薦映像データを示すオブジェクトを配置するための領域が確保されており、前記複数の推薦映像データ内に含まれ且つ前記第1属性に関して前記キー映像データに関連する推薦映像データを示す前記オブジェクトは前記第1領域内に確保された領域に配置され、前記複数の推薦映像データ内に含まれ且つ前記第1属性に関して前記キー映像データに関連する推薦映像データを示す前記オブジェクトは前記第2領域内に確保された領域に配置されることを特徴とする請求項6記載の映像データ処理方法。
- 検索要求イベントが入力された場合、前記キー映像データを前記映像データ一覧画面上のオブジェクトから選択されたオブジェクトによって示される映像データに変更して、前記選択されたオブジェクトによって示される映像データに対応する新たな映像データ一覧画面を表示するステップをさらに具備することを特徴とする請求項6記載の映像データ処理方法。
- 再生要求イベントが入力された場合、前記映像データ一覧画面上のオブジェクトから選択されたオブジェクトによって示される映像データを再生するステップをさらに具備することを特徴とする請求項6記載の映像データ処理方法。
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20110104 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |